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容疑者
容疑者
ロバート・クレイス、高橋恭美子/東京創元社
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総合評価

43件)
4.2
14
20
4
1
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    この話は良い。主人公と犬のバディものだが、お互いが傷を乗り越えて親密になる過程が丹念に書かれている。どちらも非常に好感が持てるし、犬の訓練をする教官たちの愛情も良い。是非シリーズ化してもらいたいが、どうだろう。

    1
    投稿日: 2025.06.09
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    犬は尊い。内容は1人が調べてそんなにすぐ真相に行き着くかというのと、主人公の軽率で犬を不用意に危険に巻き込む行動にイラッとした。

    0
    投稿日: 2025.05.07
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    今年は翻訳小説に挑戦するぞ、といくつか読んできて「私はアメリカよりイギリスの作家さんのほうが合うのかな」と思っていたところに「そうでもないみたいだ」と思わせてもらいました。 思うにテレビドラマの脚本家もされていた方は読んでいて場面が浮かびやすいし、読みやすい気がします。 今回の作品はお互い相棒を失ってトラウマを抱えた人間と犬のお話でそれがとてもよかったです。マギー視点が特によかったですね。ちょうどドッグトレーナーさんのショート動画をよく見るようになって、トレーナーさんの相棒のシェパードの女の子が賢いなぁと思っていたところで重なるところもあり、何はともあれマギーがスコットを気に入ってくれて本当に良かったです。 願わくばこのままスコットとマギーのシリーズを読みたいのですが、どうやら最新刊は探偵さん?が主役みたいで、とりあえず次作はまだスコットとマギーは出ているみたいなので読んでみたいと思います。

    0
    投稿日: 2023.11.14
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    プロローグからやや涙目… 軍用犬と警察官の傷を負った者同士の 出会いと第一歩 犬を相棒にした作品はD・クーンツの何作かと「約束の森」と言う作品くらいだったけれど…これはど直球過ぎて、細かなケチをつける隙もなくのめり込みました。 この人の作品、シリーズモノ含め復刊して欲しい。

    35
    投稿日: 2023.09.19
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    犬好きな方。是非読んで下さい。泣けます。 作者が、特に犬が主人公の小説専門でないというのは驚きだが、絶対絶対この人、犬好きだよね、だってそうでなければリーランド主任のあの台詞は書けないよ! って思います。

    0
    投稿日: 2023.09.03
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    徐々に心を通わしていくふたりの様子は、愛犬家にはたまらない物語。 突然の銃撃戦に巻き込まれ、良き相棒を死なせてしまったロサンゼルス市警のスコット。 アフガニスタンで軍用犬として従軍していた時に唯一無二の相棒を死なせてしまったジャーマン・シェパードのマギー。 ともにPTSDを背負ったふたりがバディとして徐々に変化していく。 相棒の死の責任からかガムシャラに真相に近づこうとするスコット……遭遇した銃撃戦の真相を、ひとりで突き止めていこうとする。 最初は他人だった主人公スコットに対し、徐々に“守るべき仲間”として認識していくマギー……次第に、本来の優れた能力を発揮していく。 徐々にマギーが“道具”から“相棒”に変わっていく様子がとてもよく、愛犬家でなくてもバディ物語として、少し感動してしまった。

    2
    投稿日: 2023.01.11
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    犬が登場するミステリーはディーン・クーンツや稲見一良が有名ですが、ロバート・クレイスが描く犬は「犬」というより「相棒」と言う方がぴったりくる。マギーの体温や息づかいが感じられる描写は犬好きにはたまらない作品です。

