
総合評価
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
草子ブックガイド(1) 草子は、絵描き崩れの飲んだくれの父親と暮らしていて、近所の古書店・青永遠屋から好きな本を拝借して読み読書感想文を付けて返すことを繰り返していましたが、青永遠屋の店主に気に入られてそこで働くことになります。そして、いろいろな人と本との関わりにふれていくことになるのですが・・・ 絵は独特で癖があり好き嫌いが分かれるかと思います。竹蔵はあまり好みの絵ではないですが、同じような絵ばかりのマンガが多い中、個性的な点は評価すべきかと思います。 この本で紹介される本は『新約ロビンソン漂流記』『ティファニーで朝食を』『山月記』『名人伝』『山家集』の五冊。 紹介される本もそうですが、主人公の設定も古めかしい感じです。温故知新という言葉はありますが、ちょっとあり得ない話が多かった気がします。 ということで、二巻目はよまないだろうなあ。 竹蔵
1投稿日: 2025.08.06
powered by ブクログこれは掘り出し物だった。古本で100円 家庭に問題を抱える中学生の草子、本が非常に好き。 本を古書店で万引きし、読んでは感想を書いた紙を挟んで、 また同じ古書店に返すという、犯罪をくりかえしていたが、 その古書店おとわやの店主は草子の書いた感想”ブックガイド”に惹かれていき、草子もおとわや公認になっていく。 読書愛に溢れた、静かで良い漫画。 ロビンソン漂流記、ティファニーで朝食を、ダイヤのギター 山月記、山家集 しおり(猫)は岬がひろってきたのでは???? うりふたつ猫?
16投稿日: 2024.05.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2012年6月16日 本好きの中学生、草子は、人付き合いが苦手で、本が大好き。 草子ちゃんの視点で、いろんな本の紹介がされています。 いろんな本が出てきたけど、「山月記」「名人伝」は印象に残った。 草子ちゃんは、両親が離婚してて、お父さんと一緒に暮らしている。 お父さんは売れない絵描き。 お母さんは自分とお父さんを捨てて出て行ったけれど、活躍している版画家。 その父と母を、主人公に重ねている。 自分たちを捨てることによって、美しい作品を作った母。 全然売れてなくて、自分をなぐることもあるけれど、まだお父さんでいてくれる父。
0投稿日: 2021.10.09
powered by ブクログ草子の書く本の感想文ブックガイド。その内容はどれだけの孤独を閲してきたのだろうと思わせるほど深い。でもそのブックガイドがきっかけになって、人の輪が広がっていく。痛みを乗り越えていく美しい物語です。
0投稿日: 2020.12.18
powered by ブクログ古本屋さんでそっと繰り広げられる読書の物語。 草子ちゃんのブックガイドを読んで、ああ読まなくちゃ!とか、もう一度探しに行かなくちゃ!とか。 本は降ってくる星々だろうか。 読書という旅路だろうか。 自分にとって本は…と考えてみる。
1投稿日: 2020.12.12
powered by ブクログ本愛が溢れる作品で、本好きな人ならきっと読んで後悔ないと思います。 個人的には漫画の読み方が下手くそで疲れるのであまり漫画を読みませんが、この作品で久しぶりに漫画にしかできない表現方法があるということを思い出しました。 草子の気持ちがよくわかるし、大人の自分も未だに本の海を漂流しているんだと思っています。 本は私の宇宙であり、今自分の部屋にいても物理的には行けない場所へも、経験のない境地へも連れていってくれる。
16投稿日: 2020.06.23
powered by ブクログ前、読んだ漫画を もう一度、読み直してみる巻 Vol.26 2巻読みたいなーって思ってたのにまだ読めてない漫画。
0投稿日: 2019.05.21
powered by ブクログ【由来】 ・読書猿。 【期待したもの】 ・ ※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。 【要約】 ・ 【ノート】 ・ 【目次】
0投稿日: 2018.10.28
powered by ブクログ【あらすじ】 内海草子(うつみそうこ)は本を読むのが好きで好きでたまらない中学生。いつも本を読んでいて、本の中の世界にひたっている。内気で、他人と打ち解けるのが苦手な草子にとって、古書・青永遠屋(おとわや)の店主は良き理解者。読んだ本の感想を描いた草子の「ブックガイド」が、店主を喜ばせ、さらには周囲の人々に本を読むことの素晴らしさを伝える。濃密な絵柄で、読書の魅力を最大限に表現する。 東京の小さな古書店・青永遠屋(おとわや)に、楽園を見つけた少女・内海草子。どこにも居場所がなかった草子が、青永遠屋を通じて出会った本を、ひたむきに読み解くことで、徐々に人々や世の中と結びついていきます。この作品の最大の魅力は、読んだ本のポイントを繊細にすくいあげ、イメージ豊かに語り尽くす草子独自の「ブックガイド」。毎回草子が本の中に登場するキャラクターになりきって、鮮やかな「読み」を披露します。 【感想】 草子は本好きの孤独な子どもだったけれど、古本屋のおじさんのおかげで孤独な子どもではなくなった。古本屋のおじさんが草子の書くブックガイドを気に入ってくれたから、草子の本の世界は、いや草子の生きる世界は広がった。草子は居場所のないことを気に病み、ずっと本の世界で生きていたが、古本屋と出会ってからは、そこにも居場所ができた。学校でも司書教諭の先生と仲良くなり、そこから学校での自分の居場所探しにも奮闘する。どれもみな、草子のブックガイドがきっかけで、起きた出来事やできたことだった。草子が本当に本が好きだったからこそできたことだ。草子は今はきっと、貧乏なままながらも少し幸せになれなのではないかと思う。
2投稿日: 2018.07.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
元文学少女(少年も)なら主人公・草子の思いが切ないほど理解でき、他人とは思えないはず。現実に居場所が見つからず、本の世界で想像の翼を広げ、その世界に生きていたあの頃。 そんな頃の事を思い起こさせてくれます。 逃げ場所だった本の世界が、彼女の感性を育み、その感性を持って、勇気と誠実さと周りの人のちょっとしたサポートで外へ外へと繋がって広がっていく。 理想の成長物語ですね。俄然応援したくなります。 閉じ籠りがちな本好きにも多大なる刺激をもらえます。 このマンガはブクログで出会ったもの。 一生ものの漫画と出会えました。 ブクログとブク友さんたちに感謝です。
