
総合評価
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powered by ブクログはじめは交通刑務所のことで勉強になりました。 途中は多人数視点で話が進むので人を覚えるのが大変でした。感情移入は難しい。 後半はトリックの解明だが微妙でした。 ラストはあっとなりましたが、文庫化になり追加された章でうーむ、となりました。 市原の交通刑務所内で、受刑者石塚が殺され、同所内の宮崎が逃亡。遺体は奇妙にも“前へ倣え”の姿勢をとっていた。完全な密室で起きた事件は、安曇野を舞台にした政治汚職にまで波及していく。第55回江戸川乱歩賞受賞作。さらに単行本未収録の“ある人物からの手紙”を収めた最強のトリックミステリー。(講談社文庫)
12投稿日: 2025.03.23
powered by ブクログ交通刑務所で、顔や指先は濃硫酸で焼かれ「前へ倣え」姿の変死体が発見された! 視点がコロコロ変わるのと、詰め込み過ぎなストーリーで再読なのにやっぱり理解しにくかった(汗) 刑務所内のトリックは…非常に現実味が無いように感じるよなぁ(あったら困る(汗))
9投稿日: 2025.03.21
powered by ブクログ第55回江戸川乱歩賞受賞作 交通刑務所内という密室での殺人事件 その事件を追ううちにまた別の事件の影が見えてきて……といったお話 あとがきによると賛否両論での受賞との事 いや、賛否両論というか、この作品を推していた審査員も「推しはするけどここはどうだろう」といったポイントが多々あった様子 で、検索してこの回の乱歩賞選評を読んだのですが、審査員の皆様が挙げている短所が自分には短所と見えなかったんですよね 例えば「章ごとに登場人物が変わっていき感情移入がしにくい」だとか、あとはまぁネタバレになりそうな部分でのあれやこれやとか、自分はそここそが楽しく読めたポイントでもあったので、結果つまり大満足でしたという訳です ご都合主義的な展開や、作中トリック(細かい部分まで含めて)のリアリティだとか、確かに言わんとしていることもわかるけれど、かっちりした文体での語り口で読まされると、許容範囲として読み切れるんじゃあないかなと思えました 文庫ならではの大きなポイントとして、最後に特別な章が追加されているようです 単行本発売→Web上でこの章が発表される→それが文庫版ラストに追加される といった流れだとか この回の乱歩賞選評を調べていたら、最終候補者の中に先日直木賞を受賞した伊与原新さんのお名前があってびっくりしてしまいました おお、人に歴史あり
8投稿日: 2025.03.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
序盤刑務所の話でこれ続くん?って入ってこんかって、事件起こってから中盤くらい?までが自分の中で一番おもしろかったかも 最後も色々予想してたピースがはまっていったけどもうちょっと欲しかった 設定は好みやったのに 詰め込みすぎで詰めきれてないというか 面白くなかったわけじゃないけど 個人的には満足できんかった
0投稿日: 2023.08.19
powered by ブクログ著者の最初の作品で、第55回「江戸川乱歩賞」の受賞作。交通刑務所内で起きた不可解な殺人事件を題材に物語が描かれていく。色々と登場人物が出てきて、各々の視点で描かれているのだが、その人物を把握して内容をつかんでいくのが少し大変。
0投稿日: 2020.08.25
powered by ブクログ普段、日本のミステリーはもちろん海外のミステリーでも 登場人物が混乱する事ってあまり無いのだけど 章ごとに主人公が変わったりで今回は読み辛かったなぁ。 トリック自体はそこそこできてる、というか 管理すごくても実際の運用は抜けが多いとか そういう点を運よく突いてる感じで完璧ってほどでも。 まぁ、久々にミステリ読んだって感じではある。 在宅だしもう少し読む頻度増やしたい。
0投稿日: 2020.05.05
powered by ブクログ刑務所内での生活を生々しく描いてあった。 社会問題(刑務所のあり方、メディアのふるまいなど)についても考えさせられた。 中盤、人物が入り乱れ、どこに軸を置いて読み進めばよいかわからなくなった。 ラストはある意味どんでん返しだが、犯行動機がいまいち腑に落ちなかった。
1投稿日: 2019.10.27
powered by ブクログおって思うようなトリックもあったミステリー小説。 ただ、話しが少し複雑に入り組んでいたので、 せっかくのトリックが。。。
0投稿日: 2019.10.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
プリズン・トリック/遠藤武文:第55回大賞受賞。2009年。 交通刑務所である市原刑務所で起こった殺人事件。交通事故の痛ましさは、ずんと来る。 登場人物が多くわからなくなる。なんかよくわかってないけれど、犯人は鬼畜系なので、続編を読もうと思う。 発売から10年たった今だからか後味悪くはなかった。あーサイコパス系か、みたいな。
0投稿日: 2019.01.02
powered by ブクログ帯のキャッチコピーに惹かれて店頭で購入したけど、今まで読んだ小説の中で一番の駄作だったかも…。 これで江戸川乱歩賞ってのが信じられない。 せめてアマゾンの評価くらいチェックして購入すればよかった。
0投稿日: 2018.10.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
序章と終章が犯人の手記だったとはなかなか。登場人物か多くて途中で誰なのかわからなくなるが、終わりに向けて複雑な背景がほどけていくテンポは好きだなぁ。真犯人の手記は読んでゾクッとする。
2投稿日: 2018.10.13
powered by ブクログ市原の交通刑務所内で、受刑者石塚が殺され、同所内の宮崎が逃亡。遺体は奇妙にも“前へ倣え”の姿勢をとっていた。完全な密室で起きた事件は、安曇野を舞台にした政治汚職にまで波及していく。
0投稿日: 2018.06.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
グッと引き込まれるスタート、やや登場人物の多さに視点が混乱する中盤ではあるものの、最後でしっかり落とし、さらにもう一捻り。ミステリらしい、読み終わった後に感じる嫌な空気すらも心地いい。
1投稿日: 2017.04.01
