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新興宗教オモイデ教
新興宗教オモイデ教
大槻ケンヂ/KADOKAWA
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総合評価

50件)
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    「ジロー、知っとるか?この世は色と光と音のためにある。」 本作でも一番好きなキャラクター、中間さんのセリフです。 正しいとされていること。 正しくないとされていること。 みんなが綺麗というもの。みんなが汚いというもの。 ドロドロぐちゃぐちゃな臓物で出来た赤茶色の世界の上に、二重三重にアルミホイルを敷いて、ぐっちゃぐっちゃと汚らしい音を響かせながら、まるで銀色にキラキラ輝く道を澄まし顔で散歩しているような人たち。 そんな人たちに嫌われないよう、サランラップよりも薄っぺらい笑顔を貼り付けて、同じように生きる、子供よりも子供みたいな自分。 もしもこの世が色と光と音のためにだけあるならば、それだけを信じて生きてみたい。 色も、光も、音も、その一粒一粒に、良いも悪いも正邪も美醜もないと思うから。 ただあるものを、そのまんま全部、味わって味わって味わい尽くして死にたい。 僕は誘流メグマ祈呪術を使えないけれど、今もどこかで誰かが、世界に向けて電波を垂れ流しているのかな。 アルミホイルで覆われたこの世界はメグマ波を乱反射し、今日もみんな、少しずつ少しずつ狂っていくのです。 もちろん、僕も例外ではなく。

    11
    投稿日: 2025.12.16
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    オモイデ教なる宗教組織で、対立する人間を狂わせたり、殺すために使用されている電波「誘流メグマ祈呪術」を巡ったお話。 主人公ジローの隣の席にいたなつみがオモイデ教にはまり、ジローも誘流メグマ祈呪術を中心とした対立に巻き込まれていく。 いわゆる超能力ものに分類されそうではあるが、術にかかった際の状態や幻覚で見えたものの表現が独特で面白い。 あとがきを見た限り著者が実際に体験した経験に影響されて書かれたような雰囲気。 うまく言えないが普通の人とは違うジャンルの経験値で成長した書き手が書いている小説な気がした。 「誘流メグマ祈呪術」を「自分の中の爆弾」と表現してたが、この本自体が著者の自己表現だったのかもと思った。

    0
    投稿日: 2025.06.21
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    theサブカルって感じ!読みやすかった なつみの描写が好き 主人公が最強と気づいちゃってからつまらない 結局中間が1番人間らしくて皮肉っぽい

    0
    投稿日: 2025.04.16
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    新興宗教を舞台に、狂気と電波と性欲が入り混じる。 誘流メグマ祈呪術の使い手同士のサイキックバトルと電波が飛び交う描写は奇抜だが、登場人物の誰も彼もが他人に依存せずにはいられない、脆い人々だった。 主人公のジローだけは、最後になつみを見限ることで依存せずに自立出来たのが救いではある。

    0
    投稿日: 2022.08.01
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    丸尾先生の絵が表紙の本作は、大槻ケンヂ初の長編小説です。私の友人曰く、「ときどき思い出して無性に読みたくなる」作品らしいですが、それはなにも本作に限った話ではなく、往々にして彼の小説には謎の中毒性があります。『ステーシーズ』とか『ゴシック&ロリータ幻想劇場』とかは、えも言われぬ感慨さえあります。 さて、本作で通底しているのは「この腐った世界をぶっ壊したい」という殺伐とした、僻みともとれる観念で、主人公の「僕」をはじめ、中間、ゾンなどのメインキャラは、みなこの思想を持ち合わせています。そこに国を動かす程のおどろおどろしい力、誘流メグマ祈呪術が絡むことによって、単純ですがスペクタクルな物語が動き出して行くのです。全体が軽い感じなので鈍感になりますが、ある意味エヴァンゲリオンとやってることは変わりません。スプラッターな描写もサラッとありますが凄まじいものがあります。 しかし、ただただメグマ祈呪術で「悪しきもの」を無双していく(狂わせていく)わけではなく、「僕」の懊悩や中間とゾンの関係などに焦点があてられ、ここに想像以上のカタルシスがあります。「この世界を壊すということは、自分がこの世界から居なくなることと同じだ」と気づいてしまう「僕」が、突如覚醒して強大な力を手に入れた時、なつみさんのお願いを断って狂ったように走るシーンには心を衝くものがありました。 結局2時間くらいでバーッと読んでしまいました(笑)。他の作品にも手を伸ばすかもしれません。

