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三国志演義 (三)
三国志演義 (三)
井波律子/講談社
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総合評価

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    このレビューはネタバレを含みます。

     主要メンバーの退陣。特に関羽。関羽の部分はやはりしっかり文量割いて書いているように思った(73~77回)。気になったのは、関羽(荊州支部)に対する劉備&諸葛亮の対応。易中天の本では、この敗北は関羽の責任とされ、理由として劉備や諸葛亮などからの命などもなく勝手に進軍して敗北したことが書かれていたと思うが、演義では曹操と孫権の陰謀を知り、その打開策として劉備と諸葛亮が関羽に樊城攻めをするように命じている。つまり演義では関羽をよく書くために、関羽の責任を減らし劉備や諸葛亮に転嫁しようとしているのではないかと思われた。また易中天が上記を述べた根拠も正史だが、やはり関羽の正史を読んだ時も、「関羽が樊城攻めをした→曹操と孫権が組んだ」、という流れで、その逆ではない。そのため馬超と馬騰の経緯のように、話をよりよくするために前後の順番を変えているのではないかと思われる。ただやはり関羽の傲慢な態度は演義にも盛りだくさん書かれていて、正直あの敗死は不可避だっただろう。基本横山漫画そのまま。夷陵の戦いで、甘寧が戦死したり、その後張遼も矢傷が元で亡くなる。それまでたくさんの武将たちが戦いで活躍し、生き延びていたことは奇跡だと感じた。またそれと同時に華々しい世代の終焉を感じた。南蛮のあたりは、暗くなっていくストーリーを少しでも明るくするための、閑話休題的な感じがした。気で病になる人も多い。

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    投稿日: 2026.02.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    黄忠と厳顔、甘寧と凌統、関興と張苞など、コンビの活躍がワクワクする。諸葛亮と孟獲との攻防は、ファンタジーな要素もあって面白い。 だがこのあたりから猛将たちが次々に命を落とし始めるので、全編に渡ってどこか物悲しさが漂う。三人の義兄弟もだが、個人的には黄忠と甘寧の死が悲しかった。

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    投稿日: 2025.10.23
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    黄忠が厳顔に「ギャフンと言わせてやろう」が好き。 70近くても戦っているとは相当な健康爺さんだ。 三国に分かれての戦い。 みんな歳をとり、世代が変わる。 感動、泣く場面も多々。 孟獲、しつこいなぁ(笑) この三国志演義の嬉しい点 ・登場人物の紹介あり。 ・注釈あり(由来、間違いの指摘など各章の終わりにある。Kindleではリンクになってないのが残念) ・挿絵あり。 ・地図あり。 ・年表あり。 ・巻末の解説あり。

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    投稿日: 2017.07.30