
総合評価
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powered by ブクログ辻村深月の作品を読むのは、「善良と傲慢」に続いて2作目だが、作風はかなり違う印象。上下巻あるものの、続きが気になり、読む手が進んだ。 いじめや不登校を扱った題材で、中高生向けに書かれている印象。難解な表現は少なく、スラスラ読める。いじめや不登校がほとんどない中高生活を送った私としては、深く考えさせられることは少なかった。 7人が現実世界で会えない理由はだいたい予想通り。一方で、それ以外の伏線にはあまり気づけなかった。
0投稿日: 2026.03.23
powered by ブクログ長いこと積読になっていたが、読み出すとすらすら進んだ。部屋の鏡を通り抜けると“オオカミさま”が待っているというファンタジー感満載の設定でありながら、現実世界との交錯やキャラクターの心の機微に関する丁寧な描写もあり、比較的容易にストーリーに入っていけたように思う。これから読む下巻が楽しみ。
0投稿日: 2026.03.22
powered by ブクログファンタジー×ミステリーの設定で好き テーマは不登校系で結構重め デスゲームが始まりそうな舞台だけど、当事者達が中学生なのもあってか会話をしてるだけなのがリアリティある 一緒過ごすうちに仲良くなって情報が開示されてくけれど、劇的に場面が変わるわけでなく、ミステリー的に驚愕な展開がある訳ではなかった 謎や伏線をしっかり回収してくれるであろう下巻に期待! ページ数に対して文字数が少なく読みやすかった
0投稿日: 2026.03.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
あらすじを知らずに読み始めたため、想像していた以上に現実的で重いテーマが描かれている作品だと感じた。ファンタジー要素のある物語だが、不登校の中学生の心情がリアルに描かれていて、読んでいて胸が苦しくなる場面も多かった。 特に印象的だったのは、主人公のこころが周囲の何気ない言葉によって少しずつ追い詰められていく場面である。悪気のない言葉であっても、受け取る側にとっては大きな負担になることがあり、その積み重ねによって人を孤立させてしまうなと感じた。また、本来安心できるはずの家という場所でさえ、辛い記憶や逃げ場の無さから、完全には心が休まらない様子が描かれていた点も印象に残った。 ただ、同じように悩みを抱えた人たちとの関わりの中で、少しずつ心が変化していく様子にはとても心が温まった。すぐに打ち解けるのではなく、距離を取りながらも徐々に関係が築かれていく過程を読んでいると、自然と登場人物たちを応援したくなった。 そして、「願いを叶えることより、記憶を失いたくない」という考え方にも強く共感した。どんなにつらい経験であっても、大切な人との記憶は失いたくないと思う気持ちはとても共感できるものなので、この作品の大事な部分なんだと思う。 もう一つ印象的だったのは、「いじめ」という言葉が作中で明確に使われていない点である。それは、子どもにとって自分が体験した出来事を一言で片付けてほしくないという思いがあるからではないかと感じた。実際にはもっと複雑で、本人にしか分からない苦しさや積み重ねがあって、その重さをあえて単純な言葉に置き換えていないのだと思う。しかし、それを「いじめ」という一言にまとめている大人も現実にはいるし、そういう人は悪気があって言っているわけではないことも残念だなと思った。 この作品を読んで、自分が将来親の立場になったときのことも考えさせられた。もし自分の子どもがこころのような状況になったとき、どのように接すればよいのか、どこまで寄り添い、どのように見守るべきなのかが分からなくなった。何気ない言葉が相手を追い詰めてしまう可能性がある一方で、何もできない無力さも感じ、とても難しい問題だと思った。 親子関係が悪いわけではなくても、自分のつらい状況を打ち明けることはとても難しいのだと感じた。むしろ関係が良好であるからこそ、心配をかけたくないという思いや、どう伝えればよいのか分からないという迷いがあり、言い出せなくなってしまうのだと思う。 ただ一つ確実なこととしては、その苦しさを「大したことではない」と軽く扱ってしまうことが、最もしてはならないことなのだとも感じた。本人にとっては深刻な問題であり、その重さを理解しようとする姿勢が何より大切なのだと思う。 全体を通して、本作は読んでいて楽しいだけの作品ではなく、心に重く残る場面も多かったが、それ以上に人とのつながりの大切さや、他者への理解について深く考えさせられる作品だった。下巻でどのように物語が展開していくのか、とても楽しみなので、これからすぐ読もうと思う。
0投稿日: 2026.03.20
powered by ブクログかがみの弧城の上巻を読了。 ファンタジーの世界だけど、登場人物の心境がリアルで、それぞれの背景や立場を考えながら読み続けていってスルスル読めちゃいました。 下巻をまだ読んでいないから、最後まで読んだらまたこの本の印象が変わるのかなあ?最後の結末はどうなるんだろう? 続きが楽しみ!週末、本屋行って買うぞー!
3投稿日: 2026.03.18
powered by ブクログ微細な傷つきを描かせると天才的なのが辻村さん。 ストレスを抱えた!大人が短くに子供を傷つけるプロセスが描かれている。 東畑開人
0投稿日: 2026.03.18
powered by ブクログこころちゃんの境遇につい感情移入してしまって、娘を持つ親の身としては、時折読み進めるのが辛くなってしまった。けれどものめり込んでしまう、、不思議な作品です
0投稿日: 2026.03.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
クラスの中心人物である女子に目をつけられ、中学校に行けなくなったこころ。ある日部屋にいると、鏡が光り始め、触ってみると中に入り込んでしまう。そこは現実とは違った城のような場所で、こころの他に6人の中学生が集められていた。彼らは、目の前に現れた「オオカミさま」に、見つけると願いが1つ叶う鍵が城に隠されていることを知らされるー。 序盤は、中学生という年齢だったり、鏡を通り抜けて城に行けるという設定から、児童文学的な感じがしていたが、こころを中心とした、学校に行けていない子供たちの心情やそこから来る言動など、リアルな描写が多く、読み進めるごとにそれらの変化や新たな展開もどんどん出てきて、気づいたら夢中になって読んでいた。 こころのような、直接的にわかるようなイジメを受けたわけではない子供に対する、親や先生の目線、それに対し心に傷を負った子供の目線。先生はあくまで仕事であり、みんなを平等に扱う必要があることも確かだが、嫌がらせを受けた身としてはその態度が不信感に繋がるなど、大人になった今だからこそ両方の立場がわかる気がして、考えさせられた。男子とは違う、女子同士の少しピリッとする雰囲気だったり、些細だがリアリティのある描写は、女性作家ならではだと感じた。 果たして鍵は見つかるのか、願いと引き換えに城の記憶を失うことを選ぶのか、そして彼らが同じ中学の生徒ということがどんな意味を持つのか、引き続き読み進めたい。
0投稿日: 2026.03.15
