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夜明けのすべて
夜明けのすべて
瀬尾まいこ/水鈴社
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総合評価

1080件)
4.2
428
443
129
21
3
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    PMSの症状の辛さと葛藤に共感して泣きそうになりました。 人のためになりたいとか仕事が好きとか、何かやりがいを見つけられるってとても素晴らしい! 今日から自分の行動考えたくなる本でした!

    0
    投稿日: 2026.03.22
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    瀬尾まいこの物語はやっぱり暖かい。久しぶりに読書をしたが、スルッと内容が入ってきた。 今までの自分では無くなってしまった時、私はどうなってしまうだろうか。誰もが抱える不安を暖かく包み込んでくれるような物語だった。

    0
    投稿日: 2026.03.19
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    会社員生活に馴染めない20〜30代に読んでほしい作品。精神的な不安定さと仕事との両立に、もがきながらも向き合ってるところが良かった。 主人公はおとなしい性格でありながらも、強引でお節介な側面もあり、そこはよく掴めなかった。

    0
    投稿日: 2026.03.15
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    良かった パニック障害やPMSを克服していく話かと思っていたがよい意味で違った 自分が何が好きか 自分を見つめ、他者を見つめる その大切さを考えさせられた 自分の居る場所が栗田金属みたいな職場で有れば良いなぁって思った

    0
    投稿日: 2026.03.15
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    PMSの藤沢さんと、パニック障害の山添くんのお話。 自分も、十数年うつ病と共に生きているので、共感できることが多かった。 2人の掛け合いにクスッと笑い、山添くんの少しずつ前進していく姿に感動し、読み終わった時に心がほっこりするお話でした。 自分も、ついつい『できないこと』に目を向けてしまいがちだけど、『好きなこと』や『夢中になれること』、できないことの『他の手段』に目を向けるだけで、自分の見る世界は少しだけ変わるのかもしれない。

    0
    投稿日: 2026.03.15
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    映画化前に読んでいましたが、映画を時を空けて2度鑑賞し、原作をまた読みたくなり再読しました。 映画にあったシーンも、描かれなかったシーンや言葉も、キャストの方々の姿や声、風景や光で立ち上がってきて、1度目読了時より登場人物の心情を鮮明に感じ、大きく心を揺さぶられました。 小説の映像化はガッカリすることも多いのですが、こちらは原作、映画ともに素晴らしく、映画を観ると原作を読みたくなり、原作を読むと映画を観たくなります。 深く心に残る読書体験(鑑賞体験)でした。

    0
    投稿日: 2026.03.14
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    泣けた。少しずつでいいから頑張って生きていこうと思った。山添くんの自転車に至るまでの経緯がすきだった。

    0
    投稿日: 2026.03.14
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    すごく優しくて、好きな話だった。 登場人物みんながかわいらしくて、がんばれ!と思いながら読み進めた。 人って勝手に救ったり、勝手に救われたりしながら生きていて、やっぱり1人きりでは生きていけないんだなあと思った。

    0
    投稿日: 2026.03.09
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    読みやすくて一気に読みました。 PMSとパニック障害を抱える2人のお話でしたが、その関係性が独特で、2人のやり取りにクスッと笑ってしまう事も。 この先、若い二人が栗田金属にどんな変化をもたらしたのか見てみたい気がしました。

    0
    投稿日: 2026.03.09
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    映画化されたこと知らずで小説で初見。 登場人物全員があたたかかった。 人はどんな状況でもきっと1人でなんとか生きていく力がある、だけど1人じゃ救いきれない場面もあって、他人との関わりが自分と向き合うことにもなって明るい方向に向かわせることもあるよな。 日常でも気持ちが落ちてる人との関わり方って難しくて、何が正解なんだろう、何がしてあげられるんだろうって考えてしまうけど、山添くんと藤沢さんの支え合いのかたち、誰かとこんな関係性が築けたらとちょっと羨ましくさえ思った。

    0
    投稿日: 2026.03.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    図書館本 せつなくてもどかしい。 二人とも病気とはずっと付き合っていかなくてはいけなくて、それをどういう形で向き合っていくか。 マイナス思考から、少しでもプラスの方向に進んでいくような終わり方で良かった。気持ちが変わることで、周りの景色が違ってみえることもわかった。 PMSやパニック障害の発作的なものが見えない時は、相手に気づいてもらえず、ただ怠けているように見えていた時代が長く続いてきたと思う。実情はわかってもらえなくても、名前がついたことで病気としてみてもらえ、それについて研究されて少しでも打開策が見つけられるような世界になってほしい。

    0
    投稿日: 2026.03.04
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    まさにPMSのせいか怠くて動けなかった今週。本も読めなくて自己嫌悪しながらも手に取った初めての瀬尾まいこさんの本。 PMSに悩む女性とパニック障害に苦しむ男性。どちらも程度の差はあれど、人生を簡単に狂わせてしまえるのに、あまり周知されなくい病気で、当事者にしか分からない苦しみ。 山添の、人生ががらりと変わってしまった底の深い絶望の中に容赦なく踏み込んでは光を差し込んでいく隠れ光属性の美沙との掛け合いは、絶対に恋愛関係にならない謎の安心感とショートコントのようでさくさく読めました。 二人を見守る周りの大人がとにかく温かくて優しくて、辛いテーマでもほっこりとした気持ちで読めたし、山添の元上司の言葉には不意打ちでじんわりと涙が溢れました。 私もいつか、こんな温かい職場に巡り会えたらな、と、そんな淡い希望も芽生えたりしました。 タイトルのように最初は夜明け前の薄暗い雰囲気から、読了感はすっきり爽やかな気分で終えられる、とても優しくて素敵なお話でした。

    0
    投稿日: 2026.03.02
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    字が大きく読みやすかった。 PMSとパニック障害を抱える2人から、この障害の特徴や本人達が感じてることがよく分かる。 生活、仕事がままならない悔しさ、本当にかわいそうだけど受け入れて前向きに進む2人は強い。 特効薬があればいいのに、、パニック障害を患ってる人達が元の日常に戻れる日がきますように。

    1
    投稿日: 2026.02.28
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    映画を観てから読んだ。 映画と原作で違ったところもあったけど、 瀬野まいこの温かくて寄り添ってくれる 文章が大好きだった、

    1
    投稿日: 2026.02.28
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    無理をしない。 栗田金属の社長さんをはじめ、社員の皆さんが素晴らしい。 こんな職場、人間関係、いいなぁ。 お互いを思いやり、尊重する。 藤沢さんも山添君も人の事なら思いやれる。 二人共凄いよ。 心温まる優しいお話しに、私自身前向きになれた。 明日から人に優しくなれそう。

    37
    投稿日: 2026.02.28
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    2人の人物を想像するのがとても楽しい作品だった。ゆっくりゆっくりと少しずつ変わっていく2人。読んでいて、とてもあたたかい気持ちになる、そんな本。

    1
    投稿日: 2026.02.28
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    人に言いづらい病気や葛藤を抱えて苦しんでいるのは自分だけではないことを思い知らされた。どうしても自分だけ何で苦しいのと思ってしまう自分にとっていい本と出会ったなと感じた。 この本の構成に関してはもう少し凝ったものを欲していたかもしれない。

