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ブレイズメス1990【電子特典付き】
ブレイズメス1990【電子特典付き】
海堂尊/講談社
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総合評価

160件)
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    358P ブレイズメス1990はより多く手術代を支払ってくれる患者の命を優先するか否かみたいな医療制度そのものの矛盾とか医療は公共財かビジネスかとか医療倫理がメインテーマだった。 「耳慣れないアクセントの言葉が流れる。エールフランスなので機内放送はフランス語が優先、次が英語だ。その英語もフランス訛りのせいか、ふだん耳にするのとかけ離れている。気圧の変化のせいか、耳が痛い。機体が乱気流でがたがたと揺れる。「おい、シートベルトをつけろ、とさ」  隣の垣谷講師に言われ、世良はリクライニングシートを定位置に戻すと、ベルトを掛けた。  東城大学医学部総合外科学教室、通称佐伯外科の垣谷講師と世良雅志の小旅行は終わりを告げようとしている。十五時間以上かけてたどりついたパリ・シャルル・ド・ゴール国際空港から乗り継いでニースまで二時間弱のフライト。移動だけでほぼ丸一日費やしたことになる。  窓の外を見ると、眼下には雪を冠した山脈が連なっている。遠く銀色に光る夕暮れの海原が見え、マッチ箱のような家並みが海岸線にへばりついている。」 —『ブレイズメス1990【電子特典付き】 ブラックペアンシリーズ (講談社文庫)』海堂尊著 「「それがどうした?  だいたいモナコ硬貨って何だ?  オモチャの貨幣か?」  駒井は首を振って、言う。「モナコ公国は皇居の二倍程度の面積しかなか、世界で二番目に小さい独立国ですばい。財源は観光、特にカジノが主ですと。国防や一次、二次産業はフランスにおんぶにだっこ。だからモナコは、フランスの顔色を窺いながら生きてきたとです。でも独立国家なので独自の通貨を発行ばしとります。フランスでも使えますばってん、希少価値があってみんなしまいこんでしまうとで、ほとんど流通してないとです」」 —『ブレイズメス1990【電子特典付き】 ブラックペアンシリーズ (講談社文庫)』海堂尊著 「モナコ公国は南仏の海岸線、風光明媚なコート・ダジュールのイタリア寄りに位置する立憲君主制の独立国家だ。独立国家といっても総面積は約二平方キロメートル、人口約三万人と、日本でいえば地方の小都市レベル以下、世界で二番目に小さい国家である。ちなみに一番小さな国家はローマにあるバチカン市国だ。  三十分もあれば国境線の端から端まで歩けてしまう。フランスとの国境には大きな岩が置かれ、モナコ公国の文字とふたりの修道僧が寄り添う姿が描かれているが、そこに必ず国境警備兵が配備されているわけでもない。だから気がつかないうちに国境を越えていた、などということは日常茶飯事だ。」 —『ブレイズメス1990【電子特典付き】 ブラックペアンシリーズ (講談社文庫)』海堂尊著 「「モナコには直接税がなかです。だから大金持ちがモナコの居住者になりたがるとです」  駒井は、とあるホテルの前で立ち止まる。「ここがオテル・エルミタージュですと。内部に『冬の庭』というアトリウムがあるとです。設計者は有名なエッフェル、あのエッフェル塔の設計者ですばい」」 —『ブレイズメス1990【電子特典付き】 ブラックペアンシリーズ (講談社文庫)』海堂尊著 「「真面目ですねえ。あんな学芸会で踊ることが、何の役に立つんですか?」  敬意を足蹴にされ、垣谷はむっとする。天城は手を打って笑う。「そうやって挨拶をエスプリで返されるとすぐ膨れっ面になるのが、日本人のいけないところです。それではフランス人に相手にされません。彼らは鼻持ちならない連中ですが、ひとつだけ尊敬すべき点があります。それは権威は笑い飛ばすくらいがちょうどいい、と考えている点です。そこは日本人とは正反対ですね」」 —『ブレイズメス1990【電子特典付き】 ブラックペアンシリーズ (講談社文庫)』海堂尊著 「「サッカーのことはよく知らないが、現実的なスポーツなんだな。スポーツはたいていスポーツマンシップとかのきれいごとを並べたがるものなんだが」「そうです。サッカーには建前がないんです」「なのにジュノが妙にきれいごとばかり言うのは、いいサッカー選手じゃなかったということか?」  世良はむっとして答える。「サッカーは俺の学生時代のすべてです。大会ではそれなりの成績を残しましたし」「それなら医学生のサッカー界がぬるいのかな」  世良は天城に言い返すのを諦めた。サッカーを知らない上司にバカにされても痛くも痒くもない。世良は横道に逸れた話を戻す。「俺のサッカー選手としての評価なんてどうでもいいです。それより隣の方の名前のことです。悪意なんていうネガティヴな名前は珍しいでしょう?」」 —『ブレイズメス1990【電子特典付き】 ブラックペアンシリーズ (講談社文庫)』海堂尊著 「思うがままの病院を作りたい、という希望を持つ医師は大勢いる。だが、建築家を海外から呼び寄せる、という発想を持つ医師がどれほどいるだろうか。しかも建築の意味を祈りという高みに昇華し、その意思を達成しようと考える医師など皆無だ。  世良は大学病院の先輩医師の顔を思い出す。そんな選択をする医師の顔は浮かばない。敬愛する高階講師ですら、そんな発想は持ち合わせてはいないだろう。高階講師は薄暗い大学病院という塔の中を駆けめぐり、こぼれ落ちそうになる命をすくい上げることにしか興味がない。そして今の東城大学医学部付属病院は、そういう人種で占められている。」 —『ブレイズメス1990【電子特典付き】 ブラックペアンシリーズ (講談社文庫)』海堂尊著 「「やだわ、世良先生。私、黄金だらけの地球儀なんて下品なものより、ゴッホのひまわりの方がずっと好きです」「じゃあ桜宮水族館の深海館にリクエストして、ゴッホのひまわりを買ってもらおうか」  花房は首を振る。「要りません。ボンクラボヤが可愛かったから、あそこはあのままでいいんです」「あんなへんてこな生き物が好みなんだ。ぽかんと口を開けているだけなのに」「ずっと眺めていると、なんだか癒されちゃって」「そう言えばこの間、ウチの大学の海洋研究所の所長が、最近、ボンクラボヤに続いて、ウスボンヤリボヤとかいう新種を見つけたらしいよ」「桜宮湾って新種の宝庫なのかしら」  ふたりの会話が途切れた。花房は周囲を見回し、ため息をつく。「みなさん、きれいですね。日本がお金持ちになったのは本当なのかも。でも私なんてお洋服もみすぼらしいし……」」 —『ブレイズメス1990【電子特典付き】 ブラックペアンシリーズ (講談社文庫)』海堂尊著 「「人によってさまざまなものをカネよりも大切だと思うだろうが、上杉会長のように功を成した人物にとって、金銭はもはや欲望の対象ではない。彼のような成功者が最後に欲しがるものは何だ?」  世良はじっと考えこむ。やがて力なく首を振る。天城はひと言で答える。「それは、名誉だ」  天城は続ける。「名誉とは、他人が誉め称えてくれて初めて成立する。手術が成功すれば、上杉会長は財産の半分を寄付し、スリジエ・ハートセンター創設基金を作る約束をした。それは地域の一大医療センターとなり、上杉会長とその分身、ウエスギ・モーターズは公共福祉に貢献するという名誉を手にする。桜宮市から大小さまざまな特典のキックバックを受けるという実利もある。その寄付という形をとるメリットを最大限に享受できるようにするために、わざわざ桜宮市の釜田市長の懐刀、村雨秘書にまでお越しいただいたわけだ」」 —『ブレイズメス1990【電子特典付き】 ブラックペアンシリーズ (講談社文庫)』海堂尊著 「本読みとしての幸せとは一体何だろうと考えたとき、それはもちろん面白い一冊の本を読むこと、それまで知らなかった本の魅力を発見すること、その読後感をたっぷりと味わうことであるというのは当然過ぎて論を俟たないところですが、それに次ぐ幸せは何かと言えば、これはまったく個人的な見解ではありますけれど、その『面白い一冊の本』を著した作者の本がたくさん書店に並んでいるのを見ることであると、僕は考えています。」 —『ブレイズメス1990【電子特典付き】 ブラックペアンシリーズ (講談社文庫)』海堂尊著 「基本的に僕は、読み終わった本の感想を、人と語り合うみたいなことはあまりしないのですが、海堂小説をどういう順番で読み、そしてどんな感想を持ったかという話を誰かとしたら、それがかなり白熱する議論になるだろうことは想像に難くありません。  もちろん、あるシリーズでは脇役だったキャラクターが、別のシリーズでは主役級の活躍を見せるといった展開にも胸が躍ります。本書『ブレイズメス 1990』、それに本書の前作となる『ブラックペアン 1988』にもそのような仕掛けがあり、それに気付いたときの「ああ!」という感覚は、是非味わっていただきたい絶品です。ここで詳しく、あの本に出てくるあの人物がこの本に、とか、このキャラクターはのちにあの本に出てきちゃうんだよと、逐一説明したいのは山々なのですが、それは野暮も極まりないことなので、当然ながらしません。私的に人物相関図と年表を描いて楽しむというのは、やや本読みの幸福からは逸脱してしまっている気もしますけれど、そんなことさえしたくなるほどに、そして実際にやってしまうほどに、海堂ワールドの人間関係、因果関係はエキサイティングなのです。」 —『ブレイズメス1990【電子特典付き】 ブラックペアンシリーズ (講談社文庫)』海堂尊著 「2018年春、「ブラックペアン」がドラマ化され、新たな読者を獲得しました。でもネットでは、私の既刊が書店にないという声が多数ありました。一日二百点以上の新刊が刊行される現状では過去の作品が全て書店に並ぶことはありえず、やむをえないことですが、だからといって商業流通の問題で、私の物語に興味を持ってくれた読者をむざむざ逃してしまったのはなんとも無念。というわけで過去の作品を読者に届けたくて、電子書籍刊行に踏み切ることにしたのです。あとがきの最後に「桜宮サーガ」の作品群の年表と作品相関図を付けるのも、興味を持ったら全作品読破してくださいね、という作者の隠された意図の発露です(隠してない)。人間のコンプリート欲を刺激する隠れ戦略(全然隠してない)に乗ってもらえれば、より深く作品世界を楽しんでいただけることでしょう。」 —『ブレイズメス1990【電子特典付き】 ブラックペアンシリーズ (講談社文庫)』海堂尊著