powered by ブクログ舞台が中学で呼んでいて懐かしさを覚えた。大人になると世界は広がるんだよと読みながら思ったが、当時はそんなこと分からなかったし、些細な言動で一喜一憂していたことを思い出した。 話がだいぶ動いてきたので下が楽しみ。
26投稿日: 2026.03.14
powered by ブクログ辻村作品をデビュー作から読み続けるチャレンジ中。 前にも一度読んだけど、忘れっぽいので新鮮な気持ちで読める。 ウレシノに対するマサムネの心遣いが、沁みる。
0投稿日: 2026.03.09
powered by ブクログ辻村深月氏の本屋大賞受賞のSFファンタジー。 上巻。 ある出来事をきっかけに学校へ通えなくなったこころを始め、それぞれの事情を抱える7人の中学生。導かれるように通り抜けた鏡の先にあった孤城。そこにいた「おおかみさま」に告げられたこととは。 大人のなると忘れてしまいがちな思春期ならではの心の機微や思い悩みがとても丁寧に描かれている。そして物語の特性上ネガティブな感情も多く、時折きゅっと心が痛くなる表現も多い。そこに対して同じ境遇を抱える仲間たちに共感し傷つけられ支えられ心境と行動が変化していくこころらの描写がとても素晴らしい。ひょっとすると場面によっては優柔不断や気にし過ぎという感もあるが、それだけ繊細で感受性が強かったのが思春期であろう。もし不登校の当事者であれば読み進めるのが苦しい場面もあるだろうが、そういう方々にぜひ読んでいただきたい。最後には勇気をもらえる。
0投稿日: 2026.03.01
powered by ブクログとてもおもしろいです。ぱっとみ少しこわそうですが、ある女の子がせいちょうしていくはなしです。ドキドキするけれど、さいごは安心(?)します。そういうかんじの本です。
14投稿日: 2026.02.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
いじめを受け不登校の子どもたちが「かがみの孤城」で出会う。現実では居場所がなくなってしまったが、孤城ではだんだん仲良くなっていく様子にほっこりした。孤城で仲良くなった子たちと現実で会えばいいじゃん!って思った。
1投稿日: 2026.02.19
powered by ブクログ少女の思い、葛藤がリアルに描かれていた。 上巻だとミステリーの意味があんまり分かんなかったけど、読みやすくてすぐに下巻にいった。
0投稿日: 2026.02.16
powered by ブクログ辻村深月先生が大好きで、その中でも何度も何度も読み返した大好きな本。 学校という狭い世界で上手くやれなくても、他の世界があること、人は優しいこと、心が折れそうになったときに大切なことを思い出させてくれるような作品です。 周りの人が完璧に見えて落ち込みそうになっても、他の人も色々抱え込みながら踏ん張って生きているんだろうなって気づかせてくれた一冊。 社会人になって何年も経つけどずっと宝物です。
0投稿日: 2026.02.16
powered by ブクログ辻村深月さんは好きだけど、現実離れしたストーリーが苦手で避けてきてたけど、芦田愛菜ちゃんと辻村さんの対談を見てずっと気になってた作品。現実離れした設定ではあるけど、内容はリアルでめちゃくちゃ引き込まれた。下巻も買ってしまった。
1投稿日: 2026.02.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
こころは中学一年生。昨日、母が連れて行ってくれたフリースクールに今日は行くつもりだったのに、お腹が痛い。仮病じゃない。本当に痛いのだ。母も仕事に行き一人で休んでいると、突然鏡が光り始めて… 読了したのは帰省帰りの新幹線の中で。ラスト近くは涙ぐんでしまってまばたきでごまかしたが、前の座席の子供に凝視された。こころ、リオン、アキ、スバルは最後に言及があったけど、フウカやウレシノ、マサムネ、それに萌ちゃんも「その後」がとても気になる。続編が出そうだな。確かに「これはいじめられるかも」と思うような彼らのいびつに表出されがちな個性が、読み終わるととても愛しくなってくる。
0投稿日: 2026.02.11
powered by ブクログ重いテーマだが、ファンタジーの要素があったため柔らかい気持ちで読むことができた。 中学生になったこころに振りかかってきたいじめ。不登校になり、家から出られなくなってしまう。 そんな時に部屋の鏡の中の城で同世代の子たちと出会う。 終盤で明らかになった事実をきっかけに、「助け合える」「一緒に闘える」気持ちを強く持つことができた。 中学生という難しい年代の人間関係を、こころのような思慮深い子はどのように受け止め、どのように乗り越えていくのだろうか。 現実問題を考えると同時に、下巻での展開が楽しみだ。
0投稿日: 2026.02.08
powered by ブクログ「傲慢と善良」とは違い、中学生たちの話。 社会人の内面描写と比べれば若干マイルドだが、思春期の子供達の心理描写が少し生々しい。 背景を理解していくうちに、全員応援したくなるような登場人物たちで読んだ後は爽快感のような前向きな気持ちになれたと思います
2投稿日: 2026.02.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
もっと早く読んでおけばよかったと思うくらい面白かった!パラレルワールドに迷い込むようなファンタジーものは苦手意識があったけど上下巻あっという間だった。 孤城で過ごした彼らのかけがえのない記憶は友達を救うために無くなってしまった。 記憶が無くなって悲しい結末かと思いきや、現実世界で出会い、助け合えていたという結末には鳥肌がたった。 面白かった!
1投稿日: 2026.02.05
powered by ブクログいじめの様子は心が痛いけど、鏡の中で仲間を見つけて、少しずつ関係性を築いて、きっとこれから助け合っていくんだなという雰囲気がジワジワ伝わってきて感動する。鏡の中の世界もまだまだ謎で、先がきになる。これは面白い。さすが辻村深月さんという感じ。
11投稿日: 2026.02.01
powered by ブクログ先に映画を観ているけど、原作も気になったので。 傷ついた主人公のこころを応援しながら読み進める。 繊細な心情がわかりやすく伝わってくる。下巻へ。
36投稿日: 2026.01.28
powered by ブクログファンタジー小説があまり得意ではない自分でも読みやすく自然と物語に入り込めた。鏡の中の城という非現実的な設定だが、登場人物たちの悩みや学校の空気感など現実の要素がしっかり描かれていて、「ありえない話」になりすぎないところが良かった。こころの繊細な気持ちの揺れが文章から丁寧に伝わってきて印象に残った。
6投稿日: 2026.01.21
powered by ブクログ面白い。普段はファンタジーあまり読まないので、序盤にひきかけたけど、最後まで読んで良かった。すぐさま下巻へ。
9投稿日: 2026.01.17
powered by ブクログ最初は、 あぁ、いじめの話かぁ…気が重いなぁ… なんて思って読んでいたけれど、だんだん謎が深まり、友情も深まり、主人公も少しずつ強くなり…ぐんぐん読み進めてしまった。 続きが気になる!!
