
歳三 梅いちりん ~新選組吉原異聞~ 上
かれん/集英社
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総合評価
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
(上下巻まとめての感想) 面白かった。 作者がすごく土方ファンなんだろうなって印象を受けた。 京都でも函館でもなくて、「試衛館(多摩)時代の歳」を描いたもので、土方ファンなら知っているけど、商業小説・漫画などではあまり見かけないエピソードをふんだんに盛り込んでる。 この時代の話をしっかり描いた漫画を読みたかったから、そういう意味ではとても満足。 絵柄が少女漫画っぽくて、土方や伊庭の顔立ちがあまりに女性っぽいのが慣れるまで違和感あったけど、でも下手ではないので○。 あと、当時の建物から小物まで、背景を丁寧に細部まできちんと描いている。文化・風俗もよく勉強してるなーと思った。 風景だけでも時代劇を見てるみたい。江戸の街並みもそうだけど、多摩の川縁や道筋とか、大事なところで手を抜いてない。 彼らの生きた時代の風景をちゃんと再現しようという姿勢が伝わってきて、それが一番よかったかも。 ただ、ストーリーは花魁との恋愛(というか、恋の駆け引きっぽいけど)を中心に据えながら、ちょっと女性向きっぽい匂いがしなくもない(私は別に平気だけど^^;) むしろメインは、近藤&土方、伊庭&土方の友情かな?(笑) 伊庭八のイメージがちょっと自分と違ってたんだけど(もっとひょうひょうとした男前系江戸っ子がよかった…;)、でも商業誌では登場自体が珍しいよね。 (私の好きな)沖田はいわゆる美少年設定ではなく、近藤・土方との関係、姿・性格など、史実を意識しているような気がしたけど、この総司も負けん気が強くてかわいいなあ、と私は思う^^ 土方・沖田の関係性は、ちょっとだけ銀魂に近いような、といえば当たらずとも遠からず…かも?(笑)
0投稿日: 2011.02.10
