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トヨタとホンダ
トヨタとホンダ
塚本潔/光文社
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総合評価

13件)
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    書かれた2001年から2009年の現在まで自動車業界では、大変遷がおこった。本書をトヨタやホンダの経営イシューとしたケースのネタ本として面白い。 2001年後の大きな流れとしては、�環境に対するグローバルなうねりが重厚長大型のいわゆるアメリカ車を市場の王者から蹴落とした。(この流れにビッグ3の経営層がついてこれず、GMの倒産に至った)�中国・インドなど自動車産業の新興国が市場の大きさをレバレッジにして著しく伸長した。 その後の日本メーカー御三家を2008年度の決算で比較すると、 ニッサンがゴーンの手腕によるところが大きいが、軌道修正に成功し、ある程度の規模での事業継続を図ることには成功した一方、アメリカ市場に拠るところが大きかった故、2008年度通気売上高:8兆4,370億円 営業損益1,379億円の損失、環境車の切り札も乏しく、現在は非常に苦しい状況になっている。 肝心のトヨタにおいては、リーマンショック以降大減産で2008年度通期の連結決算では、売上高は20兆5295億円(前年度比21.9%減)、営業損益は4610億円の損失(前年度から2兆7313億円の悪化)、当期純損益は4370億円の損失(同2兆1548億円の悪化)となった。 また、ホンダでも2008年度通期連結売上高は10兆112億円と前年度に比べ16.6%の減収となっており、営業利益は、1,896億円と前年度に比べ80.1%の減益となっている。 各社厳しい市場状況を受け、一様に厳しいものの営業損益赤字転落したニッサン・トヨタとホンダでは明暗を分けることになった。 さて、2001年当時この2社を軸に展開した筆者の対比のさせ方は興味深く、今では当然とも言える日本の2雄として「トヨタ」と「ホンダ」の対比となった本書は、魁といえると思う。 今後、ますます環境に対する取り組みや新車開発が重要視されると思うが、本書でも環境車については、ページを割いており著者の目の付け所の良さが光る。

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    投稿日: 2013.08.11
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    トヨタとホンダの経営に関する考え方の違いが面白かった。日本を引っ張る会社であるトヨタとホンダは、強みだったり社員の育て方だったり経営だったりが独特のものに感じた。この本を読んで、会社の見方が変わってくるかもしれない。

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    投稿日: 2013.05.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    発売日:2001-12の発行です。激しく移り変わる自動車業界において、古いことは、読む価値がないどころか、害があるかもしれない?そんな心配は無用です。自動車業界の歴史は、厳しい時代を生き残る知恵が溢れています。価格:¥ 735(税込)  小学生の頃から車が好きだった。モーターワールド、モーターファン、ドライバー、カーグラフィック・・・様々な自動車専門誌を穴があくほど読んでいた。その中でも、勉強になったのは、カー・アンド・ドライバーだった。他の雑誌が、自動車の性能や居住性を評価する記事が中心だったのに対し、カー・アンド・トライバーは、自動車業界を通じて国際情勢が解るような内容だった。 そうです。勉強嫌いだった私は、自動車業界のことを知ることで、自然に国際情勢を学んでいたのです。 この本も、自動車好き、勉強嫌いのあなたが、経済はもちろん、経営についても学ぶことができる良書です。

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    投稿日: 2013.04.21
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    トヨタとホンダの社風の違いについて書かれた本。トヨタは品質を、ホンダはユーティリティを徹底している。圧倒的なシェアを持っているトヨタと、シェアでは劣りながらも経営効率が良いホンダ。いろんな違いが見れて面白かった。両者のクルマの歴史も復習できる。

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    投稿日: 2013.04.04
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    10年前の本だが、90年代の話が中心でさらにその前の話も含まれているので、業界の歴史が分かり参考になる。トヨタとホンダの違いのみならず、国内の他のメーカーの違いや海外メーカーの違いも、少しでは触れられているのが良かった。トヨタとホンダの企業文化の違いを感じ取れるので、好きな方や就活生等におすすめ。