18投稿日: 2018.07.07
powered by ブクログ学校の図書室にての読了。凄い面白かったです。独特なモノクロームの絵も味が出ていて良いですし、本によって草子の周りの人々の心情が変化していくところがたまりませんでした。特に山月記のくだりでの草子のやり場のない心情と両親に対する不満などを語るところなどはなんとも表現し難いものがありました。とっても心を熱くする素晴らしい作品でした。
3投稿日: 2015.12.08
powered by ブクログ興味深い本好きマンガを発見。 玉川重機『草子ブックガイド』(2011) 本好きで内気な女子中学生、情熱がありながらも教科担任の仕事も抱え思うに任せぬ司書教諭、博識な古書店老店主、店主の人柄に惚れた本好き青年とキャラ立ちもしています。 歴史マンガの『センゴク』で竹中半兵衛がロウソクの明かりで兵書の山に囲まれ、静かに読みまくるシーンもなかなか来るものがありますが、こちらは全体の雰囲気で押してきます。 わりと前半のエピソードで、老店主と青年の出会い。好きな作家にまつわる本を読み尽くしてしまった青年は、たまたま旅先で出会った老店主の古書店をのぞく。「ここにもないか」とつぶやき店を立ち去ろうとした青年を呼び止める老店主。「時間はあるか?少し待っとれ」。老店主は二階スペースに作家にまつわるコーナーを組み上げる。青年にとって、すでに読んだはずの本が全く新しいつながりをもって立ち現れる。読書の広がり、知識の連環。青年は旅を中断し、老店主のもとで働き始める。 【アマゾン内容紹介】 内海草子(うつみそうこ)は本を読むのが好きで好きでたまらない中学生。いつも本を読んでいて、本の中の世界にひたっている。内気で、他人と打ち解けるのが苦手な草子にとって、古書・青永遠屋(おとわや)の店主は良き理解者。読んだ本の感想を描いた草子の「ブックガイド」が、店主を喜ばせ、さらには周囲の人々に本を読むことの素晴らしさを伝える。濃密な絵柄で、読書の魅力を最大限に表現する。 http://www.amazon.co.jp/dp/4063870448
0投稿日: 2015.04.05
powered by ブクログどうも 『ブックガイド』という言葉には弱い。 ブクオフにて中味をちら、とも見もせずに 購入してしまった。 しかし、 読んで正解。 とある古書店にて 万引きしては読んだ本の感想を書いた紙をはさみ、 返却を続けている草子。 若い店員さんは激おこだが、 のんびり屋の店主のほうは 「わしは、この子の感想文が好きじゃからのぉ~…」 と、言って決して草子を咎めない。 物語は 草子の<感想文>を中心に 様々なジャンルの本が わいわい♪盛り上げてくれる。 内気な草子だが、 本から勇気を得て、 現実も力強く生きてゆこうと頑張る姿が可愛い。
4投稿日: 2015.02.11
powered by ブクログブックガイドというタイトルに惹かれて読んでみた。 本を読むのが好きな主人公草子は内気な女の子。とある事件(?)がきっかけで近所の古書店の店主と店員と関わるようになる。 草子の感想文には独特な言い回しも多いけれど、自分が感じた気持ちをここまで表現できるのって凄いことだと思う。 そして、「生きてる本の中でならあたしはどこにでも行ける」 この言葉にあっと思いました。 私も学生時代、彼女の様に本の中の世界を心の拠り所にしていた時期があって、草子の気持ちがわかる気がします。 本を愛する彼女が感想文を書いたり学校でブックトークをすることによって少しずつ周りの人に本の素晴らしさを伝えていく……そういうのってなんかいいなー。 本を読んで何を感じるかはそれぞれだけど、読み終わった後自分が見つけた星を、ほんの少しでも誰かと共有できたら……うまく言えないですが、嬉しくなります。 自分では気付けなかったところも、他の人の書いた感想で気付かされてなるほどな~と思うこともしばしば。 西行の「本の道を歩いて誰かの心にふれる」という件が好きです。今までそんなふうに感じたことが無かったのに、何故かすとんと心に落ちてきました。 面白かったので続刊も読もうと思います。
3投稿日: 2015.01.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
どうして、こんなに本が好きなのか 大切な本に巡り合った時の気持ち 作者や、作中の人物に寄せていた熱い気持ちなど 言葉にしきれなかったことも このコミックの中にぎっしり詰まっている感じ 作中で紹介される本もとても魅力的で なんだか、感動して、涙が出そうになりながら読みました もちろん、2巻、3巻も購入しましたので ゆっくりと読みたいと思います
1投稿日: 2014.08.10
powered by ブクログ人物を動かすのはあまり得意ではない作家さんなのかもしれない。キャラの表情は硬く、感情移入しづらい。 しかしその分、背景や機械類の書き込みが丁寧なので。人よりモノが好きなのかな。 あとなんとなく絵柄を見てたら古屋兎丸を思い出した。 キャラの書き込み・作り込みがシンプルなぶん、草子の「ブックガイド」の内容の色鮮やかさ、いきいきとした語り口が生きている。 取り上げる本は往年の名作ばかりだが、王道中の王道、と呼べるものは少ない印象なので、もうすでに本読みの人も、そうではないひとも、手に取って読みたくなるラインナップなのではないかな。 それにしても「ブックガイド」と作中で呼ばれているもの、たんなる「感想文」ではないのかな? 草子と同じくらい、本の世界に頭まで浸かって青春時代の大半を過ごした人間として言わせてもらえば、草子のような人間が現実に本の世界のことを語るとき、あのようにすらすらと「現実」と「虚構」の橋渡しをできるとは思えず、早い話がフィクションなのだが、作品世界自体が「本」と「人」、「本読み」と「読まない人」のちょうど間の部分に存在している感じがする。作品を通して、どちらの側ものぞくことができる。 きっとほかの多くの本読み(あるいはブックホリック)が体感として感じているであろう「本を食べる」という言い回しを、印刷物の中に見つけたのは初めてで、まるで草子が自分自身の中学生時代の分身のような錯覚を持った。 そうそう、本読みにとって本は読むものというより、生きるために必要な食事に近いんだよな。 草子の丹念でありながらみずみずしさを持つ作品世界の解釈には、自分も教えられることが多かったように感じる。 空腹を満たすために詰め込むような読書をしてばかりいないか、読み味わい、作品世界の響きを楽しむ余裕を忘れてはいないか…と。
