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“文学少女”見習いの、初戀。
“文学少女”見習いの、初戀。
野村美月、竹岡美穂/KADOKAWA
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総合評価

48件)
4.3
15
20
5
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    このレビューはネタバレを含みます。

    井上心葉の周りに集まる女の子は一癖ないと駄目という縛りでもあるのか?と思うような新ヒロイン、文学少女見習い菜乃ちゃんが遂に登場ですね。 この初戀、ただ登場人物達だけを見つめると登場人物全員難あり…擁護したくてもあまりできないのでは?と思ってしまうほど問題児が多いような気がします。でも、そんな登場人物を憎ませたり過度な悪役に仕立てるわけでもなく、ひとりひとりが歩んできた人生をしっかり感じさせる丁寧に織られた反物のような濃密な文章で、誰のことも嫌いになれないのが野村先生の凄いところだと思います。 貝殻のシーン、耐えきれずボロ泣きでした。和くんだって悪いのに、彼を責めてバカにするような気持ちは1mmも沸き立つこともなく。まだまだ大人と子供の狭間でもがく臆病な高校生にできる大切な恋人へ贈る精一杯の愛し方と守り方を見た気がして苦しいです。 複雑な気持ちで読み終わりました、苦しい。

    3
    投稿日: 2025.10.02
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    正直、ちょっと敬遠してたけど、その必要はなかった。なんか、本編の最後より心葉くんが大人っぽい気がする。

    0
    投稿日: 2023.12.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    久しぶりに読み返した作品。 学生の頃読んだ時は、まだまだ菜乃ちゃんの良さが分かってなかった。 菜乃ちゃんが朱里さんに一生懸命じぶんの「近松論」を語っているところは、新たな文学少女って感じ。 遠子先輩と同じく、どうしようもなく暗い現実も明るく照らそうとしてくれて…。 読んでるこっちまで、勇気を貰いました。

    0
    投稿日: 2021.04.08
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    聖条学園に入学した日坂菜乃は、ひとりと上級生と出会う。文芸部部長、井上心葉。彼に惹かれてさ、勢いで文芸部に入部してしまった菜乃だったが、心葉の胸には既にひとりの"文学少女"が宿っていた。まるで相手にされず、落ち込む菜乃。けれど、彼女がある事件に巻き込まれ、追い詰められたとき、心葉は告げる。「気づかないふりも、目をそらすことも、もうしないって誓ったんだ」──文学初心者の少女が物語に隠された真実を探す、もうひとつの"文学少女"の物語!!

    0
    投稿日: 2020.07.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    見習い①。 コノハに一目惚れした1年生の菜乃が文芸部に入って猛烈アタックをしつつ、 菜乃がお題の曽根崎心中を調べてる中で知り合った中で知り合った人の事件に巻き込まれる話。 菜乃の友達の瞳ちゃんの 「やめなよ、他に好きな人がいる男なんて」 「平気なの?そんなに冷たくされて、全然見込みがないのに側にいて、辛くないの?」 というセリフは、この先の展開を知ってると友達を心配する言葉以外に受け取れる。 トラウマを克服し、先輩が卒業して後輩が入ったことでコノハくんが成長したようで。 全然似てないのに遠子先輩を思わせる行動を微妙にする菜乃とコノハがどう成長していくのか楽しみです。 あと、ラストでコノハが菜乃を嫌うのは納得はできるけども、事件解決に協力しておきながら唐突すぎて驚いた。

    0
    投稿日: 2019.10.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

     外伝というよりは、遠子の登場しない、心葉としての続編と言ってよいのでは…。遠子とだけの関係性であった文芸部を突き崩せるかは、心葉の成長に関わる。その意味で、遠子とは性格的に違う(本質的に明朗快活・めげない、そして読書初心者)菜乃だからこそ、新たな、異質な文芸部を作りあげられるという期待いっぱいである。そう、ななせも美羽も、遠子を交えた心葉に関わり過ぎた(二人の述懐や心境は痛々しくもあるが)。遠子と離れ離れになって、またもや閉じこもりがちな心葉の心をこじ開けられるのは、菜乃のようなタイプしかなかろう。 人との距離感が超然としすぎる心葉の傾向は全然変わっていない。素直な感情の開陳ができない性格なのだろう。確かに「日坂菜乃を大嫌い」という心葉だが、好きの反対は嫌いではなくて無関心。彼はこれを判っているのだろうか。それゆえ、心葉にこう言わせる菜乃の存在は大きい。また、今回登場する年上彼女の恋への逡巡や不安感を、心葉はどう見たか。なるほど、心葉が謎解きを主導したが、この微妙な女心を感じ取れるまでには至っていないよう。遠子の心葉への想いを、彼自身が読み解くには不可欠な経験と感じられる一編。

