Reader Store
僕の狂ったフェミ彼女
僕の狂ったフェミ彼女
ミン・ジヒョン、加藤慧/イースト・プレス
作品詳細ページへ戻る

総合評価

131件)
4.1
44
43
21
5
1
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ▼東京外国語大学附属図書館の所蔵状況(TUFS Library OPAC)https://www-lib.tufs.ac.jp/opac/recordID/catalog.bib/BC13427946

    0
    投稿日: 2026.04.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「彼女」のことわかる部分がでかすぎたけど、主人公がアメリカにインターンに行くのがなんでそんなに嫌なのかわからなすぎた。

    0
    投稿日: 2026.03.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    タイトル以上に、真摯に色々なことに向き合ってる一冊。自分は誰かにお勧めしたいと思える。 タイトルに少し忌避感持つ人いそう

    0
    投稿日: 2026.03.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    なおなおさんと1Q84O1さん激推しの韓国文学。 「フェミニスト」という言葉を耳にするようになったが、よくわかっておらず、フェミニストやその社会背景について知るきっかけになった。それだけでも、この小説を読めてよかった。 小説を通して問題提起がされているが、全然堅苦しくなく、ポップに描かれており読みやすかった。 再会した初恋の人がフェミニストになっていた…という話。 主人公は家父長的な地域や家庭で育ってきたこともあり、フェミニストになった彼女を元に戻そうと奮闘するのだが、いつも彼女にやり込められてしまう。そこにクスッとする。 好きで好きでしかたないんだよね。その一途さはよいのだけれど、彼女がこんなにも変わったのには深い理由があるはずなのに、それを知ろうとしないのは不思議だったな。 たとえお互いに好きでも、自分の譲れないものと違う思考の人と結ばれるのは難しい。特にフェミニストは生きかたそのものに関わることだからね。でも、だからかな、納得のラストだった。 もし「フェミニスト」について違う本を手にしていたら、読み切れなかったかもしれません。 韓国映画「猟奇的な彼女」を思わせるような、ポップな恋愛小説になっていたから楽しく読むことができたのだと思います。 読めてよかった韓国文学作品です。 なおなおさん、いっきゅうさん、お勧めくださりありがとうございました!!

    54
    投稿日: 2025.12.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    12/5永野芽郁ちゃん主演で映画化ということで。結末が切ない。私達は社会を変えなくちゃいけない。そのために私は何ができるだろう。

    9
    投稿日: 2025.12.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    今まで読んだ韓国文学の中で一番の社会派、かつフェミニズム思想の強い物語だった 自分の思考と若干の類似性はあるものの 客観的にみると論理の不完全性も垣間見え 自分の勉強不足も感じた

    1
    投稿日: 2025.11.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    軽い気持ちで読み始めて、サラサラと読了することができたけど、根深い問題提起のある本だと思った。彼女がメガル思考を持つに至った背景や現在の性差別による生きづらさは共感する部分は大いにあった。一方で、彼氏の普通はこうだ…みたいな理想的思考にも納得するし、簡単に白黒つけられそうにはない。K-popやコスメ、グルメの印象に紛れてしまっているけど韓国社会で起きているフェミニズムやその他社会問題が日本人にはない切り口で描かれていて興味深かった。

    2
    投稿日: 2025.10.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    今では割と浸透してきているフェミニズムや#MeToo運動だけど当時は相当衝撃だったと思う。 自分の彼女がフェミニズムじゃないことを願うんじゃなくて相手の立場になって物事を考える癖をつけて自分の発言で相手がどんな気持ちになるか想像する力を意識していきたい。 女性理解のためだけではなくても自分が無知であることを知る為に改めて読むのも良いなと思った。

    11
    投稿日: 2025.09.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ヒロインの思想が強すぎて怖かった。被害者意識が高すぎる。どうして主人公は彼女に惹かれたのかわからない。

    0
    投稿日: 2025.08.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    韓国と日本の女性観は、儒教的な考えが元になっている点で通ずるところがあり、この小説も共感するところが多かったです。男性視点でフェミニズムが語られているところが興味深く、読んでてイラッとする女性は少なくないのではと思いました。 この本にもありましたが、特に性犯罪に対する認識が、男女で隔たりが大きいことは日常にも感じます。男性が語るのは、冤罪や女性がそもそも誘惑したのではないか、等の男性擁護です。そうかもしれないですねと流しながら心の中では、割合としてそんなの数パーセントでしょ、アホらしいくらいには思ってます。私は私で女性に肩入れしているんでしょうね。だからこの手の話は難しいです。

    14
    投稿日: 2025.07.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    全ての男性に読んでほしいフェミニズム本。単純な女性讃歌ではなく、こういうふうに生きてきた・育てられた男性の視点、気持ちはわかるけどここまでいくと生きづらいよなという女性の視点、どちらにも共感できる。とても読みやすいからティーンエイジャーにも良いのでは。

    1
    投稿日: 2025.06.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    誰かと付き合ってもハンナムかどうかばっかり気にしてしまう、けれどスンジュンはそういう考えになる前に好きになった人だから…という言葉に、なかなか諦められない、選択できない彼女の気持ちが切なかった。

    1
    投稿日: 2025.01.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    一気読み。 タイトルのセンセーショナルさ、『狂った』というワードチョイスに違和感があった 『彼女』の言いたいこと、主張はとてもよくわかる ただ、それを目の前の大好きな彼氏に、パートナーに、ぶつけまくることは違うのではないか 一般的な善良な男性と、ミソジニスト、性犯罪者の 間には大きな崖があって 女性を攻撃したり蔑ろにしたりする奴等に 同情の余地はないけれど (自分の置かれている状況が、昔と違ってクソと接する機会がなくなったから 怒りのメーターが低いのかもしれない) 職場(ベストセラー作家)での理不尽なセクハラ、パワハラ、女性上司の無理解、これらはアラサー以上の多くが経験してきたこと 今の20代くらいではかなり状況が変わり、 職場でのハラスメントは一発アウト ただそれも良識ある人事がいたり体勢が整っている企業の話で、アラフィフ以上が表舞台から一掃されない限りまだ存在するハナシでもある 退職後、黙っているのではなく、被害者達で連帯し、告発したというラストは良かった 二人が別れを選択したのは賢明だと思う

    0
    投稿日: 2024.12.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    スンジュンの失言は彼女が怒る前に全部気づけた。そして彼女が語る以上のことを想像した 不理解にあうと怒るを通り越して諦めが入る。そうなると感情が悲しい一色に染まってしまうんだなと、自分の機微を理解して苦笑い 対立したい訳じゃない、尊厳が欲しい。環境や状況を変えたいだけが伝わらない

    0
    投稿日: 2024.12.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    これまでフェミニズムに関する本を読んできたことはなかったが、この本を読んでみて当たり前だと思っていたことが、本当にそうなのかと疑問を持つきっかけにはなると思う。人々に刷り込まれた歴史的な男女に関する価値はなかなか社会的に変わることは難しいが、そこに対して運動をすることや声を上げることということは、よほど苦しい・悔しい経験があってのことであり大切なことだと感じた。この本は、小説ベースで読みやすいのと、物語としても身近な人が価値観が大きく変わることがあることを分からせてくれた。

    0
    投稿日: 2024.11.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    いわゆる”普通の”男性からみたフェミストという視点が新しかったし、こんなに読みながら中指立てる話もないから新鮮だった(彼氏がウザ+キショい)最後彼女に会わずに終わるエンドも好きだった。一方で結構モヤるとこともちょいちょいあって、「女だって人間だから性欲はあるに決まってる」発言(ほぼなしの自分は…てなる)や 彼氏の独身の叔父さんを彼女がアセクシャルでは?と言ったとこ(セクシャリティ決めるのよくない/結婚してるアセクシャルもいる)

    1
    投稿日: 2024.10.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    韓国語のことわざや慣用句などに注釈がついていてとても分かりやすかった。 この本で取り上げられているテーマは、2024年現在でも問題になっていると思う。少しずつ良くなっているのかもしれないけど。 何年か先に、この本が読まれ「こんなことがあったんだ、今とは全然ちがうね」と言えるといいなあと思いました。

    0
    投稿日: 2024.09.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    とても読みやすかった。韓国ならではの単語が出てきてわからない言葉も多少あったり普段読まないテーマの話けど、物語としても面白かった

    0
    投稿日: 2024.09.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    1日で読み切った。 僕の「普通」はわたしも無理!結婚も出産も仕事のあり方にだって、〇〇するのは当然?〇〇するのは仕方ない?ありえない。女性にだって自分で決める権利がある。その通りすぎる。 僕のイライラするような決めつけを、彼女が爽快にぶった斬ってくれるから最後まで楽しめた。

    2
    投稿日: 2024.09.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    痛快。韓国も日本もジェンダーギャップが大きいので、そうさせている価値観がある。その不完全さを指摘していて、一度知ると抑圧されていた頃には戻れなくて良い

    0
    投稿日: 2024.08.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    いや~この韓国の男女の分断、日本より酷い気がするな。若い男性の意識が、社会階層が上でもこうなら絶望するのも無理はない。ドラマとか見れないよこれ! 主人公の男にイライラしすぎて死ぬかと思いました!