    0
    投稿日: 2026.03.07
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    天城の飄々としつつも心の中では患者のことを誰よりも考えている姿が好き。 終わらせ方はちょっと無理やりな気もするけど、そこも天才っぽさを感じる。 四面楚歌だらけで戦った天城、かっこいい。

    0
    投稿日: 2026.03.02
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    渡海がいなくなって、天城&世良が主人公。 圧倒的な技術と、どこか憎みきれない天性の魅力のある天城先生。 世良とのコンビがとても良い。 どこまでも清廉な医師であろうとする高階との対比も良かったな。 物語自体はサクサクと進み、大きなトラブルもなく終わってしまった印象。 それだけ天城先生が有能だということなんだろうし、読み手としては安心して読んでいられるから楽ではあるんだけれども笑 続きも楽しみ。

    17
    投稿日: 2026.01.22
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    これまでの常識から考えると天城の行動は異常なのであるが、目的達成のために一つ一つ足場を組んでいく行動は力強さを感じた。また、天城の問いかけは建前ではなく本音を引き出すので重たさもある。ジュノへの信頼感も伝わってきた。流れを大きく変えるときには、変えたくない人たちからの反発も大きい。この先の展開が楽しみである。

    0
    投稿日: 2026.01.16
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    チーム・バチスタの栄光と比べると、「ブラックペアン」シリーズはやっぱりキャラクターがより生き生きとしてるように感じる ドラマの影響で映像が頭に出て来やすいだけかな? 相変わらず主人公である世良が周囲に振り回されながら生きていく話ではあるが、 今回は病院内の覇権争いや陰謀、複数の登場人物との関わりというよりは天城という天才手術職人に常に振り回されているような感覚だった 天城は突拍子もないように見えて彼なりのポリシーがあり、それに向かって行動しているが 段々と世良がそのポリシーを理解していく様が面白かった

    0
    投稿日: 2025.08.04
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    「コート・ダジュール 1990年4月」 会えるかは運次第。 天国と地獄は人によって違うとはいえ、一番楽と言われる場所を選ぶのは真面目である証拠なのかもしれないよな。 「モンテカルロ・エトワール 1990年4月」 手術を受けるため。 確かに100パーセントの確率なんて手術ではないだろうが、だからといって始まる前から賭けをする事になるとは。 「ネージュ・ノワール 1990年4月」 連れてきた爆弾は。 使い方によれば最高なものになるだろうが、一歩間違えれば皆が一緒に終わりを迎えることになる可能性もあるな。 「アメジスト・ナイト 1990年5月」 デビューは大々的。 ずっと見ているばかりで手の内を明かさないというのに、態度だけ達者であったら誰だって口を出したくもなるな。 「セイント・スクルージ 1990年6月」 選ばれたメンバー。 専門分野の中でも有能な人たちを選んだとはいえ、公開手術なんて本音を言えば誰もしたくないと思っているだろ。 「ブロンズ・マリーシア 1990年6月」 迎えた客は何者か。 建物によっては興味を持ってもらうことが前提な場合もあるが、使用用途に応じて無難な形を選ぶことも重要では。 「プレパレーション・ナイト 1990年7月」 下見にきた先では。 どんな場所なのか視察に来たとしても、オペの予行練習など出来ないのだから気持ちの問題ということになるよな。 「オペレーション・サーカス 1990年7月」 始まったからには。 手際良く進められていくものではあるが、端から見れば何が起きているのか理解するのに説明が必要になるだろう。 「スリジエ・ハートセンター 1990年7月」 宣伝効果の結果は。 お金を持っている相手というのは有名な人である可能性があり、そこまで考えると辿り着く答えは一つしかないな。

    0
    投稿日: 2025.06.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    医療は患者に平等でなくてはいけないことは当たり前だと思う。しかし、リソースは限られている中でもどのように治療するのか。天城先生が言っていたことは無情にも考えなくてはならない問題だと感じた。 前作に続き世界観にのめり込める小説だった。

    0
    投稿日: 2025.05.15
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    冒頭、極北市の大観覧車建設の話題が。私からすれば、桜宮サーガはツマミ喰い程度なので、執筆(構想?)順は定かではないが、世良の行く末に対する伏線な訳ね。

    0
    投稿日: 2025.04.30
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    桜ノ宮初期シリーズの一作。ブラックペアンに続く。同じ登場人物に新たに新しい個性的なキャラが加わり、主人公の若い研修医の成長と挫折の物語とともに、日本の医薬業界変革への試みが進む。このあとのスリジエセンターと合わせて一作の続き物を考えるべき。

