
総合評価
(4件)| 0 | ||
| 1 | ||
| 2 | ||
| 0 | ||
| 0 |
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
『戦争と~』と銘打っていますが西村さんの簡単な自伝、というところです。 戦前、戦中、戦後の世の中を少年の目を通して見ることができました。住んでいた地域によって戦争というのは捉えられ方が全然違うなぁ。西村氏は恵まれていたほうかも? 一時期探偵社勤務だったというのがとても面白かったです。もうちょっと詳しく書いてほしかった(笑)この本、すっごく文字が大きくて驚きました。小学生の教科書並みの大きさです。 著作は『湖西線12×4の謎』のみ読んだことがあります。 トラベルミステリーを書く多作なイメージの作家さんというぐらいの認識でしたがWikipediaによると649冊ということでした。凄すぎる。江戸時代の時代小説を書きたかったけど出版社からはやんわりお断りされてたっぽいですね。 トラベルミステリーも昨今は廃線や減便が多くなってきて令和では書きづらい題材になってしまったかもしれませんね。
2投稿日: 2025.05.17
powered by ブクログ西村さんの作品はいくつか読んだことがあるけれど、 戦争とのかかわりについて書かれているのかなと思い 興味がでて読んだ。 読みやすい語り口。 戦争についてというよりも、 人生についての記録だなと感じて、 その感覚で読むとすごく良かった(◍•ᴗ•◍)
23投稿日: 2025.04.20
powered by ブクログ西村京太郎さんの戦争体験。幼少期の日常や陸軍幼年学校で過ごした日々などが綴られています。 三分の一くらいは、西村さんが京都に移住してからのお話なので、最後の方は本のタイトルとはまったく関係のない話に。面白くはありますが、私は何を読んでいるだっけ?戦争の話じゃなかったっけ…と混乱しました。笑 京都、超好きなんだな〜
0投稿日: 2025.04.10
powered by ブクログ1. 日米開戦とその背景 - 開戦の契機: 日本とアメリカの間での戦争が勃発した原因。 - 軍国少年と母: 戦争を迎えるにあたっての家庭の状況や若者の心情。 - 隣組制度: 戦時体制下での地域の結束や協力の重要性。 2. 戦時中の社会と生活 - スローガンと親米感情: 戦争に対する国民の感情の変化。 - 勤労動員: 戦争遂行のための労働力の動員方法。 - 戦況の悪化: 戦局が厳しさを増し、国民生活に与えた影響。 3. 戦時下の生活者たち - 生活統制: 食料や物資の配分、生活必需品の管理。 - 歓戦から厭戦へ: 戦争への期待が失望に変わる過程。 4. 幼年学校と教育 - 幼年学校入学: 将校を目指す子供たちの教育制度。 - 寄宿生活: 戦時中における幼年学校での生活環境。 - 迫る本土決戦: 戦局が進展する中での教育の流れ。 5. 戦局の変化 - 美少年と戦争: 戦争によって変わる若者の理想像。 - 降り注ぐ焼夷弾: 戦争の激化がもたらした都市への攻撃。 - 学校の壊滅: 戦争によって被害を受けた教育機関。 6. 戦後の日本と占領 - 日本占領考: 戦後の日本が直面した状況と変化。 - 公務員生活とGHQの影響: 新たな制度や価値観の導入。 - アメリカの変化の影響: 占領を通じて日本社会がどのように変わったか。 7. 戦争の影響と教訓 - 軍国少年の体験: 戦争がもたらした影響とその後の生き方。 - 本書の意義: 戦争の歴史から得られる教訓や反省点。
0投稿日: 2025.03.16