powered by ブクログ市原交通刑務所内でひとりの受刑者が殺された。 被害者は着衣から石塚満、同じ日に刑務所から姿を消した宮崎春雄が犯人と思われた。 しかし、捜査に進むにつれ意外な事実が次々と明らかになっていく。 果たして犯人は誰なのか?その狙いは? 飲酒運転による死亡事故を起こしても、殺人事件などに比べると驚くほどに罪は軽い。 大切な家族を奪われた悲しみを、遺族は加害者への怒りに込める。 しかし、悲しみはいつか遺族の心の奥にへばりつき、平穏な生活を送ることが難しくなったりもする。 法律はたしかに加害者を裁いてくれる。 しかし、人ひとりの命が理不尽に奪われた代償としては軽すぎる…と思う人もいるだろう。 ましてそれが、飲酒運転の末に引き起こされた死亡事故では、あまりにもやり切れない。 犯人が抱えていた哀しみと苦しみ。 すべてを知った後に明らかになるその先にある真実。 唖然とする前に、「こんなことが許されていいのか?」とやり切れなさが加速した。 自分や家族を守ろうとして保身に走ることは、納得は出来ないけれど一応は筋が通っている。 しかし、物語のラストに突きつけられた真実は、到底に容認できないものだった。 犯人は人であることをとっくにやめていたのか! 真の黒幕の思惑に慄然とした。 視点が場面によって微妙に変化していくためか、途中何度か混乱する箇所があった。 刑務所内での殺人・脱出のトリックには感嘆。 交通刑務所という特異な場所だからこそ成り立つトリックなのだろう。 この先、真の犯人はどこへ向かっていくのか? この後の成り行きを知りたくなった。
1投稿日: 2017.02.26
powered by ブクログ後味は悪い。 だがおもしろい。 そういう作品はたくさんある。 私はそういう本が好きである。 久しぶりに後味悪かった〜。 謎がすべてとけてスッキリはしたけど、だれも幸せにならない結末。 ストーリーは時間軸は一定で進み、でも主観となる人物が変わるので、読んでいる途中で「あれっ?あ〜そうかそうか」ってなる。 そして、登場人物の顔を見ることのできない私は、まんまとミスリードされていく。 政治家の裏金。 法律の矛盾。 飲酒運転の死亡事故。 社会問題を詰め込んで詰め込んで、どれを訴えたいのかわからんところもあるが、刑務所を舞台とした殺人は見事! そんなにうまくいくのかな〜とも思うが、刑務所の描写が細かいことから、著者は入念に取材して、このトリックを思いついたのだろう。 事件が終幕に向かっていく中で、あれ〜こいつおかしいな〜と思う人物が出てくるが、まさかこの人が! 終章の後の最後の一行で、え?!ってなる。 単行本で出版された時は、終章までしか掲載されてなかったらしいので、モヤモヤすぎるだろ! スッキリしたいので、文庫で読むことを強くオススメします。
1投稿日: 2017.01.22
powered by ブクログ遠藤武文の初読み。 デビュー作……なのかな。 序盤は間違いなく面白かった。 中盤…、視点が入れ替わり過ぎて混乱しかけるも、示された謎への興味が、ページを捲り続けさせる。。。 後半……明かされてゆく謎。 それに反比例して萎んでゆく本作への読書意欲。 Wikiによると、大沢在昌が選考時に「たいへん厳しい点をつけた」のだとか。 “仕掛け”が成立するために都合の良すぎる展開が繰り広げられ、説得力が無さすぎる……と。 まさしくその通りの感想が、沸々と湧いてきて……読後感はかなり悪かった。 最後の“手紙”……。 これはもう、蛇足。 ★3つ、6ポイント。 2016.02.03.古。 巻末解説文によると、何やら続編がありそうな様子。 “彼”のその後への興味は残っているので……古書で、かつ100円本で見かけたら、読んでみよう。 ※あれだけ思わせ振りな言動をしていた“丸山”は、いったいナンだったのか……?
0投稿日: 2016.02.03
powered by ブクログたぶん読むのは3回目くらい。ようやく細かい部分まで理解しながら、整理しながら読み進めることができた気がする。実在するという市原の交通刑務所が舞台で、密室と取れる現場にて殺人が起きる。被害者も容疑者も懲役中の人間。現場に残されたメモから、二人が誰と誰か、はすぐに判明するものの、そのあとの流れには次々と登場人物が加わり、ついて行くのが必死!!笑 途中、野田や中島(あと石塚の嫁)が、なんともかわいそう。。。なんとなく犯人はこの人なんだなと思いながら読み進めるも、最後のセリフに「むむ!」となる。そして最終章が、ある人物からの手紙で締めくくられている。文庫化する前は、この手紙の章が無かったということで、大層もやもやする作品だったことでしょう。手紙の章が加わることで、全てが明らかにされているものの、ミステリーというより軽くホラー?の域に入るレベルの落ち方!映像化を見てみたい気もする作品。
1投稿日: 2015.08.26
powered by ブクログ第55回江戸川乱歩賞を受賞したというミステリー。市原の交通刑務所で発見された変死体をめぐって、次々にストーリーが展開していき、最後の一行で「えっ?」ということになるという話。 ただ、登場人物が多すぎるし、一人称が次々に変わっていくので、力を抜いて読んでいたら途中から何の話で誰が誰のためにどうなって、どうしたのか、どうされたのか、まったく分からなくなってしまった。なので、あまり面白いとも思えず終わってしまった。たぶん登場人物でもノートに書いて時系列に起こったことを書いていけばすごいストーリーなのかもしれないけど、そんなことするほど暇じゃありません、という感じで、残念だった。だから、最後の一行はちゃんと読んだ人なら「えっ?」となってすごい結末なんだろうけど、何かがすごいんだろうな、というくらいで読み終わってしまった。もう少し分かりやすいミステリーが読みたい。(15/06)
0投稿日: 2015.06.18
powered by ブクログ前半はなかなか読み進まなかったが中盤から少しずつ面白くなり。。 盛りだくさんすぎて散漫になるが、なるほどねぇとなる作品だった。 登場人物が多すぎて話がぼやけた感あり。 最後の一章は怖いが、途中で想定できる終わりでもあった。
0投稿日: 2015.05.10
powered by ブクログ後輩に何ヶ月も借りてた作品。 途中誰が誰だかわからなくなって、とりあえずで読み進めたら、最後の方はぐんぐん謎解きに進んでいって手が止まらなくなった。 最後の手紙が怖くて、寝れなくなった。笑
0投稿日: 2015.04.01
powered by ブクログ読みづらい! 第55回江戸川乱歩賞受賞作。 登場人物がすごく多くて、誰が誰だかわかんなくなってしまい、とても読みづらいです。さらに、その登場人物のさまざまな視点から物語が語られるので、それに拍車をかけます。 結局、主人公って誰?ってなってしまいました。 ストーリーは、交通刑務所で密室殺人事件が発生します。その殺人事件を企てる犯人の視点からそれが語られ、刑事、刑務官、ジャーナリスト、保険や?がそれぞれ謎の解明をしていくような物語。 交通刑務所の密室っていうのがイメージできない。 事件の舞台が想像できない。 途中、なりすましのトリックが出てくるのですが、そんなこと、できるの?って思ってしまう。 さらに、政治汚職の話が唐突に出てきて、話がよけいわかりにくくなる。 そして、ページがなくなってきたところで、いよいよ犯人追求かと思いきや、犯人の独白により、トリックや動機が語られる。 といった感じで、うまくストーリーを伝えることができません(笑) 警察内部の話、マスコミの報道問題の話、政治汚職の話、日本国憲法39条の話、交通刑務所、交通事故被疑者、加害者の気持ちなど、社会的なメッセージも数多く含まれています。 結果、すごい盛りだくさんの内容に詰め込まれてしまい、結局なんだっけ?ってな感じ。 ただ、ストーリー展開としては、次々と謎が明らかになっていき、どうなる、どうなるっと読み進めることができました。その辺はとてもよかった。 ということで、いろいろ積み込まれてくるので、頭のメモリが大きい人にお勧め(笑)
