
総合評価
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powered by ブクログ二葉亭四迷が言文一致体の文章で悩んでいたと時に、圓朝の落語速記を参考にあみだした、というエピソードは割と有名ですが、本書は、その「演芸速記」側の受容・発展の変遷と、それが文学側にどのように波及していったか、という落語(+講談)側からみた流れの考察で、とっても面白かった。 落語の速記本の黎明期から、その当時、江戸時代の草双紙などで慣れ親しんだ文語体の文体から如何に口語筆記が受け入れられていったのか、という点や、世の中、大半の人はこういう速記本を読んで高座の様子を楽しんでいたということなど、録音や録画のない時代の記録メディアとしてはそうなるよな!という納得感。(今で言う、円盤のかわりですよね) 文字で如何に高座を記録するのかの試行錯誤の様子や、最終的に、最初から高座にかけるのではなく「書いて雑誌に掲載する講談作品」の登場 → 大衆文学、探偵小説への流れ まで触れられていて、所謂、「文学史」とは違う、市井の人々の間での文字媒体エンタメの変遷みたいなのがざざっと理解できて、私の知りたい範囲だったのでとても参考になりました。(そして、読んでみたい本が増えました!)
0投稿日: 2026.01.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
書庫らでんで知った一冊 何もなければ小説の方が読むことが多いけど 人から勧められた時、こういう小説意外の本を読むとき 落語も読書も好きだから 別な本を読んでいた時 聞いたことがあった作家、噺家の名前があちこちにあるのが面白い 作家と噺家が こうやって繋がってくるんだよね すごいなぁ 時代を並べると 同じ時代の人たちだったんだよね 今は録音、録画が当たり前になったら こういう速記ってなくなるのだろうか この先も文学をどう変えていくのか そんな新しい楽しみを持ちながら 落語も小説も好きで読んでいく
0投稿日: 2024.08.28