2投稿日: 2026.01.14
powered by ブクログファンタジー系は苦手だと思っていたけど、その概念が覆された小説だった。 ファンタジー✖️現代における社会問題 これがうまく噛み合わさって気づいたらあっという間に読み終わっていた。
2投稿日: 2026.01.13
powered by ブクログこの作者は本当に言葉を大切に扱っているなぁと感心してしまいます。そして、思春期の若者の心情を良く理解し、見事に表現していると思います。 子供の授業参観のときに、学級文庫として置かれていましたが、読んでみて理由がわかった気がします。 上巻の最後では大きな一歩を踏み出そうとしている絶妙なタイミングで終わっているので、早く続きが読みたくなります。 おそらく我が子は読んだこと無いと思うので、薦めてみたいと思います。
32投稿日: 2026.01.12
powered by ブクログ「学校に行けない中学生」7人の話なんだけど、これは実際に行けていない子供に読んでほしいと思った。 「たかが学校」。 この考えに辿り着くまで随分かかった。 でも、独りで部屋にこもって「悪いことをしている自分」という認識のままでは、その考え方には辿り着けていなかっただろうなあ。 そして、最後の怒涛の展開に、食い入るように読み耽った。 特に1番最後のエピローグ。 ここで最後の謎解きがされて、一気にこれまでのストーリーが一瞬にして脳内を駆け巡った。 最後の最後で涙が溢れようとは、この本を読んでいて全然思わなかったこと。 最後の展開、良かったです。。。
17投稿日: 2026.01.11
powered by ブクログアラフォーなので繊細な中学生の心情についていけず… 自分が中高生の時に読んだらもっと刺さったかもしれない 意外な所も少し出てきたので下巻に期待
1投稿日: 2026.01.05
powered by ブクログアニメを見て、小説はもっとキャラの心理描写が繊細に書かれていると聞いて、読んでみました。400ページの大作でしたが、とても良かったです。アニメではない部分もあって、続編も気になります...!!2026年最初の読了です。
11投稿日: 2026.01.01
powered by ブクログ今更ながら読破。7人の子供たちがランダムに集められたかと思いきや、実は──。という流れなのだが、登場人物それぞれのバックボーンとか見ていても、感情移入がしやすかった。 ここで、とある疑惑が浮上したのだが、それは下巻になったら分かるだろうか?このまま下巻も読んでいきたい。
3投稿日: 2025.12.31
powered by ブクログ学校での居場所をなくし、閉じこもっていた“こころ”の目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。 輝く鏡をぐぐり抜けた先にあったのは、城のような建物。 そこにはオオカミの面をつけた少女が待ち受け、こころを含め、似た境遇の7人が集められていた。 城に隠された鍵を探すことで願いが叶えられるという。 すべてが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれる。 ******************************************************** ずっと読みたかった本。 でもファンダジーは好きじゃない。 読まず嫌いはよくない。 読んでよかった。おもしろかった。 狭い空間で嫌なことがあれば逃げ場がない。 学校なんて、嫌なことがあったり、問題が解決しなければ、不登校になってしまったり、引っ越して学校を変えるかしかない。 人やグループ、環境さえ変われば、また一からやり直せる。 でも、こっちが変わらないといけないのかのモヤモヤ。 そうなると、勇気を出してもう一度同じ学校に行ってみる。 まだまだ小さい子が1人で頑張ってる。 親や先生はどこまで理解してくれてるのか。 どこまで助けてくれるのか。 不登校の中学生の葛藤。 徐々に明かされる境遇。 楽しい反面、みんな似た境遇なのにその中でも人と比べて焦る自分。 これからどういうストーリーになっていくんやろと思う以前に、 1人1人の今を生きてる心境が胸に刺さる<上>やった。
4投稿日: 2025.12.21
powered by ブクログ思春期のもやもやとした感情を言語化してくれている。自分の居場所に悩んだことあるなと思い出した。人との信頼関係を築いていくことで成長してきたんだなと思った。そしてわたしは相手の話をしっかり聞けているのだろうか。いつも自分の思いが中心になってしまっているんじゃないかと思った。先が気になる。
7投稿日: 2025.12.21
powered by ブクログリアルヒューマンドラマ系が好きな自分には ちょっとしたファンタジー要素が少し残念に思った。 下巻に向けて、子供達の闘いがどうなっていくのか、どう成長していくのか期待したい。
1投稿日: 2025.12.20
powered by ブクログ辻村深月作品では好みの方だなと思えた作品。 まずは上巻。 学校での居場所をなくし、家に閉じこもっていた安西こころの目の前で、 ある日突然部屋の鏡が光り始めた。 輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような建物。 そこには狼の面をつけた少女・オオカミさまが待ち受け、 こころを含め、似た境遇の7人の少年少女が集められていた。 城の中にいられるのは日本時間の午前9時から午後5時まで。 そして翌年の3月30日までの間の期間。 その間に城に隠された鍵と願いの部屋を見つけだした1人だけが 1つだけ願いを叶えられるという。 城にいられる間なら家との行き来は自由。 鍵を探すも良し、ダラダラ過ごすも良し。 そんな緩いような不思議な条件の中、 こころ、アキ、フウカ、マサムネ、スバル、リオン、ウレシノの7人は 互いを探るように城での時間を過ごしていく。 上巻は主に物語のセットアップ含めこころの痛みを中心に、 他のメンバーの抱える痛みなどがチラホラ露見していく流れ。 こころはクラスメイトからのイジメが原因で不登校になった少女。 イジメというより、一方的な言葉による暴力。 イジメなんて言葉で片付けるのも何だか憚れる。 話が進むに連れ、少しだけ明らかになっていくこころ以外の6人の素性。 もしかして、こういうことかなという予感はある。 それが下巻でどうなるのか、楽しみである。 個人的にはひっくり返ってほしい。自分の予想とは反対に。 ふと不思議に思ったことがある。 不登校だったり、上手く話せなくてイジメられたり、誤解を受けやすい人間、 現実ではマイノリティな人間は、 創作物においては一転してマジョリティな存在になる。 逆にスクールカースト上位の人間はとことん嫌な人間として描かれ、 物語上では大抵マイノリティなポジションとなる。 だから何だという話なのだが、ふと気になってしまった。 悲劇は喜劇ということなのだろうか。 そんなことが頭を過り、何故だかやるせない気持ちになってしまった。
1投稿日: 2025.12.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
先の読めないストーリー展開や後半の伏線回収や盛り上がりが凄くて、先が気になって仕方なくて無我夢中で読破、思わず涙も.... 職場、家庭という狭い世界だけじゃなくて、 息抜きや気分転換しながら広い視野で、楽しく生きていくためには他の世界も作ることってやっぱり大切だなって再認識。
1投稿日: 2025.12.08
powered by ブクログゆっくりこころがみんなと打ち解けていく姿を自然と応援していた。読んでいて真田さんにめちゃくちゃむかついたし、こころが勇気を出す場面ではこころの話をちゃんと聞いて!って完全に肩入れしてた。 一学期と二学期が終わってようやく一歩踏み出す感じ。 なんで人はいじめられるんだろう?と思うけど、こころの場合は人のこころの動きをよく見てるからなんだなって思った。
1投稿日: 2025.11.29
powered by ブクログとにかく口コミいいので読んでみた。 意味深な冒頭2ページ…わかる…その気持ち。 自分の力じゃどうにもならないから、奇跡が起きないかって願っちゃうんだよね。 主人公は中学1年生の「安西こころ」 5月の時点ですでに不登校… 原因はクラスのリーダー格からの嫌がらせ… 中学ってさ、学生時代で1番多感で情緒不安定なんだよねぇ…わたしも嫌なことたくさんあったなぁ… 家の方が嫌だったから、それでも学校にいったけど… こころはずっと家に引きこもってた。 お母さんが手引きしてくれた「心の教室」にも行けなかった。 ある日、こころの部屋の鏡が光だしお城に繋がっていた。 そこには複数人の中学生男女と狼の仮面を被ったなぞの少女。 そのお城になんでも願いの叶う鍵があるという。 その鍵と秘密の部屋を探しだしたものは願いが叶う…期限は3月30日まで… なかなかのペースで上巻が進むのよ。 なんなら12月まで上巻…え…下巻エピソードある?大丈夫?って(大丈夫に決まってる)心配するくらい、特に何もなくただただ仲良くなっていくという展開… だがしかし…ほーーー!!!これはこれは…といった感じの終わりかた…下巻一緒に借りといてよかったー(๑•ㅂ•)و