0投稿日: 2015.03.21
powered by ブクログ一気に読めるんだけど、出てくる人物全員が薄い。そして、様々人物からの視点から書かれているがわかりにくい。 もう少しすっきりとしていただければと。
0投稿日: 2015.02.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
それなりに面白く、最後まで着々と読み進めました。 ★3半というところです。 ひねりのひねり、が頑張った感満載で、ちょっと不自然な気がして引っかかりましたが、 次作に期待できます。 楽しみです。
0投稿日: 2014.10.19
powered by ブクログお〜!面白かった!嫌ミスだよな。 変態と社会的に悪いやつの話がうまく絡まっていて、おもしろかった。 一気読みした。
0投稿日: 2014.09.23この著者は初 違うのも読みたい
交通刑務所内で起こった殺人。物語は受刑者の一人称で始まるのでその男が犯人なのはわかっているが、殺人のシーンはカットされているので読者に詳細は明かされない。 次の章からは三人称になり、刑務官や刑事や保険会社の人間が入り乱れて脱獄した犯人を追っていくことになる。 トリック重視の本格かと思ったら動機も結構凝っていて、でもちょっと懲りすぎだった気がする。その上重要人物ではないキャラも書き込んでしまうため無意味に煩雑になっているよう。 事件の裏に隠された過去の犯罪に関わり苦い思いをした人物、刑務所内の殺人という前代未聞の事件にあたってしまった警察官の葛藤など犯人以外のキャラにも厚みを持たせたのはいいが、それを描き切れていないのももったいない。主人公というほど扱いが重いキャラがいないせいか全員の人間ドラマがぼやけてしまい物語全体もなんだかすっきりしないのだ。 とはいえ、交通刑務所の内情は面白かったし犯行の手口が明かされていく過程は十分楽しめる。読んでいくとちょうどいいタイミングで新しい事実が明かされて驚かされ、ページをめくる手が止まらないスピード感のあるうまい構成と文章。書き慣れた安定感があって安心して読めます。 書き切れていない感がするので星は4つ。
0投稿日: 2014.08.10
powered by ブクログ謎解きという観点からは非常にレベルの高い内容だと思う。独創的だし、謎が謎を呼ぶ展開は非常に読みごたえがある。 しかし、物語としては大いに疑問。多くの登場人物たちの人間性にはリアリティを感じられない。人間として欠陥を持った、というと云い過ぎかもれしれないが、まともそうに見えてまともでないというか、何ともぎこちない感じで、非常に不満が残る。
0投稿日: 2014.04.29
powered by ブクログ超微妙。詰め込みすぎで主軸が見えない。人物多いのにキャラが掴めない。結局どういう話なのかぼやけてる。 褒めるべき部分は、これだけコロコロ変わる話を、一応飽きさせずに読ませきる文章力くらい。 冒頭は、交通刑務所内で殺人を企む犯人側の視点から、殺人が成功するまで。人物・トリック説明は一切なしで、唯一の情報は犯人がターゲットを殺すためにわざわざ刑務所内まで乗り込んでった事。 事件が発覚したらメインは捜査本部。メリハリもなく操作状況を、キャラ設定が何もない捜査員数名の名前を出しながら説明。しかも顔と指紋が焼かれてる死体の身元確認なし。ようやく取った確認方法はDNA検査。能なし? 捜査の進展と共に同時進行する記者と保険屋(元記者)の犯人探し。元記者の勘でこの事件の裏に安曇野トマトファームが関わってると読むが、理論的説明全くなし。ってか、なんでいきなり企業スキャンダルが出てきてんの? 操作状況と記者・元記者の個人捜査が交互に出てくるのに、2つの捜査の接点が全くなし。追い詰めてく感もないし、謎も明らかになってかない。 で、最後、肝心な自白までの心の揺れをすっ飛ばして犯人自白。トリック自白。トリックでも何でもない。ってか、こんなに人が自由に出入りできる刑務所はないだろ。 しかも突然の共犯者のサイコパス告白。伏線全くなし。意味不明。 「知ってる限りの情報を詰め込みました!ミステリーも刑事物も企業物もサイコパスも書きたかったので、全部書きました!」って感じ。 「あらすじは?」って聞かれて一番困る本。ないもん、主軸。
1投稿日: 2014.04.15
powered by ブクログ第55回江戸川乱歩賞受章作。帯には「乱歩賞史上最大級の問題作」とあり、期待して読んだが、登場人物の異常な多さとその個性のなさに、誰が誰だか分からなくなって途中で挫折した。 私自身が、トリックものに興味を失ってきているのも原因であり、刑務所内の日常などは凄く面白く読めたので、作品が悪いわけでなく相性が合わなかった。
0投稿日: 2014.02.10
powered by ブクログ謎が解かれる爽快感みたいな部分は少なかった。トリックも、少し肩透かしというか。 どちらかというと、警察小説のようで、大落ちが後味が悪い。
0投稿日: 2014.01.24
powered by ブクログ冒頭に描写される交通刑務所の内情は、非常に興味深く読みました。この取材力はなかなかのものだと思います。 ただ、それ以降の展開は、かなり無理がある感じがしました。「心の闇」が後半から唐突にでてきて、私はついていけませんでした。章ごとに視点を変える書き方は、一つのテクニックとしてあるものですが、それがもたらす効果が十分に生かされず、視点の転換によるわかりにくさだけが前面に出てしまったように思います。解説によると、大幅に書き直した、とのことです。そうすると、元の作品はさらにわかりにくかったということになりそうです。どうも、独りよがりの癖があるようです。 星2つも考えましたが、冒頭の描写を評価して、甘めの星3つ。
0投稿日: 2014.01.14
powered by ブクログ帯に書かれていた「この謎は最後の一文を読むまでわからない」というのが気になり購入。読んでみると、話の続きが気になる所で違う人の視点にコロコロ変わるから、さっきの人どうなったかなと気になりながら読む感じになって読みづらかった。舞台が刑務所ということもあり密室殺人やトリックなどストーリーはとても面白かった。楽しめました!