    0
    投稿日: 2017.01.22
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    ★★★☆ 3.5 読み終わった感想は正直「重い」。面白いとは思うのだけど、ラノベの枠で人が死ぬ、人生とは何ぞやと問われるのはどうも気が滅入る。読んだ時の自分のコンディションにもよるのだけど、それを差し引いてもこの物語の中ではいろいろ起こりすぎるような気がする。(名作文学に見立てて登場人物を設定し動かしているからそれはしょうがないのかなと思うがそれにしてもエキセントリックな展開過ぎ)とはいえ、シリーズの行く末が気になるのでこのまま読み続けていきたいと思う。

    0
    投稿日: 2016.01.17
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    近松門左衛門の「曽根崎心中」をモチーフに書かれたお話。 心葉のその後を書かれた物語です。 謎解き役が遠子先輩から心葉に変わりました。 心葉くんに出来るかな…と思っていたのですが、不安などいらなかったようです。 彼も成長していました。

    0
    投稿日: 2014.10.20
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    心葉のその後を書いた作品。濃すぎる新主人公が先輩の代わりに出て来ます。話としては、誤解から悲惨な事件になってしまいましたが、救いのある感じの終わり方でよかったです。モチーフとした作品は曽根崎心中だそうです。

    0
    投稿日: 2014.10.03
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    「文学少女」シリーズの続編第1弾。遠子が卒業し、文芸部の部長となった心葉と、そんな彼を偶然目にして一目惚れした新入生の日坂菜乃(ひのさか・なの)の物語。 心葉に憧れて文芸部に入部した菜乃ですが、心葉は今でも遠子一人のことを想い続けていると知り、落胆します。それでも彼女はめげることなく、心葉へのアタックを続けます。 ある日菜乃は、近松門左衛門の『曽根崎心中』の背景について調べるよう心葉にアドヴァイスされ、図書館を訪れます。そこで彼女は、松本和(まつもと・なごむ)と名乗る美女と出会います。近松と心中の話で意気投合した2人は仲良くなりますが、とつぜん、和と連絡が取れなくなります。和の行方を追って彼女の学校を訪れた菜乃は、松本和という名前の生徒は男の子で、しかも雛沢幸(ひなざわ・さち)という少女と心中をしていたという事実を知ることになります。 今回は、物語のテンポがゆったりとしていて、遠子の思い出を心に抱き続ける、少し陰のあるキャラクターとして再登場した心葉と、元気でコミカルなキャラクターの菜乃のかけ合いを楽しんで読めました。心葉に一途な菜乃が、今後どのように成長するのか、楽しみです。

    0
    投稿日: 2014.05.27
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    話自体は文学少女で好きなのだけれど、 くっ、この泥棒猫!と叫び出したくなってしまう。 ななせ、切ないなあ。

    0
    投稿日: 2014.04.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    久しぶりの文学少女シリーズ! やっぱりいいなぁ! 古典文学や名作と呼ばれた本をよみたくなりますね! 今回は近松門左衛門の「曽根崎心中」がテーマになっています。 愛し合った二人は優しくない現実にも負けたけど、自分の心にも負けたんです! という菜乃ちゃんの言葉に胸を撃たれました。 生きていたらきっとまた幸せになれるかもしれないから! 私はハッピーエンドを信じます! って明るく前向きに語った菜乃ちゃん。 この作品は読み終わった後、優しい気持ちになれて、明日への希望に満ちていく明るい気分にしてくれる所がお気に入りです。

    0
    投稿日: 2013.08.02
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    『先輩』と分かれたあの日、泣き崩れる『彼』を見ていた少女は 頑張って高校に入り、やっと『彼』を知る事が出来た。 当然場所が場所なので、主人公が見ていた『彼』が『彼』なので 出てくる出てくる、久しぶりにこんにちはw な方々が。 しかしこれほど猛突されたら、彼女欲しい! と叫んでいる人以外 ちょっと引いてしまうかも知れません。 むしろ身内だけとはいえ、噂になっているならごめんなさい、したいです。 が、このくじけない心だけはすごいかと…w 恋は、良い意味でも悪い意味でも大人にしてくれます。 『彼』もそう、主人公もそう。 しかし、見事に猛突して『勉強』させられる主人公は どんな大人になるのでしょうか?

