
総合評価
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powered by ブクログAnotherと同じ著者なのでホラーめいた雰囲気が巧みに演出されている。序盤のどよどよとした雰囲気の重苦しさに読み進めるのをちょっと躊躇もした。それくらい雰囲気作りが上手い。 けれども物語が進むにつれて明かされる真実だとか、クライマックスの展開だとか、どこまでいっても「Anotherっぽいな」という印象が拭えない。 明かされた真実は確かに意外だったけど、そこもAnotherっぽいから「意外」止まり。特にカタルシスは感じなかった。 とあるミスリードには「おっ」となったけど、それ以外は「Anotherっぽい」の域を超えてこなかった。 ラストの展開はひっそりと不穏の種を秘めている感じ。その終わり方自体は良いんだけど、全体的に「Anotherっぽい」という印象でパンチがなかったので、オチも弱めに感じた。 けっこう楽しめたけど、1回きりで満足。 読み返すことはないだろうなという作品。
0投稿日: 2026.01.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
今回も綾辻ワールドをしっかり堪能。 しっかりと伏線も張ってあって読んでいて面白い。 最後はやはり血は争えないのかもしれない。 個人的に恵を殺した5人の少女達の考え方は実に人間的だと思った。殺してしまったという罪悪感よりも自分は今後どうなってしまうのかという不安の方が大きいのがリアルで良い。最初に自首していれば死ぬことはなかったかもしれないのに・・・・ そして冴子を疑うクラスメイト達の様子も集団心理が見事に表現されており、想像がしやすかった。 すべての事件がつながり、多数の点が一本の道へと変化する。
0投稿日: 2026.01.19
powered by ブクログ品行方正。歪んだ裁き。魔女狩り。 全寮制のこれまたクローズドな世界観。 回想シーンの少女は誰か。 個人的には最後の一文が1番興味をそそられた。なぜなら彼女もまた雨夜に彷徨っていたのだから。
0投稿日: 2026.01.15
powered by ブクログホラーだし、緋色=血っていう世界観はいいんだけど、生理の描写多すぎて気持ち悪い。 迷路館を読んだ時も思ったけど、なんかちょっと生理を勘違いしている気がして気持ち悪いし、その勘違いを読まされて共感性羞恥を感じるほど。 執筆が1986年だから仕方ないのかな。 真犯人も想像のままだったし、ちょっと残念だったなー。 ただ綾辻行人って当たりな時はかなりおもしろいから、囁きシリーズも読破したいな。
0投稿日: 2026.01.15
powered by ブクログ面白かった! 全寮制・お嬢様ってのがまず好み 古い時代のお話ってのもまた良い 作品自体が40年近く前とのことなので意識的に古い時代を描いたわけではないんだけど ひとつ気になるのは文章中に登場する( )で括られた言葉の断片 これに関する解説があとがきにあったけど、この( )の文章が多いのは私はあんまり好みじゃないと思ってしまう 十角館の殺人を読んだ時も思ったけど
0投稿日: 2026.01.09
powered by ブクログとても久しぶりの綾辻さんの作品! 名門•聖真女学園高校に転校した、主人公の冴子。 とてつもなく厳しい校則があり、破れば教鞭で叩かれたり、”独房”に監禁される…常に異様な空気が漂っている… 圧倒的存在感を城崎綾をはじめとした生徒達による、統一されたお嬢様口調は、気持ち悪くて読んでいて薄寒くなりました。 しかも、冴子の記憶は小学生の頃まではっきりとしておらず、過去の自分のことが全くわからないという、”信用できない語り手”状態。 夢では、かつて巻き込まれた”事件”の断片的なシーンが出てきたり、知らないうちに寝ながら雨の降る外を徘徊したり… あらゆる不安でいっぱいにされた状態で、さっそく人が殺される。 そして殺人シーンが被害者側の視点で描かれているので、犯人が自分に迫り来る恐怖が凄い… 事件が起こることにより作中の人物達はみんな恐怖で混乱し、冴子を”魔女”であるとして窓から突き落とすシーンがありますが、意味わからなくなってる人達の集団ヒステリーは止められるわけがないので絶対に起きてほしくないなと思いました。 綾辻さんの作品はいつもですが、本作も色んな恐怖が詰め込まれていて、本格ミステリとしてはもちろん、読んでいる最中常に恐怖がつきまとっていて、退屈することが一切ありませんでした。