    2
    投稿日: 2022.05.24
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    ロックバンドのボーカル、大槻ケンヂの処女作 妻子持ちの教師を好きになった同級生のなつみさんが、 精神的におかしくなり、入院したものの、 高校を退学し行方をくらました。 1か月後、新興宗教オモイデ教の信者として、 僕の前に現れたなつみさんは、特別な能力を披露して、 入信を勧めてきたところから始まる不思議なおオカルト的青春物語。 特別ここが良いとかいう感想は、 ネタバレしてしまうので語れませんが、 出てくるそれぞれの人物に対して、 あとがきを読むことで、モデルがいたことを知り、 こんな奴が当時いたのかっていうところに、驚きを感じた。 今(2022年)読んでるからそこまでではないものの、 当時読んでいた人たちは、後の新興宗教による事件や出来事は、 どのように見えていたのかって思ったり思わなかったり。 地下鉄〇〇〇事件んとか、〇〇〇〇パット事件とかね。

    0
    投稿日: 2022.04.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    初期の大槻ケンヂ作品は個人的に全部好き オーケンの初長編  今読むと少し違和感のある部分がないでもないが、オーケンワールド全開で最後までテンポ良く読める。これ以降の作品にも登場する人物も出てくるし、その中でも「ゾン」の魅力がハンパない。  幾度となく再読しているけど、未だに「こうであったら」「もし、これが……」とIFの世界を考えたくもなるし、その後の主人公ジローがどう生きたか考えてしまう。 以下極力ネタバレ回避しつつ ネタバレも多いので読後推奨 第一章:誘流メグマ祈呪術  主人公とヒロインの立ち位置、キャラクターがわかりやすく、導入がスムーズ。説明じみた長台詞もオーケンワールドらしく、すんなりと飲み込める。淡々と進みストンと落とす感触が漫画的な表現にも感じて、実に心地いい 第二章:自分BOX  宗教団体の人間の立ち位置や教義はもちろんの事こと、いわゆるある程度の集団になると発生する真面目、不真面目、カーストの「あるある」「わかるわかる」の連続。更に前章の「誘流メグマ祈呪術」がどんなものであるかの詳細と、中間さんの語るゾン、そして中間さんの後悔がずっしりと重い。中間さんがゾンに対して持っていた感情が嫉妬であり、恋慕であり、畏怖であり、尊敬である事が隠されずに書いてあるのが愛しい。 第三章:神猟塚聖陽心霊治療塾  前章が中間のゾンという同性への心情を書いたものに対し、こちらは聖陽(陽子)のしづという同性への心情を書いている。どちらも性愛としての同性愛を語るわけではないが「大切な同性」に対しての絶対的な感情を描いていて面白い。  しづの心は実際どこにあったのか判らないが、陽子の見た月が事実であるなら、気持ちはけして一方通行ではなかったのだと信じたい。 第四章:僕の爆弾  まだ全てを掴み切れていない主人公。前章で「誘流メグマ祈呪術」を間近で見たが、その力が自分にも使えると言われてもピンときていない。そこにA教という巨大な宗教団体の騒動がニュースになる。  中間にとって過去の苦い思い出と、修羅場にいたい野次馬根性で騒動の現場へ駆けつける。そこで……この展開は予想できなかったので、最初に読んだ時は本当に胸熱展開だった。とにかく、ガラムが吸いたくなる。  そこからは怒涛の展開で、主人公ジロー覚醒までが一気に進む。 ※BL好きな人は、この章だけでも読む価値があるので読むと良いと思う笑 第五章:中間  前章の能力戦の件で連日参考人として聴取される中間。失踪するヒロイン。中間のゾンに対する本当の感情、それがなんであるかのバランスが絶妙。  中間という男の願望と欲望の言語化はあまりにも判りやすく、自分の琴線に触れる。 第六章:トー・コンエとなつみさん  前章最後に突如現れたヒロイン。ヒロインは教祖てあるトー様のために主人公に助けを求めに来る。そこからの話はオーケンワールドなので、テンポ良く台詞のみでストーリーはさくさくと進む。  今まで登場しなかった教祖の正体が明かされるが、実に身も蓋もない。  そして……ストンと終わるのがオーケン小説の良いところだと思う。  中間からの電話が救い。しかし、それで良い。そうであるから、オーケンワールド。 あとがき  初期のエッセイと同じ軽快なテンポのあとがき。一九九二年……当然ながら、あまりピンとこない笑 解説/永井豪  解説が漫画! このスタイルをとったという事が既に面白い。

