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江戸の貧民
江戸の貧民
塩見鮮一郎/文藝春秋
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総合評価

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    チラッとしか書かれていなかったけど、 幕末の弾左衛門かっこよい。 江戸の貧民というタイトルだけど、現代にも通じるものがあるからこそ、その時代の風景を想像しやすかった。 学生時代のゼミの授業思い出せる1冊だった。

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    投稿日: 2026.01.20
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    紹介文にこう書いてあります。 <「世界のどこにもない社会」の日常を、寸描してみたい>。都市機能が充実し、独自の文化を醸成した江戸に暮らした数々の「貧民」たち。 差別にあいながらも、直向きに生きた弾左衛門や車善七、香具師たちの生態を克明に描き出す! 読んでみて、「貧民」に対する著者の温かいまなざしを感じます。 また、江戸幕藩体制において、町奉行、寺社奉行などの公権力も真摯な対応をしていたように感じました。 今、アメリカを毒している「ポリティカル・コレクト」とは違って、日本特有の「ホンネとタテマエ」がうまく機能していた時代だとも感じました。 それに比して、明治維新政府のとった、非常な措置、西欧発の文明文化の名のもとに、非常な平等主義に翻弄された「江戸時代の貧民たち」、幕末、弾左衛門の取った態度は立派だったと思いました。

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    投稿日: 2017.05.29
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    何故貧困が生まれるのかということに興味がある。何故なら、およそ世界の争いの原因は貧困と差別によるものとおもわれるからだ。 日本における貧困の発生は江戸以前からあったと思われるが、江戸時代は統治の必要性から貧困層として差別される階層が生まれたと本書では延べられている。のちにフーコーが語っている「暴力によらぬ支配」の台頭と同じ現象っではないだろうか。

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    投稿日: 2016.06.05
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    日本史や時代劇、時代小説では表立ってこない人々の姿。身分外の。そこにも秩序、または統制があるのだな、と知る。

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    投稿日: 2015.06.12
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    自分用キーワード 金杉通り 円通寺 檜前兄弟 浅草寺 土師真土 平将門 屋形船、猪牙船 汐入の土手、砂尾の堤 思川 梅若(子供) 本龍院侍乳山聖天

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    投稿日: 2014.11.14
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    【『貧民の帝都』『中世の貧民』に続くシリーズ第三弾!】弾左衛門、車善七、乞胸、香具師…江戸時代、貧しさと差別に負けることなく、たくましく生きる「身分外」の人々。彼らの足跡を追う。

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    投稿日: 2014.10.17
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    江戸時代の貧民の生業は、身分に応じてある程度うまく棲み分けられていた。武士は処刑の実行者を武士の身分から切り離し、自分たちの外に穢れた者を作り出して、武士は穢れていないという詐術を行ったのである。そのようにして、穢多や非人が生まれたのである。また、農民が死んだ牛馬を定められた場所に運び、それを解体し皮革に精製することを穢多身分に依頼した。そのため、あらゆる農村に穢多村が作られたのである。穢れを忌み嫌う意識は、今の我々にも引き継がれているようだ。

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    投稿日: 2014.10.13