15投稿日: 2025.12.08
powered by ブクログ綾辻さんの初期の作品。ホラーミステリーでした! 名門女子校で起こる連続殺人。主人公の心に潜み囁きかけてくる『ある記憶』。 映像を観ているかのように鮮やかにイメージできる文章でした! 約500ページの本作ですが、飽きさせないスピーディな展開と没入できる世界観であっという間に読み終えてしまいました! ()や小さな文字を使いながら深層心理や心の奥底に潜む記憶を描いているのがとても良かったです! ラストは背筋が寒くなりました…。
0投稿日: 2025.10.04
powered by ブクログ2年前に読んだのにレビューを記載していなかったので、今書いています。 が、内容をほとんど覚えていない……。 ミステリーサスペンスホラー系で、夏に読むのにぴったりだったのは覚えてます。 某映画から影響を受けたらしいですが、肝心の映画を見ていない私は元ネタがわかりませんでした。 『囁き』シリーズとして続きが出ているのですが、本書にもそこまで魅力を感じなかったので、読んでないです。 全体的にエンタメ性の高い内容だったのは覚えてるので、軽く読みたい人にはおすすめだと思います。
0投稿日: 2025.09.16
powered by ブクログ時代錯誤感があるのは否めないが、それでも犯人へのミスリードが何重にもあり、上手いこと引っかかってまった。
0投稿日: 2025.07.18
powered by ブクログおすすめ度 ★★★★☆ ミステリー度 ★★★☆☆ 綾辻さんらしい作品で グロ描写あり、ストーリー構成じたいは普通やけど どんどん続きが気になっていく。 ホラー✖️ミステリーで 予想外の犯人
1投稿日: 2025.07.13
powered by ブクログ面白かった!!! なんとなく想像できた結末ではあったけど でも それでも早く真相を知りたくて 先が気になってしかたなかった
0投稿日: 2025.07.03
powered by ブクログ館シリーズを一通り再読し、そのまま綾辻さんの小説で気になっていたこちらを読みました。 館シリーズとはまた違う、ミステリーよりのホラーという感じ。最初はページがあまり進まなかったのですが、人がどんどん殺され、あっという間に読み終わりました。事故だと言っていたあの件はすごく嫌悪感。 最後の数行が不穏な気持ちになります。他のシリーズも読みたいです。
0投稿日: 2025.06.22
powered by ブクログネットでみかけたオススメから読む。 綾辻は十角館しか読んだことがなく、あまり詳しくない作家。 新本格と呼ばれる京大ミステリ研グループ作家たちのほぼリーダー、というイメージ。 いろんなお嬢様が出てくるお嬢様学校でのミステリ、ということでワクワク読む。 殺人系クララ白書である。 はじめはその分厚さには驚いたが、一行ずつが短いので1時間半ほどで読み終える。 読み終えて。 えー、犯人って⚪︎子じゃなかったんかー。 ちらちらと怪しく描かれているし、読者をびっくりさせるには、⚪︎子か××が犯人かと思ったけど、そうきたのかー。 たしかにあの子達がいなければ、その次にはあやしい人物だったかも。 うーん、まだまだ読みが浅かったです。 姉妹の表現にもすっかり騙されてしまった。 しかしまあ、あの子は本当にイビられて殺されたんだ、嫌だなあ。 せっかくいいキャラなのに。 モデルとなったのは映画サスペリアだそう。 そちらは見たことがないのだけど、映画エコールに似た感じかな。(エコール、ロリータ趣味の微エロ成分の出し方が気持ち悪かったな) ぜひ本作も映像化したらよいのでは。 ラジオドラマとかも向いていそう。 ファンとしては、見返しの「本文図版 小野不由美」でニッコリ。 しかし、別に間取り図で見るトリックとかは無いんですね。
6投稿日: 2025.06.13
powered by ブクログ全寮制の女子校と魔女という中世欧州をイメージさせる舞台設定で発生する連続殺人 過去の記憶が曖昧な主人公は時折緋い闇に堕ちる 十角館→Anotherと進んだ私の綾辻体験はAnotherのエピソードゼロに戻ったような感覚でした 筆者の初期作品を後から読むと、その進化が感じられます(どこから目線だよ)
4投稿日: 2025.06.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
血の表現が生々しく、ものすごくリアルでした。。 終盤でそっちかー!!!となりました。毎度トリックが素晴らしいです。。
