
総合評価
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powered by ブクログながかった伊507の戦いも終焉を迎える。 ローレライはどうなるのか、艦隊や船員たちは…。伊507の反撃を受けたあとの朝倉があんなことになるなんて。どの登場人物にもその存在意義があり、みんなが意志を持って行動していたのがよくわかる。 終戦後の日本の移り変わりまでも描かれていて、戦争で大変だったけど、日々急激に変化していく日本。その中に自分も含まれているんだと思うと、感慨深く思う。 この先の未来、少しでも地球が平和でありますようにと祈りたい。
0投稿日: 2025.07.14
powered by ブクログ全4冊。合計1690ページに渡る戦いが終わりました。 映画化を前提にした小説とのことですが、登場人物たちの気持ち・想いがとことん掘り下げて書かれています。 戦後80年。 色々考えさせられました。
0投稿日: 2025.04.29
powered by ブクログ長かった伊507の戦いも遂に終わりを遂げた。 きちんと最後まで物語を描き切ってくれているのに好感が持てました。 3発目の原爆投下を見事に防いで、最後はローレライの秘密を守るために見事に散っていく所など震えました。 ウェーキ島の朝倉は結局何がしたかったのか?色々理想を述べていたけど自分で動かないんじゃダメですよね。 前巻で伊507に乗るのかと思ってましたが乗らずに計画失敗。失敗したらあっさり諦めてしまう辺りで化けの皮がはがれたなと。艦長やエリックなどの方が余程最後まで責任のある行動で立派でした。 生き残った二人が日本で普通に生活し、子孫(希望)を残せた事で報われたと思います。孫娘期待大ですね。
0投稿日: 2024.05.09
powered by ブクログ10年ぶりに読み直したんだけど、やっぱり良い小説でした。 映画のための物語との事ですが、本はそれ以上に細かな事が表現されていて、終戦後、現在の心持ちとか社会情勢とか、その辺もグッと来るものを感じました。 漫画のような設定ではありますが、それは伝えたい事の道具なのであまり大切ではなく、やはり人間物語として感動させてくれます。 8月は原爆投下、終戦の時期と言う事もあり、この季節に読んで良かった。 古い小説だけどオススメです。
1投稿日: 2023.08.06
powered by ブクログ何十隻もの水上艦や潜水艦を相手の戦闘は、出来過ぎな感を否めないけれど、水中での伊507対潜水艦のバトルには、窒息しそうなくらい息が詰まった。 パウラが感じ取る、身を引き裂かれて死に行く者の断末魔を思うと心が痛い。 縁あってこの世に生を受けたからには、命を粗末にしてはいけない。 太平洋戦争で亡くなった英霊たちは、同じ思いをしながらも命を賭して国を家族を守ってくれたんだろう。 この国がとっても愛おしい。
1投稿日: 2023.04.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2004年(第1回)。8位。 思い通りにいかなかった浅倉は呆けている。戦艦乗組員はやった!そしてこれが玉砕だなw そしてその前にナーバルは切り離された。お前たちは生きろ、と。 宮崎にたどり着いたナーバル。そこから故郷へ、居場所なさそうだから東京へ。戦友のおうちにやっかいになり、サラリーマンとなり、子を作り、家族を作り、家も手に入れ。 平成。確かに浅倉のいうとおりになっているのかもしれない。二人の馴れ初めは子孫に話していないけれど。パウラ、最後はドイツ語しゃべっちゃうんじゃないかなぁ・・・。話せばよいのにね。壮大な物語だった
1投稿日: 2022.11.02
powered by ブクログ第5章と終章を収めた完結編。 自分が生きる意味、役割とは何だろうかと考えさせられる作品。いろいろあると文句も言いたくなるが、やはり大切なのは行動力。いつの時代も人はそこに魅かれるのかなと思う。ただがむしゃらに前を向いて自分の役割を全うする。簡単なように思えるが、かなり難しい。なんだかんだ理由をつけて途中で投げ出してしまうことも多い。 あらかじめ死地に赴くことが分かっていながら、どのような矜持をもって任務を全うしたか。そこで繰り広げられる人間ドラマに熱くなる。自分は何を信じ、どう生きるか、今の時代だからこそ今一度目を向けたいものである。
0投稿日: 2021.08.15
powered by ブクログなんとか終戦記念日までに読了。息つく間もない戦闘シーンの応酬にドキドキハラハラが続き、読み手の体力も消耗させられる。長かったが振り返ればあっという間で、すっかり感情移入させられ涙なしには読めなかった。一瞬帰れるのか、と希望を抱くも帰還先は本土ではなかった。 ストーリーもさることながら、久しぶりにたくさんの魅力的なキャラクターに出会えた。
2投稿日: 2021.08.14
powered by ブクログ最終巻に期待してはいけないと云う話も聞いていたけど、私には最後まで結構面白かった。なるほど、こういう形で終わらせるのねって感心。今月、WOWOWで映画やってくれる予定なので、どんな感じで脚色されているのか見るのも楽しみ
1投稿日: 2020.06.04
powered by ブクログ潜水艦「伊507」の圧倒的な海戦。 そして、終戦。 日本を、そして真摯な自分を守るために、彼らはどう戦ったのか。 そして、彼らの遺志を受け継ぐ征人とパウラはどう生きていくのか。 その筆量に圧倒された本作であった。
1投稿日: 2020.01.22
powered by ブクログ潜水艦、一度は乗ってみたいな。 海水浴とかで素潜りして海底にとどまると、さっきまでうるさい位に聞こえていた海 水浴場で遊ぶ人達の声が遠くなり 海面を見上げると陽の光がその静かさと調和する。小さい頃から好きな光景。 陸上には余計な音が溢れていて、その中から何か重要な声を聴き取るのは難しいけ ど、海の中なら聴けそうな気がする。 パウラの感覚には遠く及ばないけど。 戦争ってものに良いものはないけれど、戦争や災害のように抗うことのできない強大なものに対峙した時にこそ出る人間の優しさは本当に良いものだ。 現代社会は物質的に豊かになったからなのか、『政府が、誰かが助けてくれる』的な根拠の無い安心感が奥底にあるのか、危機感が薄い。災害や時には犯罪に出会っても優しさを発動させる初動が遅い気がする。 テロや戦争を推奨する気はないけれど、一度助けの無い絶望を体験することも現代人には必要では・・・ ・・・この点は浅倉大佐と近い考えになるのかな? この小説を読む前に呼んだ全く別の小説で『椰子の実』の詩の一部を合言葉として扱うシーンがあった。 敵国に敵国人として潜伏して敵国人のまま死ぬこともあるスパイが『名も知らぬ遠き島より流れ寄る椰子の実一つ』と聞かれた答えは次の節の『故郷の岸を離れて汝はそも波に幾月』ではなく最後の節の『いずれの日にか故国に帰らん』。 『終戦のローレライ』はこの詩から始まる。何か運命的なものもあるかも知れないけど、それよりもこんな素敵な詩が日本にはあったことを知れたことが嬉しかった。(知らなかったのが恥ずかしい?)
