
総合評価
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powered by ブクログ松嶋菜々子さん主演の、この映画の大ファンです。 大学生の頃から何回も見ている映画ですが、 つい最近見て、大号泣し、原作を読みたくなりました。 繰り返し見ている中で、こんなにどうしようもなく泣いたのは、咲子の年齢に近づき、咲子とお龍さんの関係に、自分の母親との関係を重ねたからだと思います。 映画であらすじを知ってしまっていたので、最初は楽しめるか半信半疑でしたが、原作を読んで本当によかったです。 龍子さんのケアマネージャーの啓子さん、弟分のまっちゃんの人柄がより伝わり、出てくる人みんなが温かくて良い人達で心がポカポカします。 映画には出てこなかった徳島名物のすだち!小説の随所に出てきて、爽やかさを添えています。 夕立や雷の描写が、雨が降った後の土の香りを連想させてくれ、徳島の夏にくらくらするようでした。情景描写が丁寧で、その世界に引き込まれます。 他の読者さん達が書いているように、徳島に行きたくなった!眉山を眺めたい。 小説も映画もそれぞれにはない素晴らしいシーンがあるので、どちらもお勧めします。 小説の咲子は、静かで本当は不安だけど頑張って強くなろうとしている素直で可愛い感じの人。映画の咲子はキリッと強くて弱さを見せまいとしていて、だけど垣間見える柔らかさが魅力的な人。 医療の発展と、医師の育成に欠かせない献体の話も出てきて、人間の身体の尊さを感じました。 読む年齢によって感じ方が違う作品なので、繰り返し見て、読みたいと思います。 本職はシンガーソングライターのさだまさしさん、素晴らしい作家さんでもありました。
11投稿日: 2026.02.01
powered by ブクログお龍さんがカッコいい。咲子と啓子の会話のテンポが良くて、生き生きしていました。眉山に行くのが楽しみになりました。
1投稿日: 2026.01.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
地元の阿波おどりを見た数年前から、読んでみたいと思っていた。 お龍の生き方が格好よく描かれているが、壮絶な生き方だったろうと想像できる。なぜ阿波おどりを取り上げたのか、とふと思いながら読み進んだ。 阿波おどりについて「女踊りは忍耐と形式美に縛られる。不自由との闘い。しかしその不自由さによって沸点がさらに高く、熱くなる…。」と作者が記し、解説にて「これこそがまさに神田のお龍の生き方そのものだった」とあり、合点がいった。 徳島に足を運んで演舞場で観てみたい。勿論、12日に。
2投稿日: 2025.09.26
powered by ブクログ愛の貫き方にも色んな形があるけど、母は大好きな人への思いを心に閉じ込め、一切口に出すことはなく、女として力強く生きること、凛として生きることで思いを貫いた。本当に、強く逞しい人だ。 わたしは母親とはあまり仲が良くない方なんだけど、母と娘を扱った作品にはめっぽう弱い。読んでる間、こんなに泣けて泣けて仕方のない作品は久しぶりだった。 静かな場面展開と、反対に阿波踊りの熱気溢れる様子が静と動の対比になっていて良かった。
1投稿日: 2024.09.19
powered by ブクログ味わい深く読み心地のよい作品でした。 通勤の往復で終わるくらいの短い小説で、セリフに込めた思いがひしひしと伝わってきて、作者らしさが本当溢れてます。カッコいいとか可愛いとか綺麗とか、色んな美しさを感じました。良い作品だなぁ〜。読んで良かった。
82投稿日: 2024.09.17
powered by ブクログ10年前に読んだつもりだったが、恐らく、眉山と言う言葉が残っていただけのようだ。 地方を舞台にされた物語は描写が想像でき、一時でも都心から離れることができる。
0投稿日: 2024.07.28
powered by ブクログ泣ける。 そしてカッコいい。 未読の人は「何じゃそりゃ?」と思うかもしれないが、これはカッコよくて泣ける作品なのだ。 娘の咲子の目を通して描かれる“神田のお龍“の半生記。 カッコよさにも色々ある。颯爽としたヒーローのカッコよさ。高倉健のような寡黙な渋いカッコよさ。お龍さんは“粋“なカッコよさだ。 タイプは色々あれどカッコいい人に共通しているのは優しいということ。お龍さんも強気を挫き弱きを助ける優しさに溢れている。キップがよくて強くて優しい。だから“粋“だ。こんなカッコいいお龍さんのお店があれば是非行ってみたいと思わせられる。 作者のさだまさし自身が漢気があって優しい“粋“な人だ。彼の優しさと、詩人としての卓越した言葉の使い方によって「精霊流し」「解夏」「アントキノイノチ」どの作品でも泣ける。 本作も読後が爽やかになること請け合いの佳作。
22投稿日: 2024.05.19
powered by ブクログ舞台は徳島。江戸っ子の母は、不倫でできた子を誰にも迷惑をかけず、徳島で産み育てる。高校生になった娘に、問い詰められ、大好きな人の子だと包み隠さず説明する。母はお店を切り盛りしており、言うべきことは、はっきり言う。ストレートな言葉には、愛があり、かっこいい。育てるための言葉。気づかせるための言葉。何でも自分で決め、貫き通す。死後の献体まで。全てに愛が詰まっていた。いつか阿波踊りを見に行ってみたい。
