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鳩の栖
鳩の栖
長野まゆみ/集英社
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総合評価

97件)
4.1
39
22
23
2
0
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2021/03/28 読了。 感想は某所のブログで書いたものの再掲です! ・長野まゆみ著『鳩の栖』を昨日読み終わりました。電車乗るときにちまちま読み進めてたので、そこそこの時間をかけて…… 中学生の少年が主人公の短編オムニバス。長野まゆみ…… 嫁を亡くした義兄と嫁の弟の関係が好きすぎるだろ。『レモンタルト』なんか一冊丸々そうだったし、『鳩の栖』では『紺碧』『紺一点(紺碧の続編)』に出てきた。 ・長野まゆみ、作中で少年(青年)が同性の人物に心惹かれることが多いのだけど、その感情が恋であるかというのは明言されないことも多い。私はそういう感情の曖昧さも大変好みでして…… 『紺碧』『紺一点』で感情の明言がされていなかったんですが、主人公(浦里亨とおる)と仲の良い、楽天家で活発な真木くんの存在がかなり良い。 ・亨くんは姉夫婦と同居していたのだが、姉が亡くなって以来義兄と二人暮らしをしている。姉を亡くしてから近くに住む叔父が自分を引き取ると言っているが、叔父の家には苦手な叔母と従兄弟がいるため、亨くんはまだ決めかねている様子。亨くんの義兄である来島さんは亨くんの学校で教師をしており、ちいさな田舎町で若くして配偶者を亡くした彼は再婚の手立てをいろいろな方からされるのだが、なんやかんや断り続けている。そんな来島さんに亨くんがほのかな好意を寄せていることに真木くんは気づいている。 ・なんやかんやあり、来島さんは別の学校へ転任することになってしまう。新しい家は今の住居より狭く、亨くんはやむなく叔父の家に行くことにする様子。そんな事情を知った真木くんは、もう兄さんに迷惑はかけられないから、と煮え切らない亨くんに義兄についていくことをけしかける。 「浦里は、自分の気持ちをごまかすのかい、」 「おれは、浦里のことが好きだからわかるんだよ。来島と離れることなんて、できやしないのさ。それだけは、自分のことみたいに、はっきりわかるんだ。」 ・ま、真木~~~~~!!! ・真木!おまえってやつは! おまえというやつは! ・真木~~~!! ・真木くんと亨くんは頭のいい男子校に一緒に進学するのだ。真木、おまえというやつは。 ・しかも、真木くんは亨くんのごはんを食べながら「浦里、おまえ旦那をもらうなら無口な奴といっしょになっちゃ不可いけないぜ。すぐケンカになる。陽気で口上手の旦那にしろよ」とか言ってしまう。 ・真木よ、どっちなんだい。おまえは亨くんとどうなりたい。おい。となり、長野まゆみに感謝をした。 ・ハア……ハア…… 長野まゆみを読むと、文体のうつくしさ、物語のはかなさに反して感情がめちゃめちゃになってしまう。レモンタルト、読み直したいな。 ・前述どおり、レモンタルトも義兄と弟の話なんだが、こちらは完全に恋の話になる。「もう、ずっと前から義兄あにのことが好きだった」という帯、作中にも出てくる一節なのだが、この文が出てくる瞬間が本当に良い。長野まゆみよ、ありがとう。 ・長野まゆみの少年・青年愛が本当に好きなんだよな。私のオススメは青年愛では『レモンタルト』、少年同士のラブでは『ぼくはこうして大人になる』です。これらでneeの趣味がわかる。

    1
    投稿日: 2022.06.19
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    長野まゆみが描く少年像はどれも儚く理想然としていて涼しげ。 単純に憧れるし、美しいと思う。 表題作と『紺碧』『紺一点』が好きです。

    0
    投稿日: 2021.11.30
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    懐かしさを感じながらも、情景が浮かぶような温かさもあり、そんな中で登場人物の気持ちが自然と伝わってくるような短編集でした。 ヨーグルト食べたくなった

    0
    投稿日: 2021.05.06
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    素敵な空気です。落ち着いてて清々しくて。 少年たちに気品が感じられるところか大きいなあ、やはり。 「鳩の栖」「紺碧」「紺一点」が好きです。 浦里と真木は続きがあったはずなので楽しみです。

    1
    投稿日: 2020.04.10
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    初読みの作家さん。結論から言うとドンピシャにタイプの文章。シンプルで静かだけど、その中にも美しさが垣間見えるような言葉遣い。国語の教科書に載ってそうな、読解問題向けの短編集だけど普通に趣味で読む分にも楽しいので、こういう物語に学生時代に出会えていたらよかったのになーという感じ。 本作は表題の「鳩の栖」以外にも中学生の男の子が主人公の短編が4作ある。作者のあとがきにも書いてあるように、この本は「騒がしい思いに駆られがちな年齢の彼らの、静かな部分を描いて」いる。大人に比べればまだ不自由な身で、どこか不器用さが残る少年たちの心の奥を描いた、四季折々の物語。友や家族との死別、複雑な家族構成など、様々な境遇の彼らが何を思い、どう進むのかを繊細に描いているのが好きだな… 中でもお気に入りは「鳩の栖」と「紺碧」。病で伏せている至剛のために水琴窟を鳴らす操の描写が愛おしい。「紺碧」では真木のキャラクター性が好きだった。おちゃらけていて自分の弱さを決して見せないけれど、友達の亨には真摯に接する姿がかっこいい。