0投稿日: 2018.11.11
powered by ブクログいよいよ最終決戦。伊507の運命は。 その場面も、クライマックスとして、非常にいいんだけど、その後の戦後日本については、やはり考えさせられる。 こんな、今の日本でいいのか、それでいいのか。 蛇足的な感じもするが、いわゆるこの豊かさを享受している身としては、考えなきゃいけないな、と。
2投稿日: 2018.06.03
powered by ブクログ10月は、ローレライにほぼ費やされたなあ。とりあえず、10月中に読み終えられてよかったです。どんなピンチになってもクールな絹見艦長、田口やフリッツ、時岡医、熱いカッコ良い男たちがたくさん出てきて、半年分くらい泣きました。
1投稿日: 2017.10.24
powered by ブクログいよいよ壮大な物語も終幕。潜水艦伊507が決死の覚悟で敵艦隊の中の突破を試みるあたりは、映画化されたシーンが目に浮かぶようであり、作者の描出力はすごいと思わされる。ぜひ映画化された作品も見てみたいと思うのだが、映画の評判がいまいちなのが残念なところ。
2投稿日: 2017.05.14
powered by ブクログ手に汗握る戦闘シーンは具体的に書き込まれ、いちど読み始めたら止まりません。ただ、潜水艦の主砲でB29を撃墜するシーンなど、大事なところで「おいおい」と思う所もありますが。 征人とパウラの掛け合いはラノベ的で、全体的な物語の雰囲気から少し浮いています。よく言えば、史実を思わせる程の緊張感の狭間に差し込まれた清涼剤。エンタメ小説として支持される理由のひとつでしょう。 戦後60年程を駆け足で振り返る終章を蛇足と捉える意見もあります。しかし、終章によって本書は他の戦記物、SF、エンタメ小説と性質を異にしたと思います。 わたしのような21世紀になって成人した人間は、戦後史を現在の視点から遡って見ざるを得ません。つまり、今の価値観を少しずつ過去に向かってずらしていくことで、戦後史を想像可能なものにしているということです。しかし、過去へと遡る中である時1945年8月に行き当たります。それは、明らかな断絶との出会いです。 この断絶または差異をいかに理解するか。おそらく、戦後の価値観に染まった者がいまの立ち位置からいくら観察しても理解できないものだと思います。 したがって、征人やパウラのような戦中世代の生を疑似体験することで、戦後社会を戦前戦中から逆照射する必要があります。すると、社会人として勤め、結婚し、子をなし、家を建て、老いる。これらのことが全て特別な経験になっていることに気付かされます。忘れ得ぬ死者への思い、価値観の激変に対する違和感など、背負い込んだ重い荷を降ろすことができないままに。 その上でもう一度現在の視座から戦後を見渡してみましょう。戦後および今の自分の立ち位置に対し、評価の変化はないでしょうか。こんな問題提起を終章がしたのだと思います。 そして最後に、温子かわいい。
3投稿日: 2017.01.14
powered by ブクログ読みきった達成感と、ついに、終わってしまった、寂しい気持ちが半々にある。 ゴーストフリートとの戦闘、第三の原子爆弾を載せた、B-29の撃墜と、やはり、本巻も読む側の気持ちを高ぶらせてくれる場面が多くある。 その一方で、水泡に帰した浅倉の陰謀、呆気ない最期を迎えた浅倉に、力に取り憑かれた者の虚しさも感じた。 戦争を題材にした作品であるにかかわらず、この作品は、本当に色々な感情を抱かせてくれる。 このような作品を読めたことに対して、深く感謝したい。
2投稿日: 2015.10.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ローレライはあなたが望む終戦の為には歌わない 昭和20年。敗戦色の濃くなる日本に、崩壊したドイツから戦利戦艦・イ507がもたらされた。このイ507には世界の戦争を覆す秘密兵器があり、世界がこの戦艦を狙っていた。 巨大な力を持つイ507をめぐる争いは、それぞれの国家の「あるべき形の終戦」を目指す戦いとなる。手に入れた日本軍は- というお話。 か、かっこいい・・・ 福井作品は「亡国のイージス」に続いて第二弾。もともと映画化の話が先にあり、その為に書かれた原作。それゆえにちょっとSFチック。 SFというか、なんていうか。潜水艦に女の子は、ないよね・・・。至るところに映画化に向けたご都合主義とサービスがあるのでそれだけが難点。それを除いたところは最高に面白いんだけど。 最初に言っておくと、歴史ものではないです。過去の「戦争」の事実のみを使用したフィクション。それを踏まえておかないと結構肩透かしを食らいます。 最初、「ローレライ」とか「彼女が歌っている」とか書いてあるのを見て、「あぁ、艦長はお父さんで副長がお母さんで潜水艦は彼女って言われてるしね。歌ってるってのは稼動音かな」と思ってたわけで。 いや~、まさか文面どおりだったとはね。上記以外のところは最高に良かっただけにガックリなのですわ。 イ507を取り巻く人々の思惑や裏切り、そして動機。登場人物が魅力的なのは脇役に至るまで、人物の描写が細かいから。まるで自分がイ507に乗船してるかのような錯覚に陥ります。 物語初期の乗組員が集まってくるところ、それと終盤の船から見上げた空の青さ。この2点の風景はハッキリとイメージできるくらい。あの状況で見上げた空の青さ、というものが読んでいるこちらにも感じられます。 海風の吹く中、太陽が眩しいくらいのスコーンと抜けた、悲しいくらいの青空だったんだろうなぁ。暑さは感じないんだけど。 映画版ではヘイリーが「モーツァルトの子守唄」を歌っているらしいけれど、これはピッタリ。 映画版では物足りなかった方、原作をオススメしますぞ。