    0
    投稿日: 2022.07.30
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    互いに大事な存在を喪った警察犬と警官の出会い。 警察犬マギーの感覚が伝わる表現で、胸が熱くなる物語です。 アフガニスタンの海兵隊で、爆発物探知犬だったマギー。 ハンドラー(指導手)のピートが撃たれ、かばって被弾したマギーはアメリカに戻っています。 大きな音に怯えるため、警察犬としては無理だろうと思われていましたが… スコット・ジェイムズは、ロサンゼルス市警の巡査。 銃撃事件に遭遇して相棒を亡くし、自らも重傷を負いました。 復帰後に警察犬隊を志望したのは、人間の相棒の悲痛な叫びを忘れられなかったため… 9か月後、マギーに出会って、コンビを組むことにします。 警察犬隊の主任指導官リーランドは、犬にかけては凄腕で知らないことはない。 心と体に傷を負い、警察犬隊にはあまり向いていないかもしれない犬と人に、もしかしたらと期待をかけます。 犬につけるリードとは、ただ人間が命令を伝えるものではなく、犬と人間が双方向で様々な感情を伝え合うものなのだとか。 マギーが人間とは桁違いの匂いを細やかに嗅ぎ分け、様々な状況を賢い犬なりの価値観で見抜いて判断していく様子がリアルに、ありありと描かれます。 ハンドラーのピートだけが大事な仲間で、彼を守り喜ばせるために生きていたマギー。 (もう、たまりません…) 初心者でぎこちないスコットの誠意を受け止め、新たなパートナーへと絆を深めていくのです。 スコットの事件は9か月たっても未解決でしたが、これも捜査官が変わり、動き出します。 スコットの記憶の切れ端や、現場に行ってみたマギーの反応など、わずかな兆候からも進展が見えてくる。 盛り上がる結末にも満足感がありました。 2013年の作品。 ロバート・クレイスは、2010年にMWA生涯功労賞を受賞しています。

    11
    投稿日: 2022.04.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ロスの探偵エルヴィス・コールと同じ作者だったので。 海兵隊の一員として、アフガニスタンに出征し、 相棒を亡くしたジェーマン・シェパードのマギー。 自分も撃たれたのに、撃たれた相棒を守ろうとそばを離ないとは、 最初から泣かせる気でまんまん。 一方、刑事のスコットもパトロール中に銃撃に巻き込まれ、負傷し相棒を失う。 だが、最後に武器を求めて相棒のそばを離れたことを後悔している。 騒音に弱くなってしまい、 警察犬になるには不適格と言われてしまったマギーと、 いまだに痛みと闘うスコットは共に復帰を目指すことになる。 もちろん、山あり谷ありで、スコットと相棒が撃たれた事件の謎を追っていく。 マギーの目線で、 「スコット」がボール遊びに夢中になった、と 楽しませたのを喜んでいるのが可愛かった。 スコットが悪夢に苦しんでいるのを心配したりと、 ほんと可愛い。 働く犬を主人公にするなんて、 いい話にならないわけがないじゃない。 鑑識のジョン・チェンがチラッと嫌な感じで登場していて、笑えたけど。 最後にスコットが再び撃たれて入院している間、 警察犬隊の隊長に預けられていて愛玩犬になっていたマギーが、 スコットの元に戻った途端、隊長に唸っていたのも可愛かった。

    1
    投稿日: 2022.03.25
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    タイムラインで見つけて気になっていた本。 犬好きにはたまらないとのことでしたが、本当にたまらなかった…冒頭、軍用犬だったマギーがアフガニスタンで最初のパートナーを失うシーンからすでに号泣。 ストーリーとしては、銃撃事件に巻き込まれ、パートナーを失った警察官のスコットが、同じくパートナーを失ったマギーと出会い、警察官と警察犬としてバディを組み、スコットが巻き込まれた銃撃事件の容疑者を探す…というものですが、犬好きとしてはとにかく犬と人間の絆描写が素晴らしくて、本編のストーリーがかすむ(笑) 最初はスコットへ警戒心を抱いていたマギーが、徐々にスコットを信頼するようになり、最後は自分の愛するパートナーとしてスコットを守り、戦う姿に涙…。マギー視点から描かれるスコットへの真っすぐな愛情に、ああ犬っていいなぁ…としみじみ。 スコットが、マギーのことを「大きいお嬢さん」と呼ぶのがかわいくて好き。人には厳しいけど犬には優しい上司のリーランドも素敵でした。 犬好きに是非ともお勧めしたい本です!! 続編も出てるのかな?出てるのなら読みたい。

    3
    投稿日: 2021.09.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    出だしはなかなか話が進まず、読みすすめるべきか、迷う。 相棒犬との絆も深まり傷も癒えてきて、事件が起こる。 そして、後半は警察の内部犯行となって手に汗握る展開となる。

