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少年探偵 みんなの少年探偵団
少年探偵 みんなの少年探偵団
小路幸也、遠田志帆/ポプラ社
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総合評価

28件)
3.3
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6
10
4
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    ちょいと哀しい結末だけど、いろんな秘事を最後に繋げていく小路幸也の真骨頂。ホワイトは花咲小路のセイさんみたいだ。

    0
    投稿日: 2021.10.07
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    児童書の体裁をとっていてもやはりこれは一般書で、対象は当時少年探偵団に胸躍らせた少年少女たちですね。(そういえばかなり難しい字にもふりがながないです。)本家を全部を読んだわけではない私でもいろいろと思い出しドキドキしました。小路さんによるこの本での「彼ら」の繋がりはなんとも斬新で鮮やかで、ストーリーも秀逸です。このシリーズは4冊で完結ですが、図書館の予約の都合で三冊目と四冊目の読む順番が逆になりました。正直この本を最後に読んで本当に良かったと思うほど本当に素敵なオマージュ作品でした。楽しみました。

    0
    投稿日: 2019.06.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    人間関係が未回収。「次郎」が明智と思ったら違った。いったい誰?? かつての明智活躍の時の「20面相」と今の「20面相」は別人?? 初代小林少年はどこへ?? 突然の終わり方に「20面相」は何をしたかったんだろうと思う。 章ごとに話者が変わる。東京バンドワゴンのような安定感がない。

    0
    投稿日: 2019.05.02
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    つまらないわけじゃないけど、消化不良感がすごい。なんか色々未解決なのは措くとしても、この前後編を予定しているとしか思えない内容。乱歩のコアなマニアなら納得なのかな。よくわからん。

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    投稿日: 2016.06.04
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    色々設定は変えてるけれど、明智センセの冴え渡る推理などなかなか面白かったです。いやしかし二十面相の正体には…正直納得が行かない。 そして次郎さん、貴方は一体誰なんだ。(読んでいて、個人的にクイーンズイングリッシュが流暢なあの方が頭から離れなかった)

    0
    投稿日: 2016.05.18
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    昔数冊読んだ少年探偵団が面白いと記憶があり 小路幸也だし読みやすいんじゃないかと思って 読んだ。確かに読みやすいし、面白いんだけど 最後がな・・いあ犯人が・・・なあ

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    投稿日: 2016.05.08
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    意外な結末で驚いた( ̄□ ̄;)!!明智小五郎と新・小林少年コンビが復活して、これから活躍していく予感(^^)♪しかし次郎さんって何者だったんだろう?(-_-;)

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    投稿日: 2016.01.15
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    かつて小学生のころ「怪人二十面相」シリーズを一通り読んでいるが、ほぼ覚えてない状態でこの本を読んでみる。シリーズの前日譚と言える話だけど、それぞれの人間関係が思っていたのと全く違うので、こんな設定でシリーズを再度読むとどうなるのか?読み直したくなったが、読み直すかどうかは微妙。作品のトリックと、そのトリックを成立させる背景がとにかく大規模。確かに、怪人二十面相のトリックはそれなりの財力・権力がないと成立しない。小学生の頃トリックよりは、作品の全体的な雰囲気が好きだった気がするし、今もそれは変わらない。

    0
    投稿日: 2015.11.08
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    面白かった。 オマージュ作品として、かなり良い感じ。 今回のシリーズの中では、万城目作品の次に気に入った。 明智と芳雄君が、明智探偵と小林少年になる始まりの事件。 そうかあ、二人には、そして二十面相には、こんな悲しい事情があったのかと納得してしまえる。 文代さん、私のイメージではもっと強い人なんだけど、これはこれでありですな。 欲を言えば、子供心に憧れた小林少年は、本当は一般庶民であって欲しかったけれど。 まあ正直、凡人じゃないとは思っていたよ。うん。これもありです。

    0
    投稿日: 2015.10.06
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    江戸川乱歩生誕120年記念オマージュ…なるほど。 リンクし始めるとけっこうあっさりラストまで。 なるほど。

