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世界はラテン語でできている
世界はラテン語でできている
ラテン語さん/SBクリエイティブ
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総合評価

77件)
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    ラテン語はイタリアの地域発祥。古代ローマから使われるアルファベット。ラテン語が語源になっている色んな言葉の紹介。著者の感覚が比較的若く、最近のゲームの名前とかもちょこちょこ出てくるのが面白い。

    0
    投稿日: 2026.03.18
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    図書館。以前から興味があって。 ラテン語さんらしい筆致。語源を辿るのが好きなので、面白い部分も多々あった。

    1
    投稿日: 2026.03.05
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    今から40年以上前になりますが、高校生だった頃に「100万人の英語」というラジオ講座を聴いていました、毎日先生が変わります、木曜日の先生は日本人ですが、殆ど英語でレッスンをするので、余り内容を理解できなかったです。 しかし時々、日本語を話すことがあります。その中で記憶に残っているのは「英語が多く影響を受けているラテン語を勉強しなさい」というアドバイスでした。 それから長い月日が経過し、ラテン語に触れることもなく今に至っていますが、最近この本を見つけて読んでみることにしました。私が生活やビジネスで使っている言葉が、ラテン語に由来するものだと、この本を読んでわかりました。また、英語で同じ意味なのに何種類もの単語がありますが、ラテン語によるものが、いわゆる教養のある人が知っているものだと、理解しました。 大学受験の時に「試験に出る英単語」という本で単語を勉強しました、はっきり言って、受験に役だったは思いませんが、社会人になって、そこで学んだ単語を知っていて良かったと思ったことが何度もありました、恐らくラテン語由来の単語だったのでしょう。この本はラテン語に関する私にとっては最初の本ですが、また機会があれば、類書を読んでみたいと感じました。 以下は気になったポイントです。 ・ ローマ帝国の版図では、 本を書く際や改まった場所で使われる文語としての ラテン語の他にも、 市民が日常生活で用いた 俗語もあった、 これは 俗ラテン語と 呼ばれるもので、 フランス語・ イタリア語・ スペイン語 などの元になった 言語である(p23) ・ 「al」は、アラビア語の定冠詞 で、 アラビア語由来の英単語 にも登場する。例としてalchemy錬金術、alcohol アルコール、alkal アルカリ(p31) ・西ローマ帝国が滅亡してからしばらく経った中世においても、 法律関係の文章はラテン語で書かれていた。マグナカルタは1215年にイングランドのジョン王が調印した勅許状は、ラテン語で書かれている(p32) ・「 magna=大きい」の派生語として、magnitude マグニチュード、magnificnt 壮大な、fossa magna フォッサマグナ=大きな溝 (p33) ・アラカルト(一品料理)の元になったフランス語(a la carte)、フランス語で menu は、コース料理である(p34) ・1689年の清とロシア間で交わされた ネルチンスク条約は、 ラテン語とロシア語と満州語で作成された、17世紀末のアジアでもラテン語が外交の場で使われていた(p45) ・freedom とは、自由に行動し 発言し 考える力 権利、 自由である状態をいう。 それに対して liberty とは、抑圧や 投獄されていない状態と定義されている(p47) ・西暦を示す際に使われる ADは、anno Domini 「イエスキリストの年において」というラテン語の略である、annus=年という意味で、annual=年間の、annuity=年金、anniversary=例年の記念日(p50) ・ Vote という単語は、古代のラテン語のように 最初は「願い」であった。 そして スコットランド 方言で「 投票」 という意味として使われるようになり、 この用法が全国的に使われ始めた (p69) ・16世紀のイングランドでは一般市民が受ける裁判と、聖職者が受ける裁判とは違った。 大抵の場合 聖職者の方が一般人よりも 罪が軽かった、 その人が 聖職者がどうかの判別は、ラテン語 聖書の暗唱であった(p84) ・ 伴奏を伴わない曲を指す「 アカペラ」 も chapel と同じ語源を持つ、 なぜ教会の歌が 無伴奏と結びつけられたかと言うと、 ロマン派時代の人々が 中世の教会音楽は無伴奏だったと想像したからである、 日本語の雨合羽は、ポルトガル語capa=外套が語源で、ラテン語cappa に遡れる(p92) ・ローマ帝国においては当時、兵士が結婚することは禁じられていたが、ウァレンティーヌス司祭はその規則を無視して、結婚式を執り行った。結果、皇帝の命令により処刑された、彼が処刑された2月14日を「恋人たちの記念日」とした、しかし1969年にその司祭は、聖人暦から削除された、古代から2月14日に恋文を送り合うという習慣があった(P97) ・研究所が主にラテン語で書かれた理由は、当時の 西ヨーロッパにおいては大学ではラテン語が使われていたからである(P116) ・ botulunus=ソーセージの、というのは、ソーセージを食べた人の間で、この菌による食中毒が起こったため、この名前がついた。現在でもソーセージを作る際には、ボツリヌス菌の増殖を抑えるために、亜硝酸塩が添加されることが多い、一歳未満の赤ちゃんにハチミツを食べさせてはいけないのは、ハチミツにボツリヌス菌の芽胞があるからである(p144) ・返信メールの賢明にある「Re」は、ラテン語の「in re =に関して」の略である(p147) ・メルカリは、ラテン語で「mercari=取引する」である(p150) 2026年1月31日読破 2026年2月11日作成

    0
    投稿日: 2026.02.11
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    ラテン語を学びたい人の教科書のような本でした。古代ローマ人が話した言葉です。私の好きなホラー映画ではラテン語が登場するので、勝手に馴染みのある言葉の一つとして認識していました。『インベントホライゾン』というホラーSF映画では、ラテン語が謎を解く言葉として出てきていました。 フランス語、イタリア語、スペイン語等の元になった言語なので、ラテン語由来の言葉が世の中にはたくさんあることを学べます。ラテン語を学習中の人が、どれほど世の中にいらっしゃるのか存じ上げませんが、そんな方々が喜ぶであろう本でした。 本書をきっかけにラテン語を学びたいと思う人もいらっしゃるでしょう。 タイトルに偽りなしを証明した内容でした。

    10
    投稿日: 2026.01.08
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    ラテン語から生ずる言葉の紹介が多く乗っている。英語、スペイン語、フランス語学習者なら、これがそうなのか、と共感できるはず。もうすこしラテン語そのものの性質やメタの視点があると良かった。

    0
    投稿日: 2025.12.28
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    ラテン語は古代ローマの公用語として使われてたということで現代では使ってる人はいないと思いきや、影響は多大にあって、そんなあれこれが楽しい1冊