    0
    投稿日: 2021.04.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    爆弾検知犬として戦場で任務中、パートナーを失ったシェパードのマギーと同じくパトロール中に突如車両の衝突事故から始まった銃撃事件でパートナーを失ったジェイムズの絆再生物語。 事件を機にK9という警察犬組織で働くことを願い出たジェイムズ。 そこで出会ったマギーは精神的ストレス障害と断定され、警察犬としては不合格扱いされるところだったが、同じ境遇に惹かれるものを感じ、マギーを自分のパートナーにさせて欲しいと訴える。 ジェイムズがパートナーを失うことになった未解決事件の捜査担当刑事が変わり、新たな展開が見込まれる中、試験的にパートナーとして生活を送るマギーと共に独自の捜査で新たな手掛かりを追い始める。 犬好きには堪らないのかな。 ミステリ度は低く、事件の真相や黒幕の正体に至る過程よりも独自捜査を進める中での一人と一匹の信頼関係構築過程が読みどころ。 K9の上司リーランドの人情にはうるっとさせられる部分はあるものの、さほど捻りはないストレートな物語。

    3
    投稿日: 2021.03.06
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    人は喪失の体験からいかに再生するのか。 動物にも同じ感覚があるのか。 初対面ながらも試行錯誤して、たどりつく、ロス市警スコットと相棒の雌のシェパード、マギーの成長の物語。

    3
    投稿日: 2020.12.15
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    犬好きは熱くなる。犬好きじゃなくても熱くなる小説。 アフガニスタンで戦闘に巻き込まれ、相棒の兵士・ピートを喪い、自らも銃撃を受けた軍用犬のマギー。パトロール中に銃撃事件に遭遇し、マギーと同じように相棒のステファニーを喪い、自らも重傷を負った刑事のスコット。 心身共に大きな傷を負った一人と一匹の絆と再生を、緊迫感溢れる事件の様相と共に描いていくミステリーです。 冒頭からなかなかにたまらない書き出し…… 銃撃戦に巻き込まれピートが倒れ、マギー自身も撃たれてしまうのに、それでもマギーはピートを元気づけようと顔を舐め続ける。しかし、ピートの体温は次第に冷たくなっていき…… さらにスゴいのが、この場面を犬であるマギーの内面と共に描いていること。 動物が語り手になる小説というと、宮部みゆきさんの『パーフェクト・ブルー』であったり、有川浩さんの『旅猫レポート』が思い浮かぶのですが、その二作以上にこの小説は、犬であるマギーの内面に踏み込んでいく印象。 それも動物の内面を単に擬人化して描くのではなく、マギーが感じる匂いや感覚を媒介に、読者をマギーの内面と同調させていきます。この描写は圧巻の一言! 作中で説明されているけど、マギーの嗅覚は人間の一万倍近くあり、その嗅覚を頼りに様々な判断を下します。そしてそれはパートナーの感情を理解することにもつながる。 人間は緊張したり不安になったり、あるいはリラックスしているときなど、そのときの感情に応じて、目には見えない発汗量などが変わり、体臭もごくわずかに変化します。 マギーはその臭いを嗅ぎ分け、スコットに寄り添っていく。 その嗅覚の描写がとても丁寧かつ、真に迫っている描写がなされるから、マギーとスコットが徐々に精神をリンクさせていく感覚が、下手に言葉や文章、描写を重ねるよりも、何十倍もリアルに感じられる。 マギーの内面を描く描写は、作中で何回か出てくるのですが、その場面ごとにマギーの穏やかな感情、興奮した感情、そしてスコットを相棒と認めていく感情が感覚を通してより伝わってくる。 おそらく生涯で、これ以上に動物の内面を的確に描く作品とは会えない気がします。 マギーとスコット、互いに銃で撃たれた後遺症を引きずり、それはPTSDに近い症状も引き起こします。夜毎悪夢にうなされるスコット。そして発砲音のような大きな音がするたび固まってしまうマギー。これは警察犬には致命的な弱点。 そのためマギーは警察犬には向かない、矯正のしようがない、と当初は評されます。しかしマギーに自分を重ね合わせたスコットは、マギーを自分に任せてほしいと頼み込む。 スコットはステファニーに関しても大きな悔いを抱えています。それは助けを呼ぶためとはいえ、「置いていかないで」と叫ぶステファニーを、置き去りにしてしまったこと。だからこそ、最後まで相棒のそばにいたマギーにより強い感情を抱く。このドラマ性といったらない! スコットが襲われた事件の捜査が続く傍らで、マギーのトラウマを克服する様子も描かれます。 大きな音がする度にスコットはマギーを優しくなでて、声をかけたり、好物のソーセージを与えたりして、大きな音が呼び覚ます、辛く苦しい記憶を楽しい記憶で塗りかえようとします。 そしてスコットは大きな音がする工事現場に、マギーと共に足を向け、マギーを落ち着かせつつ、そこの作業員や、ホットドックの売り子とも、穏やかに言葉を交わす。 そんな過程を経て、事件後、孤独を極めていたスコットも、徐々に穏やかな感情を取り戻していき、そしてマギーの警察犬としての能力にも信頼を寄せていく。 この日常の穏やかな描写もいいし、マギーとスコットを厳しく指導しつつも、しっかりと支える警察犬隊の同僚や上司の刑事のキャラも良い。 スコットとマギーが絆を深めていく描写、スコットのマギーに対する声かけであったり、マギーの行動であったり、それら一つ一つが本当に丁寧! だからこそ、この一人と一匹の行く末を、見守っているような気持ちになっていきます。 そして、スコットが襲撃された事件も新たな展開が見られていく。事件の真相に迫っていくのに、マギーの嗅覚がちゃんと生かされているのも、ストーリーとしてよく出来ている。 そして終盤孤立無援の状況に立たされるスコットに、クライマックスの銃撃戦と、王道の展開を押さえつつ、盛り上がりのポイントもしっかりと読ませます。 自分は特別犬好きというわけでもないですが、この『容疑者』を読み終えた後だと犬に対する感情は、大きく変わったように感じます。多くの人は「犬っていいなあ」と思うのではないかな。 一人と一匹の再生を優しくも熱く描いた『容疑者』。動物が登場する小説の中でも、屈指の傑作です。