    0
    投稿日: 2013.01.31
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    遠子先輩卒業後の文学部に入部した「菜乃」ちゃんが主人公のお話。今作は「曽根崎心中」が下敷き。 "心中"がテーマなだけに切ない感じのお話でした。それだけに、菜乃ちゃんのまっすぐな性格が際立ってて良かったです。

    0
    投稿日: 2012.10.24
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    "文学少女"外伝の第一弾。3年生になった心葉君に惹かれて文芸部に入部した新入生の少女、日坂菜乃を主人公にした新たな物語の始まり。ただひたむきに心葉君へ想いをぶつける菜乃ちゃんの姿がほほえましい。ななせちゃんともども彼女たちの想いがいきつく先がどうなるのか楽しみ。

    0
    投稿日: 2012.08.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今日は買いためてあったこの続きを読もう、寝れそうにないな 本編読み終わったときのあまりの読了感にしばらくおなかいっぱい過ぎてこの続編に手を出すのが遅れてしまったのっだっが!ついに読んでしまった。 コノハかっこいくなった。本編より毒舌なコノハいい! 出てくるキャラ達も変わらず素敵過ぎ、やヴぁい 一般的なミステリーとか推理物って、推理したら万事解決、犯人後悔して自主or逆上して取り押さえられる、みたいなパターンがおおいけど野村美月の描くキャラクター達は真実を知らされただけでは踏みとどまれないほどに思いつめてしまっている。そこを謎解き役である遠子先輩やコノハいがいがどうやって諌めるのか、その展開が好き。怒涛のように展開される真実に、それでも一度動き出した黒い感情は押しとどめることができない、いまにも爆発してしまいそうなキャラクターたち、そこに絶妙のタイミングで水を浴びせる、というか火のついた導火線を握りつぶすかのように強引に感情論でもなんでもとにかくぶった切る。 人間は論理や推理だけで動くのではない、本気で相手を思って発する言葉のみが奥の奥まで届くのだ。 題材、曽根崎心中の筋を2組の男女を絡めることで複雑化させている、いつもそうなんだけど野村美月のこういう元ネタの昇華のさせ方が大好きだ そしてやっぱり毎度のことながら引きが凄すぎる

    0
    投稿日: 2012.06.15
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    文学少女の新シリーズ?番外編? 日坂さんは元気で明るく、おもしろく、可愛いのですが、心葉と遠子先輩のことを知っている身としてはちょっと鬱陶しく感じるときもあり…^^; わざわざ自分から面倒ごとに首を突っ込む日坂さんですが大好きには違いないです。 本の感想が独特で、そんな発想はなかったなぁと思うことも多々ありました。

    0
    投稿日: 2012.04.12
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    文学少女の外伝シリーズ、見習い。進級した心葉と、心葉に一目惚れした新入生菜乃の新しい物語。 辛い出来事を乗り越えた心葉は進級して、モテます(笑)モテる心葉は良いですね!!ついにやけてしまいます!

    0
    投稿日: 2012.02.15
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    文学少女見習いということは心葉君がいっぱい出てくるかなと、この巻から読むこと・・p^^) 出会いが遠子さんと心葉君の別れた直後だったみたいでピッタリでした☆ 菜乃ちゃんも元気でかわいく成長が楽しみです~

    0
    投稿日: 2011.07.22
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    振り回されるのは相変わらずだけど成長した心葉。菜乃は遠子先輩と違って深みはないけど、常に一生懸命。まだ未熟な二人だけど、真実を知るために行動を起こす。それと最後の美羽のあしらわれっぷりが面白かったです。

    0
    投稿日: 2011.04.20
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    読む以前に、菜乃に批判的なコメントをちらほら見たような気がしていましたが、思いの外、私にはとても好感の持てるキャラでした。

