
築山殿無残
阿井景子/講談社
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総合評価
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powered by ブクログタイトルで察せられる通り、家康の正室築山殿暗殺と信康自刃に至る経緯を徳姫の嫁入りから描いたものです。説は様々ありますが、これは英邁信康説を採っています。従来の築山殿や五徳像とは若干毛色を異にしたものであることも特筆するに価するかなと。小さな擦れ違いが小さな亀裂となり、それが取り返しのつかない広がりを見せる、その過程が繊細に描かれていました。こんな風に様々な人の想いや思惑が混ざり合い重なり合った結果辿り着いてしまった悲劇だったのかもしれないなぁとしみじみ思いました。我が静岡県での出来事でもありますので、また訪ねた事のある浜松城や二俣城などが舞台となっていることもあり感慨も一入です。
0投稿日: 2010.05.22
