
総合評価
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
角田さんの考え方が色々なお金の使い方に表れていて、面白く読めました。何にいくらお金を使っているかという話は中々友達ともしづらいので、他人の家計簿を覗き見ているようで興味深かったです。 母の誕生日に温泉旅行をプレゼントしたら泊まった旅館が最悪で何もしなかった母に文句を言われまくった思い出について書かれた「記憶 9800円×2」は、子供の頃の自分と母の役回りの交代について考えさせられてじーんときました。 お金を払うことで自分がしあわせになれるかどうか、をお金を使う時にしっかり考えていきたいと思いました。
0投稿日: 2025.12.22
powered by ブクログ作者が購入した金額と、その時の素直なきもちを記したエッセイ。 値段という単位で見れば、高い低いという物差しがある。しあわせには種類はあれど良し悪しはないのかもしれない。 20代で使ったお金感は30代の生き方につながる。 お金で人を見ると、その人を形づくる生き方も見えてくるんだなと思った。
0投稿日: 2025.09.13
powered by ブクログ角田光代さんの(ご本人曰く)家計簿エッセイ。 どれも面白かったけれども、最後の2つの章「記憶」「一日」が印象的だった。 親と子の役回りは年を追うごとに交代、若しくは受け継がれていくものだし、二十代でお金を使ったもので三十代の自分は形成されていると感じる。今の時代、貯蓄に目が向きがちだけどこれからも興味のあることにもお金を使っていきたい。 (併せて20年前のエッセイなので、今との物価の違いをひしひしと感じた……)
0投稿日: 2025.08.29
powered by ブクログエッセイ初めて読んで、退屈に感じたけど 最後の、「一日(1995年の、たとえば11月9日)5964円」を読んで、いいなあって思った あとがきや終末の文章、すごく共感してしまった 私の中にあることを文章化してくれた感じがした
0投稿日: 2025.08.07
powered by ブクログ角田さんの独特な価値観をお金というフィルターを通して知ることができる。 プリペイドカードの残金についてはとても共感した。残金減らしたくなくてカード払いとか、1,000円切ったら怖くて使えなくなるあの感覚ペイペイでよくやる…。 蟹コースで登場した編集者さんとの悲しいすれ違いにはくすりと笑わせてもらった。 旅行先の残金の話では自身も手持ちの少なさで後悔した覚えがあったので自分と重ねて辛くなってしまった。 イララックの話、ちょっと混乱した。果たして薬を飲むのは被害者か加害者か。 母と子の立場逆転旅行は少し切なかった。不思議と強い思い出ってトラブルの多かった旅なんだよね。そしていつまでもその話で何年も笑い合えるから不思議。 読了後、自身もお金について少し意識した。 この値段は今の自分に見合っているのか、お金で経験を得るか、それとも手元に残るものを買うか・・・考えだしたら悩みは尽きないな~と思ってたけど今月誕生月だしという謎ルールで財布の紐が緩くなるのであった。
27投稿日: 2025.07.20
powered by ブクログいいタイミングに読んだと思う。 ‘しあわせのねだん’ っていくらなのかな? と単純にタイトルに惹かれて手に取った。 それに 角田さんだから、読んでみたいなって気持ちもあった。昔は、エッセイは現実なかんじが苦手で読めなかった。 けれど、 年をとって、この作者さんは普段どんなふうに考えているのだろう?どんなふうに出来事を捉えるのかな?と、気になり好きな作家さんの好きな日常が書いてあるエッセイは読めるようになった。 (ほんとに昔はエッセイなんてない方がいい!なんで現実に戻すんだ〜って怒りが湧くほど笑、好きな作品てあればあるほど、どこまでもフィクションでいてほしくてそんな事思っていた) ‘しあわせ’の定義はなんぞや から考えさせられるタイトルのもと、 私が想像してた内容とは全然違い、いい意味で裏切られた、というか自分の陳腐な思考を超えて「そっかー」と思う場面がたくさんあった。特に、あとがきのお金の使い方のところは、妙に納得。そうなのかもな〜としみじみ。 角田さんの良いところ、 良いところも悪いところも それぞれ味を楽しめて良い点を見つけられること! まさか、 まずいラーメンが ‘しあわせのねだん’に入っているとは!!こーゆー考え方って素敵だなって感心しすぎて涙が出そうになった。
5投稿日: 2025.05.31
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
お母さんとの旅館に行った話が良かった。 お母さんは、いつも旅行に行く時には文句を言う。せっかく予約してお金まで払っているのに、理解できない。 でもそれは、自分が子供の頃に両親について行くだけで何も考えなかったり、時には文句を言ったり、それのやり返しが来ているだけだ…という所がなんか良かった。お母さんは、宿の方には感謝の気持ちや喜ぶ気持ちを打ち明けていたようだ。 自分も子供の頃は「なにこれ…」「まだ??」「え〜…」「やだ〜」とか頻繁に両親に言ったものだ。(未だに言う時もある。) 両親には本当に感謝しているし、自分もまたされる立場に近づいているのだなぁとしみじみ。 角田光代は、売れた作家でも一般人離れしていない感覚が好きだ。午前中から昼ごはんは何を食べるかで頭がいっぱいになり、休みの日はビールをのみ、それでも無駄なお金は使いたくない。家電も眺めるだけのことが多い。美味しいご飯屋さんを紹介してもらいたい。
3投稿日: 2025.05.20
powered by ブクログちょっとここ数年家計簿をつけてみている。 その影響でおそらくこの本をとったのだと自分で思う。 なので不勉強で申し訳ないが角田さんのことは全く存じ上げなかったし、この本が平成17年(2005年)に出版された結構古めな本だということは知らなかったが、面白かった。 印象的なのは「鞄59,000円」 僕は今年クラッチバッグをメルカリで売った。 そのファッション性から社会人になって1年目に買ったものだ。 当時はスラックスにドレスシャツにジャケットのジャケパンスタイルを完成させるために絶対に欲しいものの一つだった。(スーツじゃなくて上下違うもの。もっと言えば当時の僕はグレーのジャケットにネイビーのスラックスにクラッチバッグを合わせることになぜか異様にこだわっていた。) そんな思い入れがあるクラッチバッグをメルカリで売った。 もともと大人っぽく見られたい欲から前述のようなファッションをしたかったのだが、もう年を取るにつれてそういった欲もどこかに消え失せてしまったし、そうなってくると物は入らないし、手で持たないといけない。もはやクラッチバッグに財布を入れて持ち運んでいると、革の財布を革の鞄にいれて持ち運んでいることに意味があるのかわからなくなる。 クラッチバッグを売って以来鞄を買っていない。 そんな次第でクラッチバッグを処分したからこそ「鞄59,000円」にはめちゃくちゃ共感したし声を出して笑った。 そして読んだ後にまたなにか鞄を買いたくなったから不思議である。 あとがきにあるように僕たちの一部は何にお金を払ったかでできているしあのクラッチバッグも自分の一部になっているからなのかもしれない。 やはりときめく鞄は手に入れたいなと思った。