    3
    投稿日: 2020.01.18
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    長野まゆみさん2冊目。素朴な単語の全てが味わいがあり美しく、梨木香歩さんのような温かみがありレトロで不思議な雰囲気が出ている。 ファンタジックかと思いきや、繊細な血の繋がりとひそやかな少年愛のようなものを感じた。

    0
    投稿日: 2019.08.17
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    短編集。BLあり 著者のイラストが章の頭に入ってる。 多分ハードカバーもそうだったんだろうなぁ。 複雑な家庭だったり、友人や家族の死が出てくるけど重くない。何となく爽やかな感じ。 一番最後の紺一点は、その前の紺碧の続き。 「紺極まる」と登場人物一緒だけど変更してるとこもあるのかも。 紺極まると違って浦里目線。

    0
    投稿日: 2019.07.11
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    <学生選書コメント> もしかしたらこういう青い春を過ごしたのかもしれない。そんな日々を送る少年 たちにスポットを当てた短編集。美しい文体がひときわ光る、そんな作品です。

    0
    投稿日: 2019.03.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    全部で五篇併録されている。四章と五章に関しては、全編・後編という形になっており、主人公は全員、中学生である。舞台は昭和中期あたりで、独特の泥臭さを出しているが、文体が旧文字を中途半端に使い、科白の結尾に句読点を利用し、疑問文なのか分かりかねる文章が多々登場し、非常に読みづらい内容であった。私は浅学なため、こういった文体に初めて触れたのだが、好めなかった。作品の構成としては、面白い内容ではある章もある。

    0
    投稿日: 2017.03.07
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    儚き少年期の幻のように過ぎ去っていく淡い恋情。透明な色をした少年たちの未成熟な想いが未成のまま過ぎ去っていくところがなんとも静かでたおやかでした。

    1
    投稿日: 2016.12.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    “紺碧”と“紺一点”に出てくる浦里くんがすごく好き。 この子関連の話は紺極まるに続いてるんだけど、浦里くん天然というか鈍すぎてほんと真木くんがんばれ。

    1
    投稿日: 2016.10.02
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    こんなに瑞々しい文章を書ける人がいたのか、と驚いた。もっと早くに出逢いたかった。 少年たちの危うさとか繊細さを上手く描いていて、読んでいて心がぎゅうっとなった。学生時代独特な空気感をこんなに鮮明に描けるなんて、本当に素晴らしい! ただ、感動すると共にそんな少年が実際に居るのかと考えるとちょっと現実離れしている気もする。読んでいて登場人物が少年同士であることを忘れてしまうくらい、文章が女性的だった。 他の作品も読んでみたいと思った。

    0
    投稿日: 2015.08.22
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    カフェで読みながら途中ため息をついてしまう それくらい静謐で繊細で、たいせつに読みたい作品集だった 中学生の男の子っていいなあ・・ 「栗樹-カスタネア」が特によかった 筆者自筆の挿絵もすてき

    1
    投稿日: 2015.01.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    図書館で借りた。ライトなBL短編集。はっきりしたBL的な設定はなく、雰囲気のみ。このくらいなら許容範囲。全体的に印象薄めだが、最後の連続2編はわりとポジティブというか、自分の力で未来を作っていけるという自負が心地よかった。「東京、行くよな」みたいなの。

    0
    投稿日: 2014.12.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    短編集。少年愛的な要素はうっすらと。 思春期の少年の自立したい気持ち、同窓生に対する淡い想い、複雑な葛藤。 長野まゆみさんの本ははっきりと情景が思い浮かぶところが好きなんですが、今回も綺麗な町並みや美しい空と海や、夏の陽炎、現実的なのに幻想的な背景が思い浮かびました。

    0
    投稿日: 2014.11.16
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    毎回言葉の選び方が秀逸で普通に並べたらえっというようなところもふんわりした表現で綴られています。焦らずゆっくり雰囲気とかかみしめながら読みたくなります。

    0
    投稿日: 2014.08.23
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    なんだろうか、この静謐な感じ。作品全体に通じる雨上がりのようなひやりとした感じがすごく好きだ。全体的に哀しさが漂う。「悲しい」ではなく「哀しい」の方。

    0
    投稿日: 2014.08.16
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    中学生を主人公にした5つの短編集。 表題作『鳩の栖』―内向的で孤独だった主人公操は、快活で人望も厚いクラスメイト至剛との出会いにより初めて心を開くようになるが、至剛には早すぎる死が迫っていた。 哀しい話ではあるのに、不思議と艶っぽいしっとりとした雰囲気。描写表現がすごく綺麗。

    0
    投稿日: 2014.06.11
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    中学生の男の子が主人公。 彼らの身近に”死”を配することで、ひたむきに生きる価値を浮き立たせる短篇集。 物語にいかにシンクロできるかが満足度を左右しそう。 『鳩の栖』 内気で愚鈍な主人公が、転校を繰り返す中で初めて経験する楽しい学校生活。 それをもたらしてくれた利発で優しい同級生が不治の病に冒されていることを知る。 『夏緑蔭』 自分の出生の秘密を知らされた主人公が、古い記憶を思い出しながら事実を受け止めていく。 『栗樹』 血縁上は兄だが子供のいない伯父の養子となった従兄と主人公の交流。物語の中身がないなと思いつつ読んでいたらラストが急転直下。 『紺碧』 両親が亡く、同居していた姉が死に義兄とふたりきりになった主人公。彼には養子の引き合いが来て、義兄には再婚の世話がはじまる。 ずっと主人公がもじもじしている。 『紺一点』 紺碧の続編。 遠くの町へ引っ越し、義兄とふたり暮らしを続けている主人公は高校生になる。 義兄の再婚騒動やら高校生活やら。 主人公の親友が本当にいい男なのだが、当て馬にしかならない役回りだとひしひし感じて切ない。