1投稿日: 2023.09.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
道ならぬ恋で産んだ子を、見知らぬ土地で一人育てていくと決意した「神田のお龍」 一本気で気が強い、その気っ風の良さは男女問わず惹きつける魅力がある。そんな「神田のお龍」が臆面もなく、大好きであったと言い切る姿に、彼女は死ぬまで「女性」であったのだろう。 どうして彼の郷里に移り住んだのか、何故父親の人柄をを娘・咲子に話さなかったのか、何故献体という選択をしたのか。 添い遂げることは叶わなかった。けれど、この想いは一生自分の胸の内に秘め、その想いと一緒に生きていく。たとえ、死ぬまで彼と生きる道が交わることはなくても。この「想い」だけが、彼からもらった唯一自分だけのものだから。そんな覚悟を「神田のお龍」の生き様から感じた。 彼の郷里に移り住んだことも、献体に願い出たことも、何もできない自分からの健気なまでの愛情。 本当に死ぬ迄恋心と添い遂げるつもりだった。 それに対して、最期の邂逅では一度たりとも目を合わせない。命をかけて恋と覚悟を貫いていて、なんて美しい人生の幕引きだろう。 それ程までに愛した人に、目を合わせることもせずに、なんて苦しい恋だったのか。けれどそれが「神田のお龍」の幸せだったのだろう。 最後の「二本のパイプ」も、とても感動する。 献体として協力してくれた方々にも、人生があったのだ。人の命なくして、医学の発展はないのだな。
4投稿日: 2022.04.14
powered by ブクログ安定して爽やかな感じ。映画も見たい。主人公のお母さんのビジュアルが晩年のオードーリー・ヘップバーンで脳内再生されてた。なぜ?とも思うけど割と似合ってると思う。
1投稿日: 2021.09.29
powered by ブクログ神田のお龍の生き方がカッコ良かった。また、最期を迎える母を想って辛い中、周囲の人々と冗談を交えつつ会話する主人公の描写が生々しく、同情心が芽生えた。 表現に関しては、セミや風、雷、囃子、居酒屋などの音を用いた心象描写が秀逸。
2投稿日: 2021.08.28
powered by ブクログ凛とした素敵な女性とその娘の物語。 登場する皆が優しく温かな人たちで安心して読めた。 徳島の自然や阿波おどりの情景も目に浮かんだ。 最後に載っている解剖実習感想文集の文がすばらしく、調べてみると実在するさださんの友人の医師の方だった。
3投稿日: 2021.03.10
powered by ブクログ徳島に旅行に行くにあたって、松嶋菜々子主演の映画でタイトルだけ知っていたこの本を読んでみた。 主人公の咲子は、母の瀧子が不倫相手との間に産んだ子で、ずっと父を知らずに生きてきた。この母子2人の関係が話の軸で、母の死期が近付いて、改めて母の生き様を知るという内容。 母がとにかく強くて、かっこいい。言いたいことははっきり言うが、筋が通っていて、敵も多いが、慕う人も多い。だけど、いくら相手に強く惹かれたとしても不倫相手の子供を産んで一人で育てるという覚悟はなかなかできないなあと思った。映画になるほど面白いとは感じなかった。
1投稿日: 2021.02.03
powered by ブクログ愛する人の子どもを、一人で育てていこうと決意して、強くまっすぐ生きてきたお龍さんと、その娘咲子の話。 お龍さんの、優しさ、間違ったことに対する毅然とした振る舞い、病気の苦しみを表に出さない我慢強さ、身のしまい方、愛の貫き方。かっこよかった。 徳島の夏が目に浮かぶようでした。
2投稿日: 2021.01.18
powered by ブクログ決意と想いを胸にしまい最後まで美しく生き抜く 徳島の阿波踊り 自由奔放で明るい男踊りに比べて忍耐と様式美の女踊り。 しかし、その不自由さによってさらに熱くなる心。 劇中でまさしくこう記されている女踊りのような生き方をしていた、母こと神田のお龍。 最後の二人の刹那の出会いは二人に何を思わせたのだろうか。 一人は涙をながしながら見つめ続けるが、 もう一人は決して目を合わせることもせず、表情すら変えない。 解説には未練があるから男は女をじっと見つめ、未練があるから女は男を見ようとしない~ とある。そういう部分もある思うが、自分は 男は男踊りのように自由に思いを馳せたから涙し、 女は女踊りのように忍耐でもって自分の姿を美しく見せたかったのではないか、とも思った。 そして最後にある寺澤の感想。 たとえその時そのように強く感じた想いも、時が経つにつれて簡単に忘れてしまうし、 また他人によって想いが簡単に変化してしまうのだということを思いしらされた。 自分自身の昔のことを思い出しながらゆっくりと、泣きながら読ませていただきました。
2投稿日: 2020.12.24
powered by ブクログ安定のさだまさし。 さださんの物語には良い意味で悪人が出てこず、優しい話なので安心して読み進められます。
4投稿日: 2020.07.25
powered by ブクログ作中に時々出てくる阿波踊りのお囃子のフレーズが其々の場面展開を盛り上げてくれる。 本書を読んで阿波踊りを見に行きたいなぁと思った。 母の余命が幾ばくも無い、娘の咲子は帰郷し母の看病にあたることとした。 江戸っ子気質でカチンと来たら手のつけられない母、飲み屋の大将とお酒の好きなケースワーカーなど人情身溢れる登場人物達がストーリーを盛り上げてくれる。そんななか咲子は母との半生を振り返る・・・ 一晩で読めてしまう200ページ!