21投稿日: 2025.11.20
powered by ブクログふだんあまり小説は多くは読まないが、東畑開人『聞く技術 聞いてもらう技術』の「孤独」と「孤立」について書いている章でこんな風に紹介されていたので読んでみたくなった。 「こういう微細な傷つきを書かせると天才的なのが、小説家の辻村深月さんです。2018年の本屋大賞に選ばれた『かがみの孤城』をはじめ、さまざまな作品で、ストレスを抱えた大人が無自覚に子どもを傷つけるプロセスが描かれています。」 『聞く技術 聞いてもらう技術』では、「孤独には安心感が、孤立には不安感がある」と書かれている。「孤独」と「孤立」は違う。「孤独」を愛する人はいるが、「孤立」を愛する人は、おそらく、いない。 『かがみの孤城』は子どもの微細な孤立感を巧みに表現している。その巧みさをなんと表現したらよいか難しいが、自分の中の深い記憶を呼び起こし、「そこまで表現してくれるなら自分のこともわかってもらえるかもしれない」と思わせるような巧みさだった。 おそらく孤立を感じたことがある人なら誰もがこの本で勇気をもらえるはず。とても深い、言葉にできない、圧倒的なさみしさをちゃんと書いてくれている。 きっと、大丈夫。 そう思わせてくれる物語です。
2投稿日: 2025.11.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ファンタジーは普段あまり読まないがヒューマンドラマの部分で共感するところが多かった。思春期の学生の辛さをこれだけリアルに描けるのさすがにスゴすぎ。
9投稿日: 2025.11.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
雪科第五中にかよう生徒らが鏡の中の城に集められた。 秘密の部屋の鍵を探し開けたものは願いが叶うという。 最初はお互いを知らずに浅い関係だったが、日が経つうちに互いにうちとけ、気を許せる存在になる。 それぞれ違う問題を抱えて学校に行けなくなっていた。まだ全ての問題がわかったわけではない。 三学期が始まる時、マサムネが学校で会うことを提案した。 しかしこころが学校へ行くと、誰も来ていなかった。
1投稿日: 2025.11.18
powered by ブクログおすすめです!事情をそれぞれ抱えた中学生がなぜか孤城に集められて。オオカミさまは何者なのかとかみんなはどういう悩みを抱えてるのかとか、気になって読むのが止まらない。それぞれの登場人物の掘り下げが上巻では進んでいき、世界観にひきこまれます。
1投稿日: 2025.11.16
powered by ブクログ再読完了。 主人公のこころは、中学生になったばかりの頃に、クラスメートから執拗な嫌がらせを受け、学校に行けなくなりました。 家で自分の部屋で閉じこもる生活の中、ある時鏡が輝き出して入り込むと、そこには大きなお城、そしてオオカミの仮面をした女の子がいて、こころがこの城に招待されたと伝えます。 この城には,他にも6人の同世代の子供が来ていました。彼らも何らかの事情を抱えた子達で、その城での関わり合いを通して少しづつ変わっていくという流れ。 この上巻は少々辛いです。 まず、こころが受けた仕打ちが、そんな理由でそこまでする?ってくらい酷くて、鳥肌立ちます。 その後のこころの心理、心細さというか、誰も頼れない疑心にも心が痛みます。 小中学生、その頃の年代は確かに自分もそうだった気がしますが、無条件で親や先生は絶対的な存在で、大人が怒ったり、疑われたりするのが怖く、なぜ学校に行けないのかも、正直に言えないのです。そして、親とも理解し合えず、どうしてもうまくいかなくなってしまいます。 読んでる分には、言っちゃえばいいのにと思ってしまいますが、当事者になると難しいですよね。 そして、担任の頼りなさ。格好だけの対応。結構ムカつきます。まあ、実際もこんなものですが。 でも、親身になる先生も絶対いるだろうし、実際は先生もきめ細かいフォローができるほど、余裕なんかないですよね。話の本筋とはズレますが、世の中の人員配備の歪みを感じます。 一方、城で。集まった子同士でも、なかなか本心を話し合うことなど難しいから、すれ違いが生じたりします。でも、ぶつかりながらも、お互いの境遇を慮り、ぎこちなくも気遣う彼らがとても頼もしく、だんだんとポジティブさが出てきます。 そして、彼らの支えとして登場する喜多嶋先生。このような大人がいることで、子供も勇気を出せるんでしょうね。そして、その親御さんにも伝わるようになるんだなと思います。 さて、上巻では城に集まった7人が、現実の世界でも助けあうことができるんじゃないかと考えるまでにいたります。彼らはみんなで協力して、状況を乗り越えることができるのか。 下巻に期待。
9投稿日: 2025.11.15
powered by ブクログ上巻は掴みとしての内容で、 先がどのようになっていくのか、 ワクワクしながらあっという間に読み終えました。
1投稿日: 2025.11.12
powered by ブクログジュブナイル物は自分の年齢的に厳しいのではないか、気持ちがついていけないのではないかと当初思っていたものの、違和感なくスルッと読めました。 上下巻で長いかと思いきや、過不足ない表現に必要な文章量でした。 ダレる事もなくずっとワクワク(という程楽しいテーマでもないのですが)していました。 このまま児童書として出しているというのも納得です。 子供騙しや子供向けではない、子供も読める素敵な作品でした。
1投稿日: 2025.11.10
powered by ブクログR7.11.9 400ページあったけど一瞬で読み終わるくらい読みやすかった。 学校に通えない子たちが少しずつ心を開いて、自分たちの居場所を見つけていく過程が描かれていた。がんばれと応援したくなる。はやく下巻も読みたい
1投稿日: 2025.11.09
powered by ブクログつじむらみづきの作品は好きなものが多いけどこの作品はあまり刺さらなかった。人気なのに なぜ? なぜだろう 学園ものは嫌いじゃないし(凍りのくじら好き)…
1投稿日: 2025.11.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
3.8 始まりがあまりにファンタジー、SF作品の気分ではなく、もっとリアルなミステリーとかが最近の好みで、あまり読み進める気がわかず… ただ、流石辻村先生と言わざるを得ない程の読みやすさ 物語の主軸は鏡の中の城での鍵探しというテーマがありながらも、実際は不登校児に焦点が当てられる。鍵探しは全然しない笑 不登校の子供たちの鏡の中での人間模様や心情を上手く描かれているため、飽きずに読み進められるのだと感じる ただ、ふと我にかえるとあまりの表現の巧みさに、中学生はこんな深く考えているのだろうかと思うが、考えているというよりは心情を表すのに言葉が必要という話なのだろう。 本当に不登校の子が悪いのだろうか、学校に行っている子が正常なのだろうか。そんな疑問がずっとある。そして結論は別に出ない。ただ、世の中の学校行っている子が正という認識が全てでは無いことは確か。 主人公、こころはいじめっ子の性格の悪い同級生に恋愛が原因で目をつけられて嫌なことをされるが、主人公に対してなんでもっとこうしないんだろうとか、モヤっとくることは多いがそれは自分が大人になったからだと思う。中学生の時は自分の意見をはっきり伝えるのも難しかったし、何より学校という場所が全てで、そこでどれだけ静かに生きるかということでしか無かった。おかしいことを言っている人に対してそれはおかしいとは言えなかった。 そんなことを思い出しながら。
1投稿日: 2025.11.06
powered by ブクログ最初に他の文庫より文字が大きいので読みやすい 従って400ページあっという間に! 不登校のこころ そこで鏡のオオカミに導かれた先には城がそこに同じ中学生が そして願いを叶う鍵を探すことに 叶う先には一つの条件が そして素性の知らない仲間達にはある共通点が 謎のフリースクールの喜多嶋先生? 外面の良いいじめっ子の真田 こころの意味分からない担任の伊田 そしてある仲間から一つの提案がそれは3月期に‥ 後半へ続く 読み終わったら忘れられない一冊に
2投稿日: 2025.10.29
powered by ブクログ悩みのなさそうな人も、それぞれ何かと闘っている。正論ではなく理解をしてほしい。分かって欲しい。こころの変化に感動しました。下巻が楽しみです。
2投稿日: 2025.10.25
powered by ブクログ不登校が鏡の中の世界に集まる話。私も不登校の経験があるので、共感もするし胸がキュッと苦しくなりながら読みました。文字が大きくて、会話が多くて読みやすいです。続きが気になるので下巻も読みたいです!