    0
    投稿日: 2022.03.17
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    僕と同級生のとなりの席のなつみさんが発狂するって、もの凄くインパクトがある。そしてある日、彼女はカルト教信者として僕の前に現れるのだった。それだけの情報で読む価値ありと判断した。内容はこれ以上でもなくこれ以下でもない、この情報以外は枝葉にすらなっていない、わたしは、もっとなつみさんについて知りたいのである(笑

    2
    投稿日: 2017.10.04
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    中間とゾンの演じる「自分BOX」、 ふたりの造詣が最高に面白かった。 作中のほとんどは中間の語りであり、ゾンへの想いがバックに流れている。 それに比べたら黒幕であるはずのトー・コンエがいかにも小物。 寂しさを残す幕引きだった。 かなりの傑作。

    2
    投稿日: 2016.07.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    初読は高校の頃買ったハードカバー版。刊行を報せる新聞の広告欄にあった〈オドロオドロしくも、青春〉の文字は未だ鮮明に憶えている。読後感が強烈すぎて以後なかなか再読できずにいたが、このたび文庫版を古本で購入し20年ぶりの再読。当時は存在すら知らなかったカンについても触れていて、その後我が音楽観を一変させることになる最重要バンドをどうして忘れていたのかと後悔すること頻り。京極の『姑獲鳥の夏』を初めて読み終えたときにも似たような読後感を味わったけれど、改めて読むとその感覚は薄れてしまう。思春期故の特権なのだな。

    0
    投稿日: 2015.08.30
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    九十年代のカルト文学 これでもかってくらいサブカルチャー文学に影響を受けてる。 いま、 一周回ってこういうのが また流行り始めたから 読んだら圧倒されるよ

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    投稿日: 2015.02.25
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    あーれー。 第一章はやたら面白いのに。 これじゃ超能力バトルじゃない? 20年以上前に書かれた本なので、今読むと新興宗教はマジで何かあるかも、という期待感は薄れている。 新興宗教にハマる人の可笑しさと哀しさが読めるのかと思ったんデスヨ。

    0
    投稿日: 2014.02.01
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    厨ニ心をフル活動させてくれる嬉しい本 他人の心を操り壊す力に新興宗教。このキーワードだけでも胸が高鳴りますね。永井豪や石ノ森章太郎の漫画を読むときのワクワク感を小説で!という感じ。

    0
    投稿日: 2013.05.11
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    くるぐる使いから。ほんと狂っているなあと思う。読んでるうちにこれ以上読むと気が病みそうだと尻込む自分がいて、でも面白過ぎるからページを捲ってしまう。終わった頃にはそのトンデモ世界を受け入れてる、みたいなすごい魅力をもった話だった。そして、くるぐる使いもだったけど、言い得ぬ独特の哀愁が静かに起こってきたりもして。久しぶりに読書に興奮を覚えた。人に薦めたくなる一冊です。

