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総合評価

61件)
3.7
9
21
19
2
1
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    とても面白い。分厚さが気にならない軽快な文体、寄り道のない真っすぐなストーリー、ふんわりと漂う不気味さ!

    1
    投稿日: 2025.09.25
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    長いけど、ひとまとまりが程よい長さで次々続いていくから、あまり長さを感じさせない。 石動戯作が脳内でメルカトル鮎と混同されて読みながら脳内ごった煮状態。 凄惨さはないけど、なるほどなるほどの捻りが効いていて面白い。

    1
    投稿日: 2025.07.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    横溝正史好きにはオススメとあったので読んでみました。 なるほど。 金田一耕助があの時代じゃなかったらこうなるのです。 どこにでも顔を出しペラペラお話する探偵役って変人すぎるでしょ? 村人のほとんどが忘れているわらべうたに則っとって事件を犯すなんてことある? 村の人達一人一人のクセの強いことよ。 そして田舎イコール穏やかなサンクチュアリというわけではない、と。 でもなんだかんだ言って、鬼隠洞歌というわらべうたが洞窟のルートの暗号だったり、その世界観にしっかりはまれたので読み終わって満足感のある一冊でした。 ただ作者が書きたいことを詰め込んだせいかとっ散らかって収集ついてないかなという印象も持ちました。 石動戯作のことは好きになったので次作も読もうかと思いましたが、私はエラリー・クイーンはエジプト十字架の謎を1回読んだ程度だし、叙述ミステリはあまり好みではないのでやめにしておきます。

    0
    投稿日: 2025.07.19
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    横溝正史の世界観を持った現代ミステリ。 病が治る効果があるという泉の取材で、正体不明な案内人石動戯作に導かれ、岐阜県の暮枝村を訪れたフリージャーナリストの天瀬。 泉のある洞窟の所有者である、羅堂家は、洞窟への立入を禁じている。 やがて,飛騨牛の飼育をしている羅堂啓介が、神社の境内で首なし死体で発見され… 文庫で750ページを超える大作だけど、他の方も書いている通り、様々な人の視点で描かれる展開が早く、長さを感じさせません。 真相は意外な物ですが、ちょっとムリがあるかな、という感じ。 各節の見出しとなる引用文の使い方はお見事でした。

    0
    投稿日: 2025.05.10
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    牛歩みたいにゆっくり4ヶ月かけて読了。分かりやすい構成なので暫く間が空いても続きからすんなり入り込める。

    7
    投稿日: 2025.04.23
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    古本屋さんでタイトルに惹かれて購入。言葉や地名に馴染みがあって楽しかったです。いろんな人の視点で物語が進んでいくので、面白く読めました。

    0
    投稿日: 2024.02.08
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    石動戯作シリーズの1作目。 リゾート開発の計画が持ち上がった岐阜県の辺鄙「暮枝」。 癌をも治す奇跡の泉―――オカルトめいた伝説の取材に来た一同はこの土地の複雑な関係性に触れる。 やがて起きる連続殺人はわらべ歌のなぞりなのか、開発行為の利権によるものなのか、一族への復讐なのか。 技巧、メタ、幻想を兼ねた作者独特の雰囲気の一冊。  500ページ越えの大作ながら少しずつ事件の一端を明かしてゆく構成、短めに区切った多重視点で飽きずに読むことができました。 

    0
    投稿日: 2023.08.08
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    Kindleにて読了。 石動戯作シリーズ第1作なんですね。 先に『黒い仏』を読んでしまって…そちらの方は実は途中でギブアップしてしまったので…恐る恐る読みましたが、最後まで楽しく読めました。 視点が結構なスピードで変わるので、あまり長さは感じませんでした。 そして、その視点の多さ。 不穏な事件を色々な角度・心理から見れます。 それにしても…石動戯作、好きだな〜☺︎

    0
    投稿日: 2023.04.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    個人的には、現代版(読みやすい)横溝正史ミステリといった印象(何を分かった風に)。謎解きは驚嘆。でもこの本の面白さはそこじゃないと言った具合。スッキリ爽快とはいかない。読み終わった今なお「美濃牛」に惑わされてる感じ。読者に寄り添って手解きしてくれる解説に感謝。色々と納得。確かに読書玄人ほど沼にはまるかも。