0投稿日: 2014.01.13
powered by ブクログ交通刑務所内での密室殺人。結末までの過程がとても読み辛かったのが残念。最後の手紙にはぞくりとさせられた。
0投稿日: 2014.01.07
powered by ブクログ2012.11.10 推薦者:鯖(http://ayatsumugi.blog52.fc2.com/blog-entry-221.html)
0投稿日: 2014.01.05
powered by ブクログ「知らないのなら、教えてやろう。形あるもの、形ないもの、この世の森羅万象がその姿を留めなくなる瞬間、それはまさに神と触れ合う瞬間なのだ。それは、自分自身の魂が、消えてなくなるものと一緒に未知の深淵に吸い込まれていくような、言いようのない神々しさ、恐怖に身が震える瞬間である。」 面白かったけど、主人公不在で謎解きの魅力がない。
0投稿日: 2013.11.22
powered by ブクログ交通刑務所という特殊な環境で発生する事件から思わぬ展開をしていく。多数の視点で描かれていくので、その手法においても作者の術中にはまってしまう。 結末も二転三転する感じで、次から次へと驚かされます。 一気読みしてしまう読み応えのある一冊だと思います。
1投稿日: 2013.11.04
powered by ブクログ登場人物が多く、中盤はよくわからんくなるし、大事な記載を省いて読者を置き去りにするんだけど、後半は抜群にオモロイ。後半の面白さだけで江戸川乱歩賞を受賞したんじゃない?
0投稿日: 2013.10.21
powered by ブクログちょっと登場人物が多くて、視点がいっぱいで混乱しましたが、最後までドキドキしながら読めました。 まさか、あの人が!って感じでした。
2投稿日: 2013.09.13
powered by ブクログあとがきでは最初からすごいみたいなこと書いてあったけど、最初が一番読んでて苦痛だった。途中「あれ?作者どうした書くの飽きたのか?」と想うくらい、描写が急に雑になるところがあったりしたけど、なんだかんだ楽しめたかな。
0投稿日: 2013.09.11
powered by ブクログ帯に「ものすごいトリック」みたいな文言があったが、そこまですごくない。というか肩透かし食らった気分。登場人物の視点がいろいろ切り替わるので、そこが読みにくかった。帯に騙された。
0投稿日: 2013.08.29
powered by ブクログ残念なことに結末が雑。 心理操作ものは結構多いし、 スッキリ感が無い。 偶然にはでき過ぎているのが否めない。
0投稿日: 2013.07.15
powered by ブクログ1307 登場人物個々のキャラが薄く、所々で読みにくかった。それでも衝撃のラストは印象に残ります。作品の肩書きに期待し過ぎたかな?第55回江戸川乱歩賞受賞。
0投稿日: 2013.07.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
図書館で借りた。話のあらましを読んで興味がわいたが、思ったより文章が読みずらかった。内容自体はよくできていたのでもったいないと思う。獄中で殺された男は前へならえのポーズをして死んでいた。その理由も読み進めていけば解る。加害者と被害者の関係にも深く追及していた。自分の子供が殺人を犯したので、加害者となった息子を居なかったことにして償う父親の姿は辛そうだ。事件の犯人やそれに至る背景、真実などラストはページをめくる手が進んだ。
0投稿日: 2013.07.05
powered by ブクログすごいよ。話がややこしくなっていって、それが面白い。 後味悪いかな。でも、そこまで含めて読み応え有り。
0投稿日: 2013.06.15
powered by ブクログ登場人物が多くて、ちょっと混乱する。話の展開で、読者を飽きさせない。最後のオチに、もう一工夫がないと、じっくりと読後感に浸ることができない。
0投稿日: 2013.04.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
途中で、この人誰だっけ?って思いながら読んでいました。 でも、内容は良かったし、中盤から読み止まらなくなってしまった。 金接ぎの器あたりで、見えてきた感じ。
0投稿日: 2013.04.02
powered by ブクログ色々とっ散らかりそうな所をギリギリ纏まったようかな感じでした。 トリックも力技みたいな感じで全体的にもう少しな印象ですね。 しかし、乱歩賞でのデビュー作ならこれぐらい風呂敷を広げていくほうが、将来を期待させられる感じで良かったと思います。
0投稿日: 2013.03.10
powered by ブクログハードカバーで発売されていた時から気になっていた本。 『トリックがスゴい』ということで購入。 以下あらすじ。 千葉の刑務所の中で殺人事件と囚人の脱走が発生。被害者も犯人もあと少しで釈放されるのに何故刑務所で殺人を犯したのか?密室殺人のトリックは?犯人の動機は?と謎だらけ。果たして事件の真相は? 以下感想。 複数人の視点から物語が進んでいきます。が、登場人物が多すぎるわけでもないのにやたらと話が分かりにくい。(自分の読解力がないだけ?) オチも途中でよめます。 読後に知ったんですが、この作家のデビュー作なんですね。
0投稿日: 2013.03.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
最後の一行を読むまでこのトリックは見破れない! という帯にひかれて読んでみたものの・・・ まず、読みにくい 登場人物が多いうえに、細かいエピソードが多すぎる それが、伏線になっているならまだしも帯に短したすきになんたらという感じ そして、そんなに壮大なトリックがあった訳ではなく 最後の一行を読むまでというのは表現としてどうかなと ただ犯人の狂いっぷりはぞっとするものがあったので、気が向いたら他の作品も読んでみようかなと思いました
0投稿日: 2013.03.03
powered by ブクログ謎解き要素も少ないし、感情移入もしにくい。 文章も細かく、読みづらい。 犯人の狂気っぷりは、なかなかだったので☆二つ。
0投稿日: 2013.02.25
powered by ブクログ帯と書店のPOPに煽られて購入。 内容は(交通)刑務所内で起きる殺人事件にまつわるあれこれ。 題名からいわゆる密室殺人を取り扱った推理ものを想像するとちょっと肩すかしを食らうと思う。サスペンス色が強いミステリーって感じ? 解説にてこの作品が江戸川乱歩賞の選考において問題作として扱われた理由が書いてあるが、うーん…大したことじゃないし読者には関係ないかなぁ。 プロットが面白いからあらすじ・概要を聞くとすごく面白そうだと感じると思うけど、実際読んでみるとちょっと微妙。 根幹にあるトリック?がちょいとご都合主義に感じる、且つ最後のオチは読めてしまうのが評価をイマイチにしてしまう原因にあると思う。 やっぱ帯に乗せられちゃダメだな…。
0投稿日: 2013.02.20
powered by ブクログ2013年の一冊目…に相応しくない。犯人の気持ちは全くもって汲むことができないし、後味が悪い。所々で、罪とか法とかに関連する問題提起をしているの?と思う箇所もあるけれど、数が多いし、掘り下げないまま先に進んでいって、問題提起があったことは忘れちゃうし。早く二冊目でお口直ししなくては。
0投稿日: 2013.01.03
powered by ブクログ第55回江戸川乱歩賞受賞。文末解説に選考委員の内田康夫が「視点がどんどん移って、誰が主人公なのか、見極めがつかなくなってくる」とコメントしている。まったくその通りで、しばらく読み進めるが誰が誰やら混乱をきたす。最低登場人物の前に「何がしの何」と人物名を記載してくれるとわかりやすい。こんなところで注意がはいる作品が江戸川乱歩賞受賞なのである。その理由を知るためにはこの本を手にして読まなければいけない。読んだわたしの感想といえば、次の作品に期待したいというところである。
0投稿日: 2012.11.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
購入:Shin(2012.11.18) 久々の推理小説。 登場人物が多く、主人公も変わるので最初はとっつきにくかった。 最後まで意外な展開でした。誰に共感すればよいのかわからなかったです。
0投稿日: 2012.11.18
powered by ブクログまさに『プリズン・トリック』、見破れませんでした…しかも、トリックの種明かしがされたにも関わらず、なんだか奇妙な展開に。最後の最後に、事件の真相にたどり着いた時はゾッとしました。刑務所の描写が事細かに記されていて、作者自身が体験してきたのかしら、と思ってしまったけれど…違うよね?
