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北緯43度のコールドケース
北緯43度のコールドケース
伏尾美紀/講談社
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総合評価

50件)
3.9
13
21
14
1
1
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    第67回江戸川乱歩賞受賞作。 三十路の女性があれこれ将来のこととかを悩みながら、前向きに頑張っている姿がいい。 沢村は大学院を出ていて、博士号を持っている異色の警察官。ある日女児の遺体遺棄事件の取調べに立ち会うことになった。女児は5年前に誘拐された子供だった。身代金引渡しの時に誘拐犯が電車にはねられてそのまま行方がわからなくなっていた。 女児はどうやら窒息死させられたようだった。もともとの誘拐事件が不手際に終わったこともあり、北海道県警は色めき立つ。だがしかし手がかりがなく、またもや未解決事件として放置されることになる。 数年後沢村は生活安全課にいた。刑事事件は扱わない防犯科である。現在は女児の売春に手を染めていた男女などを調べていたが、前回の誘拐された女児の事件の調査資料をマスコミに横流しした疑いがかけられていた。

    15
    投稿日: 2026.03.20
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    舞台は北海道札幌。二〇一八年一月四日 ある自動車修理工場の古い倉庫に窃盗目的で侵入して 署に引っ張られてきた男が そこで女児の遺体を見たと言う。 鑑定の結果 遺体は五年前に誘拐され行方不明になっていた島崎陽菜ちゃん 当時三歳 と判明した。 その事件は道警史上に残る有名な未解決事件 (コールドケース) の一つだった─。 大学院出で博士号をもつ異色の警察官・沢村依理子は現場捜査の師と仰ぐ瀧本とともに捜査に乗り出すが 瀧本の様子がおかしい……。 言いしれぬ不安の中 事件はまたしても未解決に終わってしまうのだった─。 この作品はシリーズ一作目になるのだろうか ? アカデミアの世界の理不尽さに絶望して大学を去った沢村は今度は警察社会の理不尽さに翻弄される。 警察官を続けるか別の道を行くか 沢村の心は揺らいでいた……。 資料漏洩の疑いで監察官に詰められた時の ギリギリの所での反撃は気持ちよかった。 理路整然と正論を説く彼女はやっぱり優秀なのだ。 そして最後の取調の場面は圧巻! 瀧本については フリもあったし、途中でなんとなくわかっていたけれど、 エピローグは少々 辛いものだった。 でも 沢村の迷いは消えていた。 伏尾美紀さん。『百年の時効』に続いて二作目。やっぱり面白い。

    10
    投稿日: 2026.03.20
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    おおおおお!うちの近所で犯人捕まっとるー!!!!!!! って興奮するくらい、札幌の街が余す所なく事件現場になってて、思わず 近くに住む住人Aの証言になりそうだった。 いや。あんまり家から出てくるとことかは見たことなかったですね。 たまに、車で出かけるところは見たりしてたので、出掛けてたりはしたと思うんですけど。 みたいなね。 挨拶もよくしてくれて、とってもいい人でしたよ。 とかね。 あーそうそう←曹操って変換でる私の携帯。 そうそうっていれると、曹操になる。 三国志ほど盛り上がりはしなかったけど、地元では興奮します。 ふと、あの虐待受けてた女の子の事件は解決、、、した?っけ? って思ったとこが、伏線回収がもう少し欲しかったなぁーって思いましたが。 十分楽しめましたー! #星3 #まっちゃん本 #伏尾美紀 #札幌

    9
    投稿日: 2026.03.19
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    伏尾美紀さん作品3作目 「百年の時効」 「最悪の相棒」 に引き続き読んだ本作品は 第67回江戸川乱歩賞受賞作であり、デビュー作! 博士号持ちながら大学院を去り、警察官になった主人公沢村は、男社会のなかでも高学歴で女性ということで厳しい警察組織で奮闘していく。 この組織に揉まれながらも上司たちの見えない支えで事件を再度追っていく。 それは沢村の過去の経験も影響していたと気付き、成長し、周りとの関わり方も徐々に好転する。 デビュー作でこの感動は凄いですね! 読み応えありました。 次作も取り寄せたので。 さあ。ワクワクしているうちに読むわよ〜(⁠✿⁠ ⁠♡⁠‿⁠♡⁠)