1投稿日: 2018.11.30
powered by ブクログつい最近、映画のTV放映を見たので、興味がわいて読んでみた。 ストーリーも微妙に違っていて、お母さんと娘の関係がよくわかって、映画より本のほうが好きかな。 でもお瀧さんのイメージは映画と本がとってもマッチしていて素敵だなぁと思いました。
1投稿日: 2018.10.12
powered by ブクログ阿波踊りを通して、自分が生きてきた場所、自分を作っているものを伝え、命の使い方について考えさせられました。
1投稿日: 2018.09.01
powered by ブクログ母親の決意とは何たる堅さ。咲子を出産すると決めてから死ぬまで、母親としての顔しかもたず一切の女の顔を殺してきた母、龍子。強すぎる決断力と精神力に涙がでる。
1投稿日: 2018.05.29
powered by ブクログこの本を読んで阿波踊りを見に行きました。 神仏に捧げる祭りではなく、阿波城の築城を祝って人々が楽しむ祭りを許した蜂須賀公。二拍子の鉦の音に合わせて踊る、阿波踊りは私の夏の楽しみとなりました。
2投稿日: 2018.04.11
powered by ブクログ徳島に4年間住んでた身としては 街の風景が思い浮かび、どこか懐かしく感じる作品。 とくに阿波踊りについての描写は、本当に巧い。 阿波踊りの練習の音(鉦を鳴らしたり、笛を吹いたり)が聞こえ始める初夏の夕方、県外出身の自分でも何か体の内側から“ぞめき立つ”あの感覚、それを見事に文字で描いている。 徳島にゆかりのある人には徳島の良さを改めて認識してほしいし、徳島をほとんど知らない人にも読んでほしい(そうしたらきっと徳島いいなあと思える)一冊。 綺麗な物語だった。 徳島、やっぱ好きだなあ。
3投稿日: 2017.01.26
powered by ブクログ徳島を舞台にしたさだまさしの小説。女手一つで育ててくれた母ががんに冒され余命数カ月と告知された一人娘の主人公。母はもともとは江戸っ子で訳合って徳島に来て店を持った。母の余生に寄り添う中で、背筋をピンと伸ばした母親の正しい生き方をより一層知ることになる。クライマックスは8月の阿波踊り。踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損損のリズムが情景に浮かぶ。個人的にはぜひ見てみたい徳島の阿波踊り。この小説でその気持ちが強くなった。
1投稿日: 2016.10.02
powered by ブクログお龍さんの大好きな人への真っ直ぐな気持ちが、最後まで彼女の生き方に表れていた。そんな彼女の生き方にたくさんの人が魅了され、救われたのだろう。描写が美しかった。
0投稿日: 2016.07.08
powered by ブクログ切なく苦しい恋が胸に熱く残る一冊。 狂おしいほどの想いというのは、本当にこの世界に存在するのだと、自分も身をもって知ったわけで、そんな中この小説は、とても大切な一冊になった。 気が遠くなるほどの隔たりの後の一瞬の逢瀬の瞬間が、切なくも本当に美しくて、心が熱くなりました。 この人の人生と私の人生が熱く交差したことは確かにあるけれども、全く異なる別の道を、私は誇りを持って生きてきたのだーー 無言の母に胸を打たれた。母は「一生を賭けた大好きな人」と今、命懸けですれ違っている。 そうして"神田のお龍"は「大好きな人」に最後まで一切迷惑をかけずに死のうというのだ。 どれほど切なく、苦しく、愛おしいことだろう。
0投稿日: 2016.05.28
powered by ブクログ複数の作家による短編集story sellerのさださんの小説が素晴らしかったので初めて本を購入しました。 期待に違わない素晴らしい本でした。 また彼の別の本も読んでみよう。
0投稿日: 2016.01.29
powered by ブクログ献体に興味が沸き、随分前に買ってあったので年始に読み返してみました。 さださんの小説は何冊か読んでいますが、「眉山」ほど読みながら映像が浮かぶ作品は無いですね。 徳島の阿波踊りの様子がとてもエネルギッシュで、登場人物たちの方言とともに、徳島へ旅行へ行ったような気持ちにさせられます。 献体についても知ることが出来、文章も読みやすくて、母と娘、それぞれの恋がとにかくロマンチックでした。 キュンキュンしたい人におすすめです。
1投稿日: 2016.01.12
powered by ブクログ切なくて優しくて格好よい。粋な女、神田のお龍みたいな凜とした女性の生ききる人生、なかなかできない、、、何度も泣きそうになった。 まさしさん、毎回思うけど才素晴らしい。
0投稿日: 2015.11.02
powered by ブクログ東京で働く咲子は、故郷の徳島で一人暮らす母が末期癌で数ヶ月の命と告知される。徳島に滞在し、母を看取ろうと決心した矢先、咲子は母が自分に黙って「献体」を申し込んでいたことを知る。それはなぜなのか?やがて咲子は、まだ会ったことのない父の存在と、母の想いに辿り着く―。毅然と生きてきた女性の切なく苦しい愛が胸をうつ長篇小説。
0投稿日: 2015.10.18
powered by ブクログもうすぐ亡くなってしまう母と娘の物語。 母は最期までカッコよかった。そこから出会う人も現れるけど。 母の命と引き換えに会ったことのない父のことを知る。 阿波踊りのような美しい舞を舞ったような人生を送った母。 こんな筋の通った人生を送れたらいいなと思うのだ。 静かに心に響く作品。
0投稿日: 2015.10.11
powered by ブクログさださんが書かれた小説を読むのは初めてだが、長崎生まれの筆者が高地という知らぬ土地を題材にした作品を書くのは苦労しただろうと思う。 母の死を間近に控え咲子の思いを鑑みると、年が近い私も自分の身に置き換えて感情移入がしやすかった。
0投稿日: 2015.09.20
powered by ブクログ映画を観たはずなのだけど、こんなお話だったっけ、と何度も疑ったくらい記憶に残っていなくてびっくり。自分が咲子と同じくらいの年齢になったのもあるのかもしれないけれど、もう一度映像で観てみたいと思わされた。 うちの母は健在だし、父もいて、咲子と状況は全然ちがうけれど、親を思う気持ちは誰しも共通するものがあるのではないか。だからぐっとくる。 「芝居はね、芝居と知れたが最後だよ。『通り抜け無用で通り抜けが知れ』ってね。通り抜け禁止って書いてあれば、通り抜けられるのがすっかりばれちまうだろ?」 神田のお龍さん、カッコイイなぁ。
0投稿日: 2015.04.08
powered by ブクログ高校生の日記でも読まされている様な文章である。 しかし、最後はさだまさしワールド。ほろりとさせます。エライヤッチャ、エライヤッチャ、ヨイ ヨイ ヨイ ヨーイ
0投稿日: 2015.03.05
powered by ブクログさだまさし氏の本が大好きです。やわらかく優しい愛が切なさを包んでいます。 本書の題材は、私が弱い「母子の愛」「癌」だったので、心にずん、と来ました。たくさんの人に愛されながらも、自分は一人だけへの思いを胸に、生涯が終わっていく。それを見守る人物もみな優しく、読んでいて幸せな気分になれます。 徳島地方の阿波踊りがとても鮮やかに描かれていて、いつかは観てみたいと思いました。