1投稿日: 2015.04.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
完結。 悲しくも納得のゆく「伊507」の最期。 (朝倉大佐の末期のあっけなさは残念だけれど) 散り逝く男達の勇姿。 哀しさの滲む戦後ニッポンの平和。 良くも悪くも“現代っ子”に育ったヒロインの子や孫の描写に、一気に現実に引き戻されつつ、そんな現実世界に生きる者にも未来への希望を抱かせてくれるラスト…。 ここまでの長編をこんなにも短期間で読ませられてしまう、福井ワールドの魅力を再確認。 ★4つ、9ポイント半。 2014.10.31.了。 “平和ぼけ”日本への警鐘に満ちた終章は、全作品を通しての、筆者から読者へのメッセージなのだろうな。 「人類資金」にも通じる筆者の危機感が伝わってきた。 ※文庫「人類資金7」の刊行は、いつになるのだろうか……。「2014初夏発売」のはずだったのが、もうすでに「晩秋」なのだけれど(苦笑)。
0投稿日: 2014.11.01
powered by ブクログ舞台は、当然ながら第二時世界大戦。それも、日本が敗戦寸前の状態です。 国民も、軍部も、中央政府も、敗戦が濃厚なのは分かり切っている状況。 そんな中で、ある作戦が決行されます。 潜水艦<伊507>である兵器の回収に当たるという任務です。 それは、ローレライと呼ばれる謎の兵器。 そして、<伊507>はローレライをめぐって壮大な旅路に出る。 そこにある『あるべき終戦のかたち』を目指して。 さて、この作品は前半はローレライが中心となって話が進んでいきますが、後半は日本にとっての『あるべき終戦の形』がキーワードとなります。 作品を通して語られるこの戦争の意義、そして日本という国の在り方。 果たして無条件降伏こそが日本のとるべき道なのか、それ以外の道こそが日本を真の意味での敗戦ではないのか。 ぶっちゃけ俺は戦争なんてしたくもないし、起きてほしくもない。 でも、実際はほんの60年前には日本を滅ぼすだけの戦争が起こったんやよな。 この戦争で日本が得て、失ったものは何なんやろうな。 間違いなく日本人の意識の根底にあるものはばっさり変わったんやろうな。 そして、それはきっと今にも影響を与えたあるんやろうな。 もちろんええ意味でも悪い意味でも。 久しぶりに、まじめに戦争について考えさせられた作品です。
0投稿日: 2014.01.09
powered by ブクログ2巻で特殊兵器・ローレライが超能力少女であることがわかり、物語のリアリティが減じて少しガッカリしたが面白い!面白すぎる!とくに3巻からの盛り上がりに一気に4巻まで読んでしまった。戦闘シーンの迫力だけでなく戦争というものの矛盾や人間としての葛藤などウーンと唸るような箇所が満載。最後の最後「終章」を読むまでは「永遠の0」を超えて100点満点に近いと思ったが、評論的にだらだらと戦後史を説明する「終章」はまさに蛇足で残念、85点。
0投稿日: 2013.09.17
powered by ブクログなんというか、その後、がいいです。あれだけのことのを潜り抜けて、得たもの。でも、そうだよねぇ…。それでいいんだよねぇ…。
0投稿日: 2013.08.20
powered by ブクログやっとこさ読了しもうした。文庫本4冊はとてもとても長い道のりなるも、超弩級の面白本だった。いささか長目ではありますが。 年を経るごと、涙腺が緩み往く中、膨大な活字を追うほどに琴線に触れるエピソードが溢れてたりするため、出勤途上や出張時の移動の車中にて嗚咽こそこらえるものの、終始湧き上がる熱い想いに目は曇りがち。本日も往路の車中、目に溢れるものを拭いつつ終章に目を通したのでありました。最後の最後、海が漏らす◯◯を感知するところ、またもややられてしまいました。グッショリ。 潜水艦といえば、やはりクランシーの「レッド・オクトーバーを追え」ですが、個人的にはその後の「レッド・ストーム・ライジング」で西側の硬直状態を打破する活躍に魅せられたものでした。「沈黙の艦隊」ってのもありましたね、戦闘シーンこそ面白かったけど、最後は訳わからなくなってつまんなかったかと。 ローレライの実態が判明していくごと、???、何、F・ポール・ウィルソンばりのオカルト兵器?。やや興醒めの感があったりもしますが、ファンタジーであったかとすれば理解も違ってきます。帝国海軍の潜水艦に女の子が乗艦していること自体ファンタジーではありませんか。 「悲鳴の聞こえない海」、良いフレーズです。
2投稿日: 2013.06.17
powered by ブクログ第二次大戦のフィクションとなるとエンタメとして読んでいいかちょっと引っ掛かりますが、まあ充実して面白かったです。
