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反社会学講座
反社会学講座
パオロ・マッツァリーノ/筑摩書房
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総合評価

82件)
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    『つっこみ力』を読んで以来。 やっぱり面白い。 人間ダラダラしてても生きていける気がする。 頑張っているとか言うから頑張らないといけないのだ。 「人って基本ダメ」をモットーに生きれば世界は変わるかもしれない、いや、変わらないか。

    1
    投稿日: 2025.04.06
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    筆者が自称しているとおり統計漫談としてユーモアがあって面白いものの、出版されたのが20年近く経っているため色あせた感はあるので、2025年版も読みたいところ。

    0
    投稿日: 2025.03.12
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    戦後もっともキレやすい若者は昭和35年(1960)の17歳。p.29 イタリアの25~34歳の働く男女の4割は両親の家で暮らしている”パラサイト”。p.70 江戸町人の3~4割はフリーター。季節ごとの商品をかついで町中を売り歩く。駕籠かき(タクシー)。p.103 欧米には「社会人」という概念がない。p.232 ローマ帝国は少子化で滅んだのではない。p.299 アメリカの大学生は自立どころか、自己破産している。p.334

    0
    投稿日: 2024.05.27
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    今まで何となくネットで聞きかじってた事を、面白おかしく否定する本。 確かにその反論に筋は通ってるけど、論拠が薄くてその反論に対して反論する事も出来そう。 少子化批判を批判してるけど、結局少子化で経済成長せずボロボロになってるし。 でも一般的に言われてる事に対して新しい目線を得られたのは良かった。

    0
    投稿日: 2023.11.13
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    鋭い視点で社会学のご都合主義をぶった切る痛快な本です。作者は、流暢すぎる日本語能力からも日本人のはずですが、かなり謎の存在です。後半になるにつれ、面白さと説得力が倍加していきます。特に「スーペー(スーパーペシミストの略)少子化論争」は必読です。単行本発行は2004年ですが、20年近く前に論じられてている批判が未だに当てはまるという現状にため息をつくこと必然です。名著とは、こういう本のことをいいます。同じ作者の「つっこみ力」もおすすめです。 現在の社会学は社会学者が私憤のはけ口として、また彼らの都合のよい稼ぎ口として使われていること、そして、社会学を利用したセンセーショナルな報道の多くは理由なく社会不安をあおるものである、ということを主題とし、それら現在の社会学をパロディーとすることで批判した書である。もともとはインターネット上に発表されているものであり、本書はそれに加筆修正を加えている。(ウィキペディア)

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    投稿日: 2021.06.24
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    謎のイタリア人パオロ.マッツァリーノ(内藤朝雄) 個人的な偏見を屁理屈で非科学的理論化した社会学。悲観論情報を朝から晩までを垂れ流すテレビ、小銭稼ぎで適当な社会学者を一刀両断に。2004年刊行、このコロナ禍、過激情報にあまり触れないで距離を置いて冷静な行動判断することが問われているようです。

    1
    投稿日: 2021.01.08
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    著者には注目しているのだが、本書はねらいがよくわからなかった。巷の社会学を批判しているのはわかるものの、ロジックがところどころ(意図的に?)いい加減なので結局腑に落ちない。あと「ふれあい大国ニッポン」の章はいらない。

    1
    投稿日: 2019.09.01
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    イタリアっぽい名前はペンネームで、著者は日本人らしい。 社会学の「結論を決めてそれに合う材料を見つけに行く」スタンスを批判して、一般的に言われていることについて反証していく。

    0
    投稿日: 2019.04.17
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    いわゆる常識と言われているものごとに反する事象を拾い集め、常識を疑う視点を読者に与える。歯に衣を着せぬ語り口で親しみやすさもあり、読みやすく面白い。

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    投稿日: 2018.11.23
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    大学の講義で扱われる社会学は内容がお堅いもので面白味に欠けるものが多い。そんな中、この本は読み手を飽きさせないように皮肉をたっぷり込めた構成となっている。だからといって適当な論理を振り回して記述している訳ではなく、しっかりとしたデータを示しながら各々の話題を掘り下げていっているので、信憑性という面もそれなりに確保はされているように見受けられる。とはいえ、これが今後の生活に何か役立つ内容かと言われたら決してそんなことはなく、趣味若しくは雑学程度に気軽に読み進める分には良作なのではないかと思う。

    0
    投稿日: 2017.09.18
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    記述は稚拙。視点は秀逸。;「なぜ社会学はだめなのか」「キレやすいのは誰だ」「満足ですかー!」「パラサイトシングルが日本を救う」「公平な社会を作るバカ息子(娘も)」「日本人は勤勉ではない」「フリーターのおかげなのです」「ひきこもりのためのビジネスマナー講座」「ふれあい大国ニッポン」「本当にイギリス人は立派で日本人はふにゃふにゃなのか」「学力低下を防ぐには」「それでも本を読みますか」「夏季限定首都機能移転論」「スーペー(スーパーペシミスト)少子化論争」「渡る世間は自立の鬼ばかり」

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    投稿日: 2017.08.13
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    「統計漫談」を標榜する著者が、さまざまな統計資料を渉猟しながら、世にはびこる俗説をバッサバッサ切り捨てている、痛快な本です。 少年犯罪は増加していないというのは、なだいなだ以来多くの識者たちが指摘していて広く知られていますが、本書ではそのほかにも、フリーターやニートに対する批判や少子化問題、はては「ふれあい」の蔓延などについて、明確なデータを示しながら鋭くツッコミを入れています。