0投稿日: 2025.03.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
面白かった、し、回想のお姉ちゃんてそっち?!とかそう来るんだ〜〜?!という驚きもあったけれど。 迷路館といいこの作品といい、ちょっと生理について神格化というかなんというか、ああ当事者ではないんだなこの人は、という男性感のある書き方でちょっと辟易しました。本編とはあまり関係のないところだけど。
0投稿日: 2025.02.21
powered by ブクログ自分が考えていたエンディングのどれも外れて、予想外の角度からラストがブッ刺さってきた! テンポ感がよく、数時間で読み終わってしまった。スラスラ読めるし、もっと教えて!と続きが気になってたまらなかった。作者の綾辻さんのことは十角館の殺人から知ったけど、ものすごく文章が上手くなってて、読み手にストレスを感じさせない。素晴らしい。⭐︎5です、これは
0投稿日: 2025.01.20
powered by ブクログどんでん返しの連続 初版は約40年前だったにも拘らず今読んでも全く色褪せない面白さがあった 絢辻さん特有の、事件に潜むおぞましさ、みたいなものを強く感じた 厳格な女子校の寮というクローズドサークルがよりゾクゾクさせてくれる
0投稿日: 2025.01.03
powered by ブクログ館シリーズばかり読んでて箸休め的に読んだけれど、陰鬱で血だらけな雰囲気全開で私は好みだった。 1年間絢辻さんばかり読んでたから、「地の文の目線が主人公じゃないんだろうな、、、」色々勘繰る癖ついちゃって嫌だな思ってたけど、ちゃんと騙された笑 今見ると「サイコパス」とか「お嬢様学院祭」ってテーマが今だとチープに聞こえるかもしれないけど、きっと当時は衝撃に映っただろくなというのと、むしろ今の安いサイコものとは比べられない王道さを感じた。 オチもゾワァって感じ大好き。
0投稿日: 2024.10.06
powered by ブクログ今の今迄新装改訂版が出てることを知らず、書店の店頭にて見つけてしまったので購入。 再読したが内容を覚えておらず、新鮮な気持ちで読めた。 相変わらず作品の中に不穏な空気を漂わせる事が上手いなぁと思う。 ベースにホラーと言う狂気を置きながら、しっかりとミステリーと言う論理を構築していると思う。 巻末の解説にあるように、名作Anotherに繋がるホラーテイスト強めのミステリーの系譜だと思う。 館シリーズはホラーテイストを抑えたミステリーだと思うが、このあたりの狂気と論理の按分を作品ごとに変えて、なおかつその世界を成立させている文章はホントに絶妙だと思う。
7投稿日: 2024.09.14
powered by ブクログ1988年に発売された小説です。 館シリーズが有名な綾辻氏ですが、ホラー系も人気です。 そこまでホラーという感じでないですが、少女が惨殺されるシーンは、なかなかに恐ろしいです。 後半は、ハラハラドキドキの展開が続くので、読む手が止まりませんでした。
0投稿日: 2024.02.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
厳しい校則の中で、さらに女の世界。それだけでもう怖い。 1人のカリスマに染まっている異様なクラスへの主人公の戸惑いがリアルに伝わってきて、引き込まれる作品でした。
0投稿日: 2024.02.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
名門女子校で起こる連続殺人劇を軸にしたゴシックホラー。物語の途中に出てくる誰かの記憶や集団ヒステリー、少女たちが次々と殺害されていく描写が不気味だった。「犯人は多分こいつだろうな。」というのは当たったが、そこから先の真相には驚かされた。主人公が不穏な空気を出すラストも良かった。
1投稿日: 2024.02.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
昔は本棚にあるのすら怖すぎてホラーミステリーのジャンルはなかなか手が出なかったけど、大人になってフィクションとして楽しめるようになった。スパスパ殺されるし、最後は逃げたり戦ってるし、ビュンって駆け抜けていった感じで、爽快感すらある。 解説で歪みについて触れられていたが、、「多様性」っていったいどうすりゃいいんだって心にズンってしんどくなっていたこの頃だったので、狂ってる、簡単には受け入れられないようなものに対して、そのまま存在していることを許されてる感じがして、あぁそれでもいいんだなと思えた。 久しぶりに続きが気になって一気に読んでしまった。綾辻さんは十角館しか読んだことなかったけど、純粋にミステリー楽しかった。他も読んでみたい。