3投稿日: 2025.04.26
powered by ブクログお金に対する他人の価値観を知ることができる。 読みながら、私はそう思わないけれど…とか、そんなことに?とか思う事がある。けれど何を大切にしているかは人それぞれだから、一見他人からは、無駄に見えてもその人の糧になる事もあるのだと思った。 最後の解説のお金の使い方と精神状態に強く同意する。
6投稿日: 2025.04.19
powered by ブクログその時々に買ったり体験したモノの値段に焦点を当てたエッセイ集 どれも軽妙で読み易く昔は物価安かったんだなという思いも
1投稿日: 2025.03.10
powered by ブクログ金銭感覚は人それぞれだけれど、ここまでさまざまなジャンルのものの値段について1人の人間の考えを聞く機会もあまりないので、価値観の覗き見をするのは興味深かった。 角田さんの、なかなか癖強な価値観を目の当たりにしながら、「自分はどうだろう?」と考えてみる。決して多くの人に共感してもらえるようなお金の使い方ではないだろう。ここまであけっぴろげに書いてくれていることに感謝すら感じる。 8時17時の働き方には純粋に驚いた。驚いた後、私も割と偏見があるんだなと気がついた。
2投稿日: 2025.02.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
角田さんは酒飲みなので、所々に出てくるお酒に関しての言葉に全て共感した。私も20代の頃はどこだろうと気にせず飲みに行っていたなぁ… ご飯派とお酒派の話も、完全に同意。 自分が20代の頃どのようにお金を使ったかと考えると、やはり飲み代だったと思う。 怒りが涙になってしまうことも一緒で、わかる〜と思いながら読んだ。秋刀魚の話を読んだだけで私も子供にイライラした。笑 精神状態が良くない時に衝動的にお金を使ってしまうというのもよくわかる。 お金は貯めたいけど、それだけじゃなく、豊かに生きていきたいなぁ。
1投稿日: 2025.02.01
powered by ブクログお母さんとの温泉旅行とその次のエピソードが良かった。 全体的にめんどくさい人だなと感じたけど、まあわかる。という部分もある。
1投稿日: 2025.01.12
powered by ブクログお金の価値観にまつわるエッセイ。人が何にいくら使ってそれにどんな価値を感じているか知るのが好きだから、読んでいて楽しかった。特にお金を使わないとその国のことはわからないという話が面白かった。
1投稿日: 2024.12.23
powered by ブクログ20年くらい前の話題でも 心持ちはまだ鮮度があることを再認識できる 最近の値上がりと 新製品の進化と 社会の加速度的な変化とのギャップは埋めがたい
1投稿日: 2024.09.19
powered by ブクログお母さんとの旅行の話が好きです。古い喫茶店で800円のケーキセットを嗜みながら読むにはぴったりの一冊でした。クスッと笑えて共感でき、この上なく幸せな時間でした。
2投稿日: 2024.08.02
powered by ブクログ角田さんご本人がおっしゃっているように、私も彼女をテレビで拝見している限り、おっとりした方だと思っていた。それが何とも、せっかちエピソードが満載で面白い。特に秋刀魚を選ぶ親子の話。そしてイライラを抑える薬「イララック」なるものがある事も初めて知った。 「20代で使ったお金がその人の一部を作る」という言葉が響いた。自分は20代の時に何にお金をかけてきたのか。映画が好きな人、洋服が好きな人、食べることが好きな人…人それぞれにお金をかける所が違うけれど、それがその人を作り上げていくなら決して無駄ではないと思う。「ゆたかであるというのは、お金がいくらある、ということでは決してない」と著者は言っている。 最初にこの本が書かれたのが約20年前らしいので、ガラケーが出てきたり、タバコの値段が今の半分以下だったり時代を感じさせる部分もあるが、若い人に知ってもらいたい事もたくさん書いてあると思う。
9投稿日: 2024.05.13
powered by ブクログ光代の買い物によるエッセイ。趣味が(小さな)買い物の私としては、こんなやり口で記録していけばエンターテイメントになるのか、と少し発見でした。 「モノより思い出」なんてコピーもありますが、私からすると、モノを買ったことによって生ずる思い出もあるぞ、と今までは思ってたわけです。(レコードを買ったり古着を買ったり) ですが、帯にもなっている「記憶9800円×2」は、 死んだ母親との最後の旅行の顛末をつづった話がな印象的でした。たしかに、先日友達と久々に会って、7年前の金沢旅行の思い出話になって、旅行って、まあまあいいお金の使い道だなと思うようになってきました。
4投稿日: 2024.05.01
powered by ブクログやっぱりエッセイというのは 作家さんの人となりに迫れる面白いジャンルだなぁと思う。 角田さん、ずぼらなのか几帳面なのか、 無頓着なのか凝り性なのか、 相反するような性質をたくさん持ち合わせているところ、 物語の登場人物ではなく生身の人間なんだなぁと お金を払うことで得るものは、 その場で交換するモノやコトだけとは限らない 何かにお金を払うことに対して考えさせられる内容だった
2投稿日: 2024.04.28
powered by ブクログこれならいくら使えるっていうのは人それぞれ違っていて、小さな金額でとても満足できる時や、逆もある。本当に必要な自分の心のエネルギーになるお金の使い方をしたい。
10投稿日: 2024.04.04
powered by ブクログやっぱり、角田光代の書く文章が好きだ。選ぶ言葉が好きだ。キュートで可笑しくて"そのまま"で、読んでいてなんだかとってもうれしくなった。他のエッセイももっと読みたいな。 「なににお金を費やしたかということが、その人を形成する」、「中身が何にもない人にはなりたくないよね」的なことを最後におっしゃっているのにめちゃくちゃ共感した。個人的に最近ずっと考えていた、"お金とは何か"の答え合わせが少しできた気がした。ありがとう角田さん。
4投稿日: 2024.04.04
powered by ブクログ角田光代さんの作品を読んだのは、数時間前に読了した『八日目の蝉』に次いで3冊目となりました。 最初に読んだ『さがしもの』がとても良かったので、角田さんの作品を読み進めようと決め、『八日目の蝉』と本書『しあわせのねだん』を併読していました。 本書は、お金に関するエッセイ23篇とあとがき2編から構成されています。 『対岸の彼女』で直木賞を受賞され、5年もの歳月をかけて『源氏物語』の現代訳にも取り組まれた作家さんとは思えない?ユニークな作品が多く収録されており、また、ご自身の(全部ではないにしろ)あからさまな姿も描写されていて、とても楽しむことが出来ました。 と同時に、併読していた『八日目の蝉』を書いたのも同じ作家さんなんだよな、というちょっと不思議というか変な感覚にも襲われました。(勿論、冷静に考えれば不思議でも何でもないのですが) 本書に収録されているエッセイは、全て面白く読むことが出来ましたが、とりわけ、「100%感動する名作!」と帯に書かれていたとおり、角田さんと母親の旅行を題材とした『記憶 9800×2』は秀抜でした。 別の小説家さんの作品ですが、氷室冴子さんの『冴子の母娘草』(本書と同じぐらい面白くお薦めです)を思い出しました。 母親と娘が織りなす珍道中(涙もありますが)に間違いはないようですね。 他の小説家さんのエッセイとしては、三浦しおんさんの『のっけから失礼します』を読んでいますが、本当にどの作品も面白く、楽しませてくれます。 小説家さんの才能と、作品への精励には頭が下がります。