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    投稿日: 2016.10.09
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    「反社会」について研究する、「反社会」学講座なのか、「社会学」へのアンチとなる「反社会学」講座なのか・・・と思いながら読み始めた。 程なく、後者の意味と判明。 学生時代、社会学を学んでみたかった時期があった。 結局専攻しなかったけれど。 そしてこれも程なく、研究対象も自由なら、方法論も自由―というか、その都度自分で対象を決め、方法論も作らないといけない、大変な分野だと気づいた。 それが、著者にかかると、個人的な感情でいいから、気に入らないものを取り上げ、データを恣意的に使ってまで自分の思い込みを立証するお気楽な学問、となる。 自ら問題を捏造し、分析し、処方箋を書く、マッチポンプのようなことをやっているのだ、という批判は辛辣。 社会学者たちはどう考えるのだろう。 で、本書が面白いのは、批判対象である社会学的な手つきを真似ているところ。 少年犯罪は昔の方が多かったとか、日本人は昔も勤勉ではなかったといった内容を、茶化しつつも、資料を駆使して論じていく。 笑いつつも、なるほどなあ、と思ってしまう。

    1
    投稿日: 2016.09.29
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    ぶはーオモロくてニヤつき必至。各章のまとめがかわいらしい。最後の自立の鬼にも拍手!「人並み程度に仕事ができて、まずいけど食えないことはない料理を作れて、洗濯機と掃除機の使い方は知ってます」な仕事と家庭の両立のリアル。で、妊娠したらマタハラ騒ぎでしょ。とりあえず旦那にうまいモン喰わせとけ!ところで、このイタリア人フウな人、誰なん?

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    投稿日: 2015.12.02
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    内容(「BOOK」データベースより) 少年の凶悪犯罪は減ってるし、少子化になっても日本の社会はなんともない。昔の日本人はちっとも勤勉じゃなかったし、日本のお役人はふれあいが大好きだ…社会学を超えた「反社会学」で見れば、世の中はこんなにおもしろい!学問とエンターテインメントとお笑いを融合させ、業界を震撼させた奇書が、増補文庫版となって再登場。

    0
    投稿日: 2015.11.21
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    社会科学をやる以上、「反社会学」を読もうと思った……ではなくこの筆者の本を読みたかった。 反社会学っていう捉え方が面白いとは思った。

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    投稿日: 2015.02.06
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    1995~2001年くらいにインターネットを使っていた人は一度は見たことがあるだろう「キレやすいのは誰だ?」という文章の作者である。本書にはその話も収められている。どういう話か気になる人は一度ググってみるとよろしい。まだプロトタイプはネットに残っているからね。著者の素性は謎で「ブロガーのDだ」「いやCだ」など、いろいろと噂が有るようだ。 ネット世代の、ちょいヒネクレ社会学なのだけど、世の裏を垣間見るようで、大人から子供まで楽しめる内容となっている。今となってはちょっと古くなっているが、聞いたことの有るような時事ゴシップネタを2行に1度は織り交ぜ、軽快な文章で畳み掛けてくるので、普段本を読まない人にも受け入れやすいだろう。 少子化懐疑論の話などは、完全に今でもいろんなブログで同じように取り上げられているが、この書籍で読むのがおそらく一番おもしろい。やはりその面白さを支えるのは、語彙力なんだよね。中でも「一番調べた」「書いていて楽しかった」という「ふれあいブーム」の話は一読の価値がある。 なお、中高生が勝手に読むのは構わないけれども、大人が買い与えてはいけない書籍でもあります。中2病のさなかに真に受けてしまうと完全にひねくれてしまって、「大学なんかアホらしい」「オレは江戸時代の人のように自由にふにゃふにゃ生きるのだ」などと言い始めて、道を踏み外してしまう可能性があります。

    0
    投稿日: 2014.10.21
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    つまらない学問は罪である。(帯から) 統計資料を駆使して面白おかしく社会をぶった切っていくぜって本。 文庫版では三年目の補講と題して社会状況の変化に対して補足がなされている。 データの使い方や主張へのもって行き方が強引な部分は多いので眉に唾つけて読む必要はあるが、面白い解釈をしてるなーと感じるものも多く肩肘張らず読むぶんにはおすすめ。

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    投稿日: 2014.07.27
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    自分自身も大学で社会学に手を染めたクチなので、非常に面白く読めた。 大学の時分に本書を読んでいれば、もうちょっとましな研究ができたかもしれない。 本書にあるように、結論ありきでデータを集め、捏造とまでは言えないものの、歪んだ論拠を作り出している社会学者は後を絶たない。 社会学者に限らず、経済学者や経営者、政治家などにも同様の輩は多い。 だからこそ、他人が言ったことを鵜呑みにせずに、自分の頭で考えて判断することが必要である。 本書は初版が出たのが2004年、文庫版が出たのが2007年のため扱っているデータこそ古いものの、データの見方や考え方については、とてもためになる。 日本人論(外国は進んでる、日本は遅れてる)、世代論(昔は良かった、最近の若者はダメ等)、フリーター問題、少子化問題などについて、非常に面白い視点を提示してくれる。 もちろん、本書に対しても全てを鵜呑みにすることはできない。自分で考え批判することが大切である。 視点を増やしてくれ、自分で考えるきっかけを与えてくれる一冊。