1投稿日: 2023.12.15
powered by ブクログ子供の頃一度読んでリタイアした本を再チャレンジ。 とにかくひたすら赤、紅、緋。 グロテスクな表現に定評のある(?)綾辻行人さんの本領が存分に味わえました。 ホラーでもありグロテスクでもありミステリーでもある。約10年ぶりに読み直しましたが、やっぱり割と体力使うんだなぁとw
1投稿日: 2023.11.16
powered by ブクログ作者の思うように意識を動かされていた感じでした。 綾辻行人さんの本やっぱり好きです。館シリーズは数冊しか読んでませんが全部読破したい。
5投稿日: 2023.11.15
powered by ブクログ綾辻行人作品を全部順番に読んでしまおう! と途中から思い始めて、四作目まできましたよ。 館シリーズが三作続いて、ついに新しいシリーズ開始! あとがきによるとこれは執筆としては二作目だったらしいけれど、こうも違う作風を並行して書けるのがやっぱりレベルの違う作家なのだなと思わせる。 ちなみにあとがきでシャイニングが小説原作であることをはじめてしった。このタイトルの通り囁きが途中途中で挟まれる演出が50年前に存在していたというのが、まだまだ自分が本読みとしてはペーペーなのだなと知らしめられる。 もっともっと読んでいこう!
0投稿日: 2023.11.14
powered by ブクログコテコテにゴシックな世界観や少女性のモチーフが一貫していて良い。アリプロに主題歌やって欲しい。 初期作だけあって洗練されてない部分も目立つが、少女の世界の表現は素晴らしく、ストーリーもしっかりしている。冴子の生理はエロい。 難点は思ったほど百合がなかったこと、ヒロインの成長に男がからんでること。少女漫画ではなくサスペリアなんやなやっぱり。
0投稿日: 2023.09.29
powered by ブクログ多分再読。 綾辻行人は館シリーズが超好きなんだけど、この作品は犯人探しの楽しさがありながらも殺人鬼シリーズみたいなグロテスクさや生々しさもあるシリーズだよね。 文字だけで血の鉄っぽい匂いを思い出す。 一方で、これはただの個人的な所感だけど、 思春期の少女というものに対する少し過剰な純粋さや神聖さを感じた。 直前に恩田陸の理瀬シリーズを読んでたからかしら。 少女たちの無垢さや臆病さ、浅はかさがもどかしいと思った。 彼女たちにとっての生理の存在感が大袈裟すぎたりね。 まぁそりゃ作者にとったら経験したことのないものだし、ご年齢やもちろん性別を考えたら無理のないことなんだけど。 「面白い」だけじゃ読めなかったのは、多分私の機嫌とメンタルによるものだろうな〜〜 同シリーズの続きももちろん読みます。
1投稿日: 2023.08.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
前半はすごく鬱々としていて怖くて読めないかも…って思ってたけど後半で主人公が強くなってからは謎もスルスル解けて場も動きまくって楽しかった。読後感がスッキリした。 最後の一言がちょっと不穏で怖い。
0投稿日: 2023.06.15
powered by ブクログホラー・ミステリー!舞台の雰囲気が美しい。解説にある通り、リアリズムより美学を大切にしている感じがします。少女たちがどんどん狂気じみていくのが、ゾッとしました。 殺される瞬間の様子が丁寧に書かれていてなかなかホラー味が強いです。でも全体的に気品があって美しい。話のテンポもよく、あっという間に読んでしまいました。さすが綾辻先生。
1投稿日: 2023.05.30
powered by ブクログ綾辻行人といえば本格ものの館シリーズがまず思い浮かぶが、この作品はホラー色も強め。 著者はホラー物も一流です。犯人当てをしたい人には向かないかもしれないが。
0投稿日: 2023.05.07
powered by ブクログ館シリーズを読破してからの囁きシリーズ お嬢様たちのバトルかと思いきや、過去の出来事も入り乱れ、事件が起こっていく 背筋が凍るようなゾワゾワ感の強い作品でした。次も楽しみ
1投稿日: 2023.04.15