    0
    投稿日: 2025.04.27
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    海堂尊「桜宮サーガ」の「バブル三部作」もしくは「ブラックペアンシリーズ」と呼ばれるシリーズの第2作目。天才外科医・天城雪彦を震源とした、現代医療現場の課題を浮き彫りにし医療倫理を問いかけた佳作。 そのそも天城にはモデルとなる人物がいる。世界で初めて胃大網動脈グラフトを使用した冠動脈バイパスを開発し、日本で初めて拡張型心筋症に対する左室形成術の一術式であるバチスタ手術を行った須磨久善氏だ。須磨氏はNHKの「プロジェクトX」など各メディアにも登場したスーパードクターで、バチスタ手術後も色々な手術器具の開発や術式の改良を行っている。そういう意味では須磨氏は「ブラックペアン1988」で「スナイプAZ1988」を駆使する高階権太のモデルでもあり、チーム・バチスタを率いる桐生恭一のモデルとも言え、作者が如何に須磨氏を尊敬しているかが伺える。 本作では「公開手術はサーカスだ」「医は仁術」といった日本古来の医療倫理にも問いかけている。もちろん命に貴賤はない。しかし医療事業も経済原理の中で動いている以上、カネとは無縁ではいられない。カネのことは誰か偉い人が考えて現場はひたすら医療行為に専念すればいいという考えはブラックであり、またファンタジックだ。質の高い医療レベルを維持しようとすればカネなしでは無理だという現実から目を背けてはいけない。 ところで、本作の天城や「ドクターX」の大門未知子など天才的な手技を持つスーパードクターがエキセントリックな人物に描かれがちなのは何故だろう?

    21
    投稿日: 2025.04.25
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    ドラマでは前作のブラックペアンの渡海と今回の天城とは双子の設定だったが… 次回作で明らかになるのか 楽しみ!

    5
    投稿日: 2025.04.24
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    ブレイズメス1990 海堂 尊 (著) ### あらすじ カネの亡者!? の天才外科医、現る。 この世でただ一人しかできない心臓手術のために、モナコには世界中から患者が集ってくる。天才外科医の名前は天城雪彦(あまぎ ゆきひこ)。カジノの賭け金を治療費として取り立てる放埒な天城を日本に連れ帰るよう、佐伯教授は世良に極秘のミッションを言い渡す。『ブラックペアン1988』の興奮とスケールを凌ぐ超大作、文庫化。 ### 感想 『ブラックペアン1988』に続くシリーズ第2弾。本作では、渡海が去った後、新病院ができた東城大学が舞台となります。医療小説や警察小説は、専門的な世界を垣間見ることができるのが魅力で、独特なヒエラルキーが物語のスパイスになっています。医療や警察の世界がドラマや小説になりやすいのも納得です。 今回の作品では、天才外科医・天城雪彦の登場により物語が大きく動きます。主人公・世良の視点で進む物語は、読者を天城の型破りな生き様へと引き込んでいきます。専門的な内容も多く、フィクションとノンフィクションの境界が曖昧に感じられるほどのリアリティがあり、これは著者・海堂尊さんが元外科医であることが大きく影響しているのでしょう。そのリアルさこそが、この作品の魅力の一つだと感じました。 物語の終盤は続編を期待せずにはいられない展開で、次作が気になって仕方ありません。早く続きが読みたいです!

    20
    投稿日: 2025.02.13
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    読みやすく面白い。 医学界に対して一石を投じる内容で、そっちがメインだったかな。 公開手術はドラマのほうが臨場感伝わってきた。 次作買ってこよう

    7
    投稿日: 2024.11.28
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    医師として成長した世良が今度は天城に関わって物語が展開する スリジエセンターが無事に設立して稼働できるのか、

    6
    投稿日: 2024.10.21
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    ドラマからの原作。 前作のブラックペアン読了から随分経つので、登場人物の把握があやふやだが、やはり 海堂作品はどれも読みやすく、面白い。 久しぶりにチームバチスタの栄光を読みたくなった。  とりあえず続編スリジエセンター1991を読む。

    2
    投稿日: 2024.09.07
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    「スリジエセンター」との上下巻構成で、天城先生のキャラクターが際立つ導入だった。 ドラマから入った身としては主要な登場人物はドラマのイメージと違和感がなく読み進められた。

    0
    投稿日: 2024.09.03
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    ブラックペアンを読んでさらに読みたくなって(^-^) でも渡海先生の方が好きだな~ 附箋 ・作中曲 天城が口ずさんだシャンソン 「ラ・メール」

    0
    投稿日: 2024.08.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ・医療保険について、問題提起をした作品。 ・序盤からスケールが大きくてワクワクさせられる。また、そのスケールは本作中とどまる事はなく、最後まで一気に読むことができた。 ・本作を読む前は、高階先生が本作で主人公となりを病院改革が進むのだと思っていたが、、、 今後は、世良の成長とハートセンターの創設に焦点が当たっていきそうだ。

    0
    投稿日: 2024.08.19
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    『ブラックぺアン』続編。 『ブラックぺアン』から2年後。 東城大学附属病院・病院長・佐伯は、外科医・世良にモナコから、天才心臓外科医・天城雪彦を連れ帰るよう、ミッションを託す。 自らの執刀を受けるために、自分の全財産の半分をカジノに賭けさせ、勝った時にだけ、治療費とする天城。 天城にしかできない、心臓手術・ダイレクト・アナストモーシスとは⁇ なぜ、佐伯は天城を日本に連れ帰ろうとしているのか⁇ 佐伯と天城が考える、『スリジエ・ハートセンター』とは… 天城雪彦、何か憎みきれない。 患者を金のありなしで差別するようだが、実際の医療の発展のためには致し方ないのではないか… ありがちな手術でのアクシデントもなく… てっきり垣谷講師あたりがパニックに…というパターンがあるのかと… すんなり『スリジエ・ハートセンター』の建設へ… 『スリジエセンター1991』に続く。 前半で何かアクシデントが起こるのだろうか…

    12
    投稿日: 2024.08.14
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    ブラックぺアン2の前半 天城先生が頑張って医療会に新しい道を作ろうと強気に孤独に頑張ってて強いなぁと思った。私は天城先生好きだ。

    0
    投稿日: 2024.08.10
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    所謂「桜宮サーガ」の各作品をドンドン読み進めている昨今である。『ブラックペアン1988』の続篇ということになる本作を手にした。紐解き始めれば、頁を繰る手が停め悪くなってしまい、素早く読了に至った。 東海地方の架空の街、東城大学と大学病院の在る桜宮市で展開するシリーズの作品である。ドンドン拡がる世界が描かれた様々な作品を「桜宮サーガ」というように呼ぶ場合が在るようだ。本作は、所謂「バチスタ」のシリーズ各作品のずっと以前ということになる時代を背景としている。 『ブラックペアン1988』の主要視点人物であった新人医師の世良が本作にも登場する。題名に「1988」と付く作品に対して、本作は「1990」である。自ずと「その後の世良と周辺」という話しになって行く。そして本作でも、世良は主要視点人物ということになる。 本作の物語は少し意外な感じもする場面から起こっている。世良は外国へ向かう飛行機の中に在るのだ。 世良は医局長の垣谷助手が参加するフランスのニースでのシンポジウムに向かっていた。 世良は東城大学病院の外科から、別な場所での研修に出て、また東城大学病院に戻ったばかりであった。垣谷のニース行きに随行する役目が割り当てられるとは思っていなかったのだが、機上の人となったのには訳が在った。密かに、佐伯教授からの特命を受けていたのだった。 ニースでのシンポジウムでは垣谷を含めて何名かの発表が行われる。その発表予定者の中、天城という日本人医師の発表は、天城自身が編み出して実施している心臓の手術で注目されていた。この発表の際に、天城に会って佐伯教授の書簡を渡すようにという特命を世良は受けていた。 大注目だった天城は、シンポジウムでの発表を土壇場でキャンセルしてしまった。会場に現れなかったのだ。 佐伯教授の書簡の件を何とか解決しようと世良は必死に動く。そしてモンテカルロで天城に会うことに成功する。 やがて桜宮市に在る東城大学に天城は乗り込み、<スリジエ・ハートセンター>(「スリジエ」は「桜」という意味のフランス語であるという。「cerisier」と綴るそうだ。)という、自身が手掛ける心臓の手術を中核とする新たな医療センターを開くことを目論んで活動を始める。 こうした中、世良は天城を補佐する部下という体裁で働くことになって行く。 本作には「桜宮サーガ」の各作品を彩る様々な人達が登場する。モンテカルロからやって来た天才外科医の天城は、そうした人達の中で何を企て、如何いう動きを見せるのかという物語である。序でながら、若き世良の青春というような感じの部分も微笑ましい。 本作は2010年頃に初めて登場している。そして20年程以前という作中の時代設定だ。読んでいてそれを思い出し「或いは?」と思ったことが在った。 バブル景気や、その余燼で未だ方々に資金が出る余地も在ったような時期、医療や人材育成のような社会の基礎を築くような事柄にもう少し投資をするという着想も在り得たのかもしれないということを、「失われた…」と呼ばれる時間が少し続くようになった辺りで振り返っているような物語かも知れないというようなことをである。 モンテカルロからやって来た天城は派手な感じもする男―手近にこういう方が在ったなら、多くの人は面食らうような雰囲気だと思う…―だが、凄く独特な考え方で理想を追おうとしている。この天城が如何するのか、如何なるのかという「続き」も凄く愉しみだ。 極々アッサリと筋書きを纏めたが、様々な挿話の展開が凄く面白い。天城と世良とのやり取りも、何やら人生や社会を深く考えさせられるような面が在ったように思う。なかなかに愉しいので御薦めしたい。