    0
    投稿日: 2025.12.09
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    ラテン語好きな筆者によるラテン語紹介 ゲームで出てきたりおしゃれなアパートの名前に使われてるのは知ってたけど、 よく聞くカタカナの語源がラテン語なこととか、脱線多めでたくさん紹介されていたので、意外と身近なんだなと知れた 大学時代にこの本読めてたらラテン語の授業楽しかっただろうなぁ 筆者のラテン語好きが伝わってくるよい本 ディズニーきっかけなのもすごく共感

    3
    投稿日: 2025.10.31
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    英語、イタリア語を学習した人間としては語源を色々と知ることができたのは面白かった 一方で全編を通して語源の解説を列挙したのみのような読了感であったところは少し残念 背景としてのローマの成り立ちや世界史に絡めた解説は興味深かった

    0
    投稿日: 2025.10.15
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    そもそもラテン語のことをよく知らない。 ラテン語を公用語としている国を調べてみたら、ローマ市内にあるバチカン市国だけだった。 面積は東京ディズニーランドより小さいし、人口も800人ほどの国なので、文化遺産としてラテン語を守っているように感じる。 とはいえ、バチカン市国の日常会話はイタリア語だそうで、建前としての公用語になっている。 ラテン語を知るには、ローマ帝国を知らねばならなかった。 ローマ帝国は、紀元前750年頃から2000年も続いている。 現在の西ヨーロッパの大部分とアフリカ北部および地中海の周辺地域を領土としている。 勢力が衰えるにつれて、複数の国へと別れていくわけだが、言語も国ごとに別れていく。 当時のラテン語に近い言葉はイタリア語だそうだ。 古代ローマで使われていたのだから、イタリア語が近いのは当然かもしれない。 ラテン語系の言語は、フランス語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語、ルーマニア語と多い。 そのラテン語もギリシャ語の影響を受けているそうで、世界の言葉のルーツがラテン語というわけでもなさそう。 「世界はラテン語でできている」は言い過ぎだが「世界にはラテン語由来の言葉が沢山ある」ということは分った。 ラテン語で書かれた学術書が多いのは、西欧の科学者が共通の言語で論文を書こうとなった時、ラテン語が選ばれたからのようだ。 最近はラテン語ではなく、英語が共通言語となっているみたいですが、、、 日本でも、そこら中で英語を目にするが、ラテン語も多いらしい。 知らないので気にしないだけで、ハリーポッターやディズニーランドや施設名や漫画などにもラテン語が沢山登場している。 ラテン語を知っていると世の中の見方にちょっと奥行きができるみたいだ。

    46
    投稿日: 2025.09.10
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    初めてラテン語の世界を覗きました。気が付かないだけで日常にラテン語的な影響がたくさんあるということを知れて、世界を見る目が変わったと思います。 ラテン語愛に溢れてました。

    0
    投稿日: 2025.09.03
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    現代の日本にもゆかりのあるラテン語をたくさん知れた。豆知識的な感じ。ハリポタの、エクスペクト・パトローナムは絶対ラテン語由来だと思ってた予想が合ってたことがはからずも判明した。メルカリも「取引」のラテン語らしい。人文知の極みなイメージ、ラテン語。

    0
    投稿日: 2025.06.30
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    ラテン語は現代日本社会でよく見る言語ということもあり、気になって手に取った。改めて読んでみると、英語がまずラテン語から影響を受けていること。ベネッセやメルカリなど社名もラテン語。FF7の『片翼の天使』やスマブラのメインテーマ曲の歌詞もラテン語。そのため、単語を紹介されてもどれもスッと入ってきた。カタカナ語をよく使う日本人だからこそラテン語が入ってきやすいのかなと感じると共に、結構特殊な言語環境だなと改めて考えさせられた。

    1
    投稿日: 2025.06.13
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    読了。やっと読めた。興味があって買ったが、やっぱり興味ないかなと読み勧めていたが、ニュートンのプリンキピアがラテン語とあったので読んで見たいと思った。

    0
    投稿日: 2025.06.01
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    ラテン語は遠い世界のものと思われるが、実は様々な言葉の語源になっている。身近なものでは、AM,PMやエトセトラ等がある。 この本では、こうした語源の話だけでなく、ラテン語に関わる政治や宗教でのエピソードについても詳しい。 アメリカの政治家が、ラテン語のことわざをスピーチに盛り込むなど、一つの教養として扱われている。 ゴディバのロゴマーク(馬に乗る裸婦)の出典が、13世紀にラテン語で書かれた物語であることも興味深い。 甲子園の優勝旗にあるVICTORIBUS PALMAEの文字がラテン語であることは、この本で初めて知った。 また、ラテン語が古代ローマ時代だけでなく、中世・近代に続いていたものだとは驚きだ。 最近見た映画「教皇選挙」の中で、以前は皆人種にこだわらずラテン語で会話していたが、今ではスペイン語や英語等いろいろな言葉でしゃべるので、言語毎のグループになっている。といった話がでていた。現代の英語のように、当時は共通言語としての扱いだったのだろう。 ラテン語の奥深さを感じさせてくれる本といえる。

    0
    投稿日: 2025.05.18
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    専門書というより(新書やから当たり前か笑)雑学本に近いかな?筆者のラテン語愛を強く感じました。自分は軽い気持ちで手に取ったのでちょうどよかったです。ライトな層に広く浅く届けばいい、1冊目にはちょうどいいって感じの本でした。本格的に学びたい人にも中におすすめの本が書いてあるので参考になるかも? 色々な言葉の語源が書いてあって、へーっ!となった。政治とか暮らしとかいくつかの分野で分けて書いてあるので、誰にでも1つはとっかかりやすい章が見つかるのでは!世界はラテン語で出来ているは言い過ぎですね、キャッチーなタイトルで良いと思いますが。一言で言えば、あれもラテン語、これもラテン語だよっ!っていう本で初心者?向けです。読んだからって何が変わるわけではないと思いますが、ラテン語に興味は持てました。 ラテン語を学ぼう!とまでは思いませんが笑色々な言語の繋がりが見えて面白かった。ありすぎて覚えてないので再読が必要です。クラウンとカローラなんて結構驚きました。気になる方、続きは本文でっ!笑

    1
    投稿日: 2025.03.31
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    色んな方が感想で言われているように、トリビア的と言うか、SMSで発信するコンパクトさがある。 その先が知りたいと思う事があり、物足らなさを少し感じた。

    0
    投稿日: 2025.03.20
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    この作者のエッセイを何かで拝見して、とてもユーモラスな論調でラテン語について書かれていたので本書を読んでみた。 ラテン語が、現在の多くの言語や文学その他にとどめている痕跡を丁寧に説明されていてとても面白い。 作者の博学ぶりには本当に驚かされる。 読んでいて楽しいのだが、英語の勉強をしている学生時代に出会っていれば言語の勉強にもっと身が入ったと思われる。