powered by ブクログ耽美で陰湿なサイコサスペンスなのかと思いきや血飛沫舞うお嬢様バトルロワイヤルでいい意味で予想を裏切られました!殺人の描写が派手で読んでいて気持ちがいいほどです。人もぽんぽん死ぬのでテンポがよく、後半になるにつれ全員が怪しく思えてきて楽しいです。トリックを考える楽しさはあまりないかもですがたまにはこういうお話もいいですね。 魔女がキーワードで最後数行がカーの火刑法廷を彷彿させる終わり方でそこが好きです。
4投稿日: 2023.03.25
powered by ブクログ綾辻さんと言えば、館シリーズが真っ先に思い浮かぶのですが、この『緋色の囁き』から始まる囁きシリーズも、初期作品群の中では忘れ難いものがあります。 封印された記憶にまつわる謎が、ホラーやサスペンスの要素を交えて解き明かされる様は、館シリーズとは違った趣が感じられました。 日常から少し浮遊したかのような感覚は幻想性を帯びていて、それが後に発表される数々の作品にも受け継がれているように思います。 全寮制の女子校で起こる連続殺人事件に、不気味で陰鬱な作品世界が相まって、読み進めるごとに緊迫感が増してくる展開と、タイトルにもなっている「緋色」が強調された描写が印象的でした。 映画『サスペリア』をモチーフにしたという、作者の言葉も頷ける一冊です。
0投稿日: 2023.03.04
powered by ブクログホラーシリーズの第1作らしい。 ホラー作品は好みじゃないけど、ドキドキしながら読んでしまった。犯人はすぐ分かっちゃうし、事件の解明には甘さもある。でも確かに美学があるよね。 ただ時代のせいかな、このヒロインにはイライラさせられるばかりだ。
1投稿日: 2023.02.08
powered by ブクログサイコホラー風のようなサスペンス風のようなフーダニット学園ミステリー。 ストーリーの軸になってる要因が人によっては不快な描写になっており読み手を選ぶ作品かなと思う。 綾辻作品の中で人気のAnotherの叩き台となっているように感じました。
0投稿日: 2023.02.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
何となく最初から犯人自体は分かっていたが、まさか、あの人がそうだとは流石にそこまでは読めなかった。時代背景自体は古く、なんとも昭和感漂う作品だったが、逆にそれが良かった。また別の囁きシリーズの本も読んでみたい。
0投稿日: 2023.01.30
powered by ブクログ館シリーズが長くて手を出せないでいたら、囁きシリーズは3冊だけと知って挑戦。 とても綾辻さんらしい、ホラーとミステリーが合わさった不穏な感じがとても良い!社会から切り離されたお嬢様学校が舞台というのも、不気味な感じを際立たせている。 ところどころに出てくる「囁き」も、本当に脳内に聴こえてくるかのような演出で印象的だった。
0投稿日: 2022.12.31
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
恥ずかしながら囁きシリーズは、初めて読みました。Anotherらしさもあり綾辻ワールドにどっぷり浸れ幸せな時間が過ごせました。
0投稿日: 2022.11.19
powered by ブクログ朝宮運河の解説が新たに収録された新装版。 社会がさまざまな逸脱を許容しえなくなっている昨今、いびつなものがいびつなままに描かれる綾辻氏のミステリーが広く読まれていることは、秘かな意義があるように思われる。(本書解説から一部抜粋) 上記の言には大いに頷ける。 本作が『Another』のルーツであろうと云うのも納得。 一九八六年の全寮制女子校を舞台にした耽美系サイコホラーサスペンス。とでも銘打つ歟。刺さる人にはそれだけで刺さると思う。
0投稿日: 2022.11.16
powered by ブクログ綾辻行人さんといえば、十角館の殺人で代表される「館」シリーズが有名ですが、「囁き」シリーズにもついに、手を出してみました。 一言でいえば、かなり好きです、この作品。舞台は全寮制の名門女子校。主人公は転校してきた美少女。綾辻行人さんらしく、幕開けから不穏な空気が滲み出る。 「魔女」と「魔女狩り」。学園内で起こる連続殺人劇。揉み消される事件。クラス内に漂う奇妙な空気。なにかがおかしい。転校生の冴子の心に潜む「赤い記憶」と「囁き」の正体。一体、誰が犯人なのか。ゾクゾク感がたまらない。事件の真相には誰もが驚くと思います。 どこか美しさも感じられるホラーミステリ。読了後、「緋色の世界」に囚われたような錯覚に陥る。絢辻さんらしさが存分に詰まった「緋色の囁き」を、ぜひ、手に取ってみてくださいね。
