面白い！！(^^)/ タイムスリップ物は随分読んだけど農業にスポットを当てたのは珍しいんだよねぇぇぇ！ 殆どが戦か食だもんなぁ～(^^;

現代人はそれだけで、巨人の肩にのっているんだと思わされる。 とはいえ、主人公の静子の様な知識を持っている人は少ないだろうけどね。

戦国時代へタイムトリップして信長に会う。ようあるパターンなれど、『農業で活躍』とは新鮮。鹿を仕留めて料理するし、狼を手懐けるし、やっぱりスーパーな女の子だけど、この手の小説やコミックなら、いいんじゃないかな。

原作未読。セール期間中で半額だった為とりあえず２巻まで講読してみました。 流行りの「異世界転生」モノでは無く今や懐かしの「タイムスリップ」モノです。 農業高校生の主人公・静子が学校帰りに、まだ天下を取る前の信長の時代にタイムスリップしてしまい、何とか助かろうと「私、農業に詳しいです！アピール」。結果、異常に収穫量の低い村の村長にされ、生産量UPを命ぜられる羽目に！ 君主（となってしまった）信長の命だけに、出来なければ生命の危機・・・という状況ゆえ、「農耕歴女」の知識と、授業で使う為に持っていた様々な野菜の種子等を使って農作物の収穫量をイッキに爆上げしていく静子。 その結果、無自覚の内に切れ者・信長の興味をどんどん引いていってしまう事に。 戦国時代が舞台だけに、サクセスストーリー的な面白味もありながら、静子がいつまでも農業に従事するだけでは済まず、いずれは戦への貴重な駒としても捲き込まれていくのだろうな・・・という緊張感がつきまとうドキドキ感もあり、と軽いばかりではないノリも中々に面白いです。 時々その時代の蘊蓄と言うかワンポイント講座的なモノもあり、そこも楽しいですね。 描き手は画力もあり絵も魅力的。描き込みはあっさりしていますが（笑） P.S.舞台が物騒な戦国時代だけに、最終的には静子は無事現代に戻って、ハッピーエンドになって欲しいなぁと思ってしまう。 ２度読みすると、最終的には帰ってきて、しかもタイムスリップ中の記憶は無くなってしまう・・・と言うオチなのかなぁと予想してしまった。