0投稿日: 2012.10.19
powered by ブクログ大阪の書店で知り合いが手に取っているのを見て、興味が湧いたため、貸してもらいました。 刑務所内の殺人を発端に話が進行するが、ギリギリのところまで加害者が誰なのか分からない。 最終的には地方政治汚職事件まで絡む壮大なプロットが浮かんでくる。 警察、検察、刑務所、マスコミ、損保、そして政治家まで巻き込んだ事件の全貌とは。 容疑者はいるがどいつかわからない、ではなく、特定できない、というのが面白いと思いました。 評価が分かれるところとしては、最後の二章でしょう。個人的には蛇足感が否めませんでしたが、確かにあれがないと動機が説明できなくなってしまいます。 話とは全く関係ありませんが、長野県出身者からすると、長野県警がすごくダメダメな組織のように描かれており残念な気持ちになりましたね。 全体像が常に意識されていることが窺える文章で、真っ向から読者を相手にしてくれている感覚は好みです。 もやもやせずに読み切れる作品だと感じました。
0投稿日: 2012.10.11
powered by ブクログ『この謎は、最後の1行を読み終わるまで絶対に解けない!』 って帯に書いてあって、んなアホな!と思い購入。 ばっちり最後の1行にやられました。 前半の文章は非常に読みにくいですが、後半で取り返しました。
0投稿日: 2012.10.08
powered by ブクログミステリーとしてどうか…の前に、交通刑務所という、特質な場所に潜む、人の心情や、想い、習慣などまで 興味深く、登場人物やその周りの人たちの深く重い現実に、心を揺さぶられる場面が、幾つもあった 人の弱さや怖さが、どんな場所で、どんな風にあらわれるのかが 見えて、切なくなったりした ミステリーの内容や謎の解明よりも 肉厚なドラマが 私的には感動だった
0投稿日: 2012.10.03
powered by ブクログ刑務所内で起きた計画殺人事件。トリックや真相は巧妙に組み立てられてて面白いけど、語り手が何度も変わるし人物が多すぎて読みづらい…受刑者、刑務官、警察関係者、各人物像がこんがらがった。。
0投稿日: 2012.09.17
powered by ブクログ煽り文句に期待して購入した作品。 終章で最後の一文の予測はできると思いますので、 その次の章はむしろ無くてもよかったのかもしれません。 また、手紙の件は完全に不必要だと思います。 特に中盤が面白く、 本筋以外でも楽しめる点が良かったです。
0投稿日: 2012.09.12
powered by ブクログ中盤の展開がかなり強引なのと、終盤に急転するわけじゃないので、途中で犯人がバレバレなのは減点。 トリックは本当に可能なのか疑問もあるけど、良い出来。でも見取り図あるとわかっちゃうよねぇ。あえて載せなかったのかなと邪推。 手紙は、あれが無いと何をしたかったのか不明になるので、必要でしょう。
0投稿日: 2012.08.27
powered by ブクログ刑務所内での殺人事件。これだけでも十分なミステリーなのだが、殺害された受刑者、殺害犯は…なんという大胆な仕掛け、盲点ともいうべきトリック。炎天下、ビールを飲みながらの読了。日暮れに間に合った。惜しむらくは文章かな。 これだけのトリックを活かす文章なら文句無しだろうな。トリックの凄さを自慢する心が滲み出てるので、結末が分かっちゃう。あくまでも、淡々と。
0投稿日: 2012.08.16
powered by ブクログ市原の交通刑務所内で起こった受刑者同士の殺人事件。 その裏にあったのは、第3セクターを巡る汚職事件にあった。 真犯人は?そして、その動機と真実は? 謎の裏返しであるが、前半は全体像が見えないため話を理解しにくい。 それだけに後半、一気に物語が展開していくのは読んでいて楽しかった。 どんでん返し、大どんでん返しがあり、最後まで飽きることはなく読了した。 ハードにはなかった(らしい)最後の犯人の手紙で、全ての謎が解ける。 個人的に著者の作品は読んだことがなかったが、今後も読んでみたい。
0投稿日: 2012.08.06
powered by ブクログ第55回江戸川乱歩賞受賞作品。 受賞作品だけあって最後までぎっしり実が詰まっており、飽きさせない展開はなかなか。
0投稿日: 2012.08.01
powered by ブクログ刑務所ミステリ物。少々無理があるかなと思う個所もあったが、それを特に気にさせないテンポの良いストーリー展開。一気読みしてしまった。どんでん返し×どんでん返しで最後まで楽しめる。
0投稿日: 2012.07.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
途中、冗長な部分がある。登場人物が多く、分かりにくくなる部分もある。トリックの巧妙さ、おもしろさはよかった。
0投稿日: 2012.07.23
powered by ブクログ江戸川乱歩賞受賞作という本帯を見て書店で購入 それぞれの登場人物の視点で展開をしていくのはいいのだけれど 切り替えが多すぎて一つ一つが薄っぺらいと思ってしまった そのせいかテンポがイマイチ・・・ トリックについても肩透かしを食らった感じ
0投稿日: 2012.07.01
powered by ブクログ面白い…といえばそうですが、読めちゃったんですよねえ。最後が。序盤の刑務所での密室殺人は「ん~。どういうトリック?」と興味深々。中盤は、あとがきにある通りで、あまりに色々な人の視点が出てきてわかりにくい。たぶん著者はここで容疑者を振り分けたつもりかと。そして最後ですが。。。個人的には、わかってしまったので、最後の手紙はいらないな…といったところです。
0投稿日: 2012.06.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
何事も大きな期待を寄せてはいけないですね。江戸川乱歩賞ということで強烈などんでん返しがあると期待していたのですが、そうでもないという印象。最初の方は面白かったけど、中盤で語り手を幾人も出しすぎて、誰が主体なのか良くわからなかった。最後も普通のミステリて感じ。 でも刑務所内密室殺人は結構興味深かったし、道路交通法や飲酒運転事故の被害者と加害者の心理描写なんかは考えさせられるものがあった。日本国憲法39条はミステリではよく見ますね。相棒とかでも使われてたと思う。それもうまい感じで使われてた。ごちゃごちゃした推理でも読めるよって人におすすめ。
0投稿日: 2012.05.30
