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プロパガンダの終焉 トランプ政権始動で露呈した洗脳と欺瞞
プロパガンダの終焉 トランプ政権始動で露呈した洗脳と欺瞞
馬渕睦夫、ジェイソン・モーガン/徳間書店
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    1. 前提:日本とアメリカはともに「洗脳されてきた」 日本人は戦後GHQによって、アメリカ人はワシントン(ディープ・ステート)によって「歴史観」「国際観」を捏造され、洗脳されてきた。 日本人はアメリカを「自由と民主主義の守護者」として崇拝してきたが、それはプロパガンダの結果にすぎない。 アメリカ国内でも多くの国民が真実を知らず、偽りの理想を信じ込まされていた。 2. 第1章:洗脳史観を覆す国際情勢の真実 アメリカは「50の独立国家」から成る複雑な連邦国家であり、その実態を日本人は理解していない。 2020年米大統領選の不正や新型コロナ対策(ワクチン義務化)は、ディープ・ステートの統制構造の暴露につながった。 日本もアメリカも、共にプロパガンダの支配下にあり、それが崩壊し始めている。 3. 第2章:アメリカ左派による反日プロパガンダ アメリカの反日は国家政策ではなく、「リベラル・左派・フェミニズム・文化マルクス主義」によるもの。 学界やメディアが主導し、慰安婦問題や南京事件のような歴史認識を歪曲。 SDGsやジェンダー、ポストコロニアル論も反日思想のツールとして機能している。 4. 第3章:グローバリストの世界支配構造 グローバリズムは、国家・宗教・家族・伝統を破壊し、価値観を単一化するための思想。 共産主義・新自由主義・SDGsなどはすべて「世界統一思想」の変形である。 精神的アイデンティティを解体し、「人間の家畜化」「管理化」を進める思想戦が続いている。 5. 第4章:神殺しの西洋500年史 近代西洋は「神殺し(反精神主義)」の思想を深めてきた歴史。 ルネサンス〜啓蒙主義〜資本主義〜共産主義と、物質主義が宗教・伝統を駆逐してきた。 優生思想、中絶の正当化、人間選別の思想が現代にも継承されている。 6. 第5章:アクティブ・ニヒリズムの超克 西洋思想に支配的な「虚無主義(ニヒリズム)」を乗り越える必要がある。 リベラルは「受動的ニヒリズム」、革命家やグローバリストは「能動的ニヒリズム」として破壊に走る。 日本文化(墓参り・祖先信仰)はその超克の手がかりとなりうる。 7. 第6章:新世界秩序のための戦いの始まり 2024年大統領選を契機に「反グローバリズム」「反連邦政府」の運動が本格化。 トランプ再登場は、「正義の回復」と「真の国家主権」を求める市民革命のような意味を持つ。 ワシントン的統制秩序から脱却し、国家と国家が尊重しあう新しい世界秩序を構築すべき。 ◆ 本書の主張の中核(思想的メッセージ) 戦後の常識(自由・民主・国際協調)はすべて「洗脳」である。 アメリカを含む西洋は精神を失い、「神殺し」思想に支配されている。 グローバリズムは新たな独裁体制であり、それに抗うトランプやプーチンは「正義の象徴」として再評価されるべき。 真に独立した国家・文化・精神を取り戻すには、日本もアメリカも「洗脳史観」から目覚めねばならない。

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    投稿日: 2025.04.02