    0
    投稿日: 2025.02.21
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    ラテン語が現代でもそして日本でも直接間接に使われているという例が豊富に紹介されていて興味深く読みました。

    0
    投稿日: 2025.02.21
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    身近な日常会話にラテン語が使われていて面白かったです。個人的には科学とラテン語の繋がりについてが特に面白く、各星座の語源についてはとても勉強になりました。あと、アニメや漫画とサブカルチャーについての解説にとても作者の熱量が入っていたように読んでいて感じました。 日常会話もそうですが、普段目にするお店の看板や商品など身近なものにも、ラテン語が使われていないか意識してみるのも楽しいかなと思いました。

    2
    投稿日: 2025.02.09
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    おもしろかったです! いろいろ派生した話になり(脱線までは行かない程度に)、また戻るみたいな感じが、私には合ってましたた(笑)が、苦手な人もいそうです。 今回の最大の収穫は、P55 「SPQR」! しかも、同じキーに配列…(笑) 実は、エド・マクベイン、じゃない、エヴァン・ハンターの短編集「歩道に血を流して」に「SPQR」というタイトルの作品があり、????だったのです…読了から1年ほどで解決…驚きましたが、感激しました(笑)いやー、読書ってすごい! それから、P78 ムッソリーニからの贈り物@日比谷公園。歴史を感じながら、戦争のことを想い、複雑なきもちに。 そして、十二星座の解説で、かに座がなかったのは、やはり?と邪推… タイトルは誇張ではなく、そのとおりでした。 ただ、ラテン語というか語学とか言葉に興味のない人にはつまらなく感じるかも、です。 なので3.8くらい。で星3つ。 でも、本当にへー、ほー、と読めるので、機会があれば、ぜひ!と思います。

    6
    投稿日: 2025.02.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    私が一瞬だけやっていたツイッターで、フォローしていた方の本。 気になっていたら、kindle unlimitedに入っていたので借りました。 所々少しマニアックというか語りが凄いかな..とは思うこともあるが、全体的に面白い。少し、教えてあげますよ感を感じた気もするけど。個人的にはカナが鬱陶しいなあと思った。 ラテン語で溢れているのはある意味当たり前なんですよね、だって世界(国連)公用語とされる英語とフランス語がラテン語の血筋を引いていて、他にもスペイン語などヨーロッパ諸国の言語の源にあたるわけで。 フランス語を学んで、スペイン語やイタリア語にも興味をもったとき、思ったんですよね、「あ、ラテン語やればー石二鳥じゃん」って。 まぁ,人生そんなに甘くなくて、とった授業のしょっぱなのラテン語の活用でくじけましたが... そんな(?)思い出のあるラテン、挫折したものの、やっぱり学びたいなあ、分かると面白いよなあと再び思わせてくれた。歴史的背景にも触れていたりなのも良い。 西洋の色々な国に行くと、本当に街中で見かけるので、 分かったらより楽しめそう。 サイエンスでは学名もそうだけど、脳の部位は多くがラテン語で、それを名付けた人の気持ち(?)やその時のその脳部位の理解度が表れていて、私は脳のアトラスをながめるのが楽しい。 あと、個人的には地名が面白かった。 シンシナティって、そこから来てるんだ!とか。 私の住むエリアはギリシャ?の様な地名が多い気がする (NEなのでヨーロッパ系の名前はやはり多いのだけど) そして、カプチーノの語源にへえーとなった。 メルカリやアシックス、プリウスなど、身近な所にも沢山ラテン語があるんだね。 ラテン語は過去の言語と思われているし、実際に日常で話される事は殆どない。ただ、世界中で現代のラテン語として沢山の人が会話楽しむサークル活動をしたり、ニュースをラテン語で更新したり、という事例も紹介されている。 「アで終わる地名はラテン語で自然なので、そのままラテン語として使えます」 ↑ 例)Morioka →「盛岡にて」は、モリオカエと活用。 「盛岡から」は、モリオカーとなるそう。 ワタナベやカトウ、イトウの部分は笑った… 巻末のヤマザキマリさんとの対談まで面白く読んだ。

    3
    投稿日: 2025.01.26
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    企画としては、よい本だと思います。 序盤は楽しく読めました。 が、各章の構成がワンパターンで、中盤以降は、金太郎飴感が強く、「飽き」を感じながら読みました。 自分が編集者だったら、もっと分野を絞り、その代わりにもっと深く説明することで、取り上げたラテン語(の文・文章)のもつ厚みや広がりを紹介するような構成を提案したと思います。 たとえば、この本の章でいえば、第2章の「ラテン語と政治」あたりに絞ると思います。 このテーマであれば、「世界はラテン語でできている」といって差し支えないと思いますし、第1章の「ラテン語と世界史」や第3章の「ラテン語と宗教」の要素も盛り込めば、もっと読み応えのある本になり得ると思います。 と書きながら思ったのですが、この本は、ある意味「辞書」みたいなんですよね。 読みものなのか、辞書なのか、そのあたりが中途半端であったがゆえに、各章の構成がワンパターンで、飽きを感じながら読むことになってしまったように思います。 また、著者が若いこともあってか、日本語の使い方について、若干幼い印象を受けたことも付け加えておきます。

    3
    投稿日: 2025.01.23
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    世界史、宗教の章がとくに面白かった。文中にカナつきで出てくるラテン語はイントネーションが難しいと思われるものの発音を楽しめた。

    0
    投稿日: 2025.01.20
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    ラテン語の発祥やその言語の特徴を知りたくて読んだが、本編ほとんどが外国語の単語の語源はこのラテン語ですという解説ばかりで正直がっかり。

    0
    投稿日: 2025.01.19
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    様々な英単語とかの語源についての蘊蓄。まぁ面白いし、なるほどそうだったのか!と思う事もあるけどいっぱい単語が出てきてちょっと通読は疲れる。各章毎少しずつ読み進めていくのが楽しくて良いかも。 思ったより世の中にはラテン語が溢れているし、身近な言葉がラテン語そのままだったり。聖闘士星矢でゴールド聖闘士の星座の読み方を学んだ世代としては12宮全部ラテン語だとは驚き! あとIT業界流行りのKubernetesとGovernanceが同じ語源とは!