2投稿日: 2014.10.30
powered by ブクログ人の悲しみや寂しさの中に潜む大きな優しさ、強さを感じることができる作品です。映画を先に観ましたが、原作も母娘のすっうっと縦に割ったような一本気な性格がよく現れていると思います。思い馳せるものがある人は強いのかもしれません。
8投稿日: 2014.10.28
powered by ブクログとても繊細で、美しい 徳島の風を感じる物語 余命を宣告された強くて尊敬すべき母との最後のときを描いた作品 家族、ふるさと、生きること、死ぬこと、伝えること 静かに、穏やかに語りかけてくる そんなお話 ラストシーン とある医大生の実習感想文 『二本のパイプ』 うるうるです•(☍﹏⁰)。
1投稿日: 2014.09.24
powered by ブクログ裏表紙に書いてある通り、咲子のお母さん、龍子の毅然とした生き方。 昔別れた夫に対して、一度交わったけれども、まったく異なる道を、誇りを持って生きてきた、と。かっこいい。
0投稿日: 2014.09.21
powered by ブクログ神田のお龍のかっこよさに最後まで心打たれました。最後の演舞場での再会のシーンで前を見続けるお龍の姿には、お龍の強い生き方全てが現れていて涙が溢れました。
0投稿日: 2014.09.16
powered by ブクログ家族、人と人との心のつながり、そんなテーマに貫かれた物語を紡ぐ名手。 さださんには、そんな言葉が似合う気がします。今作も、めちゃカッコイイ母親が登場し、主人公が霞んでしまうほどの圧倒的な存在感♪ 映画版は観てないんですが、正直これを読んでしまっているので、誰が母親役 お龍さん を演じても違和感が出てしまうかもしれないので、観ない方がいいかな?とか思ったりw 不思議な感動があり、舞台の徳島、眉山あたりへ旅行に行ってみたい気分になります。祭りも見てみたいな~♪
2投稿日: 2014.07.22
powered by ブクログ度々ほろっとし、なかなか一思いに読み切らなかった。 お龍さんの生き方は、ある意味では我儘な生き方でもある。全ての選択が彼へ繋がっていて、咲子でさえもその中の一部であるのかもしれない、とも思える。しかし、何の見返りも必要とせず、実に潔く生きている。上手な生き方ではないが、とても愛おしい。咲子が父について駄々をこねなかったのもわかる気がする。 お龍さんが彼と再会するシーン、死に際してまで自分の信念を曲げなかった、「私はそういうふうに生きてきたのだ」が全てを表している気がする。 尊敬する方にいただいた本です。思い出深いものになりました。
2投稿日: 2014.07.13
powered by ブクログ2014.5.19ー34 解夏同様に美しい風景そのものを読んでいるよう。阿波踊りの歌詞と最後の解剖実習感想文が印象的。
0投稿日: 2014.05.19
powered by ブクログ面白かった。 かなり前に映画をみましたが、その頃は、さださんの原作とは知らずにみていました。 小説は、さださんらしい余韻が残る感じでよかったです。でも、「アントキノイノチ」のような強烈なインパクトはなかったですね。 ちなみに、映画はあんまり印象に残ってないんですよね。
0投稿日: 2014.05.03
powered by ブクログ古本市で手に入れた一冊。 突然知らされた母の余命。そばで見届ける事にした娘が、母の人生と共に自分の根本をも見つめ、発見していく姿が、徳島の阿波踊りという祭りを背景に描かれる。 母の龍子さんの生き様がカッコいい~お手本が見つかったけど、なかなかこんな風には生きられそうにないなあ…でも努力してみよう。
0投稿日: 2013.12.13
powered by ブクログ自分の思っていることを、大胆にかつ優しさを込めて諭す。そんなことが出来る大人になりたい。 さだまさし大好き20代OL
0投稿日: 2013.11.10
powered by ブクログ以前から読もうとは思っていたのだけど、積ん読状態で、今回中四国読メのオフ会@徳島の開催を前に徳島に関する本として読了。 お母さんの男前な生き様と、女としての生き様、親の人生を知らずに逝かせることのないように、自分の親のこれまでの人生を少しでも知りたいと思いました。 それにしても、阿波踊りは「見る阿呆」として、一度は訪れてみたいですね。
0投稿日: 2013.10.10
powered by ブクログお龍さんかっこよすぎる! 私もこんなおばあちゃんになりたい! いぁ。 おばあちゃんっていうのには忍びないですが。 こんな風に自分に正直にかっこよく生きられたらなぁ。
0投稿日: 2013.09.07
powered by ブクログ神田のお龍の生き様が、とにかく格好いい。間違ったことを間違っているって人にバシッと言い切れる強さ、娘への愛情の深さ。貫いた愛の形。並の人間に真似できるものではないけれど、彼女の啖呵だけでも読む価値ありだと思います。彼女が飲み屋の女将だった頃のエピソードはぐっと胸に迫るものがありました。(涙出て、気持ちよかった)巻尾の医大生の解剖実習感想文「二本のパイプ」解説まで、まるごといい本でした。さださんの本、好きだわ。
1投稿日: 2013.09.06
powered by ブクログこの筆者は、すごい。もう、作家と呼んでも良いのではないだろうか。故郷を離れている者として、切なく、また、背筋の伸びる話である。
0投稿日: 2013.08.12
powered by ブクログ映画化もされたさだまさしの小説。 解夏に続いて読んでみました。 他の作品にも負けない家族や人とのつながりをテーマにした話で どんどん内容が面白くなってきます。 本作は父のいない子を育ててきた母親の娘が主役で 余命わずかな母の強すぎる母の意志や考えに 戸惑いながら、最期を看取ろうとするストーリです。 話の終わりに母のメモをもとに東京に行き、 母の思いが全てわかった、と締められているのですが、 おおよそ推測はできているのですが、少し終わり方が分かりづらかった。 個人的に広げた風呂敷はすべてきれいに閉じてスッキリしたいので そこが少し心残りでした。 総じて子を持つ母の強さがよく伝わる作品です。
0投稿日: 2013.06.11
powered by ブクログ本当に感動した。神田の龍さんの人間味、強さに感動。文字から沸々と込み上げてくる阿波踊りの熱気、今度の夏は徳島へ。
1投稿日: 2013.06.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
阿波踊りの町(徳島県)に眉山はある。この町に移住した母のしられざる過去と、娘の知らない出生の秘密を母の死直前になり知ることになる。母は、自分の死を予期していた。娘に迷惑かけることなく、自分でケアマネージャーと相談し、ケアハウスに入所し、病状が悪化したら大学病院に入り、大学病院で学んでいる医学生のために献体を申し込み・・・。母の恋愛から介護に関係すること、医学生のための献体のことまで物語になっていて勉強になった。(ちなみに、母はパーキンソン病、すい臓がん、転移し肝臓がん) 映画は観ていないが、母役 宮本信子、娘役 松嶋奈々子は適役だったと思う。頭で描きながら読んだ。
