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灰と王国4 忘れえぬもの
灰と王国4 忘れえぬもの
風羽洸海、皆川史生/KADOKAWA
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総合評価

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    忘れえぬものとは人々にとっては滅びた故郷への思いであり、フィンにとっては人としての前半生であり、エレシアにとっては家族であり、ラスボスにとっては心のわだかまりであり…ここまで登場した全ての人がそれぞれの胸に抱くものを意味するのかなーと思う。忘れられない思い出も人も物事も全て同じままではいられない。いられないが、過去のない人間がいないように、帝国もまた滅びの先にある未来の礎となって残った。 万能のヒーローなんて出てこない物語は、フィクションなのに我々と同じ人間を描いて胸を刺す。家族でナナイスの城門を出た夜明けと、物語の最後、フィンが迎えた夜明けを読み比べるといろいろ胸に迫る。 良い物語です。何度も読み返してはそう思う。

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    投稿日: 2014.10.19
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    一~三巻までの間に静かに積み上げられてきた物語が、怒濤のごとく展開する最終巻。迫りくる世界の危機に、人々は立場や思惑の違いを乗り越えて立ち向かうことができるのか。帯のアオリ文句どおり、「見届けよ」の一言に尽きる。

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    投稿日: 2014.10.10