9巻読了。 第一部の熱も醒めないうちに第二部に突入。 こちらも面白い。変わらず面白かった。のだけれど、ちょっと物足りない。あくまで後日談というか、長いエピローグだったなあ、という印象。 前作で人助けの旅に出た主人公兄妹が地元に戻って一波乱があるという話。アキラにとってはちょっとした散歩をしてきただけ、という印象があって、ストーリー的には物足りなかった。面白かったけど。 たとえば、アジトにしていた倉庫が破壊されたり、ミサキが殺されたり、オクトパスの社長が殺されるくらい、物語の危険度が上がらないとアキラの圧倒的な強さには太刀打ちできない気がする。 でも、みんな元気そうに仲良くやってて良かった良かった。

やっぱり、よーこは最高だわ！ しかし、あの倉庫に住んでたなんてね。アザミとユーカリ。タコ社長もそう呼ぶんだな。 で、組織のしがらみからは解放されたけど、組の紛争には巻き込まれるのね。

とうとう2ndコンタクトに手を出してしまった(^^;　本巻は「例のウイルス」のせいで佐藤兄妹の旅が未完に終わったところから始まる、コロナ禍の今を映し出す設定である。佐藤の帰りを待ち望むクロは、本当にストーカーだな(笑)。ミサキとの新婚生活を楽しむ佐藤だが、真黒組と紅白組（紅白なのにクジラとはこれ如何に）の抗争に巻き込まれていくもよう。再スタートの巻はあまりスピード感がなく始まった感じだ。

ファブルの続編、前作が綺麗に終わってたので続きが想像できないし、だいたい続編って期待はずれになることが多いから心配してたんだけど面白い！ ちゃんとファブルらしい面白さが展開されていきそう。 まぐろ組とくじら組の抗争が始まりそうで、そこにどうやってアキラが関わっていくのか楽しみだ。

新シリーズを待っていました。アッくんとミーたんのほのぼの新婚生活がほほ笑ましい。きな臭い気配もあるけど、うまいことかわしてほしいです。