1投稿日: 2014.06.26
powered by ブクログまさにブックガイド。 本好きにはもちろん、活字が苦手な人にも「本って、こんな 想いが詰まってるよ!」と教えてくれる。
0投稿日: 2014.04.27「生きてる本の中でならあたしは――どこにでも行ける」
売れない画家の父を持つ女子中学生・草子(そうこ)は、自分の唯一の居場所とも言える読書の世界に没頭するために、古書店・青永遠屋(おとわや)で本を黙って持ち帰り、せめてもの罪滅ぼしに感想文を添えて返すという日々を送っていました。しかしある日、青永遠屋から借りた(パクった?)本、さらに、今は別れて暮らす母から幼い頃に贈られた本を父に売られてしまいます。幸い、売られた本たちは青永遠屋で見つかるのですが、草子は自分の罪を認めつつも、母の本を返して欲しいと訴えます。感想文を読んで草子がどれほど本が好きかを知っていた店主はある条件と引き換えに、母の本を返す約束をします。それは、店の手伝いをすること、そして、返す本と店で読んだ本に「ブックガイド」をつけるというものでした――。 物語は、草子が出会うさまざまな出来事とその出来事に関わる本につけるブックガイドを巡って展開されていきます。『ロビンソン漂流記』、『ティファニーで朝食を』、『山月記』、『山家集』・・・。読んだことのある人には新たな発見があります。読んだことのない人には、その本に対する興味がわきます。古書店や学校図書館の事情など、本にかかわる多くの薀蓄も満載です。しかも、決して狭い世界に閉じこもらず、私たちの身近な関心とのつながりも大切にされています。本好きはもちろん、本をあまり読まない人にもぜひ読んでもらいたい一冊です。
2投稿日: 2014.01.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ブッグガイド、いわゆる草子の「読書感想文」なのですが、 その背景から読み解く重厚なでもかつ軽快な ブッグガイドに圧倒されます。でも、内容としては 情報量が多すぎて、ちょっと漫画向きではない気がします。
0投稿日: 2013.12.28
powered by ブクログどうしてこんなに読んだ本の感想を素敵に表現できるのか、、 読んでもすぐに忘れてしまう私からしたら、草子ちゃんはすごく羨ましい。本から得たことを全部吸収して自分のものにできてる。
0投稿日: 2013.11.14
powered by ブクログ主人公は家族に恵まれない中学生の女の子、内気で本好きなのですが、 彼女がとある“罪”を犯すところから、物語は始まります。 一見すると、本読みにとっては許しがたくもある、その罪とは? そして“罰”として、周囲の大人たちが与えたものは? 『新訳ロビンソン漂流記』 『ティファニーで朝食を』より「ダイヤのギター」 『ボッコちゃん』 『一千一秒物語』 『山月記』 『山家集』 ガイドの題材となるのはこちらの本たち、なかなかに幅広いのが興味深く。 ただひたすらに、“本”への愛がつまってると感じる内容です。 主人公・草子を通して語られる“ブックトーク”、 その物語が持つ“宝物”を紡ごうとしているようにも見えます。 自分の経験を投影して、居場所を探して、心に寄り添うかのように、 そんな在り様に引き込まれ、じっくりと読み入ってしまいました。 中でも印象に残ったのは、次のフレーズが出てくる話。 “臆病な自尊心と、尊大な羞恥心” 自分の中の“獣”を飼いならせる人はいるのか、、 そもそも飼いならす必要があるのか、なんてことをあらためて。 ん、久々に『山月記』を読み返したくなりました。
5投稿日: 2013.11.07
powered by ブクログたぶん読みたくて本棚に入れたのだろう。 が、全く記憶がない。 何きっかけだったんだろう・・・ それこそメモしておくべきだった。 とはいえ、人気があるようなので、 kindleあたりで出会えたらこれ幸い。
0投稿日: 2013.10.28
powered by ブクログ本が好きだ。最近はあんまり読めてないけど、面白い本に出合うとわくわくする。 ジャンル的にはビブリア古書堂とかぶりますが、本が好きな人にとって、本のガイド本は嬉しい。 知っていることをそうそう、とうなずく楽しさ、知らないことを知れる楽しさ、 アンテナが無条件に反応してしまう。やっぱ、私は本が好きなのだな、と思う。
0投稿日: 2013.10.26
powered by ブクログおもしろかったけど、星新一が少ししか出てこなくて残念だった。草子ちゃんのセリフに「…」が多いのが気になった。
0投稿日: 2013.09.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
スクリーントーンを使っていない漫画を久しぶりに読んだ。 背景などが幻想的でこの作品にはぴったりな感じがする。 なかなかに酷な生活を送っている主人公草子ちゃんのブックガイドは、この娘の境遇にも踏みこんだものだからそれだけに切実で響くなぁ。 他にも学校図書館の問題や司書教諭の立ち位置なんかも、本を扱う職業の人ならば関心のある描写でおもしろかった。
0投稿日: 2013.09.23
powered by ブクログ仕事柄、ブックトークをしなければならないので、参考にしたいと思うけれど…ここまで読み込んで熱く語れないな〜
0投稿日: 2013.09.19
powered by ブクログ作品から本への愛情が溢れ出ています。 本棚を見ればどんな人かがわかる。 まさにそう。 久々に自分の本棚を見返してみました。 もう一度、丁寧に本を味わいたくなりました。 素敵な漫画です。 本を愛する全ての人におすすめしたいです。
1投稿日: 2013.08.18
powered by ブクログ良い作品。本への愛情表現方法、読書文化そのものの黄昏感が画風と相まって、膝を打ちつつ、物悲しくもあり。 「金魚屋古書店」も良いが、より活字中毒であるならこちらも。
2投稿日: 2013.06.19