    14
    投稿日: 2026.03.08
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    初めて読む作家さんだったけど、すごーく面白かった。 一気読みしてしまいましたー。 次の作品も楽しみ。

    0
    投稿日: 2026.03.01
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    プロローグ 北緯43度のような寒気が己を襲う そう、あれはあの時食したアレのせいなのか? それとも、単なるアレなのか? 両腕を交差し抱きしめるように自身の両肩に手を 乗せると、縮こまって寒さを必死に堪える己がいた 果たして、このコールドケースは、解決するのか!? このどうでもよいコールドケースにガクブルに なりながら頁を捲った! 本章 『北緯43度のコールドケース』★5 昨年の自身のベストミステリー『百年の時効』 著者による第67回江戸川乱歩賞受賞のデビュー作! ある倉庫で少女の遺体が発見された なんとその少女は、5年前に誘拐された陽菜ちゃん だった 容疑者死亡のまま、未解決事件であったものが この瞬間から動きだす 異色の警察官、依理子がその真相に迫るが その先には、想像を絶する真実が!! いゃ〰、読ませる 面白い 勿論、新人ゆえの粗さや、ご都合主義的な箇所もあるが、それを補って余りあるリーダビリティと 魅力、吸引力がそこには存在する 2作目も依理子シリーズなので、必ず読もう 3作目も既に入手済だから、近く読もう 4作目の『百年の時効』は超名作だから再読しよう そう思った! エピローグ 実は会社で、贈り物の生牡蠣を食した 15人くらいで食べたが、その内6人があたった! 己もその内の1人だ ただ、医者には胃腸炎からくる風邪なのか生牡蠣に あたったのかは、正直分からないと言われた これがコールドケースの真相だ どうでもいい未解決事件 このどうでもよいモヤモヤは何処へ向かへばよいのか!? にしても、三重の生牡蠣美味しかったな〰                    (¯―¯٥)8v♪                       完 ※あとがき 伏見さんの4作、全作品が警察物だ そして、先月、第28回大藪春彦賞に『百年の時効』が選ばれた! 思わずその吉報に膝を打って喜んだ! 伏尾さん、おめでとう♪ そして、ブク友さんにも是非、手に取ってほしい 作品だ!

    64
    投稿日: 2026.02.21
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    評価: ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎(またいつか読みたい) ストーリーにとにかく引き込まれました。事件自体の謎だけではなく、登場人物にもいくつか謎や伏線があって最後まで一気に読み切りました!これはオススメです!

    0
    投稿日: 2026.02.18
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    殺し屋の営業術で江戸川乱歩賞に興味が湧き、読んでみた。しかし、取ってつけたような北海道描写や警察について調べてますよ!みたいな余計な文章があまりにも多く、退屈だった。全部読む必要はないなと序盤で気づき、かなり流し読みしても話はわかるし意外性もない。自分に合わなくても読み切る経験ができたのは今後の読書に活かせると前向きにとらえることとする。

    0
    投稿日: 2026.02.05
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    まずストーリー自体はとても面白かった。瀧本刑事の異常行動の理由には悲しくも納得感があって良かったし、始めに瀧本刑事から教わった話術で犯人に自供させる流れも良い。 ただ作者の悪い癖として書きたい事を全部書いてしまう部分があった。 特に前半、中盤は書く必要の無いものや、本筋から外れた部分を多々書いてるのでテンポが悪く、混乱した。

    0
    投稿日: 2026.01.30
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    読んでみたいと思っていた『数学の女王』がシリーズ作品で、こちらが前作のシリーズ一作目だと知り、手に取った一冊。 数学を得意とする経歴を持つ女性刑事・沢村依理子。
彼女の過去の出来事との関わり、現在進行中の事件、過去の未解決事件、そして警察組織特有の勢力争いなど、さまざまな要素が描かれていく。 要素は多いものの話が散らかることはなく、
純粋に「犯人は誰なのか」「どんな動機があるのか」、そして「この先どうなるのか」を楽しみながら読み進めることができた。 次は『数学の女王』を読む予定。