    1
    投稿日: 2024.07.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    フェニズムは苦手だが、軽く読みやすかった。僕と彼女の両方の視点が出てくる。女性ならではの妊娠・出産・結婚への価値観、細かな事情を理解するのは難しい男性の価値観。若い人なら男女問わず共感できる部分が多そう。ラストは平行的だった。

    0
    投稿日: 2024.07.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    先日図書館の海外文学コーナーを見ていたところ目に留まり、 発刊当時良い意味でミスリーディング的な書名が話題になっていたことをふと思い出し手に取った本。 恋愛関係にある『普通』の『男性』と『フェミニスト』の『女性』との対比が(ある種態とらしいほど)鮮明に描かれている。 自分自身もこの本の主人公と同世代だが、 男性側の「就職→結婚→出産という『普通の幸せ(と世間一般的に定義された)』ルートに乗り切れていないことへの言い様のない不安(+両親や親族からの無言の圧力)」と、 女性側の「常に『女らしい』格好・振る舞いを求められ男に隷属しなければならない絶望」 の両方ともを味わった記憶が蘇り、読み進めるうちに「これは『わたしたち』の物語だ」と理解した。 男性側が女性側からの『啓蒙』を受け少しずつ心情が変化する様子が見受けられつつも、 ふたりが完全に分かり合うことはなく平行線のまま物語が閉じられるのが悲しいが、 それはそのまま今の『何も変わらない』現状を反映していてリアルで良かった。 カジュアルな文体でサクッと読めるため、 「フェミ(ニズム/ニスト)とは何ぞや」という方への入門書としてもお勧め。

    0
    投稿日: 2024.07.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    キム・ジヨンに始まり最近よく見かける韓国のフェミニズム小説、とにかく感想を言いにくいなぁ、、、なんて。 語り手であるキム・スンジュンのようなまぁ普通の男性、普通の男性=プチアンチフェミ、と感じましたが、このように思考するんだなぁと若干胸糞というかがっかりしました。冤罪?気を持たせちゃった??は???となりますが、これが現実なんだよなぁって。言われたことあるわ。思い出したくもない。 ただ二人が別れて再会したときに、フェミ彼女(例のごとく固有名詞として名前が出てきませんので!便宜上…)が、 〝全部あんたのせいってわけじゃない。ただ何も考えずに、適応して育ってきただけでしょ。〟 と。その通りなんでしょうね。個人の考え方を単純に責められない。最初から最後まで、キム・スンジュンが自己弁護のように「男だって辛い」と言い続けていますが、もちろんそれも一理ありますし。 フェミニズム思想自体は、少なからず多くの女性が胸に秘めているものだと思うんです。ただ、私を含めほとんどの人は、前述したように〝適応して育ってきた〟ので、デモに立ち上がるほどの行動力もなくて、嫌だなぁと思いながらもなぁなぁにして過ごす、そしてまた適応してしまう。 この立ち上がるフェミニストたちに頭が上がらない。強火フェミニストたちが立ち上がった結果の女性の権利なんかを、私みたいな一般人は、有り難いと思いながら享受していくんだと思うとちょっと胸が痛い。

    9
    投稿日: 2024.07.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    フェミニストはなぜ煙たがられるのか。 主人公たちの言動を追いながら考えていたのだけど、母親や姉妹、妻たちの犠牲の上に自分の生活が成り立っていることを認めたくないのかな、と思った。 認めると自分が悪者になっちゃうし、それよりもフェミニストに”権利ばかりを主張する自意識過剰な集団”というレッテルを貼って、上から目線で批判してる方が楽だよなーと。 社会問題を扱っているわけだが、テンポよくドラマティックに描かれており、あっという間に読み終わった。なのでエンタメ映画を1本観たような感覚になってしまうが、これは現実に起こっている出来事である。 性被害を訴えた女性の方が叩かれることが、人工妊娠中絶が罪になることが、フィクションの世界だけの話ならどんなに良かったか。 そんな時代もあったねといつか話せる日がくるの?

    1
    投稿日: 2024.06.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    あらすじ(イースト・プレスより)就活を前に不安な僕を癒してくれた、愛らしい僕の彼女。毎日のようにベッタリで、付き合って1周年を迎えた。そんなとき僕は、1年間の海外インターンシップに行くことに。遠距離は不安だけど、彼女なら安心だ、待っていてくれるはず――。しかし、出国当日。空港にいたのは、涙ぐむ彼女を抱きしめる僕ではなく、別れのメールをもらってメンタルが崩壊した僕だった。 そんな初恋を引きずりながら 大企業に就職し3年目を迎えた「僕」ことスンジュン。周囲はほとんど結婚して、「まだ独身なの?」とからかわれることも多い。結婚する女性を選ぶだけなのに、なかなか結婚への意欲がわかない。そんなある日、初恋の彼女と出くわした! 心がまた動き出す……ところが、彼女はこともあろうにフェミニストになっていた!(https://www.eastpress.co.jp/goods/detail/9784781620633) 年齢的にもこれは私のための本か…?って思っちゃった。 すごく読みやすくてイッキ読み。あまりにもリアルで、これ私言われたことあるわ…とか、うわそうそうこういうのが嫌でこういう場に行きたくないんよ、という描写が多くてすごいストレス溜まった(褒めている)。 私の思想は彼女にかなり近いので、説明されなくても彼女の言動はものすごく理解できる。一方で、僕の言動は多分現実に起きたら「は?(怒)」となるんだけど、この本が僕の視点で書かれていることもあり、なるほど、こういうこと言う人ってこんな風に考えてんだとか、何も考えてないんだとか、理解の助けになった。そういう意味でとても面白い構成だったので、僕の思想に近い人が読んだらどんな感想を持つんだろうと思うなどした。 僕にはカチンときっぱなしだったけども、僕が受けている「はよ結婚しろ」プレッシャーとか、だるすぎる家族の集まりとか、ホモソーシャルな友人たちとのグループチャットが挟まれることで、僕自身も家父長制に苦しめられていること、家父長制の中でこういう生き方こそが「普通」「理想」と考えるようになったことがわかって、最終的に気の毒になってくる。僕もそれに気付くことができるといいんだけど。 以下、引用 「活動家か、政治家にでもなったつもりか?なんで君がそんなこと気にして生きなきゃならないんだよ、一体どうして?」 「他人事じゃないから!」 (中略) 「私があの作家にセクハラされたこと、もう忘れたの?ニュースにあふれてることが、自分の身に起こったこととか、いつか起こるかもしれないことなんだよ。私たちはみんなよくわかってる。あんたも辛いって?それは我慢できるレベルみたいだけど、こっちは違う。女にとってこれは、避けようと思って避けられるものじゃないの。空気みたいなものなんだよ」 「......」 「男がそういうことをしなくなれば、こんな話をしなくて済むようになると思わない?言ってること間違ってる?そうすればあんただって、加害者予備軍扱いされなくていいし」(p.106-107) →もうこれ。これに尽きる。なぜそんなに気にするのか、なぜ男性ばかり責められるのか。これです。 ある時は非婚、非恋愛、非セックス、非出産のスローガンを繰り返し、今の強固な家父長制には絶対に取り込まれるまいという強い理性が私を支配する。だがまたある時は、あまりにも寂しくて、一緒に生きていく誰かがいなければ、この辛く苦しい人生に何の意味も付与されない気がしてならず、致命的な孤独に苛まれる。 正直、本気で信じて愛せる誰かと人生を共にできたらと思う。 少なくとも私はそうだ。 これはどこか間違っていたり、常軌を逸した考えとは言えないのではないだろうか?(p.322) →本当にこれ。グレタ・ガーウィグの若草物語のジョーの台詞でも似たようなやつあったよね。

    1
    投稿日: 2024.06.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    韓国ドラマを見るみたいにサクサク読めておもしろかった。 フェミニストの"彼女"がかっこいい。 ちょっとかっこよすぎかな。 2024年の今、 韓国はジェンダーギャップ105位 日本は125位

    0
    投稿日: 2024.06.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    『나의 미친 페미니스트 여자친구』 全訳 釜山国際映画祭「Book To Film」に選ばれた最高の話題作 小説家50人が推薦する「今年の小説」選定 韓国文化芸術委員会「文学分かち合い図書」選定 「こうやって結婚して子育てすることが、普通の幸せなんだってこと、彼女が毎日気にしている中絶や盗作、性暴力事件などとは縁遠い、平凡な日常だってことを、わかってほしいと思った。」 んなわけないだろ。読んでいて、スンジュンになんども腹が立った。 82年生まれ、キム・ジヨン以来の強烈なフェミニズム感情。 彼女の苦しみ、叫びが、平和ボケしたスンジュンには全然響いてなくてそのもどかしさに共感した。 他人の結婚式とか、家族付き合いとか、友人夫婦との関係とか、そういうのが本当に残念というか、苦手で胸糞悪いと思っていたけど、その皮肉しか浮かばない感情を表に出すことができる彼女を素直に羨ましいなと思った。 こういう話題は日常生活では避けている。どうせ性被害に遭ったことのない女性は韓国や日本は平和だと思っているし、男性にはこの苦しさなんて分かってもらえるはずがないと思っている。でもそれが、被害者が訴えず黙っていることが、新たな女性の苦しみを生むのだとしたら、私もフェミニストのデモに参加したい。 私は仕事でも学校生活でも電車の中でも性犯罪に遭ったことがあるから彼女に共感しかないけれど、逆に性被害に遭ったことがない方、性被害とは自分は縁遠いと思っている方がこの本を読んだらスンジュンと彼女のどちらに共感するのか、何を思うのか、気になる。 いつか武器を持たずに歩ける日が来ますように。

    13
    投稿日: 2024.05.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    自分はあまりにも適応しすぎて、気づけてないことが多いかもしれない。 女性が能動的にいきること⇆本能的な役割があること、 誰が悪いとかじゃなくて なんかこの辺に翻弄されてる気がする、日々 //p274 「愛は非理性的なものとは言うけれど、本当に理性を手放さなければ愛することなど不可能に見えてしまうほど、現実は惨憺としている。」 「これだから自分の人生を安全に守り、自分らしく生きたいという欲求と、誰かと共に生きたいという欲求が正面衝突するしかない。女性の場合は特に。  ここで納得のいかない男性の皆さんもいるだろう。男だって恋愛するのは大変だと。」 —『僕の狂ったフェミ彼女』ミン・ジヒョン著 https://a.co/7f5FuWD

    0
    投稿日: 2024.05.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ずっと読みたかったこの本をやっと読むことができた。 ものすごく読みやすい訳で、するする読めてしまった。そのさなかに、はっと立ち止まる言葉があり、そのたび一呼吸おいて、自分に立ち返り読んだ。 大学を出て仕事を始めてから、自分の恋愛脳がほぼ、機能しなくなった。何故だろう?高校大学で色々ありすぎたから?流動的に、アロマンティックに?と感じていたり。今回この本を読んで、そのきっかけ…というより、変化の材料のようなものがわかってしまった。 著者あとがきの、「自分の人生を安全に守り、自分らしく生きたいという欲求と、誰かと共に行きたいという欲求が正面衝突するしかない。」これが答えだった。著者が、「彼女」が、どちらを、と選ばなかった、その双方のうち一方を、自分が選んでいたのだと。正面衝突して、片方の欲求が、鳴りを顰めていとことに。そして、こうも思った。ああ、諦めなくても良かったんだ、と。不器用な自分にも、その第三の道があるのかもしれないと。希望を、灯をもらえた。本当にこの本に、今出会えて良かった。 自分一人ではどうしようもないことと、きっとこの先にあるはずの希望と、でもそれは理想でしかないことと、それでも諦めなくない、何もあきらめたくないこと 答えはきっとなくて、夢のような理想を渇望して追い求めて、それで少しでも自分が、息がしやすいように、必死に生きていくような。わたしにもそんな生き方ができるのかもしれないと、思える希望の書だった。

