20世紀は「石油」を巡る戦争、21世紀は「水」を巡る戦争とか・・・。美味しい水がいつも飲める日本にあって、ひときわ美味しい清流の里、高知を舞台にした「水」の利権をめぐる物語。居酒屋を営む源さんこと綱村源司の男気がキラリと光ります。都会から流れて来た海水の淡水化研究所の責任者だった西野俊之の去就がアクセントか? 骨太の進行に引き付けられて一気に読了しました。フィナーレは中途半端な感がぬぐえませんでしたが、楽しみな作家さんだと思います。