    0
    投稿日: 2023.01.16
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    引用文献の量に吃驚! 現実離れしたような内容も出てくるにも関わらずすんなり読めてしまう、技術力があるんだなあ。 また大好きな作品が増えました。

    0
    投稿日: 2022.07.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「いますよ。もともと大金持ちなのに、もっと大金持ちになろうとして、破産しちゃう人とかね。ぼくは資産家の家に生まれたら、意味のないことは絶対にしない自信があるな。馬鹿息子で一生を終えたい」 石動が言った言葉なのだが、殊能将之のセンスが光る文章だと思った。 馬鹿息子で一生を終えたいなんて、なかなか書けない。 すごくいい。 殊能将之の文章は独特なリアリティーがある。 相続税を回避するために生身の人間の脊髄を傷つけて、歩けなくさせる。 1ヶ月かけて衰弱させて、下半身不随の老人を作り出すなんて、浮世離れしている。 だが、殊能将之の文章に組み込まれると違和感がない。 現実感のないアイデアが現実味を帯びる。 冒頭にすべては著者の想像の産物とあるが、奇跡の泉も本当にあるのではないか?と思ってしまう。 不思議だ。

    1
    投稿日: 2022.05.15
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    ようやっと読み終えましたねぇ…自分はやっぱりこうした想像の産物? 的な物語より前作のハサミ男のように現実を舞台にした物語の方が好きだなぁ…と…社畜死ね!! ヽ(・ω・)/ズコー 今回は岐阜県? のとある山村を舞台に物語が進行しますけれども、この舞台とて作者の想像の産物らしいですし…そうした但し書き? 注意書きがあったような…社畜死ね!! ヽ(・ω・)/ズコー なんとなく「ひぐらしのなく頃に」を思い浮かべましたねぇ…田舎の山村が舞台だと僕のバヤイ、すべてがひぐらしに思えるような… ←え?? 社畜死ね!! ヽ(・ω・)/ズコー まあ、そんなアレで推理物としてどうなんでしょうねぇ…これは…むしろ推理以外の事の方が面白かったような…登場人物の何気ない会話の中にハッとさせられる一文があるみたいな…そんなところを楽しみましたかね…。 おしまい…。 ヽ(・ω・)/ズコー

    0
    投稿日: 2022.05.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    のんびりとした村で起こるどんでん返しな事件。 村の雰囲気も好きだし、奇跡の泉の逸話もいい味。 残酷な人間の所業が隠されていて、表面的には平和に見える世界。 江戸川乱歩と横溝正史さんの雰囲気を持ちつつ、主人公と取り巻く人々のおかげで楽天的に進むのが良かった。 殊能将之さんもニヒリストなのか?と気になります。 ミノタウロス、アリアドネ、歌の話、言葉遊びが多くて、まるで俳句なのかなあと。もっと大人になったら更に味わえる小説かもしれない。

    1
    投稿日: 2021.09.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    すっかり内容を忘れたので再読。 事件が起きるまでが長いと、だらけてしまったり、飽きてしまったりするのだけど、苦にならない。各節が短いせいか、長く感じなかったのかと思ったけれど、石動はじめ登場人物が妙に魅力的?だったからかな? 出羽と藍下との掛け合いも良かった。 トリックや鍾乳洞の分岐のヒントも、読んでいて、どういうこと??ともならず、あ〜なるほど!と納得できたのも良い。こねくりまわしたり、難しすぎて無理やり納得したわけでもないので、すっきり。 ゆっくりしたペースで話が進んだ後での、さくさく進む解決編、そして「何してる人なんだ?」の石動の正体が判明する場面もすっきり。 ただ、ラストの窓音と天瀬の場面が背筋が薄ら寒くなった。逆説に満ちた村。 “ふたりは仲良く手をつなぎ。夕暮れの迫る動物園をあとにした。” 考えることを放棄して、愛することだけに専念すれば天瀬は幸せになれるかもしれないね。

    1
    投稿日: 2021.08.28
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    凄惨な死体、伝承的な感じ?を盛り込んでてて、 面白かった。 この作者さん、お亡くなりになってしまったのが 残念。

    0
    投稿日: 2021.04.02
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    この作者の作品を読むのは「ハサミ男」以来の二作目。「ハサミ男」があれほどの出来だったのでこちらの小説はどんなもんかなーと期待半分で読み始めたが良い意味で裏切られた。横溝正史ばりの舞台設定に毒と洒落を混ぜ込んだような話だった。探偵役の石動戯作のキャラ設定はちょっと薄味だったけれどそれも気にならないほどの文章力。作中に所々ある違和感を拾っていけば犯人はなんとなくわかりはしたものの細部までは詰めれず。いやー、この小説も「ハサミ男」なみに有名になってもいいんじゃないか?