1投稿日: 2013.06.11
powered by ブクログ普通三巻でおわるだろとか言ってすみませんでした。四巻良かった。 最後は賛否両論ありそうですね。読み手信用しろよ的な。 まあ三巻で終われよとかいう輩がいるから信用できないんですよね。 アッハッおもそろかったです。
0投稿日: 2013.05.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
戦争というとりわけ重いテーマのノンフィクション調部分と、「美少女が秘密兵器の中核だった」というライトなSF調の部分。 最初はその2つが何だかかけ離れているように思え、どちらの気持ちで読み進めば良いのか戸惑ったが、 長尺で細かく描き込まれた物語を読み進んでいく中で、違和感は払拭された。 その後のストーリーの流れは王道で、ある意味で安心して読むことが出来たように思う。 重いテーマを引き付けて考えさせてくれるというのは、これこそ物語の力だなぁ。 絹見艦長より、田口掌砲長より、フリッツより、 時岡軍医長の最期のシーンに一番胸が詰まった。 他の人たちは何だかんだ言って軍人で、格好良くはあるけどあまり共感は出来ず(ごめんなさい!)、 彼が私には一番近い感覚の持ち主だったのだと思う。 男性の登場人物が大半。主体も大部分が男性の物語の中で、 最後が女性の姿で締め括られていたのは印象的。 高齢となったパウラから10代の娘孫に向けた視点。 その直後の孫から祖母に向けた視点。 終章で滔々と語られるのは決して明るくはない現実だけれど、これから静かに最期に向かおうという女性と、未来に向かう女性を対比させたラストシーンは、希望があって良い終わり方だと思った。 全体を通して、娯楽作ながら社会派の良作だと思いました。 まぁ…でも…ちょっと長かったかな。笑
1投稿日: 2013.02.09
powered by ブクログ終戦のローレライ完結編。 トーキョーへの原爆投下を防いだ男たちの生き様は見事だが、最期がとても切なくなる。 最後に切り離されたナーバルで、無事日本に漂着した征人とパウラの後日譚が語られるが、艦の男たちの最期の生き様に対してはおまけ程度にしか感じない。それでも、生き残ってしまった苦労も描かれていて、やっぱりいい作品!
2投稿日: 2013.01.04
powered by ブクログとても面白いです。長さを感じさせない圧倒的な筆力。 特に戦闘シーンの描写が素晴らしいです。感傷に流されない精緻な文章は、テレビよりも映画よりももっと映像的です。 終章は蛇足だという意見もありますが、私は、作者はこれこそが書きたかったのではないかと思います。 これがあるから「第2次世界大戦を描いた作品」になっているのではないでしょうか。 それにしても、菊政さんは何をやっても死ぬ運命なのでしょうか…
0投稿日: 2013.01.01
powered by ブクログ映画化されることを前提に書かれた話らしい。 確かに映像にすれば鮮やかかもしれない。亡国のイージスと調理法はほとんど同じ。材料を変えてSFにした感じ。で深みが無くなった。 悪くは無いが、長い割りに・・ということで星を一つ減らす。
0投稿日: 2012.11.26
powered by ブクログ夢中になって読みました。 フリッツ少尉!! あぁフリッツ!!! パウラはフリッツ以上にアニメキャラみたいでしたが。 最後の最後、「川の流れのように」の歌詞が沁みました。
2投稿日: 2012.10.10
powered by ブクログ「ローレライはあなた方のためには歌わない」。絹見艦長、かっこいいです。もう1回言います。絹見艦長、かっこいいです。 征人が少年から男になる決意、行動。感動です。涙出ました。 主に征人の視点で読んだけど、読みきった今、あらためて絹見艦長、田口掌砲長、フリッツ少尉、浅倉大佐、それぞれの視点でもう一度、読み通してみたい。 『半落ち』を抜いて、2012年度のMVP本になるかな。
0投稿日: 2012.09.28
powered by ブクログ長かった。 というのが最初に思った感想。 SFともファンタジーともとれる戦争物で、なかなかに読み応えのある群像劇ですが、人物が総じて綺麗事に過ぎるかなと思う部分もあった。 出来事は悲惨で鬱屈しているのだから、人物くらいは前を向いてないと暗くて読んでられないのかもしれないけど; 作者自身が登場人物に思い入れが強すぎるのか、同じ場面で人物を変えて語り続けたりくどさを感じるもの確か。 後日談で日本の歴史を歩むのはちょっと蛇足感が漂うけど、最後の終わらせ方はさわやかだった。 他の作品でも思ったけど、物語の最後の締め方が上手い。 人物像がしっかり出来ているからなのでしょうね。 福井さんは作品に愛情が感じられるので、小説っていいなと素直に思える。 いくつか作品を読んだけれど、もっと簡潔に書ければ後世に残る偉大な作品を生み出せる筆力を持っている気がする。
0投稿日: 2012.05.08
powered by ブクログドイツの潜水艦がローレライを海中に捨て日本へ。日本軍がローレライの回収と修理に向かう。ローレライとは女だった。日本兵は女を守り第3の原爆を積んだ飛行機を撃墜する。ありえねぇ!!何のために死ぬんだか!とくかく長い!!