    0
    投稿日: 2026.02.25
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    PMS持ちの女性とパニック障害持ちの男性との友情に近い話。 どちらもお互いに苦手意識があったにも関わらず、藤沢さん(PMS持ち)が薬を拾うことで話が動き出します。 ソラナックスという薬は山添くん(パニック障害持ち)の物だと判明します。 藤沢さんが山添くんにお節介を焼いてると、山添くんも藤沢さんにお節介を焼くようになります。 ただの会社の同僚で、友達でも恋人でもない関係。 2人の病状が少しづつ良くなっていき、優しさと勇気を貰える作品だと思います。

    0
    投稿日: 2026.02.23
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    息苦しさ、辛さ、いろんな感情に振り回されながらも少しずついい方向に変わっていくところに救われました。そして、病気や何かを理由にして自分の好きなものやことまで自ら手放さなくてもいいんだと気付かされました。 2人のこれからはどんな風になっていくのか気になります。

    66
    投稿日: 2026.02.23
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    成果を出せないのは無能、人によく思われたい 体が思うように動かない、やりたいことなんて分からない そんなネガティブな感情が、こんなにも温かくまとまるなんて。 自分はまだ何者にもなれていないと自信をなくしている人に読んでほしい。あなただからできることがある、幸せは日々に転がっている。

    1
    投稿日: 2026.02.23
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    「知ってる?夜明けの直前が一番暗いって。」 嫌な事があった後は必ず良い事があるって事ですね。 何も起こらないような毎日を繰り返していても、いつだって時は進んでいるのだから、毎日楽しく生きて行こう。 苦しくても厳しくても、出口は必ずあるのだから 人に迷惑をかけただけ人を助けたり優しさを与えて生きて行きたい。

    8
    投稿日: 2026.02.22
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    見た目からはわからない病気を抱えている2人の男女。苦悩を抱えて本当に厳しい暮らしと人間関係。ただ辛いだけでない、良い関係、また良い職場に巡り合う。人生は捨てたものではない。読み終わってからほっこりとしました。

    20
    投稿日: 2026.02.21
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    一気に読んでしまった。 主人公たちは結構ズバズバと発言するのに読んでいて辛くなく、心も温まるので読書のリハビリにもおすすめだと思う。

    2
    投稿日: 2026.02.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    私自身、PMSで病院に通っており、作中と同じ薬を服用していたのでこの本を手に取りました。 穏やかに進む物語、柔らかく優しい文章でさらさらと読めました。 身体に馴染まないうちのあの凄い眠気に深く共感しました。 お医者さんももう少し効き目のゆるやかなものから進めたら良かったのに……辛いよね……と序盤のシーンは慰めてあげたくなります。 また、眠る前のふわふわした感覚が好きなのも分かるなぁと思いすごく身近に感じで読んでおりました。 最初に映画の方を観たこともあり、物語が少し違う事で更に楽しめました。 映画のネタバレにもなってしまうのですが、 映画だと藤沢さんは栗田金属を退職してしまうのがすこし切なく感じていたので、この本では新たなスタートを切る終わりになっていた所がとても好きでした。 山添君のパニック障害とは本当に、本当に比べ物にならないですが、私も乗り物酔いが酷く自律神経もよく乱れるので電車の怖さだったり、関係の薄い人ばかりの大人数の車の 逃げられない ここで吐いたらどうしよう とか、友達とのご飯でも定食屋さんは食べ切れないから避けてしまうことがあるので、 パニック障害の方はとても大変だよな、と深く考えてしまいました。 作中のパニック障害に対する表現がとても細かくてPMSで本を買ったのに、山添君の方を真剣に読んでました。 終盤に向けて、山添君が自転車を手に入れてからどんどん出来る行動が増えていくのがとても嬉しかったです。 突発的に退院した藤沢さんの荷物を家まで届けにくのはかわいらしかったです。 PMSは体質できっと閉経まで付き合うものなのかな、と覚悟してますが、こちらのお話を読んで同じ境遇の人がいると心強いです。 気休めのハーブティーやストレッチ、お薬を飲んで短いスパンでくる波を乗り越えようと思うお話でした。

    0
    投稿日: 2026.02.19
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    PMS、パニック障害。なんとなく知った気になっていたが、何もわかっていなかったと思った。フィクションではあるけれど、色々なことを知り、生きづらさを減らせると良いなと感じた。

    0
    投稿日: 2026.02.18
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    普段味わうことのない、PMSとパニック障害の苦痛を体験できる。 自分で自信を持つことは、自分を愛することは、到底できるものではない。 人を好きになることができる、その気持ちこそが自分を少しだけ素敵に、素直にさせてくれるのかもしれない。

    0
    投稿日: 2026.02.15
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    PMSの症状で唐突にイライラして仕事にならない藤沢さんと、パニック障害によって元の生活に戻れなくなってしまった山添くん。お互いに、自分のことはどうにもならなくても相手を助けることはできそうだと優しい気持ちに溢れた物語。 『すごい病気だよなと時々思う。…外食もできないし、電車にも乗れない。誰かと共にいることを避けたくなる。家族に会うこともままならず、一人でいることを優先する生活。こんな日々がいつまで続くのだろうか。慣れてはきたが、先を想像するとぞっとする。』 自分が今まで深入りしてこなかった苦しみが、様々書かれていたけれど、この先のためにも読んで良かったなと思いました。 どことなく「夜明け」繋がりで似てる気がしていた本、町田そのこさんの「夜明けのはざま」と瀬尾まいこさんの「夜明けのすべて」を無事に読み終えて、やっと識別できるようになりました。あと1個、間宮改衣さんの「ここはすべての夜明けまえ」が未読で、これもごっちゃになりそうなので、いつか読まなくちゃと思っている(;^ω^)。 2026.2

    59
    投稿日: 2026.02.12
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    そして、バトンは渡されたを読んで瀬尾まいこさんの書く文章が好きだなと思ったので今回、夜明けのすべても読んでみました。 最後まで美沙と山添くんの距離感が絶妙です。お互いに好きという気持ちが全くないからこういう行動ができるんだというところから始まります。ただ、それぞれの気のかけ方がお互いに心地よく、山添くんにとってはパニック障害発症以降止まっていた時が動き出すきっかけにもなっています。ちょっとずつ仲良くなっていく過程が非常に読んでいて心地よいものでした。

    3
    投稿日: 2026.02.11
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    とっても良かった。鬱病で休職している私。私も性格的に鬱病になるわけないと勝手に思っていたし、仕事も楽しいしプライベートも充実しているし訳がわからなかった。でもなった。そして私も人を喜ばせるのが好きなんだと思う。誰かにありがとうと言われると生きていて良かったと思える。二人を少しずつかじっていて、勝手にわかるわかるってなってしまった。厚かましいかも。

    0
    投稿日: 2026.02.11
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    持病がなくても生きづらさを感じるこの世の中で、ほんの少し人の優しさに触れられる、そんな物語でした。 日常の中の小さな変化が、当人にとっては本当はとても大きな一歩なのかもしれない——そう思わせてくれる作品でした。

    0
    投稿日: 2026.02.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    社長すごく良い人!会社の人もみんな良い人! きっと現実には、従業員も職場環境も(上司だけ、仕事内容だけ、はあるかも?全部良いなんてないよね) あんなに良いところはないだろうし 藤沢さんみたいな人と山添くんみたいな人が たまたま会って受け入れて良い方になって… なんてことはないんだろうけど。 いきなり髪の毛切ってあげようと思って家に押しかける人、そしてそれを受け入れる人いないから! 山添くんが 出来ないことを受け入れること 好きなものは諦めなくて良いことに 気付けたのは良かったなあ 悪い人、悪い出来事が出てこないから 読んでて疲れなくてほっとした〜 この作家さんの本はストレスなく読めて 読後は爽やかな気分になれるから好きー!