2投稿日: 2025.10.23
powered by ブクログ心に傷を負った7人の中学生が鏡の中からファンタジーの世界へ。 •誰かに理解されることで 他人への思いやりが芽生え •つながりは時間を超えていく 読み終わった後に心が暖かくなる物語でした
1投稿日: 2025.10.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
置かれた環境に悩み苦しみながら生きている誰かの人生が誰かの支えになっていることが明らかになるたび、こんな素敵な小説に出会えてよかったと思った。無機質で少し怖いなと感じていた孤城は優しさで満ちていた。
1投稿日: 2025.10.13
powered by ブクログ仕事やプライベートで色んなことが押し寄せてきているため、違う世界にどっぷり浸かりたくて辻村美月の本屋大賞作品をチョイス 【あらすじ】 主人公はクラスの人間関係が原因で不登校になった中学2年生、こころ。ある日家の鏡が光り出し、城がある別世界につながる。そこにはこころ以外にも少年少女が集まっていた。 不登校であることをどうにかしないといけないというのは分かってはいるが、中々動けない現実世界と別世界での生活を行き来する中で少しずつこころの心境に変化が生まれる。 【こんな人にオススメ】 ・不登校やいじめといったキーワードに想いを持つ人 ・学生の子を持つ親 【感想】 ハズレなしの辻村美月とハズレなしの本屋大賞で流石の読み応えと読みやすさ。読み始めて数頁でしっかり小説の世界に浸らせてくれる。 不登校である主人公(こころ)の心の動きの描写がうまい。幸いにも私は学生時代にいじめというものから疎遠ではあったが、そんな私でもこころに一部或いは大部分で共感するシーンがあり、気がついたら自身も小説内に出てくる鏡の中の世界にいて彼・彼女らを応援してあげたくなるような気持ちになってしまう。 無論、実際の不登校やいじめはもっと其々に複雑かつ繊細な背景が幾重にも折り重なっているのであろうが、少なくとも大人として子供の接し方に再考させられるような作品。
1投稿日: 2025.10.10
powered by ブクログ所持/Twitterか何かで絶賛の声が流れてきたのをきっかけに、気になって買ってみた。いじめや不登校の描写が自分の遠い、、遠い記憶にも重なって辛かった。でも上巻を読み終えた今、希望や勇気が湧いてくる展開にほっとして、自然と涙が出る。。調べたら児童書なんだね、ファンタジーは苦手分野なはずなのに、確かに読みやすくてそこにも感動している。下巻も読んだら、辻村深月さんの他の作品も読んでみたいな。
1投稿日: 2025.10.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
辻村深月さん好きで気になってたの図書館で読んだ〜。リアルな人間関係の悩みに学生時代を思い出してぎゅってなったり城でのみんなの距離がだんだん近くなって嬉しくなったり。 お母さんがこころのこと分かってくれたのが1番うれしかったな。 ついに現実で会うのかな??下巻は借りて帰ります
1投稿日: 2025.10.09
powered by ブクログ学生もとても読みやすいし、大人が読んでも面白いと思える1冊。 こころちゃんの気持ちを考えると胸がとても痛くなるけど、逆に学校を休んでいたからこそ、素敵なお友達と会えたんだなと思う。 学校に行くだけが全てではないなと思った。 めちゃめちゃ切ないし、下巻を読むのが楽しみ。
1投稿日: 2025.10.07
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こころちゃんのことを思うと、想像しただけで辛くて… やっぱりイジメをする人が本当に許さない。 なんでこの世の中にイジメってあるんだろう… 本当に意味がわからない。 こころちゃんが、それからみんながこれからどうなって行くのか、下を早く読みたくなった!