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    投稿日: 2011.04.07
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    遠子先輩が卒業して3年生になった心葉くん。文学少女からはほど遠いけれどどこか遠子先輩を思わせる後輩、菜乃ちゃんの最初の事件の話。 文学少女見習いも巻き込まれ体質(むしろ呼び込み体質?)のようです。 心葉くん、爽やかな笑顔で菜乃ちゃんに接してるからてっきり精神的に凄く成長したんだ…!と思ったけど、そんなことはなかった。相変わらず子供っぽいやり取りを見られて良かったです。 文学少女本編を知っているから心葉くんと菜乃ちゃんがくっつくことはないんだろうなぁと分かるけど、菜乃ちゃんは充分ヒロインとして物語が作れるくらい可愛い子なので凄く残念。

    0
    投稿日: 2011.02.04
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    “「……心配してくれて、ありがとう。突拍子もないこと言い出す後輩がいなければ、ぼくはずーっと聖人でいられるから」 「うぅ、心葉先輩にとって、わたしは不要な女なんですね。いまだに携帯のアドレスも教えてくださらないし」 「うん、きみがいなくても平気だから」 「そういう素っ気無い態度だと、本当に美人女子高生と心中しちゃいますからねっ!遺書に心葉先輩の名前を、書きますよ!」 「……それは、脅迫だ」 今度は溜息をつく。 「まぁ、話ぐらいなら聞くから、言ってみたら」 「はい、実は、心葉先輩のアドバイスを実践すべく、図書館へ近松門左衛門のことを調べに行って……」 わたしは、なごむさんと知り合った経緯を話した。 日曜日に巣鴨で、二人オフ会をしたこと。 帰り際、心中に誘われたこと。 「デートの相手って、女子高生だったんだ」 「なんです、その残念そうな顔は。ツンデレにもほどがありますよ」 「きみに見せるデレは、最初からない」” 日坂ちゃんの性格はすごいなぁと思ったり。 一途に真っ直ぐ。 彼女と井上君のやり取りとか面白い。 最後の一言に込められた意味とは何なのやら。 “「でも、やっぱりわたしは、心葉先輩が大好きです」 どうしようもなく一人の相手に向かってしまうやっかいな想いに、終着はあるのだろうか。 この恋の証を、わたしはいつか手に入れることができるのだろうか。 わからない。 けど今は、あきらめるなんてできない。 心葉先輩がわたしを見てくれなくても、遠い場所にいる別の人を想っていても、わたしは心葉先輩が好き。 心葉先輩の表情は、前髪に隠れてよく見えない。少しだけ唇を噛んだようだった。 「ぼくは嫌いだ」 「え」 息をのむわたしのほうへ、心葉先輩がゆっくりと顔を上げる。 そうして、怒っているような、苛立っているような目で――見据えた。 「日坂菜乃さん、ぼくはきみが、大嫌いだ」”

    0
    投稿日: 2011.01.23
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    新しい主人公・菜乃ちゃんが活躍する外伝。心葉君は従来のツッコミに加え文学知識や最後の「想像」までもやってしまうものだから菜乃はただのギャグ担当みたいになってる気が・・・ 短編とは違い、本編と同じくミステリ風な部分もしっかりあって短編集で不満だった人にも満足できる一冊。 読者からすれば200%叶わない菜乃の恋はどうなってしまうのか。次巻以降も期待。 てか琴吹さん・・・(´;ω;`)

    0
    投稿日: 2011.01.22
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    文学少女シリーズ番外編。遠子先輩卒業後の新入生、菜乃ちゃんが主人公です。 遠子先輩好きなので最初は抵抗がありましたが、主人公の菜乃ちゃんが前向きでめげないところがとてもかわいくて、すんなりなじめました。ガラス細工のようにもろくはかなく美しく、そして文学を絡めてい謎解きするところはシリーズ本編とかわらず、安心して読めました。 美羽視点の短編が掲載されています。美羽の思考が『雑居時代』の数子ちゃんのようで(インスパイヤされてるのかな?)おもわずにやり。考えていることは過激なのにどこか憎めないところがいい。

    0
    投稿日: 2010.11.17
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    話は遠子が学校を去った直後からの話。 遠子と心葉の別れのシーンを見てしまった新入生の菜乃。心葉にひかれるも、当の心葉は文学少女たる遠子の背中しか見ていない。それゆえ文学少女になろうとする菜乃の物語。 印象的なのはこの少女がタフなことタフなこと。 若さゆえのフレッシュさもあるが、何度も何度も心葉に突っぱねられても諦めない。 心葉との関係も自分側に引っ張り込むのではなく、遠子と同じ「文学少女」の舞台に立とうとする心意気が非常に前向きな印象。 心葉も珍しくこの少女には「嫌いだ」と感情を露にするも前述のように諦めないキャラなので扱いには困っている様子。 だが菜乃が文学少女を目指して突っ走るのをフォローしたりとこれはこれでいいコンビなのかも。 文学少女本編での結末から決して結ばれる事は無いのだが、視点を第三者に移すことにより、心葉がどのように成長して行くのかが楽しみでもある。