    1
    投稿日: 2026.02.04
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    ありかがすごく良かったので、こちらも読んでみました。 パニック障害やPNSの症状がこんなに辛いものだとは知らなかった。 病気で人生は変わってしまったけれど、今出来る事を精一杯頑張る二人がすごく良かった。

    0
    投稿日: 2026.02.03
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    とってもよかった!サクッと読めるボリュームに登場人物の抱えてる思いが、丁寧に書かれていて、かつ読みやすい。 重さに程度はあれ、一人一人が何かを抱えていている。 そんな中で、どう日々に向き合っていくか、 瀬尾まいこさんの本は間違いないだろうと、何気なく手に取った本だったが、仕事のことばかり考えて、鬱々していた自分にピッタリだった。 この先の2人の関係が気になるので、続編、待ってます

    0
    投稿日: 2026.02.01
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    どんな境遇でも その時に見える景色、出来事、体験、 捉え方でマイナスになるしプラスにもなる 無意識に自分を作っててそれから逸脱するとな悩んだり悲しくなったりするんかな 柔軟に思考を変えて受け止め方を変えることができたら全部吸収することができるんやろうか 留まるより変化しながら進む方が人生に価値が見出せるか

    0
    投稿日: 2026.02.01
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    病気ではないけれど、私は産後、それまでの私ではなくなりました。自分の時間のほとんどを子供に捧げる何年間が過ぎ、以前の自分が好きだったものや心地よく感じていたものも思い出せなくなっていました。ここ最近、ようやく自分の時間がもてるようになって、こうして読書もできていますが、そんな自分と重ねて本作を読みました。 あれも無理だ、これもきっと後から大変そうだと年齢的なものもあってすぐに線引きをしてしまいますが、工夫すればきっとまだまだやれるのかもしれません。そんな希望に満ちたお話でした。ぜひ、映画も見てみようと思います。

    1
    投稿日: 2026.01.29
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    直前に柚木麻子さんのBUTTERを読んで、濃厚で心かき乱されるような本だった(褒めてる)ので、その直後の『夜明けのすべて』が本当に癒しでしかなかった。 真逆だ。 どちらも小説というジャンルで、最後には救われるところもあるのだが、とにかく真逆で、淡々と、でも陽だまりのように優しさが、主人公たちをつつみ込んでいく。 元気のない友人に勧めるとしたら、『夜明けのすべて』だなと思う。 抱えているものはそれぞれ重いはずなのに、それを感じさせないのは、彼らの原動力が優しさだからかもしれない。 映画を読んだので、終始、もねちゃんの顔が浮かんでいたが、映画と違うところもあって、それはそれで面白かった。

    0
    投稿日: 2026.01.26
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    とっても良かった。心にじんときて、大変な日々でも少しずつ前に進んでいく山添くんが良かった。人との関わりってやっぱり生きていくのに大切なんだなあ。

    0
    投稿日: 2026.01.25
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    PMSとパニック障害 違う病だけどどこか似ている 病気に上も下もないってこと どんな自分も受け入れるって大切なんだと学んだ

    1
    投稿日: 2026.01.24
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    興味のある内容だった。体のこと、心のこと、見たまま人を決めてかかってしまうこと、日常であると思う。この本に出会えて良かった。

    10
    投稿日: 2026.01.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    展開自体もあっさりしていて、文章も淡々としているからそこまで感情移入せずにスラスラと読んでしまった。 これは物語がつまらないとか、メッセージ性がないという訳ではなく、自分がもっと丁寧に読めばよかったと反省。 いつか再読する!

    1
    投稿日: 2026.01.20
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    平和すぎて、こんな都合いいこと現実にある?って思いながら読んでしまった。 あまり話の世界に入り込めなかった。

    2
    投稿日: 2026.01.20
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    2026年六冊目読了。 体ではなく精神的な面で人とは違う何かが現れる。現代は何でもかんでも病名がついてしまって、日常に生きづらさを感じている自分も何かの病気なのか。病院に行って薬をもらって、そうなったら楽になるのか。 病気に対して他人が捉える印象も人それぞれ。 当人の病気の辛さなんて周りが決める事じゃない。 自分の方がしんどいと思うひと。 心配してるようでどうでもいいと思ってるひと。 自分の事はさておき、それ以上に考えてくれるひと。何も聞いてこないけどただ遠くからでも気にかけてくれてる人。 いろいろな人がいる。 自分はどうしてあげられる人になりたいか、どういう人に側にいてほしいか両面で考えるきっかけになった。

    1
    投稿日: 2026.01.19
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    読んでよかった。 映画を観てから読んだおかげか、情景が浮かびやすく読みやすかったし、原作を読むことで、映画で得た情景の解像度がぐんとあがった。 読者を慰める本はたくさんあるが、そういう方法ではなく癒しをくれる物語で、春のような小説だった。

    1
    投稿日: 2026.01.19
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    パニック障害 PMS 周りには色々なものを抱えている人がいるらしい 精神を病む人は周りにもいるし 病気と闘っている人も知ってる いつか自分もそうなるかもしれないし 実はもう、そうなのかもしれない 人は自分の苦しみを隠すことの方が大半だし、 どれだけ苦しくて辛いかは 自分にしか分からない そんな2人のしんどさと前を進んでいく姿が鮮明で リアルな作品でした。

    2
    投稿日: 2026.01.19
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    何か大きな出来事が起こるわけではないけれど、読んでいる間ずっと目頭が熱かった。笑 人の弱さも強さも、長所も短所もすべてあたたかく包み込んでくれる小説。 真っ暗で終わりがないかのように思えた夜が、ゆっくりと明けていく。 原作を読むずっと前に、映画化されたものを公開当時に見ていて、とても気に入っていた。 満を持して(?)原作を読んだので、映画とどう違うかな〜と言う視点でも読んだ。 改変された点はかなりあるけれど、メインテーマ自体はぶれていないような気がして、どちらも大切な作品となりました。 あと、瀬尾さんの作品は初めてだったのですが、文章ひとつひとつがやさしくて、読書中に付箋類を使うことはないタイプの私がついついメモを取ってしまっていた!笑 春になる直前の、夕方の空気感を描写した文章がとてもすきでした。 瀬尾さんの小説、これからたくさん読んでいきたい!