    0
    投稿日: 2026.01.29
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    今野敏の警察小説がすきなのだが、10年ほど年下の作家のえがく警察小説は主人公や取り巻く人々の設定が変化していて時代の流れを感じた

    0
    投稿日: 2026.01.10
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    警察小説としての読み応えと、人物描写の濃さを兼ね備えた一冊でした。 主人公の刑事は孤高で有能。正直“できすぎ”ですが、その分、背負っている孤独や覚悟が際立ちます。同性として、エールを送りたくなるような人物像でした。 時系列が前後する構成には少し苦戦もしましたが、後半の展開は予想を裏切り続け、気づけば一気読みしてました。 静かですがジリジリと迫ってくるような、印象的な警察小説でした。

    23
    投稿日: 2025.12.29
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    博士号を持つが研究機構に嫌気がさして警察に入った沢村。沢村に警察官としてのイロハを教えてくれた瀧本と奈良は転勤し本部へ。瀧本が転勤する前に陽菜ちゃん誘拐事件で被疑者のみ死亡で事件が停滞していた所に陽菜ちゃんが発見された。陽菜ちゃんはどこで生活していたのか…事件の真相はいかに。 沢村の警察組織での葛藤や意気込みと共に、研究者を辞めた真実に家族内容、さらに誘拐事件に事件資料流出と内容詰め込みすぎでは?と思えるほど。 シリーズ化になりそうな雰囲気だったので、今後あんまり出番のなかった片桐とかとの関係性も楽しめればと。

    0
    投稿日: 2025.12.24
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    よくある警察ミステリーかと思いきや最初の事件からいきなり時間が飛んで状況が様変わりしている。グイグイいく主人公だけど、周りが見えず勝手に進むというよりは傷を負いながらも着実に進む感じが良かった。

    0
    投稿日: 2025.12.19
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    一気読みだった。 刑事物で、これだけ読ませるのは、ないと思う。 登場人物のバックボーンがしっかりてしている。犯人の動機も性格もしっかり書かれているし、納得も出来る。 デビュー作て乱歩賞は頷ける。 レビュー見ると途中話の展開が分からなくなると言う意見があったが、これはこの小説に深みを持たせる為だと思います。 久々の良い小説を読ませて頂きました。この作家の他の作品も読みたい。 25/11/24 52冊目

    5
    投稿日: 2025.11.25
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    序盤ではどういう結末になるのか、皆目見当もつかなかった。しかし、後半からの加速度的な伏線回収が、ページをたぐるスピードを加速させていった。もう少し犯人の断末魔があったり、きれいなハッピーエンドがなかったりすれば、もっとおもしろかったのかもしれない。

    0
    投稿日: 2025.11.22
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    地元出身の作家さんということで読みましたが面白かったです。見知った地名が出てくるのも良い。 一気読みでした。江戸川乱歩賞を取っただけはある。次作も買います。

    1
    投稿日: 2025.11.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    博士号を持つ異色の警察官・沢村依理子。 北海道警察で現場経験を積む沢村は凍てつく一月、少女死体遺棄事件の捜査に加わる。 発見された少女は五年前に誘拐され行方不明となっていた島崎陽菜だった。 容疑者死亡で未解決だった事件は沢村を呑み込むように意外な展開を見せる。 第67回江戸川乱歩賞受賞作。

    3
    投稿日: 2025.11.06
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    札幌近辺にお住まいの方には地理あるあるで共感湧く記述がたくさんありましたね。ドラマ化されそうな中身ですが、決して主人公の女性沢村をスーパーヒロイン!みたいに描かないでほしいですね。博士号を持ってるという異例の肩書はあるけど、多少弁が立つ程度で普通に悩み考えながら行動するのがいいのです。片桐はスーパーマンぽい感じが多少しましたが。

    0
    投稿日: 2025.11.06
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    沢村の警察組織でのジレンマ、葛藤 そして未解決事件の真相を暴くためにと 二軸の展開に!1冊で2冊分の醍醐味