    1
    投稿日: 2020.09.07
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    石動探偵が胡散臭い(面白いって意味)。 他の方がレビューで書かれてましたが、 テレビドラマのトリックっぽいかも。

    0
    投稿日: 2020.03.13
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    文庫本で700ページ超の大作だが、文章も読みやすくおもしろかった。 取材で訪れた自然に囲まれた田舎の村、不思議な力があるという泉と、怪しい住人たち。雰囲気はドラマのTR●CKのような…。この雰囲気だけでわくわくする。さらに村にまつわる歌になぞらえておこる連続殺人事件。 取材に訪れたフリーライターをはじめ、石動や羅堂一族、村人、コミューンのメンバーなど、キャラクターもとても印象的。 果たしてこの作品の着地点は、オカルトなのか、ミステリーなのか?と思いながら読んだ。もちろんミステリーとして成立している。しかし、科学でわりきれないオカルト要素もあり、それがこの本の世界観を作り上げていると思う。

    3
    投稿日: 2019.09.25
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    黒い仏を読み、共通する石動探偵を見ても美濃牛がただひたすら長かったけどよくできた話だった、としか思い出せなかったので再読してみました。初読当時は横溝作品も乱歩作品も読んでいなかったのですが今回はその知識がある分、辺境の村の謎の洞窟というだけで心躍りました。初読の感想はどこへやら、今回はただただ楽しんで次々ページをめくりどっぷり770ページに浸かりました。黒い仏での驚愕の片鱗はこちらでもすでにありますね。順番に読まない楽しさも味わえました。

    0
    投稿日: 2019.06.14
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    2018.09.11 奇跡の泉 リゾート開発 首なし死体からの連続事件 飛騨牛 長かった。ハサミ男や鏡の中は日曜日と比較するとインパクトは弱い。 古今東西の作品のオマージュが散りばめられてるらしいけど全然わかりませんでした。

    1
    投稿日: 2018.09.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    作者の本を読むのはこれで二作目。 以前読んだハサミ男も最高でしたが、これもすごく面白かった! 最初、うわ分厚いなぁ…と思ったもののすごく読みやすくて話も先が気になるのでサクサク読めた。 山奥の村の奇跡の泉とかわらべ唄とかワクワクする要素や、他の作品へのオマージュも多くて読んでて楽しかった。 こんがらがった事情も多かったのに謎解きは複雑ではなくスッと理解できるものでなんかもう本当凄い。 最後に出てきたアントニオの出番は少なかったもののインパクトはでかい…。 以降の作品を読むのも楽しみ〜!