    1
    投稿日: 2024.04.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    フェミニズム関係の本を読んで、周りの女性たちに男尊女卑構造による辛さを聞いてからだと、主人公のスジュンに対して「何やってんだよ!」と憤る もっとも、フェミニズムについて学ぶ前だと私もスジュンみたいな考えをしていただろう 「俺にフェミニズムを教えろ」ではなく、「フェミニズムを学び取ろう」とする姿勢が大事だなと思った

    0
    投稿日: 2024.03.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    フォローさせて頂いているなおなおさんからお勧め頂いて拝読。 韓国映画や韓国ドラマをかなり観ていた時期があったお陰で何かと舌を鳴らしたりする感じや文化や場所などは軽く知っていたのですんなり読む事が出来ました。 年上の好意を持っている男性に対してオッパと呼ぶのを久々に見て懐かしい!と軽く感動を覚えましたが、軽妙で読みやすい恋愛小説なのに内容が実は日本にも通じるフェミニスト問題。 韓国の小説は大分前に読んだ『ダーウィンヤング』しか知らないのですが、同じ社会問題をテーマにした作品なのに読みやすさが段違い。 就活が難航していた主人公のスンジュンが漸くアメリカでのインターンシップというチャンスを手にし、付き合っていた彼女との事で悩んだ挙句これが最後のチャンスだと結局泣いて止める彼女を置いて渡米します。 彼女はあまりの遠距離に耐えられないとメールのみで別れを告げ、そのまま4年が経ったのですがなんと彼女と再会。 しかも彼女は中絶を禁止する堕胎法に反対するデモに参加していたのです。 当時はスカートに薄いけれど流行りのメイクもきちんとして髪を伸ばしていた彼女ですが、フェミ彼女になっていた彼女は髪もバッサリ切ってノーメイクにパーカーとデニム姿。スンジュンいわく「ボーイッシュではなく、ボーイ」的な出て立ちに。 かなり豹変していた彼女ですが彼にとっては唯一無二の恋人だったようで、どうにかこうにかよりを戻し、毎週デモに出かける程の熱心なフェミニストから元の彼女に戻そうと奮闘するのですが気持ち良い位にぶれないので中々上手く行きません。 彼女の名前が一切出てこず、後書きで読者の事でもあると思って欲しい、と書かれてありましたが男性も読むべき作品ではないでしょうか。 スンジュンは家父長制度が根付いている環境で育ったので偏った考えではありますが、確かに男性が考える良い彼氏と女性の考える良い彼氏って違うのかも。 こんなに難しい事を考えながら恋愛した事がないので成程、と感心しておりましたが役に立つ機会は当分来なさそうなのが悲しい。 私のこの悲しいという台詞すら彼女が聞いたら怒るかも知れません。 「女は男の自己満足を満たす為の道具じゃないのよ!」 私はそんな風に思っていないというより、そこまで深く考えていないのですが、彼女はこう思わざるを得ない辛い目に遭っています。 日本でも『Me Too』運動が加熱した事件がありましたが(ちなみにターゲットになった映画監督は私が大好きな監督だったので絶望を感じたのですが)これは腹立っても仕方ないよなあ…と頭を抱えました。 しかしこのスンジュンですね、凄く一途な良い男ではあるんですよ。 だからこそ彼女もよりを戻したんでしょうけれど考え方の違いの壁のせいでスンジュンの愛が空回りしてしまうんです。 もどかしい!もどかしいわー!! 恋愛ってもっとこう、単にキャッキャウフフじゃダメなのかな。 テーマがここではないので仕方ないんですが、お似合いの二人だけにやきもきしてしまう! 基本的には楽しいノリでお話が展開して行くので、小難しい事は考えずに読めるのにきちんと問題提起が心に残る。 ラストも小気味よいので読後感は不思議と非常に爽やか! とても良い本でした。なおなおさん、ありがとうございます! ところで、主人公の両親が物凄い関西弁で喋るのに、何故に関西弁?! と思ったら訳者あとがきにちゃんと理由が書いてありました。びっくりした。

    37
    投稿日: 2024.02.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    対話を諦めないことは、愛を諦めないこと。 普通の男性側からの視点でフェミニズムをどう感じるかが書かれているのが新鮮で勉強になった。 訳者あとがきにも書かれているように、この本の中に我々が話し合うべきトピックがたくさん散りばめられていた。全ては変わらなくても何かが少しずつ変わっていくことを願う。そのためには対話を諦めない。それは愛を諦めないことなんだと思う。

    2
    投稿日: 2024.02.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    軽い感じで書かれていので、読みやすかった。(キム•ジヨンは結構重かったので)でも、韓国の今の様子を描いていて、苦しい。分かり合えない男と女。日本は女性があまり声を上げていないだけで、本当は韓国と状況は同じ。物語のあとで、スンジュンが少しでも変わってくれることを期待したいが、、、無理かぁ

    4
    投稿日: 2024.02.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ・彼女は僕と別れてから、会社で働く中で受けた扱いによってフェミニストに変わったのだろうか ・フェミニストはときに過激で世間から目の敵にされるからなかなか言いづらい風潮があるとわかった ・自分は疎外感を感じることがあるなと思った ・消化し切れない内容だった

    0
    投稿日: 2024.01.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ※ 対極にある僕と彼女、そのどちらもが 生きていく上で必要な要素を抱えている 人生の主人公だと思いました。 僕の持つ価値観と男性目線で語られる恋愛や 結婚、家族の形も含めた生き方に対して、 同意できる部分もあれば反対に嫌悪感を抱く 部分もありました。 同時に彼女が大切にしている生き方の芯と なる部分にも納得するところと共感し難い 部分があって、自分の価値観や物事の判断基準、 軸になる考え方は一体どこにあるんだろうか どんどんわからなくなって混乱してしまいました。 自分を大事にすることと同じように 周りの人を思いやったり、異なる価値観の 世界で生きている他者にも目を向け、 考え方に耳を傾けたいと感じた物語でした。

    7
    投稿日: 2024.01.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    なんか凄い本を読んだ…。結婚したい30代の主人公は大好きだった元カノと再会するが、彼女はデモや抗議に参加するいわゆるフェミニストになっていた。女性の女性搾取に対し反発する気持ちも分かるし、男性の周りの友達と同じように結婚したい家庭を持ちたいと焦るような気持ちも分かる。けれど、終わりの方に「結婚しろって親のプレッシャーがすごいから、友達に何で結婚したのかって聞いたことあるんだ。だけど結論は何だったと思う?他にすることがなかったから、だってさ。」というフレーズに、ガンときた。そんなもんなの?結婚ってしょうもない、と感じた。ほんと何のために生きているんだろう。自分がしたいことを優先する。それが大切だと思うけれど。なんとなくで結婚を焦っている人、それが幸せと考えている人は読んでほしい。話題になるのも納得の良い本でした。 あと、今ちょうどダウンタウンの松本さんのニュースを見ていて、嘘か本当か分からないけれど、もしそれが本当なら女の人は権力に負けないでほしいと思った。物語の中で彼女も同じように売れっ子作家にセクハラをされていたけれど、誰も味方になってもらえなかった経験があったから。 結婚、フェミニスト、女性の当たり前、セクハラ、多くの共感がある一冊です。

    1
    投稿日: 2023.12.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    とある作家さんのサイン会で、元パートナーから「日本では男尊女卑はなくならないよ」と言われ、ブチギレたら振られたという相談をしたら、おすすめしてもらった一冊。 元パートナーが発していた言葉と、本書のキム・スンジュンが発する言葉、とても似ていて、当時の「お互いの見えている世界の違い」を思い出した。読んでてちょっぴりしんどかった。 私は、本書の彼女のように、堕胎罪反対のデモで殴られても声を上げ続ける強さはない。彼女のように自分より立場が上の人の性加害を告発できるほどの勇気もない。だけど、自分にできる範囲のことをコツコツと積み重ねて、誰かと連帯して、少しずつでも社会を変えていける人になりたいナ。 最後、中絶が合法化されているアイルランドへ颯爽と旅立っていく彼女、かっこよかった。

    0
    投稿日: 2023.12.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    この本の存在を知ってから読みたいと長く思い続けて、けれど私の街の図書館にはなくて… リクエストして手元に届いた本を読み終わった時、手元に迎えようという思いと、図書館を通じて、この本が私にくれた心の震えを、他の誰かも得られる機会がありますように、と思った。 昔から興味はあったものの、「フェミニズム」をただ女性に優しい人のことだと思って名乗っていた頃とは変わり、ここ数年でさまざまな本を読んだり、SNSなどでアンテナを張って眼にすることの増えた情報や心の声たちを飲み込む中で、自分の中の思いや考えがどんどん変わっていくのを、時に自覚や覚悟を持って、時に他人事のように驚きながら見ている。 終盤で彼女の放つ、「これはやめるとかやめないとかの問題じゃないから。私は絶対に昔の姿には戻らない。」が、あまりにも胸を掴んで揺さぶった。 そう、私も、やめるとかやめないとかじゃない。もう、『戻れない』。 聞いてしまったこと見てしまったことをなかったことには出来ないように、知る前には戻れないように、 世界の見方が変わったこと、見方が変わったことで気づくようになったことから、もう目を逸らすことはできない。 ただ一方で、昔から結婚に対して憧れがあったわけでもない私でさえ、この考えと恋愛が、将来を言えば結婚との相性が悪すぎることは早々に察した。そしてそれに対して「全然平気」と思ってしまえているわけでもない。 正確に言うと、「全然平気」と思える時はある。だけどそれは、「いつも、常に、どんな時だって」ではない。 そういうところに真摯に向き合って、ぶつかって出来たのがこの物語なんだと思う。 主人公が彼女に向かって言う、 「怖くならない?将来、旦那も子どももいなかったら寂しいんじゃないの?」 に答える、「その代わり、私がいるはず。たぶんね」のシーンで泣きたくなった。 私はこの手の問いにこれまで、「旦那や子どもがいても寂しい時は寂しいし、いた方が寂しい時もあると思うよ」と返してきた。 だけどそうか、私がいるんだ。 最後の数章を読みに入ったカフェで、久々に本を読むために入ったショッピングセンター内のカフェで、カウンターから見える外にいる小さな子供を連れた親子を見ながら、灯をもらった気がした。 予約の順番を待っている、『母親になって後悔してる』に思いを馳せながら、同時に母親になった友人たちを思い出した。 彼女たちの幸せを私が測る事は不可能だし、そういうことがしたいわけじゃない。結婚した、子供を産んだ、子育てをしている全ての人のその子供たちに幸せでいて欲しいと願っている。 そして同じように、それらを選ばない私も、結婚が幸せじゃなかった人たちも、これからの人生を自分で決めて、健やかでそして幸せになりたいと思っている。そうなれる社会にしたい。