    0
    投稿日: 2013.12.08
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    日本語と日本の景色の美しさをしみじみと感じる事が出来る一冊。 過ぎ去って行った時間が惜しくなりました。

    0
    投稿日: 2013.11.19
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    2013/9/12やっと読み始める。が、文章が、ほの暗くて、ちょっと、憂鬱な気持ちになり、二つ目の短編を読み終わったところで、また積読に…orz すごく独特な間合いです

    0
    投稿日: 2013.09.14
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    「硝子の十代」とはよく言ったもので、その儚さ・美しさ・透明感を味わうには持って来いの珠玉の一冊。登場する少年達の行儀の良い佇まいと古風な言葉遣いが、現代の物語であるようなのに、どこか明治大正のノスタルジーも感じさせ風雅。流石の長野ワールド。素敵でした。

    0
    投稿日: 2013.09.05
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    少年たちの静かで淡い憧憬 自分の無力さを思い知りながらも、手を放さないようもがいているような。胸に染み入る短編五編 収録作品:『鳩の栖』『夏緑蔭』『栗樹―カスタネア』『紺碧』『紺一点』

    0
    投稿日: 2013.08.11
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    高校の頃一度読んで意味がわからないと思ったけど、今なら客観視しながらちゃんと読めた。 季節や言葉に関しては、本当に美しいものばかりだし、四季をはっきりと感じることができる描写。 夏の夜に読みたくなる。

    0
    投稿日: 2013.08.09
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    短編集。 少年たちのおはなし。 この人の作品は読めないのと読めるのがあるんだけど、これはすんなり読めた。あっさりしてるからかな。

    0
    投稿日: 2013.08.06
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    何気なく過ぎてゆく日々の当たり前にもの悲しいおはなし。 全編に別れとそののちに訪れるうつろをほのめかせながら、けれどさらにその先を思わせる物語だったと感じました。

    0
    投稿日: 2013.02.28
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    長野さんの書かれる少年が本当に好きです。カスタネアは国語の教材で読んでからとても気になっていたのですが、泣きたくなるくらい好きです。

    0
    投稿日: 2012.12.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    単行本を読んでいるので内容は知っているけど、一作目は途中から、三作目はラストにもう涙。「鳩の栖」の、どんどん蝋燭の炎が消えていくように、別れを予感させる話は好きだけど辛いです。文章や表現が本当に美しくて、哀しくも余韻に浸りまくりました。単行本にはないあとがきの「鳥の話」は鳥好きにはたまらないです。インコが可愛すぎ…。(ついでに四・五作目で紺極まるを読みたくなって、再読ループにはまるんだ…TT)

    0
    投稿日: 2012.09.30
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    読みたいのに図書館にも本屋にもなくて探し回りました。 数年前のナツイチに入っていたようで、 その売れ残りっぽいのを本屋をはしごしてようやく見つけました。 紺一点が読みたかったんです・・・。

    0
    投稿日: 2012.09.18
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    長野まゆみさんを読んだことがなくて、 中村明日美子さんみたいな少年愛を求めている人におすすめしたい本。 独特の雰囲気がありますが、それが大丈夫なようでしたら本当に非常におすすめします。文体にくせがあるので、苦手な人は苦手かと思います。 それになにより少年愛をズバズバ書いてますからね!!!! 彼女の作品は何の疑問もなく、みんなホモですからね!!!!! この中に収録されている、「栗樹―カスタネチア―」が、 …驚かないでくださいね。 現代文模試の……小説読解に選ばれていたのですよ…… なにを…考えているんだ……ベネッセ… そんなにガッツリとした部分ではなかったのですが、いやしかし、いやしかしですよ、長野まゆみ作品ですよ。 そのような描写がないページなんてございませんよ。 おかげで模試が終わった後の女子はヒソヒソささやき合いましたよ。 「え?なに?あれ、弟はお兄ちゃんが…好きなの……?肩が触れ合っただけで赤面して動機が激しくなってときめいてたけど、それは…そういう…ことなの?」 「しかもお兄ちゃんは友達(男)が好きみたいな」 「えっ、近親相姦でさらにホモなの?禁忌キッズじゃん」

    1
    投稿日: 2012.09.18
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    思春期の揺らぎのある透明な静かさを掬ったような短編集。 時代は大正あたりのイメージでしょうか。言葉遣いはやや文学調ですが、癖がなくさらっと読めます。 表題作の「鳩の栖」が好きでした。 淡々と描く静かさが素敵な作品。

    1
    投稿日: 2012.09.10
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    珍しく現代日本が舞台の、ファンタジーは一切でてこない短編集。 正直、ファンタジーもいいけど、こっちは相当いい。 表題作『鳩の栖』をはじめ、全部お気に入り。私のおすすめは左作と『夏緑陰』 長野さん初心者におすすめの本です。

