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お家さん(上)(新潮文庫)
お家さん(上)(新潮文庫)
玉岡かおる/新潮社
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総合評価

26件)
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    玉岡さんモノでは、一番面白かった。生活の匂いがして、足が地に着いた内容と語り。 筆者がそのエリアの出身という事も大きいのだろう。 天涯の舟と併せて読むと面白かった。 鈴木商店の大黒柱ともいうべき鈴木よね。 世界大恐慌後のブラックデーでの崩壊に至る経済を読む記録小説ともいえる。 経済は男の世界でありながら下支えする女の根性がまさに、昭和と感じた。

    0
    投稿日: 2020.09.11
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    神戸の鈴木商店の物語。勉強不足で全く知らなかったのだがとても興味が湧く。なぜ一代で頂点まで昇りつめ、消えてしまったのか。明治大正の国をあげての前へ進め進めの時代に一緒に進み失敗して立ち上がって。そのあとに残った会社名がすごい。それだけ時代の先端を後世まで重大な事業に幅広く関わって。他でも紹介している本があれば読んでもっと知りたい。

    0
    投稿日: 2017.08.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    良い! 凄く面白い。 当時三菱や三井と並ぶ貿易商だった鈴木商店の話。 私は経済に疎いので全く知らなかったが・・・。 話は鈴木商店の総帥である女性、お家さんこと「よね」さんの目線で進んでいく。 三国志でもそうだが、良い参謀を育てられるか?巡り会えるかでトップの運命は左右されるが、鈴木商店はその優秀な参謀で成り上がった会社と言っても良い。 1度目の旦那の子供や、2度目の旦那の子供などが入り交じるがその人達をも取り込んで、ただただ参謀達を信じ会社を大きくしていく女性。下巻が楽しみである。

    1
    投稿日: 2016.12.09
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    鈴木商店って戦争でもうけて、不況で潰れたんでしょ?っていうのは、違うっていうことなんだろうなぁって、そんなレベルから読み始める。鈴木商店の歴史としても、それぞれの人物像としてもこれから?って上巻。下巻へ。

    0
    投稿日: 2015.09.06
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    明治時代、神戸に実在した鈴木商店という商店の女主人の話。現在の財閥にも匹敵するくらいの商店であったことを知り、驚いた。 よねと働く従業員との関わり方はまさに女性ならではだと感じた。盛り上がりには欠けるが働く女性として共感でき、また温かさも感じる。

    0
    投稿日: 2015.07.18
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    実際に存在した会社の女社長、鈴木よねの物語。 鈴木商店で働く従業員、鈴木よね本人の話がバランスよく描かれているのですが 山も谷もサラリとし過ぎていて少し物足りなさを感じました。 今一盛り上がりにかけるので読むのに時間がかかってしまいました。 話の中で『この時代、女が離婚していることは珍しいことではなく、女の価値を損なうことにはならない』と書かれていて 明治という時代にもっと堅いイメージを持っていたので少し衝撃を受けました。

    0
    投稿日: 2015.06.24
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    明治期に急拡大した神戸にあった鈴木商店の物語。主人をなくし寡婦となったお家さん(およね)の独白調で話が進む。鈴木商店の内側からみた話は店が大きくなるにつれて、主人と使用人の間が離れつつも、苦労を共にした番頭たちとの絆が素晴らしく丁寧に描かれている。その代わりに、鈴木商店の拡大の舞台裏はあまり語られていない。その点も知りたいと思う。

    0
    投稿日: 2015.05.04
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    神戸という土地にて樟脳を扱う商店として創業した鈴木商店。数々の災難や家族・身内の不幸に見舞われながらも、女主人のみね、そして両腕となる番頭たちとともに、鈴木商店を日本を代表する商社へと育て上げていく鈴木みねの半生が描かれている。女将さんでもなく、御寮人さんでもなく、お家さんと呼ばれる所以は何故か?

    0
    投稿日: 2014.12.15
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    不勉強で、鈴木商店のことも、あの時代における樟脳のことも知らなくて、その存在自体に驚きました。 興味深い作品です。

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    投稿日: 2014.12.01
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    どっしりとした大河小説かと思いきや、 お家さん自身の回想録の話で、さらりと読める。 下巻に続くが、読むかと聞かれると、 特にいいかなって気がする。

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    投稿日: 2014.06.15
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    とても面白い作品です! 神戸の商社[鈴木商店]のお家さんの鈴木よねさんを主人公にそこで働く人々の物語です。 ノンフィクションではないのでしょうが、史実にかなり忠実に書かれています 下巻に続く。。。

    0
    投稿日: 2014.04.17
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    一時期は三菱や三井物産を凌ぐ最強商社であった鈴木商店について物語形式でまとめられた一冊。女性のリーダーシップの取り方の参考書のような本。本書では全く触れられていないが、実は出光興産の創業者であった出光氏が就職を希望したが、たまたま数日間採用通知が遅れたために同氏が入社しなかった。

    0
    投稿日: 2014.02.19
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    鈴木商店の創始者初代岩治郎に嫁いだ鈴木よねの生まれから物語が始まります。そして岩治郎の死、金子直吉らによる樟脳の商売失敗による危機、それを乗り切り順調に拡大軌道に乗る鈴木商店。岩治郎の先妻の子・お千、よねの元夫惣七の娘・珠喜らが登場し、ドラマティックな一代記が進んでいきます。珠喜という若くて元気な女性の田川への恋と若いエリート棚倉拓海の恋がどのように展開していくのか、正にドラマです。