powered by ブクログストーリーはめちゃおもしろい。最後の評価のところに、選考委員の 方々のコメントがあって、そこにある通り小説としては破たんしているのかもしれないけど、内容はほんとに引き込まれる。 ただ主人公がだれかよくわからなくなったりする構成などは、 読みづらいの一言。
0投稿日: 2012.05.23
powered by ブクログ途中で大体わかっちゃった。 帯に、「この謎は最後の一行を読み終えるまで絶対に解けない!」って書いてあったから、もっとどんでん返しがあるのかと期待してしまい。 悪くなかったけど、最後の一行への期待値が高すぎてちょっと残念な後味だったかな。
0投稿日: 2012.05.19
powered by ブクログ文庫本に、最後の手紙が追加されている。 解説にある通り、最後がなければ何が何だか分からなかったかもしれない。
0投稿日: 2012.05.07
powered by ブクログ交通刑務所内で発生した殺人事件。閉ざされた空間でどのようにして、事件が起こったのか、という、これだけだといたって普通のミステリー。 題名のトリックというのは、トリックに主題があると思わせて別にあるという、二重のトリックなのかな。 面白いのは、刑事の政治的な動きと犯行動機。前者はおまけみたいなもので、個人的におもしろいと思っただけ。
0投稿日: 2012.04.30
powered by ブクログたまにはミステリーでも、と思って読んでみた。 序盤の刑務所の展開は引き込まれたのだが、途中から登場人物が多く、視点もどんどん変わるのでついていけなくなった。なんとか読もうと少し飛ばし気味に読んだら、余計わからなくなり、、ということで次読むならもっとオーソドックスなものにしよう。
0投稿日: 2012.04.30
powered by ブクログ読み始めてからハードカバーで出たときに買って読んだのを思い出したが、あまり内容を覚えていなかったので改めて楽しめた。 トータルでは楽しめるし、トリックや内容も悪くない。が、選評でも書かれていたようにとにかく盛り込み過ぎで、受け取るを悪い意味で圧倒してしまってる。 もうちょっと要素を絞って書いてもらえば明らかに読み易く受け入れ易いものになるとは思うが、てんこ盛りなこと自体がこの作品の魅力とも言えるので難しい。
0投稿日: 2012.04.23
powered by ブクログ各章ごとに視点が変わっていき、各章担当の登場人物がたくさんでて来るが、魅力的なキャラクターが一人もいなかった。 でも、話の筋とラストは良くで来ていた。
0投稿日: 2012.04.17
powered by ブクログ帯とかポップから内容想像するのはやめた方がいい。 登場人物が多すぎて頭になかなか入ってこなかった。 普段読んでる本のせいだと思うけれど、 わりと早い段階で犯人がわかったので楽しんで読めた。 嫌いじゃないけど、繰り返し読もうとも思わない。
0投稿日: 2012.04.04
powered by ブクログなんとも評価し辛い作品だったってのが率直な感想かと。。序盤から刑務所内での密室殺人といった意外性で幕開けし、先読みできそうでありながらその期待(?)を裏切る二転三転した展開。その展開には惹きつけられたものの、様々な立場の登場人物とそれに合わせた視点の移り変わりが目まぐるしくて事件の真相に近づいても誰に共感すればよいのか… 「こいつこそが探偵役か!」と思ってても肝心なトコでリタイヤしてくれたりだし。。。 交通刑務所内の描写は非常に丁寧で読ませるのだが、後半につれてその辺の描写的な魅力が薄れてしまったりもして、プロット自体の面白さや意外性は備えていたものの、イマイチ作品としてはしっくりこなかったってのが結論かと。 …やっぱり詰め込み過ぎによる消化不良なのかなぁ。。。 そもそも表題の通りであればトリックに重点を置いた内容なんだろうが、読み進むと事件の発端となった交通事故の真相だっり、それらに関わる各々の思惑だっりの謎解きになっていくので、トリック自体に対するオチはあっさりとした展開になってしまっている。ま、改題前は「三十九条の過失」ってタイトルだったらしいから作者の意図からすると致し方なのかもしれないが、ちょっと「プリズン・ブレイク」とかに絡めた話題性を意識しすぎてしまったって感じがもったいない。 内容的にも突っ込み所満載で、警察が無能故に成り立ってたりするご都合主義。それと、事件を多角的にするために視点を変えるにしろ、もう少し整理してかき分けてくれた方が分かり易かったんじゃないかと思う。 それでなくとも似たような名前の登場人物が存在するんだし… そして文庫本に収められた最後の手紙。 これの存在も読者によって賛否両論なんだろうが、個人的には幾ら伏線があったとはいってもコレでやっとスッキリできたからアリだとは思うものの、ここにきてこのキャラクターの異常性って部分についてはどーかと。。。 …等々と決して面白くない作品ではないだけに色々と「残念」って印象だけが残った。
0投稿日: 2012.04.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
実を言うと、帯にあるような「鉄壁のトリック」自体にはそれほど驚かされなかった。 用意周到に準備され行動に移された計画が、というより、この小説であつかわれる事件全体が、ある人物の長年にわたる歪んだ精神によって企てられ生み出されたものであるという結末が、嫌悪や憎悪と共に、心地悪い驚愕をもたらした。 読み応えと読みやすさは、すばらしいが、☆を一つ減らした理由はそこにある。 おそらく、この人物が中心になって、次作以降に続いていく感じはするが、正体がバレたなかで、どういう描かれ方をするのかは興味がある。
0投稿日: 2012.03.25
powered by ブクログ自分にとっては久々のミステリーでしたが、いいと思います。 たしかに、大事な点やトリックまでが、そこ破綻しているのでは・・という荒削りな面も否めませんが、文章が上手で、ぐいぐいと引っ張られ、読み応えがありました。文章に才能のある人は、処女作でもここまで書けるのかと思いました。他の作品も読んでみたいと思わせられます。 ただし、最後のオチで、読後感が非常に悪いので、このような気持ち悪いオチが続くようなら、ちょっと勘弁かなと思います。
0投稿日: 2012.03.25
powered by ブクログなんだろう? すごいスピードで読めたし、伝えたいことはわかったけど、モヤモヤしか残らない。 次も読んでみたいと思わせる魔力がある。
0投稿日: 2012.03.22