    0
    投稿日: 2012.09.06
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    私はショタ趣味はありませんが、理想の少年像は?と聞かれると著者の作品がちらほらと思い浮かびます。 儚い文体、空気感、全部、影響受けた作品ですね。 あと。ヨーグルト食べたくなる。

    0
    投稿日: 2012.09.05
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    表題作「鳩の栖」はたった25ページの物語。すこし物足りなさを感じるところもありますが、この物足りなさが、操が樺島のことを何も知らないと思い、感じているもどかしさのようなものに似ているのではないかと思います。 個人的には「栗樹」がとにかく印象強いです。 「紺碧」「紺一点」の続編らしい「紺極まる」も読んでみたい。

    0
    投稿日: 2012.08.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    短編+続編1本の、3時間あればぜんぶ読めるお話たちです。 最初は、あらすじにあるお話。ほんのりとした恋心にも近い友愛と、忍び寄る静かな終わりの気配。逝ってしまう少年の、それでも明るい振る舞いが、ちょっと切なくなります。 あと、それほどホモホモしていないのでちょっと安心します(笑) 全体的には、淡い雰囲気漂う内容です。 猫道楽と比べると結構薄過ぎるかもね。 脱線しますが、長野まゆみさんの思う理想少年像って、手にとるようにわかりやすいですね。

    0
    投稿日: 2012.06.29
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    ワタシが高校生の時に模試に出題されました。邪な気持ちで何度も読みました。結果はそれはもう。ワタシ自身にそういう気質があるので色眼鏡で見てたらごめんなさい。 どの少年の雰囲気も繊細で、美しく描かれていると感じました。肌が白くて、髪の毛がサラサラで、下まつげが長くて…というような美少年をイメージしてしまいます。 一日休みの時に、ゆっくり時間をかけて読みたい本です。

    0
    投稿日: 2012.06.10
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    短編のどれも萌えるがやはり紺碧・紺一点の連作2編がたまらない。義兄弟義兄弟。そういえば兄弟ネタ多いねこの本。

    1
    投稿日: 2012.05.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    どれも少年ものばっかり、ですねー。 いつもの事ながら・・・ 紺シリーズは続きのお話があるようなので読みたいです。 長野さんの作品はかなり癖がありますがこの独特の雰囲気が好きです。

    1
    投稿日: 2012.05.05
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    うつくしくあわい。 透明な切なさ、苦さ、やさしさ。 「夏緑陰」 「栗樹―カスタネチア―」 が特に好み。

    0
    投稿日: 2012.04.22
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    抜粋 窓に光る雨垂れは硝子の中から沸いてくるように見えた。 日本語の美しさ。 心情の描写が丁寧で心が震えるよう。 文字数少ない短編でこんなにも心が切なくなって涙が込み上げる話を書ける長野まゆみさんは本当に素敵だ。 長野さんの言葉、それはまるで鉱物のようだと時々思う。 無骨な漢字の殻の中に秘める奇跡の煌めき。 長野さんの手によって研磨された言葉を読愉しみ。

    0
    投稿日: 2012.03.05
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    長野まゆみさんを知るきっかけとなった栗樹を含んだ短編集。 とても鮮やかなお話達でした。 夏緑陰を読んだ時の衝撃を忘れられません。 ギラギラとした太陽や陽炎に映える緑の木々を揺らす暑い空気が本当に目の前に存在するのではないかと思えるほどの繊細な描写、とても気に入りました。 冬であっても夏の空気をしっかりと味わえるお話。 レモンのヨーグルトや苹果ジュース美味しそう。 細かな、悪く言ってしまえばくどくどとした描写が苦手な人には絶対お勧めしません。 時間のある時にゆっくりと、一文字一文字読んで欲しい。

    0
    投稿日: 2012.02.28
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    表題作にもなっている「鳩の栖」が素晴らしい。 硬質な文章の中に漂う柔らかい空気感がたまらなく好き。

    0
    投稿日: 2011.11.29
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    p11〔「静かなのはいいことだよ。声をはりあげなくたっていい。耳を澄ませば、いくらだって聞こえるんだから。」(鳩の栖)〕 短編5本。 『鳩の栖』はある少年の静かな一瞬。 『夏緑陰』は過去を見る話。 『栗樹』は好きな相手に程意地悪しちゃうあれ?← しかし最後はなんだか涙が出てきました。 『紺碧』『紺一点』は『紺極まる』の過去です。 浦里、やっぱりお前もか。と言いたくなりました。浦里は天然物って意味がよくわかるよ…。義兄のことが気がかりで仕方ない感じ。 全体的に直接的な暗喩はありません。それっぽいな~と思う位です。匂わす台詞はあり。 *個人的に気になるもの。 漢字一字でひらがな三字の名前。 レモンの意味する所。 海の意味する所。

    0
    投稿日: 2011.11.02
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    「栗木」が約一年前の模試に出題され、問題を解くのもそっちのけで夢中になって読んだ記憶があります   (超主観読みになって点数はボロボロでした……というか、完全に邪目線に陥っていたのだけれど)   どの作品の少年たちも「切ねぇ!」ですが、一番「切ねぇ!」だったのは真木君でした 淡々としているけど、優しい文章が印象的です   思春期の少年たちの、子供と大人の狭間の、揺れ動きやすい感情が素敵に描かれていると思います   BL、と言い切るまでではないけれど、淡い感じが好きです   長野さんの他の作品も、読んでみたいと思いました