    19
    投稿日: 2020.10.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    傷ついた元海兵隊のK9と、やはり傷ついたLAPDの警察官。その二人が一緒に活躍する物語。 ・・・とか言うと、なにかお涙頂戴的な感じなのかと思うかもしれませんが、そうでもありません。確かに、傷ついた者同士、心通じ合わせていると言う事もあるのかもしれませんが、お涙頂戴の話ではありません。むしろ、犬と人が協力して事件を解決していく物語だと思います。そういう意味では、物語の終盤に、二人とも再び傷つく事になるという展開は、ちょっと珍しいかも。 話の色添えとして、女性刑事との交流もちょっとあるんですが、この作品の中では話は進展しませんでした。もし続編があるのならば、進展するのかもしれませんが。

    0
    投稿日: 2020.09.04
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    ちょっとズルをして解説から読んだ。どんな犬なの? 興味津々だった。 北上次郎さんは これは、心に傷う撃った人間と犬の物語だ。ミステリー・ファンはもちろんだが、犬好き読者にも是非おすすめしたい、もう、たまらんぞ。 肉声を聞くような 笑 犬も猫も好き。猫語は少し分かる気がする。犬はいなくなって随分日がたった。 家に来た子供の時はくりくりした丸い眼でそれは可愛いかった、コッカースパニエルだ。大人になると金色の長い毛を持ち成長するにしたがって優美になって声も低く、怒ったこともない。夕方の散歩にいくと逆光で長い毛が光の玉のようになって走る姿が今でも浮かぶ。病気になって、いなくなってしまってからもう犬は飼わないと決めた。 でもこの本を読んで、ジャーマンシェパードと一緒に歩きたくなった。 勇敢なのにメスでマギーという。、仕事が出来るががなんとも優しい雰囲気を持っている。元は有能な爆発物探知犬でしっかり教育を受けている。アフガニスタンでハンドラーが撃たた時にかばって腰を撃たれた。それが深いトラウマになっていて、訓練所でも優れた力があるが勇敢さに欠けるように見える。 そこに、パトロール中に銃撃に巻き込まれ同僚を失った警官スコットが来る。休養の勧告を無視して、現役を望み、犬と組む仕事を選んだのだ。 勧められた警察犬の中から、ストレス障害だといわれたマギーをとっさに選んでしまう。 この傷ついた2人組がいかにもたまらん、この結びつきを折に触れて、ちょっと、これでもかと書いてある部分は、泣かせる気?解っていてもウルウルとなってしまう。 そんなマギーとスコットの友情が深まるにつれ、銃撃の犯人を捜すことも核心に近づき、ますます危険が迫ってくる。 情け容赦なく発砲した犯人たち、殺された2人の側からつながりを探しだそうとする、危険な仕事に足を踏み入れる。 そういったストーリーも面白い。マギーの特殊な嗅覚は驚くべき力を発揮する。嗅覚の鋭敏さは全ての犬が持っているが、マギーのような犬種はそれが特別に優れているそうで、その鼻腔の構造も、関知細胞も人とは比較にならないほど発達していると言う。 殺された相棒が「置いていかないで…」といった最後の言葉が悪夢になって苦しめる。犯人探しは止められても止められるものではない。だが徐々にマギーもも回復しているようだ。 事件は意外な展開を見せてくる。 これを読んでいる間中、スコットがそばで座っているマギーを撫でていると、なぜかそばに犬がいるような気がした、余りに従順で勇敢で、言葉に敏感である。落ち込めば気配を感じて慰める眼をする。 マギーを読んでいる時はマギー一色になった。久々の一気読み。