    0
    投稿日: 2010.06.23
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    天野遠子の存在がこれだけ大きいと、他のヒロインで「外伝」とは、ファンは少し心配になるが、読み終えるとそんな不安は全くなくなり、「この続きどーなるの!?」としか考えられなくなる。 心葉の実にたのもしく、立派になったこと!(これでも) 心葉と遠子はもちろん未来で必ず再会しますし、二人を応援しているし、二人の絆が揺るがないのはわかっていても、 それでもつい、菜乃を可愛く、応援したくなってしまう。 本来ならこういうキャラは毛嫌いする私なのに、なんだかまた「文学少女」にやられた、という気持ちだ。

    0
    投稿日: 2010.05.30
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    位置づけとしては外伝となる本作。新キャラ”日坂菜乃”が主人公となり、心理描写も本編の心葉から菜乃に移る。 心葉と美羽が菜乃を遠子先輩に重ねて見てしまう描写が何回かあるが、本編のラストでは心葉の元に遠子が戻ってきていたので、心葉が菜乃を恋愛対象として見ることはないとは思うが、これからどうゆう関係になっていくのか非常に気になるところ。 菜乃はすごくまっすぐで正直で、いい意味でも悪い意味でも馬鹿だとは思う。ただそのまっすぐな気持ちで”なごむさん”の気持ちを変えたのだし、これからも菜乃の素直な気持ちがいろんな人に伝播して、人の気持ちをつかんでいくのではないかと想像する。 とりあえず簡単に表面をなぞる感じで軽く紹介風に書いてみた。

    0
    投稿日: 2010.05.06
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    読む前は遠子先輩のいない”文学少女”なんて想像できませんでしたが、読み終わると間違いなく、これは“文学少女”シリーズです。「~道化」と重なるシーンの中で、姫がアトリエで「今度はおたくが、その子の手を引いてゆくのね」と言う場面が気に入ってます。菜乃ちゃんのキャラにも好感が持てました。

    1
    投稿日: 2010.04.24
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    このシリーズには毎度ボロボロに泣かされてるワタシ。今回も良かった。面白かった。 …でも、複雑な気持ちでいっぱい。 文学少女シリーズは大好きだからもっと読みたいという反面、折角綺麗に終わったんだから、あんまり続けて欲しくないという気持ちもあります。この番外編のヒロイン菜乃ちゃんも、前向きで打たれ強く他人に親身になれるいい子なのに、大好きな遠子先輩やななせちゃんの事、そしてもう決まっている未来の結末を考えると素直に応援できない自分がいて胸の中がモヤモヤしました…。 相手が心葉じゃなければ美味しくいただける設定だったのにな。

    0
    投稿日: 2010.02.04
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    文学少女の新シリーズ。物語は1年後、前作主人公に惚れた今作主人公が猛烈アタックするお話。続編大好きっ子の俺にはおもしろかった。前作主人公の成長というか足掻きというか、そういうのが素敵

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    投稿日: 2010.01.30
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    近松門左衛門『曽根崎心中』。 新入生の日坂菜乃は井上心葉に一目惚れして彼が部長を務める文芸部に入部する。 本編が心葉の視点であったのに対し、外伝は菜乃視点。 どちらも先輩を見ていたんだなぁという思いに。 遠子先輩は出てこないけど、他のキャラクター達は登場します。

    0
    投稿日: 2010.01.15
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    遠子先輩がいなくなった、その後の心葉。 強くなろうとする心葉だけど、結局、後輩に振り回され気味。 曾根先心中にそって進む推理モノ?