7投稿日: 2022.10.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ホラーだし血の量がえぐい。 犯人分かるともっかい読み返したくなるところがさすが〜! 恩田陸の「麦の海に沈む果実」をめっちゃ読み返したくなった。あっちのが好みだけど。 回想のはさみ方もうまいし、そのへんは小野さんみもあるな。最後のオチ好き。
0投稿日: 2022.08.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
犯人はまったくの予想外でした。幼いころの秘められた記憶というのは、ミステリーではよくある題材だけど、そことうまいこと繋がっている。 「魔女」狩りは、閉じられた社会の中での女子高生の残酷性をよく表してるわ。「委員会」の面々が、それぞれ心に傷を持っているのが切ない。
0投稿日: 2022.08.14
powered by ブクログR4(2022)6.28-7.3 『殺人鬼』、『フリークス』以来の綾辻行人の作品。 『緋色〜』も『闇祓』特設サイトでレコメンドされていたので読んでみる。 綾辻行人は、『殺人鬼』の「これでもかグロ攻撃」に辟易してしまい、しんどい半分怖い半分で遠ざけていたのだが、特設サイトの紹介を見て一読の価値あり、と本書を手に取った。 閉鎖的ない女子高で次々起こる猟奇的な殺人。そこに主人公の記憶が重なり、結末に向かって猛スピードで駆け抜けていく。 殺人シーンはさすがにリアルだが、グロすぎることはなく(映像化してはいけない)、その関門はクリアできた。 面白かったのだが、生意気なことを言えば、犯人の半生についてもっと深く掘り下げるべきだったかと。事件を起こした理由は分かったけど、そういう心理状態になった理由は少しうやむやになっている気がした。 とはいえ、読み手も「緋色」に染まっていくことができました。 次も綾辻行人でいってみよう。
8投稿日: 2022.07.06
powered by ブクログ閉ざされた名門女学校。どこか不気味でいわくありげな登場人物たち。語り手の不明瞭な記憶。そして凄惨な連続殺人…… これ以上ないというくらい、ゴシック調の妖しげ雰囲気が作中にふんだんに盛り込まれ、頭の中に残るのは鮮烈な緋色のイメージ。死と狂気、混乱、そして鮮血。たまらない人にはたまらないホラーの雰囲気をまとったミステリーです。 解説でも触れられているけれど、作者である綾辻さんのホラーに対する一種の美学、あるいは嗜好というものが徹底された作品だと思います。 上に書いたように設定や登場人物たちの妖しさというものが完璧に作りこまれている。現実的な設定というものは脇において、とにかく妖しさやいわくありげな雰囲気づくりに心血をこめたからこそ作り上げられた世界観。 いつのまにか幻や悪夢の中に迷い込んだかのようなどこか頼りない感覚に陥り、そして作品の緋色のイメージに囚われていたように思います。 昨今ではミステリーもホラーもジャンルが広がっているので、ここまで王道のゴシックホラーというものはあまり見かけない気がする。そのためか作品を読んでいてどこか懐かしさも感じました。 スティーヴン・キングの小説と映画『シャイニング』をドキドキしながら見たような感覚というべきか……。変に凝ったことや最近の流行も排して、ただひたすらに怖さの美学を突き詰め、鑑賞者の前にさらしたというべきか……。 好きな人はこの雰囲気にはまり込んでクラクラすること請け合い。とにかく妖しさと血の色に飢えた人なら、この一冊を読めば間違いないという、どこか倒錯した美しさを感じるホラーミステリだったと思います。
3投稿日: 2022.06.19
powered by ブクログ読んだタイミングが合わなかったのか、そこまでがっつり世界に入り込むことはなかった。なぜ。 読み終われば意味深なページも納得できるので、繰り返し読んでも楽しいとは思う。 囁きシリーズとして続いているのは初めて知った。少し興味はあるけれど、それより先に館シリーズを読もう。 新装版でないのを人から借りたのだけれど、昔の本ってバーコードがない!それに一番驚いたかもしれない笑
0投稿日: 2022.06.19
powered by ブクログ母親の狂気を完全に引き継いでいる娘。 母子で殺人競争をしているように後から思うと感じたが、 娘の手を汚させまいとする親の愛情(そんな気はないだろうが。) と思うようにしよう。 娘のさらなる狂気の片鱗を覗かせた終わり方 今後に期待(?)