powered by ブクログ本棚に置かれてある本の素晴らしさ、そんな素晴らしい本棚に出会ったことがないのか気付いていないのかどっちだろう。そして、ブックガイドという訳でないけど、自分が紹介した本を他の人が読んでくれると嬉しい気持ちはホントよくわかる。そして、自分が紹介した本に興味を持ってもらえない時の哀しい気持ちもわかる。
1投稿日: 2013.05.20
powered by ブクログ本を読むのが好きだというと、すごいとか偉いとか、勉強家だとか、言われることがたまにある。 ひどい誤解だなといつも思う。 勉強のために本を読むこともないとは言わないけど、大半はただ好きだから、幸せだから読んでいるんです。 難しい本も読めません。 この本の主人公、草子はもっと切実に本を必要としていると思った。 大切にしていた本を勝手に売ってしまうお父さん。 思い出だけを残して出て行ってしまったお母さん。 家でも学校でも本を読んでいる草子は、周りから見たら暗い子なのかもしれない。 でも彼女はただ本の中に逃げ込んでいるわけじゃない。 本の世界で大冒険をして、ちゃんと現実に帰ってくる。 キラキラ輝く宝物を手に入れて。 そんな大冒険のお土産が草子のブックガイド。 草子だからこそ見つけられた宝物。 他の人が同じ本を読んでも、同じ宝物を見つけられるわけではない。 でも、その人だけが見つけられる宝物がある。 私もたくさんの宝物を見つけてきた。 だから本が好き。 だから本を読むんですとうまく伝えられたらな…。 草子がクラスメイトの気持ちを動かしたように。
19投稿日: 2013.05.19
powered by ブクログブクログの皆さま コレを読まずして 本好きは語れませんよ(笑) 心からオススメしたい漫画に またまた出会えました(^O^) 貧しい家庭の事情から本が買えず 古本屋の本を盗んでは 感想を本の間に挟んで そっと返しにくる中学2年生の少女 内海草子(うつみ・そうこ)。 その感想文に 本へのただならぬ愛情を感じとった店長は 警察沙汰にしない代わりに 草子にある条件を出すのでした… 本の中にしか居場所のない少女が 本の感想文を書くことで 世界と繋がり成長していく 胸を打つストーリー。 背景にスクリーントーンを一切使用しない 緻密に描かれた画風は ともすれば古臭く 洗練さとは程遠い泥臭いタッチだけど、 (ここは好き嫌いが分かれるやろなぁ) 丁寧に丁寧に 真摯に物語を紡いでいく作者の姿勢には 本好きのアナタなら 必ずや魅了されるハズ。 とにかくこの草子のブックガイド(感想文)が 詳細でいて分かりやすくて 本への愛があふれていて 紹介された本は もうすべて読みたくなってしまう。 読むたびに物語の主人公に同化し 物語の世界を自由自在に飛び回る草子。 (主人公になりきり主人公と同じ服装に身を包んだこの想像のシーンの素晴らしいこと!) 草子のように想像の翼を広げるって ホンマ意味のあることなんですよね。 本を読んだ後に余韻に浸り 何にもしない時間こそが 物語によって得た響きを記憶に定着させ、 心の核の栄養となっていく。 情報や知識なんていらない。 何かを知っていることより、 それをどう思うかを 自分の言葉で言えるかどうかが 大事なことなんだと この作品は教えてくれます。 古本の知識や書店の現状、司書教諭の実状なども織り込みながら、 「ロビンソン漂流記」 「ティファニーで朝食を」 「ボッコちゃん」 「一千一秒物語」 「銀河鉄道の夜」 「月と六ペンス」などの 名作たちのブックガイドが堪能できます。 本の海の向こうに 自分の探す何かがあると信じて 漂流する草子のように、 自分だけに見える 輝ける星を これからも本を読むことで 見つけていきたいなぁ♪ 舞台となる古本屋 青永遠屋(おとわや)のぶさカワ猫の しおりがまた、 いい味わいなのです(笑) 現在2巻まで発売中〜♪
26投稿日: 2013.04.23
powered by ブクログ"万引きは許されない"…分かります、私もそう思います。"しかも、店主のあの対応!?なぜ許す?"…そうですね、ごもっともです…でも、そんな万が一にもあり得ないようなことだからこそ、日常に埋没すること無く作品となることが出来た。現実には起こらなかった悪いことと引き換えに、優しい何かを得ることが出来る。そんな一冊。
1投稿日: 2013.04.16
powered by ブクログ2巻発売に合わせて再読。本への思いに溢れた作品。蔵書票が欲しくなりました。 デフォー作 平田禿木訳『新訳ロビンソン漂流記』冨山房家庭文庫 トルーマン・カポーティ作 龍口直太郎訳『ティファニーで朝食を』新潮文庫 中島敦『山月記・李陵』ほるぷ出版 西行『山家集』陽明文庫
1投稿日: 2013.03.28
powered by ブクログ主人公の内海草子は本好きの内気な女の子。本の世界でだけ自由になれる彼女は、やがて本を通じて現実を動かしていきます。本は逃げ場ではなく、心の「てこ」になる、と思います。
0投稿日: 2013.03.22
powered by ブクログ中学生・草子が、読んだ本を自分の言葉で感想文にしていく話。トーンを使わない繊細なタッチの絵が、いい感じに古い文学全集を開いたような雰囲気を作り出している。久々にじっくり何度も味わいたくなるマンガ。
1投稿日: 2013.03.22
powered by ブクログまた素敵な本に巡り合った。まだまだ私なんてろくに本を読んでないけど、本の世界を知る人にとって、こんなワクワクさせる本はなかなか無いです。
0投稿日: 2013.03.19
powered by ブクログ[関連リンク] どんなによい本を読んでも現実は変わらないという人へ。2年越しの『草子ブックガイド』の感想 読書猿Classic: between / beyond readers: http://readingmonkey.blog45.fc2.com/blog-entry-675.html
0投稿日: 2013.03.18
powered by ブクログ「もしもこの書物を返さなければハリネズミがあなたにキスをする」 『吾輩は猫の友達である』 『ティファニーで朝食を』原作、映画 『一千一秒物語』 『山月記』
0投稿日: 2013.03.03
powered by ブクログ本に対する深い愛情を感じる漫画だなぁ。トーンを使わない絵柄とお話がとてもよくマッチしている。本は好きでいつも読んでいるけど、この主人公の草子ちゃんのようにアウトプットする能力も、店長のように棚作りに活かす力もないな。改めて本と向き合うという事をしていかないといかんかな?
