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アンダスタンド・メイビー(上)
アンダスタンド・メイビー(上)
島本理生/中央公論新社
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総合評価

20件)
3.7
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10
6
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    すべてを許して受け入れてくれるひと、これを恋と呼べるのか。 私的にこの本の主題。 下巻に入ると、イッキに  繊細で、バランスの取れない  弱く、壊れやすい女の子部分が随所に出てきだして、 (「私だけの神様でいて!!」とか)

    0
    投稿日: 2024.06.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    久しぶりにこんなに擦り切れるような、切なさで胸が包まれて痛々しさで顔が歪むような青春を目の当たりにしたな、という感じです。 黒江にとっての輝いた青春は一瞬で、その他の時間は辛いものだったとしか思えません。 それでも自分自身で写真という1つの光を見つけ出して、それに向かって強引にでも走り出した黒江は強い人だと思いました。 下巻に続く新しい生活が始まった黒江の人生の続きを読むのが楽しみで仕方ないです。

    0
    投稿日: 2023.09.26
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    3.5 若い人に読んでほしい一冊 報われない、出会ってく人達で良い事より悪い事の方が強く、辛いだろうけどどうにか持ち堪える強さも感じる 頑張れと応援したくなる 下もあります 感想書きます

    0
    投稿日: 2023.01.19
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    おー、思春期がとんでもないことになってるぞ。 でも引き込まれて夢中に読んでしまった。 彌生くんもいいけど、羽場先輩がカッコいい。 黒江のしてることって、百合ちゃんと一緒なのになぁ、媚がわかりやすいかどうかの差というか。 なんだかザラザラする。

    3
    投稿日: 2022.12.01
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    気が付いたら上巻読み終わってた。 貪るように読んでた。 島本作品っていつもそうなる。 ピュアなんだけどザラザラヒリヒリって感じ。 黒江は下巻でどうなる?気になる。

    0
    投稿日: 2022.09.28
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    あの頃の空気感、懐かしい曲達、女友達との関係性、注いでもらえなかった無条件の愛情からくる反動… 遠い過去なのに、読んでいてヒリヒリとしてくる。 なのに、引き込まれるように進むページ。 救いを求めて下巻へ

    0
    投稿日: 2022.01.04
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    根は一般的な学生生活を送るような子だろうに、親や周りの環境からか、危ない方に向かっていくところが読んでいてひやひやする。

    3
    投稿日: 2021.11.06
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    10代の頃のこういうのって小説だけの世界のようだけど、 実際自分の近くでも同じようなことがあって、当事者ではないけど、ずっと心の奥に引っかかって無くならないものになってる。 時間が立って多少薄れるものはあるけど、その後の人生や性格にも影響しているから、複雑な心境で読み進めたし後を引く作品になりました。

    1
    投稿日: 2020.02.17
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    少女のたった数年の物語だけどなんといろんなことがあるんだろうか。女性の強い部分、弱い部分を丁寧に書いている。 周りの男性から大切に扱われない主人公。 ちょっと悲しい描写も多い。 宗教も絡んでストーリーは複雑になるけれど日常とはこういうもの。ただ小説となると読者の興味がそがれると思う。 その点、直木賞を取ったファーストラブはしまった作品になってます。

    0
    投稿日: 2018.11.07
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    「ファーストラヴ」で直木賞受賞した作家さんの作品。 十代の娘の遍歴を描きます。 一見普通のようでも、どこかダークな面があり、どう転ぶかわからない展開なので、はらはら。 藤枝黒江(クロエ)は、母子家庭の娘。 もともと勤めている母は忙しく、祖母と父に育てられていましたが、祖母の死後に両親が突然離婚。 小学生の時、母と二人で筑波に移り住んできました。 研究者の母も、最初は娘を遊びに連れて行ったりと努力もしていたのですが。 家事は、主に娘が担当しています。 クロエは廃墟を写した写真集に目を惹かれ、生まれて初めてのファンレターを出します。 写真家の浦賀仁の方も喜んで返事をくれたので、いつか東京に行って弟子になるという夢を持つことに。 友達もいて、割合普通の中学生活だったのですが。 転校してきた男の子・酒井弥生君と友達に。 大柄で太めでオタクっぽい外見だけれど、いたって真面目な性格の彼。 クロエは彼に救いを感じるのです。 体育祭の長距離走の選手になったものの、脚を痛めて走れなくなったとき、助けに来てくれたのでした。他の子は見当違いの励ましをしたのですが。 彼の方は、積極的な女の子の態度をセーブするよう。 彼にはちょっと霊感があり、そのことをあっさり受け入れるクロエ。 まだお互いにつきあい方もわからないのは~無理もないのですが。 母とは決定的な亀裂が…