    0
    投稿日: 2023.12.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読んでいて苦しい気持ちにもなった。感情がぐるぐるとした。 この先この2人はそれぞれどんなふうに生きていくのか。と気になった。

    1
    投稿日: 2023.11.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    "彼女"との突然の別れを引きずるスンジュンが、四年後、偶然彼女と再開したがその彼女は四年前とはすっかり変わってフェミニストになっていた、というお話。 2019年に韓国で書かれた本書だけれど、韓国は日本よりもさらに家族の繋がりや家父長制が根強い印象があるかも。あとがきで著者が「韓国でフェミニストが心から愛する人を探すことは、『ウォーキングデッド』のようにゾンビでいっぱいの外界に出て戦わないといけないようなものだ」と仰っていて納得。日本でも"フェミニスト"という言葉自体があまり良い印象ではなく、揶揄されたりする方が多いような気がするけど、胸張って「私はフェミニストです」と言っても変な顔をされないような世の中にならないといけないと思う。 終始スンジュンが「自分の価値観が"普通"、彼女をこちら側の世界に戻してやらないと」という態度なのがずっと腹立たしいのだけど、世の中の男性(だけでなく女性も)はこんなものだろうな。フェミニストと反フェミニストの縮図を見ているような感覚でした。 "彼女"に名前はなく、私たち女性はみんな"彼女"になり得る。みんなが自分の意思で好きなように生きられる社会にするためには、無知や見て見ぬフリをしていられないと思った。 「 ー考えると怖くならない?将来、旦那も子どももいなかったら寂しいんじゃないの?」 「その代わり、私がいるはず。」 「世の中がそんなに簡単に変わると思ってんのか?変わんないんだよ!」 「少なくとも私は変わるはず」

    5
    投稿日: 2023.11.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    2人の分かりあえなさが、そのまま平行線で終わっただけだった。救いがあってほしかった。彼女が言ったこと、"僕"には全然響いてないし、知ろうともしないまま。そんなやつとは早く別れろ!狂ったフェミニストより

    0
    投稿日: 2023.11.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「フェミ」という言葉がネットではただの批判のために使われている中で、フェミニストの方がどういうところで違和感を感じているのか、またその社会がまかり通っているというところでハッとさせられる本でした。 相手に対して性別に囚われた発言をしてしまっていないか、実は不快な思いをさせてしまっていたのではないか、見つめ直すためにもいい本なのではないかと思います。 引き込まれる本でした

    0
    投稿日: 2023.11.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ちゃんとイライラしたし、僕(キム・スンジュン)の思考回路がおかしいって端々で思った 「分かり合えなさ」が描かれてるなぁ 「正欲」でも「流浪の月」でも 平行線や

    0
    投稿日: 2023.10.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    はらだ有彩の帯分がよい。「私は私でいない方がいいのだろうか?」フェミニズムを意識して暮らすと、”狂った”社会とぶつかって擦れて疲れてそう思ってしまう、その気持ちを押し戻してくれる本。「結婚を諦めたんじゃなくて、人生を選択したの!」「(旦那も子供もいなくても)その代わり、私がいるはず」のところ思わず泣いてしまった。ただこういうの、フェミニストが読んで勇気もらうだけじゃなくて、”普通の”(男の)人に読んでもらわんとな……規範に従う辛さや疑問を、最後スンジュンが少しだけ話せてよかったと思う。

    0
    投稿日: 2023.09.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    主人公の気持ちも彼女の気持ちもわかる、、 だからこそ、分かり合えない、分かりあうのは超絶難しい問題だと思った。 同じ女性でも、経験や価値観が違うと敵になりうるし、もちろん男性でも分かり合える人はいると思うけど、 いまや結婚や出産にさまざまな選択肢があることを我々は知ってしまっており、 完全に同じ価値観の人に会うのは昔より異次元レベルで難しいんだと思う。 だから自分たちの当たり前の権利を主張することも難しくなる。行動すれば絶対に孤独だから。 で、違う意見持ってたとしても反論するだけじゃなくえ寄り添うとか、そういうことをしていかないと、どんどんよくない世の中になりそうだな、と漠然と思う。

    2
    投稿日: 2023.09.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    四年前、付き合っていた初恋の彼女は、フェミニストになっていた!? 「何も考えていない」スンジュンと「フェミニスト」の彼女のお互い譲れない信念のぶつかりあいに色々考えさせられた。 この本を通して思ったのは、他人を変えるって難しい!! でもお互いに歩み寄って理解しようとする姿勢がないといけない。 みんな平等に、冷静に物事を見ているようで意外とそうじゃない。 自身の積み上げてきた"だけ"の価値観を相手に押し付けてない? フェミニズムなんて自分は関係ない、本当にそう言えるのだろうか? 私の生物学的な性別は女性であり、正直この本で書かれていることだけでなく、あらゆる女性が被っている不利益には、「わかる」と言わざるを得ない。 ただ、無視してはいけないなと思うのは生物学的に男性といわれる人達にも強いられている苦労があるということ。この本は男性目線で描かれている。だからこそ私自身共感に思考がとられすぎずに読めたと思う。まあ一方で彼女の思いや辛さが微塵も伝わって無い様子も感じ取れて悲しかったが…。 女性も苦労してるかもしれないけど、男性も苦労してるんだよ(立場を入れ替えた主張を含む)、のような平等に冷静に話しているようで論点がズレているようでは、この問題は平行線だろう、とも思う。 私たちはにはどうしても自分が、あるいは自分の属している立場(今回の場合では生物学的·社会的性別)が不利益を被ることを許せない。だからこそお互い攻撃し合ってしまう。それは悲しいかな仕方の無いことかもしれないと感じた。 しかし、お互いに歩み寄ろうとすること、まずは相手の考えを受け入れようとする姿勢をもつということは絶対に必要。フェミニズムだけでなくてね。 将来旦那も子どももいなくて、寂しくなるかもしれない、けど「私」がいる。 彼女の世間という黒い海に立ち向かおうとする姿勢はただ、カッコよかった。 自分と違う価値観の人間に傷つけられ1人で絶望している私とは違う。彼女は闘っている。 そんな彼女に勇気をもらえた。

    2
    投稿日: 2023.09.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    サラッと読めて面白かった。フェミニストからするとスンジュンの発言はことごとく地雷を踏んでるんだけど、実際これが普通の男というのは日本も韓国も変わらない。

    3
    投稿日: 2023.08.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    私は20代前半まではフェミニストなんて、と思っていた。でも、結婚適齢期が近づくにつれて、社会人として働く中でわだかまりを感じ、この本を手に取った。 物語では、女の生きづらさを敢えて明文化しておらず、彼氏と彼女の会話の中でモヤッとした感情を伝えている。それが読み手に深みを与えており非常に面白いと思う。 話は逸れるが記録。 社会生活の中で誰しも「可愛がられ」たことはあるはず。ありがたいと思うものの、異性の根拠不明な優しさにモヤッとした経験のある人は多いはず。下心を勘ぐってしまい、相手に気持ち悪さを感じてしまう。 私は異性が苦手なんだと、片付けている。 物語の彼女だったらこの気持ちや経験を言葉にしたんだろうか。 物語の中の気の強い彼女でさえ、黙って飲み込む場面があった。 他人の価値観に対峙するとき、敵は相手だけではない。相手の育った環境や、友達も敵であり、全貌の見えないものと戦っているようなもの。こちらが疲れてしまうので、黙って飲み込む。 声を上げるのは本当に気力と体力のいることだと思う。 驚いたが、 韓国には女性への蔑称がたくさんあるんだと知った。

    4
    投稿日: 2023.08.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    彼氏視点で書かれているのがとても良かった。フェミニストでない男(女も)にフェミニストを理解してもらうならこんなに適した本はないのかもしれない。 あとがきに「このニュースについて、彼女とスンジュンはどんな会話をするでしょうか」という問いかけがあった。分かり合えない両者の視点を得るための本だったんだなと思った。

    1
    投稿日: 2023.07.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    フェミニストではない側から描かれたフェミニスト文学。 彼女にやったれ!の声援を上げつつ、ここまで分かりやすく描かないと読まれないのかの落胆もありつつ。 女性がなぜ声を上げるか、分からない人にはぜひ読んでほしい一冊。

    1
    投稿日: 2023.06.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    彼女にとってはこんなにも当然なことが、僕たち男にはなぜ理解できないんだろう?それがこの問題のそもそもの悲劇だと思った。だけど実際、わかりたいと思ったこともなかった。 この文に全てが詰まってる気がした。 スンジュンは日本にもよくいるタイプの本当に普通の男性。自己認識では、世間的にもいい彼氏。 そんな彼もそろそろ結婚を意識する年齢に差し掛かり、知人に紹介された女性たちといまいち関係が進まない日常を送る中、4年前に別れた彼女と再会。彼女はフェミニストになっていた。 彼女を普通に戻そうとするスンジュンにだから!わかれよ!!とイライラしたけど、実際これって日本でもよくあることだと思う。 作中でも出てくる、説明しないとわからないことは説明してもわからない。本当にその通り。 あと彼女の名前が最後まで出てこない。 読んでほしい層には届かないんだろうな

    1
    投稿日: 2023.06.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読みながら上司、お客さんから言われた言葉を思い返した。。。韓国よりは日本の方がマシかもしれないけど、日本も大概だよ!?( ; ; )

    1
    投稿日: 2023.06.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    最近の日本のフェミに係る訴訟などに触発されて手に取った。 小説としては面白く、一気に読み終えた。 個人的には、主人公の男性にも、その彼女であるフェミニスト女性にも共感できなかった。 読んでいると「猟奇的な彼女」を思い出したけど、著者が意識していたと、訳者の解説にあった。 ハイデガーやサルトルへの批判に、偉大な思想家もその思想を生きるのは困難だ、といった指摘がある。 今、フェミニズムを主張する人々は、数十年後、どんなフェミニズムを生きているだろうか?