    1
    投稿日: 2025.09.20
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    警察ものが読みたくてなんの気なしに読み始めてみた。 最初は淡々と事件の過去と現在が描かれ徐々に謎が解けるのかなーと思った矢先、ある所から急にスピード感が変わり一気にクライマックスまで駆け抜けていた。 続編も読もう。

    0
    投稿日: 2025.08.28
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    初読み作家であり、デビュー作の伏尾美紀さん! 容疑者死亡により未解決となった少女誘拐事件。 博士号を持つ異色の刑事沢村が事件の真相に迫る! 構成が複雑で、理解力がない私には難しかったかな。 事件の真相は意外な展開で面白かった!

    2
    投稿日: 2025.08.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最悪の犯人がラストに自供した・・・罪の意識も 感じられ無いコイツがなぜ自供したのか読後でも 理解出来ない、それぐらい強敵な犯人だった 主人公の背景は順番を間違えて読んだ数学の女王 で理解している、そこでは監察から睨まれている という設定があったが、ソノ謎が解決して嬉しい

    1
    投稿日: 2025.08.23
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    久々に読んだ刑事ものミステリー。 舞台が北海道というのもあって、親近感を持ちながら読めた。 コールドケースというのは迷宮入りした、未解決事件のことらしい。その未解決事件に関係する事件が起きて…解決するかと思いきや…という感じで、なかなか進まない。途中から全然事件に触れなくなり、大丈夫か?と思うものの何故か手が止まらない。 そして最後の怒涛の追い上げ。 面白かった〜。 400ページ越えの、文庫本にしては長めのお話だったが、飽きずに読める。刑事ものミステリーも結構面白いと再認識出来た。

    1
    投稿日: 2025.08.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白かった。とは思う…んだけど……。 これがデビュー作ということなので、仕方ないかなとも思うけど、江戸川乱歩賞取ってると思うと、ちょっとうーんかな? 未解決だった幼女の誘拐事件。数年後に被害少女の遺体が発見されたことで動き出す…かと思いきや、これも未解決で時間が飛び、少女売春やリンチ事件、警察内部のキャリア、ノンキャリの出世にまつわるしがらみや派閥の水面下の牽制、主人公自身の過去にまつわる心の傷や、家族との感情の縺れなどもあり…。 これが全て回収されるなら凄かったんだけど、そういうわけでもなく。 メインの事件についてはしっかり解決するし、取り調べのシーンとか面白かったんだけど、読後(あれ?あのエピソードなんで出したんだろう?必要?)と思ってしまい、ちょっと風呂敷広げ過ぎたかなあと…。 主人公のキャラ構成に必要なエピソードであったならば、それぞれある程度回収して欲しかった。 でも、面白くなかったわけではない。 ので、シリーズ2作目も読もうと思う。 次に期待。

    0
    投稿日: 2025.08.17
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    江戸川乱歩賞受賞作。 これがデビュー作とは思えないほどにしっかりと作り込まれていて面白かった。 途中、話があっちこっちに行くので、これ本当に収束するのかな…と心配になったけど、 話が動き出してからはすごく面白く、最終的には今までの寄り道はこう繋がるのか!と驚き。 ボリュームがあるから読み終わるのに時間がかかるかなと思ったけど、あっという間に読み終わってしまった。 続きもあるので、そちらも読むのが楽しみ。

    2
    投稿日: 2025.07.14
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    読みやすくて面白かったけど、ご都合主義の部分もあったかな。 登場人物で影の薄いまま消えていく人もいて、もう少し深掘りがあればよかった。 けど、満足!