0投稿日: 2012.01.27
powered by ブクログ各々、思惑を心に秘めながら航海してきた伊507。 それでも、気づけば絆が生まれ、何にも代え難いものになる。 大義のために、仲間のために全てをかける男たちはいい。 後悔している、恐怖している心を抑え込み、 強い自分を演じながら、戦いに挑む。 こんなにカッコいい男たちはいないなと。 いまどきの草食男子にこれくらいの気概が欲しいもんだwww
1投稿日: 2012.01.24
powered by ブクログひとことで言うと長かった。2ヶ月近くかかった。始めのほうがどんな話か忘れてしまった。着弾とか爆発の描写がリアル。規模の大きい反応でも抽象的にならず、淡々と表現している。福井爆発と呼んでいいか。 3巻は「島編」と呼ぶにふさわしい退屈さだった。古代文明も出てこないし…。さらに終戦後のエピソードは蛇足。特に読まなくてもよかった。比べてもしょうがないが、演出が「不思議の○の○ディア」によく似ていると思った。戦闘シーンも。
0投稿日: 2012.01.05
powered by ブクログ2011/12/30読了 大量の戦艦とやりあうところはもう、手に汗握る熱い展開でした。胸が熱くなる。 まさしく映像化を見越した描写なのだろうが、それよか、田口、フリッツ、絹見ら、人間らしく成長した軍人の、最後の決死の戦いはかっこよくて美しかった。 マリアナの底へと散った英霊らの勇ましさといったら…。 そして、臆病者と勝手に思っていた、小松が何気にキーでしたね。 平和を手にした日本の今を見てみると、当時の戦争に関与していた人たちはどう思うのか、パウラや征人の気持ちを考えると複雑ですね。平和は平和だけど、なんかこう、ねぇ。 温子と征人の戦後が、最も美しい「人並み」でよかったと思う。それこそが幸福であるのだから。 田口さんが本当にいいキャラクターでした。一時はどうなるかと思ったが。彼が二人に残した台詞が、とても気に入ってます。
0投稿日: 2012.01.02
powered by ブクログかなり無理のある設定だが、それをしっかりした作品に仕立て上げられているところがすごい。ローレライの最後の進撃の部分には心躍る思いがした。
0投稿日: 2011.11.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
4~5年前の読了、生涯ベスト10の一角になろう超面白感動作! 潜水艦モノ、まぁ細かい設定で色々あるかもしれないけど、登場人物の描き込み、心象変化、そして伊号第五〇七潜水艦が辿る過酷な戦闘とその結末…この長尺の物語を途中で中断することができません!
0投稿日: 2011.10.19
powered by ブクログ「亡国のイージス」に続き2作目の福井晴敏作品でした。ストーリー展開はどちらかと言えばありがちな感じですが、これだけ厚くても一気に最後まで読みきらせてしまう彼の筆力には脱帽です。この作品に触発されて、島崎藤村の「椰子の実」を諳んじられるまで練習したのは良い思い出です笑
0投稿日: 2011.08.06
powered by ブクログ戦争はどんな大儀を装うとも、それは狂気。 戦争する準備ができると戦争をしたくなる。そして、戦争する大儀を探し出す。 だから、戦争する準備それ自体を、してはいけない。
0投稿日: 2011.07.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
★2011年27冊目読了『終戦のローレライ4』福井晴敏著 評価B いよいよこのシリーズも最終巻。絹見艦長に率いられた伊五〇七号は、万全の構えに待ち受けるテニアン島近海の米国大艦隊約40隻を相手に臆することなく、自らの目的、東京原子爆弾爆撃のB-29阻止を目指して、ローレライシステムに導かれて、テニアン島へ進撃する。艦内一体となった全員の努力とローレライシステムを使った正確な攻撃と巧みな潜水艦操作と敵への攻撃で、遂に絹見艦長は成功する。そして、しっかりと折笠上等兵とパウラは、途中で小型潜水艦ナーバルで脱出させ、彼ら二人に未来を託す。そして、伊五〇七号は、わざと敵の攻撃を受けて、マリアナ海溝へ沈む。 最終巻はやや書き急ぎの感はあるが、米国艦隊と伊五〇七号の激戦は、迫力あり、映画も是非見たくなりました。 シリーズ全体の評価としては、Aとして良いと思います。
0投稿日: 2011.06.13
powered by ブクログ中2くらいで読んだ本。このせいで中2病進行した感あり笑 私的には福井さんの傑作。 『椰子の実』『リンゴの唄』をBGMに読むと涙が止まらない。 物語自体はフィクションだけれど、今の日本があるのは戦時中に必死に戦った方、そしてその悲しみを押し込めて必死に壊滅した日本を立て直そうとした方々のおかげであることは忘れてはならない。
0投稿日: 2011.06.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
この物語は無論フィクションだが、 戦争が終わった後の混乱の時代を生き抜き、 話は現代へと繋がる。 この描写が物語に真実味を与えているように感じる。
0投稿日: 2011.03.08
powered by ブクログおもしろいけど、内容に対して長すぎると思った。文庫本全四巻の大作で、序盤はナチスが遺したというローレライという秘密兵器の謎でひっぱっていくので、先が気になるが、ローレライの秘密が明かされてからは、個々の人間ドラマでひっぱっていく。その人間ドラマもどれもおもしろいが、徹夜してまで読みあさりたいというほどにもならず。すごくよくできているけど、全四巻は多いなあと思った。 また、この作品は映画化されているが、超能力美少女とのボーイミーツガール的な側面もあるので、どちらかというとアニメ向きかなとも思った。 全体としては、良作だが、傑作というほど自分にはヒットしなかった。