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    投稿日: 2014.05.26
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    いろいろ下らない事書いてあるんだけど、社会学ってものに対しての警戒心を養える良書だと思った。10年以上前の本だけど今日でも通用する内容。要するに自分の頭で考えようという内容の本。色んな薀蓄を身に付けるのにもなかなか良い。

    0
    投稿日: 2014.02.14
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    トンチンカンなこじつけ理論で不安をあおる社会学者。 自分のアタマを使いもせず、それに飛びついて盲信する人々。 戯作者を名乗る著者は、毒のきいた笑いと真っ当な視点でもって彼らの間抜けっぷりを鮮やかに暴く。 笑えてしかも役に立つ本。

    1
    投稿日: 2013.09.17
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    古本で購入。 少年犯罪・少子化・学力低下・フリーター問題などなど、よくある社会学ネタに仕込まれたトリックを暴いて笑いに変える著者お得意の社会学漫談。 しかも注意書にあるとおり「非常に優れた社会学の入門書」になっていてお得。 著者に言わせると、社会学とは 「社会学者の個人的な偏見をヘリクツで理論化したもの」 であって、 「世間でいう『こじつけ』を、社会学では『社会学的想像力』とい」 うのだそうな。 世の社会学者が問題を勝手につくって勝手に嘆いて勝手に処方箋を書くその様に苦笑してしまう。 インチキのようなデータの故意の誤用なんかには呆れるばかり。 印象に残ったのは、第9回「ひきこもりのためのビジネスマナー講座」。 この中に「メラビアンの法則」なるものが登場します。これは 「話し手と聞き手のコミュニケーションにおいて、話し手が聞き手に与える影響がどのような要素で形成されるか」 を明らかにしたもので、結果は 「見た目・表情などが55% 声の質(高低)・大きさなどが38% 話す言葉の内容が7%」 となるらしい。 だからボディーランゲージや話し方などのマナーに気を付けるのが大切、というわけです。 これを会社の研修で聞いたときどうもウソ臭いとは思っていたけど、やっぱりウソだった。 実験したメラビアン博士自身が「日常のコミュニケーションに適用できるものではない」と言ったとか。 そんなものをしたり顔で教える研修屋には呆れますわ…

    0
    投稿日: 2013.08.16
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    なかなかに面白い本です。基本は、データをしっかりと調べて自分のアタマで判断しよう。ということだと思いますが、扱うテーマも幅広く、風刺の効いたまとめ方といい、とっつきやすくてタメになるという系統でしょうか?普段、このような内容を読まない、気にしないような人が読むといいんでしょうね。

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    投稿日: 2013.05.14
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    仮説ありきで都合よくでっち上げたデータでもって煙に巻く輩。そんなのせせら笑ってやれ!ってことだな、うん。

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    投稿日: 2013.05.07
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    本書によると社会学者とは―自分の考えた仮説を結論として導くために都合の良いデータを使い、都合の良い結論を導く学者―としている。 本書は一般的にマスコミやらが「こうだ」と言っていることをデータを元にして反論している。半分は冗談のようで、皮肉とユーモアに溢れている。

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    投稿日: 2013.04.18
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    全編に散りばめられた笑いは冴えてるし、 データに基づいて述べられる論理も冴えています。 だんだんとしつこくなってきて、 こじつけっぽく、独善的に感じることもありますが、 そもそも、社会学はそういうものだという 筆者の主張からすれば、 うなずけます。 結局、社会について、 少し明るく楽しい考え方ができるようになったことと、 社会学は、 人を救うための学問ではないよということが分かっただけでも、 たいへん有意義な本でした。

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    投稿日: 2013.02.02
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    笑った笑った。 どんなに真面目なデータや記事にも作成者の意図が少なからず含まれている、というお話。 学生さんにオススメ。

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    投稿日: 2013.01.29
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    誰だかわからないなぞの批評家が著者で、かなり日本語も達者なので、ますますわけがわからない。 社会学のヘンなこと。無意味な問題提起は、いろいろと考えさせられていたので、そこのもやもやしたところを「よくぞ!言葉にしてくれた!」とありがたいかんじ。

    0
    投稿日: 2012.12.30
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    世の中のなんちゃって社会学によって醸し出される「空気」に対して「水」をさし、おちょくった本。「最近の若者は・・・」とか「少子化が・・・」とか「ゲーム脳が・・・」そういう胡散臭い議論を穿ち、リセットボタンを押してくれるような本。 誠に痛快ではあったが、それで著者を絶賛するようでは、「戯作者」を名乗る著者の名折れ。まさに、この内容にもある程度つっこみを入れられることをも求められているのだろう。 他の著作も気になるところだ。

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    投稿日: 2012.12.16
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    こういう本を読んで考え方のバランスを取る。久々名著。大学の授業もこんなのが開講されればもっと興味持てたと思うよ。

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    投稿日: 2012.10.06
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    社会学の落とし穴を軽快なエッセイ風に。データの重要性や正しい読み方など勉強になることは多い。時事ネタも風化しない論点で書かれていて印象に残る。

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    投稿日: 2012.09.11
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    本書は、社会学という分野にはびこる悪弊を社会学の手法を使って暴くというものです。社会学の多くは主張したいこと(悲観的なことが多い)がまずあって、あとからご都合主義的に証拠をでっち上げているといいます。茶化した感じで面白く書かれていますので社会学者でなければ楽しく読めるでしょう。

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    投稿日: 2012.08.22
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    常識とされた社会ルールや教養は信用しない方が良い。 アンケートや統計データのまやかし、役人やメディア、評論家のご都合主義を笑い飛ばす。 なるほどと思わせるテーマも多い。別の視点で見る大切さを感じた。 著者はパオロ・マッツァリーノとあるけど、日本人だよね?

