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恋ぐるい(新潮文庫)
恋ぐるい(新潮文庫)
諸田玲子/新潮社
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総合評価

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    心理描写と構成が見事だった。 どうしてすれ違うようになったのか、あの時こう言っておけば違う結末になっていたのではないか。投獄されてから平賀源内が野々の言葉で二人の出来事を約1ヶ月かけて綴っていく。ナイーブで虚勢を張つてしまう源内がどんどん頑なになっていくのが哀しい。最期にやっと野々を、女性を信じられるようになるがそれでも哀しい。あまりにも哀しい読後感だけれど、それだけ話に引き込まれたということだと思う。 また、源内=エレキテルと考えていたので多才さに驚いた。いくら多才でも作中の源内はかなり酷い男だが。。

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    投稿日: 2018.12.03