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いなくなった私へ
いなくなった私へ
辻堂ゆめ/宝島社
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総合評価

118件)
3.5
21
28
41
15
1
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    このレビューはネタバレを含みます。

    これってここから3人はどう生きていくのだろうー 戸籍ないし、海外で生き直す事も出来ない。 一番大変なのは教育を受けることができない樹が可哀想。親兄弟と生活ができない… 考えてみれば、この宗教のに殺されなかったらただ死んで終わりなところ、今生きているのはもうけもんなのかもしれないけど、ホントこれからどうするのー!!

    0
    投稿日: 2026.03.28
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    自分が自分として認識されない恐ろしさと居心地の悪さに、冒頭から引き込まれた。 映像が浮かぶ作品だった。

    0
    投稿日: 2026.03.14
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    第13回「このミステリーがすごい!」大賞優秀賞受賞作品。たまたま途中でそうかなと思った結末だったけれど、とても面白く読めた。読後感もいいので、オススメ。 国民的歌手の上条梨乃は、ある日酔っ払ってゴミに頭を突っ込んでいるところで意識が戻った。お酒飲みすぎるなど、生活に気を配っていたのに、どうしてこんなことになったのだろう? 起き出して歩き回って、人の多いスクランブル交差点に来たが、誰も梨乃を認識しない。その上大型スクリーンでは自分の自殺ニュースをやっていた。財布もないし、どこに行けば良いかわからない。途方に暮れていると、「上条梨乃さんですか?」と声をかけられた。他の人は何を言っているんだ?という顔をしている。どうやら自分を認識できる人間はこの人だけらしい。

    16
    投稿日: 2026.02.27
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    面白かった、一気読み。ミステリ部分に関してだけで考えると、好き嫌いあるかもしれない(実際私も古典的な方が好き)。ただそれ以上に物語としてすごい、正直芸能界にもアイドルにも歌手にも何の興味もないので設定がアドバンテージになっている訳でもなく純粋な構成力の賜かと。ただ本当に戸籍と保険に関してはめちゃくちゃ気になる。大病とか怪我とかせずに健やかに暮らして欲しい。

    0
    投稿日: 2026.02.13
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    人気歌手・梨乃が目覚めると“死んだ私”扱いされ、誰からも認識されない衝撃の幕開け。青年と共に、自殺の真相と“私”の存在を探る中、輪廻やアイデンティティへの深い問いが胸を打つ。どんでん返しと希望が交錯する、驚きと余韻の秀作ミステリー。

    1
    投稿日: 2026.01.06
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    読んでいて長いなーという感覚は少しありましたが、読み口は軽めでスイスイ進みます。 爽やかな終わり方がgoodでした。

    1
    投稿日: 2025.12.08
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    面白かったです 最後の2人の音楽に救われる気持ちになりましたが、カルト教団怖い〜と、こんな生れ変りキツイ〜と思いました

    0
    投稿日: 2025.11.30
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    ファンタジー強め、ミステリー、推理、宗教が少しづつ 突っ込みは所が満載だが小説だと割り切って現実的な事を気にしなければ問題ない・・ 読みやすいが少々ダラダラ長いイメージだが 死んだ人が幽霊じゃないく登場してるとは珍しい・・どうなるのかな!?と気になって読み進めた 最後は親の立場になって泣いてしまった。

    7
    投稿日: 2025.11.02
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    辻堂さんのデビュー作ということで読んでみました。2015年…いまから10年前の作品。 学生時代に書いていたとあり、少しあら削り感や突っ込みたい点は様々あるけど、お話としては楽しめました。 -------------- ●あらすじ 主人公(上条梨乃)は有名なシンガーソングライター。ある朝、知らないごみ捨て場で目覚め、誰にも自分を自分と認識して貰えなくなっていた。 世間では自分は自殺したと報道されており、一人の少年だけが主人公に気づく。 自分が存在しているのに、死んだことになっているのは何故か?…を探っていくミステリー。 -------------- ●設定はSFミステリーっぽい。 ただ結論から言うと、天才が他人から妬みをかい、恋愛絡みの人間っぽい短絡的理由。 『輪廻の泉』が分かるまでが一番のポイントだと思った。この設定が考えついただけでも面白い。 ただ、実際問題生きていく過程で、鬼籍の状態の人間がどう存在していけるのかを追及できていないので、ファンタジー寄りになってるかな?

    17
    投稿日: 2025.10.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「このミステリーがすごい」大賞というので読んでみれば、ミステリーではなくファンタジーでした。 ミステリーと思うと物足りない感じですが、とても面白い内容でした。 特に優斗が実は梨乃と同じく死んでしまっていたということが明かされた時は、そういうことか!と驚かされました。 最後はハッピーエンド的な感じですが、実際問題として梨乃やいっくんは戸籍が無くてどうやって生きていくのだろうかと疑問が残る終わり方でした。 物語だから、そこまで心配しなくてもいいのか。

    1
    投稿日: 2025.10.07
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    辻堂さんの作品は2作目だが、1作目と同様にオカルトじみてくる。最初は死んだ人間が誰にも分からずに復活するのが不思議だったが、途中で挟まれるインドの「輪廻の泉」の話しと次第にリンクしてくる。オカルト宗教も登場し、怒涛の謎解きの終盤へ。 死亡から復活した人間が次々現れ、現実的には戸籍の問題もあり生きて行くのは難しいと思うが、新しい未来を感じるエンディングでホッとさせられた。

    76
    投稿日: 2025.08.16
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    人気タレントが自殺、しかし現世界に戻ってきたのか、いわゆるゴースト、幽霊ものといった感じで話は始まるが、南アジアの国の森の中での不思議な現象の話と平行して語られる。 ファンタジー、SF、ミステリー小説としての面白さを活かせるギリギリのところでの設定が上手く取られていて、展開をどんどん追いながら主人公たち若者たちの心理や葛藤、不安などがいろいろ混ざっていく感じが楽しめる青春小説かな。 輪廻転生がキーワードになるが、そちらをメインにすると話が重くなりすぎだったか、でもそこへの追求がちょっと物足りない感じもした。登場人物たちと一緒に謎解きに突き進んでいかされた感じで、作者の作戦勝ちになりました。

    20
    投稿日: 2025.07.03
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    久々の読了。人生色々と辛いことありますが、読書はいいね。作者は現役東大生の時にこの本を書いたらしいけど、ミステリーとオカルトを上手く融合させ、音楽でも見せ場を作り、何よりストーリーが素晴らしい。