0投稿日: 2013.01.11
powered by ブクログ古本屋に入り浸る、学校に馴染めない本好き少女草子の話です。酒浸りの父親に売られた、離婚して再婚した母の残した本のある古本屋でそれを取り戻すために放課後働かせてもらいます。素敵なオーナーが魅力です。早く2が出ないかな?
0投稿日: 2012.12.13
powered by ブクログモーニングでチラ読みしてたが。改めて。「本」漫画が充実していて嬉しい流れ。金魚屋古書店しかり、草子ブックガイドしかり。 敬遠していた名作たちをざっくりと噛み砕き、なおかつ草子の感想をプラスすることで、新しい読み方の視点に気づく。 この世の中には埋もれるほど書籍があり、なおかつ娯楽があふれているけど。草子のように本を食べて、小さな幸せをつんできたい。
0投稿日: 2012.11.11
powered by ブクログ古本屋に出入りする少女の物語。古書店の主人と読み放題の替わりにブックガイドを書き続ける約束をする。 飲んだくれの父。彼女と夫を捨てて版画家として成功している母。 彼女のブックガイドも自身の境遇に踏み込んだ内容になっている。それなりに長いガイドを漫画として読ませるのは、漫画家の技量なんでしょうね。 漫画の描き方に詳しい訳ではないが、スクリーントーンを使ってないんではないか。独特の画風。 店主の作る西行の棚にぞくっとした。 とりあえず山家集を探そうかな。
0投稿日: 2012.10.13
powered by ブクログこんな深い読み方ができるなんて羨ましい… 絵も、細かく書き込んであるしすごく丁寧な話だなと感じました
0投稿日: 2012.09.27
powered by ブクログ草子ちゃんが書いたブックガイドだけを集めた本を出して欲しい。 そして私はしおり猫が好きだ。頭に乗せたい、冬の間だけ。
0投稿日: 2012.09.08
powered by ブクログ多くの方々のレビューで書かれているとおり、この作品は本好きにとっては、高評価に値するものかもしれない。蔵書をめぐる様々な事柄や問題、そして、主人公をはじめ、各登場人物の読書に対する思いも十分に感じ取れるので、物語としては良い出来であるといえる。 しかし、どこか急ぎすぎというか、欲張ってしまったようにも思われる。ブックレビュー、司書教諭問題、ブックトーク、蔵書票、本棚づくり……様々な事柄・問題が書かれていながら、説明がなされただけで、無理矢理区切りを付けているように感じられた(個人的には本棚づくり(西行棚のところ)に感心した)。取り上げる問題・材料がよいので、じっくりと時間をかけてそれぞれの話が大きな物語へとつながっていけば、より良くなるのではないだろうか。たとえば、草子がブックレビューを書くが、こういう読み方もあるのかぁと思う一方で、読書に親しんでいない人が、手にとって読んでみようと思うかは疑問だった。「作者の思いが、ある読者を通じて他の読者へと伝わっていく」という考え方はよいのだが、最初からブックガイドの出来に「甘さ」や「隙」があまりないので、話が進んでも草子の成長が感じられないのだ。全体的に論点を整理・明確化し、十分に時間をかければもっと良い作品になると思うとつくづく残念である。 期待の高さから減点3(①論点の整理・明確化、②本好き以外が本を手に取るとは思えないこと、③大きな物語になっていかないところ)としたが、「帯」「ブックカバーの紙質」「本体表紙の色遣い」の相乗効果が素晴らしいので、加点1とした。本好きならば装丁についても評価すべきだろう。
0投稿日: 2012.07.29
powered by ブクログ本にまつわる漫画。 古書店の本を無断で持って帰り、読んでは返すを繰り返している草子。返す時には必ずブックガイド(感想文)を挟んで返す。ある時、自分の本棚の本を父親に無断で売られてしまう。その中には古書店の本もあったのに…。 とても読み応えのある漫画でした。『ティファニーで朝食を』の回で映画も観たいし原作も読みたいという気持ちになりました。学校司書の苦悩も少し分かります。中学校だしね。でもやらないで悶々するよりは、やった方が成果は少なからずある、と思いたい。 「本の旅」という言葉がとても響きました。あと蔵書票、私も作りたいなあって思いました。素敵です。
1投稿日: 2012.07.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
自分のブログの記事、 http://hibiki.cocolog-nifty.com/blogger/2012/01/1-0971.html に書いた書評の再録です。 二昔前の子供を持つ親の常套句に「またこの子は本ばかり読んで閉じこもって!もっと外で遊びなさい!」というのがありましたが、この本に登場する草子ちゃんは、まさにその常套句が当てはまる中学生です。 物語の最初では閉塞した現実の世界での居場所を失い、専ら本の世界という空想に翼をはためかせていた草子ちゃんが、古書店青永遠屋(おとわや)との出会いを1つのきっかけとして、「ロビンソン漂流記」「ダイヤのギター」「山月記」「名人伝」「山家集」と古典を中心に読み解いて手作りのブックガイドを綴りながら、徐々に世界と繋がり、かつ人と人、あるいは人と本とを繋げていくという展開が魅力的です。 お勧めのエピソードは、本当はライブラリアンとしては「2冊目」(この漫画においては章番号が「2冊目 その1」等で示されます)の「ブックトーク」のエピソードと言うのが筋なのかも知れません。もちろんこのエピソードも、本や学校図書室という場を媒介にした、人同士の素朴な繋がりの誕生をテーマにしていて含蓄が深かったのですが、自分としては「3冊目」の「蔵書票」のエピソードを一押しします。 余談ながら、学術情報データベースやシステムを扱うベンダーに「Ex Libris」社というのがありますが、この作品から「Ex Libris」が「蔵書票」という意味であると今更知った自分……。穴を掘って入りたい気分でした。 このお話で、草子ちゃんが中島敦の「山月記」「名人伝」を媒介に、両親のエゴや弱さを若いなりに冷静に読み解き、諦観のもとに「自分を愛する親」ではなく自分と同じ1人の人間として理解しようとする姿は何とも健気です。 