0投稿日: 2022.06.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
怖かった…… クラスメイトみんな頭イカれ狂ってて気持ち悪い。集団心理って怖いな… 綾さま断トツで気持ち悪い…ファザコンの域も超えてるし魔女狩りしようとか言い出すのもイカれてる。 加代も危険人物の異常者過ぎて怖かった。それにいくら世間体の為に宗像家に加代戻せないったって、記憶なくなって別人になったとしてもあんなイカれた狂人を野に放たないで欲しいわ… 血が引き金になってる狂気的な描写や犯行シーンもすごい怖かった。 最後あれ冴子も母親と同じ路を辿るってことかな…蛙の子は蛙…そんなホラゲあったなぁ 館シリーズとだいぶ違って、事件が起きて探偵役がいてって感じではなくホラー寄り。 怖かったけど先が気になって1日で読んじゃった。
1投稿日: 2022.05.30
powered by ブクログ500ページ超えなのに読む手が止まらず、1日で読了しました。 とてもとても面白かったです! 多感な時期ならではの心理描写が凄すぎました。女子ならではの生理の描写も。 綾辻さん男性なのにすごいな?と。 犯人も全く分からないまま進みます。最後の最後までハラハラドキドキで、ゾクッとする読後感でした。 途中途中にある( )の描写もリアルさがあり、全編通して怖かったです。夜読まなくてよかった…。 書かれた時代もあり携帯電話などは全くで出来ませんが、今読んでも一切違和感がなかったです。 続きもあるので読みたいです。
0投稿日: 2022.05.05
powered by ブクログ読んでいくうちに緋色に染め上げられていく。恐怖と戦慄を覚えると共に、フーダニットとしてミステリーの側面も併せ持ち、至高の読書体験をした。綾辻行人という作家の持つ奇妙で稀有な才能にいつも驚かされる。
0投稿日: 2022.04.29
powered by ブクログ女学生の寮で起きる連続殺人、ワクワクするわ~。ってなんか変質者みたいだけど(^-^;。綾辻さんらしいなんかドロッとした暗さ満載です。
1投稿日: 2022.02.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
初めての綾辻さん作品。 ミステリ要素+ホラー要素もありで、結構血も流れるし描写がなかなか・・だしでちょっと無理なんじゃないかと思ったんですけど。 そんな心配はどこへやらで、読み始めると止まらなくてガンガン読んじゃいました。 途中でてくる少女姉妹のやりとり、は何となく誰の話なのかがわかったものの犯人は全く、、でした(笑) 閉鎖された学園内の異様な雰囲気がすごく上手に描かれてて、そこが余計に怖さを増したというか。。。 綾辻さんの他の作品も読んでみようと思います。
0投稿日: 2022.01.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ホラーのテイストのある本格ミステリー。 特徴は、一見超常現象っぽい要素が色々出てくるが、最後にそれを全てちゃんとミステリーとして回収仕切る点と思う。読了後にスゴイと思った。(一部回収仕切っていない点もあると言えばあるように思うが。) つまり、ちゃんと本格ミステリーとして仕上がっているので、好きな人にはオススメ出来る作品と思う。 気になったのは、特に寮の中の描写が、そんな事ありえんだろう、と感じる点もあった所。
0投稿日: 2022.01.11
powered by ブクログテンポの良さはさすが。綾辻行人さんのホラー好きが随所で感じられる作品。 暗黒館の殺人のような伏線の張り方、人形館の殺人のようなどんよりとした暗さ、Anotherのようなホラー感。面白かったが、綾辻さんが好きな故なのか、結末が読めてしまったのが少し残念。
1投稿日: 2021.09.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
