
総合評価
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powered by ブクログ北海道の大自然を舞台に人間と自然の共存の問題をテーマにしたサスペンス。 それぞれの立場の登場人物が抱える問題と罪、思いを感じながら読み進めた。読み進めるほどに関係性が明らかとなり物語に引き込まれた。
0投稿日: 2025.11.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
第54回江戸川乱歩賞受賞作品。 面白かった! 冒頭からスピード感があって、ぐいっとその世界に引き込まれる。 <作品紹介> 戦闘ヘリを無尽に駆った陸自の元エース・槇村は、ドクターヘリ機長として北海道の空を飛び回る日々を送っている。槇村は墜落した取材ヘリを救出、怪我人は自衛隊時代の部下・一恵だった。陸自を罷免された過去が槇村に鮮明に甦る。そして一恵は入院先から姿を消した。圧倒的スケールで謳いあげる男たちの叙事詩。 (Amazon) 主人公の槇村は、朴訥で真面目な普通の男なのだが、自分の周りで起きてしまった事件に巻き込まれてしまう。 物語全体に緩急があって飽きさせない。また、槇原側とそうでない側では書体を変えていて、世界観を少し変えているところも面白い。 北海道の壮大な自然と自衛隊、厳しい男の汗みたいなものがひしひしと伝わってくる。The男の世界。って感じで男性向けの小説かな思う。私はすごく好きなタイプのお話しだった。 ページ数まぁまぁあったけど、あっという間に読了。 他の作品もまたぜひ読んでみたいと思う。 ・・・ここから思いっきりネタバレ↓・・・ すっごく良かったんだけど、☆4なのは恋愛部分。 これなくてもいいのになって思うんだけど、これが芯の部分に絡んでるから抜くわけにもいかないんだけど。 自分が命かけるくらいの秘密。その秘密を守るために別の男の監視したりするほどの女が、恋のライバルに自らその秘密をばらすことはあり得ないって思うんだよね。だってその秘密を守るために行動していることと矛盾しちゃうしね。女心としてそれはないなって思っちゃう。 例えば一恵が嫌な女の設定ならありだけどね。いい子じゃない?だったらないよ。 どうしてもその部分がひっかかってしまって、☆ひとつ減らしてしまった。 ここに出てくる女性ふたりは、男性から見た理想なのかな?って思う。(笑) それと、終盤あの状況で、犬たちが吠えているのに見にも行かないのはちょっと不自然だよなぁ・・・。
2投稿日: 2019.05.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
訣別の森/末浦広海:第54回大賞受賞。2008年。 北海道は知床あたりを舞台に、ドクターヘリ、ナース、自衛隊、ロシアマフィア、ヤクザ、自然保護団体、オオカミを絡ませる壮大なストーリー。 ロシアから密輸入されたオオカミの子は、人間に育てられ、知床の自然に調和していくのであった。犬死ではない。
0投稿日: 2019.03.10
powered by ブクログ本書を一言で説明するのは難しい。が、やはり北海道自然愛、とりわけ知床の自然愛と自衛隊愛だろうか。 ヘリ部隊の隊長であった??はある事件がきっかけで自衛隊を除隊するが、その後も自衛隊ヘリ部隊の繋がりで、民間ヘリサービス会社でパイロットとして再就職。業務の一環で携わったドクターヘリ業務において知り合った医師の??と懇意になるが、過去の事件から今一つ踏み込めない。そんななかドクターヘリの業務終了後に事件に巻き込まれていき、それが過去自衛隊時代の人間関係を明らかにしていく。巻き込まれた事件は知床を原始知床に戻す壮大な計画であったが、ロシアマフィアとのかかわりから殺人を含む事件に拡大していくのだ。 恋愛関係は小説ならではの、常軌を逸した世界が広がるが、まあ、ストーリーを繋ぐネタとしてはあってもよい。オオカミを自然保護のネタに使う発想は、本書のポイントの一つかもしれない。スケールが大きいし、展開が早いのでどんどん引き込まれるが、読後感としては印象が薄いかもしれない。
1投稿日: 2017.06.11
powered by ブクログ末浦広海『訣別の森』講談社文庫。 第54回江戸川乱歩賞受賞作。北海道を舞台にした冒険小説ミステリー。こういうタイプの作品が江戸川乱歩賞を受賞するのは珍しいのではないだろうか。 元陸上自衛隊のエースパイロットだった槇村は自衛隊を辞め、ドクターヘリの機長を務めていた。ある日、バイク事故の怪我人搬送に臨場した槇村はオーバートリアージだっため、ヘリで引き返す結果に。しかし、帰路で山腹に墜落した取材ヘリを発見し、怪我人の救助に当たる。 次第に槇村の陸上自衛隊時代の過去と、北海道で暗躍する良からぬ輩とが交錯し、予想外の展開を見せる。 後半は、柴田哲孝の『WOLF』に似ている。
0投稿日: 2017.05.08
