
渇きの街
北方謙三/集英社
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総合評価
(4件)3.8
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powered by ブクログ奥付け 1988年 10月25日 第1刷 一体何年眠らせていたのだろう。そして何のタイミングで、積読本の山の中から現れて読むことになったのだろう。 ついこの間読んだ、「ババガヤの夜」にまるで導かれたような気がする。「ババガヤ」が今のハードボイルドなら「渇きの街」は40年前のハードボイルド。 典型的なクライムノベルでおり、バイオレンス小説である。しかし圧倒的に「ババガヤ」の方が新しく、「渇きの街」は古臭い。 悪く言えば陳腐であるのだ。男と女の関係ひとつっても。でも、そこが良い。殊に私世代の人間にとっては。 北方謙三のいい読者ではない私だが、この初期のハードボイルド作家の北方も、今の時代小説そして水滸伝以降の北方も本質的には変わってないのを再確認できた。
28投稿日: 2025.12.25
powered by ブクログ度胸の決め方や、喧嘩の仕方などがカッコよく、いつもながらの北方ハードボイルドワールドだが、今作は、主人公が、やや流されているだけのようにも見えてしまう。おいぼれ犬 高樹の捜査も短絡的すぎないかと思ってしまった。
0投稿日: 2024.11.30
powered by ブクログ・道ってやつは踏み外すためにある。 踏み外したところに、また道がある。 この小説のキーワード、自分の人生と照らしあわせながら読んだ、作品である。 感想は…未
0投稿日: 2012.08.13
powered by ブクログ『道ってやつは踏みはずすためにある。踏みはずしたところに、また道がある』・・前編に漂う、思わず体が反応してしまう暴力と、偏った男の誇り・美学。善悪ではなく、男の矜持に従う主人公。好き嫌いはあるかとは思うが、私は、はまってしまった。出版後20数年が経ってからこの作品にめぐり合った運命に感謝をしたいと思う。『逃れの街』『檻』につづき、北方作品は3作品目だが、コレが最高傑作ではないかと思う。
0投稿日: 2009.11.03