    6
    投稿日: 2019.12.30
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    初っ端から涙が止められなくて、というか、しゃくり上げるほどの号泣で目が腫れてツラかった!! でもわんこ好きな人には超絶オススメです!! 読んだ後にはウチのわんこをぎゅーってしたくなるし、いつも思っている以上にウチの子への愛が爆発します。 しかも、ちゃんと人間のドラマもあり。。 なんで今までノーマークだったんだろう? これから、ますますわんこ本に傾倒していきそうです♩

    0
    投稿日: 2019.12.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    事件が起きたところの描写、車に詳しくないのでイメージしづらくて何度も読み返してしまいました。 あと、最後、活躍した女性刑事がどうなったかについて触れてほしかったな。 まー、犬が出てきて活躍する時点で、私としては☆一つは+されててしまうので。 マギーが出てくる続編は、すぐに入手して読む予定。

    0
    投稿日: 2019.10.01
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    お互いに相棒を失った警察官と軍用犬のストーリー。 軍用犬の場合はアフガニスタンなのでどうしようもないが、警察官の方には犯人がいる。 軍用犬のパートもあり犬の心理を描いてるのが面白い。訓練してリハビリしていく様はなかなか感動モノである。協力し合い犯人を追い詰めていくのがスリルがある。まだ続編があるようなので読んでみようと思う。

    0
    投稿日: 2019.06.15
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    父が面白かったと貸してくれた本。 お互いにトラウマがある警察官と相棒の犬が頑張るお話。犬がとても可愛い。そして犬ってこんなこと考えてるのかな~とか思える犬視点が面白い。 作中で一番好ましいのはK9部隊の長官?かな。コワイ見た目でどなるけど犬には優しい。いいなぁ。 話のオチ的には又組織腐敗のお話かぁと言う感じですが、それ以前の情報が少ない辺りは不気味で面白かった。話が動きだすとそうなるよねって感じでしたが。 帯には号泣必至みたいに書いてあったけど… 泣く場面ってあったかなぁ?