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    投稿日: 2012.08.11
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    読み終えてからいつもの新聞に目を通すと、これまでは全く目につかなかった面白さが見えてきます。 いや、面白いなーが盛りだくさんの本でしたが、読後すぐに実感された面白みだったのが印象的です。

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    投稿日: 2012.07.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    私が違うジャンルをものを学びたいと思ったときに、大事だと思うのが、その学問に反感を持っている人間の意見を聞くことだとおもう。 なぜならば、それを知らなければそのジャンルの事を鵜呑みにするだけで、それの反対意見を聞き取ろうと努力しなくなるような気がするからだ。 この「反社会学講座」はタイトルの通り、社会学を挑発し、一般的に蔓延している概念を覆してゆく。 目次から拾ってゆくと、「なぜ社会学はだめなのか」「パラサイトシングルが日本を救う」「日本人は勤勉ではない」など。 マイナスだと思われているものを、プラスに考え、プラスだと思っていたものをマイナスに評価する。こういった反逆的な価値観を持っている人の本を読むのは楽しく、嬉しい。

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    投稿日: 2012.06.15
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    面白い!目からウロコな読書体験だった。わざとかどうかは知らないが、ちょくちょく論理の飛躍や、見当違いの比較が見られた。

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    投稿日: 2012.05.24
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    少年犯罪・少子化のそれぞれの問題については、かねてから個人的にうさんくさいと思っていたので、こういう書かれ方をされるとすごくスッキリした気分になります。一種のパロディですから、これを全て信じるというわけにはいきませんが、1つの刺激になることは間違いありません。「今回のまとめ」がまた笑える。

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    投稿日: 2012.03.02
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    呉智英的に社会を論じた本。2012年現在において、斬新な視点とは言えないが、適度に熱く適度に軽い語り口で分かりやすく社会(というよりマスメディアで取り上げられる主義主張)をざくざくと切り刻む。

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    投稿日: 2012.02.06
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    個人的には好きになれない立場でいる社会学を滑稽に切ってくれているのは実に爽快。 文系の実証科学を重視する学問への目線の入れ方も評価できる。

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    投稿日: 2011.10.01
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    数字のトリックをどんなふうに使っているかを面白おかしく解説しています。アメリカの大学の話など結構知らない話が多かったです。また、著者の日本理解の深さに感銘。

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    投稿日: 2011.08.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

     一部学者によって歪められた社会学に一石を投ずる一冊。「凶悪化する少年犯罪」、「ふれあいが大事」、「日本人=勤勉」、「少子化=百害あって一利なし」といったステレオタイプを俎上に上げてそれらを一刀両断していく様は何とも痛快。  最も少年犯罪が凶悪だったのは昭和20年代後半から30年代にかけて。ふれあいが好きなのはお役人で、ふれあいはお役所仕事の象徴。お江戸の町はフリーターだらけだった。日本人は勤勉ではなく、労働を善としているだけのワーカホリック(仕事中毒)。「少子化=百害あって一利なし」説はウソ。  文体は随所の諧謔に見られるように、一見ふざけているかのようで重要なことを言い当てている。こういう文体は爽快感があって個人的に気に入っている。メディアからもたらされる情報は一旦疑って、自分の頭で考え直す必要がある、ということを示唆してくれる一冊。

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    投稿日: 2011.06.19
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    いいとこもあるけど、よくないところもあってとんとんで落ち着いている印象。 社会学を批判し、社会学をする、反社会学。 いい意味で反面教師にすべき点がいくつかある。社会学の手順に従って、わざと論理の飛躍や早すぎる一般化などを用いているのだろう。 その言説にいらいらするところもあるが、かなり考えられて書かれているという印象を受けた。 おもしろかった。

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    投稿日: 2011.03.21
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    大型書店で、ずっと平積されていて興味が沸いていた。 ちくま文庫という堅い出版社であるにも関わらずフザけた表紙、(社会学は、自分にとって好印象の学術分野への)挑戦的な題名に、ほとんど期待せずに購入。 ボケと軽快な語り口に的確な論述、最高。 難点は、この本を読み、興味を持ち社会学部に入学してしまい、現実のつまらない教授の授業を聞き、学術分野に幻滅してしまう学生が出てしまう事態が避けられない事ぐらい。 こんなに明快・痛快な論理展開をする教授の授業を是非聴いてみたい。

    0
    投稿日: 2011.03.18
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    「ユダヤ人と日本人/イザヤ・ベンダサン」を読んだのが中学時代、 「ちはやふる奥の細道/W・C・フラナガン」が大学時代。 イザヤ・ベンダサンの正体は山本七平で、W・C・フラナガンは小林信彦だった。 パオロ・マッツァリーノもぜったい日本人。全くそのことを隠そうとはしていない。 ググれば正体はわかるだろうと安易に考えていたがざっと調べてみたところ結局わからなかった。映画通、イギリス嫌い、千葉在住の学者?だろうか。 新書を読んでいて感じる都合の良い統計資料の使い方をばっさり一刀両断しながら、自らもそれをやってのける。反論必至の正論をズバリと指摘する。それも匿名ならではのこと。もちろん2ちゃんねるとは一線を画す、暴論を承知で世に問う反社会学という立派な社会学である。 新書に飽きたらぜひ読んでいただきたい。目から鱗とはこのことだ。