25投稿日: 2024.04.03
powered by ブクログ楽しく読み終わって 最後の章 全てはこの章を読むための前振りだったのか。 20代の時使ったお金がその人の一部を作るのではないか‥‥。ふむ。なるほど そーしたら 私は 一体なにをしてたのだろうか。 中途半端にお金使ってたなー、 記憶にも残らない使い方してたってことは 私の人生 中途半端なんだろうなー。 今から20年後 あの時私はこれにお金を使った!あの頃の私はあぁだった! と良くも悪くも言えるように 今日からのお金の使い方を考え直してみようかな。 お金の貧しさより、人生が貧しいのは切ないもの
2投稿日: 2024.03.22
powered by ブクログ人のお金についての価値観の話を聞くことがほぼないから、新鮮だった。 文武相応でないお金を使ってしまっているときは自分とのバランスを保とうとして使っているから、自分の中のなにかが不調だと気づいてあげようと思った。 20代の今、自分で稼いだお金の使い方についてちゃんと向き合おうと思った。
2投稿日: 2024.02.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
20代で使ったお金が30代の下敷きになるって感覚よくわかるなあ。これまでの経験が何かしらにつながったり、ちょこっとかじってた興味関心がある時ふと再熱してまた面白いと思えたり。そういうことって大切だし、今必要でそれって老後になっても絶対面白いし、人生を豊かにするから今やっておこうってちょうど思ってたから。高いものを買ったのにそのお金を支払った感覚がないからワインのしみなんてどうでもいい。みたいなのわかるーーそうやって洋服買い込んでた時期あったなあ。でもそのおかげで自分の好きな服、似合う服がわかってきたんだと思うけど。衝動買いや無計画なお金の使い方は何かをしんどいと思ってる証拠、、体と心と同じみたくっていうのは今後の良い指標になる!買ったのはお金だけじゃないその時の風景や思いや人も含めて値段なんだろう。お母さんの話もよかった。何回か読み直して理解していきたい
2投稿日: 2024.02.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
家計簿エッセイ。1つの出費に対して作者の思うところ、ストーリーが綴られていてなかなかおもしろい。いちばん怖いのは貯金額だけが異様に高いことと書かれていたが、・・・自分は大丈夫そう。自分の土台を作ってるのはなんなのか思い返してみたい
2投稿日: 2024.02.08
powered by ブクログなんか作者さんと似ている気がして読んでて共感出来た。 短気だけど小心者で怒りが伝わらないとか、怒る理由を何時間も何日も考えるとか、、! 自分が使ったお金について分析しているのもおもしろかった!アクセサリー売り場で人群がって買いたくなっちゃって買っちゃうとか、洗濯機欲しくなって買っちゃうとか、欲に忠実ですごく好き!笑 私も基本的にはケチだけど、使ってよかったと思うお金と使わなかったらよかったと思うお金について分析してみようかな
1投稿日: 2024.02.03
powered by ブクログ角田さんのエッセイが好きです。しあわせを感じた値段はだと思いますが想像力にすごいな⁉️と驚き、どこまでもイケてない9800円の旅館に笑いイララックに私も欲しい!でした。
3投稿日: 2024.01.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
第8回紅白本合戦紅組5位 これくらいの値段で買ったもので、これくらいの幸せゲットできたよ~的な日常エッセイ。 例えば「ねぎそば 390円」てな感じ。 角田光代を読むのは実はこれが2作品目で、1作品目は、まだWeb小説という言葉も巷間に流通していない頃の2001年、多分雑誌「ダ・ヴィンチ」のHPで連載されていたのを、当時非正規雇用で働いていた某○阪○三荘最寄りの工場の生産ラインの検査用PCで、生産開始前の朝7時位に読んでた懐かしい思い出がある。ふふふ、直木賞受賞前の若きカクタ作品を読んでいたワタシ(`・ω・´)b 当時、Windowsはまだ95or2000の頃で、僕自身赤貧でMYパソコンを持っておらず、インターネットに触れるためのささやかな時間をここで過ごしていたのでした。 このエッセイを読んでまず思ったのが、「ああ・・・なんか『愛がなんだ』のテルコがしゃべっているみたいだな~」っていう、もう20何年も前に読んだ小説の事をパッと思い出せるくらいの「テルコ感」を感じたのでした。なるほどこれが「光代節」なのだなと思った次第。面白かったです。
2投稿日: 2024.01.07
powered by ブクログ著者の金銭感覚とそれが自身の生き方に及ぼす影響が綴られている。 本書を読むと貧乏育ちの私からは著者がかなりの浪費家に見える。 そして著者自身もそんな自覚はあるようです。 けれど私がそんなお金の使い方でも意味はあるのだと思ったのは本作品の後書きにあった一文 「私たちはお金を使うとき、品物といっしょに、何かべつのものも確実に手に入れている、ということだ。大事なのは品物より、そっちのほうかもしれない、とも思う。」 なるほど、そうだなあ。 でも読み方によっては浪費家の言い訳と取れないでもないか。
2投稿日: 2023.12.19
powered by ブクログ急に角田さんのエッセイが読みたくなった! 普段エッセイがはあまり読まない。 単純にストーリーがある方が好きだから。 でも角田さんのエッセイは読みたくなる! テレビで拝見して以来、その人柄に惹かれている。 テレビで見せてくれる顔は角田さんのほんの一部だろうけれど、あのほのぼのとしたふんわりとした飾り気のない雰囲気が好きだ! そしてその見た目の中、言わなければ分からないのに角田さんの黒い部分も惜しげもなく披露してくれるところも大好き。 このエッセイももう何度目の再読だろう… 角田さんの独り言を聞かせてもらっているようでクスクスと笑いながら、時には「わかる〜」と思いながら楽しませてもらいました。
10投稿日: 2023.12.04
powered by ブクログいくつにも分かれているので、何かの合間に少しずつ読むことができます。 着眼点は日常にあることで、それに対しての感想や行動が記録されている本です。
0投稿日: 2023.11.05
powered by ブクログずーーっとクスクスしながら気楽に読める一冊。リラックスしたい時にお薦めです。角田光代さんと同年代の私はわかるわかる〜がたくさんありました(^^)
