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機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン
機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン
富野由悠季、美樹本晴彦/KADOKAWA
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総合評価

25件)
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8
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    映画版逆襲シャアの没案。やはり富野らしさが溢れており、とても面白いながらも没になるのも少し納得できた。

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    投稿日: 2025.07.18
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    漫画化もされた本作。富野由悠季が当初描きたかった逆シャア。概ねは映画版と同じ流れであり、細かいところが違うのは有名だが実際に読んでみると映画とはかなり違う印象を受ける。 映画版とは決定的に違うある悲劇が後の地獄のような悲しみに繋がってしまう。 そして物語は閃光のハサウェイへ・・・セットで読んでみてほしい作品である。

    0
    投稿日: 2025.05.22
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    プロトタイプ映画版逆襲のシャア。 ロケットに入っている写真が母でもなく、ララァ・スンでもないのなら、シャアはここまで女々しくはなってないはず…と少し違和感。 男男しいと書いて、めめしいと読む。その方がぴったりくる物語。父になるアムロの大人としての成長と、子どものままのシャアの対比が素晴らしい。

    0
    投稿日: 2025.03.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    約1年前に「逆襲のシャア」の感想として、以下のように書いた。  @ ところで、角川カセットブック「逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン」を聞いてみた。59分。 大局はあまり変わりない。 ・ナナイ・ミゲル → メスタ・メスア ・ギュネイ・ガス → グラーブ・ガス ・サザビー → ナイチンゲール ・ヤクト・ドーガ → サイコ・ドーガ と、ネーミングが異なる程度。 が、まず導入部として、なんとアムロとベルトーチカのセックス事後・後戯「ベルトーチカの顎は尖ってるんだから(胸板に刺さる)」という、!!!!!!!! しかも、クェスを倒したのは、チェーンではなくハサウェイの誤射。これが、後に「閃光のハサウェイ」へとつながる。まるで「シャイニング」「ドクター・スリープ」の関係のようだ(スティーヴン・キング。スタンリー・キューブリック。マイク・フラナガン)。 さらにラスト、妊娠3カ月未満のベルトーチカが出撃し、アムロがアクシズを押すのを後押ししてくれたのは、なんと後に生まれるはずの子供の意志だ、という……そりゃ映像化しづらいよ! でもベルトーチカ好きとしては、音声だけで妄想が捗ります。 先日手に入れた原作小説の序盤でもベルがエロそうだったし、そもそも小説ではアムロが性的にいろいろあるとか聞いたことがあるし、小説家富野にも手を伸ばしたいところ。  @ で、読んでみた。 ほぼ上に書いた通りなのだが、富野御大の文章の生硬さが愉しめた。 映像の補助がなければ読むのは結構辛かっただろうな。 美樹本晴彦によるイラストのクェス、可愛い。 にしても、アムロの言う、 「万全の段取りを組んだし、赤ちゃんのためにも勝つ……違うな。シャアには、ベルトーチカのような女性との出会いはなかったし、子供も手に入れられなかった。しかし、ぼくは、ベルトーチカとお腹のなかの赤ちゃんがいる。この違いは、絶対的な力だ」 って、そうとう手厳しいなw

    4
    投稿日: 2023.08.03
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    あとがきをこんなに興奮しながら読んだことはありませんでした。映画とは異なる設定、ストーリーが少々あるものの映像で記憶してる部分は読みやすくラストシーンでは一気に読み終わってしまうほど。映画観たことあってガンダムが好きな人なら超オススメです!

    0
    投稿日: 2023.05.23
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    富野由悠季作品は久しぶりに読みます。バイストンウェルの話しは一通り読んでますが、ガンダム系は初めてかも。 映画版とはストーリーが違いますが、こちらも面白いです。ただ、映像作品じゃないですが、ちょっと「尺」が足りないかも。クェスとシャア、ハサウェイとクェスの関係とか、もうちょっと色々お話しがないと、なんであんなに入れ込んでしまうのか、少し伝わりづらい。 この本ではアムロの子供ができる設定になっていますが、映画化のときにはそのストーリーは否定されたと後書きに書いてあります。富野さん本人も、それがいい、との判断で映画版では子供はできてませんが、それで正解だった気がします。後の世代は、この後ブライトの子供のハサウェイの話が続きますが、あまり、誰々の子供と誰々の子供の話し、みたいに続くより、新しい人が出てくる方が良いですね。作る人もどんどん新しい人に代わっていって欲しいと思います。

    0
    投稿日: 2022.12.13
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    ファーストガンダムの完結編とも言える映画版「逆襲のシャア」のノベライズ版だけど、登場人物やマシン、設定などいろいろ違っている。これは映画版シナリオの初期案でボツになった内容が元になっているからだそう。ただ基本の流れは映画版に沿うので、映画版でちょっと難解な部分も読むと、あぁ、なるほど、そういうことかと理解しやすくなる。そういった意味でも読んで損はないと思う。