    1
    投稿日: 2026.01.18
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    映画を先に観てから、そのあと原作小説を読んだ。 不品行で邪悪なものがいっさい出てこない、平和で穏やかな空気感は共通しているものの、やや退屈な印象だったかなあ。 優しさというキーワードで語る瀬尾さんのファンがたくさんいることを感想欄を読んで知る。

    1
    投稿日: 2026.01.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    心温まる小説でした。 特に、藤沢さんが虫垂炎で入院する場面。 山添くんが藤沢さんに対してできることを、ほぼ無意識の範囲で自発的に考えて行動に移すようになっている場面が印象的でした。 優しさの連鎖とはこういうことなのかもしれない、と思いました。 損得勘定や相手への期待を込めて行動するのではなく、相手のことを思って行動する優しさは素敵だなと改めて感じました。 しかしこの話はあくまでフィクションなので、現実世界と真っ向から照らし合わせるようなことをすると、苦しい感情を抱かれる方もいるかもしれません。 ただ、あくまでフィクションとして読む分には心の安定材料となりうる、非常に素敵な作品であると感じました。 恋愛感情が一切感じられないが、内心では相手のことを深く考えていて、自分なりに噛み砕いたものを相手に言葉や行動としてアウトプットする。 2人の、会話という表面上のやり取り自体は淡白でありながらも、内心は純粋な心で相手を思いやっている様がひしひしと伝わってきます。 何度でも読み返したくなる、手元に残しておきたくなる本です。

    1
    投稿日: 2026.01.17
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    妻にすすめられ読んでみる。「そしてバトン」は面白かったが、本作はさて。 PMSの女性とパニック障害の男性の生きづらさ、希望を書く。病気の方は大変だなと勉強にはなるが、読むのは少々辛い。

    6
    投稿日: 2026.01.16
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    ずっと手元におきたい作品。 自分がパニック障害を患ったのもあり、心に染み渡る物語でした。抱える不安の大きさ、太刀打ちできないと思ってしまう無力さ、同時にこのままでいいのかという焦り。綺麗に描写されており、その感情たちが人との関わりや日常的な変化によって、徐々に解けて、扱いやすくなり、好きなことを思い出していく。不安を無視せず、病気と戦うわけでもなく、今の自分からできることを少しずつ増やしていこうとする、その一歩進むまでの歩みがとても丁寧に描写されてました。そんなチグハグな自分でも、今の自分を信じることを試してもいいと、背中にそっと手を添えられた気がします。読んでよかった、ずっと大切にしたい。

    1
    投稿日: 2026.01.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    PMSに悩む女性とパニック障害に悩む男性。 とてもリアルで同じ女でも生理の辛さや、生理前の状態は全然違う。 想像することは出来ても、理解はなかなか出来ない。想像すらしないで傷付ける人もいる。それはパニック障害も同じで。 今でこそ芸能人が話したりして、知られているけど昔はメンタルのことは本当に理解されなかった。外から見れば元気な人だから。 頭から血を流してれば、大丈夫か?と分かりやすいけど。 山添くんの過去の自分が好き、出来ないことばかりと思う気持ちよく分かる。 2人が恋愛して病気治りました、みたいな話ではなく、リアル。でも緩やかにお互いの存在が良い方向に作用していて、ほんわかした。 自分を好きにならないと、人のことを好きになれない。私もこれはずっとそう思っていたけど、山添くんの「そんな理論がまかり通ったら、人を粗末にする人が続出しますよ」これはとても救われる言葉。 だって自分を好きじゃない人はいるけど、それでも恋したり友達とか人のことは好きになる。 自分のことは嫌いなでも、いいじゃんと思える。とても優しく温かい話だった。

    2
    投稿日: 2026.01.15
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    みなさん書いてらっしゃるように本当に読みやすい本でした!PMSを患う藤沢とパニック障害を患う山添、2人の視点で交互に物語が進むのでとても面白かったです。 パニック障害もPMSも存在や症状は知っていましたが、詳しい内容や当事者の気持ちなど繊細な部分までは知らなかったのでこの本を通じて大変さがしみじみと伝わってきました。 自分も苦労をしているからこそ同じ境遇の者に手を差し伸べ助け合うことの大切さや、不自由な立場であるとしてもどのように生きて人生を彩っていくべきなのかなど、たくさんのことを考えることができました! 瀬尾まいこさんの作風に強く惹かれました!

    5
    投稿日: 2026.01.15
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    俳優さんのおすすめで普段読まない小説に挑戦。慣れないため読み切るのに時間がかかったが、終わり方がとても好みであった。気分がいいな。

    2
    投稿日: 2026.01.14
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    とにかく読みやすかった。 パニック障害は聞いたことあるレベル、また同じ女性なのに初めてPMSという言葉を知った。 2つの病気の大変さをこの本を読んだことにより少しでも理解できてよかった。 最終的に2人はくっつくのかな?と思ったけどそこまで書いてないのも個人的にはいいなと思った。 優しくて思いやりがある人しか出てこなかったのでは? 瀬尾まいこさんの作品初めて読んだが、他にも読みたくなった。

    6
    投稿日: 2026.01.13
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    PMSとパニック障害を抱える同僚同士。自分自身もメンタル面での不調はなかなか周りに打ち明けられなくて、同じ悩みを抱えている人が身近にいるとすごく安心感があるだろうなと感じた!

    1
    投稿日: 2026.01.12
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    サクサク読めた 生きづらさを感じる人のエールになるんだろうなと思った 友達でも恋人でもない、好きになれそうな同士の関係性が素敵だなと思った 次に読むときは誰が思い浮かぶんだろう 誰かに優しくしたくなる本

    1
    投稿日: 2026.01.11
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    2026.1.10 PMSに悩む藤沢さんとパニック障害を持つ山添くん。 PMSは知ってたけど、パニック障害についてはほとんど知識がなく、知れてよかった。 栗田金属、社長も社員もいい人。 前の職場の上司、辻本課長もいい人。

    5
    投稿日: 2026.01.10
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    同僚同士がちょっとした共通点から協力し合う物語。最後に恋愛要素が入ったのは個人的には好きではなかったが、概ねほろりと涙させるような温かいお話。

    5
    投稿日: 2026.01.10
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    思うようにいかない、わかっているはずなのに、頭も体も心も自分のものではないみたいになるあの感覚。自分の他に、自分では手に負えないもうひとりが現れる。でも、だから全てを諦めなければいけないわけではない。好きなものは好きだし、苦手なものは苦手なだけ。上手に付き合えなくても、選んでもきっといい。「一部」に過ぎないんだから。

    1
    投稿日: 2026.01.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    パーソナルな問題に触れる話。お互い理解できるかもしれない部分を補って生きていけたらいいね、くらいのニュアンスのお話だと思いました。自分自身なにか問題を抱えているわけでもなかったのであまり感情移入はできませんでしたが、世の中にはいろいろな問題を抱えている人が居るんだと理解した上で今後の生活を送れたらと思います。

    1
    投稿日: 2026.01.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    パニック障害もPMSも他人事ではなく、自分にも身に覚えのある症状がいくつもあった。 それらが重なって描かれることで気持ちが痛いほど分かり、強く共感する一方で、辛かった症状が蘇り、少し苦しくもなった。 それでも、主人公たちと一緒に追体験したからこそ嫌な感覚にはならず、むしろ浄化されるような不思議な感覚を覚えた。 藤沢さんと山添くんが、お互いの症状やつらさを少しずつ理解し合いながら、無理のない範囲での優しさや思いやり、そして行動力をそれぞれに示していくところがとても良かった。 藤沢さんの大胆さには思わず笑ってしまうし、山添くんの淡々とした言動にはこちらまで心が軽くなる。 恋愛とも友情とも違う、同僚でありながら同志のような二人の関係性も、とても理想的で素敵だと感じた。 職場の方々も良い人ばかりで、そんな環境だったからこそ、二人は救われ、支え合えたのだと思う。 (作品を通して嫌な人が全くいなかった) 変わらず症状とは付き合っていくことになるのだと思う。 それでも同時に、好きなものや心地良いと感じること、「これならできそうだな」と思えることが、少しずつ増えていく過程に希望を感じた。 私もそんなふうであれたらいいなと思った。