4投稿日: 2023.10.12
powered by ブクログおもしろかった 本当に読みやすい文章をかくなぁ〜すごいな〜と思いながらぐんぐん読んでた 私たちはお金を使う時、品物と一緒に、何か別のものも確実に手に入れている 大事なのは品物よりそっちの方かもしれない ってことばいいなと思った なんでもいいって行きたいところも調べずただついてくるだけの母との温泉旅行で宿選びに失敗した話もすごく良かった 親子の交代ができたことが今は良かった思ってるみたいな内容の
0投稿日: 2023.09.27
powered by ブクログ王様のブランチで見て、気になって、偶然書店で見つけたので読み始めた、けど、相当時間をかけてしまった笑 でもそのくらいで読んでいいものかもしれない。 実際、他のちょっと重い作品とかスピーディーな作品の間のお休みみたいな位置付けで読んでいた。 何にいくら使うのか、それが物理的なものなのか精神的なものなのか他のものなのか、考えてみると面白いし、個性が出るから自分のことを知るいいきっかけにもなりそう。 実際に優先順位をつけなきゃと思っていたので。 たまにはこういう一冊も良い。
5投稿日: 2023.09.17
powered by ブクログ2023.8.30 読了 ☆9.2/10.0 角田光代さんの、お金にまつわるエッセイ モノやコトの値段を通じて、その値段の持つ価値や意義、人それぞれの感じる価値の物差しの違い、男女差、お金を使うことから得られる気付きが散りばめられていて、ユーモアたっふりに描かれていて面白い。 その中で特にハッとさせられた箇所がある。 自分もこうなりかけていると自省も含めて恐ろしくなった… 〜〜〜〜〜〜〜〜以下、引用〜〜〜〜〜〜〜〜 "二十代のとき使ったお金がその人の一部を作るのではないか。二十代のお金は、ほとんどが自分で作った自分のお金である。なくなろうが余ろうが、他人の責任ではなく全部自分自身のこと。 それをどう使ったかということは、その後のその人の、基礎みたいなものになる。 映画を見まくった人は他の人よりも絶対に映画に詳しいし、美味しいものを食べまくった人は、絶対に舌に自信があるはずだ。 お金というのはそうしたものだと思う。 そうして考えると、最も恐ろしいのは、何にもお金を使わなくって、貯金額だけが異様に高いということだ。 一度そういう人に出会ったことがある。その人は、まるで自己紹介をするみたいに自分には貯金がいくらある、と平気で(というより得意げに)言っていた。映画も見ず、酒も飲まず、外食もせず、旅行もせずに貯めたお金なんだとすぐに分かった。 そしてその人は中身が何にもなかった。 二十代を貯金に費やせば、それだけのことはある、というかそれだけのことしかない。 数字は積み上がるが、内面に積み上がるものは何もない。 ゆたかであるというのは、お金がいくらある、ということでは決してないのだということを、その人を見て知った。 そういう意味で、貧しいまま年齢を重ねることが、私はとても恐ろしい" 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 自分もこうなりかけている節がある。 投資信託の数字を見て喜んだり、貯金額を見て安心したり、家計簿の収支を見て満足したり… 貯金に目的を持ちたい。 節約に意味を持たせたい。 「いくら貯めた、節約したから浮いたお金を〇〇に回そう、〇〇を経験しよう」と、そんな具合に
36投稿日: 2023.08.30
powered by ブクログ軽く読みやすくてホイホイと読んでたら ラストでお母さんとの旅行話でホロっときました。 うまい!と声をあげそうでした。 病院の談話室にあった本で2時間もかからず読めました。 読んで損なし…です。
4投稿日: 2023.08.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
お金の話を人は避けるけど(私の場合、お金の話は好きだが、遠慮して話す事は少ない)お金の価値観を見ると、その人の性が少し分かると思う。だからかな。幼き頃、母に結婚相手は、”お金の価値観が合う人、それも大切だよ”と言われた事がある。自分のお金に対する価値観と、自分の幸せをを改めて認識できた本。読みやすく面白かった。以下心惹かれ文の一部※一部簡易的記載有 ☘️海外旅行。何を見たか、何を見なかったか、というのは、ツアー旅行か個人旅行かという違いではなくて、その場所でお金を使うか否かではないかと私は思うのだ。 ☘️最悪の旅行9800円×2。最悪といっていい一泊旅行が、記憶の中で不思議な光を放った。 ☘️酒も飲まず、外食もせず旅行もせず、貯めたお金。その人、中身が何もなかったんだ。20代自分で稼いだ、お金の使い方が30代の土台になる。経験になる。
0投稿日: 2023.08.07
powered by ブクログお金を貯めることに重きを置いている人の中身がすっからかんというのはとてもよく分かる。使わなければお金は貯まり数字だけは積み上がるかもしれないけど人間として成長はしていなくて、貯金するのもいいけど経験に使うべきだなーと改めて感じた。 毎年お母さまのお誕生日に行っていた旅行も突然行けなくなり、お母さまは文句垂れだったかもしれないけどお金に変えられない思い出が残っていて、いいお金と時間の使い方だなと思いました。
1投稿日: 2023.07.30
powered by ブクログ角田さんのエッセイ。 ものの値段と生活についてたくさん書かれていて、しかもどれも面白かった。 私が普段使わないものもあり、参考にもなった。 今の所角田光代さんの本は2作続けて面白いので、もう一作読んでみたい。
1投稿日: 2023.07.23
powered by ブクログ人間が大きな人じゃなきゃこうはできない。小物の私はひたすら細々とした節約で、いつか買い物に使おうと小金を大切に取っておいてます。
1投稿日: 2023.06.28
powered by ブクログ2009年角田さんが30代の頃に書かれたエッセイですが、ご自分のことをこんなに面白く書いてしまって良いのかしら?と心配になるほどユニークなお人柄。お財布にあまりお金を入れず出掛けてしまった失敗談、デパートでのバレンタインチョコ争奪戦、人助けと思って渡してしまった1000円、そして短気な角田さんに友人が薦めたイララックの話はかなり笑ってしまいました。そしてお母様との旅行のお話は笑った後にじわりと来るものが…。お金を使わず貯金しても中身がからっぽの人にはなりたくないという角田さん。確かにそこは共感出来ますね。
1投稿日: 2023.06.11
powered by ブクログエッセイだからもちろん角田さんご自身の価値観で書かれてるわけで感情移入はできないけど(エッセイに感情移入するものではない)クスって笑えたり、お金を払って食べたり体験したりで得るものって一人一人それぞれ違うよなあって何気なく思ったりした、サクサク読めたし楽しく読めた
0投稿日: 2023.05.11
powered by ブクログお金を使うとき、物と一緒に幸せを手にしている。人のお金の使い方や価値観に触れられておもしろかった。自分がお金を支払ったもの、それと一緒に得たものについて思い出してみる。