    3
    投稿日: 2024.08.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ドラマも始まってるしで前作から続けて読んだ。天城先生はやはりフランスの方に元々いたんだな。ドラマだとオーストラリアに居て、それなのにフランス語使う癖?ってなったので。時代がバブル期なので、原作の方がやってることが派手だなと感じる。天城先生の言ってることかなり辛辣だけど、お金がないと無理な部分があるっていうのは、その通りだなと思う(綺麗事だけでは無理だということ)。これからどう展開していくか楽しみ。

    0
    投稿日: 2024.07.30
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    医療と金 医療は平等であるべきだと思うが、やはり金も絡んでくるのだろう 実際お金を持っていないた受けれない医療は存在する 天城先生は正しくもある ドラマ化されるので読んでみたが 原作とは設定が違う部分も多く、驚いたが 辻褄が合うように脚本を作る作業ってすごいなと感じた ドラマと原作の違いも楽しめるのではないかと思う

    0
    投稿日: 2024.07.15
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    ドラマが放送され始めて原作も読んでみようと思い、図書館で借りてみました。ドラマとは少し設定が違うようですが、物語として純粋に楽しめます。登場人物をドラマの配役に当てはめて読むと想像しやすいです。

    0
    投稿日: 2024.07.13
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    天城雪彦! ワクワクドキドキ! 一気に読みました。 これが映像化されるのが、楽しみ! 再読。 チームバチスタの栄光から順を追って読んでくると、 また違う感想を得た。 東城大病院、そして日本医学会の、 余所者は排除する島国根性、妬み、嫉妬、 旧態依然としたやり方を守ろうとしてとする頭の硬い教授たち… それらを、ヒラリヒラリと軽やかにかわし、 スリジエセンター建設へと進む天城雪彦のかっこよさと 天才ゆえの孤独、正義。 世良先生の成長と共に鮮やかに描かれていて。 ドラマを見てから読むと、さらにくっきりと見えてくる 圧巻。

    0
    投稿日: 2024.06.02
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    天才ってなんの問題もない感じで、ハラハラドキドキ感はない。もう少し展開的に面白くなるのかなぁ、って思ってたけど、そうでもなかった。。 天城はすごいけど、少々洋風かぶれ的なところが、嫌な印象ではある。

    0
    投稿日: 2024.05.13
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    天城、嫌いです。 公開手術が失敗するか、助手の誰かがやらかせばいいのにと思ったのはマッディ・ボブだけじゃありません笑 駒井は道化だったり主人公を引き立てるのにいいアクセントになっていると思いましたが、九州人の私でもあんな鹿児島弁の現代人には会ったことがありませんよ。 あまりにも酷すぎる。 鎖国してた江戸時代じゃあるまいし、医者になるほどIQの高い駒井が標準語を話せないはずがない。 鹿児島をバカにしてるのか、作者の偏見なのか、とても気に障りました。 あと世良のロマンスは要らーん! アレコレ文句つけていますが、大変興味深く読ませていただきました笑

    1
    投稿日: 2024.05.08
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    ブラックペアンの渡海先生が好きだったから続編…出てきてくれたらうれしいなとか思って読んでたけどやっぱり出てこないよね。

    0
    投稿日: 2024.03.12
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     再読だけど気分が乗らなくて、読み進めるのがちょっと苦痛だった。天城のようなお医者さんがいてもいいのでは、と思ってしまうのは人ごとだからなのだろうか。儲けたお金で医療業界全体を良くしてくれたら、世良や高階も言うことなしかな。また忘れないうちに次作も読まねば。

    1
    投稿日: 2023.05.25
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    やっぱり面白いシリーズ。バチスタシリーズの登場人物や環境設定のエピソード0のような話であり、主題の他にも以降のタイトルの伏線も数多く張られており秀逸な作品でした。

    0
    投稿日: 2023.02.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ブラックペアンの続編という形だけど、物語は一新。前作は最新医療機器と神業的手技の対立と渡海の私情も含めた東城大内の話。でも今回は海外から凄腕の医師が東城大にやって来て、心臓外科専門病院を創るというスケールのデカい話になった。金と医療の折り合い。天城先生の「煌めくメス」は革命を起こそうとする。渡海の次は天城。世良先生も大変だ。こんだけお金の話出てくると、ドラマの渡海先生には天城先生要素もちょっと入ってるのかなと思った。面白かった!でもまだこれからという感じ。ワクワクドキドキ!ってか、表紙に写ってるアレは何?

    0
    投稿日: 2023.01.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2018/8月読了、2022/10再読。 ブラックペアンというか、ブラックジャックばかり出てくるシリーズ。 医者になりたての世良君ががんばって天城先生をモナコからつれてきて、心臓外科手術を衆人環視の下でやってもらう、というお話。というか、ただそれだけ。ほんと。 でも面白い。天城先生のエスプリなところとか、最初は鼻につくのだけどなんか心地よくなっていく。敵方の癖の強さのか、世良君のキャラなのか。作者の筆力だけでぐいぐい引き付けられていく。ドラマ化はされていない(はずだ)けど、竹内涼真が天城先生にふりまわされるのが目に浮かぶよう。天城先生に配役するとすれば適役は?だれか教えてください!!