    0
    投稿日: 2025.01.13
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    ローマ帝国で使われていたことから、その後、広くヨーロッパの言語のもとになったラテン語。現代社会とのつながりも少なくなくて、社名や商品名、標語などにも使われている。確かに、いろいろ覚えると世界が豊かに見えてくるし、ちょっとした蘊蓄語りにも使える。言語って面白いね。

    0
    投稿日: 2025.01.12
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    ラテン語が使われているケースのリスト。論考あるいは物語としてまとめられているわけではないが、欧州の言語理解やコミュニケーションのネタにはなるし、全く違うコトが実は繋がっていたりする発見的な面白さもある。 余談だが、数学者の望月新一のブログによると、彼は若い頃にラテン語を趣味学んだと言う。欧州の言語なのに標準的な語順がSVO型でなくSOV型で、定冠詞も不定冠詞もなく、日本語に非常に近いことが魅力的だったらしい。 同ブログでは、十分古い時代まで遡ると、欧州の言語と日本語が繋がっている世界を発掘できるかもしれない、とも述べられている。深遠かつ重要な示唆が含まれているようで、私もラテン語を学んでみよう思っている。 ラテン語さんはこのほかにも著作を出しておられるようだし、Xの発信もあるらしい。親しむ、と言う意味でも色々漁ってみたい。

    0
    投稿日: 2025.01.04
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    ラテン語は意外と接触する機会は多いですね。自分は、ゲームの中(Ace Combat5)での中の劇中歌が最初でした。 ラテン語は欧州言語の古典であり、殆どの人にとって実用性はもちろん無いに等しいのですが、知っていれば人生が少しだけ豊かになる…、そういった位置づけのものであると理解しています。よくよく見るとラテン語を語源にしている単語は思いのほか多いのですね。 この本は読み物として面白く、以外なことに気づかされたりしますので、興味のある方は読んでみると良いでしょう。

    2
    投稿日: 2024.12.22
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    ラテン語が元となった、様々な分野の言葉を紹介してくれるのだが、単純に言葉の紹介が続くので、興味深さはありつつも、辞書を読むような感じで飽きてきてしまった。

    0
    投稿日: 2024.12.19
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    本当に、世界はラテン語でできていた。あらゆるところにラテン語は行き、根付いている。 フランス語を学んだからこそ、ラテン語の意味を知ることは、展開でき、為になる。

    0
    投稿日: 2024.12.14
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    あっさりと楽しく読めたのだが、好事家による一冊という印象で、どうにも読みづらい。横書きがどうとかではなく、文章の流れが系統だっていない感じがする。個々の内容は面白かったのだが、それもラテン語と西洋語の系譜そのものが面白い(自分にとって興味深い)のであって、論や文体が面白いとかではない。

    0
    投稿日: 2024.11.24
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    ラテン語から派生した言葉がたくさん紹介されていて面白かった! ラテン語さんは高校時代に英語の語源を調べていてラテン語に興味を持ったとのこと。興味を持ったものを追求するという姿、これが本当の勉強だなと思った。 ラテン語から発生した英単語が紹介されていたり、単語の勉強になった。 身近なところにラテン語が潜んでいて、まさしく題名通り! 

    0
    投稿日: 2024.11.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    図書館で借りた本。 思ったよりもつまらない。英単語などの語源がラテン語だと、historyやstoryなど具体例を挙げて説明している。それの繰り返しが多い。内心「単語帳かよ!」とツッコミを入れてしまう。 ラテン語が話されていたのははるか昔のことだけど、16世紀のロシアと清の条約がラテン語で書かれていた、などの話は興味深かった。しかし、大部分は単語帳のような作りで、興味深い内容が少なすぎる。しかも、ローマ帝国関連のネタは『ローマ人の物語』(塩野七生著)を読んでいるので、知っていることばかり。早くも第1章を読んだ段階で、読み続けることをギブアップ。

    0
    投稿日: 2024.10.17
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    不揃いな 語源 辞典として 面白いのではないか 興味を持って調べる というよりも 目についた頃に 思わぬ エピソードがついている感じ 言葉には歴史があり 流行があると思う 今流行りの 流行りになりつつある 歴史 ブームを牽引するには いいネタ本 かもしれない 書いてあること 調べたことのルーツは 確か そうだゾ カエサルとシーザーサラダ

    0
    投稿日: 2024.10.16
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    ものすごく勉強になりました。 ゴディバのくだりとか、全く知らないことばかり。 お若いのに知識豊富で、これからきっと出されるであろう本なども楽しみです。 巻末のヤマザキマリさんとの対談も良かった。 ただ、「~ます。」の羅列が多く、読みにくかった。

    0
    投稿日: 2024.10.09
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    なんとなく学名が~とかメルカリの社名は~とかぼんやりとラテン語が関わっているのは知っていたけど、実際どういう意味で使われているか、どんな近さに存在しているのかも分からず題名、書影が気になり手を取って読んでみた。 一応理系なので、やはり4章のラテン語と科学の学名に関するお話がどれも面白く、これからなにか見かけた際には調べて見たいと思えた。 また、紋章や看板などに書かれている謎のアルファベットもラテン語という事もわかり、そこからどんな思いを込めてそれが作られているかもとても興味が湧いてきた。 ラテン語についても面白く学べたし、言語を学ぶことの面白さも学ぶことができ、新しいことを学ぶことへのモチベーションもとても上がった。 とてもいい体験だった。

    7
    投稿日: 2024.09.02
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    英語にも多く取り入れられるラテン語は、読めば各分野への浸透力が高いことが分かりあの店の名もラテン語なのかと気づき面白く読みました。ではあの場所のレリーフもまたラテン語か?と調べたらギリシャ語だったり、ギリシャ・ローマ文化を行き来できるよう勉強しないといけないようです。

    1
    投稿日: 2024.08.31
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    ラテン語なんて馴染みがないと思っていたけど、自分たちの身近に、こんなにもラテン語が溢れていたとは知りませんでした。

    0
    投稿日: 2024.08.27
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    ラテン語が好きな著者が好きなラテン語についてその良さを語る本。 自分も30年前はラテン語を読んでいたので読むのを楽しみにしていたのですが、ちょっと単語の現代語への影響の話に終始しているような感じだなぁと。まぁラテン語はヨーロッパ言語の母語なので、影響が深いのはその通りなのですが……。 あとラテン語の文章も所々に出てきますが文法知識なしでは読めないでしょ、これ(みんな大嫌いな格変化とかが読むのに邪魔しますからね)。巻末おまけでも良いので簡単な文法解説をしてほしかったかも。

    0
    投稿日: 2024.08.21
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    酷暑ビブリオバトル2024 決勝 2ゲーム目で紹介された本です。チャンプ本。ハイブリッド開催。 2024.8.12

    0
    投稿日: 2024.08.15
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    今までにも何冊かラテン語紹介、入門のような本を読んだことはある。 だが文法的な話になってしまい難しさが前面に出てしまい、ふーんでおしまい。 この本は賛否あるようだが豆知識的ラテン語ネタの羅列で初心者の掴みとしては よくできていると思う。では学んでみようと思うかは別として 知識としてある程度は知っておくと役立ちそう。 内容の緩さ加減はSB新書だからかも。 集英社や岩波ジュニアなら良い加減になったかもしれない。 1.ラテン語と世界史 2.ラテン語と政治 3.ラテン語と宗教 4.ラテン語と科学 5.ラテン語と現代 6.ラテン語と日本