    3
    投稿日: 2026.01.09
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    映画も見たけど、原作を先に読んだ。どちらにも良さがあった作品。いいこともあれば、そうじゃないこともあるけど、一人では生きていけないなと思う。

    2
    投稿日: 2026.01.09
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    夜明けのすべて 2026.01.09 レビューが良かったので読んでみた。ストーリー展開はよくある感じで新鮮さはあまりなかったけれど、心温まるストーリーだった。 流浪の月のような、一言では言葉では表せないような2人の関係性が描かれていてお互いをかけがえのないものとして少しずつ前進・成長していく過程が素敵だったし、第三者目線で嬉しかった。特にお互いの好きだったこと、閉じ込めてしまっていた自分に気がつくシーンは何度でも読み返したい。 そして、山添くんへのお守りを送った人が特定されるシーンで伏線が回収されたのは気持ちよかった。 登場人物のみんなが優しくて温かい人すぎて、読んでて幸せだった… 栗田金属のような理解のある環境で働けるの最高!

    1
    投稿日: 2026.01.09
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    PMSを抱える28歳女性・美紗と、パニック障害を患う25歳男性・山添くんが恋愛とも友情とも言えない、名のない関係だけど、気がつくとお互いが心の支えになっている。心がホッと温まる物語。 当事者にしか分からない辛さや大変さがあるのは当たり前。分からないなら分からないなりに、相手のことを想い、どう支えるか。大事な視点。

    2
    投稿日: 2026.01.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    月に一度、PMSで感情を押さえられなくなり、大手の会社から栗田金属というこじんまりとした会社に転職した美紗。最近入社した山添は、覇気がなくぼんやりとした今どきの若者。 ところが、ひょんなことから彼がパニック障害で苦しんでいることを知る。 大手の会社を退職し、必要最小限の人間関係の中だけで、ただその日を送るのが精いっぱいの山添。 狭い場所、自由に動きが取れない場所(電車や美容院、映画館など)に行くことができず、いつ発作が起きるかわからない不安を抱えている。 ふたりとも自分のことで精いっぱいの時は何もできないのだが、誰かのためには動くことができる。 ずっと自分を否定してきた二人が、少しずつ自分の出来ることを見つけ、自信を取り戻していく。 だからと言って、PMSやパニック障害がなくなるわけではない。 けれども、以前と同じではなくても生きていくことはできる。 この本を読んで欲しい人がいる。 でも、「この本読んで」って渡したら、それがプレッシャーになるかしらと思うと、それはなかなか難しい。 どうやってこの本を進めようか。 それが、これからの私の課題だ。

    3
    投稿日: 2026.01.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    【PMSとパニック障害】病、人の悩みに大きいも小さいもない。決して軽く考えてはいけない。ある日突然パニック障害と診断され、仕事も恋人も友人も失い、日々を生きているだけで精一杯となった。世の中はそういう事情を抱えた人ばかりだ。自分だけが悩み、生きづらさを抱えていると思ってはいけないとも思う。栗田金属のような持続可能な会社で働きたい。今日も無理なくけがなく安全に。残業も競い合うこともない会社。PMSのイライラは原因がわかってるのはいいことだと思う。

    5
    投稿日: 2026.01.07
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    知ってる?夜明けの直前が、1番暗いって 相手のことを助けたい祈りのような想いが重なる 自分は何もできないと思っていたのに できることを必死でさがしていると そこにある優しい想いに気付く時 夜明けが待ち遠しくなるのか あなたに会いたいと想う自分に気付くことは あたりまえではなく 朝日が昇る瞬間の希望に満ちた光

    1
    投稿日: 2026.01.06
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    それぞれがPMSとパニック障害を抱えた男女の話。二人が仲良くなり、病気を抱えながらも穏やかになっていくところや二人が勤める栗田金属の社員の暖かさが良かった。

    1
    投稿日: 2026.01.06
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    目に見えない病を抱えた人が生きる難しさ。自分にしか分からない辛さや恐怖。共感して、押し付けじゃなく一緒に歩めたらいい。理解してくれない人もいる。でも、誰か一人でも理解してくれれば救われる、前に少し進める。沢山じゃなくていい、少しだけ前進できれば夕日が朝日に必ず変わる。

    17
    投稿日: 2026.01.05
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    栗田金属の社員がとにかく暖かい。 そしてそれに気づけるようになった山添くんの成長に対しても年始からほっこりした。 辻元課長が一番のお気に入りキャラで、山添くんと上司部下として相思相愛な関係性もよかった。 山添くんが前職を辞める際、挨拶にも行けなかったと悔やむシーンがグッときた。

    2
    投稿日: 2026.01.01
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     PMSに悩む女性と、パニック障害に悩む男性。二人の出会いと理解、友情未満他人以上の柔らかなつながりの物語です。  主人公の一人は、突然起こるPMSで人間関係を築くのが困難な女性。自分では制御不能の情緒不安定と苛立ちは、生理に伴うたった一日の突発的な現象だ。だが、普段穏やかな彼女がその時だけは突然人が変わったようにヒステリックに怒り出し、その豹変ぶりは常人には理解しがたい状態にまでなってしまう。その一日があるために人間関係も、会社勤めも困難を極め、ようやく拾ってもらった勤め先が、社長も社員もおおらかな『栗田金属』だ。もう一人の主人公は、突然発症したパニック障害によって生活を脅かされている男性。電車やバスのような閉じ込められる交通機関には乗れず、時間や場所に拘束されるような状況が生じると発作が起きてしまうため、入社したばかりの会社を辞め、徒歩で通勤することができる『栗田金属』に入社する。PMSとパニック障害という全く異なる病気だが、二人は少しずつお互いと自分自身を理解し、認められるようになっていく。  とても面白い内容でした。今回は女性側、男性側のそれぞれの目線で交互に物語の時間軸が進んでいきますが、どちらもとても普通の社会人として日常生活を送るのにしんどい日々だったのだろうことが序盤で描かれていきます。それによって人と関わるのが怖いとなってしまっても仕方がない、とも。けれど『相手のしんどさに気付いてしまった自分が、相手にしてあげられることは何だろう』と考えはじめて、行動に移していけるところに人間の本質的な優しさを感じました。突飛な行動も、巨大なお世話状態の気遣いも、やりすぎの感もたくさんありましたが、それらを全部含めて二人が関係を築いていくのを見るのがとても楽しかったです。恋愛関係になるのではなく、かといって友達ということもなく。それでもお互いに無理に気を張らなくていい関係というのは、得難くとても素敵なものだと思います。  私も、PMS+月経困難症のダブルパンチの人間でした。PMSの方の症状は、自分でコントロールできない強烈な眠気。婦人科では低用量ピルで調整するくらいしか処方してもらなかったですが、PMSによる眠気には有効な手立てがありませんでした。  たかが眠気、されど眠気。信じられないほど強い眠気で、頭痛がきたと思ったら瞼が開けていられなくなって突然意識が落ちるような状態です。立っていても。座っていても。階段の途中でも。運転中でも。しかも、奈落の底に足を掴まれて引きずり込まれるような、目を閉じたら二度と起きられないんじゃないかと恐怖を感じるような恐ろしい墜落感を伴った眠気です。心の底から恐ろしかった。気付けば床や階段に倒れていたことなど数えきれません。けれど、それを人に言っても「眠いだけでしょ」「早く布団に入ればいいじゃない」と言われてしまうだけ。PMSや生理痛は人によって症状が千差万別なので、理解を得られるのはなかなか難しいものなのかもしれません。  人は自分が辛い状況にあると、自分だけが一番辛くて他の人はそれよりも辛くないはずだ、と思ってしまう部分がどこかにあるものかもしれません。けれど、自分と相手の辛さが違ったとしても、相手が辛かったりしんどかったりしたら、それは(自分よりも軽いはずだ)と思うのではなく、単純に(辛そうだな)でいいんだと思います。そして、そう思うのであれば、何か手伝ったり、手助けをしたりしてもいいのではないかとも思うのです。  私も、誰かの辛さやしんどさに気付ける人間でありたいですし、この物語の登場人物たちのように気付いた時にそっと自然に手助けができる心遣いを忘れずにいたいと思います。  新年の初めに、前を向ける物語を読めてよかったです。