    2
    投稿日: 2019.07.24
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    【由来】 ・「猟奇夢は夜ひらく」の抱き合わせ購入。 【期待したもの】 ・「抱き合わせ」とは言え、読みたい本でもあり。図書館にもないし値段も安かったし。 【要約】 ・ 【ノート】 ・ 【目次】

    0
    投稿日: 2018.10.28
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    決して、悪くはない。脚本っぽい感じ。富野由悠季はアニメーションというか絵コンテみたいなのをイメージしていて、それを書いているんだろうけど書いた文字からそれを想起できるかまでしっかり推敲できていないと感じるところがちらほらあった。アニメーションの原作者らしいといえばらしい。それに読む人は基本的にガンダム好きな人だろうから正式作品であるアニメーションも観てるだろうしって思っているのかもしれない。とはいえひとつの小説として観た場合は足りないかな。あとがきで、このモチーフ版から映画版へ製作委員会というパトロンサイドからの指摘を受けて変更したってエピソードが語られていて、作者が思ったことと多くの人に提供する開かれた楽しみとしてとの建設的な折り合いみたいなのを考えさせられた。

    0
    投稿日: 2017.12.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ナイチンゲール(サザビ)とニューガンダム、アムロとシャア、ジオン軍と連邦政府など、たくさんの対決が見ることができる。 ハサウェイ、クエス等の新しい世代の台頭により、戦闘が進んでいく。 結局は、人と人の対決、人間の部分がとても大切であることがわかります。 ベルトーチカが最後にどうなったかが気になりました。

    0
    投稿日: 2016.10.03
  • Hi-ν対ナイチンゲールが読める

    ガンプラ発売を機に読みたくなりました。映画との一番の相違点は、やはりベルトーチカの存在でしょうか。ゼータからの流れでいくと私はこちらのほうがシックリきます。映画では子供っぽさだけが出ていたクェスも丁寧に描写されていて共感できます。

    4
    投稿日: 2015.04.12
  • 逆シャアは原作がオススメ

    OVAとは違ったアムロとシャアの戦いを読むことができます。こちらのほうが映像よりも自分のなかでMSを想像して読め楽しめました。

    0
    投稿日: 2015.04.12
  • 映画とは別

    映画とは別の話でおもしろかったです。 ジャアとアムロの別の意味での話がみえてよjかった。しかしサザビでかすぎかと

    2
    投稿日: 2015.04.04
  • アナザーバージョンのガンダムです

    映画では表現できないバージョンだと思います。 アムロに子供が出来、その相手はベルトーチカだったり MSの戦闘シーンがあるにはあるがほとんどおまけだったりで、 OVAで製作してほしい作品のひとつです

    2
    投稿日: 2014.12.22
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    映画版とまた違うおはなし 登場人物の人間臭さがいい。 ここから閃光のハサウェイにつながるんで今度読んでみよ

    0
    投稿日: 2014.12.16
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    読みました、ベルトーチカチルドレン。逆襲のシャアって初めて映像で見たのは確か10年くらい前なんですが、それ以来何故か定期的に見たくなって、見てしまうんですよね。アムロとシャアを始めとするキャラクターの魅力、νガンダムなどのメカの魅力、富野氏独特の台詞回しや音楽が本当にいいんですよ。そして毎回アクシズが光に包まれてエンディングに向かう場面で、この後2人はどうなったんだろう?と考えてしまう。たぶん、答えが無いから何度も見てしまうんだと思います。そういう意味で本書は別に答えを与えてくれるわけでは無いのですが、アムロやその恋人、シャアの心情の描写という側面において、Zガンダムからの流れが色濃く感じられて、小説を読んできた甲斐があったという感じです。今の時代ならこちらのシナリオで映像化しても良かったんじゃないですかね。

    0
    投稿日: 2013.05.02
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    小説版を2種類読んでみて、やっぱり「逆シャア」は劇場版が面白い!と思ったけど、個人の仕事と集団の仕事の違いを語った富野さんのあとがきはほんと面白かった!

    0
    投稿日: 2013.03.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    劇場版「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」とは同じ舞台をテーマにした、別の作品。 作者である富野由悠季氏は、「あとがき」の冒頭で「映画を本編とすれば、本書は、モチーフ小説と位置づけられるもので、本来、発表されるべき性質のものではないでしょう。」と言い切っている。 最初に「あとがき」から読んだので、作者の意図することや彼の伝えたかったこと、試したかったこと、映画ではできないことをしたいこと、が何だったのかわかった上で読むことができた。 劇場版を観た上でお読みになる方には、是非「あとがき」から読んでいただきたい。 この作品でアムロとシャアの織りなす、宇宙世紀の物語は終わる。 そのことを改めて実感したいがために読んだ。 富野由悠季という人が、その終わりに伝えたかったことは何だったのか、をすべて知ることはできないけど、その一面を垣間見ることはできたのかなぁと。 余談:どこかのこの作品のレビューで「アムロが父親になることは許されなかった。主人公が父親になることを許されるようになったのは、ドラゴンボールの孫悟空以降」と読んだ。確かにそうなのかもしれない。