1投稿日: 2023.05.07
powered by ブクログ隙間時間に読むのにちょうど良いエッセイ集。 私とは異なる価値観をおもしろく読みました。 あとがきが一番好きでした。
9投稿日: 2023.04.06
powered by ブクログたとえお金をたくさん使っちゃったとしてもそれはこれからの自分を作っていく土台になるっていうのがすごくグッときた。お金を使ってものを得るだけじゃなくて、自分の中に得られるものがあるっていうのほんと考えさせられた。貯金だけたくさん貯めて中身がない人になるより、お金を使ってたくさん友人と遊んだり、色んなところに行ったり、美味しい物食べたりヲタ活したりして人生思いきり楽しんでいきたいなって思った。せっかくの人生だから豊かな思い出と経験を作っていきたいな。お金を気にして何もしないより絶対いい。
2投稿日: 2023.02.15
powered by ブクログ初めて角田光代のエッセイを読んだ。面白い。お金の価値観が面白いというより読者に伝える言葉の選択が、プロだなと思うし、小説も読んでて楽しいので、小説家は随筆も上手に表現できるのだなと思った。羨ましい。
1投稿日: 2023.02.10
powered by ブクログたしかにお金を使うって、そして得られるもの以上に何かを得ることなのかもしれないな。 それを考えてお金を使える人になりたいな。
0投稿日: 2023.02.06
powered by ブクログ松茸 4800円 好き嫌い激しい作者が恋心の為、克服しようとし、慣れることが大切と食べる練習を始める。今まで避けたり、頼まないようにしていたものも無頓着に食べれるようになってラクチン。食の楽しみも分かってきた。 記憶 9800×2 母という人種は30年以上共に過ごしても分からないことが多いもの。 親と子の立場はいつしか逆転して、おんなじことをなぞる。かつて母がそうしたように、生活の合間を縫ってここぞと思う旅先や宿を探し、むりよく・無意思状態になっている親に切符を握らせ、正しい座席に案内し宿へと引率していく。旅先の私の我儘に、母も確かに幾度もブチ切れたことだろう。「もう置いていくからね!」だから親を旅行に連れていく子供も存分にブチ切れていいのである。役回りの交代なのだから。母がしてくれたそのことを私もすることができ、私に許されていたそのことを母にも許すことができたことは幸福なこと。
0投稿日: 2023.02.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
角田さんのお金にまつわるエッセイ。 なんとなくお金を使っているけれど、一つ一つ考えてみればそこに思考が働いているよなーと自分に照らし合わせてみました。 後書きに、「衝動買いや不必要な買い物が多いときは何かをしんどいと思っている証拠」とあって、思い当たる節がありすぎてドキッとしました。自分のお金の使い方・傾向に自覚的にならなければ…。
0投稿日: 2023.01.29
powered by ブクログ読んでみたら結構前に書かれたエッセイだったのね。 アクセサリーは男の値段か、なるほど。 女の値段、男の値段の考え方が面白いと思った。 宿選びあるあるは身に覚えがあり、親近感。 20代に何にお金を使ったかで自分の基礎が出来るというのは確かに!と思った。何も使わなければ貯まるのはそりゃそうだ。お金をどう使ったかで人生の豊かさも変わる。良い使い方悪い使い方あれど、自分が納得してお金を使っていこうと思った。
2投稿日: 2023.01.22
powered by ブクログ二十代のお金の使い方が三十代の自分に繋がると言うのが、そうだなあと思った、貯金だけ貯まってても何も身になっていないよりは、飲み会でも旅行でも体験でも、バッグやアクセサリーに変えるでもいいから、使いたいなと思った。親との旅行も行けるうちに行きたくなった。
1投稿日: 2023.01.15
powered by ブクログたしかに!と思える身近な気づきがいっぱい。 なかでも鞄の話は印象的だった。 「鞄の値段と収納力は違う。規則性がなくてんでばらばらなのである。140000円出したって、鞄は140000円分のことを解決してくれないのだ。」 長年自分のなかでボヤッと考えていたことが、はっきりと言語化されたような気がした…! 「二十代につかったお金が三十代の下敷きになる」 「お金と心はときとして、体と心の如く関係しあう」 覚えておきたい名言がたくさん。
3投稿日: 2023.01.12
powered by ブクログ文体がリズミカルで読みやすかった。 Suicaカードの件で、「ぺろん、ぺたん」という表現が可愛らしくて、一気に作者に対する印象付けがされた。 文庫版あとがきの、30数万円のソファーにワインを溢して染みが出来た際に、それは衝動買いしてしまった物ゆえに、そんなものどうってことないって思った、の部分では物の価値について改めて考えるきっかけになった。 値段が価値の全てじゃなくて、どんな思いで、どんなお金でその物を買ったのかによって、物に対する思い入れは変わってくると改めて感じた。
0投稿日: 2023.01.06
powered by ブクログ僕がエッセイをあまり好きではないだけで、この作品に罪はありません。 ただ、刊行が平成17年のため、令和5年の今とのギャップが感じられる。 本の中の世界の値段が今より遥かに安いので、そこは感じるものがありました。
1投稿日: 2023.01.04
powered by ブクログ読み物として非常に面白かった。2022年末、本屋で平積みされていたから買ったのだけど、ふたをあければ20年前のエッセイだったのがちょっと残念。Suicaが最新グッズとして紹介されているし、角田さん30代だし、おそらく今の彼女の感覚とは違うのだろうけれど、当時の記録として面白い。 特に、海外一人旅で、段取りが悪くて無駄に過ごしてしまう1日が楽しいだとか、 親との旅行で旅館選びに失敗して最悪の旅行になったのが1番の思い出だとか、 そうそう、ガイドブックをなぞる様な完璧な旅行が必ずしも楽しいわけじゃないんだよな、と改めて思った。 人に連れてってもらって、自分の財布を開かない旅行は、記憶が薄い。というのも、本当に納得できる。 自分で宿もアシも段取りして、コーヒー1杯飲むのも財布と相談して、自分の頭で考えた旅行は、どんなにグダグダでも記憶に残る。 こういうところをエピソードとともにうまく言語化する力が本当にすごい。
1投稿日: 2023.01.03
powered by ブクログお金を使う時、品物と一緒に福・幸せを手にいれる事ができる 幸せの値段は お金がある=幸せ という単純な事ではない 自分の心のバランスによって お金の使い方が変わると思う
1投稿日: 2022.12.27
powered by ブクログ心温まりつつ気付きも多い一冊だった。 お金を払って得たもの(普通に見れば無駄と言えてしまうものも含めて)一つひとつへの思い入れと描写が素敵だと思った。 節約こそが良いことだと思っていたが違うのだなあと。 感動的な章もあった中、個人的には何故か「すべすべクリーム」の話が最も印象に残っている。私もズボラなので頷きながら読んでしまった。