    1
    投稿日: 2025.06.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    【あらすじ】 1918年、ある英国人はインド北部の近代文明とは無縁の集落近くで直径2mほどで深さのある泉を見つける。現世において輪廻転生を繰り返させる泉。リーフィーと呼んで親しくしていた少年(泉に落ちて死んでしまうが別人になって生き返る→周囲に信じてもらえず自殺)が触れてしまった泉の魔力を解明するために、その水を持ち出した英国人はスペイン風邪にかかり日本で命をおとす。 ~現代~ その「輪廻の泉」を信仰しているカルト集団が日本にある。1度死んでも魔力のある水に触れると記憶もそのままに現世に生き返ってしまう。しかし誰にも自分だと分かってもらえない。その魔力を教団は知らないが、信者達はガラス玉に水を入れ幸運を呼ぶアクセサリーとして使用していた。 人気絶頂のシンガーソングライター上条梨乃が目を覚ますと昨日からの記憶がなく、周りに認識されない状況に戸惑う。ニュースでは上条梨乃が自殺したと報道されているが、同じ事務所の先輩で輪廻の泉の信者である国定美波にマンションから突き落とされたのだった。大学生の佐伯優斗と10歳の少年立川樹にだけ上条梨乃だと認識される。それはみな同じ教団に殺されていて輪廻で現世を生きている仲間だったから。ピアニストとして幼い頃から有名だった佐伯優斗はライバルの父親(信者)から妬まれ指を砕かれ殺されてしまう。上条梨乃の亡くなった現場に居合わせた立川樹は信者にひき逃げされてしまう。 ロックバンド『エヴァーロード』のボーカル十文字智仁は上条梨乃にも田代実加(上条梨乃の生まれ変わり)にも告白するが、十文字を好きな国定美波が嫉妬から梨乃を殺してしまうのだった。実加として殺されかけるも間一髪 優斗が自分が殺された場所を思いだし、警察に連絡し助かる。 優斗が生まれ変わったことに家族が気づかなかったのは、父親が全盲で母親が若年性アルツハイマー、姉のなつみは働くために早くに家を出て7年間弟の優斗に会っていなかったから。 田代実加は上条梨乃がいた芸能事務所の事務として働きながら、優斗と同じバンドサークルでギターとコーラスを担当していた。事件後、文化祭でメンバー達と数曲演奏するが、最後にボーカル皐月の計らいで上条梨乃の『夢のトビラ』を優斗のキーボード演奏をバックに田代実加が歌うことになった。優斗の家族、樹、梨乃の両親に見守られながら。 【感想】 引き込まれる文章力とありえなくもない話にどんどん読み進めてしまい、悲しい事件ながらも家族愛や仲間愛に泣けました。 輪廻はあると思うし興味深いテーマ。 やっぱり一番怖いのは欲深い人間。

    2
    投稿日: 2025.06.01
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    トリカゴを読んでいたく感動したので、デビュー作を読んでみた。 面白い。話の中に引き込まれていく。最後はほろりとさせられた。話の展開で無理がある場面(病院で診察を受ける)はあるものの、それを差し引いてもグッとくること間違いなし。 この作家の作品を潰していきたい。

    11
    投稿日: 2025.05.16
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    人気シンガーソングライターの上条梨乃は、ある朝渋谷のゴミ捨て場で目を覚まし、自分が自殺したと報道されていることを知る。 周囲の人々は梨乃を認識できず、唯一自分を梨乃だと認識してくれる青年、そして梨乃の死によって命を落とし、同じ境遇にある少年と共に、自分の死の真相を追うことになる。 ページ数は多いが、インドの逸話と絡めながら話が進み、さらにカルト教団の存在がどのように関わってくるのか気になり、一気に読了。 デビュー作とは思えない読ませる力があり、ミステリーというよりファンタジー寄りな要素が強い作品だった。

    20
    投稿日: 2025.04.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    このミス大賞作品ということで、ミステリーだと思って読み始めたのもあり、始まりが既に、ん?という印象で。 迷信とかカルトとか、芸能人とか、なんだか訳が分からない展開に、ん?ん?となりながら。 三分の二くらい読み進めると、ある程度の展開の予想がつき始める感じでした。 輪廻転生が主軸になっているので、ミステリーよりはファンタジー寄りだと私も思います。 正直、納得いくような、いかないような読後感ではありますが、3人が新しい人生を歩き始められることにはホッとしました。 優人と実加、2人だけの演奏になんだか救われる気分になりました。

    1
    投稿日: 2025.04.22
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    ミステリーとしては優しめで、ファンタジー?要素が含まれる展開に、なんでもありやんって思ってしまう事が悲しくはありますが、フワッとそうゆう不思議な物なんで。っという風呂敷の畳み方が好きじゃない方には好まれないと思います。

    4
    投稿日: 2025.03.05
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    シンプルに目頭が熱くなってツーーと 泣いてしまった本作『いなくなった私へ』 はじめて小説で泣きました。 泣ける要因としては、本書さいだいの 魅力でもある500ページにわたる濃密で豊かな その『物語』にあります。 500ページもあるの?と 思うかもしれませんが秒で溶けます。 人気絶頂の歌手 梨乃がある日 目を覚ますとそこは、渋谷のゴミ捨て場。起き上がりニュースに耳を傾けるとそこには自分が死んでいるニュースが報道されていた。さらに周囲の人間は自分のことを国民的歌手 梨乃とも認識しておらず行き場もない。とある青年と小学生だけが自分のことを梨乃と理解でき、3人は梨乃の自殺の理由と、その背景にある大きな事件へと関与していく…。というお話。 本書も最後の最後にとんでもない どんでん返しがありますが、それよりなにより ストーリーが重厚すぎるのよ。まじで。 映画よりも濃厚で絵が浮かぶ小説には これまで出会ったことがありませんでした。 泣けるミステリー、初体験でした。 本当におすすめできる最高の1冊です。ぜひ。

    1
    投稿日: 2024.12.31
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    読みやすい文章でスラスラと読めました。 真相は想像通りだったのでミステリーとしては物足りなさがありますが、感動ファンタジーとしては満足できるお話でした。

    3
    投稿日: 2024.12.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ミステリーというかファンタジー的な要素が強かった。真相も予想はしやすい。 けど、難しい用語とかはなく、すらすらハイペースで読むことはできた。音楽小説でもあるが文章だけでは十分伝わらず映像でも見たい気がした。

    2
    投稿日: 2024.11.10
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     人気シンガーソングライターの上条梨乃が主人公、彼女はある朝渋谷のゴミ捨て場で目を覚ます。なぜ自分がここにいるのかわからない、さらに周囲の人々も誰も彼女に気づかないばかりか、上条梨乃の自殺を報じるニュースが流れる…。困難の中、彼女が上条梨乃であることに気づいた大学生の佐伯優斗に救われる。また自殺したとされているマンションに行くと、上条梨乃が上から落ちた現場を目の当たりにした後に車に轢かれて亡くなったはずの小学生の立川樹が、上条梨乃と同じ状況下で混乱しており、彼も上条梨乃であることを認識してくれたのだった…。上条梨乃、立川樹…2人は生きているのか?死んでしまったのか??なぜ死んだのか???なぜ、ふたりの存在に佐伯優斗は気づけたのか…?  びっくりしました…。この作品が辻堂ゆめさんのデビュー作なんですね!最初っからありえない設定なのに、引き込まれました。カルト集団「輪廻の泉」とのつながり…ちょっと怖いと思いました。そして、上条梨乃と立川樹の二人の戸籍は今後どうなるのか…そこ、やっぱ心配になりました。でも、エンディングはよかったなぁ~なんか、じ~んとさせられました。  やっぱ、辻堂ゆめさんの作品、好きですね!!まだ、読めていない作品もあるけれど、「しれっと、辻堂ゆめさん、並べてみました!」は、一旦ここでひと区切りとします。他にも沢山レビュー作りたいし、読みたい作家さんの作品もあるので…。

    69
    投稿日: 2024.11.05
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    ちょっぴりファンダジーみたいで面白かったです!  ある日、目を覚ました有名な歌手、上条梨乃は自分が自殺したというニュースを見る。しかも、誰も、自分を上条梨乃だと認識してくれない。梨乃は日本で知らない人がいないぐらい売れていて有名でした。しかも、自殺をした記憶がないんです。自殺なんてするわけないんです。そんな時、自分を上条梨乃だと認識できる青年と出会って…というストーリーです。  何気なく手に取った本。現実的なところもあるし、ファンタジーっぽいところもあって面白いです!少し長めの本なので読み始めるには勇気が必要だと思うのですが、読んでみたらページ数なんて関係ありません!どんどんページをめくる手が止まらなくなります!!