    0
    投稿日: 2023.06.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    正直、自分はフェミニストだと思ったことはないけど、レイプ犯や性犯罪者が厳しい懲罰を受けないニュースをみて抱く感情からそう言う一面があると思いこの本を読んだ。 読み進める途中で主人公の"僕"の心のうちがよく描かれているが、それがなんともリアルで、世の中の人ほんとにこう思ってるんだろうなっていうのが感じ取れて、悔しくて涙が出そうになった時もあった。主人公がマジでよくいる男でいい。(マーベル作品やクリストファーノーラン作品は見るあたり) ただ、彼がちょっと理解ある方っていう現実が辛い。 最後に周りの男友達が結婚相手と喧嘩をしていたように特に韓国社会において女は家庭にという考え方に彼女が一言言ってくれたおかげで奥さんたちも想いを伝えれたと思う。 この社会において、フェミニストは嫌悪されがちだが、フェミニストは男女の平等、性差別のない社会を目指す人たちであり、決してミソジニーではないと言うことをわかってほしい。 そして、声を上げる人がいない限り、そして、その声を聞かない限り、この世界は変わらないままだと言うことを思いとどめておかないといけない。

    2
    投稿日: 2023.05.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    女性の感じる生きづらさが詰まっている。 また主人公が美人だったこともあり余計あるのかな。 韓国の方が男女の意識の差は多いのか、日本は表面的にはあまりないのか。私がおばさんになったから感じなくなったこともあると思う。 女性の生きづらさをわからない男性が入ることで、より異常性というか、反論する側の意見から、際立つ。

    1
    投稿日: 2023.05.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    特にフェミニズムについて考えたこともなかったけど、インパクトあるタイトルに惹かれて読んでみたんだけど、私ってもしかしてフェミなのかなって思った。もしくは作中の男性陣が極端にミソジニーなのか。終始スンジュンにイライラした。私も結婚はしたくないし干渉されたり心配されるのも好きじゃないし、かと言って性被害にあってもいいかと言ったら全く持って嫌だしそんな世の中クソだと思う側の人間。何でもかんでも自分の都合のいいように、いつか彼女が変わると思って特に我慢も寄り添いもできてないくせに僕は頑張っているだとかなんでわかってくれないんだってあたかも悲劇のヒロインのような思考の男性ほんっとうざい。あぁ〜イライラする呆れる!!!って思った。韓国ってこんなミソジニーな男で溢れてるの???ってこれは流石に本に囚われすぎているかな。セクハラ、パワハラ、モラハラ、全部許さない!!!!!

    1
    投稿日: 2023.05.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ー 初恋の人は、フェミニストになっていました。 韓国でドラマ化決定。愛のために争う、2人の戦争のような恋愛が始まる。 この本、タイトルに惹かれて読んだのだけど、読み終わってからタイトルを見返すと、あまり好きではないなぁ、と。彼女は狂ってないし。 著者によると、男性から、立場の異なるフェミニストの彼女を批判させることで、逆説的に、主人公の男性の歪みを描いたのだという。 確かに、主人公スンジュン、自己中心的で女性観が古い。性格も良くなさそうだが、いけすかないほどではない。ほどほどに感情移入もしてしまう。著者のやさしさゆえなのだと思うが、「歪み」が描き切れているかというと、それに成功したとは言い難い。 心情的には、どっちつかずのまま読了してしまった。 女性が、男性のマンスプレイニングだとかミソジニーだとかにほとほとうんざりしていることはよーく伝わってきました。 男性は読んでおいた方が良い本と言えるでしょう。 どうでもいいけど、「フェミニスト」という言葉を初めて知ったのはBOØWYの「JUSTY」という曲だったことを思い出した。 ♪Good Girls/CHVRCHES

    50
    投稿日: 2023.05.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    口語で、展開がスリリングなので読みやすい。 韓国の話だが、日本に通じる男尊女卑が知らず知らずのうちに、当たり前となっていることもあると思う。そこに立ち向かう彼女が勇ましい。 人は変えられない。でも、知らない世界、今までの自分の常識にない世界についての視野を広げる影響を与えることはできるのかもしれない。 ぼくが少しずつ彼女に影響されている、そんな気がしてポジティブになれた。 女性にも男性にもおすすめしたい本。

    1
    投稿日: 2023.05.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    韓国で話題のフェミニズム小説、ということで読んでみた。小説としてはごく未熟という印象であり、文芸ジャンルとしての「小説」を楽しむという意味ではあまり楽しめなかったので、星の数はその部分についてである。 一方、内容はフェミニズムという点では目新しいところは特になかったものの、韓国の事情を知れたという点ではたいへん興味深かった。韓国のジェンダーギャップ指数は日本よりも随分改善しているが、それと連動するかのように「反フェミ」の存在感が高まっている。その生々しい様子を窺い知ることができるのがこの本の一番の醍醐味かと思う。 日本のジェンダーギャップ具合はもちろん改善していかねばならないが、韓国の真似をすれば良いというものでもない。その一歩として彼我の相違点を知るために、一読の価値がある。

    3
    投稿日: 2023.05.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    説明しないと分からないことは説明しても分からないんだよ 4年前彼に別れを告げた彼女とフェミニストとして活動する彼女は確実に地続きで、それが不可逆なのが痛いほど伝わる。 フェミニズムなんてと思って生きて来れたらどれだけ幸せだろう。 毎日盗撮、暴行、セクハラにまつわるニュースを目にしては「あぁこれは自分の身にも起こるかもしれない…」と陰鬱な気持ちになる。 でもその地続きの感覚が彼には伝わらない。 自分と過去のパートナーを見ているみたいで本当に苦しくなった、交われないんだよな。

    0
    投稿日: 2023.04.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    【フェミニスト】 ▪女性の権利を認め、男女平等と多様性を志向する人のこと ▪女性の権利を尊重し、女性に対する不平等の解消を唱える人 就活を前に不安な僕を癒してくれた愛らしい彼女 だが、1年間の海外インターンシップに行くことになり終わりを告げる そんな初恋を引きずりながら就職し3年目を迎えたある日、初恋の彼女と出くわし心がまた動き出す… ところが、彼女はなんとフェミニストになっていた 鬱憤、憤り、恐怖の果にフェミニストになった彼女と、普通の男性として過ごしてきた僕 「権利」も「愛」もゆずれない、2人の戦争のような恋愛が始まる 日本とは違う韓国の難しい内情がいろいろあると思いますが…、そこは抜きにして恋愛は惚れたほうが負けですね〜♪ 好きな人を追いかけているときが楽しいですね〜♪ こんな女性が彼女だと大変かもって感じますが毎日が楽しいかもって思えますね〜♪ (あくまでも個人的な感想ですw) 韓国の難しい内情は抜きにして僕と彼女のドンチャン騒ぎの恋愛を楽しんでみませんか? (僕の一方的な騒ぎかもしれませんが…w) 面白かったですよ!

    39
    投稿日: 2023.04.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    2時間で読んだ。あとがきで泣いた。世の中って本当こうだよね。家父長制とミソジニーと真っ向対決だよね。出版できる世の中であることが進歩か。 …でも、私は夜早く帰ります。

    3
    投稿日: 2023.04.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    かつて大好きだった彼女が別れてから四年の時を経てフェミニストになり、デモに参加していたところでばったり再会するところから始まる。 主人公の男の子は悪気なく、極一般的な考え方として男尊女卑に染まっており、彼女を脱フェミさせてあげようと奮闘する。 フェミニストに詳しくない、彼女らは何を訴えたいのか?この社会になんの不満があるのか、と考えている人には主人公に感情移入しやすく、彼女に襲いかかる不条理にも気付ける一冊ではないだろうか。

    0
    投稿日: 2023.03.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ・K-POP産業から、ここ数年 韓国に関心を持っている。かつ身の回りで幾らか、女性の権利に関する出来事がおきた、という背景から読んでみた。 読みたくない人が読んでもなにも受け取れないだろうから、その点はかなしい。態度を決めかねている人を導く可能性はある。 ・少しエンタメ的に脚色されてはいるが、自分に見えている(つまり日本の)景色とそれほど差はなかった。わからんちんな主人公が、“すごく優しい”のは救いだった。“優しくない”タイプだったらとても読んでいられない。 むりやり比べるなら、本書で描かれる韓国よりも日本の方が、中立派 わるく言えば日和見だったり、この話題で議論したがらない人が多い。対面であえて話題に出したときのリアクションも、作中の結婚式シーンのような、あそこまで嫌悪感丸出しにはならない気がする。 …まぁ、地域の慣習だとか受けた教育しだいで、日本の中でも傾向は様々なので、特大主語で語るのはよくない。 ・本作の主題とはズレるが「男子たるもの強くなければならない」という圧は、日本より韓国の方が強いと聞いたことがある。日本好きな韓国人の方のv-logで、『日本はオタクやってても許されるのが良い』とかなんとか。 その日本でさえ、最近のニュースで、自死の割合は男子高校生が最多と読んだ。そういう圧力のせいで彼らもまた生きづらいのなら、やるせない。 ・大邱が出てきて、自分の知っている大邱出身者をおもいうかべて「あぁ、確かに家父長制思考が強いかも…」なんて偏見を強めながら読んでしまった。 ・性産業の市場、2016年時点で日本が韓国の倍だったらしい。望まずその職に就いている割合は分かりかねるが、選びたいものを選べる世の中にならないかしら。 既得権益がぶち壊れる、そういう日は来るのだろうか。 ・傘寿祝いのシーンで、セクシャルマイノリティの話題を出す意味がわからなかった。叔父さんがそうでなければ無用の詮索だし、そうだったとして勝手に暴いて良いものでもない。 主人公の反応を試すために、利用しただけ?「彼女」も完璧な正義ではなく、人間だなと感じた。 ・彼女の「なんで付き合ってるんだろう?」「重い荷物が運べずに頼る歯がゆさ」などの感覚は共感した。 正しさを見つめると、自分の中のダブルスタンダードと向き合うことになる。 自分の日常を振り返っても、自分の稼ぎで 他人に縛られず生きた〜いの気持ちと、なんにもしないでひとの稼ぎをアテにして生きた〜いの気持ちがある。なお、これは前者の選択肢があるから言えるたちの悪い冗談です。 別の例を挙げるなら、ルッキズムに疑問を持ちながらも、K-POPアイドルのパフォーマンスに感激したり。ちぐはぐだ。 本当に外見を尺度からはずすなら、この 見た目が美しい(だけではないです!)人たちを集めて/訓練して/飾って私たちに見せてくれる そういうビジネスはなくなるのかなあ、と考えることがある。この葛藤は雑にくくれば「オレにイイコトしてくれる店がなくなる」ということだし、もっと対象を広げようとしたら 外食産業とか 衣料品店とかもどうなんだって言えるし、答えがない。 ・筆者もあとがきで書いているように、この本はきっかけにすぎない。本書に答えがあるとか、この本で劇的に世界が変わる類のものではない。 ただ、読んだ人の背中を押したり、目をひらいたりする、そういう本だった。 変わりたいね。