2投稿日: 2025.10.01
powered by ブクログ私にとって約四半世紀前になるので共感できるのか不安だけど、評判ピカイチだから読んでみた。 当時のちっちゃな嫌な気持ち、嬉しい気持ちを見事に表現してて、あ、あの時の気持ちってのいうことだったんだという場面あり、本当に小さい蟠りの瞬間とか上手く表現されてる。 後半が楽しみ。
2投稿日: 2025.09.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
取り敢えず、上巻だけを読み切った。 面白い、いやぁ、下巻を早く見たい。 見ず知らず年齢も性別もバラバラの中学生が集められ、初めは他人行儀だったけれど、徐々に仲間意識が芽生えていき、三学期の一日目だけ皆んなで学校へ行こう、一緒に闘おう、そう約束をして、下巻へ続く。 思春期真っ只中の中学生たち。それぞれ個人の悩みがある中で、人間関係を徐々に築き上げ、信頼していく様が読んでいて、あたたかい気持ちになる。 学校に行くことができない理由、不登校には様々な理由や原因があるということを、改めてこの作品で感じた。 一緒に、闘える。最後の一行が下巻につながる。 さぁ、どうなる。
3投稿日: 2025.09.28
powered by ブクログ上下巻を2日で読みきれるほど、読みやすかった。登場人物の感情が丁寧に描写されており、展開も面白かった。違和感を感じていた伏線が下巻で回収された時は、気持ちよさを感じて、ページを捲る手が止められなかった。同じ作者の傲慢と善良も良かったが、学生など、より若い世代も楽しめるファンタジー作品だと思う。
6投稿日: 2025.09.28
powered by ブクログおもしろい とても読みやすかった。 主人公や登場人物に感情の機微がとても面白かった。 早く下が読みたい
12投稿日: 2025.09.26
powered by ブクログすごくよかった 子供がいるのでやはり思い入れあり 今までの考えもまた新たな考え方もあるということ たくさん考えさせられる本だとおもう
2投稿日: 2025.09.25
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•相手がいじめをしている意識が全くない描写がとてもすごいと思った。 •担任の先生がとても気持ち悪く感じた。けど、それはこころ視点で読んでいたからで、自分も適当に仕事をしていたら知らないうちに人を傷つけてしまうかもしれないと反省もした。
2投稿日: 2025.09.25
powered by ブクログずっとこころの心の中の声が聞こえるのに現実で言えたらいいのにどうして言えないんだろう、この先、この子はどうやって成長していくんだろう。他の子はすこしこころの前にいるような、でもそんなこともないような... お母さんの気持ちは分かる。学校に行くのが普通って、世の中は決めつけてるから。受け止めるのに時間もかかるし、誰よりも子供の味方であるはずの親も、子供が本当のことを言ってくれなかったらわからないことばかりだと思った。どうしたらこころは本当のことを事件が起こった時に話してくれるのだろう。どうやって接していたら、話せたかな。自分には子供はいないけど、子供との向き合い方も考えさせられた。続きを読む。
2投稿日: 2025.09.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
真田さんは学校では「いい子」「しっかり者」と見られていて、教師からの評価も高い。しかし、その裏で誰かを孤立させたり、見下したりする行動をとる。彼女たちの内面に何があるのだろうと考える。 「いい子」の裏にある心理 自分を守るための防衛反応: クラスの中で常に「いい子」として振る舞い、リーダーであり続けることは、大きなプレッシャーです。その地位を維持するために、他の誰かを標的にすることで、自分の価値を再確認したり、心の安定を保とうとする。 無意識の優越感: 周りからちやほやされるうちに、無意識のうちに「自分は特別だ」という優越感が芽生え、それが他者を見下す行動につながってしまう。 幼さゆえの残酷さ: まだ精神的に未熟な部分が、他人を傷つけることの本当の重さを理解できず、結果的に悪意なく、誰かを傷つけてしまうこともある。 助けを必要としている可能性 彼女たちが「いい子」に見えるからこそ、周りの大人は彼女たちの抱える悩みや心の闇に気づきにくいという点は、非常に鋭いご指摘です。 本当は誰にも言えない悩みを抱えていたり、親や周りの期待に応えようと無理をしていたりするのかもしれない。そうしたSOSが、誰かを傷つけるという形で表れているのかもしれない。もしそうだとすれば、彼女たちもまた、誰かの助けを必要としている「孤城」の住人だったと言えるかもしれない
2投稿日: 2025.09.20
powered by ブクログ大人になったら何てことないなと思うことも、子どもの時って小さな世界に閉じ込められてるって勝手に思い込んじゃうよな〜と。面白くてスルスル読めたから下巻にも期待。
2投稿日: 2025.09.20
powered by ブクログそもそも前に映画を見てたので、おおまかなあらすじは知ってた状態で読み始めた。小説の方が映画より心情描写が丹念かも。続きが気になる。
2投稿日: 2025.09.19
powered by ブクログ最高の作品です!!辻村作品の最高傑作といわれているだけあります!!ファンタジー要素が気になる方もいるかも知れまが、「そんな小さなこと気にしない」と思える内容、構成、展開、ラスト、大好きな作品です。 主人公、「こころ」の成長を応援し、仲間との出会い、助け合いに涙しました。 子供時代、うまく学校になじめなかった、友達付き合いが苦手だった、どう生きたらいいのかわからなかった。不安だったという方には特におすすめです。 まだ読まれていない方は、ぜひ読んで見てください!!
3投稿日: 2025.09.17
powered by ブクログ上巻は、主人公が“かがみの中の城”へ招かれ、そこで出会った他の6人の子どもたちと少しずつ関わり始める過程が中心です。謎の多い設定ながらも、城の不思議さやルールが少しずつ明かされていく展開にワクワクします。 一方で、主人公の抱える現実世界での悩みや孤独感が丁寧に描かれていて、胸が痛くなる部分もあります。けれど、その分、城での交流が少しずつ温かさを帯びていくのが嬉しく、読んでいるこちらも救われる気持ちになります。 上巻の終盤では「この先どうなるの?」とさらに引き込まれる展開があり、下巻への期待感が一気に高まります。物語の世界観にしっかり浸れる、ゆったりとしたテンポも魅力です。 --- 下巻はさらに伏線回収や感動が待っているので、上巻で少しでも惹かれたなら最後まで読むのがおすすめです。
2投稿日: 2025.09.15
powered by ブクログ《2018年 第15回本屋大賞受賞作》 文字も大きめで、文章自体も、小学校の読書感想文でも使えるような文体で、とても読みやすいです。 まだ後編が残っていますが、今のところ、ストーリーがとても綺麗なので、幅広くおすすめしやすい作品です。 個人的評価 ⭐️4.3 勧めやすさ ⭐️4.6
2投稿日: 2025.09.13
powered by ブクログ雪科第五中学校の生徒たちの境遇を題材にした素晴らしい小説を読ませていただきました。文章もそんなに難しくなく文字も割と大きくて読みやすかったです。内容もすぐ想像できるような優しい舞台でした。 大半は面白かったですが、ところどころ感動して目頭が熱くなることがありました。 このテンションで下巻にすすみたいと思っています。
3投稿日: 2025.09.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
不登校の主人公の心情が丁寧。 繊細すぎて、気にしすぎだって…!と若干イライラしてしまうくらい。 でも自分が中学生の時も学校が世界の全てみたいな考えだったと思うし、なんだか懐かしい気持ちにもなった。 モールに出かけて同級生と会ったら恥ずかしいという気持ちも久々に思い出した。 突然ファンタジー?と若干置いてかれそうになりつつも、城に招かれたメンバーの明らなワケあり感が気になって一気読み。 外面の良いアキ(ハキハキ系女子)や、逆につっけんどんなマサムネ(ゲーム系男子)は絶対この後逆の一面が見れるだろうなと思って、各キャラクターの動きも期待しつつ読み進めた。 後半の、お母さんが先生にピシャリと言って一緒に出かけるところで涙。どちらの気持ちも少なからず共感できるので、嫌な先生との嫌な時間はあったけど、母娘間のピリついた関係の雪解けを感じる名シーンだと思う。
2投稿日: 2025.09.05
powered by ブクログ文字が大きく、内容もわかりやすく、子どもでも読みやすい。自分がHSPなので、主人公にもそういった特性を感じて共感できる。心の動き・心情の描写が良い。
3投稿日: 2025.09.02
powered by ブクログとあるキッカケで中学校に行けなくなってしまった中学生のこころ。家に居ると突然鏡が光だし、触れてみると中に入れるようになった。この様に物語の基幹こそファンタジーな感じなのだが、鏡の中の城には訳アリな中学生が7人居り、徐々に打ち解けていき、時には主人公でさえ「これは学校に居られない」と思ってしまうような事態が起きたりもする。そんな中学生たちの未熟ながらも繊細な描写が素晴らしく、徐々に外に出れるように奮闘する姿には苦しくも温かい。下巻に向けて若干不穏な描写もあるが、とても続きが気になる。
15投稿日: 2025.09.01
powered by ブクログ(上巻のみの感想) ファンタジーは苦手だけど、読みやすかった。 登場人物それぞれ特徴的で、すんなり覚えることができた。 主人公が繊細で、読んでいてもどかしく感じる部分がたくさんあった印象。
4投稿日: 2025.08.27
powered by ブクログ読みやすー キャラクターがそれぞれとてもイメージ湧きやすい それぞれの心情も丁寧に書かれてたと思います 続きを読まねば!