    85
    投稿日: 2024.10.23
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    現実味を帯びたファンタジーに始まり、ファンタジーで終わる。 1度読んだだけでは分からなかった。 でも何年経っても忘れられない不思議な話。

    1
    投稿日: 2024.08.18
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    う、うーん。。面白くなくはないけど私には合わないかも。 ある日起きたら誰も自分を自分だと認識してくれない、そして本来の自分は自殺しているっていう物語の大枠の設定はとてもいいんだけど…日本中の誰もに愛されるシンガーソングライターっていうのはちょっと夢を詰め込みすぎた感じがする。多分、大学内では大人気だった学生バンドのボーカル程度で全然進められる話だったところを無理矢理夢を詰め込んで日本一のシンガーソングライターだったり売れっ子タレントだったりカリスマバンドマンだったりの設定にしちゃったから、SFでただでさえ現実味が薄いのにさらにもっと現実離れしていく感じ。 最後とかも、いいシーンではあるんだけど、これから戸籍どうするの〜とかいっくんなんで学校どうするの〜どうやって生きていくの〜みたいな現実的な詳細を少しだけでいいから書いてくれたらもうちょっと受け入れられたかな。 犯人も途中から丸わかりだし、若干?かなり?無理矢理感あるし、ミステリー要素はほぼ皆無。ミステリー要素と現実味を全く求めずSFファンタジーとして楽しむのがオススメ。

    7
    投稿日: 2024.07.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    辻堂ゆめののデビュー作品。辻堂ミステリーという思い込みがハードルとなってしまったので、星が少々辛めだが、デビュー作でここまで書けるというのはさすがだと思う。 インドかどこかの探検家回想録的な序章が終わると物語が始まる。アイドル系シンガーソングライター上条梨乃はある日、都会のごみだまりで意識を取り戻すが、誰も彼女を上条だと認識してくれない…。 その後2人だけ自分を認識してくれる人と出会い、彼らとともに上条に何があったのか?を探っていく物語。伏線とその回収、謎解き3段飛びの構成などは見事。 ただファンタジー要素とミステリー要素の乖離がザラついていて残念。戸籍の無い人間がこんなに簡単に生きて行けるか?救急車で担ぎ込まれるシーンも当然警察も関与するだろう。子供が見舞いに来たら事情聴取もされるだろう、その時氏素性を調べられるだろうし…とか。 ラストのライブシーン、ドラマにすれば盛り上がるんだろうけど、ここもっと淡白でもいいから、細部のツメをもう少しきめ細やかにしてくれたら…ってのが正直な感想。

    3
    投稿日: 2024.06.18
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    これは自分とは合わなかったですね。 主人公の死から始まる物語だが、その人物の上辺だけをなぞっているような感じがして物語に入り込めない。400頁強の物語を読ませる力はあるのだが。

    2
    投稿日: 2024.06.04
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    すごいストーリー。生まれ変わるって。自分がいなくなっているって、、、どんな気持ちかなぁ。ラストで号泣。

    7
    投稿日: 2024.05.10
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    『あの日の交換日記』ですごい作家さんだなと思った方のデビュー作。こちらもすごかった。後半はえ!?え!!??の連続で早く寝ないとなのに夜更かしして読み切ってしまった!

    1
    投稿日: 2024.05.01
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    辻堂ゆめさんの小説は短編を数本かじった程度であまり読んだことがなかったので購入。 あらすじも読まずに買ったわけだけど、いわゆる「本格ミステリー」ではないのがよかった。というも自分はごちゃごちゃ説明される本格系が苦手なので笑 本作の主人公は超売れっ子ミュージシャンの女性で、ある日目を覚ますと主人公は路地裏で倒れていた。 戸惑いながら街を歩いていると、なんと自分は自殺したことになっている。しかも周りの人間は有名人である主人公のことをまったく認知していない。これ、どういう状況?というのが本作の「謎」。 合間に挿入される「とある旅人の手記」によって少しずつ「謎」が明かされている感じがとてもいい。とても丁寧に書かれているなという印象だった。デビュー作とのことだけど完成度は高い。 というわけで☆4つ。

    12
    投稿日: 2024.03.14
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    小学生が賢すぎるが、子供らしさもあり魅力的でした。カルト教団のデタラメさと泉の幻想的な部分のバランスが少し頭にすっと入らないところだけが、読み進めるのに苦労しました。一部の温かい伏線が心地よかったです。

    15
    投稿日: 2024.02.14
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    自分をまわりの人から認識してもらえなくなった世界。その世界で自分を認識してくれる人の存在は大きいですね。 まわりの人から認識されなくなり、名前を変えて生きていくことは辛いけど、それでも前を向いて生きていこうとする主人公が素敵でした。 途中日常的な感じの描写が長く、読み飽きそうになりましたが、なんとか読み終えました。

    4
    投稿日: 2024.01.15
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    本書は、著者のデビュー作ですが、何冊目かでようやく読みました。 結論から言うと、とても面白いです。 そして著者の他の作品にもあるように、温かい優しいものがベースにあります。 一から楽しんでももらいたいので、内容には触れませんが、ミステリー好き以外にも優しい物語が好きな方には是非読んでもらいたい傑作だと思います。

    0
    投稿日: 2023.12.16
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    死んでも幽霊になってこの世にいるみたいなお話はよくあるけど死んで別人になってるという設定が面白かった。優斗の正体が読んでるうちにきっとだろうなと思ったりラスト感動っぽいお話になっていってミステリー的には物足り無さを感じました。

    1
    投稿日: 2023.12.14
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    不思議な話でどんどん引き込まれた。 読んでいくうちに点と点が線になっていく感じが面白かった。 ハッピーエンドとういのだろうか?ちょっと切ない。

    0
    投稿日: 2023.11.05
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    2014年に『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞を受賞した、著者のデビュー作。当時、東大在学中の学生だったそうです。 ぼんやりとした意識と記憶のなかゴミ捨て場で目覚めた主人公・梨乃は、それまで国民的シンガーソングライターとして忙しい日々を送っていた。梨乃は目覚めてまもなく、自分の自殺による死亡報道を目にします。不思議なことに、彼女を見る誰ひとり梨乃だと気づくことはなく、自分はいったいどうしてしまったのかまったくわからなくなります。自分はどうして死んでしまったのか。少しずつ明らかになっていくその謎が大きな見どころでした。そして、死亡報道以後の、梨乃のあらたな生活の情景の温度感も、この小説を読ませる力として大きかったのではないかな、と思いました。 独特の「輪廻」の仕方のアイデアが優れていて、この物語を大回転させたなあ、という印象です。芸能界が大きな舞台としてあり、そういった煌びやかな世界の裏側という引きつけも、本作品を読ませる力として働いているでしょう。また、ライブや練習風景の場面描写もしっかりしていました。著者にはバンド経験があるそうです。 文体の第一印象は、きっと推敲や直しに励んで、この読みやすくて整理された端正な文章に変えていったのではないかなあ、というもの。それでいて、光る表現もちゃんとあるエンタメ作品。アマチュアとしての賞への応募作品ですが、隅々まで力を使い切って完成させた、立派な「プロの仕事」という感があります。 それぞれのシーケンスをきっちり書かれていますし、構築している世界は狭くないですし、こういった「構成」と「構築」のどちらからも力を感じられるのが、やっぱり賞の関門を突破する人ゆえだなあと感じ入ったのでした。ストーリーテリングとは <「構成」と「構築」> とも言えるのかもしれない。まあ、斬新なアイデアを忘れてはいけないですが。読み進めていくごとに奥行きが深まっていきます。それはたとえば、新しい友人ができて、時間とともにその人をより詳しく知っていく過程と似ているのかもしれない、なんて気がする自然な深まり方です。 分析めいたことをこうやって書いてますけど、物語のほうにだって没入して楽しんでいます。書くようになってからは読み手視点と書き手視点の「二重読み」の度合いが強くなりました。ただ、物語の魅力に負けがちになります。佳境を迎えると、書き手視点がどっかいってしまう。今回も終盤は楽しむのみ、みたいなふうに。 その終盤、悪党が正体を表し、悪を為す場面があります。がらっとそれまでのトーンが変わる、読ませどころなのですが、そんな「悪」を扱う場面であっても身じろぎしていない書きっぷり。肝が据わっています。自分の書くものから目を逸らしていない。そういう根性というか精神力というか度胸というか、、そういったものがあると思いました。これは、宇佐見りんさんの『推し、燃ゆ』を読んだときに著者に感じたものと似ていました。才能を下支えする度胸みたいなものがあるなあ、と。 さて、序盤にもしかすると瑕疵がありました。主人公は北海道出身で親は札幌にいるのに、居候をする理由が、他の大学でのサークル活動について親とうまくいかなくなって家に帰れないから、というところです(もしかすると、僕の読み違い・読み足りなさかもしれない)。読み違いならほんとうに申し訳ないのですが、僕はここもなんらかの伏線なのかな、と頭にひっかかっていたのでした。どうなんでしょう、また読み直すと僕の勘違いだとわかるような部類のものかもしれないですが、そうでもないような気もして。 文章は読みやすいですし、しっかり内容は考えられていますし、おもしろかったです。今後はもっと難しいものを扱ってみよう、みたいな感じで創作活動を促されるような作品でもあったかもしれませんが、500ページ弱の分量をきっちり書き尽くすあたり、力を持ってらっしゃいますね。最後までゆるめず、やりきるといった姿勢はほんと、その通りなんだよなあ、とリスペクトでした。