    0
    投稿日: 2022.10.23
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    佐伯外科に新たな風を吹き込むべく呼ばれた天城先生が、卓越した技術で道なき道を切り開く様が痛快である。 渡海先生無き今、高階先生と天城先生の二大巨頭が鎬を削るのだろう。

    0
    投稿日: 2021.12.07
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    再読 チームバチスタやその他のシリーズでお馴染みの登場人物達の若き日の出来事。海堂氏のは色々な本を読み過ぎて相関関係が混乱してくる。 医は仁術と表向きでは命が重要だが、ちょっと前までは礼金によって対応が違った時もあったし、金儲けの医者がいたのも事実。命を金で買えるとしたらと金を出す人も多いと思う。天城医師と他の医師との「金」と「命」の優先論争は、実態は新勢力と旧勢力、異分子を認めない日本の組織風土が根源と思う。佐伯院長は、それを破壊したいと意図したことが良く伝わってくる。天城医師も院長の意図を理解して反対勢力に立ち向かっているのが痛快だ。

    7
    投稿日: 2021.06.06
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    ブラックペアン1988の2年後を描いた続編 1990年の東城大学医学部付属病院を舞台に天才心臓外科医 天城とシニア研修で戻った世良が想像を越えて波乱を巻き起こしてくれます(笑) 世良は特命を帯び、モナコにいる天城のもとへ、医者とは思えないブルジョワに(^^; よく掴めない切欠で、心臓手術専門病院「スリジエ・ハートセンター」を創設することに。。。 天城自らが確立した“ダイレクト・アナストモーシス”という画期的な術式で公開手術で披露し、トントン拍子で創設の糸口を掴めることに……。 こんなに上手くいくんですねwww

    0
    投稿日: 2021.01.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    前作 「ブラックペアン1988」に引き続き 「世良シリーズ」第二弾 (↑著者的にはバブル3部作) 佐伯教授より モンテカルロから 天才外科医 天城雪彦を連れ帰れという 特命を受けた世良医師 モナコのグラン・カジノのルーレットで 全財産の半分を賭けさせ 勝ったら、手術の依頼を受けるという なんとも特殊なルールを持つ天城 それでも、世界中の大富豪達は こぞって、天城の手術を受けたがる その理由は 「ダイレクト・アナストモーシス」という 天城が開発し、世界で唯一の術者だから 心臓のバイパス手術から 一歩先ゆく、新たな術式は 高度な吻合技術を伴う 天才心臓外科医である 天城医師を、日本に招集し 桜宮市に、世界最先端の ハートセンター設立を目論む 佐伯教授 拝金主義者で、患者を選別する天城と 閉鎖的な、日本の医療界は 真っ向から衝突するも 国内で開催された、国際外科学会で行われた ダイレクト・アナストモーシスの公開手術を目の前にした関係者は 天才心臓外科医の神がかった手技に、魅了される 本書のテーマである 「命の値段」 コレに関しては、非常に興味深い 高度な技術を伴う 新しい術式を開発した天城 モンテカルロでは その功績を認められ 王室から「モンテカルロのエトワール」の称号を得てるにも関わらず 日本では、全く理解されないどころか 避難しかされない 医療は、誰にでも平等であるべき という考えは、当たり前のように考えられているが 必ずしも、そうあるべきなのか?と 改めて、考えるさせられる さすが、桜宮サーガの原点でもある シリーズなだけあって 物語のクオリティーはもちろんのコト 医療以外にも、応用ができる 思考実験ができるところに 一番の醍醐味を感じる そして 後に続く、バチスタシリーズで活躍する 重要人物が、さりげなく登場しているところも わくわくさせられるねー #ブレイブメス1990 #バブル3部作 #世良シリーズ #桜宮サーガ #天才心臓外科医 #天城雪彦 #ダイレクト・アナストモーシス #海堂尊 #読書好き #ブクログ

    0
    投稿日: 2020.09.20
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    ★4.3 2020.9.12 「ブラック・ペアン1988」に続く、東城大学病院総合外科の世良先生が天才医師に振り回される(?)ストーリー。 私は医療従事者では無いので、1990年当時、このようなオペが実際に可能だったのかは分かりかねるが、モナコの高級ホテルのスイートに住まい、患者のオペをするか否かをカジノのルーレットに任せる、天城先生のキャラクターに惹き込まれた。 このままの勢いで続編も読みたい。 ↓↓↓内容↓↓↓ カネの亡者!? の天才外科医、現る。この世でただ一人しかできない心臓手術のために、モナコには世界中から患者が集まってくる。外科医の名は、天城雪彦。カジノの賭け金を治療費として取り立てる放埒な天城を日本に連れ帰るよう、佐伯教授は世良に極秘ミッションを言い渡す。

    0
    投稿日: 2020.09.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    天才外科医の天城が世良を巻き込みながら、現在の医療小説やドラマでは当たり前のようになっている公開手術を行ったり、患者の経済的背景を優先にする考え方でかき回してく。 天城の考え方は確かに極論だけど肯ける部分も多い、これから天城&世良のコンビとスリジエハートセンターがどうなっていくのか楽しみである

    0
    投稿日: 2020.07.15
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    公開手術や天城ファンドなど、現実ではありえない破天荒な話。チームバチスタの桐生医師、ナニワモンスターの村雨氏など、他の作品で登場するキャラクターがちょこっと登場するのが楽しい。天城は大ほら吹きという点で、彦根と似ているのかな。 面白かったけど、スリジエセンターは建設が宣言されるところまでで終わってしまうので、この作品単独では尻切れトンボな感じ。シリーズ最終作のスリジエセンターを読まないと不完全燃焼になろう。

    0
    投稿日: 2020.02.10
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    ブラックペアンの続きのようで、別の物語。 天才外科医の天城がモナコから帰って心臓外科センターを作るために活躍する。 天才だけに敵も多いが、次々と倒していく様が面白い。 チームバチスタの栄光のかなり前の話。 この作家さんの話は色々と繋がっている。

    0
    投稿日: 2019.12.02
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    話の設定は面白くて一気に読める作品なのだが、天城医師の設定があまりに荒唐無稽で、これはどうにかならなかったのだろうか。 海堂作品登場人物にありがちなのだが、この天城もしゃべりすぎ。なんでもかんでも自分の思っていたことをしゃべればいいというわけではない。

    0
    投稿日: 2019.10.26
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    完全に読み順を間違えた。先にスリジエセンター1991を読んで、次にこの本話を読んでしまった。そのためにあらすじが最初からわかってしまい台無しだった。 ただ、なぜモンテカルロのエトワール、天城が裕福で贅沢な生活を投げ出して日本にやって来たのか、その経緯がこの本を読んで分かった。 医学のことが何もわからないにもかかわらず、公開手術のシーンは読んでいて息を呑んだ。

    0
    投稿日: 2019.09.28
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    海堂尊の作品は良くも悪くも「こんな医者がいていいのか」と思わされる。 だが誰もが自分の信念を持っているから共感してしまう。 そんな作品

    0
    投稿日: 2019.09.14
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    天城先生の発想の大きさがすごい。 内容は難しくなく面白かったです。 あと、出てこないことがわかっていながら、どこかで渡海先生を探していました。

    2
    投稿日: 2019.08.07
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    R1年6月25日 " ブレイズメス1990 " を読み終えて! " ブラックペアン1988 " から2年後、研修医世良が外部研修から東城大に戻ると、早速佐伯教授からあるミッションを与えられる。 天才外科医天城雪彦との出会いが医師としての信念を貫くことがができるのか?...

    0
    投稿日: 2019.06.25
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    モナコの天城が日本で公開オペ。 とにかく金持ち。 技術、志は高いことはよくわかる。 「ジュノ」の呼びかけがイライラする。

    0
    投稿日: 2019.05.28
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    久々の海堂ワールドでした。ドラマのブラックペアンをみて以来かなー?まだ読んでない海堂作品の数少ない一冊でした。エンターテイメントという言葉がふさわしい作品で、読むスピードも自然と早くなりました。渡海が出てきたらどうなるのかな?と想像を掻き立てられますね。

    0
    投稿日: 2019.05.26
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    傍若無人・自由気ままに行動する天城とそれに振り回される世良の関係は白鳥&田口に通じる。 まだまたタヌキにはなれてない高階も何だか「若かりし頃!」っていう感じがして院長を務める現在との違いが浮き彫りになっててちょっとニヤけてしまった。 それにしても、現在はネットでつないで簡単に公開オペができそうだけど、実際当時はどうしてたんだろう?小説内のように臨時手術室を設置したりしたのかな?さすがにそれはやってなさそうな気がするけど。 やっぱり当初は見世物扱いだと反発を招いたりもしたんだろうか。