    0
    投稿日: 2011.09.23
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    教科書に小説が載るときって短くされると思うので、「鳩の栖」も短くなって掲載されたのでしょうか。 丸ままは・・・まずいと思うのですが(笑) 学年などにもよるけれど、小学校高学年以降ならわかる子はわかるでしょう。 いろいろ書こうとしたけれど、ややこしいのでやめます・・・。 この話から何を学び、それをどのように教えるようになっているのかわかりませんし、この話が教科書に載っているということに賛否両論あるのでは?とも思うのですが、こういう作家がいてこういう世界がある、ということを思春期の子どもに知らせるということはすごくすごく大きな意味があると思います。 本を読まず、教科書でしか小説というものに触れない子どももたくさんいると思います。 教科書に載ってる小説は家族の話とか、自然の話とか枠の中にきっちりおさまってる「いい」話ばかりなんじゃないかと記憶を辿っても思います。 だけど、世の中には枠におさまらない話とか世界もたくさんあるし、現実の世界で困ったときや辛くなったとき、苦しくなったときにむしろそれらの方が力になったり逃げる場所になることが多々あると思うのです。 別にこの話じゃなくてもいいし、これ以外にふさわしい(?)小説があるのならそれでいいです。 「良い話」ばかりじゃなくて、本当に自分が好きだと思えるものとか、人生の糧となるような本や作家に出会えるきっかけが、できたらこれからもちょっとでいいから教科書にあればと思います。 長野さんの小説としてはそこまで好きではないので星は3つで。

    0
    投稿日: 2011.09.22
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    文章の清らかさのようなものがそのまま描かれている少年たちの清らかさに通じているような気がした。 彼らが人を思う気持ちが「自由」なのだろうか? そこのところは私にはあまりピンと来なかった。 またいつか読み直してみたい。

    0
    投稿日: 2011.09.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

     なんとも涼やかなお話たち.  ☆鳩の栖  死期を悟っても冷静さを保ち続けるお友達.  あんな子いますか!  ☆夏緑陰  淡くてやさしい物語でした.  親子ってつながっているのね.  ☆栗樹-カスタネア  あの強気な態度は、身体の弱さの反動?  そう思うとなお切ない.  ☆紺碧  ☆紺一点  かっこつけるなあ、真木は.  亨が来島しか見えていないってわかってても、  あきらめられないか.  あー切ない.

    0
    投稿日: 2011.08.30
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    短編集なのでさくさく読めました。 一作品一作品、切なかったり胸がきゅっとしたり…少年達の恋情と友情の狭間な雰囲気がとても大好きです。

    0
    投稿日: 2011.08.20
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    もう一度、行きたかった。今、ほんとうにそう思ってるよ。 男の子の親友2人組って、女の子の親友2人組より相手のことをよくわかってて、 一緒に無茶したり、バカやったりできるから ほんとうに羨ましい。 何かあったのか?って聞くくせに、 相手の返事を言葉じゃなくて表情でわかってたりする。 そんな、唯一無二の存在を得られるのは、 女の子より男の子の方が多い気がする…。 野球のピッチャーとキャッチャーみたいな。 長野まゆみさんの本は、癖があるけど好きで、忘れられない。 名前の付け方が好き。 カタカナを漢字にするとこ。 句読点の付け方。 古風なんだけど、現代っぽい感じとか。 やめられないのは、こういうのが好きだから。

    0
    投稿日: 2011.07.26
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    中学のころ模試で表題作の読解が出題され、物語をちゃんと読みたくて帰りにこの本を買って帰りました。雰囲気が好きです。

    0
    投稿日: 2011.07.11
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    長野まゆみは独特の雰囲気を持った作家で、童話的な世界で無機的な美少年たちが主人公の作品集があります。知り合いで気に入っている人はたくさんいるのですが、実は私はそれらの小説はよくわかりません。しかし、この「鳩の栖(すみか)」は普通の小説で綺麗な世界が展開されます。この小説が気に入ったら、「螺子式少年」や「三日月少年漂流記」「白昼堂々」なども読んでみるとその世界にはまるかも。

    0
    投稿日: 2011.07.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    儚く透明な少年たちが切なくて、思わず泣きそうになる短編集。 大人になる前の不安定な時に経験する別れを彼らはどう受け止めて成長していくのだろう。 一番ぐっときたのは『栗樹』 ”もう一度いきたかった 。今、ほんとうにそう思っているよ”

    0
    投稿日: 2011.07.08
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    表題作「鳩の栖」は、少年たちの友情がぐっと胸に迫る大好きな作品です。読む度に、かなしいけれど優しい気持ちになれます。 これを読んで以来、水琴窟の音を聞いてみたい…! と、心底願っているのですが、なかなか出会えません(京都の妙心寺にもあるのだとか)。

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    投稿日: 2011.05.12
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    さらさらとして涼しい作品。すき。 あとがきにあった徽宗の「桃鳩図」、わたしの世界史の資料集にもありました。なるほど可愛らしい。

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    投稿日: 2011.03.27
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    透明で繊細、という印象。中学生というあ不安定な時期の少年が描かれた短篇集。少し同性愛描写らしきものあり。個人的には全体を通して好きな空気が漂っていました。