    0
    投稿日: 2024.07.25
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    ラテン語OTAKUから見た世界はこう見えるのか…! 本当にラテン語でできてるわ!と思わざるを得ない。随所にあるラテン語を見つけて喜ぶ様子がうかがえる。ていうかディズニーランドの楽しみ方が斜め上だった。 もちろん、本当に世界のすべてがラテン語でできてるわけではない。話の内容はヨーロッパや英語圏中心。ただラテン語OTAKUから見た世界なのでラテン語でできている。 アシックスが元々ラテン語から来てることには目からウロコだった。来るかな来るかなキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!っとなったのがやはりff7のラスボス戦の音楽だった。そしてFGOの宝具まで言及されるとは思わなんだ。最後の方まじでテンション上がった。エルフェンリートのオープニングは賛美歌としてレベルが高いと聞き、しかも世界で歌われている。ラテン語としてもレベルが高いと褒められてる時点で私の何かに火がついた。 学術的に書かれてる本ではないにしても、入口としてめちゃくちゃ楽しめた。やば。

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    投稿日: 2024.07.20
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    X(旧Twitter)で人気の「ラテン語さん」初著書。世界史、政治、宗教、科学、現代、日本……。あらゆる方面に思いがけずひそんでいるラテン語の数々。ラテン語は死語ではなく、知への扉だ!!ヤマザキマリさん推薦&巻末特別対談!!「ラテン語は、まさに時空を駆け抜け続ける言葉。そこにいるあなたも、無意識にラテン語を使っているのをご存知ですか? 時空を超えて生き続けるラテン語の魅力と発見が炸裂する一冊」よく耳にするあの企業の名前から、有名な歴史上のあの人物の名言まで。語学、ラテン語の知識ゼロから読めるラテン語雑学本。

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    投稿日: 2024.07.01
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    ラテン語を通じて世界の解像度が上がる 外国語初心者でも学べる、明日から誰かに話したくなるラテン語の話題が詰まった一冊。欧米の言語のみならず、現代日本にも今なお強い影響を持つラテン語。 はい、ラテン語です 現代使われている言語にはラテン語が語源となっている言葉がめちゃくちゃあるよってお話でした とても面白く読めたんですが、うーんなんかちょっとこの先の広がりがないかなと思っちゃいました さらにラテン語に対する知識を深めたいとは思わなかったかな〜っていう で、この評価 ところで話変わりますけど、本を読んでいて付箋て使います? いや最近なんかそんな話題になったんでね はい、私は全く使いません 付箋持ってもいません 使い方としては分かるんです 気になったところ、感銘を受けたところ、強く印象に残ったところに目印をつけといて後でレビューに書くんすよね いやーすまん わいそんなにレビューに力入れてない あとは目印つけときゃなきゃ覚えていられないようなん所詮それほどのことじゃなかったんよと思ったりする いや単に付箋ですらめんどくさいだけかw スマホカメラでパシャリ派もいらっしゃるようです で、私の不肖の弟子がどうやってコピペするのかなんて言ってました バカタレ! テキストスキャナーアプリを使うのだ! 無料版は広告がひたすらウザいが超便利!超優秀! 冒頭の文章はそのテキストスキャナーを使ってのもの 段落を整えてあげる必要はありますが、文章そのものは完璧にトレースしております まぁ、ワタクシは前述の通り「忘れたらそれまでのこと組合」に所属していますので、ほぼ使うことはありませんが、ご参考まで

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    投稿日: 2024.06.29
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    話題になっていたので手に取ってみた。元々、他国の言語を学ぶのが好きで(できるとは言っていない)、ラテン語も気になるなと思っていた矢先のことである。文法書の如くイタリア語やフランス語と比較したり文章を並べて同時に覚えたいというわけでもなく、単語が羅列されているだけでもない、AがBと関連しCにも繋がる、のような解説を求めていた私に取っては非常にニーズを満たすものであった。 もちろんこの一冊でラテン語を網羅できるわけではないが、親しみを持つのに十分な役割を果たす良書であると思う。

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    投稿日: 2024.06.28
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    ラテン語にはうっすらとした興味があっただけだけど。ローマ教皇がラテン語で話すのを何かでチラッと見たことがあったなぁ。昔知り合ったフランス人がイタリアを旅行中に、イタリア語が話せないのでラテン語で喋ってみたら何とかなった、と聞いたなぁ。でも本当にラテン語で話す人たちの集まりがあるなんて!誰でも簡単に習得できるよー、なんて言われているエスペラントとは桁違いに難しいよね?というイメージなのだが。 ラテン語そのものより、著者のラテン語さんのことを全く知らなかったのだが、興味がでてきた。ラテン語さんのnoteを少し読んで、そこでおすすめされていたLanguage Transferというアプリをさっそく気に入ってしまった。 これで、英語でスペイン語を教えるレッスンを聞いているが、日本語でスペイン語を習うのとは全くやり方が違うな!同じインド・ヨーロッパ語族、あるいは同じラテン語を由来とする語をもつ言語同士だと、こんなにすいすい学んでいけるものなんだな!と、目から鱗!これは面白い!日本語で習ったのとは違う学び方で、頭の体操にもなるわ。スペイン語で英語を学ぶバージョンもやってみよーっと。 あ、本は読み物として単純に面白かった!

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    投稿日: 2024.06.21
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    メール返信時の「Re:」は、replyではなく、ラテン語のin reから来ていることに大いに驚いた。~に関して、という意味らしい。 紹介されるラテン語の文章にカタカナが振られていたが、ごめんなさい、すごく読みにくかった。 ラテン語の文字から発音を想像したり、イタリア語と似てる!などと楽しみたかったが、どうしても見慣れたカタカナが目に入ってしまい、それができなかった。 雑学としてはちょい高度かな。 言語学や外国語学習に興味があれば、楽しい。

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    投稿日: 2024.06.17
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    ラテン語 雑学系のゆるっと読める、本。 日本語でもない、英語でもない。 でも、多分、西洋の言葉なんだろうなぁと漠然と感じていた単語が、「え!ラテン語なんだ!」と教えてくれる本。 ラテン語のイメージというと、古代ローマ、動植物の学名、のイメージが強いけど、それ以上に生活の中に入り込んでるんだなぁと思う。 その辺のネタバレはここでは、やめておくとして。 ラテン語は、現代では、「日常的」な話手がいないのに、喪失されることもなく、現代まで脈々と受け継がれているのは、「古代ローマで使われていた」というところが大きいのかな?と思う。 ヨーロッパ全土をほぼ席巻した古代ローマ、その文化の影響を受けたからこそ、いろんな単語の語源になって、浸透していったんだろうなとね。 そして、話手がいなくなったからこそ、「憧れ」で「格式ある」言語として、いまだに世界中の人から愛されてるんだろうなと、そう感じた。 言語に、ロマンを感じる。そんな一冊。