彼女の母親は、はからずも娘に冷徹な現実を突き付けてしまった後で、娘のそんな心を知り、今度は自身のエゴが娘や前夫にもたらしたものを突き付け返され、この本(山月記)を持つ資格は自分にはない、と嘆きます。そんな母親に対し、青永遠屋店主の青斗さんは「…もう一度…その本(山月記)を読んでみては?」と言葉を掛けるのです。まだ遅くはない、「本はあなたの人生のそばに……いつだっている」と。そして作者も、苦い幕切れでありながら、草子ちゃんと読者の心にひとかけらの希望を残してくれています。物語のキーである蔵書票がどのように使われているかは、読んでからのお楽しみ、です。 「4冊目」も、草子ちゃんの西行の歌の世界を媒介とした外の世界との繋がりが身近な人の内的変化をももたらすという多重構造のお話で、二重三重の面白さがあります。「1冊目」は全ての物語の始まりなので、どういうお話かはあえて記しません。 漫画なのに絵柄について語っていませんでした。銅版画を彷彿とさせる緻密な、それでいてメリハリのある描線が印象に残る絵です。もしかしたらこういう質感の絵柄に馴染めない人もいるかも知れませんが、私は好きです。 公式サイトを見ると月刊連載ではなく連作シリーズのようで、絵柄的にも多作は難しそうですが、続刊が待たれるところです。
1投稿日: 2012.04.14
powered by ブクログ作者の本に対する深い愛情が伝わってきた。古書店の楽しみ方を教えてくれた。本編で紹介されていた本を読んでみたい。
0投稿日: 2012.03.26
powered by ブクログ父子家庭に育ち、本の世界にしか自分の居場所を見つけられない草子。お金が無いので、古本屋から本を借りて(!?)は、ブウクレビューを書いて返していた。そのレビューを楽しみにしていた店主に、古本屋の手伝いをしブックガイドを書くことを条件に、無条件で本を借りていってよいことになる。 学校でも本ばかり読んでいる草子。その本をきっかけに、少しづつ周囲とかかわりあっていけるようになる。 学校図書館のかかえる問題や、司書教諭の置かれている立場など、古本屋の店主(つまりは作者)は、よくご存じの様子。取り上げられている本も、いろいろなジャンルがあって、再読してみようかなと思わされるものもでてきました。
0投稿日: 2012.03.08
powered by ブクログ本屋、図書館ものの中でもトップクラスの名作。一冊の本との出会い、本が動かす人の心が繊細に描かれている。人や本の描写もきめ細やか!
0投稿日: 2012.03.01
powered by ブクログアマゾンを見ていて、なんとなくおもしろそうだったので購入。当たりでした!本好きにはたまらないと思います。紹介されている本を、本当に読みたくなります。絵の描きこみもすごいです。主人公の草子の表情から、本に対する愛情をものすごく感じます。読み応えあり!
2投稿日: 2012.02.28
powered by ブクログこれはすごい。面白い。本を読む楽しみ、図書や文学の知識、ヒロインの少女と周りの人たちの人間模様…要素はあれこれ盛りだくさんなのに全部のピースがピタッと収まるところに収まってどんどん引き込まれる。セリフもいちいち核心をついている。作画もエッチングのような細く丁寧な線が美しく、ブックガイドパートのファンタスティックな画面もいい。ヒロインは一見、わたしの苦手な天然無口内向きおどおど系に見えて聡明で芯が強く素直で愛らしい。久しぶりに漫画でしかかけない、漫画だから意味がある作品を読んだよ。たいへんよかったです。
0投稿日: 2012.02.17
powered by ブクログ本を愛し、読書という行為の素晴らしさを伝えたいという作者の熱意が伝わってくる入魂の漫画だ。本を通じて、人間の生き様についてじっくり考えさせられた。
0投稿日: 2012.02.10
powered by ブクログ主人公草子が本を読んだ感想を書いたものが、ブッグガイドとして認められ…周りの人々の忘れてしまっていた思いを引き起こさせられる作品。 まだまだ自分の知らない本の世界が多いことに気づかされ様々な種類の本をもっと読みたくなしました。 あと1ページ、1ページ隅々まで作者の方のこの漫画に対する愛情が感じられました!
0投稿日: 2012.02.01
powered by ブクログ本の大好きな薄幸の少女が本の導く縁によって世界を広げていくというお話。 へたうま系の絵柄は好き嫌いが別れるところだし、全編にちりばめられた本をめぐるうんちくも付け焼き刃であることがすぐにわかる。 本とその世界に真正面から向き合う珍しいテーマの作品でなかったら星は2つだったところ。
0投稿日: 2012.01.16
powered by ブクログ絵は古臭いし、事故じゃないかと思わせるほど珍妙なバランスの人間が描かれていたりもするのだけど、それが味だと思えてくるころにはもう、主人公「草子」と一緒に読書の旅に出ている。 好きな本が1冊でもあれば、草子の気持ちは手に取るように分かるだろうし、熱にあてられたように読みふけってしまうはずだ。 カタコトのような台詞まわしも独特のリズムを生んでいて、読んでいるうちに自分の身体もこの絵のタッチになってくる。 これは読んだほうがいいよー。装丁もキレイでよいぜ。
0投稿日: 2012.01.13
powered by ブクログ「本棚を見ればその人がわかる」 って、わかるわけないじゃん。 図書館にある本は買わない。図書館が買いそうもない本を買ってたら、「18禁」ばかりになってる、とか。本棚見れば、こいつ変態だな、と。 でも、最近、図書館にも「鬼六」さんの本がならべられてる。うーむ。 古本屋はジミーに落ち着く。自分の本じゃないのに、なぜか眺めているだけで幸せな気分になれる。 新刊書を200万冊!置いている書店を知っているけれど、ワクワク感が、ちと違う。こちらは「疲れる」。 誰が読んだ本か知れない本に、さわりたくないとおっしゃる方もおられるようで。それは、その本とは次元の違う話で、そんなときは「あーそうだね」でおしまいにしてる。 「草子ブックガイド」読んだら、古本屋さんにいってみたくなるかも。
0投稿日: 2012.01.03