    0
    投稿日: 2013.04.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

     3~4年前に一度読んでいるけど再読。年月を経ているので当たり前かもしれないですが、当時とはかなり違った視点で読めました。  中間とゾンのキャラクターがひときわ立っているなあという印象は今も変わりませんでした。でも、改めて読んでみるとゾンには当時ほど魅力を感じなくなっていたかな。  彼は憧れとか畏怖の念を詰め込んで描かれた、作者がこの話の中で一番といっていいぐらい入れ込んでいるキャラクターなんだろうな、というのはすごくよく分かるし、実際にそういった思い入れはうまい具合に反映されているから十分に魅力的ではあるのだけど、男に性的暴力を受けて精神崩壊に至ったという経緯はちょっと底が浅いかなと(尤も、この点については中間も一度「ゾンはやっぱりただの芋虫だったんや」と言及しているけど)。  中間に対して情を持ってしまったあたりはなんとなく頷けるんだけど、メグマの力を欲したことに関しては、結局自分を駄目にした人間たちに復讐したかっただけだったんだな、なんかみみっちいな、もし火炎瓶が爆発したとしてもこの人本当に孵化できたのかな、としか思えなかったので、彼には底の知れない狂人として最後まで突っ走ってほしかったです。  それをやるとジローが形無しになってしまうんだろうけど…。    その点、中間は一貫して頭のおかしい人なので読んでいて清々しかったです。  対象(特に人間)を盲目的に理想化すること、それを裏切られたときに自分勝手な喪失感を抱くことって誰でも経験することであって、今回はその思い出を抉られて苦しいような懐かしいような気持ちで読了しました。    グロテスクな表現で彩られてはいるけれど、そのフィルターを除けば、青臭さ全開の主人公に感情移入できる人はわりと多いんじゃないでしょうか。  あと、映画化したらサブカルに目覚めたばかりの高校生あたりに結構ウケそうな気がします。少なくとも私は面白半分に見に行くと思う。

    0
    投稿日: 2012.10.20
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    読みながら寝てしまって悪夢を見た 大槻ケンヂの本はこの本のように、バンドバンドしていない方が面白いと思います

    0
    投稿日: 2012.08.19
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    著者の他の作品のように、青春系のリビドーが詰まった作品と期待して読んだら、ちょっと違ったって感じてしまう作品。ラストの後味の悪さは好き。

    0
    投稿日: 2012.06.02
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    オモイデ教、メグマ波、ホン・ラガトエー、バナマシワッラ法…等々奇妙な単語や常人にはちょっと理解しがたい電波な人達がわんさか出てくる不思議な青春?小説でした。 人死にまくりなうえに死に様もなかなかショッキング、登場人物の中間やゾンの過去のエピソードも結構重いんですが、オーケンさんの文章があっさりしていて全体的にノリが軽く語り口も軽妙なのでどこか爽やかさまで感じさせられます。不思議です。 何でもないことのようにさらっととんでもない事を言ってきます。でもそのアンバランスさが癖になります。 ゾンのキャラクターが凄く良かったのでもうちょっと長く見ていたかったな…。残念 最後、ジローとトー・コンエのやり取り、教祖様の皮が剥がれたトー様が本当にしょぼくて哀れでした。 あんなおっさんに良いようにされているなつみさんが気の毒で、そんな事実をあんなおっさんに聞かされるジローも気の毒。青春苦すぎる… ハッピーエンドとは言えない、なんだか悲しいラストでした。もうちょっと痛快な気分になれる話なのかな、と思っていましたが、このラスト私は好きです。面白かった。

    0
    投稿日: 2012.03.20
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    初オーケン本。 長編小説だが300ページ未満だしアッサリ読める。 発想や登場人物の会話の遣り取りには光るものがあるのに、途中からなし崩し的に話が終わってしまうのは寂しい。 バンドもいくつか掛け持ったりと、意外と飽きっぽい性格なのかなぁと思った。

    0
    投稿日: 2011.12.19
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    大槻ケンヂの小説 学校の図書館でふと手にとった本 文章がとても読みやすくて(直前にドグラマグラ読んでたからかもだけど)、授業の合間で読み終わっちゃった 中間くんのキャラが個人的にすき どこか親近感を感じる 主人公が透明な感じがして、不思議な感じ まあ、わたしもハマっちゃいそうだよねーって話

    0
    投稿日: 2011.03.03
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    基本的に皆狂ってるというのに、オーケンが書くとどうしてこうも爽やかな青春小説になるのだろう。最後は結局今までと変わらない日常に元通り…という辺りは非常にオーケンらしい。読んでるうちに自分もメグマにやられてるのかなーなんて思ったり。中間とゾンのエピソードが際立ちすぎて主人公の影が若干薄めなのが残念。ゾンのライブパフォーマンス等にはモデルがあると後書きにあったが、そのモデルのメンツを見て激しく納得。そりゃ主人公負けるって…。

    1
    投稿日: 2010.12.24
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    ずっと気になってたオーケンの本で初めて読んだタイトル。 サブカル系初めてで、しかもグロいのとかエログロとか苦手なんだけれど、オーケンのはちょっとおちゃめで全然読めてしまった!! なかまかっこいいよなかま。あんなおもろい友達ほしい。