    1
    投稿日: 2017.03.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

     文庫本にして750ページを超える大作。首なし死体が登場するまで190ページ程度かかりブロンズの牛の角に腹を突き刺された二人目の死体が登場するのまで,430ページ程度かかる。非常にゆっくりした展開の作品である。  登場人物も非常に多く,大きく分けると羅堂家の人々,コンミューンの人々,暮枝村の村人達,雑誌から取材に来ているフリーライターとカメラマンと,複数のグループが登場し,それぞれの思惑で動き,物語がかき回される。美濃牛の面白さは,それぞれの登場人物が,殺人事件とは別の思惑で動く姿がいきいきと描かれている点にある。  犯人である羅堂陣一郎=鋤屋和人は,俳句を愛する老人として描かれている。陣一郎が開く句会の様子が描かれているが,ここでフリーライターの天城が詠んだ「秋風や牛舎の牛の白い角」という句が,羅堂真一殺害の重要な目撃証言になってしまい,最終的に天城が狙われる原因となる伏線として描かれている。登場人物のキャラクターが魅力的なこともあり,句会が事件に関係がないシーンとして描かれていると思って読んでいたので,感心してしまった。  ミステリとしては全体として冗長であり,横溝正史作品へのオマージュとするのであれば,登場人物を少し減らしたり,出羽や藍下(=村長),灰田についての描写を減らすなどして,もう少しすっきりした作品にした方がよさそう。しかし,美濃牛は単なる横溝正史作品へのオマージュではなく,横溝正史が描きそうな世界へのオマージュであるように思われ,一見無駄のように思われる部分にも愛着を感じてしまう。  ミステリとしてのこの作品のポイントは,羅堂陣一郎(=鋤屋和人)が,羅堂一族との奇妙な共存関係の終焉を避けるために,自殺した羅堂哲史の首から上を切断したことにである。自殺を猟奇的な殺人と見せかけることで,猟奇的な連続殺人事件が生じてもおかしくないと思わせ,羅堂美雄が,金のために,便乗して羅堂真一を殺害するであろうことを予測していたという点。  実行犯になれる何者かが裏に存在し,連続殺人をプロデュースするという構造は,Yの悲劇に通じるものがある。羅堂陣一郎(=鋤屋和人)のお手伝いであるお栄さんが,羅堂哲史の首を切断したというのはシュールだが,お栄さんの行動がやや不自然であること,お栄さんと羅堂陣一郎(=鋤屋和人)の関係など,伏線もあり,納得できないほどではない。  とはいえ,何人ものキャラクターが登場し,いくつものエピソードが並立した形で描かれているので,要約がしずらく,記憶に残りにくい作品となっている。このような作品は嫌いではないが,しばらくたつと,大体の構成は思い出せても,何人死んで,実行犯が誰だったかなど思い出すのが困難そうな作品ではある。  全体の構成,文章の読みやすさ,キャラクターの魅力など,かなり好みの作品なのだが,印象の残りにくさも含め,あと一歩足りない印象がある。際,羅堂陣一郎が鋤屋和人であろうということは,ミステリ慣れしていると読めてしまう。サプライズを狙っているわけではないのだろうけど,ミステリを読んでいるので,サプライズがほしいのも事実。その点の割引もあって…★4で。

    2
    投稿日: 2016.05.29
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    色々踏まえていないので、深いところは分からないが、普通のミステリーとして楽しく読めた。牛肉についての知識も深まるし良かったと思う。

    0
    投稿日: 2016.02.18
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    オーソドックスな本格ミステリなのに、読みやすい。 キャラが個性的で面白い。 本格の要素も、ホラー的な面も、申し分なくラストの収まりもいい。 大傑作とは言えないまでも、際立ってよい作品でした。

    2
    投稿日: 2016.02.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    石動シリーズ1作目。 不治の病をも治す"奇跡の泉"、地域開発調査に派遣される石動、泉の洞を封鎖する羅堂家、牛舎と美濃牛の像、俳句を嗜む隠居老人、他所者の古民家に出入りする美青年、閉鎖的な村の中で次々消える赤毛一族の命。 視点は主に取材にかりだされたフリーライター天瀬のものだし、石動でシリーズになっているとは知らず読み始めたのもあり、序盤から探偵の怪しさが尋常じゃなかった笑 登場人物が多いけれどそれぞれ個性と価値観がわかりやすく、『ハサミ男』から感じる皮肉屋っぽい洞察も好調でくせになる。 事件の真相や真犯人については、なんとなく怪しい怪しいと思うところであったから意外性というほどではなかったけど、しっくりまとまっているとても楽しめるミステリ。俳句を練る風景がとても風流で好きだし、伏線として回収されたも素敵だった。 章毎の引用文が多岐に渡っていて、著者の知識量に慄く。散りばめられているはずのオマージュについて半分も拾えていないだろう自分が残念。

    1
    投稿日: 2015.06.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    再読。ピラミッドのアヌビスの次は迷宮の奥のミノタウロスで。 3歳の子どもはもっと話せるだろとか栄さん年のわりに老けすぎじゃないかとかその辺がひっかかりました。アントニオ出てくるのあれだけだったっけ?いやまあ黒い仏で大活躍だしいいか...。

    1
    投稿日: 2015.04.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    700頁を超える大長編。クライマックスで登場する美濃牛の正体は何だったのか。天瀬の幻聴?亀恩洞の迷宮と窓音の中の迷宮の対比が印象的であった。 前半は様々な人物の視点からなる群像劇で、キャラ同士の掛け合いも楽しめる。気に入ったのは藍下と出羽のコンビ。 クライマックスで美濃牛が現れたのが面白かった。それも天瀬の前だけに。美濃牛ではなく窓音を選んだ天瀬。果たしてそれは天瀬の意思だったのだろうか。 窓音の底知れぬ存在感は美濃牛をも凌ぐかもしれない。