    0
    投稿日: 2010.11.02
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    とりあえずおもしろい。 社会学ってなんだっけ?ってなったときに読みかえすと、 やっぱり社会学さいこー!ってなる(笑)。

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    投稿日: 2010.10.27
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    ”オトナ社会の紋切り型にメスを入れる「反常識の知」。 面白くってタメになる、禁断の知的エンターテイメント!” 「新聞・テレビ・そして社会学者が紋切り型に 述べていることは大抵ウソが含まれている。 もっともらしい統計調査や常識とされているものを疑う目を持とう」 ということを具体例を挙げつつ実証していきます。 なるほどたしかに恣意的に集められた証拠に基づく紋切り型の意見をばっさばっさとなで切りしていって痛快。でも、ただなで切りしている、ということではないおもしろさがあります。その面白さは、本当の紋切り型の意見に反論し証拠を出し自らの意見を述べるという、この本のプロセス自体が、批判の対象の紋切り型の意見をそっくりそのまま踏襲しているということ。 本の冒頭で、社会学者の一般的な研究方法、としてだめな思考プロセスが提示されています。 ・憎らしい相手を個人的な感情で見つけ出す。 ・気に食わない理由を考えて結論を出す。 ・自分の結論を裏付けるのに都合のいい資料・データだけを収集する(資料・データの意図的な誤読等はテクニックの一つ) (以下略) というようなプロセス。まさに、作者がやっているのがまさにこれ。都合のいい資料データを組み合わせて、恣意的で紋切り型の反論を導きだす。批判の対象となる思考プロセスについてまったく同じ思考プロセスを使って批判してみせるという再帰的な手口が鮮やか。 そいういうふうに恣意的な論理展開をあえてすることで、構成自体がお遊びとして成立しているのですね。さらに、このお遊びが理解できる人ははじめから紋切り型の意見にだまされることはないわけで、たいして役に立たないという意味においてもお遊びになっている。 ただ、逆に紋切り型の意見にころっとだまされるような人にはこのお遊びも真剣な批判の書になってしまうかもしれません。となると、今度は”紋切り型の意見に対する紋切り型の反論”に対してころっといってしまっているわけで、状況は変わっていない。お遊びでとどまっているうちはいいのですが、そのまま受け入れられてしまうとなると、それはまたあやういよなあと思います。 あと、タイトルに”社会学”って入っているけれど、ここで話の俎上にあがっているのは全然いわゆる時事問題、ジャーナリズムの話であって、社会学者といわれている人たちが研究している社会学の話は全然出てこないし、レベル的にかなり違うものですね。”反社会学講座”というのはお遊びのための大仰な名前であって、そこのところもちゃんとくみとらないと勘違いしかねない。 お遊びはお遊びとして、著者の名前のとおりまったり読むのがいちばんかと。

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    投稿日: 2010.09.12
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    ・7/27 衝動買いしてしまったが、これがなかなか面白い.俺がもともと言っていたような内容もあり、やっぱり同じことを考えている人はいるもんだと妙に納得した.それは少年犯罪が増えているだの凶悪化しているだのいう説はうそだというものだが、その他にもそうだそうだと思うものや、なるほどと感心するもの、だよねと納得するものまで面白おかしく論じている.この分だと現在よりよっぽど江戸時代以前や特に戦国時代なんかの昔の方がよっぽどストレスが多かった筈だと言う俺の説も、そのうち出てくるのかもしれないな. ・7/31 これもあっという間に読了,それにしても面白い講座だった.

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    投稿日: 2010.09.08
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    高校生の頃にウェブページのコラムを拝見して、とても面白かったので衝動的に購入した本です。ウェブページは、"反社会学講座"でGoogle検索すれば引っかかる、はず。

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    投稿日: 2010.08.13
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    世論は誰かの陰謀、みたいな話。おもしろかった。 印象的だったのは ・メラビアンの法則は都市伝説 ・幼児英才教育は親の自己満足 ・「ムダ」と「経済効果」の意味は実は同じ ・super pessimist になるな

    0
    投稿日: 2010.06.18
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    笑った。 たくさん笑わせてもらった。 自分で資料収集するのは大変だから理屈と数字の整合性でリテラシーをつけてくしかないんかもわからん。

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    投稿日: 2010.05.23
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    社会学科卒のわたしが最も面白いと感じた社会学本が、これ。 ちょー爽快です。 社会学に懐疑的なくせに、実はきちんと社会学。

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    投稿日: 2010.05.13
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    『社会学者の一般的な研究方法』 どっかから,気に食わなかったり痛めつけてやりたい相手を 見つける。 その理由を考え,仮説(=結論)を立てる。 推論に合うようにデータをうまく切り貼りする。ない場合は海外に目を向ける。 本を書く。 という,なんとも衝撃的な話で始まるこの本。 一般的に普及している社会学がいかに不完全な学問か,この本で詳細に説明されている。 実際,世間で信じられているような「常識」がその不完全さに よって作りだされたまがい物であることが次々と明らかになる。 普通に考えれば分かることを,どれだけ社会学者やマスコミが隠ぺいしてきたか。 そして,それらの痛快な指摘にとどまらず ユーモアあふれる筆致で時に下ネタを挟みつつ,シニカルな文章で 最後まで一気に読者に読ませてしまう。 とくに,一部の統計のみを抜き出したり海外の優れた点のみを引用したりするなどの テクニックには目を見張るものがある。