    1
    投稿日: 2013.01.28
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    Life「動員と革命〜10万人で何をしようか」に投稿した「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」の参考資料は、映画・劇場版ではなく、この小説版「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア - ベルトーチカチ・ルドレン」です。 初見の際あまり感じませんでしたが、「革命」への糾弾、そして「近代の徹底・近代の超越」論的に対する思いを、Lifeへの投稿です。 あとがきに作者(富野由悠季)かいてる「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」の【原作】ではなく【モチーフ】と書いておりており、サブタイトル(?)あるベルトーチカは映画では出てません、 無論、映画も見ましたが、引用の台詞の書き起しも小説版です。(小説と映画に台詞の比較はしてません。)

    0
    投稿日: 2012.08.28
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    映画はオープンエンターテインメント。大勢の人たちが観て楽しめるものなければならない。そのために編集が加えられたものであり、この本こそが原作となる、らしい。 映画版のアムロの恋人チェーンは登場せず、Zガンダムのころのベルトーチカがそのまま恋人であり続けて、そしてアムロの子供を身籠る。 主人公が父親になるというのは確かに子供受けはあまりしないものだろう。共感が出来ないから。 物語の話をするとシャアの総帥でありながら、事故の欲求を押さえられないところ、幼さがよかった。(物語中は純粋という言葉となっているが) 自分の中でアムロという存在があまりも大きすぎ、ニュータイプというレベルでも負けていると思っていながら、対等の立場で戦いたいと自軍の技術を連邦に提供した。それにより完成したニューガンダムと戦い、そして破れる。 対等の立場で戦いたかったのは、ララァを奪われたことによる復讐を完璧にしたかったことと、絶対優位な立場で勝ったとしてもアムロを超えられなかったがこれから先もつきまとうことに耐えられないと思ったんだろう。 実質、アムロはシャアより先をみていた。ベルトーチカが身籠ったこと、親に捨てられた自分が親になれたことに喜びを感じ。戦闘から生還することを違う。 また、映画中はサイコフレームが未知の力を発揮していたが、この原作では人の力を見せていたようにみえる。戦闘中にアムロが撃墜されそうになったのは、アムロの子供のような描写がある。 映画でハサウェイはチェーンを殺してしまったが(なんでそんな編集にしたんだろう)、原作は自分の想い人クェスを自分の手で殺してしまう。その苦しみは次の閃光のハサウェイへと続くのか? クライマックスは映画と同じ。光に包まれてアクシズの片割れは地球へは落下しなかったが、アムロとシャアの生存は不明。シャアはその最後にロケットの写真、アルテイシアをみた。そこもまた人間臭く描かれていた。 アムロとシャアのライバル関係好きだな。大尉と総帥と身分が違っていても、かつては命を取り合い、または協力し合い、そしてまた敵対し合う。 互いが互いを認め合い、尊重し合うからこそ、シャアを技術をアムロに提供し、アムロもそのシャアの意思は受け取り最高のモビルスーツを完成させた。美しいと思う。 最初のガンダムではジオンが独立国家を名乗って、地球の資源を奪おうとした略奪戦争。逆襲のシャアでは、地球が汚染が進んでいることに気付けない地球人を粛正するために、地球に隕石を落として人が住めない環境にして、地球を休ませようとする。全面的に環境問題とは言えないが、少なくとも初代のころと目的は違う。

    1
    投稿日: 2012.05.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    実は映画版よりもこちらの方が好き。 アムロに子どもができるという生々しさ。 ベルトーチカとだらだら続いているという生々しさがすごくいいと思う。 そういう生の部分をきちっと書いた上でのSFというものは重要だと思うんだ。

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    投稿日: 2012.04.11
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    久々に読んだ。やっぱりおもしろい! 映画と併せて見るのがオススメでしょうか。自分は映画を先に見ました。ギュネイやナナイが別の名前になっているので、とりあえず置き換えて読み進めるのがいいのかも。チェーンとベルトーチカは置き換えられないけれど・・。

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    投稿日: 2012.02.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

     昔読んだ本を登録してみる。  あまり覚えてないけど、アムロの胸毛と鬚もじゃのブライトさんのこと、セリフが妙におっさんくさかったことだけはおぼえてる。  私はナイチンゲールよりサザビー派かもしれん。

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    投稿日: 2012.02.15
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    大人なアムロとシャア 劇場版よりも、シャアが主役っぽいってか、心の中がクローズアップされてる気がする ファンタジー色濃いめ

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    投稿日: 2010.05.31
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    これぞガンダムの幕を閉じるのにふさわしい作品です! 映画とは内容が違いますがこちらが原作とのこと。富野監督が本当にやりたかったものを受け止めたい人は是非読んでみて下さい! 

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    投稿日: 2005.06.11