
総合評価
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powered by ブクログ図書館本。ヤズミンのお気に入りの街角私設図書館が廃止の危機に。9才の本好き少女は自分に出来る行動を起こした。 伏線が回収される面白さに読み甲斐すら覚え、良い1冊に巡りあえて嬉しかった。
4投稿日: 2025.07.20
powered by ブクログインド映画の見過ぎなのか、どんどん展開するストーリー。出てくる登場人物の表情や仕草、ビリヤニの香り、まちの喧騒、人々のやりとり。映画俳優上がりの市長。どれをとっても実在の人物をキャスティングできてしまう。ぜひ実写化してほしい。
3投稿日: 2024.10.24
powered by ブクログインドの聖マリア通りとクロス一番街の交差点には何があるって? それは、本おじさんの「まちかど図書館」。 ヤズミンは毎日一冊、本おじさんのまちかど図書館から本を借りて読んでいる。 それはもう400冊を超えた。 無料で本を貸してくれる本おじさんのモットーは、「ぴったりの日に、ぴったりの人に、ぴったりの本を」。 ある日ヤズミンが借りたのはインドの昔話。 さて、この本は何をヤズミンに教えてくれるのかな? 物語は、選挙や、分け与えることの大切さや、人との付き合い方、動かし方、やりとげることの難しさと尊さといったたくさんの学びが詰まっている。 インドが舞台の物語は、日本ではあまり馴染みがない。 けれど、その国の文化慣習にとどまらず、その地域が抱える問題などもあらわにする。 学べることは素晴らしいこと。 物語に触れることや周囲の人と力を合わせることはとても難しくて、そして大きな力にもなりうる。 小さな行動を繰り返すことで、大きな変化にもなりうる、ということを知れることは、本書を読んだ人々の心の中で小さな希望となる。 本書は未来につながる良い物語だ。
5投稿日: 2024.09.23
powered by ブクログインドが舞台の物語。 子ども向けだけど、言い回しが面白くスラスラ読めた。 主人公ヤズミンは本おじさんが営む『まちかど図書館』で本を借りるのが大好き。しかし市にきた苦情の手紙によって本おじさんは図書館を続けられなくなってしまう! 図書館を守るため、ヤズミンは政治を巻き込んだ大きな活動をおこしていくストーリー。 完璧じゃない主人公が学校生活や友人関係で失敗しながら、それでも大好きな図書館のために奮闘する様が非常に好感が持てる。 また、日本と違う文化や食事が随所に出てきて異国を感じた。お母さんが作ったプットゥ食べてみたい!!
0投稿日: 2024.03.23
powered by ブクログまちかど図書館の存続問題に「あみにかかったハト」の寓話を重ね合わせて子ども目線で政治と1人1人が行動を起こすことの重要性を描いた、非常に現代的でメッセージ性のある話でした。日本が舞台だとおとぎ話になりすぎて描けなそうだな。インドの風物も面白かった。
0投稿日: 2023.11.27
powered by ブクログ夏読68冊目。 大人の理不尽さに真っ向から抗議できる素直さがまぶしいー! 子どもが正しいと信じたことを、つき進められる大人がいる町なのもいいな。
0投稿日: 2023.09.04
powered by ブクログ一日一冊本を読む。自分に今必要なことが何なのかを考える。 それが、正しいことをする人を守る結果につながるって、なんだかいいと思う。 タイトルから想像する内容とは違うことを感じることが出来た。
2投稿日: 2022.10.15
powered by ブクログ「本おじさん問題は、すぐにわたしたち子どもの『選挙のなかみ』になった。」P96 9歳の女の子ヤズミンの楽しみは、まちかど図書館で本を借りること。本おじさんは、いつもぴったりの本を選んでくれます。市から通知がきて、図書館を続けられなくなった本おじさんを守るため、ヤズミンは市長選挙の候補者に手紙を送り…。 「本おじさんを助けるために、なにかしなきゃ。わたしたちにかかってるの」 P 102 「おおぜいの味方が必要だってことさ。できるだけたくさんの人に伝えるんだ。」P 125 「真のリーダーは、よい行いをする人を助けようとするものだ」P 136
0投稿日: 2022.09.24
powered by ブクログ大好きな人や場所を守るために少女が取った行動。それは政治や選挙に市民がどのように関わるのかにも繋がる。 町の人に無料でその人にぴったりの本を貸し出すおじさんの活動も素敵。友達との関係性も素敵でした。
0投稿日: 2022.09.16
powered by ブクログインドが舞台の児童文学。まちかど図書館で本を借りるのを楽しみにしていた主人公だが、市の通知でまちかど図書館がなくなってしまう。まちかど図書館存続のために主人公は、話を聞いてくれそうな大人に訴える。選挙の話も盛り込まれている。
0投稿日: 2022.08.23
powered by ブクログインドを舞台にした「リトルライブラリー(ちいさな図書館)」の物語というなかなかめずらしい題材。しかも150ページほどでごく短いのに、図書館の話に市長選のあれこれがからんできたりして、ちゃんと話がまとまっている。 まちかどでいつも本の山をひろげ、きょう読むのにぴったりの本をすすめてくれる「本おじさん」がだいすきなヤズミン。毎日本を借り続けて400冊も読み切った。それなのにおじさんは市から通達が来て活動を続けられなくなってしまったというのだ。いったいどういうこと?! ヤズミンは友人たちと協力して本おじさんを守るために立ちあがる。 読書もの、図書館ものはワンジャンルできるくらいたくさんある。これは小品だけどなかなかよい読みごこちでした。
0投稿日: 2022.05.26
