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新装版 古代史への旅
新装版 古代史への旅
黒岩重吾/講談社
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総合評価

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    黒岩重吾さんによる古代史解説。歴史好きは読むべし! 邪馬台国のことから神武東征、出雲の話、実在がほぼ確かな継体以降の天皇や、蘇我氏、藤原氏とのかかわりなど、捏造・創作が多いとされる記紀の記載をおさえつつ、その他の史料を読み込んで独自の解釈を行っている。それがまた素人の自分には極めて信憑性が高いものとして入ってくる。学会などでは否定される説もある様だが、それも本当のところはわからない状況での推論なので、案外黒岩氏が正しいこともあったりするかもしれない。いずれにせよ、学校の歴史教科書の無機質な項目の羅列ではさっぱり理解できなかった歴史の流れが、黒岩氏によって血を吹き込まれて目の前に現れてくると、生き生きとしたものとして頭に入ってくる。この時代が好きな人には必携のバイブルである。

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    投稿日: 2024.09.16
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    再読。というより買っただけで読了した記憶がない。 小説「覇王不比等」を読んで以来古代史にまた興味を持ち、西成の小説家、黒岩重吾の古代史小説を読む前に my 本棚の奥から古い本を引っ張り出して再読。

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    投稿日: 2022.07.30
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    黒岩氏による日本古代史の考察。 大変面白かった。黒岩氏の古代史をテーマにした小説は だいぶ前に大体読んだが、その根拠になっていたのがこの本の考えだった。 蘇我馬子の業績や聖徳太子の女好き、持統天皇の子への愛情や大津皇子の魅力などワクワクして読み進んだ。 あくまで黒岩版古代史で真実かどうかはわからないが時間を忘れさせる一冊だった。

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    投稿日: 2021.03.20
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    内容紹介 卑弥呼から天智・天武天皇まで。古代史小説の第一人者が「記紀」を読み込み、幅広く考古学の成果を踏まえて語る古代史案内の決定版!(講談社文庫) 内容(「BOOK」データベースより) 卑弥呼の王権の背景、神武東征の意味、聖徳太子が天皇にならなかった訳、蘇我氏が仏教を取り入れた事情、大海人皇子が壬申の乱を起こした思い…。神武ゆかりの宇陀で青年期を送り、古代史小説の第一人者となった著者が、その謎をわかりやすく解説し、魅惑の世界へと誘う。ファンの熱望の声に応えて復刊! 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 黒岩重吾 1924年大阪生まれ。同志社大学法学部卒業。’60年『背徳のメス』で直木賞、’80年『天の川の太陽』で吉川英治文学賞、’92年菊池寛賞をそれぞれ受賞。証券会社勤務を経て、社会派推理・風俗小説で一世を風靡した後、’70年代後半より古代史小説で新境地を開いた。2003年79歳で他界(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 目次 壬申の乱と飛鳥の都の謎 神武東征と卑弥呼の謎 謎の天皇・継体と古代の政争 継体戦争と古代人の衣食住 『古事記』と『日本書紀』の謎 蘇我氏はどこから来たか 蘇我氏の野望と権力闘争 蘇我氏はなぜ滅ぼされたか 推古女帝即位の謎 聖徳太子のロマンと実像〔ほか〕 本の感想(オフィス樋口Booksより転載、http://books-officehiguchi.com/archives/4923980.html) この本の冒頭に筆者が古代史に興味をもった経緯が紹介されている。旧制堺中学校(現在の三国が丘高校)に受験して不合格になり、浪人してまた落ちた。当時、私立中学(旧制)は落ちこぼれが行くところで、父が見つけた奈良県内の宇陀中学に進学した。偶然、宇陀中学で見つけた古代史の本を読んで、大海人皇子に興味をもったのが古代史に興味をもつきっかけになったようだ。 卑弥呼、聖徳太子が天皇にならなかった理由、大海人皇子が壬申の乱を起こした動機など古代史で現在でも謎として残されている出来事を分かりやすく解説している。 古代史ファンに推薦したい本である。

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    投稿日: 2018.04.12
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    論説というよりエッセイという感じで、古代史の年表や天皇家の系統図のようなものを見ながら読まないと少しわかり辛いかもしれない。ある程度の知識を前提として書かれている気がした。 でも他の古代史に関する謎解き本に比べると、冷静というか客観的というか、思い込みが強くてこじつけっぽいところがなく、納得しやすかった。 20年以上前に書かれた本で、その後発掘や研究が進んだために、わかってきたこともあると思うし、最新の論調とは異なるところもあると思うが、それでもとても興味深くて面白かった。古代史って、まだまだ奥が深い。

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    投稿日: 2014.07.06