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    投稿日: 2010.01.05
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    部長となった心葉。心葉に恋する新入部員・菜乃。 6年後が分かっているので、先は見えているが、菜乃の成長が楽しみ。

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    投稿日: 2009.12.02
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    心葉が3年生になり、新たに文芸部に入部した一年生は、心葉に一目ぼれ(?)した菜乃だった。 文学少女になろうと頑張る菜乃がかわいかった。

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    投稿日: 2009.11.21
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    新たな文芸部員となった新入生の日坂菜乃は井上心葉に恋をした。遠子がいないので終盤のシリアスなシーンがひたすら重かった…。三年生になって部長になった心葉の周りにはいつもどおりの人たちがいつもどおりにいてなんだか嬉しくなったv

    0
    投稿日: 2009.11.14
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    帰省中、面白さに一気に読破。 それより何より「恋する挿話集1」より先に読んでしまいましたが(殴) 文学少女シリーズ、新シリーズです。 外伝とも言えるのでしょうが、この作品の主役は井上心葉かもしれない、 そんな気もした新しい物語。 今回の語り手は新キャラの「日坂菜乃」ちゃん。 彼女の目を通して、「心葉先輩」になった心葉君、彼をめぐる人々、 そして今回のキーキャラクター(あえてゲストキャラとは書くまい)が 語られます。 菜乃ちゃんは本編でのななせちゃんに近い立ち位置かもしれないです。 (誰もが「遠子先輩」と重ねそうな中、異質かもしれないですが) 本編では泥にまみれたキャラクターが多かった中、 ななせちゃんのピュアさが眩しかったですが、 今回は恋の酸いも甘いも知り尽くしてしまった彼女に変わり、 ピュアな菜乃ちゃんが「孵化」していくさまが描かれるようですね。 そして今回のモチーフ、「曽根崎心中」にまつわる物語が繰り広げられますが、 死に急ぐ輩を「生」に繋ぎとめるさまは本編第1作 「死にたがりの道化」を思い出します。 ここでやはり簡単に変わることはできなかった、でも変われなかった故に 大切な人を手に入れた「彼女」のように、 今回の「彼女」も後に大きく関わるのかもしれないですねぇ。 最後の部分で誰かさんが怖いことを言ってますが、 この子はここでの怖い言い分聞くにつけ何だかんだでいい子に 思えるので、面白い形で菜乃ちゃんの今後に絡むといいかも。 しかしながら菜乃ちゃんかわええーーー! ★10個にしたい勢いじゃい。

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    投稿日: 2009.10.29
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    こんなに後悔して哀しんでいる人を見るのは、はじめてだった。 声を聞いているだけで、胸がちぎれそうになる。 「近松が、死を美しく純粋なものだと考えていたなら、  心中の場面があんなに痛くて苦しそうなはずはない!」 『不思議だな。この貝があれば、あと一年生きられるような気がする。  生きたいなんて思ったこと、一度もなかったのに』 『じゃあ、来年の誕生日にも、貝をあげるわ。その次の誕生日も、また次の誕生日も』 『そうしたらぼくは死ねなくなるよ』 -----この貝殻の分だけ、生きてください。 -----幸せになってください。

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    投稿日: 2009.10.16
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    本作は、遠子先輩が卒業した後の世界が中心となっています。文学部には、心葉に恋した新入生、菜乃が入部し、物語が進みます。 今回の物語で、心葉の成長っぷりと若干の頼りなさが垣間見えます。また、それ以上にもまして頼りない(かわいらしい?)菜乃が、最後に心葉のフォローをする点にはニヤリとさせられました。 次巻以降、心葉やななせ、菜乃の心情がどのように移り変わるのか楽しみです。

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    投稿日: 2009.09.22
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    外伝的とはいえ、ストーリーには高い緊張感と密度があり、立派に「文学少女」。で問題は新ヒロインの"菜乃"。好みは分かれると思うが、私はこういう人の迷惑を考えず一生懸命なキャラクターはすごく苦手。でも続編は読むと思う。

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    投稿日: 2009.08.18
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     年老いても、結婚から何年経ってもお互いを好きでいられるか、  そうでなくても、どんなに時間が経ってもお互いを思いやれる夫婦は、  無数にいる夫婦の中でも一握りに過ぎないのでしょうか?  色々な結婚があるとは思うのですが、    屋根の下でただ「いる」だけで、お互いが既に人間ですらないような、そんな夫婦も存在します。  年老いても、互いの顔を見た時に笑顔が浮かぶような、そんなご夫婦は、  きっと奇跡のような存在なのでしょう。 