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    投稿日: 2010.05.08
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     社会学内の?な仮説をスパッと切ってくれる(と言ったら言い過ぎか笑)読んでいて痛快な「反社会学」的な本。社会学の曖昧さ、やらマスコミが流しがちな論争の信憑性、とか考えさせられるとともに、しっかりと反論しつつも代替案をしっかりと出していて後味の悪さはない。  読んだ後の教訓は、世の中の論調のすり替えに使われないように(または、だまされないように)注意すべきだということ。そのために、   ①統計データの設計に注意すべし。   ②言葉の定義をちゃんすべし。   ③この説が完全に真の時に得をする人は誰か?に注意すべし。 以上を確認することで、?な仮説には騙されなくなるだろう。

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    投稿日: 2010.03.01
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    パオロさんの本で初めて読んだ本。 パオロさんは社会学者らしい。。 おもしろい。笑ってしまう。 凶ー1グランプリとか子子子(シネコ)が印象に残っています。(うろ覚え) 読んで損はない一冊。とくに社学生は。

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    投稿日: 2009.12.12
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    社会学者なんて統計データを恣意的に操って 自分の持って行きたい結論にしてるだけだ! という主張を統計データを恣意的に操って 結論づける、という極めて社会学的に社会学をぶったぎってる本。 単純に読んでて笑える。面白い。

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    投稿日: 2009.08.20
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    統計データを提示して世の中の常識を喝破する。という体裁。著者は昭和40年代前半生まれの日本人か?素性不明。

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    投稿日: 2009.08.16
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    一見とっぴに見える意見も、読んでいると自分がいかにいろいろな情報を鵜呑みにしていたかがわかる。 世の中にはこういう本が必要。 勉強になって笑えて、読者を不愉快にしない。 「若者は偽善をきらうけれど、偽善はやめさせるのではなく、社会のために利用するべき」 気に入った。

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    投稿日: 2009.07.20
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    社会学というのはなんでもありで、データをうまく印象操作に利用したり、こじつけたり、煙に巻いたりする技術があれば立派な本が一冊書けてしまえる。先に結論があってそこに恣意的に結びつける。だから個人的に気に食わないことを社会にとって諸悪の根源たらしめることも出来る。謎のバックグラウンドを持つ著者は社会学のいい加減さに突っ込みをいれながら自身が根っからの社会学者(?)という感じ。つまり同業者に対して攻撃的なスタンスをとることで逆に安全な立場にもいる。 挑発的でブラックユーモアの利いた語り口で、なんとなくある世間の風潮を、隠されたデータを披露することで覆すという内容。「未成年の犯罪率が近年高まっている」のウソを暴く第一章が一番痛快。結論として今の60代を「凶悪」と一言で済ますあたりが特に。 新聞などからアヤシイ文章を抜粋して槍玉に挙げたりしているけど、そういう粗探しをしてばっさり斬るというやり口は最強だなと思った。だって最初からつっこみどころのあるネタを拾ってくるわけだから。という本書への皮肉も著者流。おもしろかった。 09.8.1

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    投稿日: 2009.07.16
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    日本の様々な社会問題(少子化問題や少年非行問題・住宅問題などなど)を様々な統計を使い、社会学に対するパロディーとして縦横無尽に毒舌で斬る痛快エッセイ。 かなり笑えた。おすすめ。 イタリア人のような名前の著者だが、これはおそらく洒落であり、日本人だと思われる。 著者のブログで当書を含む彼の著作が読める。 http://mazzan.at.infoseek.co.jp/

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    投稿日: 2009.04.27
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    皮肉が最高にマッチしている著者の出世作 本当にイタリア人なのか謎であるが、中身は社会学を学ぶ姿勢には最高の入門書になるんじゃないかと 大学一年生には是非読んで欲しい

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    投稿日: 2009.03.24
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    数年前ネットで少しだけ読んだことがあったのだが、 文庫化に際して補稿を加えたということで、購入。 かなりの読み応え。 あらゆる社会問題を様々な視点とデータを使い、面白可笑しく突込みを入れている。 読めば誰でも社会を裏から見る目が養われるだろう。 「反社会学」と銘打ってるが社会学の入門書として気軽に読める、そんな一冊。

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    投稿日: 2009.03.14
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    最高に面白い。 世の中はやっぱり不平等・不公平だった!! その仕組みをトリッキーな観点から解説し,またまたトリッキーな解決策を提案し続けている。 ほんと,おそれいりました。 まじめな話題を不真面目かつ説得力高く記述していくパオロ氏には敬服しまくりですし,見習いたいところ。 彼の本,全部読みたい感じです。

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    投稿日: 2009.02.17
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    これここ最近で一番面白かった本。 現代日本の巧みなトリックをあばく! まあかる〜いのりでいってみましょう。