    1
    投稿日: 2023.03.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    韓国の男性社会がいかに根深く、意識すらされないもので、純粋なふりをして受け入れなければならないものなのか理解できた。 僕の視点に立つことで、彼女の勇敢さ、苦しみがより伝わってきた。

    0
    投稿日: 2023.02.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    四年ぶりに再会した彼女はメガルになって僕の前に現れた。 (メガルとはフェミニストを一括りにして揶揄する呼称) 本作は全編を通して「僕」ことキム・スンジュンの視点で描かれる。 なんの疑問も持たず、いわゆる普通に交際し結婚したい僕と、非婚主義者でフェミニストの彼女は事あるごとにぶつかってしまう。 彼女の言動は時に過激で極端に見えるけれど、言っている事は核心を衝いている。 男も女も互いを認め尊重し合い、皆が自分らしく伸びやかに生きられる社会が実現して欲しいと思う。 「少なくとも私は変わるはず」 彼女の力強い声に希望を感じる。

    0
    投稿日: 2023.02.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    図書館で借りたけれども、手元に置きたくなった。 ノートに書きうつしたい言葉がたくさんありすぎたから。 コンタクトレンズがもう必要ないって眼鏡にした彼女のところ、とてもとても共感できた。 フェミニストになった彼女がスンジュンの友だちたちの奥さんたちを変えるところも。 全然見えなかった部分がくっきりしてきた。 生きていくだけで大変。

    3
    投稿日: 2023.02.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    『僕の狂ったフェミ彼女』 学生時代の失恋を引き摺るスンジュンが再会したかつての恋人「彼女」はゴリゴリのフェミニストになっており…から始まる話。 主人公の男が何かと地雷を踏みまくるのが、イライラを通り越して心配になる程だったけど、それに対する「彼女」のつよつよぶりには心から尊敬してしまう。 差別もなくならない、同性婚も選択的夫婦別姓も実現しなくて、社会マジで変わらんすぎん?絶対変わった方が良くない?と毎日腹を立てているけど、(帯にあるように)愛も権利も手に入れようねと強く思った。 「彼女」には名前がなく、風変わりで特別な存在ではなく「彼女」は私でありあなたであるという仕掛けもとても素敵だった。

    1
    投稿日: 2023.02.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    この世界は、リスクを抱えて生きていかなければならない「男性にはみえない女性たち」を 伝えたい想いが描かれていたように思われます。 わたしは韓国映画が大好きで、韓国の仕事もしている男子ですが「82年生まれ、キム・ジヨン」の本や「はちどり」の映画を鑑賞してしまうと、少し物足りなかったです。 フェミニズムの表現も少し雑に感じました。 でも性欲真っ盛りの若い男子やアンチフェミニズム的な方や家父長制支持者には、 多様な社会を理解するのに、一歩近づけるかもしれません。 物語は最後の解説がないと伝わらないまま、しっくりこないイメージでした。 個人的に最後の解説が一番説得力がありました。 日本や韓国の今日まで続く女性の不利な社会が少しずつでもなくなっていければと、そう思いました。

    2
    投稿日: 2023.02.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    おもしろすぎた…!!! クソみたいな世の中で愛を見つけようとするフェミの女の子の気持ちが手に取るようにわかって、めちゃくちゃつらかったです。 ミソジニストじゃない男なんてどこを探したらいるんだろうか???日本や韓国にいたら出会うことなどできないんだろうか??フェミニストの男の人っているんだろうか…… 今付き合ってる人もずっとこのミソジニーな世の中で、特に問題意識を持たずに生きてきた人だからしんどい。 フェミニズムも男性との愛も諦めたくない人の本でした。

    2
    投稿日: 2023.01.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    めちゃくちゃ面白かった〜!!! 久しぶりに1日で読みほしてしまった本! 自称「普通」で「常識的」な韓国人男性の視点でフェミニストを批判したり「普通」の女性を評価したりすることで、主人公の歪みを描いたお話。「メガル(フェミニストを批判する時に使われる言葉)」な彼女に変わってほしいと思うのと同じくらい彼女のことが超大好きだから受け入れざるを得ないっていう塩梅が絶妙だったし、ただのフェミニストの話でおわらずしっかり恋愛や性・結婚に対する葛藤が描かれたストーリーなのも良かった。 主人公の親族のいにしえ的な慣習や友人たちのミソジニー的な考え方にはさすがにイライラするけど、当の主人公にはそこまで悪気がないというか何も考えてないだけなところに少し救いようがあって(何も考えずにすむ社会に甘んじてるところが救いようなくも感じるけど)なぜか嫌な気持ちなく読めた。 女性軽視な社会に対する彼女や他の女性たちの言動に共感する部分もあるし、同時に男性の生きづらさやそうさせてしまう社会の構造も絶妙に描かれていて、いろんな人が共感できる話に思えた。 結局主人公は最初からずっと彼女に歩み寄ろうとはしていなくて、いつまでも"どうすればフェミニストなんてやめてくれるだろう""こうすれば結婚したいと思い直してくれるかもしれない"って相手が変わることを願ってばかりなのが「ザ」って感じで印象的だった。 ストーリーを通して自分がなにが「普通」で「おかしく」て「変」だと無意識下で考えとるかって固定概念に気付かされることもあって、もっとフラットに社会や人々を見て、これからもいろんなことを知っていきたいと思えた。

    3
    投稿日: 2023.01.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    ジェンダー平等への過渡期で引き裂かれた男女の関係が苦い。 彼女は自分で選択をはじめた。スンジュンは変われるだろうか。お願いだから、そこから一歩踏み出してと祈りたくなるような読後感だった。

    0
    投稿日: 2023.01.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    初めて韓国の現代小説を読んだ。 テンポ良くて面白い。ときどき韓国の文化(特に、食)がうかがい知れておもしろい。 ただ。軽く読めるようで、テーマは実は重い。 彼女の名前は最後まで出てこない。 最後の後書きでその理由がわかる。 フェミニズム問題の受け取られ方は、韓国と日本で多少は違うが、だいたい同じようなものではないだろうか。 男中心、男優先という考えは、自然と植え付けられてきていて、女である私自身もどうしてもそういう考えになってしまうところがある。そしてそんな自分がとても嫌。 ただ最近、ミソジニーなど、フェミニズム用語も浸透しつつあり、フェミニストの方の声が少しずつ大きくなってきているのが嬉しい。 ついこの間、20代の男の子から、「彼女の転勤に合わせて引っ越しするんです」と聞いた。ひと昔まなら、女の子に合わせるというのあまりなかったと思うので、この話もとても嬉しいと思った。 平等なようで全く平等じゃない、男と女。 この小説は映画、ドラマ化されるという。 映画もドラマもたくさんの人に広まって、この物語を感じてほしい。 そして、韓国でも日本でも。男と女の、立場の差が、さらに埋まりますように。

    0
    投稿日: 2023.01.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    就活を前に不安な僕を癒してくれた、愛らしい僕の彼女。毎日のようにベッタリで、付き合って1周年を迎えた。 そんなとき僕は、1年間の海外インターンシップに行くことに。 遠距離は不安だけど、彼女なら安心だ、待っていてくれるはず――。 しかし、出国当日。空港にいたのは、涙ぐむ彼女を抱きしめる僕ではなく、別れのメールをもらってメンタルが崩壊した僕だった。 そんな初恋を引きずりながら 大企業に就職し3年目を迎えた「僕」ことスンジュン。 周囲はほとんど結婚して、「まだ独身なの?」とからかわれることも多い。結婚する女性を選ぶだけなのに、なかなか結婚への意欲がわかない。 そんなある日、初恋の彼女と出くわした! 心がまた動き出す…… ところが、彼女はこともあろうにフェミニストになっていた! 「愛」も「権利」もゆずれない、2人の戦争のような恋愛が始まる。 主人公「僕」の視点で描かれる、フェミニストの彼女の姿。そこには、今を生きる私たちの「現実」が詰まっている――。 本国では「『猟奇的な彼女』のフェミニストバージョン」といわれ、台湾版刊行時には「キム・ジヨンが結婚前にこの小説を読んでいたら人生が変わっていたかも」とキャッチコピーがつけられた、今をいきる、あなたのための物語。 韓国では、儒教文化による家父長制が日本と同じくらい強固で、男女問わず結婚して親や子の面倒見て可愛く優しく男に尽くすのが幸せという価値観を若者に押し付けられ、会社では上司や同僚に勤務中の服装などを細かく注意され人間関係を逆手に取られてセクハラされたり性犯罪が起きていることが判明した。 盗撮動画をネットに流出させる事件などが起こり、フェミニストが女性の権利を保護拡大するムーブメントが起こった。 主人公スンジュンは、アメリカにインターンシップに行く時に別れ、元カノと再会するが、彼女は堕胎する権利を求めるデモに参加する「メガル」いわゆるフェミニストになっていた。 元カノに未練があるスンジュンは、自分と付き合ってハンナムいわゆる男尊女卑の男を変えてみろと言い、「結婚して親の面倒をみるのが幸せ」という普通の価値観にスンジュンは彼女を引き戻そうとするが、自分と彼女の価値観の違いを思い知らされるギクシャクした恋愛を通して、男尊女卑の自覚がないスンジュンの「彼女が日々遭遇する女性であることで被るセクハラなどについて語ると、自分が男性全員を一緒くたにして責められている気がしていやだ」「彼女を守るためという名目で飲み会や深夜までの仕事を、出来ないように牽制してくる」「料理などの家事をしない」「彼女の服装などを注文してくる」「彼女に言われるまで避妊しない」「ルッキズムって言うけど、女性だって容姿の良さで得しているだろ」などの無意識な男尊女卑意識を通して普通の男性の中にでもある無意識な男尊女卑を炙り出すことで、女性が自分の権利や生き方の選択の自由を守りながら恋愛し家庭を持つことそして女性の権利や選択の自由を尊重してくれるパートナーに出会えることが難しい「30代フェミニストの恋愛はまるでドラマ「ウォーキング・デッド」みたい」というのが、骨身に沁みる恋愛小説でカップルや夫婦で読むことをおススメします。