2投稿日: 2025.08.27
powered by ブクログ2018年本屋大賞受賞作 それぞれ訳ありの中学生7人が、 鏡の中の城に集められ『願いの鍵』を探す物語 登場人物は… こころ➡️主人公(中1)恋愛絡みのイジメで不登校 リオン➡️イケメン(中1) ウレシノ➡️惚れっぽい小太り(中1) フウカ➡️クール女子(中2) マサムネ➡️ゲーマー(中2) アキ➡️ヤンキー?(中3) スバル➡️不思議な空気感(中3) オオカミ様➡️オオカミ仮面にドレス(執事?) 上巻ではそれぞれのバックボーンとおな中である事まで。鍵探しに進展無し スバル➡️
2投稿日: 2025.08.25
powered by ブクログどうしても保護者目線で読んでしまい、主人公達に感情移入はしずらいけど、いろいろな理由で学校に行かない子達がいるのだなぁと思いました。 中学生は学校と家しかいていい場所がないという表現は、たしかにそうだなと思い、もっと自由に過ごせる場所があるといいと思います。 これからみんな学校に行くのか…?続きが楽しみです
3投稿日: 2025.08.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
数年前の人気作品で今更感はあるが、妹が貸してくれた本にやっと手をつけられた。 不登校になってしまった子たちがある日突然自分たちの部屋の姿見が光出して鏡がポータルとなって謎の狼仮面をしている女の子が仕切っているお城に7人が召喚される。 主人公のこころは恋愛絡みで委員長の子から一方的にいじめられて中学校に通えなくなってしまった。家にこもっている間も大人数で家まで押しかけられてトラウマとなる。最初は気まずい空気感だったり、些細なことで言い合っていながらもそのお城がある意味全員のセーフスペースとなって段々と一体感が生まれていく。 彼女の学校に行きたくない気持ちやお母さんから見た心配する感情に共感してしまい、少し涙してしまった。学校ならではの周りの空気に合わせないといけない苦しい空気感は誰しもが体験すると思うが、やはり気が使える人や相手が自分のことをどう思っているのかが気になる年頃は辛かったなと思い出した。 城にいる全員が同じエリアで中学に所属もしくは通うはずだった子たちが集められたということで中学校ではない楽しいとこらで一回会えると良いなと思った。 現在進行形で不登校の子たちや不登校だった子たちには響くお話でもう少し早めに出会っていたらなと。 下巻で狼仮面の女の子の正体やハワイにいるレオンの状況が分かることを楽しみにしている。
1投稿日: 2025.08.24
powered by ブクログ仕事でも家でも嫌なことがあり、逃げるようにして本の世界に没入したい、そんな時に読んだ本でした。本の中には様々な悩みを抱えた人たちが登場し、「あぁ、自分だけじゃないんだ」と心に寄り添ってくれる本でした。
10投稿日: 2025.08.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
続きが気になるので下も買いに行こうと思います! はじめは互いの共通点もわからずいたメンバーが、少しずつ関係を深めながら互いを知っていく、、 最後現実出会う約束をしますが、果たして!?って感じです。
2投稿日: 2025.08.08
powered by ブクログこころは学校に行けなくなってしまった中1の女の子。 ある日鏡が光っていて、吸い込まれるとそこには狼のお面をかぶった女の子。 そして自分の他に6人の男女が。 こころ、リオン、マサムネ、フウカ、アキ、スバル、ウレシノ。 城に隠された鍵を見つけて鍵を開けると、願いが叶う。そうオオカミさまは言った。 ものすごく惹きつけられて、一気に読んだ。 全体の感想は下巻に。
17投稿日: 2025.08.07
powered by ブクログ読んでいて自分の中学時代とすごく重なった。言いたいことがあるのに言えない、助けてと言えない。その気持ちすごくよくわかる。だから、こころがお母さんにちゃんと言えたのはとてもすごいことだと思った。 ここから下巻でどうなるのか非常に楽しみ。こころの心が成長することを願います。
2投稿日: 2025.08.05
powered by ブクログ最後の場面のこころのお母さんとこころのやりとりの場面で泣きかけた。最初はお母さんは何もわかってないなとか自分のことだけ考えているなと思っていたが、こんなにもこころのことを心配していたのかというその愛に感動。
3投稿日: 2025.07.30
powered by ブクログ上巻を読んでの感想 今、現実に不登校になっている中学生達にも、この小説の城のような逃げ場があって、一歩ずつ前に進めますように 下巻でどういう結末を迎えるのか読まずにいられない はやく読まなくちゃ
8投稿日: 2025.07.24
powered by ブクログ映画で見たことがあり、原作である小説のほうも気になってずっと読んでみたかった話。 こころの″いじめ″の話が本当に辛かった。 学校に行くことを考えるだけでお腹が痛くなる。本当に体調が悪くなる。けど、家で過ごしてると体調は回復する。それをお母さんには信じてもらえない。 骨折だったり熱が出てたりと、自分以外の人が見てもわかる体調不良と、自分にしかわからない気持ちの問題での体調不良がある。 わかってもらえない苦しい気持ちが痛いくらいにわかった。 自分にもいじめられてた過去がある。 毎日いじめられて、でも親には言えずに嫌な思いをしながら学校に通って。 2.3人にいじめられていて、他の人からいじめられてるわけではないけど裏で何か言われてるんじゃないかって気持ちになって皆の和に入れなかった。 ″普通″は楽しい時間である、昼休みも自分はみんなが校庭で楽しく大縄跳びで遊んでいる風景を、教室の窓からただ見ているだけの時間が続いていたことを今も忘れられない。 結局転校という形になっていじめはなくなったが、この話のようにあるわけないけれど、『城の世界』のようなものがあったらきっと世界は違っていたんだろうな。 少しずつ城のみんなと話せるようになっていって、それがどんどん楽しい時間になっていく場面。 お互い深いことは聞けないでいる場面。 あることをきっかけに本音を話せるようになっていく場面。 吸い込まれるようにどんどん読み進めていった。 下巻も楽しみ。 2025.7.19(土)
29投稿日: 2025.07.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
こころが何に関してもビクビクしてる感じで、気弱すぎて無理だった…そんなだからターゲットにされるんだよという気持ち。 上から色々チグハグなところがありすぎて読んでて色々推測しながら読んでました! ウレシノとこころの喜多嶋先生のキレイだよね?の問いに外見の相違がある発言に気がついて年代ジャンプしてて、かがみの孤城だけで歳が同じになってるんだろうな〜というのに気がつきました。 あと喜多嶋先生が誰かに似てるなーとこころが思った場面で、今まで出てきてて年代的にアキかフウカがとしをとって先生になった説が高いなと思いながら読んでました。アキに関してはキャラ変しすぎている気がして、上の時点ではフウカ説を推してました。 リオンがオオカミ様にクリスマスに包みを渡してて鍵かと思ってました。もう見つけたけどみんなとここにいる時間が好きだから3月の終わりまで預かっててくれ的な。笑 みんなで1日だけ学校行こうってなって、みんな頑張って行くけどきっと会えないんだろうな…悲しいなと思いながら下巻へ進みました。