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    投稿日: 2024.06.09
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    おすすめ資料 第582回 英語の中の...(2024.06.07) ラテン語は英語のルーツではありませんが、 多くの借用語をもたらして英語の語彙を豊かにしました。 また、ラテン語をルーツにもつフランス語も、 英語に大きな影響を与えています。 英語の中に息づくラテン語の気配を感じとることは、 世界を大きく広げることにつながるでしょう。 【神戸市外国語大学 図書館蔵書検索システム(所蔵詳細)へ】 https://library.kobe-cufs.ac.jp/opac/opac_link/bibid/BK00364683

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    投稿日: 2024.06.08
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    ヨーロッパ言語はほとんどラテン語が源泉なんだなあと思った。現代では読める人は居ても話者は居ないと思っていたが、著者含め世界中に居るようで驚いた。クソどうでもいい言葉でもラテン語で書いたら格言に見えそう。

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    投稿日: 2024.05.31
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    面白かった。ひろゆきが敵うわけないのが良く分かる本。しかし一点悲しかったのは12星座のラテン語由来を説明する章でまさかの蟹座スキップ。聖闘士星矢以来失墜したキャンサーの地位いまだ回復に至らず

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    投稿日: 2024.05.27
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    言語と歴史の、自分の好きなテーマの掛け合わせの著作、読み始めたら止まらなかった。 暮らしている国が日本で、外来語を柔軟に取り入れる文化に浸りきっていることもあり、由来がラテン語のものがこうも自然に配されていることに、ちょっと驚いた次第。 格言の類は幾つもメモっておきたくなった。 対談で、江戸時代までは漢文がより上と考えるお国柄であった日本と、ギリシャ語が上と考えていたローマに、自分たちが一番とは考えていないという共通点がある、との話が興味深かった。

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    投稿日: 2024.05.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    【身近にあるラテン語を少し深める】 ラテン語は英語含めヨーロッパ言語のもととは知っていたけれど、 あらためていろいろと深めることができました。 ラテン語 Latiumは、ローマ辺りイタリア中西部・ラティウム地方の言語ということらしい。 ローマ帝国で公用語として使われていて、 そのあともキリスト教・カトリックの教皇の下で使われ続け、 その後ヨーロッパ各地で生まれた言語の元になっている。 そんな古き歴史ある言語のあれこれが詰まっている本。 例えば、 いくつかの英語やフランス語、ドイツ語の言葉や地名の語源となっているラテン語の紹介、 ラテン語で書かれた、カエサルなどの有名な言葉、 ローマ帝国時代の有名な人物の名前が語源となっている今日の言葉や地名、 今も残るオベリスクなど建造物に書かれているラテン語について、 ラテン語をつかった科学関連の言葉ー星、元素、学名、栄養、医学、 社名、商品名、テーマパークや映画で使われているラテン語の言葉、 ラテン語と日本のつながり、 … そしてラテン語は今に生きる言語であるということ。 でも逆に、こんなに広く影響を与えたのに、なぜ古典言語化してしまったのだろう。 どの近代国家にも採用されなかったから? もっとシンプルな言語が発達したから? この前読んだ、モンテレッジオの本でも、ダンテとラテン語に少し触れられていた。 印刷技術が発展したときに真っ先に印刷されたのはラテン語。 ラテン語に影響を与えたとされる古代ギリシャ語は、帝国がなくなってから消えていったのかもしれないけど、ローマ帝国滅亡後もさらに発展していったラテン語。 18世紀ごろまでは学術書などは普通に書き言葉はラテン語だったと書かれていた。 人間に話されないと言語って、何なんだろう…。と思ったり。 あ、でも、外国語が読めるけど話すのは難しいように、 書き言葉としてなら、勉強したら覚えられるようになるかも!?というポジティブ思考はどうだろう。

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    投稿日: 2024.05.19
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    伊達政宗は“だて”ではなく“いだて”だった? インフルエンザとインフルエンサーが似た言葉なのは同じラテン語influentiaを語源にしてるから? 身近な言葉に影響を与えてるラテン語の存在を知れる1冊でした!

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    投稿日: 2024.05.11
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    ヨーロッパ言語の母たるラテン語。ギリシャ語よりも現代のヨーロッパ語の類似性があるような気がしますね。英語や仏語、そしてもちろん伊語もすっごくラテン語から来てるもの多いし、言葉の歴史、意味の発展、発想の繋がりが分かり面白いですね。ギリシャ語に対するラテン語、そして漢語に対する和語、この対比もなるほどでした。言葉の雑学集でもあり、言葉への知的好奇心が湧いてくる一冊でした。

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    投稿日: 2024.05.07
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    完全なる趣味の世界だけど,面白かった〜 大学時代,解剖学で初め触れたラテン語の響きに魅了され,中途半端ながらずっと愛着を持って来た言語.もっと汎用性の高い言語ならもっと気合い入れて学んだのに…と言う言い訳に真っ向からバツをつけてくる感じが楽しい!でも…やっぱり古語である事に違いはないと思う…ラテン語でコミュニケーションはやっぱり普通じゃないと思う(笑) それでもやっぱりラテン語の響きには魅了されるのであって今後も中半端に,ヌルく愛好家を続けていくんだろうなぁと思う…英語の勉強も再開したし,ついでにラテン語ももう少し深めようかな?その前にドイツ語…あーどうしよう⁉️

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    投稿日: 2024.05.06
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    著者曰く、ラテン語は今の世界にも生きている。 「え?」と思うが… ハリー・ポッターの呪文の中に。 商標や校章の中に。 日本の町中にある施設の名前の中に。 天体や動植物の学名として。 そして、もちろん(古いフランス語から来た)英単語の中に生き残っている。 正直、そのレベルはだいたい推測ができていたが、ラテン語でニュースを発信していた人もいると聞いてびっくりだ。 世間の、「ラテン語は死語だから学ぶ必要はない」という見方に、一石を投じる一冊だ。 本書はそれ以外にも、ラテン語が読めると、古代から近世まで、さまざまな文献にアクセスできる利点もアピールしている。 マグナカルタ、ニュートンの「プリンキピア」、ルターの「九十五か条の論題」、マルコ・ポーロ「東方見聞録」などなど。 筆者をガイドに、ちょっとずついろんな文献をのぞき見できるのは楽しかった。 筆者は若くしてこの道を究めた人のようだ。 雑学に触れて、鵜呑みにするのは危険で、原典を当たる必要があるとのご意見は、まことにその通り。 ただ、申し訳ないことだが、自分など、本書をある種雑学本として読んでしまったことも付け加えておく。 たくさんの題材をいろいろ並べていくことによって、どうしても何かを論証したりするような本の構成にはなりえない。 すると、どうしても一つ一つのエピソードを、「へえ、面白いな」と見るしかなくなってきてしまう。 とはいえ、やはりsayamamamylos kawaii(河合雅雄さんにちなんで名づけられた白亜紀の哺乳動物)の話なんて極上のネタだ。 insulinの語源となるラテン語は「insula」(島)で、これは膵臓のランゲルハンス島近くから分泌されることに由来する命名だとの話も、「ああ、たしかに半島はpeninsulaだったなあ」と思い出しながら納得できたりした。 「難しい」とされるラテン語、読みは比較的簡単だということも本書で知った。 この本をきっかけに、学んでみようと思う人が必ずいるだろうなあ、と思われる。