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    投稿日: 2015.08.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    みんなの少年探偵団シリーズ。これが第一弾? 順番変わったけどあと一冊。(追記・これ第三弾だそうです) 小林少年が明智探偵の助手になるまでと、麻由美お嬢さまの跳ねっぷりまでは楽しく読めた。 でも、怪人二十面相と明智との因縁の解釈が…そうきたか。あくまで小路幸也さんテイストですよね。これが本当の明智小五郎だと思ってもらうと困るよ。これはこれでドラマチックな話だけど、辛い悲しいのは今ひとつそぐわない。 表紙の美しい絵でいろんなイメージが湧いた。小林少年の再生物語だと思えばそれはそれで良し。 追記。 登場人物は結構出たけど、よくわからない人達もいた。芳雄君の双子の雅雄君も大事な役割なのにちゃんと登場しなかった。 結局主役は、小林少年なのか、明智探偵なのか、文代さんなのか。その辺が不明ですっきりしない。

    0
    投稿日: 2015.08.22
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    江戸川乱歩へのオマージュ。 そちらをきちんとは知らないのだけれど 知らないからすんなり楽しめたのかもとも思った。 【図書館・初読・7/24読了】

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    投稿日: 2015.07.24
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    なんじゃこりゃー!と読み終わって叫んでしまい、冷たい視線を浴びる。途中で気づけよ、とまで言われる。 表紙をみて嫌な予感したんだ。 でも、小路さんの本だし、という期待もあって。 明智くんがイケメンな様子がしっくりこないし、小林くんは天才だったかな。 少年探偵団に思い入れが強くてダメだったのかも。 文代さんがこんなことになってるのも、小林くんと明智くんの関係がこんななのも、かなり納得がいきません。残念。

    0
    投稿日: 2015.06.14
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    江戸川乱歩生誕120年記念オマージュ第3弾! 世間を騒がせる怪人二十面相の秘密を知り、身を挺して真実を伝えようとした少年と、彼に「力」を授ける謎の紳士。 退廃に沈むかつての名探偵が立ち上がり、少年と出会うとき、あの「少年探偵団」の冒険が再び甦る。 少年探偵団の哀しくも美しい世界をご堪能あれ!

    0
    投稿日: 2015.06.12
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    江戸川乱歩そのものはほとんど読んだ記憶もなく好きでも嫌いでもないのですが、この作品は小路版怪人二十面相シリーズ前日譚という趣で、著者の解釈はちょっと衝撃的です。是非とも続きを読ませていただきたいです。

    0
    投稿日: 2015.06.12
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    江戸川乱歩生誕120年記念オマージュ第3弾! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 世間を騒がせる怪人二十面相の秘密を知り、身を挺して真実を伝えようとした少年と、彼に「力」を授ける謎の紳士。 退廃に沈むかつての名探偵が立ち上がり、少年と出会うとき、あの「少年探偵団」の冒険が再び甦る。 少年探偵団の哀しくも美しい世界をご堪能あれ!

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    投稿日: 2015.06.05
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    その後の名探偵明智小五郎の物語。 この物語りを小路さんはどうしても書きたかったのだろう! 明智のイメージを保ちながらも、名探偵物語を新たにするためにも、怪人二十面相と小林少年を復活させなければ始まらない。 総ての因縁を整理させて新たな探偵物語が始まる。少し時代がかりすぎた嫌いと、権力趣向なのが難しい!!

    1
    投稿日: 2015.05.17
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    乱歩の少年探偵団オマージュ作品。一見児童書のように見えるけれど、これは子どものころに少年探偵団シリーズに親しんだ大人のための作品かな、と思いました。 テイストはまるっきり「少年探偵団」。明智小五郎と二十面相の対決にもわくわくします。だけど……けっこうシビアな面があったのにはびっくり。ラストはある意味ショック、かもしれません。やっぱり大人の物語かな。