1投稿日: 2022.12.25
powered by ブクログ柔らかい雰囲気で書かれてるけど、内容は大事なことが書かれていたように思う。 特に、20代でのお金の使い方には考えさせられた。 今まで、お金を使うことに対してネガティブな気持ちがあった。 将来のことを考えてるのもあるけど、ちょっとケチな所もあると思う。 経験にお金を使うのがいいのかなと。 ゆたかなのはお金があるという意味ではない。 これからは、そういう意味で貧乏になりたくない。 しあわせのねだんはお金ではないのだと思う。
5投稿日: 2022.12.21
powered by ブクログ読んでびっくりしたのは作者がとても普通の人に感じられた。 お金に関するエッセイで読む前はもっとなんていうか濃い感じのイメージだったのがなんだかとても身近な人に思えた。 作者の作品は中々生々しかったりするのだけれども。 気軽に読めて作者と喫茶店でおしゃべりしいるようなそんな時間を楽しめた。
18投稿日: 2022.12.07
powered by ブクログ角田光代さんの、お金とモノに関するエッセイ集です。 角田さんの柔らかい文章から、人間らしさが感じられる一冊でした。 肩の力を抜いて読むことができるので、角田さんの書くものは好きだなあ。とても読みやすかったです。
0投稿日: 2022.11.28
powered by ブクログ大好きな角田光代さんの、お財布事情。 執筆でかなりの収入があるはずなのに、悩みが庶民的で親しみが持てる。
0投稿日: 2022.11.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
楽しく読めるエッセイ。人の買い物事情は面白い。 「ランチ(まぐろ味噌丼定食)」は読みながらヒヤヒヤが止まらなかった。 「理想的中身 40000円」では、普段お財布に入れておくべき現金として、年齢を四捨五入した数×1000円というのが出てきて、いい指標かもと思った(今はもう現金はあまり持ち歩かないが。)。 「記憶 9800×2」では、「親と子の立場はいつか逆転して、おんなじことをなぞる。」という言葉が心に残った。また、せっかくの旅で大失敗をした時は、勿体ないとか、時間やお金を返せとか思って怒ったり落ち込んでしまうけれど、意外と後になるといい思い出になるのは確かだと思う。 個人的な話だが、自分がベルギー旅行で宿泊したホテルのシャワールームがあまりに不衛生でクレームをつけたこと、ホテルのオーナーが強気にも全く非を認めず、同行した姉と(オーナーのモノマネをしながら)烈火の如く怒ったことなど、今でもいい思い出だ。 角田さんの言う、「二十代につかったお金が三十代の下敷きになる」というのも面白かった。自分に照らして思い返してみると、色々と見えてくるものがある。
3投稿日: 2022.11.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
20代の頃に何にお金を使ったかで、その後の人生の基盤が作られていくって考えになるほどなと思った。 貯金ばかりして何にもお金を使ってない人は空っぽだって意見は辛辣だけど、たしかにそのとおりかもしれない。 最近収入ないから何買うにもお金ないから買えないって思うけど、このまま何も買えないまま何年も生活して楽しいのか?私?と思った
0投稿日: 2022.11.01
powered by ブクログ・私がもっとも恐怖するのが、なんにもお金を使わなくなって、貯金額だけが異様に高い、ということだ。 ・ゆたかであるというのは、お金がいくらある、ということではけっしてないのだ。そういう意味で、まずしいまま年齢を重ねることが、私はとてもおそろしい。 すっごく良かった。 社会人になりたての頃は、一生懸命働いた分、自分のお金として自由に使えるお金を貰えることが嬉しくて、身の丈に合わないようなお金の使い方をしてて。 これではいけないと、逆に貯金額ばっかりに目がいくようになり、その頃から簡単に使ったお金を記録していたのだが、とにかくケチでつまらない生活だったなと今思い返すと思う。 両方を経験してきたからこそ、お金に対してルーズ過ぎず、でもケチケチし過ぎず、生活出来てるんだなぁと。美しいものを自分の目で見て、美味しいものを自分の舌で味わう。この世で1つしかない自分の体で色んな体験をして、沢山の本や映画を観て。その為にお金を使う人生にしたいな。
1投稿日: 2022.10.30
powered by ブクログ題に惹かれて買った本! 読み始めは「へぇ〜」と思いながら読んでいたけど 読み進めていくと面白くなっていった! お金の使い方は人それぞれで価値観とかも 違ってくるけど、使い方ってすごく大切 なんだなって思った!! 値段が高いとか安いとかそういうのではなく 心が癒されるような使い方をしたいなと思った♡ 9,800円の使い方!!! 帯に書いてあるようにすごく感動した☆
0投稿日: 2022.10.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
初めて角田光代さんのエッセイを読んだ。小説のイメージや名前のイメージ(真面目そう?)と異なり、何だか親しみ深く、読みやすい。 最初はお金まつわるただの面白エッセイなのかなぁと思っていたが、人間はお金を使わずに生きて行くことが出来ないので、何にいくらお金を使うかということは、その人の人生が反映されている、なんてことに気付かされ、ドキっとした。
0投稿日: 2022.09.20
powered by ブクログ色んな物には色んな値段が付いている そんな物たちによって得る経験値は自分にとってどの様な価値なのか という指標を「しあわせのねだん」と定義されたのだろうな エッセイ時の語り口調が好きだ 母親との温泉旅行の締め括りが 対岸の彼女あとがきを彷彿とさせた
0投稿日: 2022.08.05
powered by ブクログ「私たちはお金を使うとき、品物といっしょに、何かべつのものも確実に手に入れている」 当たり前だけど気付かされることがある、あとがきの一言だった。
0投稿日: 2022.07.13
powered by ブクログKindle ほんわかしててにこにこしてる優しいおばさん、なイメージの角田さんが、実はこんなこと思ってるってイメージと違うところもあって面白かった
0投稿日: 2022.03.11
powered by ブクログ可もなく不可もなくといった感じの文章なのだけれど、わかりやすい。というふわっとした感想。 この方の本は何か『わかりやすい』 良い意味で。 それってやっぱり小説家としてすごいことなんじゃないだろうかと。 嫌いじゃないな〜と毎回思います。
0投稿日: 2021.09.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
買ってるものが昔の物だったりしたけど、おもしろかった。角田さんの旅エッセイ大好きだけど、こういう日常エッセイいいなあ。学生時代から20代前半ぐらいまで、散々飲んでおいてよかったとわたしも思う。
0投稿日: 2021.08.30