    0
    投稿日: 2014.05.08
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    岐阜の奥地にある暮枝村。 洞窟で見つかる、病を癒すという奇跡の泉。 牛の角もつ鬼。赤毛をもつ地主の一族。 飛騨牛にはなり損なったただの美濃牛。 やがてわらべ唄を模したという陰惨な事件が起こり、村人たちは恐怖する。 にやにや顔の名探偵 石動戯作が捜査を開始する。

    0
    投稿日: 2014.03.22
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    個人的に最悪な状況で読み進めた本。扁桃炎やら、身内のクソッタレな問題やら。人はいつでもどこでも大抵俺を困らせる理解不能な存在だ。俺の思いと小説はいつでもその時々の状況にリンクする。そうだよな、アル中になったお前。

    1
    投稿日: 2014.02.09
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    石動戯作シリーズの第一作 先に「黒い仏」と「鏡の中は日曜日」を読んでしまってから本作に手を出した。 内容はオーソドックスな本格ミステリーで、前に読んだ2作どちらも最後か途中にどんでん返しがあったので、今回も何か来るだろうと身構えしていたが、特に何も来なかったのが少し残念だった。 色々な人の視点から物語が進行して行き、登場人物一人一人の内面描写からそれぞれの個性がみれた。 とにかく文章が読みやすい。

    0
    投稿日: 2014.01.02
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    石動シリーズ原点 正直に言うと読んだ直後の感想は少し薄いと感じたが、不思議と無意識に印象深かった場面が多くあったらしく、忘れた頃にも思い返せる描写や浮かぶ情景が多かった本。 何がいいのか上手く言えないけれど、何かがツボに来る。

    0
    投稿日: 2013.10.26
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    タイトルと表紙から想像していたのはオカルト要素。 実際は王道の本格ミステリ。 ミノタウロスを題材に使っているのだから、 もっと禍々しさを出した作風にした方が魅力が出たのかも。 最初の殺人がインパクトがあっただけに、その後の殺人は失速してしまった気がする。 それと窓音の得体の知れなさをもっと強調した方がタイトルとの相乗効果も出たのでは。 「ハサミ男」と比べてしまうとどうしても物足りない。

    0
    投稿日: 2013.10.24
  • いつまでも読んでいたくなる、楽しい作品

    石動探偵初登場作。 横溝正史的な世界観でオールドミステリマニアをニヤニヤさせてくれます。 個人的には途中の句会で出てくる「アクィナスを嫁に読ませちゃいけません」の句がベスト。 思わせぶりなネーミングを深読みするも良し、石動探偵のダメっぷりを楽しむも良し。 いろんな楽しみ方ができる、殊能作品の中で最大スケールの一冊。

    3
    投稿日: 2013.10.15
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    言葉遊びに見立て殺人、田舎の屋敷にとミステリ要素盛りまくりの上に、オカルトやら音楽ネタ、果てには俳句まで乗っけてしまう盛りだくさんぶり。それは800ページ弱にもなる。確かに盛りすぎ感もあるが、それでも徹頭徹尾本格ミステリだから殊能さんは信じられるな。面白かった。

    0
    投稿日: 2013.08.15
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    あ、あれ?これで終わり?もう一幕あるかと思った。衝撃的といえば衝撃的な真犯人だったけど……。結末があっけなかったけど、ストーリーは面白かった。視点が章ごとに変わるので苦手な方もいるだろうけど、私は多視点の話は好きです。あの他人行儀な呼び方は伏線だったのか〜。ムツヒゲさんと藍下さんと出羽さんと町田さんがナイスでした。

    0
    投稿日: 2013.08.08
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    長いけれどひきこまれる様に読んだ。ハサミ男とこれは人物に関する描写が読みやすいのが魅力だと思う。また事件に絡む人物たちの狂気が伝わってきてゾッとさせられた。 解説で食事の描写について触れられていたが、石動達の逗留していたおうちのご飯は本当に美味しそうだった。家庭的な料理なのに工夫が細かい。

    0
    投稿日: 2013.06.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    殊能さんの著書は思い出深いハサミ男に続き2作目。読みごたえのある長編だが、登場人物が個性豊かで楽しく読めた。序盤の親子の対比がよかった。何よりも引用の数が半端じゃない。すごくいろいろなものを読み漁っていたんだなと感心した。ご冥福をお祈りします。