    0
    投稿日: 2010.08.17
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    三年くらい前に読んで、久しぶりにもう一回読んでみた。 「読むぞ!」って思ったときに一気に読むのがいいと思う。 リラックスしてるときや、暇つぶしで読む気にはなれない。

    0
    投稿日: 2010.08.11
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    初の大槻ケンヂ本。 主人公には淡い思いを寄せる同級生なつみさんがいた。 しかし彼女は教師との恋愛の末に、傷心のあまり退学してしまう。 次に主人公が彼女と再会を果たした時、彼女は新興宗教オモイデ教に入信していた・・・という感じの導入で物語は進む。 なんというか、作者のセンスを感じる。特に狂ったキャラの描写はすごいなと。長台詞の中に狂気を垣間見せられて、すごく惹きつけられました。

    0
    投稿日: 2010.06.08
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    オーケンの書く小説って、むちゃくちゃのグチャグチャなんだけれど、実はきちんと一本筋が通ってるんだよなあ。 この話も、勢いがあって、同時にものすごく切ない。 彼の生み出す文章は、全て彼自身の実体験なんだろう。 全然関係のない小説の中身も、どこか自分とリンクしていく感じがする。

    0
    投稿日: 2010.05.28
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    表紙がいい。 軽サブカル好きにはなれても、アングラはやっぱり無理だ。自分がメグマ波で死にそうになったよ。

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    投稿日: 2010.05.15
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    よく最後まで書けるなぁと思いました。 心地よさに安心してしまうから、警戒心を捨てきれません。 楽しんで読んでいる、ということだけは伝えたい気がします。

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    投稿日: 2010.04.07
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    きっと影響受けた作家はたくさんいるんだろうなあ、と思った電波系の走り。 でも先駆者は違うな、絶対何かの真似じゃない面白さだった。

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    投稿日: 2010.02.10
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    1カ月前に学校から消えたなつみさんは、新興宗教オモイデ教の信者になって再び僕の前に現れた。彼らは人間を発狂させるメグマ祈呪術を使い、怖るべき行為をくりかえしていた―。狂気に満ちた殺戮の世界に巻き込まれてゆく僕の恋の行方は?

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    投稿日: 2010.01.15
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    読み終わったあとの暫くは、頭の中がちょっと不思議な感じになります。オススメだけど、他人にそう紹介してよいものかと迷っちゃうもどかしさが魅力的。

    0
    投稿日: 2010.01.07
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    一カ月前に学校から消えたなつみさんは、新興宗教オモイデ教の信者になって再び僕の前に現れた。青春小説。設定面白い。一気に読了。これ書いた人の想像力やばいしょ。(どんきぃ)

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    投稿日: 2009.11.10
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    「電波」 この2文字につきます 90年代に多大なる(?)影響(某PCゲームとか)を及ぼした作品みたいですね この方の作品はエッセイのほうは読んだことがあるのですがちゃんとした小説を読んだのはこの作品が初でした しかし何この電波小説

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    投稿日: 2009.07.29
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    最後すげえよかった、なんか久しぶりにいい意味で青臭いの読んだ気がする。個人ではハリーポッターの百万倍おもしろいのでみなさん読んでください。ああほんとおもろかった所々のホモ描写とか洗脳のシーンとかトーコンエのきもさとか全部最強だった

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    投稿日: 2009.07.19
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    主人公の恋するなつみさんが、ある日オモイデ教に入団して再び主人公の前に現れた。 なつみさんは人の心を狂わせるメグマ奇術を修得していて、主人公はオモイデ教とメグマ奇術が引き起こす事件に巻き込まれる。 オーケンの中で一番好きな小説。 勢いのある物語で、一気にガーッと読んでしまいました。

    0
    投稿日: 2009.05.24
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    大好きな作品のひとつになりました 勢いがあって、ぐいぐい引き込まれてく ゾンが好きです グミチョコ読み返したい^^

    0
    投稿日: 2009.01.20
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    狂ってる。 強烈。 何もかもが圧倒的だった。 それでも眼が離せない。 凄いなって思った。

