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総合評価

6件)
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    第1作に立ち返る犯罪者になるために生まれてきた人間との戦い。 高倉も色々な経験を経て向こう見ずな感じがなくなって、自分や自分の身の回りの人をいちばんに思えるようになっている分、上垣からにじみ出る悪意が生活をじわじわ浸食する感じが第1作を上回る不快感だった。 ただのサイコホラーサスペンス要素よりも、今回はミステリー要素強めで集大成って感じ。 警察の闇とか、安定の男女関係の闇とか色々絡み合って最後までどうなるか分からない感じで楽しめた!

    0
    投稿日: 2024.09.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    クリーピーシリーズ1作目以来のクリーピー感 最初から最後まで不穏でどきどきそわそわしながら読めた シリーズ全てで眼鏡の有無に関してしっかり書かれていてなんだか笑ってしまった ショートカットでボーイッシュなショートパンツの女性がよく登場します

    3
    投稿日: 2023.02.25
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    犯罪心理学者・高倉孝一のゼミ生・千倉有紀が、塾 講師募集の面接に行ったのち姿を消した。高倉の妻・康子は、友人と参加したバスツアーで、高倉を知っているらしい気味の悪い男から威圧的に話しかけられたという。その話を聞いた日の夜遅く、何者かが高倉家の扉を激しく叩いた! 高倉は否応なく不気味な事件の渦に巻き込まれていく――。

    0
    投稿日: 2023.01.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ゼミ生が行方不明になり、威圧的な言動の気味の悪い男が旅行中の妻に接触してくるという…今回も否応なしに事件に巻き込まれていく高倉教授。 『クリーピー』には及ばずだが、正義を守る側に犯罪者がいて権力を行使されたら一般市民為す術なしの怖さと、クリーピーシリーズのテーマとも言える“行動原理がわからない人間を相手にする不気味さ”は健在。 康子さんが妻というだけでいろいろとばっちりを受けてお気の毒だったな。 助手の鈴ちゃんも無防備な上に男を見る目がなくてハラハラ。 高倉は犯罪心理の権威なのにあまりそれが役立っていない。

    0
    投稿日: 2021.11.16
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    干物と蒲鉾の定番 男は馬耳東風という感じで とうつう疼痛 一九世紀の中葉に書かれたポーの小説『赤子病の仮面』 無意識のエロスの滲出 蝦蟇がまがえる 三和土たたき いえども雖も 伏魔殿 曙光しょこう 潤ったところで 罷り間違えば ノーブル(高貴)で端正な顔立ちは相変わらずだ 何処か深い愁いを感じさせる少女なのだ さっこう索溝が水平に走っている 並外れた滑稽さが笑いをまったく封じ込め 恐怖に加えて複雑で重い寂寥感が永本を襲った おおよその状況が脳裏で収斂するのを感じた かんせい陥穽 愁いに満ちた顔を思い浮かべた 内奥を紐解いていく しゅっしょく出色 作者が挑んだ趣向について更に深く味わえることを付言しておく

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    投稿日: 2021.11.13
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    前川裕『クリーピー ゲイズ』光文社文庫。 『クリーピー』シリーズの第5作。シリーズの原点回帰作品であるようだ。 率直に言えば、期待外れだった。確かにシリーズ第1作の事件をスパイスに新たな事件が描かれており、まあまあの不気味さを感じるものの、犯人の目的や事件の全容がぼやけているのだ。事件の異様さを演出しようとあちこちに枝葉を伸ばし過ぎたのが失敗の原因だろう。 相変わらずへそ出しTシャツのショートパンツの若い女性が登場するのには失笑するしかない。 犯罪心理学者・高倉孝一は夏目鈴を助手に『高倉犯罪相談所』を開設し、依頼者が持ち込む奇妙な事件を分析し、アドバイスするなどしていた。 ある日、高倉孝一のゼミ生・千倉有紀が、大学の掲示板に掲載された塾講師募集の面接に行った後に姿を消す。さらには娘の身を案じていたはずの母親の所在も解らなくなる。一方、高倉の妻の康子は、友人と参加したバスツアーで気味の悪い男から威圧的に話しかけられ、バスツアーから自宅に戻った深夜にその男らしき人物が扉を激しく叩いた。 『クリーピー』とは、ぞっと身の毛がよだつような、気味の悪いという意味で、『ゲイズ』とは、凝視、注視、注目という意味らしい。 本体価格760円 ★★★

    7
    投稿日: 2021.10.17