powered by ブクログ後書きにもあった通り話の視点があっちいったりこっちいったりで主人公が誰なのかよくわからないところがあって、ちょっとややこしかったかな。 でも読みやすくてすらすらいけました。 読み手を騙そうとする書き方がまだ甘いのかそこは読めたところありました。 最終章の”ある人物からの手紙”は想像できず、しかもとんでもなくエグいけど・・・。 ハード版ではこれがないと物語が収拾できないのでは・・・?と思いました。
0投稿日: 2012.03.20
powered by ブクログミステリーとして設定がとても面白かった。 だけど伝えたいことを詰め込みすぎたのか、伏線なのか、要素が詰まりすぎていて結果まとまらない感じになっていた。 私の読解力の問題なのかな? 江戸川乱歩賞選考の段階で「ある人物からの手紙」がなかったというのが恐ろしい。 手紙がある状態で読めてよかった。後付けしましたっていうわざとらしさがあったけど、自分で推測してモヤモヤするよりはスッキリした。 でもちょっと無理がある。
0投稿日: 2012.03.20
powered by ブクログ本屋のPOPに書いてあった「このトリックを書こうとした志の高さ!」という東野評の理由は、結局のところ余り分からなかった。 主人公が入れ替わるから分かりにくいという感想が多くみられるが、ミステリでは常套なのでそれほど気にならなかった。 デビュー作なのに文章が硬質で上手く、ぐいぐいと読めた。 どのようなオチになるか期待したが、最後は「そううまいこといくかい!」と突っ込みたくなる箇所がいくつかあり、慌てて風呂敷を畳むような印象を受けた。 もう少しコンパクトにまとめられたかもとは思う。 加害者が被害者に会いに行くシーンはある意味蛇足だが、とても良かった(だけにその後の展開がちょっと残念)。 それにしても「交通刑務所での犯罪」というのは確かに盲点だったなぁ!
0投稿日: 2012.03.18
powered by ブクログ途中から主人公が誰かわからなくなった。。中盤以降、動きが出始めて、、最後にグッと畳み掛ける感じ。最後の手紙で全体の印象が全く変わった
0投稿日: 2012.03.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
【乱歩賞史上最大級の問題作】という割には。。。 市原の交通刑務所内で、受刑者石塚が殺され、 同署内の宮崎が逃亡。 遺体は奇妙にも、‘前へならえ’の姿勢をとっていた。。 ↑ この‘前へならえ’の姿勢、のわけ、 めっちゃ意味があるのかと思ったら、 ただの、死後硬直後の着替えが楽だから、という、、 なんじゃそれ。 途中は確かに『トリック』に富んでいたかもしれないが、 (人物が入れ替わり立ち替わり…) 確かに最後は、へえ、という感じだが。 仕掛けがいろいろある割には、その意味がとても陳腐だった。
0投稿日: 2012.03.12
powered by ブクログ江戸川乱歩賞だし、謎解き系を読みたい気分だったので 買ってみました。 解説にもあったけど 主人公が目まぐるしく変わるので 誰のストーリーなのか読んでいて分からなくなり 迷子になる。 トリックは分かるけど最後の大きなどんでん返しが 理由がううむ・・・。 最後の最後で好き嫌いが別れると思う。
0投稿日: 2012.03.07
powered by ブクログ交通刑務所の中で起きた密室殺人事件。 事件の背後関係を調べるうちに、交通事故を巡って被害者・加害者を襲う悲劇の裏に浮かび上がった政治汚職。 既に無罪とされた行為については、刑事上の責任を問われないという「一事不再理」などなど、トリックが盛りだくさん過ぎて・・・あり得んだろ・・・って感想も少々。 (2012/2/21)
0投稿日: 2012.03.06
powered by ブクログ古今東西、ミステリーと言えばいかに不可能犯罪を演出するかってことが重要で、そのためには無人島にも行くし、雪の山荘で帰れなくなるし、電話線も切れるって演出が必要でしたが、最近はケータイやGPSなんていうのがあると話は少しややこしく、犯人も苦々しく思っていたことでしょう。しかし、刑務所の中で殺人とは、、、これはすごい。刑務所なら確かにケータイもないし、密室は当たり前だ。交通事項で過失致死で服役中の受刑者が殺され、容疑者と思われる受刑者も脱走と言う設定はすごい。 この設定をどう収拾するのか興味深く読み始めたけど、序盤を過ぎると、登場人物が目まぐるしく変わり、しかもすり替わりがよくあるので、ますます頭の中がパニックになります。図に書かないと分からなくなる感じです(^^;だから、果たしてトリックに問題がったかどうかも分からないほどの展開だった(笑)。病院での待ち時間で200ページ読んだ作品です。
0投稿日: 2012.03.05
powered by ブクログ手記が気持ち悪い。 こういう殺人はかなーーーーり苦手。 (細かくはブログで書いてる) 登場人物多すぎでわけわかんない。 読みにくかったなぁ・・・。 何度も途中で読むのやめようかと思った。
0投稿日: 2012.03.04
powered by ブクログ「プリズン・トリック」 市原の交通刑務所内で、受刑者石塚が殺された。遺体は奇妙にも“前へ倣え”の姿勢をとっていた。そして同所内から受刑者宮崎が逃亡。完全な密室で起きた事件は「犯人は宮崎で決定」と思われたが、事件は思わぬ展開へ・・・。 遠藤武文氏による初小説で第55回江戸川乱歩賞受賞作品。舞台は日本で一番受刑者思いの交通刑務所。トピックは密室殺人事件。犯人は既に逃亡していて、被害者は奇妙な死に方・・・。とまさにこれだけの要素が揃うと、後は「トリック次第だなぁ」と思いました。なぜならこれだけ謎が詰まっているとどうしても私は「犯人はどうやってこの密室殺人を作り上げたのか?」や「何故刑務所内で殺人を実行したのか」を考えてしまうからですw そうなると、これらの疑問を一気に解決してくれるのは説得力あるトリックだと思います。「成程、このトリックなら密室は可能かもしれない」と思えれば、密室殺人事件も刑務所での殺人も理解できるからです。ちなみにこの作品は江戸川乱歩賞受賞な訳ですから、私としてはどうしても凄いトリックが仕掛けられていることや意外な伏線を期待してしまいます。ましてや選考委員も驚きの作品としているんですから。 (良いなぁと思った箇所について) 順を追っていくと、序盤の刑務所内での描写は私が知らない世界を細かく描いているのでとても現実感を感じました。また犯行を匂わせる展開もテンポも良くて、キーの密室殺人も期待を抱かせるものでした。さらにここでは刑務所で受刑者を監視する視点(刑務官の野田)も登場し、事件をこの視点でも描いていくのだろうと思っていました。 (おや?と思った箇所について) しかし中盤辺りでどっと登場人物が登場します。