0投稿日: 2011.02.19
powered by ブクログ本当に起こっていたのではないかと錯覚するほどの表現力で綴られる、第三次世界大戦の話。 潜水艦の物語。
0投稿日: 2011.01.30
powered by ブクログ『このミステリーがすごい!』2004年2位 『本屋大賞』第1回2004年8位 『吉川英治文学新人賞』第24回(2003年) 『週刊文春ミステリーベスト10』2003年5位 国内編
0投稿日: 2010.07.10
powered by ブクログ半分を読んだ辺りでおおよその結末は読めていたのですが………避けて欲しいと思った結末は、いつも避けられないものですね。分かってはいたことですが、実際に読むと、手が震えました。 戦争の時代を生き抜いた人たちは、今に生きる私達をどんな目で見るのだろうと少し、疑問に思いました。 信念を貫いた人たちが、本当に格好いい物語でした。
0投稿日: 2010.04.21
powered by ブクログ興味本位で買って、その長さと難しさに苦労しましたが 読み終わった後は「読んで良かった」と思いました。 個人的に岩村機関長が一番好きです。
0投稿日: 2009.11.12
powered by ブクログ初めて本を読んで泣きそうになった。 登場人物が印象的すぎる。 特に好きになったのは艦長絹見真一。 この男は人間臭い。吐きそうになるほどの緊張感を孕ませながらも顔面を片手でこすり気持ちを悟られないようにし常に船員達の先頭を切った。そんな艦長もさすがに魚雷が出なくなった時は頭が真っ白になったがそこがまた人間臭くてよい。そしてその後の復活までの早さ。 最後は伊507に自分の体を括り付けともに沈む。筋を通し、責任を全うし貫いた男。 また、完全にわき役だが小松という男。自分の意思で艦を降りることにした後に帽子をとって手を振る場面があった。艦内の規律を守りまくっる人物不だったが、自分の気持ちを伝えるために規律を破った小松に感動を覚えた。はたして自分にはできるだろうか? フリッツと田口の最後の会話。自分のシンヤと名乗る場面で泣きそうになった。 またふと時間ができたら読んでみたいと思う。
0投稿日: 2009.10.17
powered by ブクログ市ヶ谷、グソー、人物。 福田さんの作品は読めば読むほど「あ!この人あの本に出てた人や!!」とか気付けて楽しめます。 2度読み必須。
0投稿日: 2009.07.10
powered by ブクログ読み終えました。全四巻。ちょっと長くて途中疲れてしまった。3巻と4巻の途中までが特に面白かったなぁ。 2009/6/12
0投稿日: 2009.06.12
powered by ブクログ兵器が高度化してゲーム感覚で戦争ができるようになったとしても、やっぱり人の命の重さは同じなんだということがよくわかりました。 戦時中はともすれば感覚が麻痺しそうなものですが、人の痛みを感知できるパウラがそれをしっかりと伝えてくれました。
0投稿日: 2009.02.28
powered by ブクログ最終巻。熱血です。でもまさみさんかっこよすぎ。征人は無色透明な主人公でした。最後、海のシーンがとても印象的です。海に生き、海へ還る。
0投稿日: 2009.01.08
powered by ブクログとりあえず大和魂に感動。 表紙とと中身が調和しててすごくきれいだと思った。 浅倉氏の末期が哀れ。 映画ではもっときれいに書かれていたのに。 映画のために書いた本にしては、長い。 最後のエピローグはむしろ余分な気がする。
0投稿日: 2008.10.25
powered by ブクログ泣きすぎました。(←) 是非、彼らの生き様をご覧頂きたいです。 ふ、フリッツ少尉が大好きすぎます。映画にも出て欲しかったなとか・・・(あ)
0投稿日: 2008.07.06
powered by ブクログ全4巻なんですが、映画でも話題になりましたね。 だから、買って、これ読んでから映画に行こうか?見てから、これを読もうか? と思ったんですが。 結局、本は、「積読」。 映画は、見ず仕舞です。
0投稿日: 2008.04.23
powered by ブクログ面白かったです。堪能できました。伊507の最期は涙無しでは読めませんでした。終章のラストも良かったです。読度、余韻の残る良い小説でした。
0投稿日: 2008.03.18
powered by ブクログやっと読み終えた〜。1冊を読み終える毎に疲弊しきり、それでも次の巻を手にしては1文字ずつ読み進めてページをめくる。もうこういう作業もしばらくはしたくない。そう思わせる程に疲れる本だった。読むという行為は、目という視覚で文字の形状を読み取り、頭で文字を読み解くものだと思う。普段の読み方なんてそんなものだし、数多の文字を目にした事で目が疲れる事があっても、体が疲れる事はなかったのだけど、終戦のローレライは体全体で読書をしていたのだと思う。目で文字を読み、頭で解す。そこから映像を描き出すようにして出てくるものたちを立体化させる。そして、その者達の考えを分かり知ろうとする。数学の式を組み立てているような感じで読み進めていた。だから、読み終えるまでにものすごーーく時間がかかったし、本に栞を挟み本を閉じる度に疲れを感じもした。本を読むという読書の楽しみを知った気がする。