powered by ブクログ戦闘ヘリを無尽に駆った陸自の元エース・槇村は、ドクターヘリ機長として北海道の空を飛び回る日々を送っている。槇村は墜落した取材ヘリを救出、怪我人は自衛隊時代の部下・一恵だった。陸自を罷免された過去が槇村に鮮明に甦る。そして一恵は入院先から姿を消した。圧倒的スケールで謳いあげる男たちの叙事詩
0投稿日: 2016.03.03
powered by ブクログのっけからぐぐぐ~っと引き込まれた。 ヘリコプター、緊急着陸、美人元自衛官、ロシアンマフィア、etc.etc. 途中から収束まではすすす~っと終わってしまった。 エピローグはよかったな。 ここを最初に思いついたんじゃないかってくらい。
0投稿日: 2015.10.15
powered by ブクログ第54回江戸川乱歩賞受賞作 主人公槇村は元陸上自衛官。ヘリコプターのエースパイロットだった。今は退役してドクターヘリの操縦士として働いている。 ある時勤務中墜落したヘリコプターの救助を行うが、救助したのは元陸自の部下、一恵であった。 一恵とはある事件を切っ掛けにお互い職を追われる事となった。 過去を詫びようと病院へ赴くと、一恵は忽然と姿を消していたのであった。 彼女は何を隠しているのか?何を知ったのか? 評価はなかなか厳しい意見が多いようでしたが、僕はかなり楽しめた作品でした。 盛り沢山のアイディアをいろいろ盛り込んでいるが確かに未消化、エピソードとして弱い状態の物を羅列した感は拭えません。 ただ一つ一つ魅力は有るので十分鑑賞に堪えるものと思います。 《惹かれるおしながき》 自衛隊 美人自衛官 美人医師 ヘリコプター モトクロスバイク 北海道犬 子犬 オオカミ 知床の森 自衛官、過激なナチュラリスト、マフィア、そして元自衛官が絡み合いながら知床の森で対決する。 ワンちゃんが予想以上に重要な役目をしています。
1投稿日: 2015.09.21環境保護小説
警察小説に近いと思って読みましたが、環境保護的な話しや、ロシアマフィアらしき人物も出てきてエンタメな話しだと思います。登場人物が多くて、視点がよく変わるので、少々理解するまで読みづらく感じました。 ラストは犬を飼っている読者にはちょっと切なくなりますが、内容的には面白かったです。
0投稿日: 2014.01.06
powered by ブクログ犯人グループの動機の面で弱さ?納得出来なさはあるものの、最近読んだ乱歩賞受賞作の中では上位の出来でした。 それにしても、乱歩賞受賞対策マニュアルに則った作りで受賞しているのを読んでいると、選考委員とかその前の選考に関わっている人とか一度総とっかえしたほうがいいんじゃないかと思う今日この頃。
0投稿日: 2013.07.20
powered by ブクログ第54回江戸川乱歩賞受賞作と言うことでしたが、全くミステリでは無い気がします。 しかし、読み応えがあって面白かった。 作者は北海道出身かしらと思うほど、北海道の大自然がパノラマ情景で感じ取ることが出来る。 何度も北海道を訪れたことがある私は、登場人物がヘリで、車で、バイクで走る北海道をリアルに想像しながら読みました。 最後へ向かっての山場の盛り上がり、人間のラブ、犬同士のラブ。ナカナカ楽しめました。
0投稿日: 2012.11.08
powered by ブクログ最後の盛り上げ方が・・・、残念。 謎という部分も物足りない。 でも、テンポよく話は進んでいきました。
0投稿日: 2012.04.03
powered by ブクログ過去の人間関係を背負った医療ものかと思って読み始めたら、ハードボイルドな話でした。 登場人物が多く、ちょっと混乱しましたが、人と人の繋がりが分かると話が面白くなってきます。 ちょっとオカシイ考えの登場人物が多いかな。 話の筋は面白かったけど、筋トレとかバイクの詳細は不要。ダラダラ書かれているので、そこはざっくりと読み飛ばしました。
0投稿日: 2012.01.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
槇村が、飛行中に墜落したヘリを発見し救助したことから話が動き出す。 槇村の過去が武川・佐智子を動かし、信田の過去が若林・藤原を動かす。 なかなかテンポがいい。クライマッスクに向けて全てが見えてくる。 自分の知らないところで、自分を守ってくれてる人がいる。 後悔は初めの事件の処理。ここが全てかな、まぁ~結果論だが・・ だが最後はいらないな。 槇村博樹・・・元自衛官、現在民間ヘリのパイロット。 信田豊・・・元自衛官。現在民間ヘリのナビ。 武川一恵・・・元自衛官(槇村の部下)。 藤原聡・・・自衛官 小久保佐智子・・・ドクター 若林弘幸・・・麻薬売人。
0投稿日: 2011.12.21
powered by ブクログ北海道の大自然でドクターヘリを操縦する元自衛官、事故に端を発する関係者の失踪、自然保護の裏に潜む陰謀も絡みスケールの大きい話に仕上がってます。結構面白く読ませていただきました。
0投稿日: 2011.09.23