0投稿日: 2013.05.28
powered by ブクログ母強し。娘と愛した男への不滅の愛は例え裏切られることがあろうとも、裏切らない強さ。ただただ清く美しい強さに感動。
1投稿日: 2013.05.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
映画の記憶が曖昧だったので、原作を借りて読んだ。 辛い現実や痛みと向き合う強さと、阿波踊りの日に集う人々とそのつながり、娘を想い相手を想うからこその覚悟と貫き通す意思。蛍の光のような最期。そのすべてを思い出したときにはもう泣いていた。 親孝行ってなんだろう。いつできるんだろう。だれかを愛し、だれかのために行動するとはなんだろう。と自問してしまう。 自分が未熟であることを理由に、「生と死」が不可避であることから目をそらしていた。そんな気がしてならない。
0投稿日: 2013.04.29
powered by ブクログさだまさし『眉山』読了。気風のいい江戸っ子の母は、娘に相談することなく老後の人生をすっかり決めてしまっていた。あわててそれを辿るうちに、思いがけず娘は母という女性の生き方をなぞり、強さと優しさを知る。最後まで貫いた母の愛情と女としての恋。最後のページで思わず涙腺が緩んだ。
0投稿日: 2013.02.21
powered by ブクログさだまさし著のお話は、とても癒される。 「解夏」は、原作と映画両方見たが、 キャスティングといい、風景・イメージ・表現力。 全て私の思った通りの内容だった。 そして、この「眉山」も思ったとおりの内容だった。 (映画では、こんな風に描かれているんだろうな?) と、安易に想像することができる。 それだけ、サラっと心に溶け込んでいく内容だった。 私と母の関係は、龍子と咲子のような関係ではない。 でも、もし母の命の期限がわかったら、 私は、咲子と同じ気持ちになるだろう。 そして、勝手に自分のことを決めてしまう龍子の本意を咲子が理解するように、 私も、母と生きてきた中で、母の納得できない行動・言動を理解できるようになるかもしれない。 今の私には、母の本意を受け入れる準備ができていないけど、 今から少しずつでも、理解して納得していきたいと思う。 母は、きっと「その時」のために、準備をしているはずだから。
1投稿日: 2013.01.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
全身を癌に侵されつつも気丈に生きようとする母とその娘の話です。 自分に真っ直ぐに、世間に真正面から向かって生きているこの母の姿は、とても気持ちがよくて、芯の強い女というのはこういう人をいうのだなと思いました。 他に家庭を持つ人だから、だけど、大好きな人との間にできた子供だから、たとえ一緒になれなくとも産みたい。女だからでしょうね。この考え方は。 母の命が尽きかけようとしているある夏の日、阿波踊りの会場で、偶然にも父と再会します。 未練があるから男は女をじっと見つめ、 未練があるから女は男を見ようとはしない。
0投稿日: 2013.01.05
powered by ブクログとてもよかったです。先に映画を見て、お龍さんを演じた宮本信子にしびれましたが、原作のお龍さんもいいですね!また、映画を見直したくなりました。咲子を松嶋菜々子が演じていて、印象が薄かったのですが、原作を読んで仕方ないなあと思いました。この小説の輝きは、なんといってもお龍さんと徳島の街ですね。
2投稿日: 2012.11.07
powered by ブクログ"神田のお龍"こと江戸っ子の母親が啖呵を切る台詞は、一本筋が通っていてとにかくカッコいい。宮本信子氏が演じたいと言うのも頷けた。 主人公咲子が、父と母をカメラの同じフレームの中に収めようとする場面は、いちばん感情移入した。今にも阿波踊りのよしこの節と鳴り物が聞こえてきそうだった。 残念だったのは、寺沢医師がラストで言い放つ「そうだったのか」という一言。たぶんこういうことなのだろう…と考察してみるものの、どこにそんなことが書いてあっただろうかと何度も最初からページをめくっては確かめてしまった。母親が献体を申し込むことになった要となる場面なのに、説明不足でいかようにも意味が取れる。「解夏」のように納得のいく結末を期待していたのに、うーむ、ガッカリ。
0投稿日: 2012.10.14
powered by ブクログ神田のお龍といわれた、気風のいい女だった母親の人生の全うの仕方を通して、彼女の悲しみや想いを振り返る娘。 さだまさしの本が出ているのは知っていたけれど、これまで作家としてのさだまさしには触れずに来ていた。 この本を読んで、まさに 人間が大好きなさだまさしの触れたような気がする。 最後に掲載されていた、宮崎大学・医学部の学生の解剖実習の感想文に触れたとき、きっと彼は、献体として医学発展のために自分の体を提供してくれた方々の人生を思い描いたのだろう。 彼の思った人生は、彼の歌そのもののように、人間を慈しみ、敬い、そしてやさしい言葉としてこの本になったのだろう。 昔からさだまさしの歌が大好きだった私としては、あのころのまっさんに出会えた気がした。
0投稿日: 2012.09.19
powered by ブクログ映画版と小説版、印象の違いを楽しむのも良いかもしれません。眉山に関しては、個人的には映画の方が好み。
0投稿日: 2012.05.05
powered by ブクログ偉大な母のお話。一番のテーマは「献体」これを是とするか非とするか、遺族の立場を思うと、考えさせられる。
0投稿日: 2012.03.14
powered by ブクログ主人公の母さんがかっこよすぎて惚れてしまった! 阿波弁がいい。温かみのある言葉だ。一度だけ徳島に行ったことがあるが、眉山に行かなかったことが悔やまれる。
1投稿日: 2012.02.16
powered by ブクログさだまさしの読書2冊目。 途中まで電車で読んでたけど、これは絶対に泣く!と思ったから後半は家で。。(笑) とにかく主人公のお母さんが素敵な人。 カッコイイ。 周囲の人が慕い、人間的に惚れる気持ちがわかる! このお母さんはうわべだけでなく、人としてカッコイイ! やはり人を引き付けるものは外見ではなく、その人の内からにじみ出てくるものなんだなぁ。と改めて思った。
0投稿日: 2012.02.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
神田のお竜さんは流石! あそこまでびしっと言ってくれる人なかなかいませんよ! ワーカーさんやお龍さんのおせわになった人たちとの咲子の心温まる交流劇は読んでて胸に去来するものが逢った。 著者はこういう作品を書かせたら右にでるものなし?