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    投稿日: 2011.01.22
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    前回読んだ作品に比べほわっとした雰囲気の文体では無く、もう少し精緻な感じの表現になっている。 作品そのものは青春のはかなげな部分に焦点があてられているようで、匂いのない、静かな、感情を奥底に秘めたきれいな構成になっていて、さらりと読めます。

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    投稿日: 2011.01.08
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    短編集 これがテストに出たときはびびった 気に入った話とそうじゃない話があるけど ちょっといつもの長野さんぽくない話がちらほら 重度の中耳炎で苦しみながら読んだせいかしら

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    投稿日: 2010.12.06
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    短編集。 長野まゆみの集大成、です。これは。 ななななんとこの「鳩の栖 」、夏休みの課題テキストに収録されていて、 一部の長野仲間と大いに盛り上がったのは良い思い出。

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    投稿日: 2010.11.29
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    ミクシィのお友だちのお嬢さんが模試で収録作を読んでとても気持ちに残るものがあった、というお話を読み、興味をそそられて私も読んでみました。発表されたのは今から15年程前で、だからそんなに昔というわけでもないのだけど、とても古風なタッチでピュアな少年たちの屈託が描かれ、まるで吉屋信子の少女小説少年版みたい。綺麗に澄んだBL、とも思ってしまったんだけど、これは読む人によって感じ方が違うんだろうな。表題作が一番好きでした。自分の引っ込み思案を悲しく思う転校生の目から見たクラスの中心としてその闊達さが人気である少年。でも彼が身体が弱くて、その自宅には水琴窟という庭先に水を撒くと美しい音が鳴るという仕掛けが・・。雨の音、穏やかに語られる少年たちの言葉、そして水琴窟の響き、などとても心地よい音が読み終わった後も残っていてそこもよかった。

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    投稿日: 2010.11.12
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    短編集。 紺シリーズ「紺碧」「紺一点」収録。 http://feelingbooks.blog56.fc2.com/blog-entry-37.html

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    投稿日: 2010.10.25
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    長野まゆみさんの作品の中でも一等好きな作品です。ふとした時に読み返しては、あの世界に浸ってます。なんとなく、ひんやりとした空気。

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    投稿日: 2010.08.27
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    全体的に切なさが漂う短編集ですが、読後はなんだか心が洗われたような気分になりました。 古物市に馴染みもあってか「栗樹−−カスタネア」がお気に入りです。

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    投稿日: 2010.07.05
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    高校時代、入院する時に暇だろうと適当に本屋で買い漁って持ち込んだ一冊。なんでコレを手にしたのか未だに謎だけど、多分タイトルに惹かれたんだろうなぁ。 短編集ですが、一つ一つの話が秀逸です。個人的には紺碧と紺一点が好き。どこまで義兄が気づいていたのか、もう一度読み直してみたい話。 夏緑陰は初夏になると読み返したくなる一作です。夏のむせるような空気と照りつける日差しと、道の向こうから誰かが呼び寄せてくる声が聞こえそうなお話。

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    投稿日: 2010.05.29
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    とにかく好き。ぜんぶ好き。すごくいい。これしか出てこない。言葉の選びかたが、本当に素敵すぎてどうしましょうってくらいにすきです。 あと、出てくる食べ物が相変わらずおいしそうすぎて困る。表記の仕方も変わってるから、余計においしそう……!

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    投稿日: 2010.02.20
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    水琴窟の音色をどうしても聞いてみたくて、CDを借りてしまった記憶があります。随分前に一度読んだきりで内容を詳しく覚えていないけれど、カスタネアというお話に強く惹かれたような・・・。手元に置いておきたいです。

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    投稿日: 2009.11.07
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    大好きな作品です。 どれを読み返してもきゅんきゅんして、 こういうのを書きたいんだよなあ…!と奮起させられる一冊。

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    投稿日: 2009.10.20
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    読んだのは2回目。高校のとき問題集に「鳩の栖」が載ってたのがきっかけで知った。前に読んだ時よりとても良い、と感じた。「夏緑陰」は好きだったけれど、あらすじさえほとんど覚えていなかった「栗樹」以降のお話も心に沁みました。なんでこの人の書き方は何というのか、童話ぽいというか古めかしいというか、現実ではないような懐かしい場面を見ているような気分にさせるのだろう。仮名遣いとかもあるかもしれないけれどとにかく、拗れた内容が多いのになんとなく現実離れしてて重過ぎないところが良い。話が進むにつれて謎が解明されていくので、少しミステリーを読んでいるような感覚にもなる。「夏緑陰」に出てくる涼しげなデザートが大好き。それから今回読んで、主人公達の会話から見える友情(?)が切なくて好きになった。作者、こういうのが好きなんだろうな。主人公の周りの男の子達が優しかったり口達者だったり楽天的だったりですごく魅力的に思えた。そういえば考えたら同級生の女の子が一人も出てきていないような・・・。この本は夏に読むのが一番だ、と私は思っている。(20090810)

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    投稿日: 2009.08.11
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    表題作である鳩の栖は、長野まゆみさんの作品の中で一番好きかも知れない。 なんとなく初夏になると、またこの雰囲気に会いたくなって読み返します。

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    投稿日: 2009.05.29
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    静かな世界です。 短編集で、ハズレなし。 長野まゆみが書く少年って、近くに寄ると絶対良い匂いがすると思う。薔薇とか…