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    投稿日: 2012.01.05
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    感覚的にはホンダの方が好きだが、自分のような凡人が能力をフルに活かそうと思うとトヨタのようなやり方がよいのかな

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    投稿日: 2011.12.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ホンダとは、つきあいがあまりないので、大変参考になりました。 THUMS(total human model for safety)は、とても大事な事業だと思います。 「売れないホンダ」を前提としたものづくり。 トヨタとは、少しはおつきあいがあるので、やや参考になる情報が少なかったかもしれません。 これらは、立ち位置の問題なので、仕方がないと思います。 トヨタとホンダについて、たんたんと知っていることを書いているという雰囲気は好感が持てました。

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    投稿日: 2011.08.07
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    [ 内容 ] 二〇〇一年九月の中間連結決算で、過去最高益を達成したトヨタとホンダ。 ドコモ、ソニーの“失速”という状況の下、日本を真の意味で牽引する企業は、もはやこの二社をおいて存在しない。 本書はトヨタ・張、ホンダ・吉野の両社長のインタビューをはじめ、製造、販売の現場、そして米国、欧州の現地工場への徹底した取材を通して、両社の強さの秘密、知られざる苦悩、そしてライバルに対する思いなどを浮き彫りにする。 [ 目次 ] 第1章 ヴィッツとフィット 第2章 「攻め」のホンダと「守り」のトヨタ 第3章 「品質」のトヨタ、「コスト」のホンダ 第4章 カムリとアコード―米国での戦い 第5章 トヨタとホンダのDNA 第6章 トヨタとホンダが見る夢 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

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    投稿日: 2011.04.12
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    トヨタの凄さは世界No.1の自動車メーカでありながら「自分たちがまだまだ未熟である」ということを世の中に宣言していること。

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    投稿日: 2011.04.10
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    国内の自動車メーカーで、外資に食われていないのはすでにトヨタとホンダの2社のみになってしまった。 企業の規模こそ大きな違いがあるが、この2社は、方向性は異なるものの、企業理念がしっかりしていてぶれがない。そういうところが、外圧を寄せ付けない理由になるのだろう。本書が刊行されてからすでに年月が経っているので、両者の距離はさらに縮まっていると思う。 トヨタはシェア重視、営業的実験によって実車の品質は常にハイクラス。製造段階でのチェックはたくさんの部門を置いて厳密に厳密を重ねる。経営は常に危機意識を持ち続けている。 一方のホンダは販売台数重視、夢を追って独自路線を歩むことを身上としている。社内の組織はフラット。それぞれが最高のパフォーマンスを求められる。だから時々、結果としてポカもやらかす。経営は常に新しいことに挑戦しようとしている。 私は、ホンダの理念が好きだ。 元々本田宗一郎のシンパでもあるのだが、最大手のトヨタと比較された内容の本書を読んで、さらにホンダが好きになった。 モノづくりの原点は、やっぱり「夢」にあるのではないかと、私は思う。

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    投稿日: 2010.09.12
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    両者の比較というよりは、一流の企業を突き動かす信念を2つ紹介している本として読んだ。いい刺激になった。

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    投稿日: 2008.11.17
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    レポート課題の参考になるかなーと思って読んだ本。戦略の違いやら会社のコンセプトが分かった。主に技術や販売ノウハウについて言及されている。何かと比較される2社だけに企業カラーが述べられて対比されていて分かりやすい

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    投稿日: 2007.01.15
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    両者とも販売店と海外進出に重点を置いたことが成功の秘訣であり、現在でも遅れた日産に差をつける形となっている。またヒット作品を作るにあたって、日本とアメリカではデザインを変えなければいけないという苦労。市場に出る頃には構想から数年かかることから、時代の流れを先のそのまた先まで読まなければならない骨折りの苦労には素直に「凄い」というしかない。今後とも世界を担う両者に注目していきたい。

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    投稿日: 2006.05.29