    16
    投稿日: 2023.10.02
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    酷い。こんなのミステリーとは言わない。ただのファンタジーじゃないか。なんでこんなのがこのミス?賞の権威を下げるだけじゃないかとガッカリ。

    0
    投稿日: 2023.08.14
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    ゴミ山で目を覚ましたら芸能人である自分は自殺したと報道されており、自分の顔を見ても誰も認識してくれないーー。という話なんやけど、先が全く読めず、どうなんの?と読む手が早まる。これからの未来がこの子達にとって幸せでありますように。

    0
    投稿日: 2023.08.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最近嵌まっている辻堂作品、今回は最初から特殊設定。主人公・上条梨乃は超人気歌手。彼女はある日、目が覚めると裏通りのゴミ捨て場で目を覚ます。電光掲示板で自分が飛び降り自殺で死んだとのニュースが。梨乃のことを上条梨乃だということを理解する人はいない。街で出会った佐伯優斗だけは梨乃を認識する。さらに梨乃の飛び降りの際に小5年の樹は同じ時間に自動車でひき殺されるが、彼も生きている?この3人の不思議な関係、さらに梨乃を巡る憎悪がリアル~家族、友人に認識されない寂しさとそれを乗り越える3人の健気な姿に胸打たれた。⑤

    46
    投稿日: 2023.08.05
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    2015年・第13回『このミステリーがすごい! 』大賞・優秀賞受賞作、文庫化です! 人気シンガーソングライターの上条梨乃は、ある朝、渋谷のゴミ捨て場で目を覚ました。 誰も彼女の正体に気づく様子はなく、さらに街頭に流れる梨乃の自殺を報じたニュースに、梨乃は呆然とした。 自分は本当に死んだのか? それなら、ここにいる自分は何者なのか? そんな中、大学生の優斗だけが梨乃の正体に気づいて声をかけてきた。 梨乃は優斗と行動を共にするようになり、やがてもう一人、梨乃を梨乃だと認識できる少年・樹に出会う……。 自殺の意思などなかった梨乃が、死に至った経緯。 そして生きている梨乃の顔を見ても、わずかな者を除いて、誰も彼女だと気づかないという奇妙な現象を、梨乃と優斗、樹の三人が追う。

    0
    投稿日: 2023.08.01
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    前情報が何も無い状態で読み始めて、何これ、どういう事?と一気に引き込まれてしまいました。 多少辻褄が合わないというか、現実的に考えてしまうとこの先どうなるのか?と思う点はあるものの そんな細かい事は横に置いておいて、単純に引き込まれる展開でドキドキしながら読みました。

    0
    投稿日: 2023.06.03
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    荒削りなプロットを感じたものの、輪廻転生を軸にミステリーとボーイミーツガールを爽やかに描いた作品でした。 特殊設定ミステリー作品として読むよりも、SF(少しふしぎな) ラブストーリーのようなイメージを持って読むと心地よさをより感じることができると思います。

    0
    投稿日: 2023.05.28
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    自殺したと思われる人気のシンガーソングライターが、渋谷のゴミ捨て場で目覚める。そして、彼女は、彼女として認識されないなかなかショッキングな書き出しで始まります。 現世に生まれ変わるという輪廻転生。しかも、ほぼ自分自身にほぼ記憶を持って再生するという設定。設定は奇抜だけれど、物語の流れはそれほど無理が無い。主人公の歌手の女性と、彼女を認識できるやはり転生した二人の男の子が、自分の死の真相を転生した自分が知るというところがミステリー。転生の部分にインドの再生の泉をファンタジー的にまとめて、作者デビュー作。 予測では、土瓶さんはダメだと思います。

    63
    投稿日: 2023.05.01
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    インドの少年の死によって、輪廻の泉の力が明かされるまでは、ストーリーの設定にまったく入り込めなかったけど、誘拐事件辺りからサスペンス感のボルテージも上がり、輪廻の泉に纏わる不可解な出来事が収拾してスッキリ。 多分、ラストは誰しもが思い描いたシーンで、みんな温かな気持ちで読み終えることができたんじゃないかな〜・・・。(。^_^。)

    2
    投稿日: 2023.04.29
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    ★3.5 初読み作家のデビュー作で【このミス】優秀賞受賞。 斬新な設定。まず、物語冒頭の冒険家が迷い込んだ密林奥地の『手記』と、本編のパートの結びつきがどうなるのか⁈ 興味が湧く。 主人公は、国民的歌姫でアーティスト:上条梨乃…と本人は自覚しているが、自分は自殺したことになっていた!  芸能界、ファンタジー、説明不能な状況と、エンタメ要素満載で面白かった。現実から遠い世界のためか、脳内で登場人物像の映像変換せず、残念。。。創刊順に追いかけてみたい作家だ。

    14
    投稿日: 2023.04.19
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    初読みの作家さん。 ゴミ捨て場で目覚めて、人気歌手の自分が自殺したと知る。 では今ここにいる自分は? 存在は認めてもらえるが、誰も自分だと分かってくれない。 そんな自分に気が付いてくれたのは小学生の男の子だったが、男の子も交通事故で死亡したのだと言う。 なんとも不思議な状況の中で、それでも生活できたのは彼女のファンだったと言う青年の存在だった。 男の子は青年のアパートで、彼女は青年の姉と暮らすことになる。 所属していた芸能事務所で仕事も得た。 誰も自分がかつてその事務所に所属していた歌手だとは気が付かないが、そこで働くうちに分かってくることがあった。

    4
    投稿日: 2023.04.17
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    辻堂ゆめさんのデビュー作。 偶然が重なりすぎると講評されたようですが、そう言われればそうかもしれません。 でも小説としてはとても読みやすく、生まれ変わりなど現実には絶対あり得ないような小説が好きな私的にはとても面白かった作品です。