    9
    投稿日: 2018.07.22
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    とりあえず上巻読了。 少女漫画風、ケータイ小説風なストーリーだと言われてしまうとそう感じてしまいますが、10代(青年期?)特有の不安定さからくる危うさや、まだ護られている立場のはずが、子供と大人の狭間故に拠り所がなくどうしようもなく感じてしまう孤独感、そういったものを上手く描けていると思います。 彌生くん、四条くんはじめとする同級生男子と不良たちとのギャップが、そっち側に引きずり込まれるな〜帰って来い〜と気持ちがヒリつく。 このところ島本さんの作品がイマイチだなーと感じていたのですが、上巻でそれなりに引き込まれたので下巻に期待。

    1
    投稿日: 2016.12.01
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    主人公の茨城での中学〜高校の途中までの話。めまぐるしくいろんな事があって、どうしようもなくなって、手紙のやり取りをしていた写真の師匠のところの東京へ行く。今後もいろいろあるのでしょう。第1章というべきですかね。

    0
    投稿日: 2016.07.13
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    島本理生は、私と同年代の作家だ。 この作品の舞台は(物語の中で明示されないけれど)90年代後半~2000年代前半くらい。 十代後半の主人公の居る世界は、場所こそ違っていても、私が十代後半を過ごした時間とほぼ同じ。だから、その空気感や雰囲気はよくわかる。 あの頃は、いろんな意味での過渡期。 高校生でも携帯電話を持つようになってきたり、カメラがフイルムからデジタルへと変わりつつあったり。 その点でひとつ思うことがある。 この作品が発表されたのは2010年12月。日本でiPhoneが発売されたのは2007年夏。カメラは、もうデジタルが当たり前だった(もちろん、フイルムを使う人もいるのだけど)。 つまり、今の若者が読むと、どう感じるのだろうか?と。 この上巻は、常にいろんな不安がつきまとう。 読むのを止めてしまおうかと思ったけれど(続きが恐い)、それでも読み進めた。

    0
    投稿日: 2015.06.04
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    文庫化を待って、さらに古本屋で購入。でも実はすごく読みたかった本。 あらすじみただけで、なんか暗黒感ただよってたから、私の中でダメな方の島本作品かなーと思って読んだらすごく引き込まれた。 下巻も期待。

    1
    投稿日: 2014.06.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    作品を読んでいると「やっと見つけた、私だけの神様を」という言葉がずっと脳内に響き渡る。中学・高校という多感な時期であり、子供だけど背伸びをして大人ぶりたい。しかし、この作品はそういうものではなく、ずっしりと重い。ずっと初恋を忘れられず、追いかけ続けているような風に思う。失ったものを取り戻したい。しかし、取り戻せないから他の人で埋める。けど、それは余計に喪失感を増幅させる。上巻はすごく悪循環。ちょくちょく出てくるヴィジュアル系という言葉に反応をしてしまった。どういった曲を選曲しているのだろうか。

    0
    投稿日: 2014.05.03
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    文庫本では上下巻に分かれた長編。 島本さんはこれまでも何冊か読んだことあるけど、より細かく書かれてて、読んでてヘコむな。 上巻は高校中退までの暗いストーリー。

    1
    投稿日: 2014.03.18
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    下巻につづく。 少女の強さや脆さが繊細な文章で描かれているが、下巻に収録された解説で述べられているように、『読む人を選ぶ』かどうかは疑問が残る。上巻を読んだ限り、そこまで読者を選ぶタイプの小説には感じられなかったなぁ。

    0
    投稿日: 2014.02.27
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    書店でふと目に留まって購入。 年頃の女の子の、揺れ動く心が巧く描き出されていると思う。 男から見ると?って展開のとこがあるけど、 きっとこれも女性から見たら自然な女心ってやつなんだろうなー ありそうで、なかった、でも探したらそばにいそうなそんな物語。 これからカメラがどのように作品に色を添えていくのかが気になる! 下巻に期待(≧∀≦)

    0
    投稿日: 2014.02.21
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    不安定でないものねだりで わがままな10代の女の子。 でもどこか共感しちゃうのは なんでなんだろう。

    0
    投稿日: 2014.02.07
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    黒江、という名前が好きだ。 名前に黒を使うのはどうかと思うけれど、Chloeも好きだし、クロエ•モレッツも好きだから(笑) しかし、まあ、どんどんと、坂をころころ転がり落ちてゆく哀れさに、胸が痛む。 本当は、真面目で、きらきら輝くものも持っていて、写真の才能もあって、さらに憧れる人までいるのに。 そんなことって、普通はないのに。 しかしだからこそ、黒江の周りにはいつも黒江を愛する人がいるのかもしれない。 ただ、彼女自身は一度見失った道を探せば探すほど、醜さにばかり捕まって、遊ばれてはまた放り出されてしまう。 それでもなお、彼女の撮る写真だけは澱みなく在り続ける。 だから、私もクロエの歩く姿をもう少し見ていようと思えるのかもしれない。 同じ歩幅で歩めた上巻だった。 下巻に続く。

    0
    投稿日: 2014.01.26