3投稿日: 2025.07.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
この本を読んで、最初は「鏡の中の城」という設定からファンタジー寄りの作品なのかと思っていた。でも実際には、学校に行けなくなった少年少女たちが、鏡の中の城という不思議な場所で出会い、自分の居場所を見つけていく物語だった。 彼らは最初こそお互いに距離を取っていたけれど、少しずつ言葉を交わしながら、不器用なりに関係を築いていく。その姿がどこかリアルで、読んでいて何度も胸が締めつけられた。 「誰にでも味方はいるし、きっとどこかのコミュニティには属せる」——そんな当たり前のようでなかなか信じられないことを、この物語は丁寧に伝えてくれている気がした。 後半では、この大切な居場所となった“城”の中の関係がどう変わっていくのかが気になって仕方がない。下巻でどんな展開が待っているのか、とても楽しみだ。
2投稿日: 2025.07.07
powered by ブクログ子どもたちの繊細さ、言葉と気持ちが裏腹だったり、それでも前に進もうと闘っている姿は、読んでいる私も苦しく感じる。大人の言葉に、子どもはどのように感じるのか、、勉強になります。みんなが現実世界で会えるのか、助け合えるのか、下巻も楽しみです。
6投稿日: 2025.06.28
powered by ブクログこの本が発売された時には僕は大学生だったけれど、中学生の時に出会いたかったと思った。 それくらいに少年少女に寄り添った心情表現と語り口の温かさが凄い。 子供が出来たら絶対読ませるわ。
2投稿日: 2025.06.22
powered by ブクログ不登校という社会問題は、昭和生まれにとってはあまりピンとくるものではない。でも当時から多かれ少なかれ学校に合わない部分を感じることはあったし、そこでの同級生のコミュニケーションは正直あまり快いものばかりではなかった記憶がある。大人になれば自意識過剰だったり考えすぎで片付けてしまうような事象でも、幼心には妙に印象に残っているエピソードもある。 安西こころは、中学入学とともに同級生からのいじめに遭って不登校になった中学1年生。ある日、自宅の鏡が光り輝いていることに気づき、触れるとそこには別世界が広がっていた。古い城のような建物には、自分と同年代の子どもたちが集められていた。みんな、ある共通点を抱えているのだった。 1学期から2学期の4〜12月で、毎月のエピソードを追う形で物語は進んでいく。現実社会の家庭や学校の環境と、鏡の世界のみんなとのコミュニケーションを通じて、こころの感情にも変化が生まれていくのだった。キーパーソンはフリースクールの喜多嶋先生、そしてそれぞれのエピソードを通じたちょっとした違和感。これらはみんな伏線なのだろう。
13投稿日: 2025.06.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読み終わったあと、バラバラだった伏線や謎が一気に繋がって、「そういうことか」と驚かされました。 特に心に残ったのは、こころと東城さんとの複雑な関係です。 真田美織たちにいじめられ、クラス全体から無視されていたこころ。そんな中で、東城さんとの距離が少しずつ変わっていく様子がとてもリアルで、最後に転校の事実を知ったときは切なくなりました。お互いにちゃんと話せてよかったなと思います。 「不登校になった7人の中学生」が集まる物語ですが、重いテーマの中にも、鏡の向こうのお城での生活には明るさや温かさがあって、読んでいてほっとする場面もたくさんありました。 今の時代、不登校は特別なことじゃないとよく耳にします。転校や心の教室など、いろいろな選択肢があることを知れて少し安心しました。 下巻では、こころとりおんの関係にも変化があるのかな?と恋の展開にも期待しつつ、続きを読むのが楽しみです!
2投稿日: 2025.06.13
powered by ブクログオオカミさんの正体もそれぞれの集まった理由も月を重ねることに明らかになって面白かった! 思春期に重なる人間関係のしんどさは自分も経験したことがあるし大人になった今でも重なる部分があって面白かった。 続きが早く読みたい
11投稿日: 2025.06.13
powered by ブクログ辻村深月さんにハマって6冊目。本屋大賞を取った人気作。 上巻。最初の2ページで心が動かされる。「そんな奇跡が起きない事は、知ってる。」変えようのない現実、絶望感、諦め、主人公の置かれた立場、環境が凝縮されていると思う。 物語はこれから。下巻でどのような展開になるのか楽しみ。
21投稿日: 2025.06.08
powered by ブクログ大人の世界と子供の世界の噛み合わない感じがリアルだった。誰でも理解されないことは怖いし苦しい。それを共有できた瞬間ほど嬉しいものはない。子供たちは鏡の孤城での出会いを通して、成長していく。大事なのは自分を許して自分なりに向き合うことなのだと思う。途中苦しい場面もあるが、ラストは…。
2投稿日: 2025.06.06
powered by ブクログトリック物かと思ったが、影のある少女たちの成長物語だった。 割とトリックについては早めに気付けるかと思うが、 最後の種明かしには目頭が熱くなった。 この物語の全ては最後の最後に詰まっている。もう一度読んだら、きっと違った読み方になってしまう。
2投稿日: 2025.06.06
powered by ブクログとても読みやすい。おもしろい。 学生の頃は、学校の人間関係がだめになったらもうすべてが終わりだって思ってしまうよね…。 安心して話せる大人がひとりいるだけで全然違うんだ。こころには分かってくれるお母さんと喜多嶋先生がいてくれて本当によかったし、みんなと城で出会えて、友達になれたおかげでどんどん変わっていく様子が見れて嬉しい。どうにかしてみんなで城の外でも会えるようになってほしいと願わずにはいられないね。。
13投稿日: 2025.06.03
powered by ブクログ言わずと知れた有名なお話。 分厚くて読むのを躊躇していましたが、読 読書系YouTuberの方々がこぞって紹介されているのを見て読んでみました。 意外と読み進めると文章が大きめで内容も難しくないのでスラスラと読めました。 上巻を読んで思ったのが、辻村さんの心理描写の細やかさ。 特に主人公がいじめを受けているシーンは読むのが辛かった。 私自身明らかないじめを受けたわけではないものの、いわゆる陰キャ陽キャという言い方だと間違いなく陰キャに属すること、陽キャの子達がクラスを支配していた感覚、なるべく悪目立ちしないように、標的にされないように振る舞っていたこと思い出しました。 中学生の時に読んでいたらまた違うだろうなとも思います。 こころちゃん、負けるな、頑張れと応援しながら下巻
4投稿日: 2025.05.31
powered by ブクログ辻村深月の丁寧な心の描写は素晴らしい。 大人になってからは表現出来なくなってしまう昔は感じたことがあった感情を、言葉にしてくれる。 主人公と同年代の読者であれば、この本に救いを感じることが出来るだろう。
8投稿日: 2025.05.26