powered by ブクログ角田光代さんのエッセイが一番好きかも。 装飾品よりも友人との飲食費にお金を使う。とか、旅が好きで、でもパッケージツアーではなくちゃんと地元の食堂とかでご飯を食べ1杯のコーヒーの値段を見て物価を把握しないとその国に行った気にならないとか。20代の頃は暇してたけど30代を超えて仕事がとても忙しくなった。とか。 生き方や感性が似ている。 小説家なのに、9時5時勤務でお昼休憩に1時間取るなど時間をしっかり決めて働いているらしく自己統制のとれた人だなあと感じる。 72/100
0投稿日: 2021.08.07
powered by ブクログ豊かさ=持ってるお金の多さではなくて、豊かさ=お金などを遣いながら自分の人生を彩ることなんだと思えた。お金を使うことは勿体無いという思い込みが薄らぎ、お金の代わりに得られる豊かさに想いを馳せていきたいものだ。
0投稿日: 2021.04.06
powered by ブクログお金を使うとどうしても罪悪感がつきまとう。 使いすぎた時はなおさら。 ただ、本書からたとえ無駄に使っても人生の経験となり思い出として残ること、ちゃんと身になることを学んだ。 一番怖いのはお金を使わず貯金額だけが沢山ある人。貯金以外何もない。空っぽ。 これは怖い。 お金を使うことに対して変に罪悪感を感じず、失敗しても勉強代と思って人生を豊かにするためにお金を使いたいと、貯金するにしても何かのために貯金しようと思った。
3投稿日: 2021.02.21
powered by ブクログ【いちぶん】 三十代になって、楽になったなあ、と私はよく思う。四十歳が近づくにつれてどんどん楽になる。どうでもいいことが増えるのだ。この「どうでもいい」気分こそ、二十代の無為が作り出した気分であると私は思っている。 (p.175)
0投稿日: 2020.05.22
powered by ブクログエッセイはあんまり好きじゃないので読んでなかったけど、間違えて買ったので。 9時5時とかでお勤め人みたいに文章書いてるっていうのは本当に衝撃でした。
1投稿日: 2019.12.03
powered by ブクログ【20代の時に使ったお金は私の一部になっているのか】 小説家・角田光代さんのエッセイ。テーマはお金で、本書によると角田さんは家計簿名人らしいです。角田さんの家計簿をのぞいてみましょうというエッセイでした。 定期券と縁がなく憧れてスイカと定期券入れを買ってみたり、縁が無かったバレンタインのチョコレートを購入したくなりデパートという戦場に赴いたり、旅行先で使うお金の話であったり、まずいラーメンに680円使ってしまったエピソードであったり。角田さんの価値観が垣間見える本でした。 20代の時に使ったお金はその人の一部になるのではないかと書いてあります。たとえば映画をたくさん観た人はその分映画に詳しくなれるし、おいしいものをたくさん食べた人は舌に自信がでるはずだ。といった感じのことです。 私も家計簿をつけているけれど、ノートを遺すことはないのでもう振り返ることはできませんが、20代のころどんなことにお金を使ってたんだろうなぁ。そんなこと考えたことなかったなぁ。
0投稿日: 2018.02.12
powered by ブクログ2012/08/04 おもしろかった!お金の話ってふだん人とはあんまりしないものだから余計かなあ。社会人になって学生のときよりはるかに多いお給料をもらうようになって、しかも職業柄余計にお金のことを考えるようになった。旅の話は結構おもしろかったな!
0投稿日: 2017.12.30
powered by ブクログ家計簿とお金に関する連載の文庫化。 感情や出来事を通じて自分を掘り下げていくような、筆者の独特な視点が好きです。 今回はお題がお金でしたが、執筆時の年齢が自分に近いこともあり、特に「20代のお金の使い方」には共感したし勇気をもらいました!
0投稿日: 2017.08.29
powered by ブクログ超人気作家なのだから値段なんて細かなことを気にせずいつでも大人買いでしょう、と冷めた目で読んでしまった。ご自分のことをケチとおっしゃるが、ところどころバブリーな風が瞬間的に吹いているのは隠せない。
0投稿日: 2016.07.19
powered by ブクログこれ読むと、あぁもう本当に角田光代さん好き…ってなる。 シリアスな小説もたくさん書かれる方だけれど、私は短編かエッセイの方が好き。 どんなことにどんな風にお金を使うか、ということがたわいもない日常生活を通して書かれているのだけれど、物事に対する角田さんの感想というかスタンスがものすごく面白い。鞄の値段の付けられ方に憤慨したり、立ち食い蕎麦について真剣に考察したり。 お金を使うって生きていくことの根幹で、それとどう向き合うが人の生き様の差なのと思う。自分は一体どんな風にお金を使って、それが今の自分をどんな風に作っているのかについて、立ち止まって考えたくなった。 お母さんとの旅行の話は何度も何度も読み返したくなる作品だった。いろんな人におすすめしたい。
0投稿日: 2016.05.10
powered by ブクログひとつのエピソードに値段を絡めていくエッセイ集は作者の生活や性格が垣間見えて楽しい、といえばそうだが、恐らくは月刊誌などに連載されていたものを集めたものなのだろう、途中で飽きてしまった。話が面白くないわけでもなく文章もうまいしひねりも効いていたりする。が、同じ調子でいくつかの話題でつないでいくと飽きる。連載で毎号楽しみして読むならよいけど。
0投稿日: 2016.04.23
powered by ブクログ再読。 前回読んだのは5年以上前だったと思う。 今回特に心に残ったのは、「空白 330円」と「記憶 9800円×2」のふたつ。 いや、もちろん全部面白かったけれど、それは改めて言うこともないことかなと。 何にお金をつかうか、お金で何を得たいと思うかは、その時の自分の価値観とか優先順位がもろに反映される。 そして、その価値観とか優先順位って意外と簡単にコロコロ変わるんだということを最近学びました。 今の自分の精神状態を知るには、角田さんもあとがきに書かれているとおり、お金のつかいかたを客観的に見てみることが有効なのかもしれない。 ただ、渦中にいる時は、客観的に見てみるということがなかなか難しいのだけども。 お金をつかう時は必ず何かを期待しているはず。 本を買うときはその本が面白いことを。 洋服を買うときはその服が自分に似合うことを。 その期待している「何か」があやしい時が要注意なんだろう。 そういう時、きっと私は焦っている。 誰かに止められる前に、ダメになってしまう前に、自分が気付いてしまう前にと。 きっと焦っていると思う。 このエッセイのように明確で健全な期待に基づいた買い物をいつでも出来ていればきっと大丈夫。 その期待が例え裏切られても。
2投稿日: 2016.02.27