    0
    投稿日: 2025.06.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    第67回江戸川乱歩賞受賞作品。単行本は2021年10月の刊行。本作品が著者のデビュー作。2023年にシリーズ2作目の「数学の女王」を刊行した。 本作は文庫本で500ページ弱とボリュームがあり登場人物が多いが、本筋とは関係のないエピソードが多い印象。天狗岳事件、キャリア組対ノンキャリア組の確執など、その後のストーリーとどう絡んでくるか期待していたが、それほど重要な場面でもなかった。

    0
    投稿日: 2025.06.06
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    研究職から警察官へ転職した女性エリートノンキャリが主人公。過去や組織に翻弄されながら、未解決事件の真相に近づいていく。警察ってこんなに出身校やキャリアとか翻弄されるんだと感じつつ、物語は淡々と進んでいくので、事件は一筋縄に進んでいかないけど、読み手のスピードはどんどん加速し、いつの間にか没入して読み終えてしまった。主人公のまっすぐな性格はとても好感があり、次も読んでみたいと思う。 真相はいろんな面で切なかったです。

    19
    投稿日: 2025.05.29
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    いろんな要素が複雑にも絡まって 急に解け出したところからどんどん読み進めていってしまった ちょっと長かったような感じもしたけど、結末がすっきりしたのでよかった!!

    5
    投稿日: 2025.05.19
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    未解決となった誘拐事件の被害者である少女が、事件発生から数年後に遺体として発見されたことをきっかけに、悔恨を残したまま捜査を外された沢村が再び事件に向き合い、真相に迫っていくお話です。 複雑な時系列や人間関係を紐解いて辿り着いた真相はとても意外なものですが、捜査などの過程がとてもリアリティがあり緊張感が伝わってきます。 また、異色な経歴で警察官となった沢村のキャラクターや描写も魅力的で、組織内の人間関係やキャリア、事件に対する姿勢などは読んでいて引き込まれ ました。

    0
    投稿日: 2025.05.18
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    なかなか面白かった。 中盤まではいろいろな時間軸で事件が語られながら現代であることから一気に物語が展開していくことと、事件の真相の嫌な感じも含めてよかった。 2907冊 今年135冊目

    0
    投稿日: 2025.05.14
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    久しぶりに面白い小説を読みました。 自分が北海道出身ということもあり、北海道警察の話はとっつきやすく、場所や情景もすぐ思い浮かぶための高評価だと思って下さい。 いや、内容も面白かったですよ。 道警といえば、佐々木譲さんの道警シリーズがありますが、同じ世界線の物語なので、道警シリーズが好きな人は、読みやすいと思います。

    7
    投稿日: 2025.04.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2.8くらいかな。 工場内で女児の遺体が発見されその事件を追う話。 博士号をもう異色の女警官沢村と有能な先輩警官瀧本の二人のタッグものの話を醸し出すがかな、2章以降ほとんど瀧本は出てこず、最後に認知症という展開。途中は別の相棒か出てくる。 途中も警務部長白石の目線で展開する章が出てきたりするため 何なの?この章は?という感じでストーリー的にちょっと違和感を感じて没入感はひくくなったりする。 何100人と警察官が導入され解決されなかった誘拐事件を、沢村が特命を受けて捜査し始めたらとんとん拍子に事件の全容がわかるようになるため、何か拍子抜けする。 犯人の尋問も沢村がやり始めると、ペラペラ喋り始めて事件解明という展開。あっけなさすぎた。 育児に疲れた女が娘を事故死(水死)になるように手をかけ→湖に捨てる→娘に似てる女の子を誘拐→最終的に枕を押し付けて窒息死させ→工場内に遺棄 という胸糞悪い真相でした。 総じてイマイチな作品でした。

    0
    投稿日: 2025.04.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    二人の幼い子供、誘拐、情報のリーク、警察官僚、キャリアとノンキャリア、新聞社と警察、学閥、学問と教育、母と娘、姉と妹、父と子供など幾つもの関係が輻輳しながら、絡み合い、予想だにしない展開にページをめくる手が止まらない。人物造形が非常に良く伝わってきて、登場人物同士の関係性が物語に奥行きを与えてくれて印象的。様々な立場の女性の感情が描かれていて、興味深い。化粧や服装などの細やかな仕草や振る舞いなど、男目線では書けないかも。詰め込み過ぎかとも思われるが、乱歩賞応募作と考えると気持ちはわからなくもない。