まず逃げた受刑者を追うキャリア組の武田警視(出向中)率いる千葉県警チーム。私は「この物語の主人公はここから武田か?」と思っていました。次に元雑誌記者で現保険会社勤務の滋野がある人物を経て事件に介入してきます。さらに刑務所組では満期出所の日を迎えた中島も本格的に登場。そして犯人も当然ここに入ってくるわけで、物語を語る主人公はどんどん変わっていきますw まあこれだけだとそこまで珍しいものではないと思いますが、この作品では各々の登場人物の背景も描かれているので、事件の本筋から脱線するのではないかと思いながら読んでいました。しかし少し利点もあったかと思います。例えば中島の話は事件の真相とまるで関係ないだけに書かなくてもいい気もしますけど、書いてあるのはとても考えさせられる話であったので、一概に脱線で全く意味が無かったとも言えません。とにかく色々ふんだんではあります。 そしてこの人物背景のふんだんさが原因か分かりませんが、中盤での流れは正直停滞気味かと思いました。先の中島の話に加えて彼は再度警察の御用になってしまうのですが、その後の流れも回収していない気がします。また野田や滋野の脱線気味も出てきますし、さらには別の謎(成りすまし)からも動きが出てくるので、さらにふんだんにw そして物語は終盤に向かいます。最終的にこの作品では結末がはっきりと出ない分、今までの伏線と言うか納得させられる要素を物語に入れてくれているのかどうかが、個人的に重要ではないかと思うのですが、私としてはそれらは不十分であったのではないかと思います。 密室で不可能犯罪である為にトリックが肝であると思いますが、そのトリックの点は良いとしても、果たしてそれを上手く処理できるのかが気になりました。これは解説でしっかり書かれているので、是非読んで欲しいと思います。 小説としての成立を危うくしかねない破綻、穴だらけ傷だらけの中盤、という恩田氏東野氏の指摘がなんとなく分かる作品でした。
0投稿日: 2012.03.03
powered by ブクログ刑務所脱獄、身元不明死体をめぐるトリック。刑務所の描写が細かいことに対して肝心のトリックは…。最後の手紙が理由を説明してたけど今ひとつ悪い読後感。
0投稿日: 2012.03.03
powered by ブクログやりたかったことは何となく分かったのだけど、やや強引な印象。話を広げすぎて収まりきってないような。 1回読んだだけでは何が何だか…みたいなところもあり。 人物の書きわけがイマイチなのかも。キャラが立ってるようで立ってない、というか。 読んでる時はそこそこ読みやすくハラハラ感のようなものもあるだけにもったいない気がした。 刑務所の中での入れ替わり殺人とかそのトリックとか脱走とか、ネタは面白い。 そして、刑務官の野田が、ただ殺されるためだけに出てきたようで切ない。
0投稿日: 2012.02.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
登場人物が多すぎて途中まで大混乱。 一回では理解しきれてないから再読します。 トリックは面白かった。 前にならえに重大な意味が隠されてると思ったのに、 理由が大したことなくて、逆にびっくり。
0投稿日: 2012.02.12
powered by ブクログ乱歩賞作品。全体的に荒削りな印象。特に登場人物の多さと若干収拾がつかなくなっていく感は否めない。ただ、オチとしては納得できるし、ダイナミックな設定と若々しさには好感が持てた。
0投稿日: 2012.02.12
powered by ブクログ期待される序盤。そして中だるみ。最後はとりとめのない結末。想定外のオチだったので★4。そうじゃなかったら、もっと低い
0投稿日: 2012.02.11
powered by ブクログ交通刑務所内で受刑者の死体が発見されもう一人受刑者が逃亡してると。概要が面白そうで読んでみたけど、なかなか面白かった。前半登場人物が意外と多くて、この人だれだっけってなったww話も入り組んでてよく考えてんなぁって感じ。文庫は単行本になかったラストのところが追加されてるんだけど、これなかったら自分みたいなよくわかってない読者はよくわからなかったかも。問題作って言われてたのがわかるわ。でも最後の謎解きは面白かったし作品としては満足かな。
0投稿日: 2012.02.08
powered by ブクログ星2つ? 評価低いな。 そんな感じはなかった。 まぁ主観が行ったり来たりするから分かりずらさはある。 でも…自分は大丈夫だった。 ラストの賞は追加らしいがあった方が分かるが…個人的には無くてもいい。 評価ほど悪くないと思う。
0投稿日: 2012.01.31
powered by ブクログ乱歩賞受賞作品は個人的にどれもハズレが少なかったが、ちょっと期待外れだった。冒頭の刑務所の描写は分かり易くリアルであったが途中から話が広がりすぎて浅く感じられた。最後に付け加えられた手紙についてはあえて無くてもよかったのではと感じられた。
0投稿日: 2012.01.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
第55回江戸川乱歩賞受賞作。 帯には、 殺人現場は刑務所内の密室。死体の奇妙な"前へ倣え"の姿勢。 選考委員のド肝を抜いた「鉄壁のトリック」 本作は先にレビューで見てしまった、「登場人物の視点が多すぎる」という点で少し先入観を持ってしまっていた。 この点は確かに頷けるところで、視点が多い割に特徴のない人物描写のために、 「ええと、どなただったっけ?」となった。 原則的に1章では一つの視点にするべきだった。 また読者と共に真相を追う人物が突然退場してしまい、結局誰にも感情移入できない。 密室については、正直想像ができなかった。これをタイトルにしているからには肝心の見取り図は入れて然るべきだし、 「刑務所の監視ってこんなもんなの?」と思わずにいられない。 それとも「プリズン」は「憲法第39条」を指していたのか。 最後の「ある人物からの手紙」が単行本ではなかったようだ。 それだと批判はされてもしょうがない。あそこで途切れたら全く真相がわからない。 あまりの真犯人へのご都合主義もどうなんだろうか。 批判ばっかりになってしまったが、 読ませる力はあるし、本筋から逸れた場面の描写では上手いところも垣間見えた。 (序章の一部や、交通事故被害者の部分など) もう少し物語を圧縮できていればと思う。
0投稿日: 2012.01.29
powered by ブクログ刑務所の様子は実際見学で見た感じとかなり近く、リアルだなーと思いました。 でも終わりかたが…なんか残念でした
0投稿日: 2012.01.28