    0
    投稿日: 2008.01.28
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    『電波』という単語を世に広めた作品。 ・自分の殻に閉じこもる主人公 ・超能力を持つヒロイン ・主人公を中心とする極々小規模な人間関係が、世界の破滅のような大問題に直接的に発展する というような設定は、以降の作品にも多く見られ、その基礎を作ったと言える。

    0
    投稿日: 2007.10.31
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    面白かった。悲しかったけど、とても面白くて読み出したらとまらなくて、結局一日で読んでしまいました。チクショウ、少しずつ楽しもうと思っていたのに。やっぱりオーケンは面白いなぁ…自分BOXをまた見れて楽しかった。ありがとうございました。

    0
    投稿日: 2007.05.24
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    物語の最後はこう終わる 教室では時が止まったように静かに過ぎてゆく。 放課後、僕は美術室へ入りびたり、原色の絵の具をキャンパスに塗りたくった。 その絵を見た、校内で一番年老いた美術教師は、 「爆弾みたいな絵だな」 と言った。 絵の具で汚れた手を、また水道で洗う。いくつもの色が混ざりながら流れ落ち、渦を巻いて吸い込まれてゆくのを見つめ、見つめながら、声を出さずに、僕は少しだけ泣いた。 あたしも少しだけ泣いた。 せつない。

    0
    投稿日: 2007.05.09
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    読みやすい、そして先が気になるのですぐに読み終えてしまいました。グミチョコとかロッキンみたいなのも好きなんですが、こういう系統の小説の見せ方も上手いんだなあ…と改めて感動してしまった一冊でした。

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    投稿日: 2007.04.28
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    あー面白い。さすがオーケン!これが長編処女作だ何て思えない。文章でちょっと「ん?」と思いましたがそれを吹き飛ばす内容のつまりっぷり。混沌をよく見て表せる表現力に感動です。ゾンと中間、というか自分BOXはグミチョコにも登場してましたよね!ラストも切なくて、きゅんとした。オーケンの小説はほんと面白いな。

    0
    投稿日: 2007.04.04
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    おもしろい!続きが気になってしょうがなくなった。 大槻ケンヂは人の奥底にあるものを見逃さない。太宰治みたいだよ。これ読んでて、今まで理解不能だった、人殺しちゃう人とか自殺する人の気持ちがなんとなく、こうゆう心理なのかもってわかったような気がした。そうゆうひとのほうがのんきに生きてるわたしよりも、すごく「生きてる」のかもしれない!!

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    投稿日: 2007.02.10
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    文章的に今ひとつ感が否めないものの、オーケンワールドはしっかり伝わります。細かい文章や脈絡は無視して言いたい事だけ掴み取るのが正解。

    0
    投稿日: 2006.10.27
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    グイグイと惹き込まれていくストーリー。面白いです!! 宗教って案外、こんなものなのかもしれないな。

    0
    投稿日: 2006.04.23
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    パッとしない学校生活から不思議な世界に巻き込まれていくオーケン得意のタイプの小説だと思う。面白いのでどんどん読み進むのだ。

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    投稿日: 2006.03.21
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    ギリギリギリギリ刻みなさいよ。 嘘でも本当でもなんでもいいから、信じてついていけるものがあるってことは幸せだと、思います。

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    投稿日: 2006.02.17
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    オーケンの小説で始めて読んだのがこれでした。ぐいぐい引き込まれ一気に読んでしまいました。好き嫌いはわかれそうな作風です。

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    投稿日: 2005.11.13
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    なぜかこれは、ビートたけしの教祖誕生と前後して読んでるんだけど。 多分これが初オーケンだった気がする。 大好きなあの子が新興宗教に!みたいなお話。おもしろい。

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    投稿日: 2005.10.03
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    物語の内容もさることながらオーケンの表現は巧み過ぎてすっかりとオモイデ教の世界にはまりこんでしまう。 結局トー様もゾンも主人公も皆憎めない人たちばかりです。

    0
    投稿日: 2005.09.24
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    この人の小説はどうも駄目だな〜すいません。 最後の内田春菊の解説で、オーケンに「これから指加えたり、股間触ったりセクシーなところをアピールしてくれ」(←今で言うガクトみたいなもんか?)みたいなことを書いていて笑いました。それ、本当に実現してほしいな〜真面目にやればやるほど滑稽で笑えると思う。

    0
    投稿日: 2005.05.21