    1
    投稿日: 2026.01.01
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    心の病をかかえた2人のストーリー。お互いに相手を知って、興味を持つにつれ、自分への対応法が見つかっていく。悪い人が1人も出てこない。ボヘミアンラプソディ、観てみようかな。

    3
    投稿日: 2025.12.30
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    外から見ただけじゃわからない 自分を基準に考えてしまう だからみんな人のことを決めつけてしまう 事情を知ったら許すのであれば、事情を知ったら仕方ないと思うのであれば 一歩立ち止まって考えることが必要なんだなと思う

    0
    投稿日: 2025.12.29
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    映画化されてる作品なので キャストを当てはめながら読んでみた。 とても読みやすく通勤電車の数日で読了した。 続きが読んでみたい、あったかい気持ちになった。 録画してる映画の方も観ようと思う。

    0
    投稿日: 2025.12.24
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    [最初に書いた感想を、三宅かほの「話が面白い人は何をどう読んでいるか」を読んだ後に、グレードアップしたもの] 女性性の回復ーPMS緩和の鍵となるか 本書に出てくる山添君は、藤沢さんの少し後輩で同じ20代。前の会社でパニック障害を発症し、今の状況に見合った生活が送れるよう栗田金属という小さな会社に移ってきた。 山添君は藤沢さんとの交流していく中、後半で、自分の好きなものを思い出す。自転車に乗ること、和菓子を食べること、音楽を聴くこと。それらはパニック障害になってから忘れていたものだった。もともと山添君は仕事が好き(男性性あり)だけど、パニック障害で女性性がやや欠如ぎみになった。でも、藤沢さんとの交流を通して女性性が復活している様子が描かれている。 一方で、藤沢さんはおせっかいもいいところだ。山添君本人が口外していないにも関わらず、彼のパニック障害を知らなかったことで勝手に自分を責め、その埋め合わせに急に山添君の家に押しかけて、頼まれてもいないのに髪を切ってあげたり、山添君のポストに差出人不明のお守りを入れたのが山添君の元上司ということが分かると、その会社のホームページに山添君がお守りを受け取っていることを伝えたり。(すぐにその元上司の方から返信があった。) 藤沢さんは自分を後回しにして、他人を優先している。これがPMSが改善しない理由なのではないだろうか。藤沢さんが本書で何かを感じている描写があるとすれば、虫垂炎になって術後に手術した箇所に痛みを感じたぐらいだ。これだけ男性性優位で人にあれこれしているのだから、その分何かを感じてもいいはずなのに、その描写があまりにも少なすぎる。親が血栓症のためにピルが飲めなかったり、ピラティスや太極拳などをしてもPMSはよくならない。それは、藤沢さんをそのように設定することで「感じる」ことがPMS回復への一歩なんだよ、と作者が提示しているんではなかろうかと感じた。 -------------------------------------------------------------------------- [最初に書いた感想] 私自身もそんなに体調が良くなく、読んでいて時々しんどいときがあったので星3つにしている。それがなかったら星4つ。 PMSでとても情緒不安定な女の子と、パニック障害の男の子の話。 女の子はいつPMSが来るか分からないのに、男の子の方が分かるところに、自分には分からない部分を他人が知っているジョハリの窓を彷彿とさせた。本当に人は、人と助け合う生きものなんだなと強く感じた。(たぶんジョハリの窓は心理学向けの用語なので、少し違うけど) また以下の2つのことも知れてよかった。 1.ピル飲んだらPMSラクになるんじゃない?と思ったけど、インターネットで検索したところ、どうやら血栓症は二分の一の確率で子供に遺伝するとのこと。この女の子の父親は血栓症。つまりピルは飲めない。そっか、世の中にある方法はすべての人に適用できるわけじゃないんだね。安易に考えてしまった。 2.パニック障害の人の中には、映画館に入るのが難しい人もいる。そうすると、お家で観れるサブスクのサービスがこの世にあって、本当によかったんじゃないだろうかと思う。 仮に昨日までの生活が急に出来なくなっても、自分の好きが分かっていたら、それが心の支えになってくれるのではないだろうか。

    2
    投稿日: 2025.12.21
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    PMSの症状って1~2週間くらい続く感じなのに主人公の女性は1日2日?だったから、人によるんだなぁと思った。パニック障害の人と2ヶ月だけ働いたことがあるけれど、こんなに大変な症状を持って生きているなんて知らなくてもっと早くにこの本と出会って、接し方を考え直す必要があったのかな?と感じた。瀬尾さんもパニック障害を持っているということでより小説の主人公に当てはめられたんだなぁと感じた。 この後映画も見たけれど、私は小説の本が2人の未来が分からなくてワクワクしたな!どちらも素敵なものだけれど、映画から見たらまた違った感想を持ったに違いないなと思った!どう思ったんだろうね〜

    2
    投稿日: 2025.12.20
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    自分の知らない病気の世界を感じながら、人に対する本当の優しさとは何か。なんて、そんな難しい本では無いのですが、色々と考えてしまう。人は外からの見た目では分からない哀しみや苦しみを持っているかもしれない。そんな当たり前かもしれないけど忘れている事にたくさん気付かされた。そんな暖かい本です。やっぱり瀬尾まいこさんの本はホッコリします。