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    投稿日: 2024.05.05
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    ラテン語なんて聞いたこともない、と思っていたけれど 実は身の回りにたくさん使われていることにビックリ。ローマ帝国の時代にラテン語が出てくるのは想定内だったけれど、現代でも商品名や紋章などなど、いろいろ使われているようだ。漫画やゲームにも使われているなんて、知らなかった。面白かった。

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    投稿日: 2024.05.03
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    ある時ふと思いったってラテン語の勉強を始めたのだが,記憶力が低下した歳にはかなり難しいことが分かった。固有名詞も格変化するのが驚きだった。 この本を読んで再度挑戦する意欲が湧いてきた。 SNSで知って図書館に予約,2ヶ月位待って入手。 DL版ではなくて紙版。

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    投稿日: 2024.04.28
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    ラテン語語源の言葉がどれだけ世間に、浸透していることか。 英語からの語源だけでない深い深い教養。 様々な石碑他、ラテン語は現代でもまだまだたくさん。

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    投稿日: 2024.04.26
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    思い違いの語源だったり、えっこんなところにラテン語が!というトリビア的な面白さがあったりして、ラテン語入門というよりラテン語に親しめる本。図や写真などまたラテン語の文章など掲載されていて、分かりやすかった。

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    投稿日: 2024.04.20
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    ラテン語が周りにたくさん潜んでいるということを伝える一冊。世界史や政治、宗教、科学など、様々な切り口からラテン語との関わりについて紹介している。ラテン語で書物を読み解いたり、語源がラテン語であることを示したりしていて、筆者のラテン語愛が感じられる。あまり馴染みのない事柄・単語とラテン語を結びつけるような記述があり、その部分は少々退屈さもあった。ただし、これは私自身の教養レベルが筆者に達していないのであろうから、今後知識が増えたときに読み返したら、本書をより楽しめるかもしれない。 この本通じて学んだこと - historyの語源がstoryやhis storyというのは誤りである。本当の語源はラテン語のhistoriaであり、さらにギリシャ語まで遡ることができる。storyも語源はhistoryと同じであるとされる。 - スポーツメーカーのASICSの由来はラテン語で、anima sana in corpore sano「健全な肉体に健全な魂」の頭文字をつなげたものである。 - ラテン語を公用語とする国はバチカン市国のみで、日常会話で使われることはほとんどない。しかし、ラテン語を普及させる活動が行われており、必ずしも死語とは言えない。

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    投稿日: 2024.04.18
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    *星4つ相当です X (Twitter)で見かけて、ずっと気になっていた本でした。ようやく入手するも、仕事に追われほぼ読めず返却。時間ができたらもっとじっくり読みたいなぁ。ゴールデンウィーク前に買っちゃおうかな。

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    投稿日: 2024.04.17
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    まじで全部ラテン語でできてるんじゃないかくらいに浸透してる。 難しいけど、へぇーと思うことばかりで面白かった。自分の会社を作ることがあったらラテン語から名前を取りたい。なんかかっこいいから。

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    投稿日: 2024.04.11
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    ずーーっと、へええ、へええ、の連続だった。知らないことばかりで。 長い長い歴史を経て言葉(英語などヨーロッパの言語)ができあがっているのだなぁと改めて。 p128 fluo「流れる」→fluent, fuid, influenceなど。 p139 サプリなどのカルニチン(carnitine) ←ラテン語のcaro「肉」から。 →incarnation「肉体化、化身」, reincarnation「生まれ変わり」。花の「カーネーション」の語源でもある。 P146 ファクシミリはラテン語で、「似たものを作れ」fac(facioの命令形) simili から。simili → similar, resemble, simulation 「シミュラクラ現象」はsimulacra「似姿」という意味のラテン語で、similisからの派生語。

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    投稿日: 2024.04.07
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    趣味に仕事に、ラテン語を目にする機会は意外にあるんだけど、かといって、ちょっとかじってみるのが難しい分野。そんな自分のニーズに打ってつけの本作、書店に並び始めた頃にも気にはなったんだけど、書評と帯を見て、改めて読んでみることに。語順も独特に思えたし、綴りから推し測れるものもあれば程遠いものもあるしで、例文と日本語訳が上手く繋げられない部分も多々あったけど、概ね興味深く読み通せた。『よっしゃ、次はもっと専門的なのに行くぜ!』とはならなかったけど、機会があれば触れ続けていきたいかな。

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    投稿日: 2024.03.26
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    ラテン語、と聞くとあまり身近に感じない言語である印象だった。 しかし周りをよく見渡してみると街路樹の木の種類が書かれたプレートであったり、アミューズメントパークで見かけるものに潜んでいる。 意味もわからず言葉を追っていたが、よく見るとラテン語がそのものの性質などをよく表していて興味深かった。 もっとラテン語を学んだら、例えばよく食べているものの言葉に栄養源のラテン語が元になっていたり、また古代ローマの名言を知ることができたりと楽しみが増える本だった。

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    投稿日: 2024.03.22
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    いや〜、面白かったなぁ。一気に読んでしまった。ラテン語読めるようになりたいなぁ。という気持ちと共に、漢文も勉強し直したいという気持ちも。こういう知識を生きた教養と呼ぶんだろうな。

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    投稿日: 2024.03.20
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    ラテン語を起源とした単語、フレーズがたくさんあるという紹介もの。知ればまあそうかという内容であり、他人に請け売りで披露したくなるかも知れないが、そういう行為は嫌われる可能性あるものなぁ… それ以前に読んで三日もしないうちにだいたい頭に残らないし… 読了10分

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    投稿日: 2024.03.04
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    実はこの言葉の語源はラテン語の◯◯でした。こんなところにもラテン語が使われていて、こんな意味でした。ずっとこの流れで進むので、途中で飽きてしまうとともに、「で?」って思うことばかりであった。