    0
    投稿日: 2019.05.21
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    ドラマでブラックペアンを観てから 続きを読みたいなと思ってたんですよね。 で、出てくる人物が ドラマの配役をイメージして読んでしまい、 勝手な妄想としてドラマ化して 読み進めてしまいました。 で、天城先生は誰が似合うんだろうな。。。 若手ではないよねぇ。 江口洋介? いや、救命病棟のイメージがあるかるな。 医療系でメインを張ってなかった人。 うーん。。。 岸谷五朗? ( ´∀`)ハハハ

    0
    投稿日: 2019.04.27
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    ブラックペアンのシリーズ第2弾。 天城教授の勇ましさと繊細さを感じられる一編。 最初は、なんとなくヤな奴っぽいな…と思ったけど、世良くんと同じようにだんだんと惹かれていく。 何かを成し得る人は、孤独である人なのだろう。それは、孤高というべきなのかもしれない。

    0
    投稿日: 2018.10.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ブラックペアンを読んだのは遠い昔。登場人物のことは忘れたけど、新鮮に楽しめた。 天城はとんでもない破天荒医師かと思ったが、天城含めてどの医師も患者の命を救うという使命を持っていることは変わらない。という意外と謙虚な気持ちに感服する読後。 ここ最近は田口医師(と白鳥)の話をよく読んでたので、高階医師は腹黒タヌキの院長というイメージ。若かりし頃とのギャップが!

    0
    投稿日: 2018.09.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    破天荒で桁外れな凄腕ドクター・天城先生とそれに振り回されるジュノ・世良先生。全く違った考えの二人の魅力とやりとりから最後まで目が話せない話でした。

    0
    投稿日: 2018.08.08
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    20180806読了 「ブラックペアン 1988」から続けて読了。 前作よりスピード感があって、天城先生の考えてる事、話す事のスケールが大きさから先が気になってサクサク読めた。 個人的には今作の方が好き。

    0
    投稿日: 2018.08.06
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    シリーズ第2段 ブラックペアンも面白かったですが さらに面白かった。 3作目も楽しみです。 こちらもドラマ化期待してます。

    0
    投稿日: 2018.08.04
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    あぁ、渡海先生はもう参加されないのね。 そして、さらにパワーアップした天城戦線のご登場なのね。 バチスタから読めばよかった…と軽い後悔。 でも止まらないので、3部作最終に急ぎます。

    0
    投稿日: 2018.07.10
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    ブラックペアンの続編。 確かに壮大なスケールの話だ。 現在の日本においては無理な話かな。 医療が福祉ではなくて、経済になっている。 でも、保険制度が崩れればありえない話ではないかも。

    0
    投稿日: 2018.07.08
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    ニース。モナコ。カジノ。オイルダラー。金髪碧眼の美青年。フランス語混じりの会話。 そもそも海堂氏の文体は劇画調というかケレン味が強いので、一条ゆかり(初期)的舞台装置が背景にあってはコテコテ過ぎて胸焼けがしました…。バチスタシリーズは好きなんだけど。

    0
    投稿日: 2018.07.05
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    天才でユーモラス。 ぶれない信念を持ってて 絶対的なカリスマ医師。 そんな天城のキャラクターがとてもとても好き! それに振り回される世良くんも好き笑。 次の1冊でシリーズラストなんて寂しい…!

    0
    投稿日: 2018.07.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    天城のキャラがぶっ飛んでるわりに突き抜けてなくて残念。三部作で全二作は読んでたはずなので読んだ。手術中の描写が減って、権力闘争とヒューマンドラマの割合がだいぶ多くてスカッとしない。最後は天城ヘリ事故で死んでるという結末。

    0
    投稿日: 2018.06.20
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    ブラックペアンシリーズの第2作。TVドラマの先入観を持って、本作を読んだ方にはつまらなかったかもしれない。そもそも、第1作もTVドラマとは全く異なるストーリーだったわけで、こんな話の飛躍もあるのかと驚いたのは事実。いい意味で裏切られた(笑)

    2
    投稿日: 2018.06.14
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    この世でただ一人しかできない心臓手術のために、モナコには世界中から患者が集ってくる。天才外科医の名前は天城雪彦。カジノの賭け金を治療費として取り立てる放埒な天城を日本に連れ帰るよう、佐伯教授は世良に極秘のミッションを言い渡す。

    0
    投稿日: 2018.06.05
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    佐伯教授の壮大な構想のもと、モナコから天才外科医の天城が帰国。スリジエハートセンター完成に向け、天城と世良の決して心が一つというわけではない中でも、一歩づつ前進していきます。医療の世界に身を置く筆者だからこそ、理想と現実のそして向かうべき姿への矛盾が描けているのだと思います。この後に続く作品の登場人物の若かりし姿に思わずはっとさせられます。

    4
    投稿日: 2018.05.22
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    ブラックペアンの続編 読み始めは面白かったが、途中ダレる。ちょと出来過ぎの展開も嫌っだ、医療をエンターテイメントにするのも嫌っだ。スーパードクターではない医療が現実なのに。

    0
    投稿日: 2018.05.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    なんという!壮大な医療物語。天城雪彦という強烈な登場人物に引っ張られ振り回され踊らされながら読了。ジュノこと世良先生の成長物語も楽しく、3部作も次でいよいよ最後。心して、読もう。世良先生と看護士の花房さんの恋も気になるところ!スリジエ・ハートセンターはどうなる?東城大付属病院はどうなる?ハラハラしながら次の物語へ。

    0
    投稿日: 2018.05.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    再読。またまた強烈な天才キャラクターが登場。海堂さんには強烈に伝えたいことがあって、その手段としてフィクションとエンタメが最大に効果的だという確信があって本を書いているんじゃないかと思う。続きが気になるので、さっさといきましょう。

    0
    投稿日: 2018.05.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    引き続き、『スリジエセンター1991』を読了したところからの再読。 薩摩大からの新入局研修医の人は、『1991』の方には未登場ですね。実際、このキャラ別に要らないのでは、と思う。

    0
    投稿日: 2018.05.16
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    いやあ、こう言う天才がいるんだろうか。やはり天才にはその防波堤となる優秀な片腕が必要だと思った。世良は知らないうちに天城に取り込まれて行くのがよくわかる。 良い!早く次が読みたい!

    0
    投稿日: 2018.05.15
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    再読。 天城先生の奇想天外な発想と行動力。 ちょっと現実離れしすぎていて驚きです。 こういう感じは医学、医療の進歩に必要なものなのでしょうか よくわかりません。 しかし、あとが気になります。 3冊目読んでなかったので読んでみます。 それと、と、世良先生も気になるので極北も再読しよう。

    0
    投稿日: 2018.05.15
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    前作同様、ワクワクしながら読み進めることができた。 作者の巧みな語彙力には驚かされるばかりである。 本作は、モナコからきた天城雪彦が中心にストーリーが進むが、天城の爽快かつ異端児的なキャラが引き立っていた。反面、高階が天城の敵キャラとして、前作とは真逆の保守的なキャラとして描かれていたのが、個人的には違和感を感じた。

    0
    投稿日: 2018.05.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    オリジナルは世良が主役なので、1作目でスーパードクターの渡海先生が消えたと思ったら、本作は天城先生というまた曲者ドクターが。 それにしてもこれだけ持ち上げてきた天城先生の公開手術、あっさり終わりすぎな気も、、。世良君がんばれー。

    0
    投稿日: 2018.05.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白かった。 色々な事が起こるのに、これ1年以内の出来事なんだぜ? 天城の手腕やばくね?! 世良君真っ直ぐ。頭はいいけど、他人は斬らない。白鳥さん、聞いてますか?(^_^)白鳥さんはあのままがいいけど。 天城が帰国を決めるまでの駆け引き、いい。 帰国後の結果は見えてるけど(結局居場所が無くなる)少しの期待と世良に何かがあったんだろうな。 若い人の、打ちのめされていない輝きいいよね。もう一回頑張ってみたくなる。世良もそういう所ありそう。 でんでん虫。触媒が気になる。モナコ王子(建築家)、魔を一点に集めて芸術生み出すんだろうな。魔でも善でも強い者に人、惹かれそう。パワースポットかホラースポットかみたいな。 駒井くん面白い。桐生恭一のくだりニヤニヤした。黒崎も佐伯も高階も好きだから展開にドキドキしますな。。