ここまでの長編もそうだし、歴史的背景から作り出された本を読んだ事がなく、こういった本に慣れていないからだろうけど、1冊を読み終える度に休息を取りたいと思ったし、次の巻を読みたいと思うまでにかなりの時間を要してしまった。↓にある、1巻の感想はどこにあるんだろう?と探してみたら、かなり前の所にあったので、足掛け2年? それぐらいかかって読んでたらしいと知ったよ。私の読み進め方の遅さや、休息を取り次を読みたいと思うまでに時間がかかり過ぎたから、こんなにも時間を要したのだけど、物語が訴えかける世界の重さもそこに加わってページをめくる手を鈍くしていたんだと思う。5章までで物語は終わり、終章ではその後の世界とああとがきのように物語が残したものが描かれていて、終章までにはない緩やかな時間の流れ方をしているのが印象的だった。そして、終章だけは光を翳すものなしに光が照らす世界が描かれていた。まぶしい程の世界ではないが、5章まではわずかな光源しかない世界だったので、終章はめまぐるしく変わった世界に思える。わずかな光が差し込み、闇にならない程度の光があるぐらいの5章までの世界で、話を読み進めていくうちに光の入り込む穴が大きくなり、開いていく。風穴になるまでを描ききった物語は、すごく読み応えがあった。結という物語をまとめあげる作業があるから、御伽噺のようによかったの一言で語れてしまうような簡潔さも明るさもない話だったけど、喜怒哀楽という人間らしい表現が随所に見られ、読んでいるこちら側も同じ感情を持って読む事が出来る良い作品だった。読み終えた頃には次なる新作が出ているのだけど、これはまた疲れが癒えた頃に読んでみようと思う。
0投稿日: 2008.03.13
powered by ブクログ物語のクライマックスです。致命的な欠陥を抱えるローレライで敵艦隊に正面からぶつかるための秘策とは? 終章では終戦後のことが丁寧に描かれており、防衛庁広報課なる組織も登場し、以後の作品への関連性を持たせています。
0投稿日: 2008.03.11
powered by ブクログついに完結。日本は本当の終戦を迎えました。歴史に封印された主人公の運命は・・・?読み終えた後、色々と考えさせられました。
0投稿日: 2007.10.14
powered by ブクログ映画化されるということで一気に文庫版4冊発売。最初は戦争物という事でなかなか読み進められず。 4巻になると登場人物に感情移入してるし、本なのに劇画というか映像が思い浮かぶところはさすが。 もちろん映画じゃ全く物足りない。
0投稿日: 2007.07.20
powered by ブクログあるべき終戦の形を目指して潜水艦「伊507」の一員は秘密の任務につく。 全4巻の圧倒的な量なんだけども、そのおかげで登場人物一人ひとりに愛着がわいてラストでは涙見せずにページをめくれないはず。戦争モノが苦手な人でも読みやすいと思う。
0投稿日: 2007.07.14
powered by ブクログ映画版しか見ていない人はぜひ小説版を読んで欲しい。そしてこの4巻を読み、小説版こそがローレライなのだと実感して欲しい!
0投稿日: 2007.07.11
powered by ブクログもう何で今まで読まなかったんだろう・・・!と読みながら悔いた本。 4冊全て読み終えるまで寝不足な日々を過ごしました。自分で文章を読まないと先へ進めないのに、読むより早く次に行きたくて、もどかしい思いをしたのは初めてでした。映画も結構好きでしたよ(私が映画→原作だったからかもしれません)
0投稿日: 2007.06.03
powered by ブクログ「ローレライは、あなたが望む終戦のためには歌わない」あらゆる絶望と悲憤を乗り越え、伊507は最後の戦闘へ赴く。第三の原子爆弾投下を阻止せよ。孤立無援の状況下、乗員たちはその一戦にすべてを賭けた。そこに守るべき未来があると信じて。今、くり返す混迷の時代に捧げる「終戦」の祈り。畢生の大作、完結。
0投稿日: 2007.05.08
powered by ブクログ「ローレライは、あなたが望む終戦のためには歌わない」あらゆる絶望と悲憤を乗り越え、伊507は最後の戦闘へ赴く。第三の原子爆弾投下を阻止せよ。孤立無援の状況下、乗員たちはその一戦にすべてを賭けた。そこに守るべき未来があると信じて。今、くり返す混迷の時代に捧げる「終戦」の祈り。畢生の大作、完結。
0投稿日: 2006.09.28
powered by ブクログ読み終わりたくないと思いつつも手が止まらなかった1冊。 でも切なくなるからできれば読み返したくない1冊。 最後はハッピーエンド…ですが;
0投稿日: 2006.09.14
powered by ブクログ映画を先に見ててよかったかも。本から読んでたら映画を楽しめなかったに違いない。どうして映画はフリッツをカットしたんだか・・・一番かっこいいのに(笑) 「椰子の実」がいい歌でそれだけで泣けてくる。 パウラと折笠のその後があるからいいと思う。普通ないよね。ご想像にお任せしなかったところにこの本らしさがある。二人は逞しく健やかに生きましただけじゃだめなんだよね。
0投稿日: 2006.09.12
powered by ブクログ第2次大戦中、東京に原爆を投下するB29を阻止するために出航した潜水艦をめぐる冒険譚。本作は映画が先にあって後からシナリオの世界観を広げて書き直したという。小型潜水艇に暮らすパウラに映画版では居なかった兄が将校として登場したり、何故パウラに特殊能力が身に付いて兵器として扱われるようになったかという回想シーンなど人物像がちゃんと描かれている。 この話、映画を先に見てしまうと、どうしてフランスの潜水艦がドイツに接収されて日本の鑑になったかとか、何故日系の少女パウラがドイツの兵器とされたのかというくだりがまったく説明無く進行していくことに気持ち悪さを感じてしまう。 結論を言ってしまえば映画は見る必要無し!役所広司をはじめ、潜水艦の乗員みんな髪が長いのは何? 真水が貴重なはずの潜水艦では洗髪はめったに出来ず、清潔を損なうことは命に関わるはず… ぼうず頭を嫌がる俳優の集まりだもん、面白いワケがない! 映画の批判に終始しましたが小説版だけ読みましょう! 漫画チックな内容ですが冒険小説として面白く出来てると思います。