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    投稿日: 2008.11.22
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    著者が「The Catcher in the Rye 」の村上春樹の口語訳なみにひねくれている感じだったので完全に趣味で読まないと痛い目にあう。社会学の調査では仮説を立てたら結論を裏付けるのに都合のいいデータのみを集めるetc後期にゼミ論を控えている身としては多少なりとも論文の書き方がわかって良かった。。ただこれをふまえるとこの著書も著者の都合に合わせて書かれたと思うとさみしい気になる。加えて最近は社会調査のデータの読み取りが難しいなと思った。統制変数があったり年度によってカテゴリーがかわったりで。これも論文を書く上では気をつけたいと思った。気になる内容は、僕(とゼミの先生)の守備範囲(笑)であるパラサイトシングル、フリーター、少子高齢化、学力低下問題から普段あまり触れることの無い海外の人間論まであり興味の範囲が広がったように感じた。しかし、タイトルに「反」とつくので視点はひねくれきわまりなかったと思う。印象に残ったのはスウェーデンでは大学(国立)まで授業料が無料であったり収入の7割が税金だったりという事実を改めて知ったことだ。福祉に手厚い国家だとは知っていたがまさかここまでとは。10万稼いでも手元に残るのは3万(笑)

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    投稿日: 2008.09.04
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    全く新しい切り口で社会学を説いた氏のデビュー作のリメイク版。 全体的に古い時事を扱っているが、面白い語り口や補足コーナーのおかげで今でも十分楽しめる内容。 少子化、温暖化、学力低下、経済格差など我々の日々の不安を無闇に増長させず、問題の核心を的確に突く様は社会学の本とは思えぬ「爽快さ」を感じる。 著者は現在 http://www.daiwashobo.co.jp/mazzarino/backnumber.html で定期コラムを連載しているので興味があったらぜひ。

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    投稿日: 2008.08.10
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    「つまらない学問は罪である」。だれもがひっそり思っていたけど言えなかった一言を、まっつぁんはいとも簡単に言ってしまった。そして、おもしろい学問の本をつくってしまった。ほんとうに、つまらない学問なんて罪深いよねー、と思いつつ、実はおもしろい学問ってすごくむずかしいよ…!と苦悩する、学術出版社勤務のわたしなのでした。

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    投稿日: 2008.07.31
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    社会学的な手法を用いて(といっても意味不明な業界用語などは使わずに)常識をひっくり返すような結論を面白おかしく導き出す「反社会学」の魅力が存分に発揮されている一冊。社会学というか社会科学全般をおちょくっているような所があり、シニカルな笑いが好きな人には特にオススメ。 面白さを重視し自説の正当性についてあやふやな態度をとる著者のスタンスは、一見すると逃げのようにも感じるかもしれない。しかし、面白さを追求することは学問的であることよりも何億倍も難しいので(反論は認めん)、むしろ著者は難題に正面から立ち向かっていてカッコイイと個人的には思う。 798円。補論が充実しているので是非文庫版で。

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    投稿日: 2008.06.22
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    世の中の「常識」だとかマスコミが嫌いな人は大いに楽しめるはずです。学問的なリテラシーを用いた、壮大な無駄・・・ではなく、メディアに騙されぬための心得帳か。単純にエンターテイメントとしても楽しめる良本。

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    投稿日: 2008.05.07
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    定説化しているような社会学の理論に対し、皮肉とユーモアを織り交ぜて反論し、独自の意見を提唱している。統計資料の読み取りが抜け目ない。また、ただユーモアを追いかけて突拍子ないように思われる筆者の意見も、実は一理あって実際に社会制度や規範として適用できるんじゃないか、というところがまた面白い(パラサイトシングルの奨励と独居老人宅への下宿の奨励など)。 特に、「ふれあい大国ニッポン」の章は、先行の研究を批判する形ではなく筆者独自の視点から出発して論が展開されているし、「ふれあい」ということばから社会を観察している点が面白かった。ただ、最終章は結局自立せずに依存しあう関係が人間ってもんじゃないか!という感じで感情論的なものに終わってしまってやや残念であった。 しかし、昨年読んだ本のなかでも一番というほど面白く(斜にかまえて学問を面白おかしく時には馬鹿にして楽しみつつも、しっかりとした裏付けとなる論理を持ち合わせている考察が多いからだろう)、常に勉強し思考力を養うことの重要性や「ことば」から社会を観察する面白さをリラックスしながら学べた気がする。

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    投稿日: 2008.04.27
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    彼が書いていることも、どこまでホントかわかったもんじゃないけれど、そういうふうにむしろ思わないといけないんでしょう。これに書いていることや、示されているデータをそのまま全部簡単に信じたら、それこそ作者に皮肉たっぷりに笑われますよね!いや、もう一人ボケ突っ込みで展開されるこの講義、社会学本としてだけじゃなくて、エンターテイメントとしても楽しめます。すぐ話も脱線するんですけど、とりあえず彼のペースにうまく巻き込まれたら成功です。そんなん気になりません。むしろクセになる。ただ批判して文句を言ってるわけじゃなく、自分が考える解決策もちゃんと述べているのが好ましい。吉田戦車の装丁もステキ。

