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偏愛文学館
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倉橋由美子/講談社
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総合評価

7件)
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    このレビューはネタバレを含みます。

    倉橋由美子さんのお眼鏡に叶った本の数々。読みたい本が増えました。 かなり辛辣だけど倉橋先生の審美眼なら信頼できます。倉橋先生もわりとジャンル拘らず乱読されてるな。 全くの未読なので吉田健一作品が気になりました。

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    投稿日: 2022.07.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    10年ぐらい前に亡くなった倉橋由美子さんの書評集。評者である倉橋さんの偏った趣味と嗜好がこれでもかと詰め込まれていて、まさに「偏愛」ぶりを楽しむための書評集です。 恐らく今では入手困難な本もあるんだと思いますが、有名どころからマイナーな作家まで、和洋中織り交ぜて紹介されているので、面白そうな作品を見つけるには事欠きません。自分が知らない分野の小説を開拓するには便利な本かと思います。

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    投稿日: 2014.04.23
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    没後に刊行された書評集の文庫版。 「ああ、あの調子だなぁ」(笑)と、 エッセイ選集『毒薬としての文学』を思い出しながら読み進めた。 俎上に載った本のうち既読は三分の一ほどで、 自分の読書経験の貧しさを再認。 石川淳の現代語訳「新釈雨月物語」には 訳されずに切り捨てられた箇所がある、とは知らなかった。 倉橋氏はその切り捨てを「浅慮」(p.32)だとバッサリ。 でも、大好きなジュリアン・グラック『アルゴールの城にて』が 絶賛されていて嬉しかった。 これを機に、手を出しそびれていた『シルトの岸辺』を読んでみようかと 思い立った。

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    投稿日: 2013.04.23
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    冷やかしで手に取ったが、なかなかどうして短い文章に言いたいことがピシッと詰まった旨い文章を書く人である。川端の「山の音」を書いた文章も切れ味があり、批評作品としても申し分ない。壺井栄「二十四の瞳」を懐かしく再読しようとさえ思った。

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    投稿日: 2012.08.26
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    小説家が愛着を持つ39冊の小説を紹介するブックガイド的一冊。 「偏愛」というだけあって、なかなか偏ったセレクトになっています。 夏目漱石「夢十夜」や、上田秋成、カフカ短篇集など、怪奇幻想な作風がお好みのようです。 外国人作家は、ジュリアン・グラック、イーヴリン・ウォーなど、全然知らない作家が紹介されていて、今後の読書の参考になりました。

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    投稿日: 2010.03.06
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    ブックガイドのつもりで買ったけど、そういう意味では失敗。手に入りにくそうな本も多いし、あらすじや落ちをここまで明かされてしまうと、改めて読む気はしないかな。ただ、大好きなんだけど私にはその良さをうまく人に説明できない作品について、その素晴らしさを鮮やかに語ってくれている部分にはうっとり。

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    投稿日: 2009.09.29
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    著者が愛でる文学作品を端整な文章で紹介する。好きなものは好き、嫌いなものは嫌いでいいじゃないという姿勢に共感が持てる

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    投稿日: 2009.03.03