    1
    投稿日: 2025.03.30
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    北海道(札幌)を舞台としたお話。 個人的に札幌の地名がたくさん出てきて臨場感が湧くお話であった。 ミステリーだが、伏線と現代を写した様々な課題と共に解決に向かっていくスタイルが斬新であった。 話の展開はあっち行ったりこっち行ったりするが、最終的にはこう繋がるのか…と思うことばかりであっという間であった。 定期的に再読したい。

    10
    投稿日: 2025.03.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    札幌の冬に起きた殺人事件 8歳位の女の子の遺体が 会社倉庫から見つかる ・沢村→30代の女性 ドクター持ち     東大院で研究をしていたが     恋人がアカハラ絡みで自死     そこを辞め警察試験を受けて     刑事となる"優秀”な女性 ・瀧本→ベテラン刑事 沢村と同じ職場だった ほぼ実際の札幌の街の 地名や学校会社名や お菓子の名前まで 出てくるので 本当の事件のように感じた 自分はこういう リアルぽい話は 映画や実写ドラマで観ると 本当だと感じてしまって 気持ち悪くなること多いけど 本だと大丈夫かなと思って 手にとってみた (知っている場所が  本の中に出てくるのに惹かれたから) 実際読み進めると 幼児誘拐..虐待..少女売春.. 等の犯罪 警察の中の出世の違い..等等 主人公女性の 父との不仲 高齢親との問題 過去恋愛で傷ついた.. 見たいのも出てきて 盛りだくさんすぎて..疲れた 地元ネタぽいのが 沢山出てくるけれど ..ん? ..と思うことあったり (刑事さんが聞き込み行く時  JRで行ったり..車じゃないんだ..とか) なんか引っかかる所 時々出てきた 最後の事件解決に 辿り着くまでが 色々な話ありすぎて 一つ一つが細かく説明 され過ぎていて 長く感じた 最後の展開に 辿り着くまでが..しんどい... (読み進める途中の  楽しみがないというか) 主人公女性が "優秀"以外の魅力が あまり感じられなくて 顔も浮かばないし 頭の中で.. 動き出しもしなかった... (辛抱強く読んだ割に) 飲み会で先輩上司の話聞いていて (愚痴だの..過去恋愛だの..姉妹仲だの) 話広がりすぎて いつ終わるんだろう と思っていたら 話が最初に戻り やっと解放された.. 気分と似ている..疲れた 大好きな街の出てくる話 だったので読んでみたけれど その街に嫌なこと てんこ盛りの話だったので ..あまり好みじゃなかった

    0
    投稿日: 2025.02.14
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    面白くてあっという間に読めた。文章も読み易くて内容が頭にスッと入ってきた。 主人公の設定が面白い。主人公は博士号を持つ女性警察官、沢村依理子。それって相当働きづらいだろうと思う。沢村もだけど周りの刑事たちも。警察は男社会。女だし、博士号持ってるし…、など扱いづらいだろうと私でも思う。でも努力をして自分の居場所を見つけていく。そんな沢村に私は憧れてしまう。沢村は周りの人間に恵まれている。見てる人間はちゃんと見てる。 そんな沢村は5年前に誘拐され、その後行方不明になった女児の捜査をしていく。一度はコールドケースになったが、行方不明の女児の遺体が見つかり止まってた時間がまた動き出す。今度は事件解決になるのか?見どころは、やっぱり沢村と犯人の対決だろう。犯人を追い詰めていく沢村はカッコいい。 今、松本まりかさん主演のドラマを見始めた。今のところ松本まりかさんが演じる女性は悪女なんだけど、その悪女とこの作品に登場する女性がどうしても重なってしまう。途中から私の頭の中は、その女性が登場すると松本まりかさんになってしまった。そうすると沢村は誰がいいかな?なんて思いながら読んでました。 『北緯43度のコールドケース』は伏尾美紀さんのデビュー作とのこと。これにはびっくりした。これは私のただの偏見なのだけど、デビュー作というのは、物足りないというか、内容に重みがないというのが多いと思う。でもこの作品は土台がしっかりしてて読み応えがあった。すごい。続編もあるみたいなので、読んでみたい。