powered by ブクログ帯の中に「漫画家12年ぶりの新作」とあったので、気になって買いました。 絵は若干古くさい感じもするけど、トーンが全部手書きで、すごいです。空もスクリーントーンを貼らず、手書きでしてます。。。 古本屋をめぐる話なので、本棚があらゆるコマで出てきますが、省略せずにしっかり本を書いていて、全体の雰囲気がすごくよくできてます。 内容的には、完全に本好きな人のためのマンガです。 本があまり好きじゃないような、ぼくのような人間でも、 楽しくは読めます。 ただ、ちょっと本好きな人のためか、 文字数が多いです。結構、読んでると、がっつり感があります。。 なので、ちょっとぼくは1冊で充分かなっという感じ。 本が好きな人にはおすすめではあります。 あと、ちょっと時代感がはっきりしないのが気になりました。 ここ最近を設定しているような話内容でしたが、 出てくる若い人たち(古本屋の見習い、主役の女子高生や学校の生徒、先生など)のキャラとか行動とかがこの時代の若者らしくなく、ちょっと古いなって思います。。。そのへんが若干、違和感がありました。まぁ、12年ぶりの新作だから仕方ないのかもしれませんけど。。
0投稿日: 2011.12.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
万人には向けられないものの、掴まれるものがあり自分がこれまでに見たことのなかったタイプだった。作中で提示する「本」に関わる「話の筋」をストーリーに入れて紹介していく展開と、個人個人のキャラクターはとてもかみ合いがうまくいっている。 草子の幸薄そうな人間性とか、他人との接触や人間関係に距離を置くスタンスとか、家庭・学校環境なんかは自分の思う「本にはまっている理由」のリアリティさとかなりマッチしている。1話毎に紹介されている本や著者の内容が絵を含めて分り易く解説されている。本の要点とクライマックスとを被せてあるので伝わりやすい構造になっていると感じた。 少々の欠点を挙げるとすれば、絵が「人物としての描かれ方」と、「作中の本から物語を紹介している時の描写」を分けているのかどうかがわかりきれない所があると受け取れてしまうと感じた点。特にメインキャラの顔は今っぽい絵柄を突いているようで、どこか掴みきれていないような感じ。「本の世界」と「リアルの世界」この2つが混じり合うときはデフォルメ型の絵よりもリアルっぽい絵のほうがあっているように思える。推測ではあるが意識してキャラクターの顔デフォルメをしていて、どこかマッチし辛くなってしまっているか。 印象に残る一冊。 ・その他 本を丁寧に紹介しようとすればするほど、周囲から浮いていってしまうジレンマ。 それぞれのコマの画き込み 本と蔵書の歴史 非デジタル的 カバーの裏はカラフル
0投稿日: 2011.12.19
powered by ブクログこの漫画は、本好きにはたまらないのではないだろうか。本が持っているポテンシャルと言うか、未知の世界へのワクワクする気持ちを掻き立ててくれる。本が読みたくてたまらなくなる。 本を読むことの楽しさを改めて教えてくれる一冊。絵も線が細かくて好き。
0投稿日: 2011.12.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
本の世界に引きこもりがちの少女・草子が綴る「感想文」をメインに、草子の厳しくもそれなりに人に恵まれた日常を描いていくオムニバス。 「本を読みたくなる本」でした。 今の所テーマの作品に未読のモノが多いので、面白そうなのは実際買ってみようかと。まさにブックガイド。 取りあえず「ダイアのギター」が気になったので『ティファニーで朝食を』買いました(笑)。
0投稿日: 2011.12.08
powered by ブクログとても「濃い」です。 まずは絵。物凄く細かく描きこまれていて、パッと見た瞬間の画面が黒い。スクリーントーンを使用せず、全てが手描きという手間のかかりよう。正直に言って人物の描き方はあまり好みではないが、この凝りようは素直に凄いと思う。 そして字。特にブックガイドのくだりはその性質上、一ページの情報量がかなり多い。本に関する薀蓄も充実しており、勉強になる。 さて、本書の目玉であるのが主人公・草子の手になる「ブックガイド」。これ、大変よいです。ストーリーそのものはちょっと陳腐な感じがしないでもないけれど、このブックガイドだけで本書を読む価値があると思う。とにかく本を読む喜びが生き生きと表現されており、惹き込まれる。草子の読みの特徴は、作品の内容を自分の身に引きつけて考えること。この視点は私にはなかったので、新鮮に感じた。ちなみに扱われる作品のラインナップも、私の既読作品と未読作品のバランスがちょうどいい。この調子で続くなら、二巻も楽しみだな。 読書が好きな人は読んでみて損はない、かも。
0投稿日: 2011.12.01
powered by ブクログ努力せずに才能があるふりをして売れない絵を描く、飲んだくれの父と、本の中でしか自分の居場所を見いだせず、生活苦ゆえにお気に入りの古本屋で万引き(しかも本の趣味が良くて希覯本ばかり)を繰り返す草子、飲んだくれの夫に見切りをつけて、夫ばかりか娘の草子まで見捨てて銅板画家への道を進み、成功を収めて新しい家庭を設けた妻。 自分では働かずに、食費の足しにするためだけに断りもなく、娘の蔵書を全て売り払うろくでもない父や、盗んだ本の一部に感想文を添えて古本屋に返す草子の厚顔さや、元夫に娘が殴られそうになったのを、草子が身代わりになったのに、草子を無視して殴られそうになった娘を抱き抱え、もし私の宝である娘がどうにかなってしまったらどうしてくれるの、と叫ぶ(無意識のうちに草子はもう自分の娘ではないと断言する)自分勝手な元妻に、いったいどんな話なんだ!と、いらいらさせられるばかりで、これでブックガイドがどうしようもなかったら、本を床にたたきつけるところだけれど、ろくでもない家族を差し引いても満足するくらいガイドだけは、よかった。 草子の、独自の視点で語られる本は、どれも一度は目にしたものばかりだけれど、こういう読み方もあるのだと、共感し、思わずその作品に触れたくなる。 中でも、中島敦の山月記は懐かしく、改めて読み返してみたくなったし、ロビンソン漂流記や、ロビンソンを基にしたロビンソネイドの作品群をはじめ、西行法師の「山家集」は、ぜひ読んでみたいと思う。
0投稿日: 2011.11.26
powered by ブクログ「なぜいつの時代もこの物語は必要とされるのか。ロビンソンはどんな目にあっても『生きた』…そして…『おもしろい』を見つける事をやめなかった」