    1
    投稿日: 2013.05.26
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    再読。初読のときは犯人探しが気になって読み急いでしまったが二回目はゆっくりと楽しめた。本筋に関係ないところまで必要以上の工夫が凝らされている、とても贅沢な本。3節の引用「いったい岐阜とは何だ!そんなもの、この日本にほんとにあるのか?」(小島信夫『美濃』)がツボ。それとブクステフーデ。殊能センセーの本読むと必ず調べたくなるものが出てくるよね。

    0
    投稿日: 2013.04.23
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    約10年ぶりの再読。 こめられたオマージュの濃さに(゜Д゜) ミステリとしての雰囲気は超一流ながらも どこかユーモラスで、そして感じられる怖さ。 これぞミステリ。みんなに読んで欲しい作品。

    0
    投稿日: 2013.04.17
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    さすがは「ハサミ男」の作者… 読み始めるのに気合を入れる必要があるレベルのボリュームだが、それなりの読み応えはある。ただし、「ハサミ男」を読了済の人にとっては、インパクトをもう一声!と言わざるを得ないやも。

    0
    投稿日: 2012.12.30
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    伏線がいっぱいで面白かった。 けどなんで天瀬を選んだのかとか、窓音が落ち着いてるのは結局なんでなのかなとか・・・どっか読み落としたかな・・・

    0
    投稿日: 2012.10.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2001年版本格ミステリ第5位。面白かった。解説にもあったけど、横溝正史っぽい。窓音がなぜこうも平然としているのか、なぜ天瀬を選んだのかがさっぱり分からなかったけど。寄り道がたくさんあったけど、それなりに面白かった。石動が途中出てこなくなったのは気のせいか。石動が警察の面々に好かれるのが面白い。まぁ悪い人じゃないんだろうけど。

    0
    投稿日: 2012.06.27
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    これはまた面白い小説だなー 面白いというより不思議? 本来の推理より、やたらめったら引用がでてくるのが気になる。 そこに伏線があるのでは?って感じになるんだけど。。 前作のハサミ男の印象が強いので、それを打ち消したかったのかも。

    0
    投稿日: 2011.09.20
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    ハサミ男が印象深かったので、相対的に☆4つだが 最後まで息をつかせぬ展開、逆説に満ちた、上手くまとまってる

    0
    投稿日: 2011.09.16
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    蝿の王のように、 迷宮の中で囁く、 美濃牛の声。 「わたしからは逃れられない」。 著名人物の、 牛についての、 膨大な引用。 殺人の裏に隠された、 闇の事件とは。 牛のように歩くはお前か。 遅い、遅い、遅い! 何を無駄な時間を過ごしている。 ゆっくりやってもいいが、 その人生に意味はあるか。 お前は牛のように、 命を反芻しろ。 刻参りに。。。

    0
    投稿日: 2011.09.16
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    ミノタウルス。。。ダジャレ? トリックも伏線も、もりだくさん。 まあまあ、の面白さ。 ブランド牛のステーキが食べたくなるかも。

    0
    投稿日: 2011.04.26
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    まず、第一作のハサミ男と全くといっていいほどに雰囲気が違う。それに驚いた。前回が都会の中での猟奇的な事件だったのに対し、閉鎖的な田舎で起きる一家惨殺事件。首なし死体、見立て、怪しい伝説、とくればこれはもう横溝正史の世界だ。 でも、古き良き探偵小説の雰囲気や手法を踏襲しているようでいて、どこか遊び心がある。パロディまでは行かないんだけど、少しだけ距離をとって離れたところから見ているようなそんな感じ。 個人的にはハサミ男の方が好きなんだけど、それはどこかこの世界に入りきれない自分がちょっと冷めた目で眺めてしまうからかもしれない。 (2003-07-11)

    0
    投稿日: 2011.03.31
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    石動戯作シリーズ第1作。 美濃の奥地・暮枝村にある 癌をも治すという「奇跡の泉」。 眉唾と思いながらも謎の男・石動に連れられ 取材をすることになったフリーライターの天瀬。 しかし、泉のある「亀恩洞」は 地主の羅堂家により固く閉ざされていた。 取材もそこそこに帰京しようとした矢先、 亀恩洞の入口で惨殺された首無しの死体が見つかる。 不承不承ながら村に残ることになった天瀬だったが 羅堂家の窓音という少女と出会い その不思議な魅力に次第に惹かれ始める。 村に伝わる牛鬼伝説にも擬えられるが如く 相次ぐ殺人の裏に潜んでいる怨みの大きさに人は操られていく。 事件が解決したとき、天瀬の元に残ったものは。 「ハサミ男」ほどのインパクトは無いが 登場人物のキャラクターがよく非常に読み易かった。