    1
    投稿日: 2022.12.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    表紙とタイトルが苦手だったけれど、評価が高いので読んだ。テーマは非常に現代的で考えさせられる。また、男性の一人称という視点から、彼女との会話で読者に疑問点を投げかけさせるという手法は良い。ただ文章自体にあまり文学的な良さは見出せなかった。主人公ほどではないけど、平均的な男性は先入観を抱いていると思う。自分を省みる作品。 作中に出てくる「説明しなきゃ分からないことは説明しても分からない」この言葉の重さを考える。

    1
    投稿日: 2022.12.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    自分の本棚にはまず置いていない、”超イマドキ”小説。中身も表紙&タイトル負けしていないくらいインパクトがあったが、これが期待値を大きく上回った。ここまで続きが気になった小説って久しぶりかも。 4年ぶりに再会した初恋の子が「メガル化」していた。 「メガル」と言うのは韓国のコミュニティサイト「メガリア」(現在は閉鎖)の略語でサイト利用者のことも指したが、現在はフェミニストを一括りにした呼称なんだとか。つまり主人公スンジュンが再会した初恋の子(以下、彼女)は、ゴリゴリのフェミニストになっていた。 フェミニストと聞くと、どうしてもゴリゴリ、つまり過激派の方を連想してしまう。 邂逅前のスンジュンや彼の男友達も「メンヘラ」だの「モテない女性の嫉妬」だのと似たような印象を並べ立てていた。 彼女のことが好きで忘れられないスンジュンは、何とかして彼女の「メガル化」を解いて結婚まで漕ぎつけようと奮闘する。 しかし彼女と会うたび(フェミニズム的に)余計な発言をして地雷を踏むスンジュン。(少しやきもきした笑)そしてヨリを戻しても、事あるごとにフェミニンだった4年前の彼女を恋しがり、ついつい結婚後の生活を妄想してしまう。 彼自身男性優位の考えでは決してない(と信じたい…)けれど、彼女との結婚が彼にとってのゴールでありそれを至上の幸せだと思い込んでいる。 それらの背景にはやはり彼の育った家父長的な家庭環境が関係しているのではないかと思う。 祖父の傘寿祝いに曾孫の代まで駆けつけ、妻たちが出来立ての料理を振る舞う図は「メガル化」していなくても疑問を覚えた。 見慣れているはずの彼ですら、これには少なからず違和感を感じていたし。その辺は完全に染まってなくて良かった…(地方の設定だからと言って、彼の家族や親戚の会話が関西弁に翻訳されていたのにも違和感を感じたけど笑) 過激派と思われた彼女の方も、ただ世の#Metoo運動に便乗した訳ではないことが明らかになっていく。心の底から何とかしたいと行動を起こし、また自分の信じる恋愛のかたちを完遂させたいと願っている。 「僕が本当に望んでいるのは、彼女のそばにいることだろうか、それとも露骨で粗雑だが全てがはっきりしている、リゾートの中のこの虚しい世界だろうか」 孤軍奮闘する彼女を守りたいと思っているスンジュンもまた、周囲から孤立した男だ。 苦しむ女性もさることながら、男性にも生き辛い世の中だという事実が、本書で一番骨身に染みた。(それで言うと、スンジュンの独り身の叔父さんについても、もっと掘り下げて欲しかったかも) 著者はあとがきにて、女性が恋愛を見つけようと或いは日常生活を生きるだけで"標的にされやすい"ことを、ドラマ『ウォーキング・デッド』に例えている。 "ゾンビ"から身を守るために「メガル化」しなきゃいけないのか。これが"超イマドキ"だと…!?

    47
    投稿日: 2022.12.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    一見いい人に見える「僕」。 でも、フェミニストの「彼女」のことを全然分かっておらず復縁した後もずっと不協和音が続く。 『お、ついに彼女をコントロールする方法がわかった気がするぞ。(中略)三日後にまた修理が終わってパソコンを受け取りにくる時も手伝ってあげないといけないし、お金も立て替えてあげてるし、そうすれば分割で数か月かけて返してもらうことになって、その間彼女はありがたさと申し訳なさを感じるだろう。』 ここは読んでいて悲しくなってしまった。 体力と経済力という彼女自身ではどうにもならないところで助けて優位に立とうとする「僕」の愚かさよ。

    5
    投稿日: 2022.12.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    フェミニズムという、近年世間でも取り扱われている言葉を主軸に韓国のカップルを題材にした物語。 著作を読んで、ほんの少し韓国の制度を調べたが、やはり女性への性犯罪などがおおく、かなり女性に対してアンフェアな国だと感じ、 著作の中で触れられているような動きがあるのも理解できた。 自分自身、フェミニズムという単語とネットに出されている動画中、声をあげている人が少し極端に映るように感じていたため、あまり好感的に受け取ってなかったが、 この著作を以て、女性側の生きづらさも少しではあるが理解できて、その意味でも読んでみて大変良かったように思った。

    2
    投稿日: 2022.11.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「世の中が私をフェミニストにするんだよ」主人公「僕」の視点で描かれる、フェミニストの彼女の姿。そこには、今をいきる私たちの「現実」が詰まっている―。韓国でドラマ化・映画化決定の衝撃作。(e-honより)

    1
    投稿日: 2022.11.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    『彼女にとってはこんなにも当然なことか、僕たち男にはなぜ理解できないんだろう?それがこの問題のそもそもの悲劇だと思った。』 正直胸くそ悪いようなシチュエーションがいっぱいある。でもそれはフィクションではなくて、今現在もそれらで苦しむ人がいる、リアルだ。 「時々自分が狂ってるんじゃないか、って思ってしまうことが怖い。」 本当にその通りだと思った。深夜に女性が一人で歩いていること。見えそうなくらい短くしたスカート。それらが襲われていいですよ。どうぞ盗撮してください。って言っているわけがないではないか。 なんでそんな自分の好きなファッションもさせてもらえないのか。苦しい世界だ。 そういうことを主張すると、男性は「何も言えないではないか。」とほざく。そうだよ、そんなことは他人が口出しすることじゃねえーんだわ。自覚しろや。となる。でもこの問題の核はまさに男性がこの苦しみを理解できないことなのだ。だから、当事者が苦しい思いを発信しつづけなければならないのだ。 誰もが自分の娘がこんな思いをしないような世界にしたいと思わないのだろうか。そうすればもっと世界は生きやすく優しくなるのに。 被害とかを考えると、簡単にマッチングアプリとかで出会えないし、それは被害妄想だと言うけど、それは今回たまたま遭遇しなかっただけ。1%でもその可能性があるだけで、私たちは怖いのだ。 男のほうが大変っていうけど、その質問、パートナーにしたことある?見えない大変さ、いっぱい抱えてるんじゃないの? 絶対フェミに理解ある人と生きていきたい。 でもそれは本当にフェミなのか怪しいから、これからもきちんと勉強しなければならない。

    2
    投稿日: 2022.11.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    フェミニズムに対する理解のない側からの視点が描かれた本。 主人公の男性はアメリカに転勤する前までに付き合っていた彼女とデモでばったり再会。そこから条件付きで付き合うことになるが、彼女がフェミニズムに対する意識はとても高く主人公とはすれ違っていく。 途中の主人公の親戚の集まりでの考え方などでおっもしかしたら変わる兆しがあるかも…?と思ったが、やはり変わることはなかった。 女性側からの視点や主張が描かれがちだが、フェミニズム=男嫌いという勘違いをしているようなタイプの男性側から見た視点の本はとても新鮮だった。そして恋愛・結婚においてフェミニズムという要素がその関係をいかに影響するのかがすごくわかりやすく描かれている本だと感じた。

    2
    投稿日: 2022.10.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    自分の中にはない観点やエピソードで内容としては非常に興味深かった。 ただそこまで自分の中で何か気づきや考えがインスパイアされるものはなかった。 ==== ジャンル:リベラルアーツ トレンド 出版社:イースト・プレス 定価:1,760円(税込) 出版日:2022年03月19日 ==== ミン・ジヒョン 1986年生まれ。西江(ソガン)大学校で国文学と新聞放送学、日本学を学ぶ。2008年に日本に交換留学した際には東北大学の学友会映画部 De Palmaに所属し、自主映画を制作した。韓国芸術総合学校の映像院映画科大学院で劇映画シナリオを専攻。2015年に『조선공무원 오희길전(朝鮮公務員 呉希吉(オヒギル)伝)』で「大韓民国ストーリー公募大展」優秀賞を受賞し、2019年にはテレビドラマ『レバレッジ—最高の詐欺師たち—』の脚本を執筆。映画とドラマの現場で脚本家を務めながら、「韓国映画性平等センター」に所属し、性暴力予防教育講師としても活動中。2021年12月に最新長編小説『나의 완벽한 남자친구와 그의 연인(私の完璧な彼氏と彼の恋人)』が出版された。 初恋は中学三年、初めての恋愛は大学二年の時。それ以来、恋愛にそれなりの素質(?)があることに気づき、多くの出会いと別れを経験してきた。2016年の江南駅殺人事件に大きな衝撃を受け、フェミニズムの勉強を始めるが、それが私たちの恋と愛に与える影響の大きさを身をもって知り、再び大きな衝撃を受けた。本書はそうした経験が元になっている。 ==== flier要約 https://www.flierinc.com/summary/3149

    0
    投稿日: 2022.10.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ずっと忘れられなかった元カノと4年ぶりの再会、その「彼女」が4年前とは打って変わって「フェミニスト(メガル)」に豹変(あえてこの言葉を使おう)していたー。そんな再会と「フェミニスト」に豹変した彼女との交流が、彼氏である「僕」視点で描かれている本作。この視点での物語展開こそが、本作を非常に秀逸な作品へ導いたと言っても過言ではないと思う。 「僕」視点で描くことで「僕」が、いかにハンナム的な思想で認知が歪んでいるか逆説的に表現することを可能としていたからだ。もっと言えば、「僕」と同じような人がこの本を読んだとしたら、「僕」の違和感に全く気がつかないのだろう。ただ「元カノと復縁したけど、元カノがクソフェミで耐えきれず再び別れた話」としか捉えられないのだろう。彼は決して悪いことは何もしていない「善良な男」なのだから。 ハンナム的男性ばかりのこの社会で、家父長制が根深く残るこの世間で、私たちは純粋な気持ちで異性と恋愛をし、愛を育むことができるのだろうか。本作で描かれているように、現実でも性差別に関する議論が交わされるたびに「考えすぎだ」という世論が上がるが、フェミニズムに関して「考えが及ばない」世の中は、私たちにとって本当に深刻だ。そしてそれが恋愛に影響してしまう事実と問題を真正面から描き出したのがこの作品だ。「彼女」と「僕」がどう頑張っても交われないことが熱量を上げて明らかになる後半は、その虚しさに図らずも涙が出てしまった。「僕」が彼女に感化されて完全なフェミニストになる結末を、少し期待をしていた自分がいたのかもしれない。しかし、現実と同じようにそんなことは無理だった。 私自身20代前半からフェミニズムに関心を持ち始めて以降、少しでもセクシストの気がある異性には少しも惹かれなくなってしまった。そしてそれは悲しい哉、私が出会った9.5割の男性に当てはまる。 私たちにはライフプランを選択する権利がある。キャリアを選択する権利がある。嫌なことを拒否する権利がある。意志を表示する権利がある。快楽を求める権利がある。 私が私であるために必要なのがフェミニズムだ。あなたがあなたであるために必要なのもフェミニズムだ。女性のためだけのものでもない。フェミニズムは性別に関係なく誰にでも開かれているものだ。

