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女王の番犬
女王の番犬
青木杏樹、藤ヶ咲/マイナビ出版
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総合評価

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    隣接する三国にからむ陰謀と盗まれた各国の君主の証。中世の西洋を思わせる背景でのファンタジーでもあり、ミステリーでもある。平和を願うわずか15歳の女王と、番犬と呼ばれる従者が活躍する。ファンタジーの王道である忠誠と友情も盛り込まれ、とても楽しめた。このスケールの話が300ページ弱に上手く纏められてるのは凄い!!でも、倍のページ数で、じっくり楽しみたいとも思った。番犬たちの活躍、リオの成長、アルフォンスのその後…もっと読みたい!!

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    投稿日: 2023.07.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    エリザベス陛下の圧倒的強さ。 威厳もさることながら、ラストの立ち回りには大変驚かされた。 番犬すら吹っ飛ばされちゃうレベル。 その強さでもって、ラスボス的キャラまでやり込めてしまうあたりがもう。 様々な策略に振り回された番犬さんたち、お疲れ様でした。 冷静に振り返ると、番犬さんは結局女王様のお使いをしただけになった気が……最後は寧ろ小さな騎士の方が活躍していた気もするし。 そもそも上記のとおり、女王様が強すぎたので。 恐るべき15歳……

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    投稿日: 2022.05.07