powered by ブクログ【本の内容】 最新の電子辞書にえいやと24000円を払ったら、品物と一緒にうたぐりぶかい自分がついてきた。 アジアン定食8NZドルで寛容に触れた。 人助けにと出した1000円には今も怒りが収まらない。 生きていれば自然とお金は出ていって、使いすぎればサイフも気持ちもやせるけれど、その全部で私は何を買ったことになるんだろう。 家計簿名人のカクタさんが、お金を通して人生の謎に迫る異色エッセイ。 [ 目次 ] 昼めし977円 Suicaカード5000円、定期入れ4500円 ヘフティのチョコレート3000円 電子辞書24000円 健康診断0円 蟹コース5820円 すべすべクリーム4500円 コーヒー2.80NZドル、ヤムヌア(牛肉サラダ)ごはんつき8NZドル 理想的中身40000円 ねぎそば390円〔ほか〕 [ POP ] お金と幸せにまつわるエッセイ集。 抜群に面白いエピソードとともに〈楽しく生きるために必要な本当のこと〉が書かれている。 映画も見ず、酒も飲まず、外食もせず、旅行もせずにお金を貯めてきた30代後半の人に会った時の話はちょっと怖い。 その人は「中身がなんにもなかった」そうなのだ…。 [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
0投稿日: 2014.08.24
powered by ブクログ自分のあまりの金遣いの悪さにウンザリしていたところだったので、わかるわかるー!と、色々なところで共感してしまいました。笑
1投稿日: 2014.08.06
powered by ブクログ角田さんがこんな内容のモノ書くんだ!?と、小さな驚きだった。 お金にまつわる家計簿エッセイとでもいうのか、笑いを誘うような描写も多々あり、気楽に読める一冊。
0投稿日: 2014.07.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
自分と似ているところが多かったのも嬉しかったし、 待ち合わせの話は電車の中で吹き出しそうになるほど面白かった! 〝発奮〟というフレーズがずるい! 角田さんならではの言い回しがとても心地よく読めました。 ラストのお母さんとの旅行の話は突然の不意打ちにショックでしたが。 淡々とした語り口調が良かったのでたまにエッセイ書いてほしいなと思いました。 (もちろん小説の合間に)
0投稿日: 2013.11.15
powered by ブクログん~! あるある! 私もそう思う!!が、満載の本! 「食べたもので、私はできている」のと同じ 「何にいくら使ったのかで 私はできている」 短気なのに小心…って 笑ちゃいますよね でも、みんなそうだと思います。
2投稿日: 2013.09.10
powered by ブクログ3月に発売された最新作を、7月に読むなんて!!すごい幸せ♪ってか、ぜーたく!この本の流儀だと「最新作 30p」って感じだろうか。 面白かった。なぜ彼女の作品が好きなのかというと、たぶん、似てるんだな。感覚というか、ズボラ具合が(苦笑)
0投稿日: 2013.08.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
家計簿感覚で書いている家計簿エッセイでした。こんな風に書いていたら、3日坊主の私も、家計簿続くかも、なんて思ってしまいました。いいことも、悪いことも、くだらないことでも、お金を使ったことには意味があると思わせてくれる話でした。こんな風に、数年後に思える今を過ごしたいと思いました。
0投稿日: 2013.06.26
powered by ブクログ可愛らしい方だなぁと思った。彼女の書く女性達は変わった人とか、浮世離れした人の話が多い感じがするのだけども、彼女は本当に年相応の普通で共感が持て、お気に入りの一冊になりました。
0投稿日: 2013.06.15
powered by ブクログ図書館で借りて、それから、買った本。 「記憶 9800円」と、文庫版あとがきに、感銘を受けた。 大げさに言っているんじゃなくて、本当に感銘を受けた。 角田さんのエッセイらしく、 とぼけたエピソードが載っていたり、ぷんすかしたりしているけど それだけじゃない。ハッとさせられた。いろいろ。 お気に入りの本。
0投稿日: 2013.05.11
powered by ブクログ何にいくらお金を出すかを語ることで、角田光代さんの価値観がよく分かるエッセイ。 使ったお金が将来の自分を作るなら、ムダじゃない無駄遣い、自分の血となり肉となる無駄遣いをしたいな、と『しあわせのねだん』を読んで思いました。 http://matsuri7.blog123.fc2.com/blog-entry-138.html
0投稿日: 2013.05.07
powered by ブクログお金の使い方、価値観について、日常の何気無い一コマを切り取って語られる本エッセイ。頭を空っぽにして読み進めるうちに「はっ!」と何か人生の真理みたいなものを気づかせてくれる。 印象に残ったのはエッセイの最後で著者が、「何にお金を使ったかで人は人生を形成する」と語っていること。著者自身は20代、貧しても飲すると宣い無い金で酒を飲み続けたそうだけど、その時間で人と語り合い、それが喜びとして生きるガソリンになっていたらしい。 一方で、若いうちに貯め込むことに夢中になった人と出会った時、その人が何にも中身のないスカスカな人間だったと印象を受けたらしい。どうも数字を積み上げることは内面に何かを積み上げることにはならないらしい。 最近の自分のモットーは「金で解決出来ることは悩まず払う」。結局お金についてクヨクヨ悩んでいる方が心の健康によろしくない、自分の中の物事のPriorityを見極めることが重要なのだ。 と宣い、今日も散財する私。まあ、バランスが大切ってことで、そこはご愛嬌、ご愛嬌。
4投稿日: 2013.02.23
powered by ブクログ20代のお金がその人の基礎になる 困窮しようが絶対に中身のない人間にはなりたくないなと再確認できた。
0投稿日: 2013.02.20
powered by ブクログ角田光代サンのエッセー。 物の値段を主題にして、 角田サンの日常が描かれている。 作品から伝わる感性から懸け離れていく 作者のイメージ。 そんなイメージを抱きながら、 小説を読み返してみれば、 また違った解釈もあるのかも・・・。
0投稿日: 2013.01.20
powered by ブクログ角田 光代さんの日常エッセイ ほんとになんでもない著者の日記的な文章もあれば、深い考察がこめられた文章もあります。 読みやすい文章ですし、身近なテーマばかりのエッセイなので一読しても損はないでしょう。
0投稿日: 2012.12.29
powered by ブクログあらすじの「生きていれば自然とお金は出ていって、使いすぎればサイフも気持ちもやせるけれど、その全部で私は何を買ったことになるんだろう」という一文に惹かれて。 大好きな角田さんは何をいくらで買って、一緒にどんな気持ちを得たのか気になって購入。 家計簿エッセイおもしろかった。 「二十代につかったお金が三十代の下敷きになる」 という言葉にうなずいたり。 私は二十代も残りわずかだけれど、ただしい使い方できているのかなと振り返ったり。 (この場合のただしさは、もちろん、自分が後々納得できるかという意味で)
0投稿日: 2012.11.26
powered by ブクログ記憶 9800円x2 に、じんわり。役回りの交代かぁ。まだまだ全然交代出来てないけど、もっとずっと立場上でいて欲しい、甘えていたいと思う。
0投稿日: 2012.10.27