    50
    投稿日: 2025.01.17
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    過去と現在が行ったり来たりのストーリーだったこと、また複数の事件が絡んでいて、かつ警察内部の人事的な問題も関係してくるので、最初のうちは理解しにくい印象がありました。 それでも事件が進むにつれては複雑ではあるものの、より理解ができてきて気づいたらストーリーに引き込まれていった感じです。 ちょっとてんこ盛りすぎる気はするものの、読後は重たい感じがしない不思議な魅力のある1冊でした。

    0
    投稿日: 2024.12.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    デビュー作?とは思えないくらい文章力がある!キャラが立ってる!すごい!面白かった。犯罪被害者支援課とちょっと被る。読んでから感想書くまで空いちゃったから忘れちゃったんだけど、評価4にはできないな~3だな~と思ったんだよねなんでだっけな

    0
    投稿日: 2024.12.13
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    北緯43度は私の住む地域だ。 そこで起きた少女死体遺棄事件。それは五年前に誘拐され行方不明となっていた島崎陽菜だった。 その事件の捜査に加わることになった沢村は博士号を持つ異色の女性だった。 主軸は誘拐事件なのだが、挿話が多すぎるため話しが錯綜して読み難かった。

    3
    投稿日: 2024.11.11
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    時系列が前後していたこともあり、前半はどこが本筋なのか分かりにくかったが、中盤から話が一気に進み、かなり引き込まれました。 続編もあるそうなので、読んでみたいです。

    1
    投稿日: 2024.10.14
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    少し前に存在のすべてをを読んでいたので少しこんがらがってしまったがよく出来ているなとは思った。もう少し整理されてた方良いとは思うが。ちょっと詰め込みすぎなのかな。二作目も読んでみようかなと思う。

    0
    投稿日: 2024.08.13
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    第67回江戸川乱歩賞受賞作は、何ともユニークな女性刑事が主人公。 女性刑事を主人公にした警察小説・ミステリーは数多あるが、本作の沢村依理子は博士号を持ち、30歳で警察に奉職したという変わり種。北海道警察本部で事務的作業をしていたが、所轄刑事課に異動し、少女死体遺棄事件に加わることになる。5年前に誘拐され行方不明だった少女と判明し、一気に誘拐事件の解明に邁進するかと思われたが、事件系列も過去と現在を行き来し、様々な人物が登場してくる。 さらに沢村が捜査本部から外され、生活安全課に配属になり、生安課の事件を担当することになる。彼女の過去や家族関係の話となったり、あちこちへと行ったり来たりする。 人事への不満から転職の話も持ち上がり、本筋の誘拐事件はどうなったのかとまだるっこしくもなる。が、突然誘拐事件捜査資料漏洩問題が立ち上がり、彼女が疑われる。 学閥などの後ろ盾のない彼女は、スケープゴートにされかかるが、監察官から3月までの猶予をもらい、誘拐事件の真相を解明するべく突き進む。 行く先不明がちな中盤までとは打って変わって、後半はスピード感溢れるストーリーとなる。 終わってみれば、途中のまだるっこしさは、警察組織のリアルさを表す描写であり、主人公の人となりをも浮かび上がらせるための布石だったか。 沢村依理子が登場する2作目も刊行されているとか、読まねばなるまい。

    8
    投稿日: 2024.07.30
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    今年上半期に読んだミステリで一番。 横山秀夫の64の影響が濃いように見えるけど、亜流じゃない。 ここまで書けないと、賞とってデビューとか無理なんだなって、ちょっと気が遠くなった。

    0
    投稿日: 2024.06.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    思考が迷子になりそうになったときもあったが、丸く収まる感じがなんとも気持ちいい。 『数学の女王』に惹かれて先に読んでしまうところだった…良かった先にこっち読んで。

    0
    投稿日: 2024.04.24
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    前半はごちゃごちゃとした感じがありストーリーに入り込めなく 多少苦戦しました。 事件の核心に迫ってくると この小説の醍醐味が出てきます。ただ 少女死体遺棄事件なので そこが ちょっと 個人的には読んでいて 辛かったです。 博士号を持つ異色の女性警察官はシリーズになるのかな 次回作も読んでみたいと思う。