    0
    投稿日: 2009.06.28
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    遠子先輩がいないのは寂しいですが、新しく入ってきた菜乃ちゃんが元気で真っ直ぐで可愛いですv心葉とのコンビ結構好きかも。

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    投稿日: 2009.05.18
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    今回のテーマは近松門左衛門の「曾根崎心中」、 新入部員の日阪菜乃を中心に物語が展開する。 時系列だと文学少女「神に臨む作家」の最後に書いてあった、井上ミウの二作目「文学少女」を執筆している時になる。 心葉に一目惚れし文芸部に入部した日坂菜乃は文学少女見習い、彼女は曾根崎心中について調べるため図書館を訪れる。 そこで心中相手を募集する美女、松本和と出会う。 彼女は曾根崎心中のように、お互いが愛し合ったまま共に死ぬことが最高の愛の形だと言う。 物語が進むにつれ様子が変わる松本和は、菜乃を心中に誘う。 今回初登場となった新キャラクター日坂菜乃は遠子先輩に比べたら、なんちゃって文学少女で本の知識がほとんどない。 だけど、心葉に冷たくされても前向きで能天気で、自分よりも他人の心配をする健気な姿が好きです。 曾根崎心中が書かれた当時は、恋愛は自由でなくて追いつめられた徳兵衛とお初は曽根崎の露天神の森で情死しました。 松本和は、そんな彼らの死が最高の愛の形だと言いますが菜乃と同じように私にはそう思えません。 自殺をして全てを終わらせてしまったら、何も残りません。 あるかないか分からない死後の世界に憧れや期待を持ってはいけません。 「神に臨む作家」以来の長編なので是非読んでほしいです(菜乃の話は続くらしい)、 題材作品を生かしたストーリーとミステリー要素は秀逸。 私が読むライトノベルの数少ないシリーズの一冊です。

    0
    投稿日: 2009.05.17
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    文学少女シリーズの外伝的内容、本編最終話のクライマックス部の補完って感じでしょうか。 大人になろうとがんばっている心葉、それを慕う菜乃の物語・・・なかなかに面白いです(^^ 当然外伝なので本編&短編集も読んでいればにやっとできるネタが随所にちりばめられて いるだけに、これ一冊としての評価は★4つということで、まぁこれだけを読む人は居ないと思いますが(^^; 今回のネタは”曽根崎心中”なだけにちょっとダークなので、想像には覚悟がいりますね(汗

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    投稿日: 2009.05.06
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    最終巻から後の話。 見習いの女の子が今までにはあまりいなかったタイプの子ですごい可愛かったです。 そんでもって心葉の変化も見ることが出来てよかった。 外伝も楽しく読めそうです。

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    投稿日: 2009.05.03
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    遠子先輩がいなくなって心葉が3年生になり 下級生の菜乃が入学してくる話です。 菜乃が心葉にアタックし、琴吹さんや美羽が嫉妬するところが 面白いです。 あと、遠子先輩ではなく心葉が推理するところが必見です。 ツンツンな心葉がとってもかわいい^^

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    投稿日: 2009.05.03
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    売り上げランクすげー! 映画化もおめでとう! 外伝、前向きでなんだかかわいいです! ていうか、遠子先輩は出たりするのかしら!?

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    投稿日: 2009.04.30
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    遂に「文学少女」シリーズの外伝が発売!! 主人公の一人だった遠子先輩が卒業した後のストーリーという事で物足りなさを感じる人もいるかもしれませんが心配無用! あの心葉くんが、作中ですら「ヘタレ」と書かれているもう一人の主人公があの最終巻での別れからどう変わったかが伺えるので、前作のファンも楽しめます。また、この外伝作品から読んだ人は本編が読みたくなること間違いなしの作品です。 更に文学少女「見習い」も現れる訳ですが、今までの登場キャラクターが翳のある人物ばかりだったのとはうって変わってとても楽天的な女の子で、とても新鮮でした。 物語は今までと同じく文学作品のあらすじを散りばめたミステリー仕立てで、人間の持つ正負の両面が悲劇も救いも与えてくれる点も今までと同じです。しかし、今までよりもやや大人向けな話かなという印象を受けました。 今作では近松門左衛門の「曽根崎心中」がテーマという事で今までよりも作品を知っている人が少ないかも知れませんが、これをきっかけに古典作品を読む人が増えれば作者の野村美月さんも嬉しいのではないでしょうか♪

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    投稿日: 2009.04.29