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    投稿日: 2008.04.07
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    10月10日購入。10月13日読了。 戦後一番切れやすかったのは、昭和35年の少年達(今の50台60代)。日本は敷金礼金が高い。大家は金持ち。欧米より住宅費が高いのに広さは欧米の7割。日本人は別に勤勉ではない。江戸時代はその日暮しをしている町人が4割、要するにフリーターがいた。明治時代の富国強兵で勤勉の精神を輸入。高度経済成長期のコンクリートが崩壊の兆しをみせているということは、手抜き工事が多かったことを意味する。武士も朝出勤昼終業の上休憩が多いといった感じで、しかもそのシフトのいい加減さは明治になってからも19年も中央官庁に引き継がれていた。オランダは麻薬が合法だが、薬物経験のある少年が一番いるのはイギリス。また日本とイギリスは失業率がほぼ同じ。スウェーデンは収入の7割が税徴収され、消費税も25%。もぐりのバイトをしている人も多い。フランスはアルバイトが無い。フリーターは税金払ってないというが、欧米では税金なんていかに払わなくするかといった感じのもの。そもそも憲法に義務として記入されているのがおかしい。そんなの日韓中くらい。フリーターに関しては節税していると考えるべき。スウェーデン、フィンランドはそもそも子供のぜっ多数が低い。日本のフリーターは200万人、パラサイトシングルは1000万人。引きこもりは100万人。「やればできる」は努力を求めているようで実は結果を求めている。ヨーロッパの大学は学費無料。アメリカは入学金が無い。アメリカの大学試験は何回もチャンスがある。大学を22歳で卒業してるのは日本、フランス、スペインくらい。ヨーロッパの奨学金は給付が多い。 どこら辺が「反」なのか良くわからなかったけれど(社会学が都合よい学問だと自覚しながら社会学的に考察しているところか?)いろいろ面白いことがしれたし、なかなか読みやすかったので星4つ。

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    投稿日: 2008.02.08
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    「面白くない学問は罪である」 パンチの効いた表紙の帯をみて文庫版を再購入。 大学のゼミで「反社会学をさらに掘り進めよう」というディベートをやっていたけど、やっぱこの本はすごい。 3年目の補講も勉強になります。

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    投稿日: 2007.12.24
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    ハードカバーから気になっていた。文庫化により購入。社会学を勉強してる人間として、落ち込んだ。結局、社会学なんて、こじつけの学問で、歴史的な権威も皆無で、あーーーなんで、社会学選んだんだろーーーーって思っちゃう。でも、絶対読む価値ある。学ぶ意義を捉えなおす意味でも。

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    投稿日: 2007.10.30
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    確かに面白いです! まぁ作者自身が出自をパロってるんで内容を鵜呑みには出来ないけど。マスコミが胡散臭いと感じる人は好きな本でしょう。

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    投稿日: 2007.10.23
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    反社会学というテーマで、大学の講座風に20回にわたっての講義録。 もちろん、この講義は実在したわけではないし、内容もふざけたような切り口だが、皮肉たっぷりに現代の日本社会を論じている。 この一冊は3年前に出版された増補版なので、この間の3年間の変化について補習部分もあるので、そんなに古臭く感じない。

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    投稿日: 2007.10.08
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    初っ端で社会学と社会学者をさんざんっぱらコキ下ろしておいて、やってることは一緒です。 面白い視点を提供してくれてることは認めるけど。 (2007/9/29)

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    投稿日: 2007.10.02
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    表紙にこけしが…吉田戦車は絵がうまいなーと思って買いました。内容はネットで話題になったらしいけどまったく知らず。反社会学ってことで反社会的なことを書き連ねてあるのかな、悪魔の辞典みたいな、というのは超まとはずれで、アンチ社会学でしたと。社会学をパロディにしつつおもしろおかしく自論を展開していくさま、見事。全部に頷くわけにはいかないとしても、やっぱマスを疑える目こそ大事。自分の脳みそ使うの大事。できれば面白い方がさらによく。他の著書も読もうと思います。

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    投稿日: 2007.09.17
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    切り口は面白い。 半ば常識として捕らえられている事象(青少年犯罪の増加、イギリス人は紳士)などをデータの解釈から始まって、ぶったぎるもの。 ただ論証が甘い気がする。作者の思い込みに近い形でデータの解釈が行われている部分も少なくない。 まあ、それを含めて楽しんで読んでくれってことなのかもね。 "つまらない学問は「罪」である"  帯より

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    投稿日: 2007.09.12
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    ハードから気になっていたのですが、このたび文庫化により購入。面白かった!やっぱり少年犯罪の統計なんか、嘘っぱちですよねー!!!

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    投稿日: 2007.09.06
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    面白すぎる。 社会学のおかしなところを批判しネタにして、読書を楽しませつつ、社会学について学べてしまうというお得な1冊。 『「社会調査」のウソ』とあわせて読みたい。 文章はネットでも公開されているので、とりあえずそれを読んでみてください。

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    投稿日: 2007.09.03
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    パラサイトシングル、若年層の犯罪、少子化、首都機能移転などの社会問題について、常識的な見識とはまったくちがう著者独自の考察をしていて、それがすごくおもしろい。文章も固くないし、ところどころ風刺がきいていて笑える。イタリア人が書いた本とは思えません。まぁ長らく日本に住んでおられる方のようですが。

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    投稿日: 2007.08.20
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    無理やりに硬く説明すると、社会を論じるうえで常識あるいは前提とされている考え方の矛盾を社会学という分野の恣意性を晒しつつ突く…という内容。本当は柔らかい文体&鋭い目の付けどころに読んでると勝手に鱗が落ちます。悲観論や社会批判が大好きな人やシニカルな語り口の苦手な人以外にはストレス解消効果も期待できますよ。

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    投稿日: 2007.08.05