0投稿日: 2012.02.08
powered by ブクログ2日で2回読んだ。 読まずにはいられなかった。 読めば読むほど、染みる。 阿波踊りの音楽と人の感情が、どくりどくりと進んでいく。 私の胸も高鳴ってしようがなかった。 未練があるから男は女をじっと見つめ、 未練があるから女は男を見ようとはしない。 慕われること。女であること。人を愛すること。 人間としての強さに魅かれてしようがない。 息が止まる。 時間が止まった。
0投稿日: 2012.01.04
powered by ブクログシングルマザーとして自分を育ててくれた母親が人生の最後を迎えるにあたって、聞けなかった父親のことや、母親の生き方が明らかになっていく。
0投稿日: 2011.12.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
そう遠くない未来に死を迎えるであろう母と、 その母と時間を共に過ごすため地元・徳島に留まる娘の話。 出張での新幹線内で読んだのですが、車中で思わず涙。 静かに、やさしく心に染みる文章も好きです。 久しぶりに良い本に出逢えました。 「親が生きてるうちに親孝行するのではなく、親が元気なうちに親孝行するんだ」 確かに。
0投稿日: 2011.12.15
powered by ブクログ批判も多いですが私は好きです。個人的には不倫という点はあまり気になりませんでした。それ以上にお龍さんのかっこよさに夢中になりました。お龍さんは理想の女性像です。
0投稿日: 2011.11.27
powered by ブクログなんとなく古本屋で見つけて読んでみた。一日ですらりと読めました。そんなつもりで読んだのではないけれど、医療従事者を目指す身として読んでよかった。お龍さんと話してみたい。
0投稿日: 2011.11.21
powered by ブクログ映画化されてたし!と期待して読んだけれど、印象がありません。設定が古典的で私はすんなり入れませんでした。先に映像の情報があると頭の中で俳優さんの顔が浮かんでしまって素直に読めません。いけませんな。踊りのシーンは映画で観ると良いのかな。
0投稿日: 2011.10.23
powered by ブクログ今、上映中の「眉山」 映画にしようか本にしようか迷った挙句に本にした 以前、「解夏」を小説で読んでからDVDを観た その時「小説の方が良いな・・・」ってのが正直な感想だったから・・・ しかし・・・ 泣けたよ、確かに泣けたけど「解夏」ほどではなかったな 意外と映画観たらまた違うのかな? ただ、この小説に書かれていた「献体」については考えてしまった 献体もそうだけど、臓器提供とか・・・ もし自分の家族がそういう意思表示をして登録をしていたら、私は故人の意思を 尊重できるだろうか? こういうのって、遺族が拒否したら個人の意思は通らない・・・ 逆に自分はそういう意思表示ができるだろうか 難しいな・・・考えちゃうな・・・ って、小説は別のところで考えてしまったのでした
0投稿日: 2011.10.15
powered by ブクログ映画化されたのは知っていたけど、話題に乗れず未鑑賞なのを後悔した。主人公咲子の母龍役は宮本信子さんで間違いなかったことでしょう。死に際でそのひとの人生が分かるってよく言うけれど、人間請うありたい、こんな死に方が出来たら...と後半三分の一はティッシュ片手に一息に読ませてくれました。素晴らしい。背筋を伸ばして生きていこう!
0投稿日: 2011.09.18
powered by ブクログ眉山、徳島、阿波踊り。 胸がときめく単語です。 映画化された頃、友人が持ってた文庫を借りて読み、その後自分でも購入。 阿波弁の登場人物がいっぱいな本なんてそうそうないから、嬉しくて音読する勢いで読んだ。 さだまさしさんすごいなぁ。 咲子の母・龍子がとても格好いい。 咲子の父と別れた後、徳島で店を始めたシングルマザー。 「母だから言えなかった。娘だから聞けなかった。」 って映画のキャッチコピーだっけ? そういうことは沢山あるんだろうな。
0投稿日: 2011.09.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
作者の本を読むのは「解夏」に続き2作目になるが、相変わらず情景描写が美しい。映画のワンシーンのような光景が目に浮かぶ。 最後の阿波踊りの場面はのめり込むように読んでしまった。時が止まったようなすれ違いの瞬間がなんとも言えず胸が熱くなる。毅然とした母は無言のまま通り過ぎていく。 --- 私はそういうふうに生きてきたのだ。 この人の人生と私の人生が熱く交差したことは確かにあるけれども、全く異なる別の道を、私は誇りを持って生きてきたのだ --- スタバで読んでなかったら、嗚咽して泣いてしまっていたかも知れない。ジーンとくる一冊。
0投稿日: 2011.09.04
powered by ブクログ主人公は東京の旅行代理店に勤める三十代女性・咲子。 咲子はある日、徳島で一人暮らす母の体調が良くないとの連絡を受け帰郷する。そして母が余命幾ばくもないことを知った咲子は、母の残り少ない時間を傍で共に過ごすことを決める。そうした矢先、母が「献体」を申し出ていたことを知らされ―― 母と過ごす短い夏、咲子は母の想いをそして強さを、改めて実感することに。 元は生粋の江戸っ子だった母・龍子の気丈さには感服するばかりだ。気っ風がいいとはこういう人物のことを言うのだろうか。 全くの他人に対して、悪いことは面と向かって悪いと言ったり叱ったりできる大人が今の世の中どれだけいることだろう。しかもただ相手を叱るだけではなく、そこには相手のための思い遣りがある。だからこそ厳しく説教された人間も、次に会う時には龍子のファンになってしまっているのだ。 こういう人が自分の周りにいたら、やはり慕ってしまうだろうな。 以前読んだ『解夏』もそうだが、さだ氏は所謂日本の「田舎」や「故郷」の、素朴でじわりと心身に沁み入る風景を描くのが上手いと思った。 今作では何と言っても阿波踊りの描写が印象的。実際に目にしたことなどないのに、読んでいる合間合間にふと耳元でお囃子が聞こえるような気がした。
