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ゲイだけど質問ある?
ゲイだけど質問ある?
鈴掛真/講談社
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総合評価

11件)
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    合間合間にある短歌、好きだなぁ。なんて切ない。 ゲイやレズビアンというだけで特別視するような意識がある人にこそ読んでほしい本。自分はゲイではないから、心からわかることはできないけど、だからこそこうした生の声を綴った本を読む意義は大きいと思う。 …とは言え自分も、同性に(たぶん)恋愛感情を抱いたことがある。気持ちを抑えられなくなった時、「明日こそ言おう、明日こそ」って心に決めて眠りにつくのが日課になって、一年二年…。でも言ってしまえば今の関係のままではいられない。それは嫌。とうとうそのストレスに耐えられず、こちらから変な理由をつけて疎遠にしてしまった。 他の同性愛についての本も読んでみたいな。

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    投稿日: 2025.10.16
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    ゲイの歌人・鈴掛真さんが著したLGBTへの入門書。 ゲイとして生きていた鈴掛さんのこれまでや思い、考えが知られて興味深かった。しかも、ところどころにある鈴掛さんの短歌もすごく良かった! 「交わし合う 言葉の数を 星にして 部屋一面に 描く星座図」 (p.31) がいちばん好き。

    1
    投稿日: 2025.07.27
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    思ったよりもちゃんとした本。 私はそもそも同性異性に関わらず、性愛の対象を世に晒すことが野蛮と思っているので、心からどっちでも良いんだけど、この人は「ゲイ」をキーワードに人として大切な事を語ろうとしてると感じた。

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    投稿日: 2023.10.12
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    腐女子の触りで笑った。現実の男、嫌になるときあるよ!! でもそれは腐女子じゃなくてもそうだと思う。 始めは2次元の創作から入ったけど、そこから3次元に、リアルな現実に…って目を広げていって、より私とは違うセクシュアリティを持つ人の内情を知りたい。そう思うようになり、図書館でこの本を見かけて手に取った。 個人の体験が書かれているから、とても分かりやすいし読みやすい。ゲイの人は、LGBTQの人は、と概念が主語じゃなくて良かった。そういうぼんやりした話は苦手だから。 と思ったら後半そんな話になりましたね。 生産性の件は、子供を産むことだけが生産なのか?と突っ込みたくなる。 仕事だって生産だし、趣味だって生産だし、もっと言えば人が生きるのなんて究極、ご飯食べて遊んで寝るそれだけ。 その遊ぶ、が仕事だったり趣味だったりするわけで。生産性なんてそもそも無いのよ。 同性婚を認めたら出生率が下がるという話もあるけれど、認めていない今でも下がってるわけでしょ? 男女ですら結婚しない人が増えてるんだから、婚姻と出産を一緒にしていること自体に無理があると思う。子供を産まなくなった理由はなんなのか、同性愛が表に出るようになったからだけではないでしょう。 賃金が安いことが原因なのかもしれないし、周りに頼れる人がいないのが原因なのかもしれないし、もっとバリバリ働きたいからなのかもしれない。そんなの人によって様々あるんだから、一概に同性愛のせいには出来ないよね。 私は現実でゲイの人に会ったことがないから会ってみたいと思ってる。けど、実際会ったら知らぬ間に傷つけてしまったり、差別してしまう可能性がありそうで怖い。こうして本で読んだり画面越しに見たりはしてるんだけどね、無意識の部分って取り繕えないから。 そして同性愛の人は不幸というイメージがバッチリあったのでここで謝ります。すみませんでした。 情報が乏しいのが原因だけど、この本で幸せに生きている人もいると知れて良かった。 カテゴリー名通り、まさに「視野が広がった」本です。 最後に書かれていましたね。 「差別や偏見の根本は、ただの無知であることがほとんど」 まさに私も知らなかったからこそ自分が差別してしまうかもしれない、と不安を抱いていたわけです。 セクシュアリティに限った話ではないよね。

