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めぞん一刻〔新装版〕(15)
めぞん一刻〔新装版〕(15)
高橋留美子/小学館
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総合評価

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  • 永遠のラブコメ

    キャラクターの名前がゼロから九に散りばめられて、携帯がない昭和の終わりの頃の恋愛が懐かしい。今では想像つかないストーリーだと思います。主人公と同じときを過ごしてたから、何度読んでも感動。高橋留美子さんはすごいや。

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    投稿日: 2020.01.04
  • 80年代のラブコメの最高❗傑作

    と言っても、いいのではないかというくらい、素晴らしいストーリーの完結編です。 五代くんと響子さんが、お互いにわだかまりを残しつつも、それを二人で解決するところなんか、お話しの主人公を見守る立場として、やっと安心できました。 新潟での五代くんの両親とばあちゃんに合う場面など、暖かなストーリー展開でホッとしたものです。読者の立場って、一体どんなところにあるのでしょうね。五代くんを自分の代理として見てるのか、それとも二人を見ているのか、…おそらく、二人を見ているのだろうと思います。 そして、結婚式あとの茶々丸での打ち上げパーティーでの五代くんの覚悟と希望のコメントはとても五代くんらしくて。そのあとの帰り道でも、一刻館に「ただいま」って帰ってくるところなんか、みんなの家なんだなぁと再認識しました。 80年代、まだ、携帯すら無く、人を探すには走り回るしかない、メールで連絡を伝えることもできない、とにかく今に比べたら不便?な日常のはずなんですが、そうしたことを全く感じさせず、逆に、それがあったからこそこういうストーリーが成り立つ、いい意味で時間にゆとりのある、人間味溢れる物語だったと思います。 こんな時代に、リアルタイムで読めたことはとても恵まれていたんだと思います。 おしまいは、響子さんと五代くんが生まれた子供に、ここが、パパとママが最初に出会った場所なんだよ、というシーン。これは、このセリフ以上のものは無かっただろうと、自然な流れと、俯瞰する場面で終わる見事なフィナーレでしたね。 ここまで、私のレビューに付き合ってくれた方がいらっしゃいましたら、大変ありがとうございました。実際のペーパーのコミックもありますが、もう、何度読み返したかわかりません。めくることで、指の部分が変色するくらい読みました。4巻以降は全て初版を町の書店で購入したものです。 掲載されていたビッグコミックスピリッツは、地方住まいにとって、最速で購入するには駅のキヨスクに仕事帰りに行って、買い求めたものです。今でもただ一冊、当時のものが残っている「確か残っているはず」が、前にレビューした、坂の途中です。 それでは、また、ほかの高橋作品でもお会いできれば光栄です。

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    投稿日: 2015.06.05
  • ラブコメの名作

    20年以上前の作品ですが、久しぶりに読んでも楽しい。だから思い出補正なく、楽しめました。個人的には中期のドタバタの時が好きですが、ラストはキッチリして、スッキリします!

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    投稿日: 2015.04.04
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    だめだめな五代くんとアパートの綺麗な 未亡人の管理人さんのちょっぴり酸味たっぷりな ラブコメ。五代君の成長感と最後の管理人さんへの プロポーズシーンは最高に好きです、名場面。 時代背景も80年代で時代を感じて好きです。 何回でも読みたくなるるーみっくワールドの最高傑作。

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    投稿日: 2015.01.04
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    おそらく20年ぶりくらいに再読(Reader Store電子書籍で全巻再購入)。 やっぱりいいなぁ…。とにかくこの大団円が、読み終わって幸せ。 読み直しで、1巻あたりを読み始めた頃は、なんかもうちょっと登場人物の年齢層高かったようなイメージがあって違和感があったのだけれど、確かに物語中5年以上も経っていることになるので、そりゃそうか。 五代は許せん、と思いつつ、響子さんは許せてしまうのは男だからか(^^) この作品が、本棚を占有することなく電子でずっと読めるというのは本当に幸せ。小学館/Reader Storeには、ぜひダウンロード期限を撤廃していただけることを期待します。

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    投稿日: 2013.09.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    図 漫画を読んでこんなにも感慨深い状態になるの初めてだ。 理想の女性、ゆかいな飲み仲間、腐れ縁の友達・・・詰め込まれたものが情景ばかりだ。 響子は男から見たら理想像の塊だけれど、高橋留美子はどうして同性をここまで造形できたのか不思議で仕方ない。 五代がああいったキャラクターになっていったのはまだわかるんだけど。

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    投稿日: 2012.10.23
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    一刻館というアパートの管理人音無響子に浪人生の五代裕作が恋をする話。一刻館の住人や周囲の人々を巻き込んで、やきもきする7年越しの恋愛を描く。最終巻の五代のセリフと音無の約束にうるうる。 こんな言葉を言われたい…!どたばたコメディだけどスローに気持ちの移り変わりが書かれている、傑作漫画だと思います!携帯のない時代だからこそ、このすれちがい。きっとこんな恋愛しようと思っても、携帯が普及しきったこの時代、難しいだろうな。

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    投稿日: 2008.05.14