    0
    投稿日: 2018.05.02
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    残りページが少なくなっていくけど、どう決着するのか?と思いながら、読んでいた。 今までに読んだバチスタ・桜宮サーガシリーズを思い浮かべて、この先はどうなるんだっけ?、どうなったかさがして読みたい、と思わせる海堂尊氏はさすが。 その前に、「スリジエセンター1991」を読むのは決定。

    0
    投稿日: 2018.04.28
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    ブラックペアンシリーズの2作目読了。 面白くて一気に読んだ。 おなじみのキャラクターに、初お目見えのキャラクター、全てのキャラが立っていてとても読みやすい。展開が早く描写も鋭く、まるで映像を観ている様に読める。流石。 個人的には、世良先生の恋の行方も気になるところ。 前作同様、他シリーズの登場人物も出て、桜宮サーガ好きとしたらたまらない1冊でした。

    0
    投稿日: 2018.04.25
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    天城先生がとにかくステキです。 後半の怒涛の展開は圧巻。 でも医者でこんなにステキな人いたら人生不公平過ぎる。

    0
    投稿日: 2018.04.24
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    海堂尊の医療小説はある意味ハードボイルドなものが多いが、今回の主人公はまたまた破天荒である。 金持ちと貧乏人どちらも命の危機に瀕していたら、どちらを助けるか? 全財産の半分をかけた博打を打たせ、勝ったら手術してやるが、負けたらもともと運がないので、手術が成功する可能性も低いから対応しない。 そんな非道徳的な会話がポンポン飛び出すが、それは現実にありえる究極の選択。 そんな破天荒な主人公が、何のために自由を捨て、権謀術数渦巻く日本の大学病院を舞台に暴れようとするのか? そのあたりの矛盾は感じつつも、やはり面白い。

    0
    投稿日: 2018.01.24
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    スリジエセンターに続くんですね…それにしても終わり方が中途半端な気が。バチスタシリーズにハートセンターの話が出てこないので上手くいかないのだろうなとは思うのですが。それだけに天城・世良二人の今後が心配になってしまいました。海堂さんの作品は登場人物のキャラが濃く、ド派手なショーを観ているような感覚になります。

    0
    投稿日: 2017.09.22
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    久しぶりの海堂作品。心臓外科医・天城の天才的な手術手技は、漫画「最上の命医」とは真逆のコンセプトだと思いながら読んだ。いみじくも粗筋で『この世でただ一人しかできない心臓手術』とネタばらしされており、誰でも模倣できるわけではない手術手技とその医師を主役に置く物語は、ともすると独り相撲になりかねない。しかし、海堂ワールドのファンである自分は、十分に楽しめた。結末が次の展開を予感させるが、「バチスタ」の時間には『スリジエ』がない未来があり、波乱万丈をも予感させる。いずれ時系列にシリーズを読んでみたい。

    0
    投稿日: 2017.08.16
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    面白かった( ´ ▽ ` )ノ 天城という天才奇人医師のトリックスター談( ´ ▽ ` )ノ 冒頭、懐かしの「ある晴れた日のウィーンは森の中にたたずむ(≒白き日旅立てば不死)」を思い起こさせるカジノシーンにドキドキ( ´ ▽ ` )ノ 中盤、まるで「樅の木は残った」とか時代劇みたいな院内お家騒動( ´ ▽ ` )ノ 佐伯先生なんて、「おらぬわ」とかお代官言葉で喋るし( ´ ▽ ` )ノ 終盤の公開オペシーンはブラックジャックがやりそう( ´ ▽ ` )ノ キャラとしてはキリコも入ってるね( ´ ▽ ` )ノ まあ、「ブラックペアン」の続編として読み始めたから、あれ?とも感じたけどね( ´ ▽ ` )ノ あの話はあれでおしまい、ってことなのかな( ´ ▽ ` )ノ 解説、「解説」というより「どれだけ海堂尊が好きか」を熱く語ってるだけのファンレターになってて、プロの物書きとしてはちょっと恥ずかしいね( ´ ▽ ` )ノ これにて海堂尊まとめ読み、第二期(10冊)終了( ´ ▽ ` )ノ 1ヶ月かからなかった( ´ ▽ ` )ノ 2017/03/30

    0
    投稿日: 2017.03.30
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    この世でただ一人しかできない術式を持つ天城先生の物語。極北シリーズの世良先生の駆け出し時代が描かれている。医療にとお金の関係について問われる話だ。その後のバチスタシリーズの面々も登場する。キャラがより深まってオモシロイ。「なるほどね」と楽しめる。 けど、医者の世界というか大学って、そんなに教授が偉いのかなぁ。

    0
    投稿日: 2017.02.12
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    ブラックペアンの続編。つなぎという感じ。天城先生という天才外科医の濃いキャラ。もの足りない感じがしたのが残念。

    0
    投稿日: 2016.11.28
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    まさしく孤高の天才。  天才だけが見据える未来。  天才だけが成し得る手術。  天才だけが取り得る手段。  天才だけが到達する領域。  そこに付かず離れず付いていく世良。  戸惑う花房。  抗う高階。  面白い。

    0
    投稿日: 2016.09.25
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    「ブラックペアン1988」の続編。 モンテカルロのエトワール、天城雪彦。また濃い医者が出てきました。そして振り回される世良ちゃん。どうでもいけどモンテカルロのエトワール、ってゴロがよくてつい口に出して言いたくなる。 前回に引き続き、医局内の駆け引きや人間模様が面白い。天城先生の公開手術、オペのスタッフに裏切り者が混ざっていて一波乱…的な展開を期待したけど、あっさり大成功でちょっと拍子抜けでした。一冊通じて天城先生のすごさを紹介しました、という感じ。そして次のスリジエセンターに繋がるのかな。 前作で小天狗とよばれてた高階先生、ずいぶん丸くなってしまってどうしたの?でもラストには何か不穏な雰囲気を発してたので、どうなるんだろうと期待しつつ、スリジエセンターに進みます。 海堂さんの他の作品でも思ったけど、何度も同じような描写が出てくるのがどうも気になってしまう。佐伯教授は出てくるたびに白眉を上げすぎです。

    2
    投稿日: 2016.08.04
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    バチスタシリーズにはまって、関連する文庫を読みあさってます。 少し前後してしまいましたが、今回はこの作品。 天城先生のやり方、生き方が興味深かったです。 理想と現実の狭間で葛藤して得た、回答なんでしょうね。 良い悪いは別にして、考えさせられました。 物語は、すごく楽しめました。カジノのところ、公開手術のところなどは特に。 天城先生は他の作品にも登場していたのかな? 他の作品もまた、読んでみたくなりました。

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    投稿日: 2016.03.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2016.1.15 ~ 22 読了  モデル・須磨久善をもっとド派手にしてトレースした内容。主人公は若き日の世良先生。日本にもこうした外科医がいたんだねえ、手先の器用さで日本人に向いているのかも。

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    投稿日: 2016.01.12
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    再読。モンテカルロのエトワール、天城雪彦。ブラックアペンといい、渡海、天城と、かかわる世良が何を思うのか、その後も含め、世良ちゃんを追いたくなる。

