
コロージョンの夏
新沢克海、05/講談社
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総合評価
(3件)3.0
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powered by ブクログ“日常”を愛する主人公と、否応なく近づいてくる“革命”のお話。 個人的には、主人公の環境が既に非凡なのだけれど、彼らにすれば日常……。う~ん、理不尽だ。 ともあれ、革命につきものなのが思想。重く読めば、中々に読み進まぬ作品で、軽くも読めるところが上手いな、と思いました。 全体的に掛け合いの会話劇が挟まれているし、サブカルチャーなネタも、バトルなネタもあるので、物語というよりはエンタメものとして、楽しく読める作品だと思います。 ただ、Powers入賞作品は、上限がない応募なので……量はありますね。
0投稿日: 2012.02.13
powered by ブクログハチとカラスはどちらが強固で不文律で賢しらなのか。美しいか。金と黒。ぴかぴか、くろぐろ。かわいいか。ちっちゃいか。反抗するか。氾濫するか。身勝手か。・・・いいや、どちらが人間の象徴か。
0投稿日: 2011.11.19
powered by ブクログ作者もあとがきで述べているとおり、まごうことなきキャラクター小説でありライトノベルなのですが、 どうしてもこの手のものは読んでいて西尾を意識しています。良くも悪くも。 キャラクターの掛け合いがメインになるのでそれも致し方なしなわけですが、ちゃんと作者の色は出ていると思います。 日常と非日常が表裏一体となっている世界観もなかなか面白いです。と言っても、その「裏」は会話の中で仄めかされる程度なのですが、「マガミ」のお話も含めてこのあたりの具体的な話は次巻以降に出るのかな? ともかく、パイルバンカーと女の子の組み合わせはロマンがあって実に良いと思います。
0投稿日: 2011.08.06