    1
    投稿日: 2025.12.17
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    PMSのイライラが抑えられず、人に当たり散らしてしまう美紗。パニック障害の発作に苦しむ山添君。そんな2人が、会社の同僚に見守られながら、なんとか前向きに歩み出すまでが描かれています。 他者からの理解が得られにくい身体の不調は、大小はあると思いますが、誰もが経験したことがあるのではないでしょうか。頭痛であったり、緊張ゆえの腹痛であったり。それでも、自分の経験したことのない不調には、不寛容になってしまう。 そのあたりが、会社の社長はじめ同僚の方々が素晴らしかったと思います。変に干渉するのではなく、無視する訳でもなく、まさに見守るという感じです。こんな会社も実在すればいいなと思います。

    35
    投稿日: 2025.12.14
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    主人公お互いに悩みを抱えながらも、だからこそお互いが無理をしたり背伸びをすることなく、さりげなく支え合う姿がすごくほっこりした。 周りの登場人物も優しくて穏やかな人達でした! 瀬尾まいこさんの本は読了後に心が温かくなるので好きです♡

    6
    投稿日: 2025.12.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    登場人物がみんな素敵で読んでて心が温まる。「完全な孤独など、この世の中には存在しないはずだ」山添くんがこう思えるようになってよかった。PMSもパニック障害も病名は知ってたけど、なにがしんどくてどれだけ大変なのか全然分かってなかったなと思った。

    1
    投稿日: 2025.12.08
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    友達や恋人でなくても お互いの苦しみをわかりあえて 力になることができる同志のような関係って良い。 わたしもそんな人がいたことを思い出して懐かしくなった。 もうダメかもしれないってとこまで落ち込んでも、ちょっとした出来事や人との出会いや、捉え方で楽になったり良い方向にいくこともある。 そんなふうに心を楽にさせてくれる作品。

    1
    投稿日: 2025.12.08
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    PMSやパニック障害という“見えないしんどさ”を抱えながら、 それでも毎日を続けていく2人の物語。 読みながら思ったのは、 私が同じ立場なら、こんなふうに働けるだろうか? ということ。 藤沢さんの「気を遣いすぎるのに大胆なところ」は ちょっとだけ自分に似ていて、 本当は“必要だと思ったことは全部してあげたい”。 そんな気質を改めて思い出した。 山添くんが少しずつ“藤沢化”していくのも可愛い。 信頼って、こうやって静かに育つんだなと思った。 そして気づいたのは、 症状そのものよりも、 優しすぎる性格や気質のほうが しんどさを深くしてしまうことがあるということ。 分かってくれる誰かがそばにいるだけで、 世界は少しだけ生きやすくなる。

    1
    投稿日: 2025.12.07
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    パニック障害の山添くんとPMSが激しい藤沢さん。 恋に発展せずにお互いの生き辛さを補いながら進んでいく姿に、静かに心が温まる。

    0
    投稿日: 2025.12.04
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    瀬尾さんの文章って、するする入ってきて心の中がじんわりあったかくなる 嫌な人が出てこないからいつでも安心して読めるし そう、例えるなら……白湯のような……いや……上手いこと言おうと思ったけど無理でしたすみません…… 私も女性でPMSには悩まされている立場なので、美紗のカーっと頭に血が上る感じはよくわかる! 婦人科行って先生に「生理前どんな感じ?涙とか出ちゃう?」って聞かれて「そういうのはなくて、ぶっ◯すぞ!みたいな感じです」と返してピル処方してもらったことが思い出されます 山添くんは良い人だけれども、どうしても娘を持つ母としては「美紗!男の部屋に1人で行くのはやめとけ!!!!!」とは思わずにはいられませんでした あぶねえから!!!!! あと職場の「付き合ってるんでしょ〜」イジリも、2人は穏やかだから流してたけど、私はこころのなかで「うるせえ!!!!」と思ってしまいました…… 登場人物は穏やかですが、私の情緒がおかしいためこんな感想になって申し訳ない ふつうにめちゃくちゃ素敵な物語です!!!!

    40
    投稿日: 2025.12.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    二人のやりとりはお互いに遠慮がなく、いい関係だなと思いました。 最近は相手に遠慮してしまったり、気を使ったりなど当たり障りのない言動ばかりで、気楽に付き合える関係を築くのができなくなっていたなーと気付かされました。 二人のような一歩踏み出した行動をやってみようかなと思います。

    2
    投稿日: 2025.11.29
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    相手のことを知ろうとしないと本当のことは何もわからない。 《彼がパニック障害だったことにまったく気づかなかった。どうして私は簡単に、彼のことをやる気のない人間だと決めてかかっていたのだろう。》 《PMSよりパニック障害の方が辛いに決まっている。いや、はたして本当にそうだろうか。僕はPMSどころか生理のことも知らない。実は想像以上にしんどいのかもしれない。》 お互い苦手同士だった、山添くんと藤沢さん。 ちょっとしたことがきっかけでお互いの病気のことを知る。 その中で何か自分にできることは何かを考え行動していく。大きなことは何もない。けど確実に相手を想って自分にできる小さなことを積み重ねる。 そこに見返りや嘘、見栄は何もなくて真っ直ぐ。 何かしてもらって、自分も相手に何か返そうとする中で、本当に少しずつ前向きな方向にお互いが変わっていく。 自分のことを想ってくれる、あるいは自分が何かしたいと思えるそんな人がいれば人は強くなれるのかもしれないと思った。 そしてその人の存在に心から気がつくことができるかが大切。

    2
    投稿日: 2025.11.28
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    長年PMSに悩み生きてきた美紗と パニック障害を持つ山添君。 同じ職場で働く2人が、そっとお互いの病気に理解を示し、だけどすべてを知ろうとするわけではない程よい距離感。 自分のことをそっと支えてくれる誰がいると思うだけで、幸せになれる!そう思わせてくれる話でした。

    0
    投稿日: 2025.11.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    映画は未視聴。「天国はまだ遠く。」が気に入りこちらの本を手に取りました。 本からは、あることができなくなって、全て諦めてるだけでは進まないということ。もちろん、今の私にできないことは山のようにある。だから、諦めるのではなく手段を変える。考え方を変えること。考え方が少し変わるだけでとても世界は広く感じることができるということ。 ガッツリ恋愛要素はなく、それぞれの生き方に着眼点を置いたお話にすごくハマりました。嫌な人がいなく、モヤモヤすることもなく、すんなりと文字が入ってきて、とても素敵なお話でした。

    0
    投稿日: 2025.11.27
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    PMSに悩まされる女性と、パニック障害に悩まされる男性が、1章ずつ、交互で一人称で語っていく。 二人ともまだ20代。キラキラした生活どころか食べていくのに精いっぱいの日々。それなのに、なぜか生きづらそうなあの人が気になる。誰かのために何かしたい。その小さな勇気から少しずつ二人に変化が訪れる。 ここまで酷くはないが、PMSの症状が分かりすぎて、のっけから引き込まれた。 いきなり髪を切りに行くとか、彼女の性格からしてちょっと強引な展開な気もしたけれど、そんなことは気にならないくらい二人のやりとりのテンポが絶妙で良かった。 また、二人の勤める会社の人たちが温かくていい! 病気が完全に治るわけではないが、二人が少しずつ前向きになっていき人生が好転していく姿を、ずっとずっと読んでいたいと思った。 瀬尾さんの作品はとても温かくて、ずっと読み続けていたい気持ちになりますね。