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    投稿日: 2015.11.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ひさびさに海堂尊作品を読んでみたくなり、読了。前作を読んだのはもうずいぶん前で、その筋書もほとんど忘れてしまっていたが、それでもとくに気になることなく楽しむことができた。バツグンのエンターテインメント性はさすがに海堂尊といったところである。ただし、不満がなかったわけではない。本作の筋書をごく単純に要約してしまえば、モナコ帰りの天才医師・天城雪彦が難手術に成功し、その後夢の実現に向けて歩み出す物語である。しかし、これをもって短いだの中身がないだのというつもりはない。かの有名な『変身』だって、男が毒蟲になって見捨てられるまでといえなくもない。ストーリイが単純であることはべつに悪いとは思わないが、ならばディテイルなどにはもうすこしこだわる必要がある。天城はある人物を「クイーン」と呼んでいる。チェスの駒になぞらえているのはわかるが、それでもふつうは男性をクイーンと呼ばないであろう。いくらなんでも違和感がありすぎである。また、医局の面面と顔を合わせ、会議で演説をする場面。いくら上司の承認を得ていたとしても、大学組織に身を置く人間が、独断専行で医療施設を建設できるわけがない。もっと偉い理事長や学長やほかの学部長、はたまた地域の関係者や文部省・厚生省の役人はいずこ? 会議を延延と描いてもつまらなくなるし、どだい完璧に会議を描写することが不可能であることはわかるが、ならば最初から予算の話なぞ持ち出さず、純粋に医学面だけを焦点化した会議の様子を描くべきであった。また、人物描写についても、疑問に思う部分は多い。天城が手術成功後信頼されるようになるというのは、ありがちな構図ではあるが理解できる。でも、そこに至るまでの紆余曲折は、もうすこし叮嚀に描いてもよいのでは。小学生ではあるまいし、ずっと対立ということもないであろう。駒井が潤滑油になるのかと思いきや、そうでもなく、ただ無意味に登場させただけ。各人物にもっと役割をもたせてほしかった。あと、本筋とは関係がないが、「ボビー」は「ロバート」の愛称ないしは短縮形なので、「ボブ」と呼ばれることはないように思う。『極北クレイマー』などを読んでいても感じたことであるが、どうもこの作家は細かいことをいちいち気にしない性格なのか、ディテイルがいい加減である。本人はブログで文学賞を受賞できないことに対して恨み節を書き連ねたりもしていたが、このような点を改善しないかぎり、いっさい受賞は不可能であろう。

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    投稿日: 2015.08.27
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    海堂尊って著者の頭の中は一体どうなっているのだろうか?尾田栄一郎はワンピースの構想を予め長年かけて作り上げてから描き始めたらしいが、海堂尊の桜宮市周辺にまつわる医療従事者の系譜図、因果関係、過去と未来の話は一体どこまで連綿と続くのか。何よりすごいのはその一人一人が主人公たり得ること。決して超人的な技術をもった渡海や天城のような医師だけが主人公になるのではない。奇怪で、しかし頭脳はずば抜けている白鳥のような官僚が主人公になるのではない。むしろ、そういった特異な登場人物を凸として、田口や世良のような凹を際立たせる手腕には嘆息。登場人物の描き方が尋常じゃないくらい上手い。海堂尊ってどんな人なのかなー。作者の人となりが気になるわー。

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    投稿日: 2015.08.10
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    スリジエセンター1991の文庫化が待ち遠しい。海堂尊の小説は、時間をおいて読んでると登場人物が他の作品でどのような役割だったか忘れがち。それでも一気読み(^-^)

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    投稿日: 2014.10.26
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    2014/6/8読了、【2014年-26冊目】ブラックペアン1988の続編。主役は天才外科医天城雪彦と世良だが、「バチスタシリーズ」の高階院長や藤原さんや、「螺鈿迷宮」の碧水院も登場する。他にも、別のストーリーでは主役級の人物がちらっと登場するシーンもありなかなか面白い。主人公の天城は破天荒な性格だが非常に魅力的である。続編の「スリジエセンター1991」はブラックペアンシリーズの完結編ということで是非読んでみたい。

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    投稿日: 2014.06.14
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    久々に海堂尊の作品が文庫化されたので即購入。 ブラックペアン1988の二年後のお話です。 またまた超個性的なキャラが登場しております。 天才外科医、天城雪彦、参上! 天城って、桜宮サーガの医者の中で最強な気がする。 ジェネラルを超えるかは、意見のわかれる所と思われますが。。 人気は圧倒的にジェネラルでしょうが。。。 ちなみに、海堂作品の全て(?)は、桜宮サーガと言われる世界観の中で展開されます。 天城は今後の海堂作品にも登場する気がします。 いや、登場して欲しい!! 『チーム・バチスタの栄光』を読んだ人には、印象的なシーンもあります。 海堂ファンならニヤリとするはず。 ちなみに、もうすぐ『アリアドネの弾丸』が文庫化だ!

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    投稿日: 2014.03.04
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    久しぶりに海堂尊の本を読んだので登場人物を忘れちゃってました。。ぶっ通しで読んだ方がいいですね、やっぱり。

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    投稿日: 2014.02.11
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    心臓外科医Dr.天城幸彦をモンテカルロから招聘するまでの物語。続編「スリジエセンター1991」の布石になるストーリーだが、3部作 第1弾の「ブラックペアン」と相まって3部作 第3弾の「スリジエ…」で一気にストーリーが展開する分、この本単体としては繋ぎという感が否めない。

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    投稿日: 2014.02.05
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    過去シリーズ第2弾。またすごい濃いキャラクターが出て来たな〜。孤高の天才医師、悪くないです。続編が文庫になったら即買いや。

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    投稿日: 2014.01.03
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     テーマは「医療現場」だが、「わかりやすい」し「盛り上がり」もある。「キャラ」もたってるし、一気に読める。  しかし、医療の世界については良く知らないが、現実には「設備」や「チーム医療」という「総合力」が「医療の世界」では、大切とされているのではないだろうか。  本書のような「天才的手技の外科医」が縦横無尽の活躍をするという「ブラックジャック」の世界は、読んで愉快ではあるが、あまりリアリティがないように思えた。

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    投稿日: 2014.01.01
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    海堂作品の中でもトップクラスの面白さだった。 ここまで突き抜けると現実の医療界に疑心暗鬼を抱くこともなく、純粋にエンターテイメントとして楽しむことができる。 ファンには作品ごとに主役と脇役が入れ替わる楽しさもあるのですが、今回は少ししか登場しない花房看護師がいい。他の作品でも強さや優しさが魅力的に描かれており、今回の初々しさから逆に彼女の成長が窺えますね。

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    投稿日: 2013.11.05
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    アリアドネの弾丸の後に読んだので、桜って!桜って!ってなりました。 うわー。 現代版の登場人物では、今回は桐生先生もお目見えしてました。 ここからスリジエセンター1991でどうなるのか…。 文庫化が楽しみ。

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    投稿日: 2013.08.14
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    とんでもない新キャラが登場 終わり方もこれからの展開が気になる感じ 極北クレーマーで世良先生が乗ってたハーレーって… この後のお話しでセンターが作られた記述はあったっけ? 何より、救急の役割であるオレンジ病棟ができてるって事は… などと、続刊がこれまでにも増して楽しみなシリーズだ

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    投稿日: 2013.07.26
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    久しぶりに本を最後まで読んだ。この、引き込まれる文章と、展開の持って行き方が最後までワクワクしながら読めたんだな。日本的な社会を論破する天城はかっこよかった。

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    投稿日: 2013.07.14
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    天才心臓外科医Dr.天城による新しい病院創設。 うまく行ったのかいかないのか、わからないけれど久しぶりに随分と読ませる小説だった。 シリーズ他作品も読んで見たい。

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    投稿日: 2013.06.21
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    ブラックペアンの世良先生が主役。モンテカルロのエトワール、天城医師も魅力的✨スリジエハートセンター設立は叶うのか?でもバチスタシリーズとかでは出てこない気が...続きが気になる!

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    投稿日: 2013.06.01