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    投稿日: 2024.03.02
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     ラテン語にまつわる話を、著者が多岐にわたって語る。ラテン語は一見すると日本人には馴染みのない言語だと思われる。しかし、いくつかの単語を見ていくと、意外なところに関係しており、日本人にとっても身近な言葉だとわかる。また、ラテン語は現代において死語だという意見があるが、それに対して著者は反論する。著者曰く、オンライン形式でラテン語で会話したり、児童文学でラテン語訳が存在するなど、今でも生きた言語だという。本書の巻末に、『テルマエ・ロマエ』の作者ヤマザキマリとの対談が収録されており、ラテン語の学習が、意外と日本人にも向いていることを明かしている。このように、本書はどの部分から読んでも、面白い箇所が満載で、部分読みするだけでも、十分な知見が得られるだろう。

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    投稿日: 2024.03.02
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    書店で平積みされて目が留まり、読んでみた。 ラテン語というと学名など科学分野に使われるというイメージが強かったが、本書を読むと政治の分野や現代で我々が普通に使っているカタカナ言葉も、ラテン語由来だったりラテン語そのものだったりということを知ることができた。これだけでも、案外身近にあるんだということを知ることができ、新鮮な感覚になった。 企業のロゴなどにも潜んでいると知ったので、今後はもう少し意識してみたい。

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    投稿日: 2024.02.21
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    語学学習への意欲が再燃する一冊.ヨーロッパ言語の基となったラテン語は,日本文化にも知らず浸透している.言語の習得は,その人の文化的立ち位置と密接に関連してこそのめり込め,少なくとも面白さ楽しさが根底にあるべきであることを再認する.

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    投稿日: 2024.02.17
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    ドイツ語の勉強をしていく中でラテン語由来の言葉が度々登場していたため、ラテン語に親近感を抱いていた。 いつもSNSを楽しく拝見しているラテン語さんの書籍が出ると知り、ずっと楽しみにしていた。 英語やフランス語の語源となっているラテン語が数多く紹介されており、ドイツ語では何と言うかを調べてメモしながら読み進めた。 日本の日常生活の中でも多くのラテン語が使われており、知らず知らずのうちにラテン語に触れていたことを知ってとても驚いた。 漫画家のヤマザキマリさんとの対談の中で、今でもイタリアでは普段の生活でラテン語を使っているとの話もあり、ラテン語は「死語」とは言えないのではないか、という気持ちになった。 印象に残っているのは、「自由の女神はなぜ“女神”なのか」という箇所だ。 『自由の女神の元は、古代ローマのリーベルタース(Libertas)という、自由を擬人化した女神です。 「リーベルタース(libertas)」というラテン語は元々「自由」を指す名詞で、後に自由を擬人化した女神も同じ名前で崇拝されるようになりました。 libertas「自由」という名詞が女性名詞だから、それを擬人化した神も女性になったのです。』 (P48) 名詞の性と格闘しながらドイツ語を勉強している身のため、そうだったのか!と衝撃を受けた。 名詞の性がこのような場面でも影響することがあるのだ、と大変興味深かった。 私たちの生活に染み渡っているラテン語は、まさしく「世界はラテン語でできている」と言えるものだと思う。

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    投稿日: 2024.02.06
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    借りたもの。 ラテン語学習というよりラテン語雑学読本。 死語と言われるラテン語が、現代に密接であること。 英語などの様々な言語の語源であり、日常にラテン語はある。ラテン語が身近に感じられる雑学が紹介されている。 ラテン語学習に最適な本も紹介。ラテン語学者・水野有庸先生ほか、 河島思朗『基礎から学ぶラテン語』( https://booklog.jp/item/1/4816360751 )、『しっかり学ぶ初級ラテン語』( https://booklog.jp/item/1/4860643666 )も紹介。 日本のアニメの中に出てくるラテン語の話も。 『エルフェンリート』のオープニングテーマ『LILIUM』の話は外せない。(あまりにも良い出来なので実際に海外の教会で歌われたとか) (ラテン語さんが言語学者ではないことは断りつつ)日本語の起源をもラテン語も紹介してるが、私はそれには懐疑的。 巻末にはヤマザキマリさんとの対談収録。 現代イタリア語の会話の中でもエスプリを効かせたい時に使われるラテン語。 賛美歌の中で今も使われているのは言わずもがな。『テルマエ・ロマエ』『プリニウス』はラテン語が使われていた時代(そして大きな戦乱は無く比較的平和で文化が発展した)。

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    投稿日: 2024.02.06
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    世界史、政治、宗教、科学、現代 そして日本の6項目を立てて そこで使われる言葉や概念に実はある 「ラテン語」の片鱗をいろいろ紹介してくれる。 それだけで充分おもしろかったです。 著者は現在進行形で 世界のラテン語話者と使用しあっているとか。 エスペラントと同じく 英語以外の言語を共通にして話そうという人が 一定数いるのだなと思うと楽しそう。 あとなんか、ちょいちょいファンタジー小説や 漫画、アニメのネタも仕込んでくれてて ニヤニヤしちゃったぜ。 呪文とか架空名称とかね。 Exspecto patronum! ラテン語っぽい響きってかっこいいものね。

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    投稿日: 2024.02.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    Twitterでフォローさせて頂いているラテン語さんが執筆されたとのことで手に取った本書。ラテン語が他の様々な言語や分野に影響を及ぼしていることはなんとなくレベルで知っていたが、世界史・政治・宗教・科学・現代・日本という6つのテーマに沿った説明を読むと、改めてその影響力の大きさに驚く。 本書内で特に印象に残ったのは、「パッションフルーツ」と「月」の項目。 パッションフルーツの”passion”の元々の意味は「キリストの受難」であり、花の部分がキリストの磔刑を連想させることから「パッションフルーツ」と名付けられた。また、魂が何かしらの作用を受けた結果、激情や情熱が生まれると考えられていたことから「情熱」という意味も生じた。 月の形容詞"lunar"はラテン語”luna”が語源で、これは「精神異常」を意味する”lunacy”の語源にもなっている。その理由は、昔は月の影響によって精神病が引き起こされると考えられていたから。科学的根拠については私自身はよく知らないが、月の満ち欠けが体調やメンタルに影響を及ぼすという考え方は、現代の東洋医学でも取り入れられているものであるので、そのような共通点があるのは非常に面白い。 他言語学習は、その言語の文化的・社会的・歴史的背景も同時に学ぶことであり、新たな視点を与えてくれるが、著者も前書きで言っているように、ラテン語の場合は上記に加えて、その古代を生きた人々の世界観も同時に知ることができるというのが一番の魅力なのだと思う。古代はやっぱり壮大でロマンを感じるし魅力的。 一度イタリア語に挫折したが、これを機に再挑戦し、あわよくばラテン語も少しかじってみようかなと思った。

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    投稿日: 2024.01.30