    1
    投稿日: 2013.08.16
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    経済小説。今で言う商社に嫁いだよねがお家さんという女店主になり、その周辺を取り巻く人々がお家さんの存在によって、大きく人生を変えていった。女性としてあるべき姿、そして、商社の本質、様々な側面から様々な出来事を見ることによって、全てが相互作用していることがわかる。

    1
    投稿日: 2013.06.09
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    商家に嫁いだ女性の個人商店から大きな商社へと、飛躍するお家さん鈴木よねの一代記。大正から昭和の初めの時代背景は、この作者玉岡 かおるさんのお得意とする物語。

    0
    投稿日: 2013.01.26
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    伝説の総合商社、鈴木商店のオーナーのことを書いた小説『お家さん』を読む。登場人物の描写や時代背景が素晴らしかった。 金子直吉が、本当に底辺から商売に熱中してのし上がっていく様を見て、ほんとはわき目もふらないくらい集中することが、大事なんだよな。鈴木商店の本道の小脳は扱わせてもらえないので、他の商材をコツコツ得意分野にして発言権を獲得しようとする、そのポジティブというか、そこしか逃げ道ないぜ的な追い込まれ方は、「生き残る」ってのはこういうことなんだなーとしみじみ思わされた。 また、男尊女卑ぼ世相の中、お家さん・女性の経営者としての風格を味わくことができる点もこの小説の魅力といえよう。

    0
    投稿日: 2012.06.24
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    明治から大正にかけてこんなにすごい会社があったとは全く知らなかった。しかも女性がそのトップだったとは。女性でもこれほどまでに人を動かす人望を集めていたことに感銘を受けました。数年後にもう一度読み返したい小説です。

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    投稿日: 2012.01.03
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    商売は、自分ひとりが潤うためにするんやない、国が、民が、しあわせになるため苦労を重ねるもんだ。 2011.10.29 完読

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    投稿日: 2011.10.13
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    明治の歴史と神戸を中心とした庶民の文化が手に取るように感じられます。 舞台となっている鈴木商店の経営理念は、“利益第一主義でなく、弛まざる社会的責務の追及”というべきもので、CSRやソーシャルビジネスなど、近年の社会が模索している組織のあり様をこの時代に颯爽と貫いている奇跡のようなものを感じます。 経済学、経営学にも通じる内容となっていて、明治の歴史と併せて、二重の深みをもって物語が進んでいきます。 下巻が楽しみ。

    0
    投稿日: 2011.08.16
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     下巻も読了。  開港まもない神戸で商いする、とある店が、世界に冠たる大企業へ成長してそして静かに役目を終えるまで。  店の女主人「お家さん」の語りと、当時の状況を客観的に述べる章とが、交互に並ぶ読みやすい構成でした。  私は不勉強でそんな会社の存在すら知らなかったのですが、家人は知っててちょっと尊敬しました。第一次大戦中の土嚢にはどれもこの会社のロゴが入っていたなんてエピソードまで。おおお。

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    投稿日: 2011.04.02
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    仕事と結婚、子育ての両立に悩んだ女性に POINT 女性だから、という言い訳は心の中だけにし、できることをやる 自分の能力は限られている。有能な人間に任せる 一度任せた以上、口は出さず最終的な責任を取る

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    投稿日: 2011.03.21
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    鈴木商店というのは、日本史の教科書には載っていたけど、 どれだけ凄いものなのか、いまいちよくわからなかった。 これは「お家さん」と呼ばれた鈴木よねの物語。 ところどころによねの回想を取り入れるという手法は、 とても面白いし、播磨弁がとてもしっくりくる。

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    投稿日: 2011.03.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    本を書店でみたときに、双日の前身というところに惹かれて購入しました。はずかしながら、鈴木商店の存在を知りませんでしたが、会社を亡夫から引き継いで、部下を信じて仕事をまかせて、大きくなっていくストーリでした。

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    投稿日: 2011.01.23
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    関西弁による主人公の主観的記述と、客観的な物語が織り交ぜながら進行する。関西弁が苦手な方には少し読みずらさを感じられるかもしれないが、本作の主人公の表現に関西弁は欠かせないものである。 ストーリーもしっかりしており、一筋縄ではいかない商人としての生活が非常によく表現されている。そして嫌味のない教訓、精神論には共感を覚えるところが多い。 下巻が楽しみな作品。

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    投稿日: 2010.11.13
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    現在読んでいる本です。芯の通った女性、かつ“お家さん”として決してでしゃばることなく、かつ信念をもって社員・家族に接する・・・そんな女性としての仕事の仕方に勉強させられています。下巻も楽しみです★ 個人的には、お付きの珠喜ちゃんが好きです!彼女のような天真爛漫な性格に憧れます。。下巻では幸せになっていることを望みます★

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    投稿日: 2010.09.19
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    日本史上かつてない規模を誇った巨大商社 の盛衰を、女性を中心にした視点で描いた 繊細かつ壮大な作品

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    投稿日: 2010.09.11