    6
    投稿日: 2024.04.17
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    金曜日の仕事帰り、書店に立ち寄るのが楽しみで。 そこで出会った一冊です。 ------------------------- 「読者を翻弄する  ストーリーテリングの技は  新人離れしている」  宮部みゆき 「ミステリ好きなひとにとって、  至福の時だ。  ああ、このお話、読んでよかった」  新井素子 ------------------------- 帯の力ってすごいですよね。 思わず手に取りました。 大学院を出て博士号を持つエリートノンキャリの沢村。 彼女が住む北海道では、 五年前に誘拐事件が発生し、未解決のままだった。 そこに突然、女児の遺体が発見される。 遺体は当時誘拐された女児だった。 乱暴された形跡もない。 いったいなぜ?犯人はどこに?? 疑問だらけのなか、 あれよあれよと場面も時間も巡り、 あっちこっちに話が飛んで、 私はどこに向かってるの??と不安になりましたが、 ちゃんとど真ん中に帰ってきてました。苦笑 読み応えばっちりでしたが、一気読みでした。 ミステリって本当に楽しい。 シリーズ続編も出てるようなので、ぜひ読みたいと思います…!

    14
    投稿日: 2024.04.08
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    主人公、沢村が、自分の意見をきっぱり言うところ、いいなと思った。 遮る相手に「まだ話の途中です」と一言。 事件のカラクリは面白かったけど、冒頭から登場人物が多くて少し混乱。 沢村のトラウマや、高学歴女子の描写など…内容満載でした。 シリーズ化するなら次も読みたい。

    1
    投稿日: 2024.03.25
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    伏尾美紀『北緯43度のコールドケース』講談社文庫。 第67回江戸川乱歩賞受賞作。同時受賞した桃野雑派の『老虎残夢』が面白かっただけに期待は高まる。 前半のストーリーは、時間経過と共に進行するのではなく、実はあの時こういうことがあったのだと付け加えられる形でどんどん広がっていくので、頭の中でストーリーを再構築するのに手間が掛かる。つまりは読み難いのだ。 また、幼女誘拐と数年後に発覚した死体遺棄事件をメインに少女売春グループ摘発とリンチ傷害致死事件、大学院在籍時に起きたアカハラによる恋人の自殺、家族の心のすれ違いと親の認知症問題、主人公と同僚の色恋沙汰、友人からの転職の誘いと盛り込み過ぎのように思った。 それでも後半は主人公が幼女誘拐と死体遺棄事件の真相を鮮やかに解き明かし、何とか警察ミステリーとしての体裁は整えたという感じだ。しかし、警察が多くの警官を動員し、捜査本部まで立ち上げ、解決に至らなかった未解決事件を主人公がたった一人であっさりと解決してしまう点には疑問を感じる。 凍てつく2018年1月の北海道、博士号を持つ異色のノンキャリア警官・沢村依理子は瀧本とコンビを組み、少女死体遺棄事件の捜査に加わる。発見された少女は5年前に誘拐された島崎陽菜だった。当時、陽菜誘拐の容疑者の渡瀬勝は身代金受取りに来た現場で電車に撥ねられ、死亡していた。 2018年4月、警察の捜査の甲斐も無く、陽菜ちゃん誘拐事件と死体遺棄事件の捜査本部はひっそりと解散してしまう。事件はまたしても未解決となった。 1年半後の2019年、沢村依理子は創成署生活安全課に異動となり、係長になる。2018年の陽菜ちゃん死体遺棄事件の捜査過程で単独捜査を行った沢村は捜査本部から外されていたのだ。そんな中、陽菜ちゃん事件の捜査資料が週刊誌にリークされ、沢村がリーク元として監察からマークされる。監察は、沢村をスケープゴートにして捜査資料リーク事件の幕引きをしようと沢村にプレッシャーを掛ける。 沢村は監察官からリーク元の特定を条件に時間的猶予をもらい、もう一度事件を捜査する。 定価1,001円 ★★★

    81
    投稿日: 2024.03.18