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極北へ【毎日文庫】
極北へ【毎日文庫】
石川直樹/毎日新聞出版
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総合評価

11件)
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    とにかく事実をつらつらと書いてある。北極圏には夢がある。後書を見てより作者の文体のスッキリとしたことに納得がいった。

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    投稿日: 2025.10.06
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    石川直樹さんのシンプルな文章と飾らない表現が好き。感じ方に親近感を覚える。主に20代の北への旅の記録をまとめたもの。「二度目のデナリ」では、抑えきれない興奮と喜びが表現されていて良い。

    1
    投稿日: 2025.05.31
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    都会に住んでいて、物と情報が溢れかえる中で自分は無になり心が麻痺していた。そんな時にこの本を読み始めた。厳しいはずの自然に魅了される著者、「なるようになる」と島とともに生きる人たちの暮らしを読んでいたら、凍っていた自分の感覚がすこし解けた

    1
    投稿日: 2024.12.12
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    東京都庭園美術館の旅に関する展示会で知った本 分からないけど、男の人が突拍子もないような成果を出すことが多い理由がわかる気がする。 どうやったらそんなに幼いうちに、自分の身をそんな場所に置こうと思えるのか… 女性はやっぱり長年の子育ての歴史で命を守るということが本能としてあるからなのか、リスクをよく考えた上での判断になることが多い気がするが、 男の人の自叙伝をみると、リスクも承知で行動しているよ、なんて描写すらなくて、そんな概念は存在していませんというように写る。 関係ないけど、テレビ番組のクレイジージャーニーを見ててもそんなことを思った。 でも、それを真似してみよう、と思ってやっていたら、いつのまにかそんな思考になって、なんでもできるような気持ちになった。(多分誰でも、本気でやれば、何でもできると思う)

    0
    投稿日: 2024.05.26
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    人間誰しも、安全なところから一歩踏み出して、その外側に身を晒したくなる。不良も、不倫も、そして冒険家も、根っこは同じ衝動から来ている気がする。 もちろん、この方の純粋な好奇心はとても素晴らしく、またこうやって記録に残してくれるからこそ、他の人間も見果てぬ世界を夢みれるのだと思う。

    0
    投稿日: 2023.06.27
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    写真家だけど、冒険家のような一面もあって、好奇心旺盛さを持ち合わせた石川直樹さんのエッセイ。決してうまい文章ではないし、特別ドラマティックな何かがあるわけではない。新たな旅で過去の旅を振り返ることもあるし、身勝手なことを思って見ることもある。極寒の地を好んで訪れるが、雄大な自然のある場所は必然的に不便な土地でもあるわけで、悪天候で飛行機が飛ばないこともあれば、レンタカーでドライブするその道のりがなかなかスリリングだったり、なんで好んでそんな土地に行くのだろうかと不思議に思うが、彼の撮った写真を見ると、荒涼とした土地にある魅力を垣間見ることはできる。

    2
    投稿日: 2022.10.21
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    コロナ禍で海外訪問が難しくなってしまったな中、石川さんの本書で、北極圏を頭のなかで想像しつつグッとくる紙上冒険をさせてもらった。 同世代ということや著者の経験、知識、文書力もあってだが、石川さんは純粋に自身に刺激を与えてくれる一人となっている。 最後のデナリのエッセイが特に読みごたえがあった。長期縦走、自分も心の中で温めていて、日本の山になるが何とかここ数年でチャレンジしてみたいと思っている。(トレーニングと体の鍛えを頑張らなきゃ。。。)

    0
    投稿日: 2022.01.01
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     石川直樹さんの著作を読むのは初めてだが、何か懐かしい場所に戻ってきた感覚。  タルキートナ、シシュマレフ・・・植村直己さんや星野道夫さんの著作で何度となく目にした地名。そして故河野兵一さん、船津圭三さんら僕らが若いころ活躍されていた冒険家の方々が登場される。青春に帰った感覚。  街に住む僕らが極北のエッセイを読むと、そこだけにしかない極北の時間の流れに没入できる。十分に浸ることができた。

    0
    投稿日: 2021.11.27
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    旅とは途上にあること 石川直樹の生き方は、それこそ旅だと思う。 その時々の流れと気持ちに正直に動かされ、その時々をぷかぷかと邁進している。 エッセイもぷかぷかしている。どこか、人間くさいというか。強靭な人、すごい人であるのは間違いないけど、僕らの延長線上にいる感じがしてしまう。こんな文章、すごく好きだ。

    1
    投稿日: 2021.11.23
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    極北への旅をまとめたエッセイ集。 高校生のころに野田知佑や星野道夫の著作に触発されて旅に生きるようになる経緯にはじまる。アラスカ、グリーンランド、ノルウェー北部、スピッツベルゲン島といった北極圏各地への訪問がテーマである。各地に住む日本人を中心とした極北にゆかりのある著名人との交流や故人である植村直己や野道夫の足跡をたどる旅も多く含まれる。 冒頭と最終盤に配された二度のデナリ(マッキンリー)登頂がポイントになっており、著者もデナリ登頂を自身の人生のなかで特別な体験だと明言している。全体に極北のような大自然とそこに暮らす人々への憧れと讃美で一貫している。同時に、「虚構だらけの都会生活」といった表現など、都市生活にたいする疑いの眼差しもしばしば見受けられる。ただ、本書の体験の内容そのものについては、大自然のなかでの出来事が中心になるかと思いきや、デナリ登山を除けば意外と極北の街や村での滞在にまつわるエピソードが多くを占める。 著者の純粋で素直な人柄がうかがえる文章である。照れやてらいとは無縁で、「タンポポのような人生をおくれたら素晴らしい」「ぼくはいまを生きようと思うのだ」といったロマンティックなフレーズにもためらいがない。高校生ごろから終章は2017年、四十歳までの記録だが、常に変わらない純真な若者の日記を読むような印象を受けた。ただ、全体にとりたててユーモラスな表現や出来事の起伏がなく、一本調子といえなくもない。本書のなかでも重要な位置付けにあるデナリ登頂も含めて、著者にとっては印象深いはずのそれぞれの旅も読んでいる限りあまりとっかかりがなく薄味で、悪くいえばあまり工夫を感じない。素晴らしいものを素晴らしいと書くだけでは十分ではないと思わされた。

    7
    投稿日: 2021.08.28
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    石川直樹『極北へ』毎日文庫。 世界を旅する写真家のエッセイ集。自身の旅の原点である20歳のデナリ山への登頂から始まり、アラスカ、グリーンランド、カナダ、ノルウェーと地球の極北地域を巡る旅とその魅力が描かれる。 様々な人生があり、様々な夢があり、様々な旅がある。人生は自分で切り開くものだと言っても、夢を追い掛けて実現させるのはなかなか難しい。しかし、挫折も人生の一部であり、そこから新たな道を模索すれば良いのだ。 高校生の17歳の時にインドを旅行し、学生生活に疑問を感じた著者は世界中を旅して写真を撮り、文章を書いて生きていきたいと考える。カヌーイストの野田知佑から大学にはちゃんと行け、と諭された著者は大学に進学し、自身の夢を目指す。著者は20歳でデナリ山の登頂を果たし、それが著者の人生の原点となる。 本体価格800円 ★★★★

    12
    投稿日: 2021.08.02