    1
    投稿日: 2023.04.08
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    さらーーーっと読めました、生まれ変わり(転生)物の変形版って感じのミステリー。転生部分の理論が輪廻の泉とかいう変な水のせいということくらいで、その水を主人公や他の生まれ変わり軍団が殺害された際にどう接種?摂取?したのか、とかが全く説明されないのでいくら何でもSF好きとしては納得いかないというか腑に落ちない感じでした。主人公のピンチに他の生まれ変わり君が突然虫の知らせでそれに気づいて警察に電話するとか、いやいやいくら何でももう少し理論立てようよw まあ読みやすかったので暇つぶしにはいいでしょう、くらい。

    4
    投稿日: 2023.02.28
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    ミステリー×青春もの。(ミステリー比重多め) 有名なシンガーソングライターがある日いなくなった事になり誰にも認知されなくなる。(日本で言うとYUIとかmiwaみたいな感じ) 何で認知されなくなったか調べて行く話で、 たまに青春?チックなところはありますがほぼミステリーで話は進んでいきます。 このミステリーでも取り上げられていた様でかなり面白かったです。

    2
    投稿日: 2023.01.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    若さ(褒めてる)があっていい。ミステリーっぽくないミステリーで、謎が解けても違うことでモヤモヤしちゃうけど、それも含めて。日本の人口が多すぎる原因が暴かれましたなー。

    0
    投稿日: 2022.11.25
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    辻堂ゆめさん、このミステリがすごいの優秀賞になった作品。 様々な要素が詰め込まれていて、詰め込みすぎ感もあるものの、一人一人がすごくしっかり描かれていて惹き込まれる。 自分だけど自分じゃない。そんな状況を一生懸命謎解きしようと思いながら読んでいて、徐々にそう言うことかとわかるのが楽しい。 最後の場面も爽快感があって、素敵だった。

    1
    投稿日: 2022.11.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    転生ファンタジー+カルト教団リアリティー+芸能界アイドルと、かなり混雑。わかりやすくてスラスラ読めました。

    4
    投稿日: 2022.11.15
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    面白かった!一気読み。 出だしから、どういう設定なのか一瞬戸惑ったけれど、作者の手で転がされているような心地よさで、思ってもいない方向に導かれていった。黒幕は予想通りだったけど、あのピースがこうはまるのか!というのが予想つかず。洞察力のある人ならわかったのかな? 若いのにすごい作家さん。他の本も読んでみます。

    0
    投稿日: 2022.05.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    日本人なら誰もが名を知るトップアイドルが自殺。が、渋谷の路地裏で転生するも、誰も自分だと気づかない。 そんな中、大学生の優斗と、自殺に巻き込まれて死んだはずが転生していた小学生男子の樹だけが自分を認識する。 ライブの疾走感や、ミステリー小説の描画力も相まってスラスラ読めた。 オチは、トップアイドルがイケメンアイドルに言い寄られ、それを見ていたお局が嫉妬してぶっ殺した。お局はカルト集団の幹部。大学生も昔カルト教団に殺されていたが、行方不明扱いになっていて気付かなかった。というもの。 読んでる途中でなんとなく気づく気もするが、本論はそこではない。世界観にリズムよく引き込まれた。

    1
    投稿日: 2022.05.05
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     辻堂ゆめさんのデビュー作となるオカルトミステリー。  「このミステリーがすごい!」大賞応募作品。選には漏れたが大幅に改編し、隠し玉として出版。       * * * * *  「輪廻転生」をモチーフにした作品は少なくありませんが、死亡時と同じ時期・場所で同年齢の別人に転生するという発想が斬新で面白かった。作者のチャレンジ精神には敬意を表したいと思います。  けれど新機軸には課題がつきまとう。作者はそこに蓋をしているため、拭いがたい違和感が残りました。  例えば転生した梨乃や樹は死亡が確定した人間であり、社会的には存在しないことになっています。おまけに転生した新たな身には生家はおろか親さえ存在しません。人間の肉体でありながらこの世のものならぬ身ということです。  つまり戸籍の問題をクリアしない限り、彼らは裏社会で生きていくしかないということなのです。  普通ならばすぐに気づいて不安に駆られるはずですが、慎重派の優斗や社会人のなつみが全く気にもかけませんし、梨乃本人に至っては考えもしていません。これには首をかしげざるを得ません。  だから、エピローグの希望溢れるのみの描写。何かウソくさく感じてしまいます。  また、「輪廻の泉」の水の効能についても曖昧なままです。  伝説からすると、転生の能力を得るためには水に触れる必要があるはずです。  ということは、「水」の入ったガラス玉ブレスレットを身につけたカルト信者に殺害されただけで転生能力を持てるのなら、信者たち全員 ( どころか、皐月でさえ ) 転生できることになるでしょう。  このような心理描写の浅さや設定段階での甘さは、ハードな展開のサスペンスにはそぐわないのではないでしょうか。  勢いのある文章で読みやすいけれど、上ばかり見て足下を見ていないような危うさや物足りなさを感じてしまいました。  また、文章に散見する舌っ足らずな点も気になりましたが、新進気鋭の作家さんなので今後に期待して☆3つにします。

    4
    投稿日: 2022.04.27
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    2022.4.20 う〜ん。なかなか力技な物語でした。 保険証とかどうするの!?とか考えてしまう自分がイヤw

    0
    投稿日: 2022.04.20
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    飛び降り自殺したアイドル上条梨乃、私。誰も私のことがわからない。初めて梨乃とわかった優斗、そして、同じく交通事故で亡くなったのに誰からも認識されない少年、樹とともに、梨乃たちの謎解きを行う。死んでいるのか、生きているのか。こんな非科学的な要素を含んだミステリーは苦手ですが、本作品はとても面白かった。死を題材にした物語なのにハッピーな気持ちで読み終えられたのが最高でした。

    0
    投稿日: 2022.04.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    記憶をもったまま生まれ変わったらどうなるんだろうと、 誰しもが一度は思うこと。 しかも浦島太郎のように時間が進んでしまうのでなく、同じ時代に同じ年齢として生まれ変わることができたら幸せなのだろうか?という問いに対する一つの可能性から発展した作品。

    0
    投稿日: 2022.02.22
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    最後のゆうとくんとのlive風景が頭に浮かんでめっちゃ綺麗だった 全体を通して梨乃と優斗くんといっくんとの3人が家族みたいでめっちゃ好き

    1
    投稿日: 2022.01.30
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    08月-22。3.5点。 ある人気歌手が、目覚めたらゴミ捨て場に。同じ日、自分が自殺したというニュースが。。 SFかなと思ったが、なかなかしっかりとしたストーリー。助けてくれた男の子の正体が、うすうすわかってしまうが、結構面白かった。

    0
    投稿日: 2021.08.30
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    1/4で断念。 ミステリーだと思って手にとったが、ファンタジーだった。 ところどころ現実的ではないところに気になってしまい、「それで上手くいくの!?」と引っかかり読み進められなくなってしまった。 会話が多いので映像化すれば理解しやすいのかもしれない。 昔はダレンシャンなど空想の話が大好きだったので、ファンタジーが読めなくなったのではと自分の心情の変化に不安になった。 いろいろ調べた結果(以下、Twitterから引用箇所あり。ありがとうございます。) 今は自分の気持ちに体力がないからか、他人(ファンタジー)の世界を理解できないのかもしれない。物語の世界に浸かって楽しんだ後、現実世界へ戻ってくるのにも精神的な筋トレが必要で、それはどんどん衰えていくもの。他人を理解しようとすることは、世界を理解しようとすることにもつながるはず。 無理に読み進める必要はない。そういう時期なんだ。 また考え方が変わったり、気が進むことがあったら手に取ってみようと思う。