    0
    投稿日: 2019.05.21
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     犬が登場する小説は多分にあれど、犬の心を描く小説というのはそう多くはない。西村寿行や稲見一良、日本のシートンと言われた戸川幸夫の名作『牙王物語』などなど。アメリカ探偵小説では、ロバート・B・パーカーやアンドリュー・ヴァクスのどちらも家から一歩も出ない巨犬がいるが、犬の心は描写されない。  心や感情の描写をしないのがハードボイルド、であるけれど、本書は犬の感覚での喜怒哀楽まで含めた描写が最初から際立っている。犬と日頃ともに生活しているわけではないぼくのような人間でも、愛着を覚えたくなるような、それは優しく、かつ特殊能力を備えた危険な犬でもある。  さて、本作はLAを舞台にした警察ミステリ。私立探偵エルビス・コールのシリーズでお馴染みの作家ロバート・クレイスは、2010年にアメリカ探偵作家クラブの生涯功労賞を受賞。巨匠の仲間入りを果たしたこの作家、ぼくは恥ずかしながら全くノーマークだったのだが、本作品はシリーズ外の比較的新しい作品ということもあり、これを機会にと手に取ってみた次第。  物語は、いきなりアフガンの戦場で幕を開ける。哨戒および爆発探知チーム所属のミリタリー・ワーク・ドッグであるジャーマン・シェパードのマギーが、自殺的なゲリラ攻撃によってパートナーである兵士ピートを失うシーンが痛々しい。自らも彼を庇いつつ被弾する。パートナーを守るために。  舞台は移り、深夜のパトロール中に、銃撃事件に巻き込まれた警察官スコットは、相棒のステファニーを失い、自ら被弾し意識を失う。  訓練され被弾し主を失った犬と、負傷しパートナーを失った警察官との、運命的な出会いにより、銃撃事件を探り始めるという内容の、至ってわかりやすく、かつ胸の熱くなるような再生のドラマが展開されるのだ。  素晴らしいのは、やはりストーリーテリングである。前述の通り勲章を受けた作家は、それに値する言葉と文章を駆使し、読者を惹きつける。決して急ぐことなく、一人と一匹が、徐々にPTSDから互いを救い出し合って、チームとして再起してゆく痛みさえ伝わるような日々を、事件以上に殊更丹念に描くからこそ、ことの真相や、悪党たちの正体を暴き出してゆく過程に、無償のエールを送りたくなってくるのだ。  そして敵どもが決してやわな存在ではなく、一筋縄ではゆかない危うい気配を漂わせるからこそ、展開はスリリングで、ラストに待ち受ける対決もまたタフ極まりないものとなる。  次作『約束』で、この一人と一匹コンビは再登場するらしいが、続編と言うより、本来のエルビス・コール・シリーズでのゲスト出演といった役割になるようだ。ゲストというばかりでなく、再びこの傷だらけの名コンビが復活して元気な笑顔を見せてくれる日を期待してやまない。

    1
    投稿日: 2019.04.30
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    奇をてらうこともなくストレートに面白い”相棒もの”の娯楽小説。 主人公スコットの、失った相棒への思いが、せつな過ぎるやないかーい! 俺的に一番、響いたのはシェパードのマギーが”仲間”に馳せる想い。 俺に、ピークでは体重50kgオーヴァーの超大型犬がパートナーだったときのことをいろいろと思い出させてくれて、激しく感情が揺さぶられちゃいました。電車で読み終わったときには、涙を流し嗚咽をこらている不審者モード全開状態に。。 犬好きには、たまらないんじゃないでしょうか。

    0
    投稿日: 2018.12.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    海外小説の刑事小説は日本のような陰湿な内容と違い颯爽としている。銃社会がそうさせているのは否定しない。 銃で傷ついた警官と、銃で傷ついた軍用犬のコンビドラマはずーっと高テンションを維持したままラストまで迎える事が出来た。よくあるオチではあるが、忠誠をつくしまくりの犬の気持ちを犬主観から書いているのが面白い。 このブクログで誰かが読んだ感想をきっかけに古い書物から掘り出した作品、なんとか賞とか本屋のおすすめ、とかもいいけれど、"誰かが読んだ本”や、図書館での"返却棚"というのはお勧めの宝だね。

    3
    投稿日: 2018.11.05
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    この作家はよく知らなかったが、デビュー30年の手練れらしく、互いに手負いの過去を追う人間と犬の繋がりが深まる様子を実にうまく描く。 足元の事件を追っていたら警察内部の腐敗にぶつかったというのは割とありふれた設定だが、過去の事件とも絡め、緊迫感を高める手法はさすが。 結末のカタルシスも十分。

    0
    投稿日: 2018.07.12
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    1月-2。3.5点。 大切な人を喪った、刑事と警察犬。 最初はぎこちないが、段々と絆を深めていく。 刑事を襲った事件を、捜査していく。 当初の捜査ではわからなかった事実を見つけ。。 面白い。ストーリー自体は単純だが、絆を深めていく過程が非常に面白い。 次作も期待。