0投稿日: 2011.11.25
powered by ブクログ「図書館の主(篠原ウミハル)」が良かったので、同系統と思われる本を探していて出会ったマンガ。主人公・草子は古書店で本を借りるかわり、「ブックガイド」という読書感想を書いて店主に読ませることに。 ブックガイドがすごく良くて、出てきた本みんな読みたくなるような魅力的な内容。毎回、草子がこのブックガイドを書く本にまつわるストーリーが展開するんだけど、それも優しい。 草子自身はいま決して恵まれた環境にあるわけじゃなくて現実は厳しいんだけど、それでも本を読んで本のことを考えている彼女は幸せそうで、なんだか羨ましい。
0投稿日: 2011.11.24
powered by ブクログ本好きな中学生の女の子が主人公。 現実は、けして彼女に優しくないけれど、でも彼女はまっすぐ生きている。 彼女の読書感想が話をつないでいく。 本はいい。 自分の本棚を作りたくなった。
0投稿日: 2011.11.16
powered by ブクログ古本屋が舞台。 『山月記』など、文学の名作を取り上げている。 絵に若干つたなさを感じるが、本好きの気持ちがよく表れている。 登場人物たちの物語が展開していくと、もっと面白くなると思う。次巻以降に期待。
0投稿日: 2011.11.01
powered by ブクログ酒浸りな生活を送る父親と、日銭で生活することで精いっぱいな家庭に暮らす主人公の少女・草子。 いつしか自分の居場所を求めて本の世界を旅し、愛するようになった彼女は、一軒の古本屋でタダで本を読ませてもらう代わりに「ブックガイド」という感想文を書くことになった。 「ブックガイド」が中心となって展開されていく各エピソードでは、その本を旅した草子の足跡を手がかりに、それぞれの登場人物がその本を通じた心の旅を体験していく。 その様子が生き生きと、しかも丁寧に描かれていてとても面白い。「ブックガイド」自体も、かわいらしく作品に親しみも持てるような紹介でありながら、そこに込められた思いをきれいに浮かび上がらせている。相当その本を消化していないと出来ない芸当だと思う。 それぞれのエピソードも、「本」と「読む主体」との関係、「本の魅力を伝える人」「伝えられる人」の関係、「一緒に同じ本を読んだ人」の関係、「本の旅」と「人の心」の関係――というふうに、本にまつわる関係性をさまざまな角度から描いているので読んでいて飽きない。 本の中の世界を旅し、本と本とを渡り歩いていくことで、読む人の心が時代や空間を超えて他者の心に触れる。その足跡に、また別の人が出会う。他人の思考をなぞるだけにとどまらない、そんな読書のロマンが好きな人にはたまらん漫画。オススメ!
0投稿日: 2011.10.18
powered by ブクログ色々なジャンルの文学作品が登場し、それを丁寧に取り上げているので実際に実物を読んでみたくなります。芦崎せいむ先生の「金魚屋古書店」等が好きな方にオススメかも?ただし個人的に登場人物達の性格が、なんだか身勝手過ぎるように感じてしまい、ちょっと苦手でした。
0投稿日: 2011.10.10
powered by ブクログいわゆるブックガイド漫画だけど、取り上げる本に対してよく言えば丁寧に深く書いてる。悪く言えばネームが長い。取り上げる本も、古典から近代だから読んでてちょっと疲れた
0投稿日: 2011.10.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2011 10/8読了。有隣堂で購入。 ネットで評判を聞いて気になっていた本。 こんなブックガイドを書けたらそれはもう一つの創作だよな、というようなブックガイドを書く中学生の話。 とんでもなく素晴らしいとは思うのだけど何かひっかかって、でもそれを言葉にできない。うーん・・・
0投稿日: 2011.10.09
powered by ブクログジャケ買い。成功。 古書店青永遠屋の本を一冊貸す代わりに、 感想文『草子ブックガイド』を書くことになった主人公草子。 草子と関連する人物と『ブックガイド』と一冊の本をつなぐ物語。 まず目につく圧倒的手数の作画。 すべてのページをトーンを使わずペンで濃淡を表現している。 背景に手を抜かず、本棚の本一冊一冊まで丁寧に描かれている。 残念なのが背景を描き込みすぎるあまり、草子の顔が白く浮くコマが多々ある事。 物語は基本的にある程度ストーリーが進んだ中で、 実在する本を紹介する形で『ブックガイド』が読まれる。 本の見所や本質などを紹介した上でその本とストーリーが繋がる形。 人物の背景と本の中身とブックガイドが見事に融合し、 ストーリーを盛り上げてくれる。 読んでると本に対する草子の姿勢に刺激される。こんな風に本を読んだ事があっただろうか。
0投稿日: 2011.10.03
powered by ブクログ展開や絵そのものに不自然さを感じることもあるけれども、それ以上に本で描かれている物語世界を映像で表した漫画がいい。自分にぴったりとくる本を読めた時の気持ちいい雰囲気があんな感じだろうか。 それから、装丁が古書をイメージしているように凝っているのも気に入った。
0投稿日: 2011.10.02
powered by ブクログ小説をあまり読まないけど読みたくなった。 とくに、山月記は高校の授業でやったが、草子のブックガイドを見ると、また読みたくなる。 2巻が楽しみ。 表紙もなかなかいい感じ。 あとがきはほとんど読まないのですが、玉川さんの文章は読みやすい。 いっぱい本を読んでるんだろうな~。
1投稿日: 2011.09.28
powered by ブクログ小説を自分に重ねて読むのは苦手ですか、というか小説自体めっきり読まなくなりましたが、この優しい世界感と(特に書架の)丁寧な書き込みは読んでて心地よいです。
0投稿日: 2011.09.25
powered by ブクログ本を題材にした作品ってすごく好きなんですよね。 「ロビンソン漂流記」「ティファニーで朝食を」「一千一秒物語」「ボッコちゃん」「山月記」…。 読んだことのある作品が取り上げられてるんですが、草子のように読めてたかな?なんて思ってしまい、もう一度、それらの作品を読み返したい気持ちになりました。 本が好きな人に勧めたい1冊です。
0投稿日: 2011.09.24
