
総合評価
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powered by ブクログう〜ん、そう来たか。。。 中程まで面白く読み進められたけど、 途中から読んでるだけ感が強くなってきたよ。
0投稿日: 2025.03.19
powered by ブクログ2024/06/10 卍、まんじ ※書き方間違えると、ハーケンクロイツになってしまう.... 全編、異様な迫力に満ち満ちた小説。 柿内園子というひとりの女性が、ある事件のことの顛末を証言していくお話。 話し言葉で書かれていて、改行がない。 文字のてんこ盛り。 本を開いただけで、異様なイメージなのに、 読んでいくと、さらに異様なワールドに巻き込まれてしまう感じ.... しかも、大阪言葉。これが、この小説の魅力をさらに倍化させている。 いくら、関東大震災を契機として、 関西に移住したからって、 東京・日本橋生まれの生粋の江戸っ子谷崎が、 勝手が違うことばの大阪弁で小説を書き上げるのは並大抵の苦労ではなかったはずだ。 ※助手をおふたりつけたそうな。でしょうなあ〜 しかし、大阪言葉、関西のことばですか。 こればっかりは最強、魅力があって、他県の人間はとても敵いません。 でも、現在の大阪弁というのは、谷崎が描いた卍の戦前の大阪弁とはだいぶ変ってきている気がします。 例えば、古い日本映画でいうと、浪花千榮子ね。 浪花さんが喋っているだけで、なんか独特の大阪言葉に、聞き惚れてしまいます。 現在、浪花さんみたいな大阪言葉を話されるひといらっしゃるのでしょうか? 卍、 お話は二点三点していき、スリリングであり、やっぱり谷崎らしい、"性"についても多々考えされられてしまいます。 「蓼喰ふ虫」、中公文庫で出たようです。 20代の頃読んだが、よくわからなかった。 再読します。
0投稿日: 2024.06.10
powered by ブクログこれさー、90年前の作品だよね?ってくらい、面白かった。 谷崎潤一郎のこういう話、めちゃくちゃ面白いよね。痴人の愛的な感じでよかった。 ただ、あまりにも倒錯的、悪魔主義的だなと思うので、私は痴人の愛の方が好きだな 光子×園子、光子×孝太郎… 最後に服薬自殺を3人で図って、生き残ったのは園子なんだけど、園子が「自分だけ生き残ったのが悔しくて」って言ってたけど、それが光子の策略なのではと思うみたいなことで、死してなお、光子は園子の心を縛り続けるのか、と……すごい女だな。園子・孝太郎夫妻に薬を飲ませて続けたりとか…… こんな女、現実にいたらめちゃくちゃ怖いよね
8投稿日: 2020.08.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
昼ドラのように人間関係がめちゃくちゃドロドロしていて抜群におもしろい。唯一マトモそうに見えた柿内幸太郎すら、なんと最終的には徳光光子と関係をもつに至る。とにかく、登場人物の誰ひとりとしてマトモな者はおらず、全員が異常者である。しかし、本作の真に恐ろしい部分は、その登場人物が展開する愛憎劇それ自体ではなく、果たしていったいなにが真相であるのかよくわからないところである。ラスト・シーンで園子の独白によって明かされるところによれば、園子と幸太郎と光子は3人で心中を試み、園子だけが生き延びたという。しかし、そこに至るまでの過程において、まるでオセロのように、セクションごとに展開が一転また一転とすぐに変わってしまう。ある人物がなにかを主張すれば、そのすぐあとにいやアレはウソだと言われる。頭の中がこんがらがってしまうが、とにかくそのような状況なので、どうして最後だけ書いてあることをそのまま鵜吞みにすることができようか。「たまたま」ひとりになったから物語が終わるのであって、もし3人とも生き延びていたら、やはりつぎのセクションでまたどんでん返しがあるのではないだろうか。そうなるとコレはもう終わりのない迷路のようなもので、じつは谷崎が伝えたかったことは、このような関係こそが男女の本質だということなのではないか。
0投稿日: 2018.10.14
powered by ブクログアブノーマルな男女の愛 私がノーマルなだけに面白い。「こんなん、あんのかな~」と思いながら一気に読んだ。生き残ったお姉さんの「今日までおめおめ生きてる私やあれしませんねんけど・・・・」と言いながら生きてる園子は恐ろしい
0投稿日: 2013.10.08
powered by ブクログ実写映画化時の二人の女優と筆者の対談が収録されていたので中公文庫版を購入。 結局、本当のことは最後までわからない。恋というよりも執着や崇拝、性別なんて壁ですらない
0投稿日: 2013.05.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
よい、だいぶおもしろい。 もっと具体的にエロエロしてるかと思いきや、そういった描写はなく、どろどろと痴情のもつれみたいな話。んでもって同性愛からの夫に飛び火でとんでもない話だ。 こんなんでもおもしろくて文学してるんだから谷崎はすげぇなぁ。
0投稿日: 2012.06.06
powered by ブクログ最初は読みにくいと思ったが、ぐいぐいと引き込まれた。最後は壮絶。序文はもともと標準語だったらしいけど、関西弁に直したとかで。
0投稿日: 2012.05.25
powered by ブクログあいかわらずの潤ちゃん。 百合、というかとにかく「美しいは正義」で男も女も 登場人物はみんな光子ビッチの事好きになってくよハーレム。 卍ってタイトルは秀逸だし美しすぐる。 でも男性はやわらかくてお人好しで素敵な人々なのに比べ 女子が男性より丈夫でめちゃくちゃワガママで。 翻弄されて痴情がこんがらがるには もうちょい女性が気弱でもいいんじゃないか、 いやでも潤ちゃんだし女優位なのは仕方ないね、の雰囲気。 なんだかんだみんなマトモだし大人だし立場あるから常軌を逸さず、 官能とか衝撃とか卍のイメージから、 もっとセンセーショナルだと期待しすぎてた。
0投稿日: 2012.02.10
powered by ブクログ未亡人の告白を綴った小説。大阪弁がエロいのなんのって!これが標準語だったら、ふーんって感じなんでしょうね。大阪弁の味わいを堪能できる、過激で卑猥なエロテロ小説です。 夫に不満のある若い妻・園子は、技芸学校で出会った光子と禁断の関係に堕ちる…。そこに、光子の愛人で不能の男・綿貫や、園子の夫まで絡んできて…。 この小説の面白い点は、読者を引き寄せる謎が随所に散りばめられているところだと思います。話は園子の告白という事後報告の形で進みますが、未亡人だという園子は、夫を亡くしていると分かります。また、光子もすでに他界していることが初期の段階で明らかになっています。なぜ当事者の一人だった園子だけが生き残り、告白しているのか? そういう大胆かつ重要な謎がそこかしこで「過去として」見え隠れするのに、告白の内容は「現在進行形」という焦らしっぷり。読んでる側は、どうなったんだ!?と、もどかしく思いながら謎を見つけにページを捲るしかないという…ちょっとしたミステリーにもなっているところが面白かったです。 私が購入したのは、新潮文庫の改版438円(税別)でした。ブクログで見つけることができなかったので、こちらに登録しました。
0投稿日: 2011.10.11
powered by ブクログ『卍』の発表を聞く機会があって、急ぎで読了。 ひさびさの谷崎。 さすがにおもしろかった。 発表も良かったです。 園子の語り形式だけれど、それを聞いている「先生」の位置を問うた発表で、目を開かれる思いでした。
0投稿日: 2011.01.06