    0
    投稿日: 2018.01.15
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    字ぃちっちゃいのよ、創元推理文庫。同程度の厚さでも、講談社文庫と比べたら文字数は倍くらいちゃうか。というのは言い過ぎか。老眼が来るとついつい創元推理に及び腰になってしまいます。この文字の小ささで400頁超やけど、読むのに何日かかるやろと思ったら。こんなん反則、プロローグから涙がこぼれる。 パトロール中に事件に巻き込まれ、相棒女性を亡くしたロス市警の刑事スコット。アフガニスタンで狙撃され、ハンドラー(指導手)を亡くした雌のジャーマンシェパードの軍用犬マギー。心身ともに深い傷を負った一人と一匹が出会うとき。事件から9カ月経つも挙げられない犯人を見つけようと、スコットはマギーと組み、捜査を開始する。 私は犬よりも猫派ですが、このマギーはたまらん。しばしばマギー目線で綴られる部分は、有川浩の『旅猫レポート』を思わせます。大切な人を失って、悲しみのどん底にいたマギーがスコットと心をかよわせる過程が良い。また、ミステリーとしても非常に面白く、一言多いけれど人情味のある上司や、そのほか警察関係者も個性豊か。犯人との対峙のシーンは「お願い、スコットもマギーも死なないで」と思わず祈りました。 猫派の私でもやられましたから、犬派の人はもっとたまらんことでしょう。人間を喜ばせるか救うかのためにしか動かない犬たち。べっぴんマギーに私も惚れ込みました。海外ミステリーはなんだか読みづらくて手が伸びないとお思いの方にもお薦めです。

    6
    投稿日: 2017.09.10
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    市街でパトロール中、銃撃を受け、同僚は死亡、自らも重症を負った警察官スコット。一方、戦場で戦闘中に飼主が銃殺され、自らも重症を負った軍用犬マギー。ともに相棒を失い、自分だけが生き残った彼らが出会い、パートナーとして警察捜査に携わる。 水谷豊ドラマの「相棒」の片方を犬にした感じの警察小説。ただし、「相棒」ほど主人公に個性はない。純粋な推理ミステリー。人情とか、感動とか、恋愛とか要素は一切ない。タイトルももうひと工夫ほしい。 犬を飼ったことがある人や犬好きな人は楽しめる・・・のか?

    0
    投稿日: 2017.06.21
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    なんとなくミステリーが読みたいと思って、kindleにてポチって購入。 読み終わって思うこと。 犬好きはぜったい読むべきです。 格別犬好きでない私が読んでも、相棒を失った人間と犬との心の交流に涙しそうになりました。(出張の移動中に読んだのでこらえました) ミステリーそのものはスタンダードな感じで進んでいきます。それはそれで読者を引き込む力があります。 しかしそれより、犬目線、人目線で描かれる光景の違いや、犬目線の描写力に私は引き込まれてしまいました。 ネタバレしないように記載しますが、マギーがグリーンボールに示す態度の違いに、悲しさとかつての相棒へのリスペクトを感じました。

    1
    投稿日: 2017.06.14
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    ロス市警の刑事スコットは相棒とパトロール中、銃撃事件に遭遇する。銃弾はふたりを襲い、相棒は死亡、スコットも重傷を負った。事件から九カ月半、犯人はいまだに捕まっていない。警備中隊へ配属となったスコットはそこで新たな相棒―スコットと同様に、大切な相棒を失ったシェパード、マギー―に出会った。アメリカ探偵作家クラブの生涯功労賞を受賞した著者の大作登場。 ロバート・クレイスの作品を読むのは、「天使の護衛」以来だと思う。私立探偵エルヴィス・コールのシリーズは何冊か読んだし、「破壊天使」というノンシリーズものも読んだな。それはともかく、これはなかなかよい。私は犬好きでもなんでもないが、それでも読ませます。

    1
    投稿日: 2017.06.05
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    傷ついた警察官と、傷ついた犬。 ハラハラドキドキの展開ではなかったけれど、ふたりが寄り添って頑張る姿は自然と応援してしまった。マギーかわいいよー。 読後はとても幸せな気持ちにさせてくれた。 そしてリーランド巡査部長いいなぁー。

    0
    投稿日: 2017.05.23
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    プロローグのステファニー&マギーのところで、まずやられた マギーの忠犬ぶりに涙腺が… 犬好きであろうか、なかろうか、んなもん関係なくマギーの独白が胸に迫る ☆4.8

    0
    投稿日: 2017.03.27
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    アメリカの作家ロバート・クレイス、2013年発表の警察小説。 強盗事件の巻き添えで相棒を失い自身も瀕死の重傷を負ったロス市警の警官が主人公。警察犬の部隊に転属になり、元軍用犬でアフガニスタンで前の主人が戦死しているシェパードとペアを組むことになります。 トレーニングのかたわら、容疑者が不明のままの強盗事件の捜査にも協力するのですが・・・。 共にトラウマを抱えた人と犬との再生の物語り。 ありがちな展開で意外性はありませんが、無駄のない、緊張感の持続するストーリーは好ましいです。何より人と犬との関わりがとてもリアルで美しい。良いです。

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    投稿日: 2017.02.23
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    プロローグからがっちりつかまれて最後まで。 笑ったり泣いたり感心したりしながら。 マギー可愛いヨ、マギー。 リーランド巡査部長がイイネ!