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    投稿日: 2023.04.25
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    明るくて率直な鈴掛さんの言葉が真っ直ぐ伝わるQ&A形式のエッセイ集。 タイトルでもあっけらかんと仰っている通り、歌人の鈴掛真さんは同性愛だと公言している、オープンリー・ゲイ。 そんなマイノリティである彼が、マジョリティーの皆さんが疑問に思うであろう「ゲイに聞いてみたいこと」の質問に答える形。 けっこう、踏み込んだ質問にも答えてくれていると思う。 ゲイに興味はあるけれど(公言している人に)出会ったことないという方、学校や職場にいるのだけれど、どう接していいか分からないという方、逆に、ゲイはちょっと……と、内心思っている方にも、全部の方に読んでほしい。 ここに書いてあるのは、ひとりのゲイの恋バナだったり、同性愛者を巡る社会問題への一意見だったりするのだけれど、読んでいくごとに、自分と何ら変わらない部分も発見できる。 想像するに、ゲイがゲイであることに、直面する時って、当たり前だけど、他人に恋したとき、だけなんだよね。 恋した相手が、世間一般のマジョリティである異性でなかった、というだけ。 いうだけ、というと、当事者の方に怒られちゃうかもしれないけれど、他の部分はきっと異性愛者と、変わらないのだと思う。 ううん、人を想う気持ちも同性愛者も異性愛者も変わらないのだろう。 最近、LGBTQ+や、ノンバイナリー、アセクシャル、アロマンティック、ポリアモリーなど、性の世界の多様さが取り上げられるようになって、ホッとしている。 今までが窮屈だったことに気づいた。 たぶん、もっと、もーっと多様なんですけどね。 レインボーフラッグが表すように、グラデーション豊かな世界になったらいい、と思う。 この本は実は、一番読まれて欲しい読者層は、自分の性に悩む若い人なのではないか、と、感じた。 鈴掛さんの短歌がQ&Aごとに挟まれているのもいい。 学校の図書館に入れてほしい本です。

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    投稿日: 2022.09.13
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    同じ人間として、別世界の人の話と思っていたけれど、根っこは同じ人間なんだと理解した。やっぱ偏見というバイアスはかかってたと自覚した。 自分とは違う人たちに興味を持つことは普通。その中にLGBTの人たちもはいるというだけの事。 本の中に出て来た’リバース・エッジ’という漫画、映画はぜひ観てみたい。

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    投稿日: 2021.11.06
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    すごくカジュアルで読みやすい文体だった。 普通のことを普通のこととして捉えられるようになる本。 同性婚について、同性愛者に特権を与えようと言うんじゃなく誰もが平等な権利を享受できるようにしたいだけだというフレーズがすごくしっくりきた。 政治家ホントに大丈夫か?ってなってくる…

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    投稿日: 2021.01.16
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    セクシュアリティに悩んでいるティーンの方は読んでみたい方もいらっしゃるのではないでしょうか。そういった方々に老婆心ながらこの本をさらに効果的に読む方法を私なりに考えてみました。 第二章、第三章は鈴掛さん個人の体験に大きく依存している部分ですので、あくまで人を大切にする「プロセス」を真似してほしい、ということ。また、いわゆるヘテロセクシュアリティ(今まではストレートと言ってましたが)のかたも鈴掛さんの体験が全てとは思わないで「なるほどね」くらいで読んでいただくのがよいと個人的には思いました。 第四章、第五章は最近のLGBTQに関する社会問題について言及されており、鈴掛さんなりの考えがつづられています。 単なる趣味嗜好とセクシュアルマイノリティをとらえることがどれだけ残酷なことか、一人の当事者の率直な思いは必読です。 また、これは本書の唯一の欠点と言えるところで、どうしても男性目線、男性ホモソーシャルからの視点になってしまっていることです。テレビを見ていてもわかると思いますがセクシュアルマイノリティで、オネエのようにキャラを全面に押し出して成功している芸能人で女性ってあまりいらっしゃらないですよね。少しだけ頭の隅ん置いて読むといいかもしれないな、と女性としては思いました。 文中に「女嫌いのゲイ」という単語が出てきます。ということは「男嫌いのレズビアン」もいるのです。ここに限ったことではないですが鈴掛さんのおっしゃっていることを様々な立場の人に置き換えて考えてみることが、月並みですがより良い社会に変わっていく一歩になると思いました。

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    投稿日: 2020.05.23
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    (オープンリー)ゲイであり、歌人である著者が、質問に答える形式で自身のことやLGBTについて語る。 非常に率直でテンポのよい受け答えで、著者の人柄がよく伝わってきた。一人の等身大のゲイの方の姿を知り、そこからLGBTについて理解を深めるという点で、良い本だと感じた。

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    投稿日: 2019.08.20
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    ゲイの生きづらさをカジュアルに語るが、性格もあってか、時代なのか、同性を好きになり報われる可能性が低い以外は普通ということがよくわかる。10代の教科書になる。

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    投稿日: 2019.02.28
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    ゲイについて,自らの体験も踏まえて想うところを述べたもの.これが特にゲイに限らず当たり前の人間としてあるべき姿のようで,鈴掛氏のまっすぐな人柄が偲ばれる.挟み込まれている短歌がまたみずみずしくて切なくて,とても癒されます.

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    投稿日: 2019.01.24