閉鎖的で厳格なお嬢様学校、聖真女学園。 学校、教師、生徒、すべてが不穏な空気。 同調圧力、裁くものと裁かれるもの。 集団心理、暴走と恐怖、ヒステリック。 ドキドキハラハラ、息苦しい展開。
1投稿日: 2021.08.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
館シリーズを読み終え、次に手に取ったのは囁きシリーズ。 一見すると、外界と隔離された女子高で起きるミステリーもの。しかし読み進めると、どちらかというとホラーの要素が強い。トリックに主眼を置くのではなく、その動機、犯人は誰でもなぜこういった出来事が起きるのか、それを主人公の冴子の目を通して語ることで、不気味さを増幅させている。館シリーズのようなミステリーものではなく、Anotherのようなホラー系の作品だった。 それにしても、散々、犯人じゃないかな、と思っていた綾さまがこうもあっさり、殺されてしまうとは。彼女も彼女で狂っていたけど、たしかに動機がないし、冴子?か犯人?の回想とは繋がりがない。 それはそうとて、不気味な舞台をよく描けたと思う、面白かった。
1投稿日: 2021.06.07
powered by ブクログ* 冴子が学園に転入してきてから 生徒の不可解な死が始まる。 殺人者、犯人はだれか。 冴子が悪夢を見続ける原因は何が。 冴子の生い立ちの謎も合わせ、事件の 解明へストーリーは進む。
0投稿日: 2021.06.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
怪しいと思ったときもあったけれど、いや、そうではないな…と否定したものの、結末見たら、それはそうだなって納得。 35年前の事件も12年前の事件も犯人は別の人であってほしかったけれど… 綾辻ワールドを満喫しました。
1投稿日: 2021.04.04
powered by ブクログこのシリーズを読んでみようと思っていたところ、改訂版が出たとのことで、早速購入。 作品中はずっと陰鬱として重たい雰囲気で、サスペンス要素がとても強かったです。情景描写が細かいので、頭の中でドラマのように想像しながらあっという間に読了。 思春期特有の不安定な心情など、想像がしやすくすらすら読み進められました。
0投稿日: 2021.02.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ああ、なんてきれいな、 何年ぶりでしょうかね、読み返すの。何度か読んではいるので、三度目か四度目くらいの再読なんですが。 やっぱり面白いなぁ。物語の構成、伏線の張り方、表現方法、全部が綺麗にまとまって最後の一行の衝撃を作り上げてる。いやほんと、(カッコ)を多用する表現方法、ほんと好きなんだけど、使い方が難しいんだなぁ。やっぱりこの手法は綾辻以上に綺麗に組める作家はいないわ。 色としてはサスペンス強めなんだけど、ちゃんとミステリとしての仕掛けもありつつ、最後にきれいに落とすっていうね。いやほんと、初読時、「いや、お前もかよ!」ってつっこんだよね。
0投稿日: 2021.01.13
powered by ブクログ読んだのがもっと本を読み始めの頃なら、純粋に最後まで楽しめて驚いただろうなぁ。 たしかに面白くて夢中で読んでしまったのだけど、後半失速した気がする。
0投稿日: 2021.01.13
powered by ブクログ全寮制の名門女子高校で夜毎起こる殺人事件。 転入生 冴子の視点から覗き見る緋い(あかい)狂気の物語は、彼女が幼い頃の“ある事件”の空白により非常にスリリングな展開を帯びる。 映画サスペリアを意識して作られた舞台設定。 ダリオアルジェント好きには設定だけで堪らないものがある。 魔女裁判、繰り返される緋い記憶の描写は後半にいくにつれ解像度が上がり、クライマックスの食堂のシーンなどは映像が浮かぶようだ。読後には一本の映画を見たような満足感があった。 個人的にはロマンスの要素により現実に引き戻される感があったので、評価は3。
0投稿日: 2021.01.04