2投稿日: 2011.08.26
powered by ブクログ「女性の生き様」を描いた素晴らしい作品。 母親一人に育てられたその娘は、母の死を目前にして、様々なことを知っていく。 母親といえども一人の人間。 そして、一歩家を出れば、娘の知らない女性であり、どれだけの人に信頼されているか…。 そんな女性の人生が何とも言えぬ優しさに包まれて描かれている。
0投稿日: 2011.08.03
powered by ブクログ気っ風のいい女性って素敵。 自分の母はどうだったんだろう… なんて考えてしまいました。 心温まる一冊。
0投稿日: 2011.08.03
powered by ブクログこんなに強い意志を貫ける女性はそうそういないと思う。 女性として「生ききる」ことの難しさ 考えたこともなかった。
0投稿日: 2011.07.19
powered by ブクログよしなぁぁぁぁ!!!!これっっ!!これ、舞台徳島っっ!と・く・し・ま・っ! 真保のボーダーラインを読んで、二人で「知ってる地名での話って異様に親近感湧くねー!」って興奮したよね! 君の地元の話があったよ~!!うらやまC~~~~! で、これさだまさしってあのさだまさしだよね。 正直あまり期待してなかったんだけど、意外に普通に楽しめました。 超自立的・江戸っ子母ちゃんがパーキンソン発覚と同時に高名な店をたたみ一人で勝手に病院に入るところから話が始まります。そんな勝手に何でもやっちゃう母ちゃんに娘は腹を立てつつも、常にきっぱり正義を行う態度を尊敬してて、だからこそなんで母が私生児を産み徳島へ来たのかずっと不思議に思っています。なぞが解けるのは母ちゃんが死ぬ前に親友に託した箱の中。徳島にはかつて愛した父がいて、離れてもその近くにいるためにって話です。強い女です。 そんなことよりも母ちゃんやヘルパーさんのの徳島人としてもプライド、特に阿波踊りのあたり、そして娘に引き継がれるその魂。いいですね。地元愛。
0投稿日: 2011.05.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
東京の観光会社で働く咲子はある日、自分が「神田のお龍」で通った生粋の江戸っ子である母、龍子と別の家庭を持った男性との間にできた子どもであることを知る。最初は母を責めた咲子だったが、末期癌と診断された母「お龍」の潔い生き方に心動かされ、その想いに心動かされていく。 お龍さん、かっこいいです。 江戸っ子としてのプライドだけじゃなく、常に先を見、最善を選択していこうとする眼差しみたいなものを感じた。
0投稿日: 2011.04.27
powered by ブクログ初のさだまさし作品。この前コミック版を読み、非常に内容が良かったので、原作を読んでみることにしました。 前にちらっと原作をのぞいた時には、結構方言がきつくて、読めなさそうに思いましたが、実際に読んでみると全くそんなことはなく、ちゃんと意味もわかりました。 別の小説と勘違いしたのかもしれません。 原作を読んで思ったことは、コミック版はかなり原作に忠実だということです。 セリフ一つにしても、きっちりオリジナルを踏襲しており、原作をきちんと読みこんで、イラスト化してあり、これまで読んできた、コミック化作品の中でも、かなり原作の空気をそのまま守っているものだと、あらためて思い返しました。 話の流れはわかっているので、人物の心理描写に集中できます。 さだ氏は、登場人物の性格の書き分けが上手。 女性キャラが数名登場しますが、どれもはっきりとした描写で、その人となりがわかりやすく読者に届きます。 主人公と母親との関わりがメインとなっていますが、かつて「神田のお龍」と呼ばれたこの母親がとても魅力的。 作中にもありますが、本当に「小股の切れ上がったいい女」とは、この人のことを言うんだろうなあと思いました。 献体の大切さ、しかし家族が受け止めねばならぬ覚悟の重さも、文章にするとずっしりと響きます。 ドナー提供について、考えさせられました。 最後に載っていた、寺澤大介による献体の実習感想文が、一連の話の前の話か、後日談なのか、よくわかりませんでした。 恐らく後だとは思うのですが、献体提供者は主人公の母親ではなく、緒方孝典という男性でした。 主人公の恋人、寺澤大介には、モデルとおぼしき人がいるようです。 宮崎大学医学部学生で、名前も漢字一字違いの人。 そんなリアリティも伴った、美しい作品でした。
0投稿日: 2011.03.01
powered by ブクログ中学の頃に聞いた『シンガーソングライターのさだまさし』と同じ人が書いたんだなぁ。なんとなくうなずける、納得できる事ではありました。 いい話ばかりですね。 各話ともにが良い感じで終わって、この先どうなるんだぁって感じは少々ありますが、そこはみなさん想像してくださいって感じかなぁ。 私は2話目の『秋桜』がとっても泣けました。
0投稿日: 2011.02.22
powered by ブクログさだまさしは人の感動ポイントを心得てる。 分かってて、ちょっとくさいとも思うけど やっぱり読者は泣いちゃうね。
0投稿日: 2011.01.09
powered by ブクログ深く読みたいところがあっさり書かれていたり、物足りなさが残る。ストーリーは素敵なのにな。「神田のお龍」のお母さん、かっこいい女性だ。
0投稿日: 2010.12.17
powered by ブクログついに読んでしまいました。前半は、なかなかまっさんの口調が頭から離れず大変でした。映像は、まだ観ていませんが、機会があれば観てもいいかな?