    0
    投稿日: 2011.03.30
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    ミノタウロスで美濃牛ですか ギャグですか と思いつつ読み始めた作品。 『美濃牛』はデビュー作とは趣向が違ったので 最初は拍子抜けしましたがすんなり読めました。 どうやらシリーズらしいので次も読みます。 ストーリーについては特になし。

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    投稿日: 2010.10.23
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    岐阜県の奥美濃地方を舞台にした、ミステリー。資産家の一族が次々殺されていく。飛騨牛になれない美濃牛、変わった探偵。奇跡の泉にリゾート開発。盛りだくさんで面白い。期待できる作家。意外なラストもいい。

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    投稿日: 2010.09.19
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    ちょっと長かったかなあ。石動探偵はわりと好きです。ハサミ男でも思ったけど食べ物の描写がやたらおいしそうだと思いました。あと引用文献多っ!

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    投稿日: 2010.07.02
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    粗筋(アマゾンから引用) 病を癒す力を持つ「奇跡の泉」があるという亀恩洞(きおんどう)は、別名を〈鬼隠れの穴〉といい、高賀童子(こうがどうじ)という牛鬼が棲むと伝えられていた。運命の夜、その鍾乳洞前で発見された無惨な遺体は、やがて起こる惨劇の始まりに過ぎなかった。

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    投稿日: 2010.01.11
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    物語のトンデモな雰囲気に馴染めず。ちょっと都合がいいなあと思う部分があったりなかったりあったり。つまらないって訳じゃないけど、私的にはハサミ男の方が好みで面白かった。

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    投稿日: 2009.10.31
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    読みごたえがあってすごく面白かったです!オチはあまり好きではなかったですが…。 でもストーリーや犯人は好きです。そして村長&出羽さん、都築氏&渡辺、石動&先輩の三組のコンビが気になってしかたありません。みんないいキャラクターしてるなぁ。

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    投稿日: 2008.04.12
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    【殊能将之作品その2】【石動シリーズその1】ミステリー好きじゃないおれにとってはあまり残ってないけど、「黒い仏」を楽しむ為に読むべき作品。 「ハサミ男」での人を食ったような雰囲気を濃縮させたような名探偵・石動戯作(いするぎぎさく)が登場し、石動シリーズにおける最初で最後の推理(!)を披露する。

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    投稿日: 2007.07.04
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    田舎の名家で起きる連続殺人事件。 探偵・石動戯作の最初のケースでもある。 一風変わった名探偵と首なし死体。 そこに盛り込まれる数々のエピソード。 横溝正史のような世界観に満ちた壮大な作品。 壮大なオマージュでもあるかもしれない。 また,引用が多く,遊び心も豊富である。 ただ,知識が広くないと遊び心がわかりにくい。

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    投稿日: 2007.06.05
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    最初がつまらなくって、なかなか読む気がしなくって、でも一度買った本は必ず最後まで読むわたし。 波に乗るまでが長かったけど、乗ったらあっという間に読み終わってた。 でも奇跡の泉に浸かった○○さんは最後、なんであんなになっちゃったんだろう? 後味悪いなぁ。 まぁ面白かったから全てよしということで。 メインキャラ(多分)の石動さんが面白いから、この人でシリーズ書いて欲しいな。

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    投稿日: 2006.11.05
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    一言で言えば冗長。作者が力を入れてるのは伝わりましたが。事件が起こるまでに本一冊分くらいの厚さがあります。あそこまで引っ張っといてトリックは意外と普通。

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    投稿日: 2006.06.28
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    ミノタウロスのおはなし。卵チャーハンカレー、おかわりください。ミステリーなのは殺人事件とは限らないとか。

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    投稿日: 2006.06.06
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    わざわざ長編にする必要があったのか、と思ったり。ホラー性もあまり感じないし推理物として読むにはかなり物足りない。

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    投稿日: 2006.03.31
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    殊能2作品目の作品。 食べ物のシーンが好きです。カレーとか、美味しそうなんだよね。 横溝作品に対するオマージュ的作品のよう。

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    投稿日: 2004.12.08