    29
    投稿日: 2025.11.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    私は病名がないが、5年前から原因不明の体調不良に悩まされているため、共感できる部分が多かった。 この体調じゃなければ、と、何度考えたか。 結末が2人とも完治するわけではないが病気はあるものの、良い方向へ向かっているのがわかる。いつ治るか分からない体をもっている者として、ふたりの姿に勇気をもらえた。

    0
    投稿日: 2025.11.22
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    瀬尾まいこさんにハマるきっかけとなった作品! 他人から理解されにくい持病?を持つふたりが少しずつ距離を縮めて、支え合ってる様子がすごくほっこりした。 映画もよかった

    0
    投稿日: 2025.11.19
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    こんなにも心励まされる作品だとは露とも知らず泣きました。仕事のこと、病気のこと、人生のこと、悩みは尽きない。そっと気持ちに寄り添ってくれる本だった。

    8
    投稿日: 2025.11.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    PMSは初耳、パニック症状も可哀想、少し距離を置こうと自分の中でそんな印象しかなかったことに心から落胆した。自分の醜さに。自分自身、藤沢ほどでは無いがカッとなりやすい性格で自分を基準にしてその人をはかる事で生まれる差に対してイライラしてた。元々差なんてないのだけれど。私はその人の事を知ろうともしないで、自分勝手に苛立っていたことに気付かされた。無知や経験の無さが苛立ちの原因だと思う。相手がPMSやパニック障害で悩まされていたら?という思考もできず、ましてやその病がどんなものなのかすら知らないで。そういった知識や沢山の経験、周りを見て興味を示すことにより自分が寄り添う気持ちを持つことが出来るかもしれない。怒りたいのは相手の方だろうし。悲しいのは相手の方だろう。 「病気にもランクがあったんだね」という藤沢の言葉、胸に沁みる。自分の方が辛いと無駄に意固地になる。相手も辛いに決まってるのに。山添は、常に病と向き合ってきていなくて健康体から突然パニック障害になってしまったから過去の自分と比較してしまうのだろう。想像するだけで絶え難い。孤立したくもなる。それでも仕事を始める。自分自身で対策を取る。みんなに迷惑にならないようにと、殻に籠る。それでもすごく勇気がいったと思う。でもその痛みを理解してくれる人に出会い、ましてや病を受け入れてくれる仲間がいることがどれだけ救われるのかこの小説で知れた。救う側にも救われる側にもなるかも知れないし、病で無くてもその状況には変わりはない。「完全な孤独などこの世の中には存在しないはずだ」 全てが嫌になって塞ぎ込むよりも病から現実逃避しようとも生きていく時間は変わらないのなら少しでも考え方を変えた方がいい。病を受け入れるという先生の言葉はこういう意味だったのかも知れない。 「社会に出て、関わる人も広がって、本当に言いたいことを言って、なんの曇りもなく自由に思い通りに生きている人などそういないことを知った。ありのまま生きているように見える人も、そんな強い自分であるために、どこかで無理をしている。他人がどう思うかを考慮せず、自分の心だけに従って動ける人はめったにいないはずだ。」この言葉でどれだけの人が救われたか。この考えがもっと沢山の人に知れ渡って常識になったのならどれだけ生きやすいか。気を遣って勘違いをされて隠している人が隠れて泣いているのを分かって欲しい。私はこの言葉が深く刺さった。 他にも、「簡単に手に入れられる情報なんて、声が大きい人のものがほとんどですよ。」「いつ来るかわからないものに怯えて、この場から動けずにいるのはもっと恐ろしいことなのかもしれない」瀬尾まいこさんは私に力をくれる、発見をくれる、優しさをくれる。理解してもらえる、受け入れてもらえることがどれだけ救われるのかが伝わってきた。これからの人生で病を持っている人に出会うと思うし、自分がなってしまう可能性もある。でもその時、私はこの小説を思い出し一歩踏み出そうと思う。

    2
    投稿日: 2025.11.17
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    私もPMS持ちなので読み進めて心境が藤沢さんに共感でき、読むのが楽しくなっていた 藤沢さんはイライラするタイプですが、私は落ち込んで沈むタイプ。その時期は人と関わることもストレスになるから学生の頃も、今仕事をしている時もストレスをばっと抱えやすくてしんどい。そんな私にはこの本を読むと親近感が湧いて読むのが楽しくなっていた。 男の人でPMSを理解してくれる人はあまりいないよな〜と思いつつ、山添くんは別の症状だけどパニック障害を患い、自分も苦しんでいるからこそ理解があるのが本当にいいなと思った。理解あるこんな男性必要!

    2
    投稿日: 2025.11.17
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    映画を先に観たが、小説と同じ静かな優しい空気感が漂っていて良かった。映画の方がよりリアルな日常感を強く出していて、それのせいか、小説の方は少しうまく行き過ぎかな、というような印象をもってしまった。が、いずれにせよ、心の不調は大なり小なり誰にでもあって、その折り合いのつけ方や折り合いを通しての新しい人との関係性の持ち方など、過剰になり過ぎずに光を当てている良書。

    8
    投稿日: 2025.11.16
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    世の中には、他人にはなかなか理解してもらえない病気って沢山あると改めて感じた。ただでさえ症状が辛いのに…特に、目に見えない病気を持つ人は、単に怠け者みたいと思う、他人からの配慮のなさにも傷付かなければいけない現実を感じる人は少なくないんだなと読んでいて感じた。 作品の内容的には激重ストーリーなのだが、主人公2人のやりとりには、かなり笑わせてもらいました!ツボにハマってしまいました。 再読する時には、読む場所を気をつけようと思います!!

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    投稿日: 2025.11.16
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    誰もが少しは経験のあるような辛さ。勿論全ての人がPMSやパニック障害を抱えているわけではないけど社長が水虫に長年悩んだように誰もが少しずつ何かを抱えているこのよの中で、救いの道を示してくれるような優しい話だった。

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    投稿日: 2025.11.15
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    藤沢さんと山添くんの関係性や職場の人や雰囲気全て良かった。 なんでも頑張りすぎずやればいいんだって思える。なにげない日々の生活が見方を変えるとずっとワクワクしてくる気がする。

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    投稿日: 2025.11.13
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    いつ人は暗闇に入ってしまうか分からない。それでも夜明けはきっといつか来る。 主人公たちの心の機微が、手に取るようにひしひしと伝わってくる。時に掻き立ててくるように。焦りや葛藤のなかで、少しずつ光が見えてくる。それがとても心地よかった。

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    投稿日: 2025.11.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    一気に読んでしまった。。 藤沢さんのおせっかい、とっても素敵な人だなあ。 最後の山添くんとても元気で軽くて楽しそうだったな。

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    投稿日: 2025.11.10
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    PMSの現れかたがちょっと突発的すぎる所がちょっと現実感がやや薄いが、全体的な雰囲気がリアルな世界という感じでは無かったので、良いのかもしれない。 2人のキャラが凄く良くて、セリフや頭で考えてることが面白すぎて何度も笑った! 展開も凄く良い! 続けてすぐに映画版も観た、、が、 個人的には小説の絶対このシーン使って欲しい!とかこのセリフ好き!というのが省かれてたり、2人のキャラの良さがあまり出ていなくて残念だった、、 けど上白石萌音ちゃん、って配役がもの凄くぴったりだった

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    投稿日: 2025.11.06