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    投稿日: 2009.04.03
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    ●鳩の栖 悲しいお話。主人公の影が薄く、樺島と唐津の方が凛として、深い関係に思う。 ラストはちょっとあっさりとしてしまい、もうひとつ何かあっても良いような長野氏ならば。 ●夏緑陰 夏の葉陰と檸檬のヨーグルト。すっきり爽やか。 兄であったか・・・兄と寧の母の関係をまた勘ぐってみるという長野的オツな愉しみ方も有り?無しですか、ハイ。 ●栗樹―カスタネア これは良かった。血縁上では三兄弟の話。養子へ行った次男の両親が亡くなったところで、また本当の両親の元へ帰れるわけでもなく。 ていう。そうだよなぁ、苦々しい。お互いに意識しすぎる上、衝突してしまう。ささいな喧嘩がヒビとなる。難しい関係。 だけどラストの端の手紙。調べたんだね。実のことを。その行為が可愛いし、意味合いもまた素敵。 ●紺碧 これ、一番良い。 美しい。海。深い碧。 いつでもさり気無く亨を支えてくれている真木の優しさ。 背中を押してくれる場面、望遠鏡を亨が覗いたときに、さっと押す。紺碧の海。水平線。 ああっ!!なんて素敵な場面!!なんかとても良い行動ですよね。さすがですよね。 真木、素敵だけど気になる来島。(紺シリーズ一作目) ●紺一点 真木と亨が高校生になりました。 真木の容姿について紺碧では語られていないので、こんなに美少年だったとは。て感じです。 や、長野作品なら常識ですかw 今回はなんだが真木の器量の良さに感嘆と・・させられるだけ?と思いきや 最後らへんで、亨が真木の大切さに気付くあたりがちょっとドッキリ。 相変わらず来島というヤツはようわからん。 真木が分析していることにより、少しだけ彼という人が見えますが。陰うっす。 紺極まるに注目したい。しかし語り手が変わるとの噂・・・(◎◎;) (紺シリーズ二作目)

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    投稿日: 2009.02.11
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    長野まゆみさんの本はみんな好きだけど、中でもかなり好きな作品。 背徳感が少ないです。しみこんでくる文章。

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    投稿日: 2008.09.11
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    すごく綺麗な雰囲気です。 サラリと透明な感じ。ちょっとした小物とかが素敵。 一度読んでみて損はないと思います!

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    投稿日: 2008.08.27
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    少年たちの4つの物語。 表題作はなんとも切ないテイストのお話です。 全編を通じ透明感の中に、少年たちの心の葛藤とか囚われ事とかが散りばめられていて 大変私好みの作品でした。 長野まゆみ以上に少年の葛藤を上手く書く人を私は知りません。 大人になりきってない少年のぐずぐずした悩みって素敵だよね! オススメは紺一点シリーズ!

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    投稿日: 2008.04.30
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    高校受験の練習問題で表題作と再会したときは問題を解いている間中、せつないきもちになってしまいました。BLといってしまえばそれまでだけれど、それでも感動できるなにかがあると思います。

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    投稿日: 2008.03.11
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    初読:2005年7月30日 久々に読む長野まゆみ作品。前は好きだったのに、今はちょっと苦手になっていた。 日本語の美しさに気づかされる。少年の美しさ、はかなさ。

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    投稿日: 2007.08.28
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    水琴窟のお話が一番好きです。水琴窟を鳴らすように頼まれた操と病に臥せる至剛の間にある透きとおった切なさと凛とした静かさに惹かれます。儚くて僅かな時間だからこそ、2人の世界は綺麗なんだと思います。

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    投稿日: 2007.04.15
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    <水琴窟という、庭先に水をまくと珠をころがすような安らかな音が鳴る仕掛け。操がそれを初めて知ったのは至剛の家の庭だった。孤独な転校生だった操を気遣ってくれた爽やかな少年至剛。しかし、快活そうに見えた彼には、避けがたい死が迫っていた。病床の至剛の求めるまま、操は庭の水琴窟を鳴らすのだが…。少年たちの孤独と淡い愛情、儚い命の凛々しさを描く表題作など珠玉の短編五編。>表題作に出てくる水琴屈というものを私は知らないが、とても美しいものに感じられた。 「紺碧」「紺一点」も気に入った、続編として「紺極まる」が出ているようで楽しみだ。

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    投稿日: 2007.04.09
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    長野まゆみさんの作品の中で一番好き。この水琴窟を静かに鳴らす世界が忘れられなくて、借りて読んでから新しく買いました。透き通った薄いガラスのような、凛とした少年たちが切ないです。

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    投稿日: 2007.04.05
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    少年たちの孤独と淡い愛情、儚い命の凛々しさを描く表題作の他 「夏緑陰」「栗樹(カスタネア)」「紺碧」「紺一点」などを収録。 中学生の男子を主人公にして、思い通りにならない歯がゆさと無力さに 葛藤する心のうちを、切なく描いてます。 透明で儚く、それでも静かに流れる時を凝縮しています。 「紺碧」「紺一点」の続編、「紺極まる」が発売されています。

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    投稿日: 2007.03.17
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    短編集なんだけど全作品好き。少年達の心の交流をしっとりと読ませてくれます。 なんか皆ちょっとつついたら壊れそう。そういう儚さが自分にもあれば・・・