    2
    投稿日: 2021.08.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    自分が自殺したニュースを自分で観る。 そして誰も自分が上条梨乃だと認識してくれない世界。 設定がおもしろくて一気に読み終えた。 ところどころに出てくる異国の話も、読み進めるうちにすべてがつながってスッキリ。 エンディングは前向きで爽やかだったけど‥ もっと先まで描かれていると思っていたので(保険証は?小学校はどうする?そもそも戸籍は‥?) 少しモヤモヤが残る‥。 ミステリーだけどファンタジー要素も強い作品だった。

    0
    投稿日: 2021.08.16
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    * 目が覚めると周りから自分の存在が 認知されなくなった上条梨乃。 彼女はニュースで自殺した事になっていた。 偶然、自分を梨乃と認識できる佐伯優斗と出会う。 なぜ梨乃は他の人には認知されないのか? 梨乃の自殺を仮説を立て調べる中、 輪廻の泉という海外の説を見つける。 輪廻の泉とは何か そして、どうして周りの人は梨乃を 認識できないのか?

    4
    投稿日: 2021.07.09
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    脆いか弱いような雰囲気でありながら優しさや強かさもあるような雰囲気が不思議なこの話と合っていて魅力的。今は優しく爽やかな印象をもったが大人になってまた読んだ時どんな風に思うか楽しみな本だった。

    1
    投稿日: 2021.06.26
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    人気絶頂のシンガーソングライター上条梨乃が記憶をなくして目を覚まし、なぜか自分が自殺している上、誰も自分を上条梨乃と認識できないところから始まる物語。ミステリー要素もあるけど、ファンタジーの割合が高いかなぁ。ちゃんと色々な謎が回収されて終わるので(この先に関する心配は残るけど)ハラハラしながら最後納得して読めます。認識してもらえない謎を受け入れられないと、中盤読むの辛いかも。 設定や展開は中高生位が一番楽しめるお話かもしれません。小学生でもいいけど、長すぎるのと、仕事での描写が向いてないかな。キュッと短くしてジュニア文庫上下巻だと良さそう。

    1
    投稿日: 2021.06.25
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    国民的人気歌手の上条梨乃が飛び降り自殺した翌朝、上条梨乃はセンター街のゴミ捨て場で、目を覚まし、自分が自殺して死んでいることになっているのに驚きます。 街を歩く人々は誰も梨乃に気づかず、大学で心理学を学ぶ佐伯優斗と小学4年生の立川樹だけが梨乃が梨乃であることに気づきます。 そしてまた樹も梨乃の自殺現場でひき逃げに遭い死んだ少年で家族や他の誰にも自分を認識されなくなった子供でした。 梨乃は名前を田代美加と変えて優斗の姉の家に身を寄せ、自分が所属していた芸能プロダクションで事務のアルバイトを始め、自分の身辺を探り始めます。 梨乃には自殺をした覚えは全くなかったのです。 樹は優斗の家で暮らしはじめます。 梨乃と樹は「本当は自分たちは死んでいないのか」それとも「死んだけれどなぜか生き返ったのか」考え、樹はネットでザ・スプリング・オブ・リインカーネーション<輪廻の泉>という言葉を発見します。 そして巷では<輪廻の泉>というカルト教団が事件を起こしたのが発覚し始めます。 そして梨乃の事務所の人間関係から事実が発覚します。 梨乃と樹のただ一人の理解者である優斗にも過去に事件があったことがわかってきます。 凄くミステリアスな話かと思ったら、結構ストーリーは実際あり得なさそうではありますが、単純明快で、登場する悪役たちは本当に許せない人間でした。 少し長めのエピローグで梨乃が梨乃の曲を大学の学園祭で歌うシーンは感動的でした。

    61
    投稿日: 2021.06.13
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    気になっていた1冊。 他人に認識されない自分の虚しさ。悲しさ。 自殺されたという上条梨乃と、その巻き添えで交通事故死してしまったとされる樹。 唯一彼女らの本来の姿を認識できる青年・優斗。 3人の悲しい過去、現実と向き合いながら実際の事件の真相に迫っていく。 ミステリーとファンタジーが融合された面白い作品でした。 ラスト様々な謎が明らかになっていってまた驚かされました。 この作家さんの他の作品も読んでみようと思います。

    14
    投稿日: 2021.06.02
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    「このミス」大賞優秀賞受賞なだけあります。 ミステリーがとても繊細で濃密で素敵です。 その中で描かれる人間関係や心情であったり優しさにふれられる作品だと思う。 いろんな角度から楽しめる小説に出会えて幸せな気分になりました。

    2
    投稿日: 2021.03.04
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    すごくよかった。 ミステリーなのにおもしろいだけでなく、不安、苦しみ、悲しみ、感動など、たくさんの感情が揺さぶられた。 エピローグの終わり方も素敵。 彼女たちの未来が幸せであることを願う。

    2
    投稿日: 2021.02.21
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    有名人が路上で目覚めたら、自分は自殺したことになっていて、誰も自分を有名人だと認識してくれないお話 有名シンガーソングライターの上条梨乃が目覚めると、渋谷のゴミ捨て場だった さらに、誰も自分の正体に気づく人はなく、街頭で流れてくるニュースでは自分が自殺したと報じられている そんな中、上条梨乃だと認識してくれる大学生の優斗が現れる 行動を共にする二人の前に、梨乃に自殺に関係して死んでしまった樹が現れ、同じく梨乃を梨乃として認識しているという この奇妙な現象の原因、そして何故優斗は梨乃を梨乃だと認識できるのか?という謎 ミステリだと思って読んでたので、誰も梨乃を有名人と認識しなくなる現象に合理的な理由が明かされるかと思って読んでたら、結局そこはファンタジーというかオカルティックなまま非科学的な設定で終わってた ミステリ要素としては、梨乃は自殺なのか?どうして死んだのか?なぜ優斗は他の人と違うのか?というところ なんか、肩透かしを食らった気分かな ファンタジー設定ならもっと明確にして欲しいなぁ 城平京のように、前半で明らかにファンタジー設定だとわかる描写がされてあって、それを元にしたミステリだと納得できるんだけどね 突然、周囲の人が自分を別人と認識し始めたら何かと不便だよなー もしかしたら自分は死んでいて幽霊なのかも?という疑問ももっともだけど、今の自分もちゃんと一人の人間として認識されているのがちょっと変わった設定だよね 果たして「自分」という存在はどうやって実存を確認するのか?という問題にも通じるかな デカルトのコギト問題みたいな? 「我思う、故にわれあり」とにたように、自分が本人だと認めているのであればそれが全てなんじゃないかと ただ、人間社会で生きていくには、他者もその認識の同一性がないと何かと不便というのもわかる 公的に自分が死んだことになっているなら尚更 逆に、死亡したことが認識されていないのであれば、それまでの人間関係をリセットしてそのまま新たな人生を生きることも可能ってことか 目視による本人確認という仕組みは意外と少ないので、免許証とかの更新さえクリアできればその後は何とかなりそうな気がする ただ、家族に認識してもらえないのは辛いなぁと、年に1、2回しか会う機会がないのに思う 声の同一性も失われるようなので、電話とかのコニュニケーションを無理 うーん、LINEでのやりとりなら問題ないけど、家族とはそんなにやり取りしてないしなぁ まぁ、面白い設定ではあった