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    投稿日: 2016.04.25
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    マギーッ! 犬好きにはもうたまらん! お願いだから人は死んでも犬は死なないで…と、念じながら読み進み、最後のほうのリーランドが涙する所で、一緒に泣いてしまったよ。

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    投稿日: 2016.01.23
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    相棒を失った二人、一人は謎の銃撃事件に巻き込まれ相棒を射殺された警官、もう一人はアフガニスタンで相棒を自爆と銃撃で亡くした海兵隊の爆弾検知犬。 同じ心の傷を持った一人と一匹の再生の物語で、ミステリとしてもかなり上質。犬の目線から見た節もところどころ織り込まれており上手いものだと感心した。 ミステリ好きはもちろん犬好きの人にもお勧めだと思います。

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    投稿日: 2015.09.21
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    序盤でホロリとさせられるがあとは意外なくらい淡々と進む。マギー視点の章、交流が深まっていく描写は素晴らしいが、逆に言えばそこだけ読めば十分かも。ミステリとしては凡庸。7.0

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    投稿日: 2015.06.25
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    主人公はロサンゼルス市警の巡査。9カ月前に相棒を亡くしその事件で自身も重傷を負う。同じく相棒を撃たれて亡くした警察犬と組むことになり、共に事件の真相を追う話。トラウマを抱えた人間と犬との信頼関係を築いていく様子がとてもすばらしい。巡査の視点と警察犬の視点とで描かれていてわかりやすくてよく伝わってくる。事件そのものの謎よりも警察犬の優秀さや、警察犬のボスを徐々に信用していく過程に心打たれる。警察犬に感動した作品。

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    投稿日: 2015.05.29
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    銃撃され仲間を失った警察官が、同じくとらうまを抱えた警察犬と犯罪捜査をする、鉄壁のシチュエーション!

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    投稿日: 2015.04.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    事件よりもシェパードのマギー 主人公よりもシェパードのマギー マギーが良すぎて人が嘘つきに見えちゃってツライ ワガママじゃない人はK9の上司と軍の犬教育担当者だけ 主人公がダメになって立ち直る話のきっかけが犬 動機が事件、結末はハッピーエンド シェパードのマギー以外のワンコのエピソードはナシ

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    投稿日: 2015.03.25
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    動物との交流物は難しいと思う。動物自身の心理描写を書くと嘘くさいし、書かないと感情移入がしずらいと思うからだ。本書は心理描写が入っているが、わざとらしさがなく、読みやすいと思った。 ミステリーとしてはオーソドックスだが、無理がない作りで納得感があった。

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    投稿日: 2014.12.14
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    筋立てそのものは、かなり王道な展開のような気がした。となるとやっぱり犬なのか。信頼関係を結んでいくあたりはたしかに面白かったけど、飼ったことがない者としては、こんなにうまく行くものなのか、これはおとぎ話なのか、リアリティがあるのか、そこらへんが今イチ実感できなかったのがつらいところ。でも、へんにいじくらない、ケレン味のない筋立ては好き。一直線に読み終えられる良作。

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    投稿日: 2014.11.04
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    プロローグで、もう涙、涙、鼻水、鼻水。 犬好きのひとだったら、間違いなくヤラれます。 クレイスはやっぱりいい作家だなあ、と再認識。

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    投稿日: 2014.11.03
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    表紙に犬が載ってると無条件で手に取る。 犬好きの人にはお薦め。 警官と警察犬が主人公。 犬が登場するミステリは多いが、警察犬が主人公というのは意外と少ないんじゃないか。少なくとも読んだ記憶がない。 互いに相棒を亡くした警官と犬が新たに絆を築いていく。ミステリとしては王道だが、この過程はやっぱり惹きつけられる。 特に犬の視点で書かれる主人公や家の周辺の描写は秀逸。ここだけでも得した気になる。

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    投稿日: 2014.10.15