    0
    投稿日: 2015.04.16
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    小路幸也による江戸川乱歩の少年探偵団のオマージュ。乱歩の世界を彷彿とさせる描写が楽しく、わくわくしながら一気に読めた。今いち腑に落ちない事がいくつか残っているのが残念だが、乱歩じゃないんだから仕方ないかという感じ。

    0
    投稿日: 2015.04.10
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     面白いが、児童文学である。  冷静になれ自分って思った。そんなエンディングを妄想してどうする。  しかしながら、これもなかなかエグいような気もしないでもない。

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    投稿日: 2015.04.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ★2015年3月22日読了『少年探偵』小路幸也著 評価B 50歳前後の男性なら、小学生時代に手にとって1冊は読んだはずの江戸川乱歩氏の怪人二十面相、明智小五郎が活躍する少年推理小説のカバーっぽい作品。前回は短編をトリビュート的に有名作家を集めたみんなの少年探偵団だったが、今回は、小路氏単独の作品。 内容的には確かに怪人二十面相、明智小五郎、小林少年が出てきて、懐かしい。しかし、いきなりそれぞれの出自がばらされてしまうまさかの展開。それはそれで構わないのだが、出自を無理矢理繋いだ感があり、ここからそれらをどのように展開、物語っていきたいのかは未知数。 まあ、少年推理小説風なので、過度の複雑な伏線と展開は期待はしていないけれど、それなりに懐かしさを感じさせながら、当時と同様にワクワク読ませて欲しいというのが往年一ファンの正直な期待。

    0
    投稿日: 2015.03.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「みんなの少年探偵団」の小路作品読んだときも思ったのだけど、文章が今風すぎてなかなかこの昭和の時代に入っていきにくい。 まぁ作家の個性と割り切って読んだら中盤結構引き込まれたのだけど、あのオチは…! ドラマチックかもしれないけど、そういう関係は少年探偵団には持ち出してほしくなかったなぁ…というより個人的にはもうそれは違うよね?って感じです。

    0
    投稿日: 2015.03.20
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    明智小五郎と小林少年はこんな関係なのか。で、怪人二十面相ともそんな関係? まあ、想像は自由だけど、そこまでするか!って感じで痛快です。 これは昔、少年だった人達にはたまらないな。

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    投稿日: 2015.03.10
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    小路さんだしこういう感じかー。 …うん。まあ、美形は嫌いじゃないし、こういうのもありということで。

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    投稿日: 2015.02.27
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    表紙の少年が美しくて、好みすぎるっっ!w 怪人二十面相やら、明智小五郎やら・・・めっちゃ読んでみたくなりました~!!!

    1
    投稿日: 2015.02.21
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    +++ 江戸川乱歩生誕120年記念オマージュ第3弾! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 世間を騒がせる怪人二十面相の秘密を知り、身を挺して真実を伝えようとした少年と、彼に「力」を授ける謎の紳士。 退廃に沈むかつての名探偵が立ち上がり、少年と出会うとき、あの「少年探偵団」の冒険が再び甦る。 少年探偵団の哀しくも美しい世界をご堪能あれ! +++ おもしろかった。怪人二十面相や明智小五郎、そして小林少年の正体も、二十面相が生まれた事情も、とても独創的で想像もつかないものだった。江戸川乱歩の時代の空気感がそのままで、屈託を抱えたまま日当りばかりを歩けない雰囲気が絶妙である。この先彼らがどうなっていくのかが気になって仕方がないので、続編を書いていただきたいくらいな一冊である。

    0
    投稿日: 2015.02.16
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    小林少年誕生のアナザー・ストーリー。 なるほど、明智先生、小林少年、怪人二十面相誕生の設定をこうしたか。 このシリーズは深読みせず純粋に楽しむことにしよう。

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    投稿日: 2015.01.31
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    あの明智小五郎&少年探偵団へのオマージュ。 小路先生らしさもたっぷりで大満足。 二十面相の正体は、いろいろ推理したのとは 違っていて、それもまた嬉しい。 絶対、あの人だと思ったのだけどな。 欲を言うなら、後半、お嬢様の活躍がなかったの だけがちょっと残念かな。

    2
    投稿日: 2015.01.25