    2
    投稿日: 2020.10.14
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    結論を早く述べてくれないかとせっかちな人向けではなく、ゆるりゆるりと核心に迫りたい人向け。おそらく、ミステリー本を読み込んでる人ほど話を膨らましてるなと感じ、身分証明書もないのに入院治療代はいくらかかったのか?他にも教団の手に掛けられた人間が多数いて、輪廻転生してるのでは?と考えてしまう気がする。

    2
    投稿日: 2020.09.07
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    一日で一気読み。 会話が多いので、ボリュームはそれほどなく、登場人物も少ないため、非常に読みやすい。 ミステリーだと思っていたら、ファンタジーだった。爽やかな青春モノでもあった。 自分が周りから死んだと思われていて、それは何故なのかという話かと思ったら、全く違う非現実的な話だったので、想像していた話とは全然違った。 完璧な自分の選択ミスである。 辻村美月に雰囲気がなんとなく似てる。

    2
    投稿日: 2020.08.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    泉の謎はあいまいなままではあったけど、いくつか謎があるまま話が進んでいくのはよかった。これがデビュー作なら十分面白い。 主人公を認識できる青年の謎は予想通り。つじつま合わせも文章だとうまくいくけど、実際は結構無理があるだろうなぁ。 この青年はともかく、あとの2人の戸籍の問題とか今後のいらぬ心配をしてしまう。

    3
    投稿日: 2020.07.19
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    もうある種の不思議の国でした、 死んだ?死んでない?おかしくない?なんだ?どーなった?が、少しづつ解明していく。そして、ものすごい丁寧な形で柔らかく優しく進んでいく周りの人間関係。 著者が東大生のバンドマンだったらしいけど、その辺りがきっととってもリアルな描写に現れてるんだろうなぁ。大学生だったことないけど。笑笑 優しくて柔らかくて、フワフワしてるのに、スッゲー残酷な一冊。 その強弱というか上がり下がりに奥歯を噛み締めること多数。 悲しいやら優しいやら、鬼気迫るやら、青春やらなんやら。柔らかいジェットコースターに乗せられたような新感覚の小説です!!!! 最後まで読まないと謎がイマイチ解けきらないのもいいかも!

    3
    投稿日: 2020.04.27
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    超常現象とミステリーを結びつけた作品だけど、カルト教の現象が現実とかけ離れていて、うまく入り込めなかった。

    2
    投稿日: 2020.04.24
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    インドの奥地の話と、日本の話とが交互に。途中まで、一体どこに向かってるんだ!?どうやって交わるんだろうこの話はと思いながら楽しく読めました。 色々不明な部分もありますが、細かい所は気にしません! ファンタジー要素、恋愛要素、家族愛要素、バンド青春もの要素、ミステリー要素と、色んな要素が少しづつ詰め込まれていて、読了感は爽やかほっこりでとても良いです。

    3
    投稿日: 2019.12.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    お勧め度:☆6個(満点10個)。読み終えて設定が面白いなあと思った。主人公のシンガーソングライター「上条梨乃」の自殺から始まる辺りが読み手を惹きつける。しかも、誰かを彷彿させるような名前でアイドルだ。この小説の肝は死んだはずなのに生きている。ただ、その存在が誰にも認識されないという設定。話は、死因の追及に流れていくが、そこに、カルト集団とか、「輪廻転生の泉」とかが絡んできて・・・。要するにファンタジーぽい展開だけど、構成はしっかりしてるし、最後もハッピーエンドだから読後感もいい。デビュー作とは思えない。

    2
    投稿日: 2019.11.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    このミス大賞っていうので読んでみたが・・・ これ、ミステリーなの?? 主要登場人物のキャラクターがあまり好みでないのもあり、イマイチな印象。 特に主人公がな笑 最後のオチも早々にわかってしまったし。 この後も生きていく設定みたいだけど、戸籍とかないと現代社会を生きていくのは難しいのでは。 とくに子供。さすがに無理じゃね、と思ってしまう。 文体が軽くサクサク読めるので一気読みして終了。

    1
    投稿日: 2019.10.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    このミスにしては微妙な空気感の作品だった。中途半端なオカルト要素を盛り込み、なんとなくカルト集団を絡めて、とりあえず音楽要素を強めに設定した内容だった。最初のインドでのリーフィーとの始まりなんかすごいワクワクしながら読んだのに、そこから作品のテンションは尻窄み。あまりに中途半端な設定に、萎えました。ぬるい味噌汁みたいな後味です。

    2
    投稿日: 2019.08.31
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    とあるシンガーソングライターが目覚めると、そこは自分自身が”認識”されなくなっていた世界だった・・・ 普段本は全く読まないのですが、作者がテレビに出演されていたこと、同年代の神奈川県出身という安直な理由で一気に読了しました。 豊かな日常描写から、幕間に描かれるオカルト要素が読者を飽きさせず、後半の追い上げは凄まじかったです。 なぜ彼女は誰にも認知されないのか?協力者の正体は? 主人公の清純な描写によりクライマックスも清々しく、気持ちが晴れやかになるミステリーでした。

    2
    投稿日: 2019.05.07
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     とても丁寧なつくりの作品だったと思います。  一部で「これは設定盛りすぎだろ」と思ったところがあったのですが、それもちゃんと意味があり、しっかりと練られた作品だったと感じました。  読み始める注意点としては、転生はメインの謎ではなく、あくまで道具だてと割りきることでしょうか。自分は途中から「これは、そういうミステリじゃないな」と思ったので良かったのですが、転生の解明を期待すると肩透かしを喰らうかもしれません。  転落事件の真相と、登場人物の隠された物語。文章や描写など、ぎこちなさを感じるところもありますが、二つの真相に至るまでの展開は、作者さんが真摯に物語を作り上げたのが、伺えると思います。  構成の丁寧さもさることながら、タイトルが最後につながるあたりもステキ。『いなくなった私へ』というタイトルは読み始める前は、少し不穏さや悲しさを感じさせるものだったのですが、そこもいい意味で裏切ってくれる作品でした。 第13回このミステリーがすごい!大賞優秀賞

    3
    投稿日: 2019.05.06
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    なかなか入り込めず読み進めるのがツライ導入部。 ときどき挿入される関係あると思われるよくわからない昔話。 なんだか納得いかない終わり。 それでも何とか読み続けられたのは 実加として生きている 途中部分がイキイキと描かれていたからかな? デビュー作だしね 。 おまけして星3つ。

    2
    投稿日: 2019.02.03
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    大好きな作品。ひとつひとつのシーンが綺麗に浮かび上がって来る。この作家さんはとても読みやすく、スルスルとのめり込める。この後2、3冊追いましたが、この作品ほどではなかった。読了後、心が温かく感じるようなミステリーを、という辻堂ゆめさんの言葉に納得。

    5
    投稿日: 2018.08.09
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    エピローグ以降も,個人が個人としての存在を証明する術のないまま生きていくため,社会の中での存在証明ができないままなのが大団円とはいえず引っかかるが,それ以前では,他者に認識されなくなった自分という個を否が応にも客観視し,そして他者との関係性の元でしか存在できないことを主人公にも読者にも認識させられる.テーマは納得のいくもので,世界の完全性がさらに深化することを次作以降に期待する.

