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悪魔を憐れむ歌 3巻
悪魔を憐れむ歌 3巻
梶本レイカ/新潮社
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総合評価

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    判り難いと言うのは語弊が生まれるかもしれませんが、人間の闇の部分に焦点を当てているのは間違いないのですが、絶対悪の象徴の様な「悪魔」が登場する事で、その「闇」の深さこそが描きたいものなのか、だったら悪魔が出て来る必要はないかも、と考える読者が生まれてそうだな…と言う気がしたのです。悪魔が人間に執着するのは「魂を奪う」目的でしょうから、もし四鐘先生が悪魔で、阿久津に執着しているとしたら、阿久津の本性は悪魔寄り、そう言う「闇」がある、と言う所が怖いのか?と言う部分で「判り難い」んだと思います。映画では悪魔が人間を移動して、普通の市民が突如凶暴な殺人鬼になる、と言う事に気づき、悪魔との攻防戦を仕掛け、罠にはめようとする、と言う部分が面白かったので、やっぱり「判り難い」と言うのが一番なんでしょうねぇ…答えを早く求め過ぎですよ(笑)個人的には、やはり私は『高3限定』の方が好きです…3巻までで比べるのは何ですが、怖さが二転三転する部分が本当に凄いな、って思ったんですよ。イケダが自分で自分を傷つけていたと判明した部分(ユリちゃんにしてー、と言う科白とか)、どうしてもそれを認めない小野、可哀想がる事で愛を押し付ける人間の怖さとか、怖いが色々錯綜してて、あの漫画は人の心の「闇」の描き方としては秀逸だったと思っています。

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    投稿日: 2018.07.23