0投稿日: 2010.12.15
powered by ブクログさだまさしの小説やっぱりいいね。 なんか素朴なんだけど、胸にくるものがあるっていうか。 この小説に出てくるほどの江戸っ子の人って見たことないけど、 こんな生き方ができたら、気持ちがいいだろうなあ。 死ぬ間際、死んだ後も江戸っ子。
0投稿日: 2010.11.21
powered by ブクログ-私はそういうふうに生きてきたのだ- 自分の死が迫る最後まで自分の生き方を貫く母に 胸がうたれる。 それに物語を通して流れる阿波踊りの鼓動が加わり、 この物語の芯ができているように思える。 ただ「泣ける」とは言いたくない、 気持ちのよい感動だった。
0投稿日: 2010.11.13
powered by ブクログ母親と娘のお話。 母親のかっこいい生き様。 母が愛した人。 突き通した愛。 誇れる人生を私も生きたいと思った。 母のことをたくさん考える本でした。
0投稿日: 2010.11.11
powered by ブクログ『解夏』も大好きなんだけど、これも最高です! 『眉山』はリリーさんの『東京タワー』に近いかな。 母の強さ、想い、生き方。 母の死を目前にしてそれらを知っていく娘。 ひさびさに泣ける小説を読みました。 ほろりと、すぅ~っと、そんな風に目尻に溜まって 零れてく涙を流してしまうところがいくつかありました。
0投稿日: 2010.09.16
powered by ブクログ再読。 映画になった作品です。 さだまさしさんの作品は解夏が最初に出会ったもの。 すごくきれいな文章で、体にすぅっと入ってくる。 思わず涙が止まりません。
0投稿日: 2010.09.06
powered by ブクログ映画の予告を見て、なんとなく気になっていました。 そしたら家に小説があるではないか…!と、いうことで即読みました。 薄い本なので、すぐ読めちゃいます。 死期の迫った母を持つ娘の話。 その人の事を思って、きっちり叱る事ができ、理解と愛のある強い母の生き様は、見ていてスカっとするし、惚れ惚れする。憧れますね。 少しずつ明らかになる真実や、人の変わりいく様に、胸が熱くなる良い話でした。 この本の解説で印象に残った文があって、特に惹かれたのが以下の文。 「男の未練と女の未練とはこうも違うものなのか。未練があるから男は女をじっと見つめ、未練があるから女は男を見ようとはしない。」(解説より引用) なんだろ、うーん、なるほど…と、思ってしまった。 この文には続きがあるけれど、出来れば本編と解説の両方を読んで感じてほしいな。
0投稿日: 2010.08.26
powered by ブクログ2010.8.22読了 神田のお龍、泣かせる。映画化されてるけど自分なりに配役を想像しながら読んだ。
0投稿日: 2010.08.23
powered by ブクログ江戸っ子な母が病になったけど、死ぬまでの道筋を娘に相談せず決めてしまっていた。しかも献体にだすことまで・・・そのことに腹をたてるが、母の行動には意味があってそれが分かったとき本当に感動しました。
0投稿日: 2010.06.02
powered by ブクログやられたー!!な一冊 あんまり語りたくない一冊でもあり・・・ 「だーい好き」って、なんてすごいことなんだろう 少しでも興味があるなら、読んでみて欲しい一冊 うちの祖母もお薦めしてマス やっぱ、すげぇな"さだまさし"
0投稿日: 2010.05.18
powered by ブクログ東京で働く咲子は、故郷の徳島で一人暮らす母が末期癌で数ヶ月の命と告知される。徳島に滞在し、母を看取ろうと決心した矢先、咲子は母が自分に黙って「献体」を申し込んでいたことを知る。それはなぜなのか?やがて咲子は、まだ会ったことのない父の存在と、母の想いに辿り着く―。毅然と生きてきた女性の切なく苦しい愛が胸をうつ長篇小説。(amazonより抜粋)
0投稿日: 2010.05.01
powered by ブクログ「献体」という聞き慣れない言葉が作品のメインテーマです。 「献体」とは、自分の死後に体を医学研究のため解剖体として提供することだそうです。 「献体」というテーマを通して、母親と娘の絆を描いた内容です。 「生」と「死」ということを考えさせてくれる素晴らしい作品です。 松嶋菜々子と宮本信子主演で映画化されています。 また引き続き宮本信子主演で舞台化もされています。
0投稿日: 2010.04.30
powered by ブクログ★★★ 愛と生を教えられました☆彡 すごくすごく良かった……!! さださんの本は『解夏』以来だったんだけど、 この本でさださんがすごく好きになった☆〃 末期癌で残り数ヶ月になった母親と共に過ごすことで、 その生命と愛情の深さを感じる咲子。 〝神田のお龍〟と呼ばれた、チャキチャキの江戸っ子の母。 少しずつ過去が紐解かれるにつれ、私もお龍さんを ますます愛しく、尊敬して、大ファンになりました。 こんな風に、強く、そして深い愛情をもって人と接し、 輝きながら生きていきたいって思います☆彡☆彡 (2008.04メモ→2010.04ブクログ)
0投稿日: 2010.04.15
powered by ブクログ私のさだまさしの本一つ目。 こんな才能もあったとは!!知らなかった。 カリスマ性のある母親に守られて育った娘。 どうしてもその個人としての描写、あり方が薄く感じる。 主人公が母親であるから仕方ないかな。 どう娘は自分を見つけていったんだろうかな、と思った。 徳島にいる皆さんはみな母親つながりの人たちなんだけどな。 ところどころ涙がじんわり溢れてきた。 気丈な母の、頑固なまでに隠した愛情に対し、娘への愛情はかなりストレートに表現していたとおもう。
0投稿日: 2010.04.10
powered by ブクログ最後に“献体”についての詳細が描かれているが、ちょうど現役の医者でもあり、物書きでもある南木佳士の「医学生」で解剖実習の時の描写を思い起こし、学生から見たその時の様子と、献体する側の娘から見た様子が思いやられ、なかなか難しい問題だなあと察せられる。
0投稿日: 2010.01.14
powered by ブクログ登場人物が美しくえがかれすぎていると 逆に作り物っぽくて引いてしまいます; でも感動的な作品でした。 極端というか行き過ぎな気がする事も多少ありましたが…
0投稿日: 2010.01.01