    0
    投稿日: 2018.07.30
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    メインはミステリーではなくて すべてを失った自分に何ができるのか という事かな 主人公 梨乃は声や歌という 特殊な武器を 持っているがゆえに強いと思う ぶれない人って美しいですね

    2
    投稿日: 2018.06.08
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    『夢の中には夢の中の、現実には現実への入口がある』 現実的でなさすぎて、ミステリーではない。ファンタジーというには事件や動機に夢がなさ過ぎるし、どっちつかずの作品だった。 このミステリーがすごい!大賞はいつもこれっと締まる作品に出会えない。

    1
    投稿日: 2018.06.05
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    展開は読めたかな。 それでも、退屈な作品ってわけではなく面白く読める。 アニメ化-映画化とかしたら面白そう。 カルト教団-家族関係-芸能界…いろんな要素が含まれててちょっとごたついた感じがあるけど、 そんなところがむしろ現実的。

    1
    投稿日: 2018.06.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ミステリーとして感想を述べるなら、超常現象ものではあるが物語中に起こった「殺人」事件に対し、少し強引なところはあれどそれなりの犯人と謎解きが用意されていてそれなりに楽しめた。ただ、どちらかというと人間描写の浅さ、詳細設定の甘さ(というか現実感のなさ)が気になった。 そもそも犯人は被害者であるヒロインをあの程度の関わりというか動機で殺すか?とか、芸能事務所のバイトの面接でいきなり社長と面接する?とか、それは何歩か譲ったとしても所属タレントとすぐに親しく名前とか覚えられてやりとりとかする?とか、優斗の家庭環境も、あれで高校までピアノを続けられるとか経済的にどうなっているの?お姉さんはそれで出て行ったんだよね?とか。輪廻とか転生とか、そういう最初から現実的にありえない設定であること自体は全然構わないのだけれども、だからこそ作中の現実場面で実際的にあり得るかどうかといった状況の整合性や人間の心理の描き方はリアルさを感じさせるのものであって欲しかったし、それが故にちょっと白々しさを感じてしまったのは否めない。あとは作者の東大法学部という肩書きがハードルを高くしてしまったかなぁ。

    0
    投稿日: 2018.05.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2018.5.5-5.9 輪廻転生。 インドの奥地の話はこの上なく悲しいが、現代の話も自分の身に置き換えたら何て酷なことだろうと思う。 家族に認識されないことは耐え難い。。 それでも、家族ならわかる? どうだろうか。。 梨乃が1人じゃなくて良かった。 いっくんに優人と梨乃がいて良かった。 優人に梨乃といっくんと家族がいて良かった。

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    投稿日: 2018.05.05
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    買った日には30頁ほどしか読んでいなかったが、休日の今日、一気に最後まで読み進んでしまった。この先どうなるんだろうと、興奮しながら読んだ。3人目のどんでん返しもなるほど?という感じだった。でも読み終えて、戸籍はどうするんだろうと思いました。

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    投稿日: 2018.02.27
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    読んでいる途中は、自殺の理由や輪廻の泉などそれぞれのパーツがどうつながっていくのか予想できなかったけど、ラストにかけて全部がおさまる感じが気持ちよかった。

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    投稿日: 2018.01.08
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    死をテーマにしているが、重くなくサラっと読める作品。ただ、非常にツメが甘い。そして色々盛り込みすぎ。健康保険とか就職、学校など現実的な話が置き去りで、カルトに恋愛沙汰、音楽に挫折した人生など人間模様が膨らみすぎ。長い割には読み切った感はあまりなく、星2つが妥当かな。

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    投稿日: 2017.12.31
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    シンガーソングライダーの上条梨乃は、目覚めたらゴミ捨て場にいた。 しかも、自分は自殺したと報道されている。 しかし、自殺した記憶は全くない。 それどころか自分はここにいる。 だけど、誰も自分を上条梨乃だと認識してくれない。 一体どうなってしまったのか? 呆然とする梨乃の前に現れたのは、自分を梨乃だと認識してくれる優斗という男性だった。 その後も梨乃の自殺に巻き込まれたという樹という少年も、自分と同じ状態にあると知る。 だけど、自分が誰にも認識されなくなり、知り合いにも他人だと判断されてしまったら…悲しいのと恐怖とでどうにかなってしまうかもしれない。 2017.11.2

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    投稿日: 2017.11.02
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    輪廻転成の物語。ストーリー設定には人によって色々な感想があるとは思いますが、気軽に読む小説としては面白かった。最後はじんわりときます。辻堂ゆめデビュー作、今後にも期待します!

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    投稿日: 2017.09.21
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    辻堂ゆめ作品、初体験。 タイトルからすぐに死を連想し、この本を手に取った。 主人公は、札幌出身のシンガーソングライター。 路地裏で目覚めた彼女は、街灯ニュースで自分の自殺報道を目にする。 こうして生きているのに、誰も彼女が彼女だと気がつかない謎の現象。 そこで、彼女を認識できる大学生男子と真相に迫るミステリー。 大学生男子は、バンドサークルに所属しているので音楽小説としても楽しめる。 更にもう一人、彼女を認識できる小学生男子が登場。 大学生男子は心理学で、小学生男子はオカルトで分析を試みる。 イギリス人の手記も挿入され、読者は本筋との関連に気づき始めるだろう。 そうして、遂に黒幕に辿り着く。 息もつく暇もないほどに、引き込まれる展開。 最後に、黒幕ではないある人からの告白がなされる。 ここが、この作品の核心である。事の真相は、いったい何なのか。 そして「私」とは何であり、家族とは何なのか。 文庫で500ページ近いが、厚さを感じさせない作品。 こんな作品が、書けるように私はなりたい。

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    投稿日: 2017.09.06
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    死んだはずの人が生きているという設定なのにストーリーは概ね普通の物語だったので、ファンタジーなのか、実は種明かしがあるのか両方の可能性を感じていたのですが、結論は心温まるファンタジーでした。 読み易く、かつ必要以上に禍々しくないバランス感覚が良いので、楽しめる作品でした。

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    投稿日: 2017.08.03
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    ミステリーという頭で読んだからか、え??ミステリーか?ファンタジーやないのか?と。 輪廻の泉の話があって、いつこの謎が、え?何。この泉の謎は?で最後までいき、結局なんやったのか。 単純に生まれ変わるのはわかる。けどなんでか? なんでそうなったの?いまいち納得いかない終わりかた。 ところどころ突っ込みたくなるところあり。 貧乏ちがうやん。保険証とかもってるの?なんて余計な心配。 あとは主人公がたまにいらっとする。私の心が汚れてるんやろな。 美少女的、透き通った感じ、自分で認めているとことか、嫌いやないけど・・・。もっと人を疑え。 まぁ唯一へぇと思えたのは、ゆうとも主人公と同じ立場だったから認識しあえたんだというところ。でも最後あっさりすぎるし、嫉妬に狂った女とか、いまいちおもしろみはなかった。

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    投稿日: 2017.06.26
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    ご都合主義や謎の解明がされていない部分もあって、ちょっともやっとしたものが残る作品。 生き返って自分が知らなかった自分を見つめ直す、みたいな設定は面白かったなと思った。 文章とかもデビュー作だということだけど、自分は好きだった。

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    投稿日: 2017.05.25
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    輪廻の泉や生まれ変わりが論理的に解決されるのかと思ってたのでミステリーとしてはちょっと物足りなかった。展開もご都合主義的なところも少なくなかった。でも謎自体は新鮮味があって良かった。

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    投稿日: 2017.05.07
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    主人公アゲがすごかった… 主人公が立たされる境遇は、普通に考えると物凄くシビアで厳しいものとなるはずが、周りが良い人過ぎ、都合よく物事が運びすぎで、腑に落ちない。およそ逆境とは程遠い。 メアリースーとまではいかないが、主人公がやたら優遇される展開が続く。 ジャケ買いをしたので作者について全く知らなかったが、後でネットでしらべてやっぱり若い女性作家だったか、、というかんじ。 そのせいでミステリ要素の興味が薄れるし、最後までみたが感動はなかった。

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    投稿日: 2017.04.05