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    投稿日: 2007.01.30
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    長野まゆみ作品で私が一番好きな本。何度も読み返してしまう。様々な音が織り成す中、少年たちの不安定で脆い感情が響いている。短編集なので、どの話もすっと読める。長野作品に欠かせない兄と言う存在がうまく描かれていると思う。

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    投稿日: 2006.12.21
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    静かで、せつなかった。淡い雰囲気。少年たちの見守る眼差しが、心に染みた。存在の喪失感とか、鳩とか、すべてが淡い。

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    投稿日: 2006.10.09
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    作中で水琴窟がでてきたのが印象的でした。多分、この作品で初めて水琴窟なるものを知ったんじゃなかったかな、と。綺麗なイメージです。

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    投稿日: 2006.09.25
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    短編集。 表題作である『鳩の栖』は何度読んでも心に染みる。 『栗樹』も切なくていい。 最初に読む作品としてもお勧め。

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    投稿日: 2006.09.17
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    あまり印象がない。先日、子どもに国語を教えていたら、この本から出題されているのを見た。ただし、旧仮名がすっかり直されていた。別の話みたいだった。

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    投稿日: 2006.09.06
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    装丁や文章といった細かいところが違和感なく作られており、見て読むという二重の楽しみがある。短編が多い。全部読みきれていない。ここ数年は、基本の少年話に同性愛的色合いが入っているらしい。

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    投稿日: 2006.08.19
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    長野作品は最近避けぎみですが、昔はがりがり読んでました。 鳩の栖は初めて読んだ長野作品です。あわあわとして今にも消えてしまいそうな少年たちの、なんともいえない物語は毎回どきどきさせられます。

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    投稿日: 2006.07.27
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    長野まゆみの本では、一番何度も読んでいるかも。 過剰な部分が排除されているのでさらっと読むこともできるし、この人自身が持っていると思われる家族に対するコンプレックスのようなものが伝わってきて濃く読み込むこともできる短編集。 自家製ヨーグルト食べたい…。

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    投稿日: 2006.07.15
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    「紺碧」「紺一点」の真木。 彼のまっすぐな想いがとても好きです。 この本は全ての短編が秀逸です。

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    投稿日: 2006.05.16
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    長野さんの作品で一番好きな作品です。長野さんの書き方は独特なものですが、とても好き。ゆっくり物事が流れている気がします。 まだ全然集められていないのですが、長野さんの作品もいつか集めたい。今考えているのは「東京少年物語」です。

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    投稿日: 2006.05.15
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    清澄さと静けさに満ちた短篇集。長野作品はどれも好きだが、特にお気に入りの一冊。 表題作の遣る瀬無さが美しい。雨が静かに振る庭に朗朗と響く水琴窟の音に憧れて、この上なくアンビエントな水琴窟のCDを買ってしまったほど。 他の作品も切ない。特に紺連作は、続篇も含めてとても好き。少年愛に抵抗のある人にはお奨め出来ないけど。 長野作品にしては癖が少ないので、上海少年、天体議会と並んで長野初心者へよく貸す本。今も先輩のうちに出張中。

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    投稿日: 2006.04.12
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    水琴窟をはじめて知った、きっかけの本。 空気感がこのうえなく好み。 読んだ後、自分の中にその空気が残ります。

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    投稿日: 2006.04.06
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    長野まゆみの短編集。これはそこはかとなく落ち着いた感じがします。「上海少年」とは違って、主人公は大抵、普通と言うか、おとなしめな子ではないかと。「鳩の栖」は「耽美」っぽい感じ。全体が靄に包まれたような、曖昧な雰囲気が好きでした。現代っぽい所を舞台にした小説の中ではこの短編が一番好きかも知れない。私が某シリーズ読めないせいなのかも知れませんけど…。

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    投稿日: 2006.03.30
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    血縁だけではない家族の形と季節をテーマにした短編集。各話扉絵を飾る長野氏のイラストも素敵。お気に入りは表題でもある「鳩の栖」転勤族の家に生まれた操が何度目かの転入先でこれまで出会ったことない性質の少年、樺島に巡り合い、初めて楽しい学校生活を過ごせるようになったのに、実は樺島は病を抱えていたという…長野を読み慣れている人にはおなじみの展開なのですが。この物語で初めて"水琴沓"というアイテムを知ったのです。 血の繋がらない母と暮らしていた寧がひょんなきっかけで別れて暮らしていた実の兄と出会う「夏緑陰」唯一の肉親だった姉を亡くした亨の教師である義兄と親友・真木との関係を描いた「紺碧」「紺一点」の連作もお気に入り。

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    投稿日: 2006.03.02
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    現在読書中!古本屋でみっけてついかってしまった!でもあんまりすきじゃないかなあ。いつものわくわく感がない、いまんとこ。

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    投稿日: 2006.01.21
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    受験を控えた中学3年生、初めて、長野まゆみさんに出会った本です。思い入れたっぷり じんわりとした感情が胸の奥に広がります。内容は書きません。読んで下さい。

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    投稿日: 2005.08.09
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    装画:長野まゆみ 装丁:松田行正 “少年たちの孤独と淡い愛情、儚い命の凛々しさを描く表題作など珠玉の短編五編。”(裏表紙解説より) 収録作品:『鳩の栖』、『夏緑蔭』、『栗樹―カスタネア』、『紺碧』、『紺一点』 お気に入りは『紺碧』、『紺一点』の紺シリーズ。 (文庫版)

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    投稿日: 2005.01.28