0投稿日: 2006.07.30
powered by ブクログこの本アツイ!!! かなり面白かった。いろいろと考えさせられた。途中で浅倉のやりたいことや考えていることが何なのかよくわからなくなっちゃった部分があったんだけど、絹見の考えていることは筋が通っていてすんなり納得できた。 エピローグが良かったな。その後絵に描いたような「普通の人生」を送り続ける二人。「普通である」ということがどんなに大切なことか、ひしひしと伝わってきたような気がする。 読んで良かった。
0投稿日: 2006.06.29
powered by ブクログやっと完結!!!!なんとゆうかただの戦争物じゃない気がします。最後も現代に続く話で考えさせられました。征人とパウラは生きて、次につなぐなにかを残したんですね。あぁ途中で投げ出さなくてよかった。
0投稿日: 2006.05.19
powered by ブクログいや〜。面白い!最高傑作ですね。終章では、思わず涙ぐんでしまいました。折笠とパウラの生き様に感動。折笠が死ぬ前に「せっかく与えられた自由を、腐らせてしまったのかもしれんな・・・。」と言った一言が印象に残ります。死んでいった伊507の乗組員たちとの果たせた約束と果たせなかった約束。自問自答する夫をパウラが今こうして生きているることだけ、それが大事だと締め括る。また1つ良い作品に出会えました。それと、映画化されたほうはやっぱ観ないほうが良さそう。
0投稿日: 2006.05.17
powered by ブクログ思い。あらら。せっかく面白くなってきたと思ったらなんかぐだぐだで終わってしまった。つうかクドいなぁ。話も結局平凡な感じだったなぁ。
0投稿日: 2006.04.02
powered by ブクログやっぱ、原作のがおもしろい。 映画には出てこないフリッツ・S・エブナーのストーリーとか泣けますし。なんか色々考えさせられます。
0投稿日: 2005.12.21
powered by ブクログ終戦のローレライシリーズ最終巻。後日談が長い話です。そういう話は結構好きです。劇場版では省略されたたくさんのエピソードがあります。3まで読んでたら是非読むべし。
0投稿日: 2005.11.27
powered by ブクログ2005,8,27 読破 * 映画よりも小説のが全然感動しました。時岡さんものっそい好きです。泣きました。皆かっこええ。
0投稿日: 2005.11.26
powered by ブクログ「ローレライ」はあなたの望む終戦のためには歌わない。 「あるべき終戦の形」に向かってつき進んでゆく伊507。その先には米国が待ち構えていた。孤立無援の状況下で戦う乗組員たち。最後の作戦を敢行する中、響き渡る「椰子の実」の歌声には感動。 号泣必死の最終巻、文句なしに★5つです!!!
0投稿日: 2005.11.19
powered by ブクログ文庫にして全4巻。 昨年公開された映画の本編は観ていないのですが、予告やポスターは 目にしていたため、ローレライシステムの謎については ほとんどネタバレした状態で読む結果に。 それでもさまざまなドラマが展開し最後までどっぷりつかりました。 ローレライとは不思議な歌声で船を沈めてしまう魔女。 この作品でも「唄」というのが重要なポイントとなっている。 実際「椰子の実」は聴いた事がないのだが、繰り返し出てくる歌詞を みただけで涙が出てくる。 敵艦の艦長の名前だけはいつまでも覚えられなかった(横文字苦手)
0投稿日: 2005.10.15
powered by ブクログ第22回吉川英治文学新人賞受賞作。映画化。さらにこのミスで2位、文春2003ミステリーで5位。 最終巻は結末、そして未来は・・・!面白いです!あの戦争についてとても考えさせられる作品です。
0投稿日: 2005.10.04
powered by ブクログいわずと知れた映画化された名作。でも映画はまだ見ていない・・・・・本とは内容が少し違うみたいだけど感動必至なので、見たい!
0投稿日: 2005.06.25
powered by ブクログ私たちは第二次世界大戦で命を落とした人たちの上に成り立っている。 良くも悪くもそれを忘れてはならないのだと思います。 あやまちは謝罪し続け、でも、私たちを守ってくれた人たちを誇りに思い。 恥じることなく生きていこう。 もしも今、日本という国を誇りに思うことができないのならば、 少しでも誇りを持てるように変えて行こう。 くさいけれども、そう思わせてくれる作品です。 めでたしめでたし……だけでは終わりません。 エピローグがあるからこそ、五つ星をつけました。
0投稿日: 2005.05.23
powered by ブクログ4巻を一気に一晩で読みました。 最初は戦艦ものということで漢字は多いしとっつきにくいしで正直読みきれる自信がなかったのですが、どんどん引き込まれていきました。面白い! 人間や歴史的背景が丁寧に書き込まれていて、感情移入がしやすかったです。太平洋戦争を様々な側面から描き、とても臨場感のある描写が素晴らしかったです。 こういう小説を十代の時に読みたかったなあと思いました。
0投稿日: 2005.04.17