    2
    投稿日: 2022.10.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    彼女は全く狂ってなんかいない。この本が書かれた2018年から状況良くなっているだろうか?残念ながら余り変わっていないのかもしれない。スンジュンの友達の反応が余りにも露骨に感じるけれど、まだこんな感じ?日本はもうちょっとマシかも? 色んな世代の人に読んでほしいと思う。

    2
    投稿日: 2022.10.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    主人公の彼氏に対して、「そうじゃないんだよな~」 彼女に対して「わかる、わかる」と思いながら読み進めていたけど、 読み終わって少し胸が苦しい。 性差別の前に、ひとりひとりが当たり前に違うのに 自分の価値観とか期待とか押し付けてしまって、自分はこんなに我慢しているのになぜ相手は分かってくれないんだ、変わってくれないんだって勝手にイライラしてしまう。 じゃあ、自分だったら?本当に相手のことを分かろうとしているのかな? 「結婚を諦めたのではない、人生を選択したんだ。」 とても強いメッセージだった。

    2
    投稿日: 2022.09.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読み始めは、もう少しポップな感じかと思ってたのと、あまり好きじゃないかな…と感じつつ読み進めてました。 今の韓国の女性の生きづらさ?女性の尊厳?、そんな事を『彼女』を通して知れた一冊でした。 最後読み終わった後は、『知らなかった世界だったな』と考えさせられた本でした。

    2
    投稿日: 2022.09.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    数多の積読をすっ飛ばして一気に読んだ。 韓国のフェミニズムは壊したい家父長制の根底が儒教っていうのもあるんだろうな、、

    2
    投稿日: 2022.09.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    韓国の文学はフェミニズムが多いのか、それとも翻訳されて日本で出版されるものがフェミニズム文学なのかはわからないが、こういうの多いなと思う。これはわりと好きだったかも。久しぶりに再会した元カノがフェミニストになっていた。韓国って生きづらそうな国だ……

    4
    投稿日: 2022.09.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「世の中が私をフェミニストにするんだよ」 生きやすさを求めて声を上げる人々誰しもが、 声を上げたいから上げているわけではない。 声を上げないといけないこと自体にすら、声を上げたい。 自分や身の回りの大切な人の身を守るため、自分の後に生まれてくる大切な誰かのために、声を上げないといけない。 世の中が、私をフェミニストにする。 でも声を上げる人は小うるさいやつだと振り払われて、周りの仲良くしたい人たちからも少しずつ疎まれてしまう。 フェミニストの彼女をもつ韓国人男性視点で、 ライトな語り口で書かれている本です。 とはいえ、これが現実なんだろうなと感じます。 そんな絶望と恐れを抱えながら、立ち向かいたいと思いつつ現実は厳しい、そんな葛藤を抱えてる人 フェミニストってちょっとめんどくさいよね、って思ってる人 軽い気持ちでいろんな人に手に取ってもらっていろんな意見を聞いてみたい本です。

    5
    投稿日: 2022.09.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ポップなタイトルから興味は持っていたものの、手を伸ばしていなかったこの小説を、敬愛するアルテイシアさんが紹介していたから読みました。 https://www.gentosha.jp/article/21271/ 私の恋人も、スンジュンなのです。教室の最前列中央に座っていて、後ろにクラスメイトがいることに気づいていないタイプ。考えずに済む特権の持ち主です。 恋人に↑アルテイシアさんの記事を送ってみたら、長文だけど読んでくれました。勉強になったと言ってくれたし、フェミニストという言葉を誤解していたとか彼なりに読み解こうとしてくれました。でも、彼は「男女平等とレデイ・ファーストって・・・」とか言うんですよね。うーん、その思考回路自体を否定したいわけじゃありませんが、男女の二項で考えるものではないと思うんですよね。自分と違う属性の人に思いを寄せられるか、気づくかということだと思うんです。 ノブレス・オブリージュとまで言うとまた語弊があるかもしれませんが、自身が社会的強者(マジョリティ)であるならば余計に、そうじゃない人に眼差しを向けることも一種の教養なのではないかと思います。

    3
    投稿日: 2022.08.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    面白かったです。 サクサク読めました。彼女の強さが物凄くて、こんな人が身近にいたらすごく心が励まされるんじゃないかと思います。強くても同じ人間であるということも書いてくれています。 映像化されるということで、そちらも楽しみです。

    4
    投稿日: 2022.08.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「将来、旦那さんも子どももいなかったら寂しんじゃないの?」 「その代わり、私がいるはず。たぶんね」 読み始めてすぐに「あ〜あんまり好きな話じゃない」って思ったのに、読後は深く考えさせられた。 序盤は「彼女」の狂信的な感じに拒絶反応が出たし、中盤は韓国人男性の時代錯誤な感覚にイライラした。でも、後半は引きずられるように読んで、読後感は…うまく言えないけど、社会の有り様に泣きたくなった。 二人が幸せである未来を望む。でも、それは、結ばれてハッピーエンドってことではない。そんな単純な、誰かが用意したような幸せはいらない。 一人の人間としての、自立した幸せ。でも、その道のりは長い。 日本人女性として、セクハラとかは感じることもあるけど、「まぁ、女に生まれて得してることもあるよな〜」なんて思って生きてきた。読後、ネットで検索せずにいられなくなって、韓国の実態を知った。でも、これは対岸の火事ではなくて、どこの国でもあることで、それに気が付かないふりをして生きてきただけなんだと思わされた。

    9
    投稿日: 2022.08.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    私が私になるための、私のだったかもしれないお話。 いままで、出会って、親しくなって、話をしてきたすべての男の人との会話が思い出される。

    5
    投稿日: 2022.08.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読みやすくって一気に読んだ。翻訳の方最高! どうにもすれ違う二人の、理屈置いといて「好き」がたまらなく切なかった。 どうしてもダメ?どうにかならない? 何度もそう思いながら読んでた。。 誰も悪くない、と思う。変わらなきゃいけない。 それがあるだけ。

    3
    投稿日: 2022.08.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    一気読み。テーマの重さ、どうしようもなさはすごく伝わってきた。小説というより戯曲的。伝統的な価値観の男性から見た一人称小説という主砲が功を奏している。最後は彼も変わった。しかし、社会の、世間の壁は高い。 それにしても、「彼女」は、どれだけ耐えているかと思うと目眩がする。

    4
    投稿日: 2022.08.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    タイトル買いしてしまいました。 その期待を裏切らないくらい面白かったです。そして、韓国語の翻訳とは思えないくらい読みやすい文章でした。 簡単にまとめると「4年前に付き合ってた元カノと再会したら、過激派フェミニストだったけど付き合ってみた。」というお話しです。 物語が進むにつれ、「フェミを貫く彼女の頑固さ(ウザさ)」と「フェミを理解しようと頑張っている彼氏の健気さ」が読んでて辛いものがありましたが、その描写が今の世相を面白おかしく表現しており、最後まで読み終えることができました。 今、「論破」が流行語となりつつありますが、どちらか一方の“極端な”意見に立って、その意見以外は認めない・聞き入れない社会に変容しつつあるように思います。そんな中で自分が正しいと思った意見を盲信するのではなく、男女がお互いに理解・尊重しあって対話することの重要性をあらためて感じました。 「(本書には、)簡単にはわかり合えなくても、対話を諦めないことが大切・・・男女が同じ人間として対等に尊重し合い、ともに生きられる未来へのヒントが詰まっている」(p.334)

    3
    投稿日: 2022.08.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    翻訳がこなれていて読みやすく、一気に読んだ。 後書きによると、作者のミン・ジヒョンさんは日本語が堪能で、訳者の友人だという。2人で今風の日本語に訳すことができたのだろうなと思う。 韓国も日本も出生率が低く、消滅の危機にある。特に韓国は0.8と、驚くべき低さだ。韓国での男性の性に関する事件は、驚くようなミソジニーにまみれたものが多く、ストレス社会なのだなと思う。日本も、ミソジニーに関しては負けてないが、日本人はいろんな意味で韓国に比べて「なるい」んだなと思うくらい事件が残酷で目を背けたくなる。 また家父長制度が強く残る韓国。 こんな中で、家族を持つのはつらそうだ…。 こんな中、勢いのある小説を次々生み出している韓国のフェミニズムを応援したい。 日本も負けないで頑張ってほしい。(松田青子さん気を吐いている) 読むことでも応援したい。

    2
    投稿日: 2022.08.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    韓国における家父長制やセクハラの経験により、フェミニストになった彼女。 彼女と付き合いそれを矯正しようと目論む主人公。 良かれと思って女性に押し付けがましい行為を行う主人公やその友人たちには嫌悪感を抱いたが、主人公が彼女の気持ちに寄り添い変わろうという姿には好感を持った。 韓国本国での女性を取り巻く状況をベースにしているが、マスコミや映画界でのmetooが繰り返されても変わらない日本も五十歩百歩と言える。

    4
    投稿日: 2022.07.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    一気に読み終えてしまった。面白かった。 翻訳でなかなかここまでスラスラと読める本はない。 自分が疎いからか、日本では韓国に比べてそこまでフェミニズムを男性が嫌う風潮はないと思う。主人公の彼女がフェミニズムであることを、主人公の友達が付き合うこと自体を否定する場面が何回か出てくるが、人が大切と思ってることに対してそこまで否定的にならなくても良いのではと思ったが、実際どうなんだろう、、

    3
    投稿日: 2022.07.28