
バラの木にバラの花咲く
佐藤愛子/集英社
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総合評価
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読みやすく面白かった。少し刺激的な昼ドラを観ているような感覚だった。 テンポがとても軽快で、内容は重たいがそれを感じさせずに、一つ一つの場面が映像として浮かんでくる。軽快ながらも、悲痛さや恋の儚さはしっかりと胸に残る。心理描写もとても鮮明で、少しハラハラもした。 人気テレビキャスターという華やかさもありつつ虚栄の溢れる世界は、一般人である自分にはどこか特別な世界と感じるが、とても身近な世界とも感じる。だからこそ感情移入もしやすく、テレビの向こう側の世界の人間に無責任な批評をくだしながら、日々に溶け込んでいく。この無勝手さはある種の情熱であり、コントロールのしようがないものなんだと実感した。 レトロな雰囲気が好きな方にはとてもオススメです。
0投稿日: 2025.08.17
